JPS6177761A - 溶融金属試料採取装置 - Google Patents
溶融金属試料採取装置Info
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- JPS6177761A JPS6177761A JP59199984A JP19998484A JPS6177761A JP S6177761 A JPS6177761 A JP S6177761A JP 59199984 A JP59199984 A JP 59199984A JP 19998484 A JP19998484 A JP 19998484A JP S6177761 A JPS6177761 A JP S6177761A
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- JP
- Japan
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- molten metal
- container
- metal
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
- G01N1/02—Devices for withdrawing samples
- G01N1/10—Devices for withdrawing samples in the liquid or fluent state
- G01N1/12—Dippers; Dredgers
- G01N1/125—Dippers; Dredgers adapted for sampling molten metals
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- Pathology (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、溶融金属試料を精度良く分析するための溶融
金属試料採取装置に関するものである。
金属試料採取装置に関するものである。
[従来の技術]
近年、精錬技術の向上、機器分析装置の精度向上に伴い
、これらの技術に見当った分析用試料の採取技術の向上
が要求されている。例えば、溶鋼中の炭素、窒素、燐な
どの分析精度は、それぞれ1100pp、10ppm、
loppmの高精度を要求されるようになり、この精度
に応じた性能を有する採取装置が求められている。分析
精度を劣化させる試料側の原因としては幾つか考、えら
れるが、例えば溶融金属が凝固するまでに空気と接し、
酸化或いは空気中の窒素が混入するなどして組成変化が
生ずることも一因である。
、これらの技術に見当った分析用試料の採取技術の向上
が要求されている。例えば、溶鋼中の炭素、窒素、燐な
どの分析精度は、それぞれ1100pp、10ppm、
loppmの高精度を要求されるようになり、この精度
に応じた性能を有する採取装置が求められている。分析
精度を劣化させる試料側の原因としては幾つか考、えら
れるが、例えば溶融金属が凝固するまでに空気と接し、
酸化或いは空気中の窒素が混入するなどして組成変化が
生ずることも一因である。
[発明の目的〕
本発明の目的は、凝固に至るまでに試料を空気に触れな
いようにすることにより、溶融金属試料を安定して採取
し得る溶融金属試料採取装置を提供することにある。
いようにすることにより、溶融金属試料を安定して採取
し得る溶融金属試料採取装置を提供することにある。
[発明の概要]
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、溶融金属
中に浸漬して分析用試料を採取する装置であって、採取
容器を可撓性シートフィルムにより真空包装したことを
特徴とする溶融金属試料採取装置である。
中に浸漬して分析用試料を採取する装置であって、採取
容器を可撓性シートフィルムにより真空包装したことを
特徴とする溶融金属試料採取装置である。
[発明の実施例]
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は金属製の溶融金属採取容器1であり、底部1a
と蓋部1bとの間に湯切り用のセラミック材ICを介し
て接着により組立てられている。
と蓋部1bとの間に湯切り用のセラミック材ICを介し
て接着により組立てられている。
底部1aは内部に円柱状の試料溜部1dを有し、この試
料溜部1dは蓋部1bに設けられた試料導入口1eに連
通されている。この採取容器1は第2図に示すように、
例えば金属シートと合成樹脂シートとから成る可撓性の
ラミネートシート2により真空成形包装され、採取容器
1が直接に空気に触れないようにされている。このよう
に包装された採取容器lは第3図に示すように紙管3内
に固定され、紙管3の外側にはシャモット等の耐熱材4
がコーティングされている。なお、紙管3の試料導入口
1eに相当する部分には、試料案内孔3aが穿孔され、
その外側から薄肉鋼板5が被着されている。
料溜部1dは蓋部1bに設けられた試料導入口1eに連
通されている。この採取容器1は第2図に示すように、
例えば金属シートと合成樹脂シートとから成る可撓性の
ラミネートシート2により真空成形包装され、採取容器
1が直接に空気に触れないようにされている。このよう
に包装された採取容器lは第3図に示すように紙管3内
に固定され、紙管3の外側にはシャモット等の耐熱材4
がコーティングされている。なお、紙管3の試料導入口
1eに相当する部分には、試料案内孔3aが穿孔され、
その外側から薄肉鋼板5が被着されている。
本発明に係る実施例は上述の構成を有するので、試料採
取前においては採取容器1の内外表面は殆ど空気に晒さ
れておらず、採取する金属試料に悪影響を及ぼすことは
ない、使用に際しては。
取前においては採取容器1の内外表面は殆ど空気に晒さ
れておらず、採取する金属試料に悪影響を及ぼすことは
ない、使用に際しては。
紙管3にホルダを取り付けて溶鋼中に浸漬し、固い鋼滓
層を突き抜は高温の溶融金属層に達すると、試料案内孔
3aを覆う薄肉鋼板5が溶融して試料案内孔3aに溶融
金属が入り込み、更にラミネートシート2を溶融して採
取容器1の試料導入口1eから試料溜部1d内に採取す
べき溶融金属が流入する。特にこの場合、採取容器1は
減圧されているため、溶融金属は採取容器1内に吸引さ
れるように導入されるので、所謂巣と呼ばれる空胴部の
殆ど無い良質な試料を能率良く採取することができる。
層を突き抜は高温の溶融金属層に達すると、試料案内孔
3aを覆う薄肉鋼板5が溶融して試料案内孔3aに溶融
金属が入り込み、更にラミネートシート2を溶融して採
取容器1の試料導入口1eから試料溜部1d内に採取す
べき溶融金属が流入する。特にこの場合、採取容器1は
減圧されているため、溶融金属は採取容器1内に吸引さ
れるように導入されるので、所謂巣と呼ばれる空胴部の
殆ど無い良質な試料を能率良く採取することができる。
採取容器1を溶融金属中に浸漬した後の適当な時間を見
図って、採取容器1を引き上げ、ラミネートシート2を
破って試料容器1を取出し、更に蓋部1bを外して底部
la内に採取された金属試料を取り出せばよい。
図って、採取容器1を引き上げ、ラミネートシート2を
破って試料容器1を取出し、更に蓋部1bを外して底部
la内に採取された金属試料を取り出せばよい。
実施例においては、採取容器1を底部1bと蓋部1aと
を有するものとしたが、何らこの形状のものに限定する
必要はなく、フィルムシートの特性を生かして任意の形
状の採取容器を使用することができる。また、真空包装
用のシートフィルムも金属シートとのラミネート材でな
くとも、合成樹脂シートのみであってもよいが、溶融金
属に接するまでの間に輻射熱により溶融する虞れがある
ことを考慮すれば、金属シートを含むものが好ましい。
