JPS6178919A - 水中捨石基礎均し工法とその装置 - Google Patents
水中捨石基礎均し工法とその装置Info
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- JPS6178919A JPS6178919A JP19780584A JP19780584A JPS6178919A JP S6178919 A JPS6178919 A JP S6178919A JP 19780584 A JP19780584 A JP 19780584A JP 19780584 A JP19780584 A JP 19780584A JP S6178919 A JPS6178919 A JP S6178919A
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- weight
- casing
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D15/00—Handling building or like materials for hydraulic engineering or foundations
- E02D15/10—Placing gravel or light material under water inasmuch as not provided for elsewhere
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、防波堤、岸壁、護岸等の構築に際し、゛ 水
中の捨石基礎の天端面を均す水中捨石基礎均し工法とそ
の実施に直接使用する水中捨石基礎均し装置に関する。
中の捨石基礎の天端面を均す水中捨石基礎均し工法とそ
の実施に直接使用する水中捨石基礎均し装置に関する。
「従来の技術」
従来、゛かかる均し工法として各種の方法が提案されて
いるが、重錘を上下動させて捨石基礎の天端面を突き固
め均す重錘式均し工法が、現在のところ最も実用的かつ
経済的で広〈実施されている。
いるが、重錘を上下動させて捨石基礎の天端面を突き固
め均す重錘式均し工法が、現在のところ最も実用的かつ
経済的で広〈実施されている。
その1つとして本出願人は特公昭56−12652号公
報に記載のものを既に提供している。これは、鋼材によ
って角柱形の櫓状に組んだ縦長の重錘を用い、この櫓状
重錘をクレーン船のクレーンブームに吊りワイヤーによ
って縦に吊持して均し位置の海面上方まで運んだ後、そ
の吊持状態のまま捨石基礎の天端面まで吊り降ろし、吊
りワイヤーによって櫓状重錘を上下動させてその下端面
で天端面を突き固め均すものである。
報に記載のものを既に提供している。これは、鋼材によ
って角柱形の櫓状に組んだ縦長の重錘を用い、この櫓状
重錘をクレーン船のクレーンブームに吊りワイヤーによ
って縦に吊持して均し位置の海面上方まで運んだ後、そ
の吊持状態のまま捨石基礎の天端面まで吊り降ろし、吊
りワイヤーによって櫓状重錘を上下動させてその下端面
で天端面を突き固め均すものである。
「発明が解決しようとする問題点」
しかし、これには次のような問題点があった。
(1) 櫓状重錘を運ぶには、クレーン船のクレーン
ブームに吊りワイヤーによって縦に吊持して海面上所要
高さまで吊り上げなければならず、クレーンブームの長
さをこのような吊り上げを行うに充分な長さにしなけれ
ばならない。例えば、30.0mの水深の天端面を長さ
39.0mの櫓状重錘で均す場合を想定すると、クレー
ンブームの必要長さは次のようになる。
ブームに吊りワイヤーによって縦に吊持して海面上所要
高さまで吊り上げなければならず、クレーンブームの長
さをこのような吊り上げを行うに充分な長さにしなけれ
ばならない。例えば、30.0mの水深の天端面を長さ
39.0mの櫓状重錘で均す場合を想定すると、クレー
ンブームの必要長さは次のようになる。
(水深30.0) + (711の干満差5.0 )
+ (測定点の高さ2.5 ) + (計測器材の高
さ1.5 ”) + (吊りワイヤーの長さ5.0 )
+ (クレーンの吊りフックの長さ1.0 ) +
(吊り滑車の長さ2.0 ) +(落下のための巻上
げ長さ3.0 ) + (クレーン船への搭載に要する
長さ3.0 ) =53.0mしかし、クレーンブーム
の長さがこのように53.0mにもなると、クレーン自
体が大型になるばかりでなく船体も大型にしなければな
らない。
+ (測定点の高さ2.5 ) + (計測器材の高
さ1.5 ”) + (吊りワイヤーの長さ5.0 )
+ (クレーンの吊りフックの長さ1.0 ) +
(吊り滑車の長さ2.0 ) +(落下のための巻上
