JPS6177216A - 複合型開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、複合型遮断装置に係り、特に、ガス絶縁変電
所（ＧＩＳ）用遮断器として好適な複合型開閉装置に関
する。

〔発明の背景〕

真空遮断部とガス遮断部を電気的に直列に接続した複合
型開閉装置に関し、ＧＩＳに採用するのに好適な方法と
して、例えば、特開昭５９−２０９３０号公報に開示さ
れたように、絶縁性ガスを充填した接地タンク内に、真
空遮断部とガス遮断部とを接地タンクの長手方向に並列
に配設する構造が知られている。

この方法は、真空遮断部とガス遮断部のそれぞれ全絶縁
操作ロンド會介して一つの操作ロッドで全て互いにほぼ
平行に駆動される構造であり、駆動装置間の伝達機構金
藺索化し、動作時間の遅れヶなくすのが目的である。し
かし、この構成では、真空遮断器とガス遮断器が並列に
平行に駆動されるので、それらの動作行程（ストローク
）金ほぼ等しくする必要があり、真空遮断部とガス遮断
部それぞれの好適７２動作行程全選択することができな
かった。また、真空遮断部とガス遮断部を同一の駆動装
置でほば平行に駆動するため、両遮断部全レバーで結合
している。このレバーには、駆動装置の駆動力がすべて
作用するため、その駆動力に耐えるのに必要な強度が要
求され、大きな重重となり、高速動作ケ実現するため、
駆動力が増大し、多数回の尚速動作ケ必要とする複合型
開閉装置としてＣ侶租件の点で問題があった。さらに、
Ｘ窒辿断部とガス遮断部を比較すると、ガス遮断部と較
べて真空遮断部は可動部の重量が小さく、ガス遮断部の
ような高速のガス圧縮行程などが不要なので、小さい駆
動力で所要の動作特性が得られる。しかし、この実施例
では、真空遮断部に過大な駆動力が作用する懸念があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、駆動力を小さくシ、かつ、真空遮断部
とガス遮断部それぞれを適切な加速度で駆動する信頼性
の高い複ば型開閉装置全提供するにある。

〔発明の概要〕

真空遮断部とガス遮断ＩＩケレバーを介して動作させる
本発明の複合型開閉装置の駆動装置はガス遮断部のほぼ
軸線下側に配置し、駆動力を効率よくガス遮断部に伝え
、真空遮断部は、レバーを介して駆動力全伝達すること
により、ストローク全変化させる。それぞれの遮断部を
適切なυ目速度で駆動することにより過大な衝撃全軽減
できる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

接地タンクｌ内には消弧性あるいは絶縁性ガスが充填さ
れ、真空ａ断ｆｆ１１２とガス赳断部３が、接地タンク
１の長手方向にほぼ並行並列に配設されている。両遮断
部の可動１則は駆動装置４側に取付けられ、接地タンク
ｌに設けた日出部５．６からそれぞれの遮断部からの導
体７，８を碑出し、真空遮断部２とガス遮断部３とはそ
れぞれの可動側端板２６および３６ケ接続導体９により
接続することにエリ酊気的に直列に接続されている。

ｋ空ａ断部２は、絶縁性峡仝谷器２１内に固定側接触子
２２及び可動側接触子２３が対向して配設され、可動側
接触子２３は、ベローズ２４で気密封止され、真空容器
外に導出きれたロッド２５に月叉付けられ、ロッド２５
１ｒ＠Ａ庫υすることにより、真空遮断ｉｇを動作させ
る。真空遮断部の固定接触子２２は、ＣｉＪ！Ｕｌｌｌ
！ｌ端板２６から絶縁物性支狩部材２７により支持固定
された固′ｉＰｌ側支持部材２８に係止支持されている
。

ガス遮断部３は、固定側接触子３１と可動イ目０接触子
３２か対向して配＃され、図示しないバッファ機構によ
り遮断動作時に圧縮された消弧性ガスケ絶縁物製ノズル
３３を介して吹付ける。可動側接触子３２は、バッファ
シリンダ３４に係止され、ロッド３５′ｆｆ：駆動する
ことにより動作する。固定側接触子３１は、ｉ’ｉＴ＠
９１０端板３６から絶縁性支持部材３７ケ介して固定支
持された端板３８に支持固定されている。