を有するものとしたが、何らこの形状のものに限定する
必要はなく、フィルムシートの特性を生かして任意の形
状の採取容器を使用することができる。また、真空包装
用のシートフィルムも金属シートとのラミネート材でな
くとも、合成樹脂シートのみであってもよいが、溶融金
属に接するまでの間に輻射熱により溶融する虞れがある
ことを考慮すれば、金属シートを含むものが好ましい。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明に係る溶融金属試料採取装置
は、試料採取容器をシートフィルムにより真空成形包装
しているので、得られた金属試料に含まれる微量元素な
どが酸化等を起す虞れがなく、高精度分析に適した良質
の試料が得られる。
は、試料採取容器をシートフィルムにより真空成形包装
しているので、得られた金属試料に含まれる微量元素な
どが酸化等を起す虞れがなく、高精度分析に適した良質
の試料が得られる。
しかも、採取容器はシートフィルムにより覆われができ
る。
る。
図面は本発明に係る溶融金属試料採取装置の一実施例を
示すものであり、第1図は採取容器の断面図、第2図は
採取容器にラミネートシートを被着した状態の斜視図、
第3図は採取装置の縦断面図である。 符号1は採取容器、2はラミネートシート、3は紙管、
4は耐熱材、5は肉薄鋼板である。 特許出願人 リケン工業株式会社 図面 第1図 h 第2図
示すものであり、第1図は採取容器の断面図、第2図は
採取容器にラミネートシートを被着した状態の斜視図、
第3図は採取装置の縦断面図である。 符号1は採取容器、2はラミネートシート、3は紙管、
4は耐熱材、5は肉薄鋼板である。 特許出願人 リケン工業株式会社 図面 第1図 h 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、溶融金属中に浸漬して分析用試料を採取する装置で
あって、採取容器を可撓性シートフィルムにより真空包
装したことを特徴とする溶融金属試料採取装置。 2、前記シートフィルムを金属シートと合成樹脂シート
とのラミネート材とした特許請求の範囲第1項に記載の
溶融金属試料採取装置。 3、前記真空包装した採取容器を保護管中に保持するよ
うにした特許請求の範囲第1項に記載の溶融金属試料採
取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59199984A JPS6177761A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 溶融金属試料採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59199984A JPS6177761A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 溶融金属試料採取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6177761A true JPS6177761A (ja) | 1986-04-21 |
JPH0126023B2 JPH0126023B2 (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=16416849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59199984A Granted JPS6177761A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 溶融金属試料採取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6177761A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0646372U (ja) * | 1991-11-06 | 1994-06-24 | 新日本製鐵株式会社 | サブランス用プローブ |
JPH0646371U (ja) * | 1991-11-06 | 1994-06-24 | 新日本製鐵株式会社 | サブランス用プローブ |
DE10201023A1 (de) * | 2002-01-11 | 2003-07-31 | Heraeus Electro Nite Int | Probennehmer für Schmelzen, insbesondere für auf einer Metallschmelze aufliegende Schlacke |
US8001856B2 (en) | 2003-12-19 | 2011-08-23 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Sampling device |
US8141439B2 (en) | 2008-11-17 | 2012-03-27 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Device for sampling metal melts |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP59199984A patent/JPS6177761A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0646372U (ja) * | 1991-11-06 | 1994-06-24 | 新日本製鐵株式会社 | サブランス用プローブ |
JPH0646371U (ja) * | 1991-11-06 | 1994-06-24 | 新日本製鐵株式会社 | サブランス用プローブ |
DE10201023A1 (de) * | 2002-01-11 | 2003-07-31 | Heraeus Electro Nite Int | Probennehmer für Schmelzen, insbesondere für auf einer Metallschmelze aufliegende Schlacke |
DE10201023B4 (de) * | 2002-01-11 | 2004-07-29 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Probennehmer für auf einer Metallschmelze aufliegende Schlacke |
US6883392B2 (en) | 2002-01-11 | 2005-04-26 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Sampler for melts, in particular for slags lying on a molten metal |
US8001856B2 (en) | 2003-12-19 | 2011-08-23 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Sampling device |
US8141439B2 (en) | 2008-11-17 | 2012-03-27 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Device for sampling metal melts |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0126023B2 (ja) | 1989-05-22 |
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