げ長さ3.0 ) + (クレーン船への搭載に要する
長さ3.0 ) =53.0mしかし、クレーンブーム
の長さがこのように53.0mにもなると、クレーン自
体が大型になるばかりでなく船体も大型にしなければな
らない。
つまり、非常に高価な大型のクレー・ン船を用意しなけ
ればならない。
ればならない。
また、吊りワイヤーに櫓状重錘を掛は吊り及び掛は外し
する作業は、その上に作業者が畢じ登って人手により行
わなければならないところ、クレーンブームの長さが5
3.0mにもなると、掛は吊り、掛は外し作業は、50
m以上の空中でのしかも揺動する櫓状重錘上での非常に
危険な作業になる。さらに、クレーンブームの長さが長
くなるに従いその揺動が大きくなり、作業能率が低下す
る。
する作業は、その上に作業者が畢じ登って人手により行
わなければならないところ、クレーンブームの長さが5
3.0mにもなると、掛は吊り、掛は外し作業は、50
m以上の空中でのしかも揺動する櫓状重錘上での非常に
危険な作業になる。さらに、クレーンブームの長さが長
くなるに従いその揺動が大きくなり、作業能率が低下す
る。
このようなことから櫓状重錘による方法では、30m以
上の水深の均し作業は事実上不可能であった。
上の水深の均し作業は事実上不可能であった。
(2)櫓状重錘を吊りワイヤーに掛は吊り、掛は外しす
る作業は上記のような人手による作業であるため、海上
が急に時化たときなどの緊急時にクレーン船を即座に避
難させることができず、場合によっては吊りワイヤーを
切断し、櫓状重錘を海中に投棄して避難してその回収が
不能になるということもあった。
る作業は上記のような人手による作業であるため、海上
が急に時化たときなどの緊急時にクレーン船を即座に避
難させることができず、場合によっては吊りワイヤーを
切断し、櫓状重錘を海中に投棄して避難してその回収が
不能になるということもあった。
(3)櫓状重錘をクレーン船上に搭載して運搬しなけれ
ばならず、その搭載に特別の作業が必要であった。
ばならず、その搭載に特別の作業が必要であった。
本発明の目的は、このような問題点を一掃できる水中捨
石基礎均し工法とその装置を提供することにある。
石基礎均し工法とその装置を提供することにある。
「問題を解決するための手段」
本発明の工法においては、横倒状態にして海面」−を浮
揚させることができる中空ケーシングと、これとは別体
な重錘とを用いる。重錘はクレーンブーム等に吊持し、
中空ケーシング内に注水してこれを水中に沈降起立させ
、その上端部に上記重錘を着脱自在に連結した後、この
重錘と一体に中空ケーシングを上・下動させてその下端
で捨石基礎の天端面を突き均す。
揚させることができる中空ケーシングと、これとは別体
な重錘とを用いる。重錘はクレーンブーム等に吊持し、
中空ケーシング内に注水してこれを水中に沈降起立させ
、その上端部に上記重錘を着脱自在に連結した後、この
重錘と一体に中空ケーシングを上・下動させてその下端
で捨石基礎の天端面を突き均す。
また、本発明の装置は、中空ケーシングが複数本の筒体
を分離可能に液密に連結して構成されている。中空ケー
シングの下端にはヘッドが固着され、中空ケーシングの
上部には給排気部と注排水部とが設けられている。中空
ケーシングの上端に着脱自在に連結された重錘には目盛
尺が備えられている。
を分離可能に液密に連結して構成されている。中空ケー
シングの下端にはヘッドが固着され、中空ケーシングの
上部には給排気部と注排水部とが設けられている。中空
ケーシングの上端に着脱自在に連結された重錘には目盛
尺が備えられている。
「作 用」
従って、本発明の工法によると、中空ケーシングを横倒
状態にして浮揚させたまま現場まで曳航した後、注水す
ることによって水中に沈降起立でき、また逆に排水する
ことによって浮上させることができる。すなわち、中空
ケーシングをクレーンブームによることなく沈降及び浮
上させることができる。また、クレーンブーふに吊持さ
れた重錘と中空ケーシングとを簡単に分離できる。
状態にして浮揚させたまま現場まで曳航した後、注水す
ることによって水中に沈降起立でき、また逆に排水する
ことによって浮上させることができる。すなわち、中空
ケーシングをクレーンブームによることなく沈降及び浮
上させることができる。また、クレーンブーふに吊持さ
れた重錘と中空ケーシングとを簡単に分離できる。
また、本発明の装置によると、筒体の連結本数を変える
ことによって中空ケーシングの長さを現場の水深に応じ
た適宜な長さにすることができる。
ことによって中空ケーシングの長さを現場の水深に応じ
た適宜な長さにすることができる。
また、中空ケーシングの下端にヘッドが固着されている
ことにより、中空ケーシングを垂直に沈降させることが