真空遮断部２及びガス遮断＠３それぞれの可動側ロッド
２５及び３５は、それぞれヒンジ４１゜４２全介して、
レバー４３に回転自由に係止されている。係止部にはす
べてビン４４が用いられている。レバー４３の一端は、
遮断部の支持部材４５にビン４６によって回転自由に固
定支持され、他端全駆動装置４によって、ただ一本の絶
縁物製操作ロッド４７全介して回転動作させることによ
り、それぞれの遮断部を動作させる。

高電圧・大電流遮断に好適な複合型開閉装置では、高い
絶縁性能のガス遮断部と大電流遮断１目後に、高速の絶
縁回復性能をもつ真空遮断部の組合せが必要である。こ
のためには、ガス遮断部として十分なガス吹付けと極間
絶縁距離全確保するため、大きな駆動力によるガス圧縮
行程の高速動作と比較的長いストロークが必要である。

他方、真空遮断部は、極間の磁界作用による電流の拡散
効果會得るため、比較的短いストロークが望ましい。

本実施例では、真空遮断部２の可動側ロッド２５ｔヒン
ジ４１’に介して、レバー４３に対して、固定支持点４
６から長さｔｌ　の位置にビン４４で係止し、ガス遮断
部３の０Ｔ動側ロツド３５をヒンジ４２ケ介してレバー
４３に対して、固定支持点４６から長さ１２の位置にビ
ン４４Ｔ係止し、ｔｌ　より１２に大きくすることによ
り、回転レバー４３の回転動作により得られる真空遮断
部２、ガス遮断部３のストロークは、腕の長さｔＩ　。

！２の比で決まる値となり、ｌｌ　　とｔ、の長さ全適
切に選定することにより、それぞれの遮断部を最適スト
ロークで駆動することが可能となる。また、両鏡断部の
０Ｔ！１］側ロツド會係止するレバーの回転動作で駆動
力全伝達するので、レバーの等価的な質量が小さくなり
、駆動力が軽減され、複合型開閉装置として性能の優れ
た信頼性の高いものケ提供できる。

高電圧・犬屯流ｍ断に好適な複合型開閉装置を得るには
、高い絶縁性能のガス遮断部と大電流遮断直後に高速の
絶縁回復性能？もつ真空遮断部の組合せが必要である。

このためには、ガス遮断部は、十分な極間絶縁全確保す
るため、比較的長いストロークが必要で、他方、真空遮
断部は、極間の磁界による電流の拡散効果？得るため、
比較的短かいストロークが望ましい。

本実施例に示した方法によれば、レバー４３の腕の長さ
１．　、１２の選定により、真空遮断部２のストローク
を短かく、ガス遮断部３のストロークを長く設定するこ
とが可能となる。また、レバ−４３０回転動作により、
駆動力を伝達するため、レバー４３の動作時の等価的な
質量は、静止状態の質量のおよそｌ／３　に軽減され、
必要な動作速度金得るための駆動力を軽減でき、多数回
に亘る高速動作に対する信頼性向上の効果が得られる。

また、本実施例によれば、真空遮断部２とガス遮断部３
０両省を１３動するのに、一つの駆動装置４と１本の絶
縁物製操作ロッド４７で行なえるので、構造が簡単で、
動作時間のバラツキの少ない複合型開閉装置を提供でき
る。駆動力全伝達する絶縁物は、対地絶縁上の観点から
その数は少ないほうが絶縁破壊の発生する確率が低く、
また一本の絶縁操作ロッドで両鏡断部全駆動するのが好
ましい。

本発明の特徴は、駆動装置４がガス遮断部３のほぼ曲線
上にあり、真空遮断部２とガス遮断部３の両者全一括し
て駆動するための絶縁物製操作ロッド４７とガス遮断部
３の可動側ロッド３５がヒンジ４２を介してほぼ直線状
に連結されている点にある。このような配置とすること
により、駆動装置４で発生した駆動カケ直接会効率よく
ガス遮断部に伝えることができる。

ガス遮断部特に、バッファ方式のガス遮断部と真空遮断
部分電気的に直列に接続した複合型開閉装置では、駆動
力の大部分がガス遮断部を駆動するために使われる。こ
れは、バッファ方式のガス遮断部のほうがガスを圧縮し
て十分なガスの吹付けｔ得るため、高速動作が必要で、
かつ、電流遮断後の極間絶縁全確保する必要から、短時
間に多大の仕事量全要求するのに対し、真空遮断部は、
対向つき合わされた接触子音比較的短かいストローク動
作すればよいの”しい駆動力としてはガス迩ｔｌｕｉ！
ｌＩと比較して小さくてよい。従って、駆動装置４で発
生した駆動力が、ガス遮断部に効率よく伝わるようにす
るのが好ましく、駆動カケレバー？介してガス遮断部に
伝える方式では、駆動力ｔガス遮断部へ伝える部分のレ
バーの強度が十分に大きいことが必要となり、町Ｉ＃Ｊ
Ｆ！Ａ３重皺の増大を招く。