できるとともに、このヘッドによって捨石基礎の天端面
を叩打できる。中空ケーシングの上端の重錘に備えられ
た目盛尺の目盛から捨石基礎の天端面の高さを測定し、
中空ケーシングの落下高さを調整することができる。
ことにより、中空ケーシングを垂直に沈降させることが
できるとともに、このヘッドによって捨石基礎の天端面
を叩打できる。中空ケーシングの上端の重錘に備えられ
た目盛尺の目盛から捨石基礎の天端面の高さを測定し、
中空ケーシングの落下高さを調整することができる。
「実施例」
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図に示すように本発明に係る水中捨石基礎均し装置
は、円筒形の中空ケーシング1とこれとは別体な重錘2
とからなり、重錘2を中空ケーシング1の上端に着脱自
在に連結することによって構成される。
は、円筒形の中空ケーシング1とこれとは別体な重錘2
とからなり、重錘2を中空ケーシング1の上端に着脱自
在に連結することによって構成される。
中空ケーシング1は複数本の筒体3を分離可能に直結、
つまり互いの鍔部4をボルト、ナンドで接合して構成さ
れ、下端に平行六面体をなす中空のヘッド5を固着して
いる。このヘッド5の内部にはその重量を重くするため
に重量物6が収納されているとともに、ヘッド5の下面
には肉厚鋼板7が固着されている。中空ケーシング1内
は浮揚させることができるように全体として液密になっ
ているとともに、筒体3の互いの接合部、つまり第4図
に示すようにその上端あるいは下端の隔壁8によって筒
体3と同数の空室9に多段に区画され、空室9相互は隔
壁8に穿設された連通孔10を通じて連通している。連
通孔lOの孔縁はシール材11によってシールされてい
る。最上段の筒体3の内部は、その中途において隔壁1
2(第1図)により上下に液密に区画され、これより上
側は上端より外方へ開放しているのに対し、下側に形成
された空室9は上記のようにしてその下段の空室9と連
通している。この最上段の空室9を通じて順次下側の空
室内を給排気するために、最上段の筒体3の外周面には
給排気部として給排気ホース13が取り付けられている
。
つまり互いの鍔部4をボルト、ナンドで接合して構成さ
れ、下端に平行六面体をなす中空のヘッド5を固着して
いる。このヘッド5の内部にはその重量を重くするため
に重量物6が収納されているとともに、ヘッド5の下面
には肉厚鋼板7が固着されている。中空ケーシング1内
は浮揚させることができるように全体として液密になっ
ているとともに、筒体3の互いの接合部、つまり第4図
に示すようにその上端あるいは下端の隔壁8によって筒
体3と同数の空室9に多段に区画され、空室9相互は隔
壁8に穿設された連通孔10を通じて連通している。連
通孔lOの孔縁はシール材11によってシールされてい
る。最上段の筒体3の内部は、その中途において隔壁1
2(第1図)により上下に液密に区画され、これより上
側は上端より外方へ開放しているのに対し、下側に形成
された空室9は上記のようにしてその下段の空室9と連
通している。この最上段の空室9を通じて順次下側の空
室内を給排気するために、最上段の筒体3の外周面には
給排気部として給排気ホース13が取り付けられている
。
また、ヘッド5内より最下段の空室9内に、次いでその
上側の空室9内へと順次上側の空室内を注排水するため
に、筒体3と同数の注排水パイプ14が隔壁8において
互いに連結して中空ケーシング1内に固定され、その連
結された注排水パイプ14は最上段の空室9よりヘッド
5内にわたり、その上端は、最上段の筒体3の周壁にお
いて注排水部たる注排水ホース15と連結されている。
上側の空室9内へと順次上側の空室内を注排水するため
に、筒体3と同数の注排水パイプ14が隔壁8において
互いに連結して中空ケーシング1内に固定され、その連
結された注排水パイプ14は最上段の空室9よりヘッド
5内にわたり、その上端は、最上段の筒体3の周壁にお
いて注排水部たる注排水ホース15と連結されている。
第4図に示すように各注排水パイプ14の上下端の鍔部
16は隔壁8に固定され、注排水パイプ14相互は隔壁
8に穿設された連通孔17を通じて連通している。
16は隔壁8に固定され、注排水パイプ14相互は隔壁
8に穿設された連通孔17を通じて連通している。
連通孔17の孔縁はシール材18によってシールされて
いる。
いる。
最上段の筒体3の上端には、第1.2図に示すように9
0度の位相差で重錘取付凹部19が切欠形成されている
とともに、その下側にロック孔20が穿設されている。
0度の位相差で重錘取付凹部19が切欠形成されている
とともに、その下側にロック孔20が穿設されている。
各重錘取付凹部19は、その両側縁が互いに外側に湾曲
して上端に向かって末広がりに開放している。
して上端に向かって末広がりに開放している。
一方、重錘2は、中空ケーシングlの上端部、つまりそ
の最上段の筒体3の上端部内に嵌脱自在に嵌合する太さ
で、上面に平面十字形の中空の吊り具21を固着してい
る。この吊り具21の上面には4個の吊りピース22が
固着され、重錘2は、これら吊りピース22にシャック
ル23を連結した吊りワイヤー24によって1u垂され
る。
の最上段の筒体3の上端部内に嵌脱自在に嵌合する太さ
で、上面に平面十字形の中空の吊り具21を固着してい
る。この吊り具21の上面には4個の吊りピース22が
固着され、重錘2は、これら吊りピース22にシャック
ル23を連結した吊りワイヤー24によって1u垂され
る。
吊り具21の4本の中空な腕部25内には、第3図に示
すようにそれぞれエアーシリンダ26が配置され、4台
のエアーシリンダ26は、吊り具21の中央に設けられ
た2([1i1の分配タンク27を通じて一斉に圧縮空
気を給排される。各腕部25の下面には、最上段の筒体
3の周襞の上端部に嵌脱自在に嵌合する凹部28が形成
されている。各エアーシリンダ26のピストンロンドに
はロックピン29が固Hされ、このロックピン29は、
エアーシリンダ26のピストン30を往’fJJすると
凹部28を横断してこの凹部28の内側面に形成された
ロック凹部31に嵌入する。
すようにそれぞれエアーシリンダ26が配置され、4台
のエアーシリンダ26は、吊り具21の中央に設けられ
た2([1i1の分配タンク27を通じて一斉に圧縮空
気を給排される。各腕部25の下面には、最上段の筒体
3の周襞の上端部に嵌脱自在に嵌合する凹部28が形成
されている。各エアーシリンダ26のピストンロンドに
はロックピン29が固Hされ、このロックピン29は、
エアーシリンダ26のピストン30を往’fJJすると
凹部28を横断してこの凹部28の内側面に形成された
ロック凹部31に嵌入する。
従って、最上段の筒体3の重錘取付凹部19に吊り具2
1の腕部25を嵌合させた後、エアーシリンダ26を往
動すると、ロックピン29か筒体3の口、り孔20を貫
通してロック凹部31に嵌入し、重錘2が中空ケーシン
グ1の上端に着脱自在に連結される。
1の腕部25を嵌合させた後、エアーシリンダ26を往
動すると、ロックピン29か筒体3の口、り孔20を貫
通してロック凹部31に嵌入し、重錘2が中空ケーシン
グ1の上端に着脱自在に連結される。
吊り具21の腕部25の先端には2本の目盛尺32が垂
直に固着されている。
直に固着されている。
このように構成された水中捨石基礎均し装置を用いて本
発明の工法は次のようにして実施する。
発明の工法は次のようにして実施する。
中空ケーシング1と重錘2とを分離し、第5図に示すよ
うに中空ケーシング1を+h例状態にして浮揚させて例
えばクレーン船33で現場まで曳航し、第6図に示すよ
うに現場において中空ケーシング1内に注排水ホース1
5を通じて注水する。この注水によって中空ケーシング
1内の空気は給排気ホース13を通じて排気される。中
空ケーシング1は第7図に示すようにそのヘッド5を徐
々に下降させながら海中に沈降して直立状態になる。
うに中空ケーシング1を+h例状態にして浮揚させて例
えばクレーン船33で現場まで曳航し、第6図に示すよ
うに現場において中空ケーシング1内に注排水ホース1
5を通じて注水する。この注水によって中空ケーシング
1内の空気は給排気ホース13を通じて排気される。中
空ケーシング1は第7図に示すようにそのヘッド5を徐
々に下降させながら海中に沈降して直立状態になる。
一方、重錘2は吊りワイヤー24によってクレーンブー
ム34に品持したまま、直立している中空ケーシングl
上に吊り隆ろして上記のように中空ケーシング1と連結
する。この連結によって中空ケーシング1は重錘2とと
もにクレーンブーム34に吊持される。
ム34に品持したまま、直立している中空ケーシングl
上に吊り隆ろして上記のように中空ケーシング1と連結
する。この連結によって中空ケーシング1は重錘2とと
もにクレーンブーム34に吊持される。
そこで、中空ケーシング1を第8図に示すに均そうとす
る捨石基礎35の天端面36上に起立させ、例えば既設
のケーソン37上においてill量機3日にて目盛尺3
2を読み取ることにより、中空ケーシングlの起立場所
における天端面36の高さを測定する。
る捨石基礎35の天端面36上に起立させ、例えば既設
のケーソン37上においてill量機3日にて目盛尺3
2を読み取ることにより、中空ケーシングlの起立場所
における天端面36の高さを測定する。
この測定値と天端面36の計画高さとから中空ケーシン
グ1の落下高さを算定し、その落下高さ分だけ重錘2と