他方、Ｘ全遮断部２に駆動するためのレバー４３は、真
空遮断部２の可動側を駆動する時の反作用奮受けるだけ
であるから、ガス遮Ｍ部に駆動カケ伝える場合のレバー
に較べて、十分に小さい強度のもので足シ、ｏＴ動部重
歓の軽減に効果がある。

すなわち、駆動装置４全ガス遮断部３のほぼ軸線上に配
置することにより、レバーやリンク全綱いて駆動力作用
方向全変換する必要がなくガス遮断部への、駆１カ伝達
糸紫最短にすることができ、Ｏｒ＆Ｉ］部甫りの軽減が
はかれ、駆動カケ低減でき、ガス遮断部を＾速に効率よ
く駆動できる。

貞空遮＠部２全駆動するには、比較的小さい駆動力でよ
いので、駆動力伝達方式は自由に決定でき、ガス遮断部
の動作に対して、最適の動作行程ケ選択できる効果もあ
り、複合型開閉装置として高性能・＾倍順度を連成でき
る。

また、不実施レリに示したように、真空遮断部２の可動
側端板２６とガス遮断部３の可動側端板３６全％気的に
接続することにより、それぞれの遮断部の可動１１１］
ロッド２５，３５は同電位となり、ヒンジ４１，４２お
よび両鏡＠部を回転動作により駆動するためのレバー４
３ケ金桐性材料でつくることができる。駆動カケ伝達す
る伝達装置は機械的信頼性が要求されるので、絶縁物に
較べて金槁會採用することにより、多数回の＾速頓作に
対する機械的信頼性が得られる。さらに、両鏡断部の町
！１］側端板を電気的に接続すると、両鏡断部の固定側
端板２８及び３８は、百列遮断部の両端となり、遮断部
からの導体７，８全導出する日出部５．６をその軸線が
ほぼ一致するような位置に配置することが可能となる。

これは、本発明の複合型開閉装置ｔ’にガス絶縁変電所
内に採用する際、これに接続されるガス絶縁母線ケほぼ
＠線状に配置できる効果がある。

真空遮断部とガス遮断部が接地容器の長手方向にほぼ並
列平行に配置され複合型開閉装置では、ガス遮断部の軸
線が接地容器の軸線から偏った位置に配Ｉｔされるのが
一般的である。従って、本発明によれば、駆動装置４も
接地容器の軸線から偏位した場所に設置される。従って
、接地容器の下側には、比較的大きな容積が確保される
ことになり、駆動装置の補機類、たとえば、駆動装置ｆ
ｉ４がア由圧方式の場合、油圧ポンプ５１やアキュムレ
ータ５２など全効果的に配置することが可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、高速・多数回の動作に対して信頼性の
高いり台型開閉装置全提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の縦断面図でおる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、絶縁性ガスを充填した接地容器内に、真空遮断部と
   ガス遮断部を長手方向に並列に配置し、前記真空遮断部
   と前記ガス遮断部を電気的に直列に接続した複合型開閉
   装置において、 前記真空遮断部と前記ガス遮断部の両者を駆動する駆動
   装置を、前記ガス遮断部のほぼ軸線上に、ほぼ平行に配
   置したことを特徴とする複合型開閉装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、 一端を回転自在に支持したレバーの、支点に近い位置に
   前記真空遮断部の可動側駆動ロッドを係止し、前記支点
   から遠い位置に前記ガス遮断部の可動側駆動ロッドを係
   止し、前記レバーの回転動作により、前記真空遮断部及
   び前記ガス遮断部を動作させることを特徴とする複合型
   開閉装置。 ３、特許請求の範囲第１項あるいは第２項において、 前記真空遮断部の可動側端子と前記ガス遮断部の前記可
   動側端子を電気的に接続したことを特徴とする複合型開
   閉装置。 ４、特許請求の範囲第１項、第２項または第３項におい
   て、 前記真空遮断部および前記ガス遮断部は、前記ガス遮断
   部のほぼ軸線上にほぼ平行に配置された絶縁物製駆動力
   伝達装置により駆動装置に連結されていることを特徴と
   する複合型開閉装置。