一体に中空ケーシング1、つまり本装置全体を吊り上げ
た後、吊りワイヤー24を弛緩して天1′1.1:+、
面36上に落下させる。本装置全体は、中空ケーシング
1とヘッド5と重錘2の重量にさらに中空ケーシングI
内の水の重さを加えた重量になっており、その落下によ
って天端面36が突き固め均らされるもので、その落下
は特に天端面36の凸部の頂点に向かって行う。この位
置は、中空ケーシング1を天端面36上に起立させて上
記のようにその高さを測定し、また中空ケーシング1の
傾く方向を見ることにより推定できる。
グ1の落下高さを算定し、その落下高さ分だけ重錘2と
一体に中空ケーシング1、つまり本装置全体を吊り上げ
た後、吊りワイヤー24を弛緩して天1′1.1:+、
面36上に落下させる。本装置全体は、中空ケーシング
1とヘッド5と重錘2の重量にさらに中空ケーシングI
内の水の重さを加えた重量になっており、その落下によ
って天端面36が突き固め均らされるもので、その落下
は特に天端面36の凸部の頂点に向かって行う。この位
置は、中空ケーシング1を天端面36上に起立させて上
記のようにその高さを測定し、また中空ケーシング1の
傾く方向を見ることにより推定できる。
このような突き固めを天端面36のそれぞれの凸部につ
いて行えば、天端面36を計画高さに均すことができる
。
いて行えば、天端面36を計画高さに均すことができる
。
重錘2を中空ケーシング1より分離するには、エアーシ
リンダ26を復動してロックビン29ヲロノク孔20よ
り抜出した後、重錘2を吊り上げればよく、その分離を
迅速に行うことができる。従って、均し作業中に例えば
海上が急に時化てクレーン船33を避難する必要がある
ときには、重錘2と中空ケーシングlとを上記のように
分離した後、中空ケーシング1を第9図に示すように海
中に起立させたまま例えば既設のケーソン37に撃留し
、重錘2をクレーンブーム34に吊持したままクレーン
船33を即座に避5Mtさせることができる。
リンダ26を復動してロックビン29ヲロノク孔20よ
り抜出した後、重錘2を吊り上げればよく、その分離を
迅速に行うことができる。従って、均し作業中に例えば
海上が急に時化てクレーン船33を避難する必要がある
ときには、重錘2と中空ケーシングlとを上記のように
分離した後、中空ケーシング1を第9図に示すように海
中に起立させたまま例えば既設のケーソン37に撃留し
、重錘2をクレーンブーム34に吊持したままクレーン
船33を即座に避5Mtさせることができる。
中空ケーシングlを他所に曳航するには、給排気ホース
13より中空ケーシング1内に圧縮空気を送入してその
なかの水を注排水ホース15から排水し、中空ケーシン
グ1を浮上させて横倒状態にすればよく、クレーンブー
ム34の長さは、中空ケーシング1を単に直立状態で吊
持てきる長さであればよく、中空ケーシングlの長さを
含めるような長いものにする必要はない。
13より中空ケーシング1内に圧縮空気を送入してその
なかの水を注排水ホース15から排水し、中空ケーシン
グ1を浮上させて横倒状態にすればよく、クレーンブー
ム34の長さは、中空ケーシング1を単に直立状態で吊
持てきる長さであればよく、中空ケーシングlの長さを
含めるような長いものにする必要はない。
なお、浮上させた中空ケーシング1は台船上に搭載して
運搬してもよい。
運搬してもよい。
「発明の効果」
以上述べた通り本発明の工法によれば次のような効果が
ある。
ある。
■ 中空ケーシングを横倒状態にして浮揚させたまま現
場まで曳航した後、注水することによって水中に沈降起
立でき、また逆に排水することによって浮上させること
ができるので、クレーブームの長さは、中空ケーシング
を単に直立状態で吊持できる長さであればよく、従来の
ように中空ケーシングの長さを含めるような長いものに
する必要がないため、水深が深いところでも容易に施工
できる。
場まで曳航した後、注水することによって水中に沈降起
立でき、また逆に排水することによって浮上させること
ができるので、クレーブームの長さは、中空ケーシング
を単に直立状態で吊持できる長さであればよく、従来の
ように中空ケーシングの長さを含めるような長いものに
する必要がないため、水深が深いところでも容易に施工
できる。
■ クレーンブームの長さが短くてよいため、水深が深
いところでも小型のクレーン船で実施でき、経済的であ
るとともに、作業性もよい。
いところでも小型のクレーン船で実施でき、経済的であ
るとともに、作業性もよい。
■ クレーンブームに吊持された重錘と中空ケーシング
とを簡単に分離できるので、海上が時化たときなどにク
レーン船を即座に避難させることができる。
とを簡単に分離できるので、海上が時化たときなどにク
レーン船を即座に避難させることができる。
■ 捨石基礎の天端面上における中空ケーシングの起立
高さを測定し、その測定値に応じて中空ケーシングを上
下動すれば、天端面を直接測量することなく計画高さに
均すことができる。
高さを測定し、その測定値に応じて中空ケーシングを上
下動すれば、天端面を直接測量することなく計画高さに
均すことができる。
また、本発明の装置によれば次のような効果がある。
(1)筒体の連結本数を変えることよにって中空ケーシ
ングの長さを現場の水深に応じた適宜な長さにすること
ができる。
ングの長さを現場の水深に応じた適宜な長さにすること
ができる。
(2) 中空ケーシングの下端のヘッドによって中空
ケーシングを垂直に沈降させることができるとともに、
このヘッドによって捨石基礎の天端面を中空ケーシング
自体の断面積よりも広い面積で突き固めることができる
。
ケーシングを垂直に沈降させることができるとともに、
このヘッドによって捨石基礎の天端面を中空ケーシング
自体の断面積よりも広い面積で突き固めることができる
。
(3)上端の重錘に備えられた目盛尺の目盛から捨石基
礎の天端面の高さを測定し、中空ケーシングの落下高さ
を調整することができる。
礎の天端面の高さを測定し、中空ケーシングの落下高さ
を調整することができる。
第1〜4図は本発明の水中捨石基礎均し装置の一実施例
を示し、第1図は一部省略斜視図、第2図は中空ケーシ
ングと重錘の関係を示す一部切欠き正面図、第3図はそ
の拡大断面図、第4図は中空ケーシングを構成する筒体
の連結構造を示す断面図、第5〜9図は、この装置を使
用する本発明の工法の一実施例を作業手順に従って示し
、第5図は平面図、第6〜8図は側面図、第9図は斜視
図である。 1・・・中空ケーシング、2・・・重錘、3・・・筒体
、5・・・ヘッド、13・・・給排気ホース、I5・・
・注排水ホース、32・・・目盛尺、34・・・クレー
ンブーム、35・・・捨石基礎、36・・・天端面。 特許出願人 斎 胚 潔第2図 73図 手続補正書 昭和59年12月13日 特許庁長官 志 賀 学 殿1、事件
の表示 特願昭59−197805号 2、発明の名称 水中捨石基礎均し工法とその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 斎 藤 潔 4、代理人 ■105東京都港区新橋−丁目18番11号−松ビル自
発 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 (1) 明細書第10頁第20行の「示すに」を「示
すように」と補正する。 (2)同書第13頁第21行の1ことよにって」を「こ
とによって」と補正する。
を示し、第1図は一部省略斜視図、第2図は中空ケーシ
ングと重錘の関係を示す一部切欠き正面図、第3図はそ
の拡大断面図、第4図は中空ケーシングを構成する筒体
の連結構造を示す断面図、第5〜9図は、この装置を使
用する本発明の工法の一実施例を作業手順に従って示し
、第5図は平面図、第6〜8図は側面図、第9図は斜視
図である。 1・・・中空ケーシング、2・・・重錘、3・・・筒体
、5・・・ヘッド、13・・・給排気ホース、I5・・
・注排水ホース、32・・・目盛尺、34・・・クレー
ンブーム、35・・・捨石基礎、36・・・天端面。 特許出願人 斎 胚 潔第2図 73図 手続補正書 昭和59年12月13日 特許庁長官 志 賀 学 殿1、事件
の表示 特願昭59−197805号 2、発明の名称 水中捨石基礎均し工法とその装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 斎 藤 潔 4、代理人 ■105東京都港区新橋−丁目18番11号−松ビル自
発 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 (1) 明細書第10頁第20行の「示すに」を「示
すように」と補正する。 (2)同書第13頁第21行の1ことよにって」を「こ
とによって」と補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、横倒状態にして浮揚させることができる中空ケーシ
ングを水を注入して水中に沈降起立させ、しかもその上
端部に、クレーンブーム等に吊持された重錘を着脱自在
に連結した後、この重錘と一体に中空ケーシングを上下
動させてその下端で捨石基礎の天端面を突き均すことを
特徴とする水中捨石基礎均し工法。 2、捨石基礎の天端面上における中空ケーシングの起立
高さを測定し、その測定値に応じて中空ケーシングを上
下動することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の水中捨石基礎均し工法。 3、複数本の筒体を分離可能に連結して構成された液密
の中空ケーシングの下端にヘッドを固着するとともに、
この中空ケーシングの上部に給排気部と注排水部とを設
け、かつクレーンブーム等に吊持される重錘を上記中空
ケーシングの上端に着脱自在に連結し、この重錘に目盛
尺を備えてなることを特徴とする水中捨石基礎均し装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19780584A JPS6178919A (ja) | 1984-09-22 | 1984-09-22 | 水中捨石基礎均し工法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19780584A JPS6178919A (ja) | 1984-09-22 | 1984-09-22 | 水中捨石基礎均し工法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6178919A true JPS6178919A (ja) | 1986-04-22 |
JPH0332655B2 JPH0332655B2 (ja) | 1991-05-14 |
Family
ID=16380639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19780584A Granted JPS6178919A (ja) | 1984-09-22 | 1984-09-22 | 水中捨石基礎均し工法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6178919A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104963343A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-10-07 | 中国航天建设集团有限公司 | 一种水井管沉放方法及装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544526A (en) * | 1977-06-08 | 1979-01-13 | Centre Electron Horloger | Alphanumeric data input device |
JPS5612653A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-07 | Canon Inc | Reader of both sides of original |
JPS5651247A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-08 | Nippon Rensui Kk | Regeneration of ion exchange resin used for refining sugar liquid |
-
1984
- 1984-09-22 JP JP19780584A patent/JPS6178919A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544526A (en) * | 1977-06-08 | 1979-01-13 | Centre Electron Horloger | Alphanumeric data input device |
JPS5612653A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-07 | Canon Inc | Reader of both sides of original |
JPS5651247A (en) * | 1979-10-04 | 1981-05-08 | Nippon Rensui Kk | Regeneration of ion exchange resin used for refining sugar liquid |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104963343A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-10-07 | 中国航天建设集团有限公司 | 一种水井管沉放方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0332655B2 (ja) | 1991-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |