JPS6176944A - Nmr像を得る方法 - Google Patents

Nmr像を得る方法

Info

Publication number
JPS6176944A
JPS6176944A JP60193279A JP19327985A JPS6176944A JP S6176944 A JPS6176944 A JP S6176944A JP 60193279 A JP60193279 A JP 60193279A JP 19327985 A JP19327985 A JP 19327985A JP S6176944 A JPS6176944 A JP S6176944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
nmr
component
images
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60193279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0351170B2 (ja
Inventor
ロウランド・ウエルス・レデイントン
レオン・アクセル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS6176944A publication Critical patent/JPS6176944A/ja
Publication of JPH0351170B2 publication Critical patent/JPH0351170B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N24/00Investigating or analyzing materials by the use of nuclear magnetic resonance, electron paramagnetic resonance or other spin effects
    • G01N24/08Investigating or analyzing materials by the use of nuclear magnetic resonance, electron paramagnetic resonance or other spin effects by using nuclear magnetic resonance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/483NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
    • G01R33/485NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy based on chemical shift information [CSI] or spectroscopic imaging, e.g. to acquire the spatial distributions of metabolites
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/20Metals

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は核磁気共鳴(NMR)作像、更に具体的に云
えば、化学シフトNMR周波数を持つ原子核を含むサン
プルの選ばれた原子核を高い空間的な解像度で分光学的
にNMR作像する改良された方法に関する。
周知の様に、核磁気共鳴現象は奇数個の陽子又は中性子
を持つ原子核に起る。こういう原子核がスピンを持ち、
その為に小さな磁界が出来る。外部から印加した静磁界
Soの中にあいた時、原子核が印1ノ0磁界と整合する
傾向を持ち、印加磁界の方向に正味の磁化Mを発生する
。原子核か次のラーマ方程式 %式%(1) (こ・でγは磁気回転比であって、各々のNMR同位゛
元素に対して一定である)によって表わされる特性的な
NMR周波数ω0で、印加磁界の周りに振動する、即ら
歳差運動をする。NMRの歳差運動周波数は印加!a界
B0に正比例する。原子核のラーマ周波数に等しい周波
数成分を持つ時間依存性を持つ無線周波(RF)m界を
主磁界に直交する方向に印加すると、原子核がエネルギ
を吸収し、主磁界の軸線から遠ざかる向きに章動して新
しい正味の印力1順界の方向の周りにラーマ周波数で歳
差運動を開始する。RFII界を遮断すると、原子核か
その特性的なラーマ周波数でNMR信号を放出し、原子
核が緩和するにつれて、即ち主磁界と整合する平衡状態
に復帰するのにつれて、この信号か減衰する。こういう
NMR信号を検出し、フーリエ変換して、原子核によっ
て特性的なNMR信号の周波数成分を取出すことか出来
る。
同じ同位元素の原子核のNMR周波数が、この原子核の
化学的な1フ境によって、その磁界の環境に差か生ずる
為に、微細な変化を示すことがあり、これを化学シフト
と呼ぶ。化学シフトは、隣接する原子の周りの電子の分
布に伴う遮断電流の結果として、原子核の周りの磁界か
変化することによって起る。遮断作用の程度は原子核の
環境に特有であり、この為、所定の分子の化学シフト・
スペクトルは一意的で市って、その識別の為に使うこと
か出来る。普通のNMR分光法では、NMR実験で得ら
れた化学シフト信号を観察することにより、サンプルの
化学的な構造を研究する。共振周波数及び化学シフトの
絶対値か磁界の強さに関係するから、化学シフトは、任
意の基準化合物に対する共振周波数のppmで表わした
端数シフトとして表示される。
ラーマ周波数か磁界に比例するから、磁界かサンプルの
中で空間的に変化すると、原子核の共振周波数も変化す
る。NMR作像では、放出されるNMR信号を空間的に
符号化する為に、サンプルに対して1つ又は更に多くの
磁界勾配か印加される。(狭い範囲の周波数成分を持つ
)RF励振パルスを勾配の存在の下にサンプルに印加す
ることにより、リンプルの選ばれた領域、例えば平面状
スライス或いは選ばれた点にある原子核を選択的に励振
し、そのNMR応答信号を検出することが出来る。サン
プルの相異なる領域又は点から収集されたデータを周知
の形で辺埋して、象を構成する。
従来のNMR作像は、どららかと云えば弱い磁界の中で
行なわれるのが典型的であり、化学シフトが重要な問題
ではなかった。約0.7テスラ(T)より低い磁界の中
では、共振の自然の線幅の為並びに水素(1H)以外の
原子核の感度が低い為、化学シフトは観測するのが困難
でおる。然し、信号対錐音比か改善される為、一層強い
磁界、例えば1Tを越える磁界の中でNMR作像を行な
うことか望ましい。磁石技術の最近の進歩により、医療
用及び生物学用NMR作像では、1乃至1゜5T程度の
一層強い磁界か使える様になった。磁界か強くなると、
化学シフトがそれに比例して増加し、大ぎな問題になる
。化学シフトは、NMR信号の空間的な変化と同じ効果
を生ずる。この結果、化学シフトによる人為効果(ar
t i fact )が生じ、これは例えば2次元フー
リエ変換(20F ’T )作像に於けるコーストとな
って現われる。人為効果としてのゴーストは、像の片側
のゴースト又は微かなリングとなって現われることがあ
り、こういうゴーストは存在する成る空間的な情報をぼ
かしたり、空間的な解像度を下げたりする。
身体の陽子作像を行なう時、観測される化学シフトは主
に水の中の酸素に付着する水素と、CH2脂質(脂肪)
組織に付着した水素との間で起る。この化学シフトは3
 t)Dm程度である。化学シフトの影響として、重ね
合さる2つの像か発生される。一方の像か水の像であり
、他方の像が脂質像であって、これは投影を行なった軸
線に治って、化学シフl〜に対応する大きさだけ移動し
ている。例えばBo=1.5T程度の磁界強度では1、
  化学シフトにより、NMR像に人為効果か生じ、大
きな問題になる。
水の陽子像と脂質の陽子像の様に、重なり合う化学シフ
ト像を別異の像に分離して、化学シフトによる人為効果
を除くと共に、像の空間的な解像度を改善することの出
来るNMR作像方法を提供することが好ましい。別々の
分解像は他の理由でも望ましい。例えば、脂質の陽子だ
けから構成された像は心臓病の評価だけでなく、血管内
の脂肪又はアテローム性動脈硬化症の病変又は斑を見る
のにも望ましい。
象を分離する為に19立ち得る1つの方式は分解分光法
でおる。これは選択的なスライスの励振と、X及びy方
向の両方のパルス勾配による符号化(自由誘導減衰(F
ID)を収集する時に勾配かオンであることによって分
光情報がぼやけるのを避ける為)と、最後に作像平面の
各点、即ち、表示の各々の画素に於ける時間領域から周
波数領域へのフーリエ変換とを用いる。NXN個の画素
で構成された像の配列では、この方式はN2飼の投影を
必要とする。例えば、256X256の配列では、2つ
の分解像を発生ずる為に65.536個の投影を必要と
する。こういう数の投影に必要な時間の艮ざは妥当な範
囲を越え、分解分光法式は実用的でなくなる。
係属中の米国特許出願通し番号筒565,305号では
、化学シフトした原子核によって発生され、相異なる、
好ましくは直交する方向に伸びる第1及び第2の線に沿
った投影として形成された重なり合う像を分解し、別異
の化学シフト像に分離することが出来る様にするNMR
作像方法が説明されている。各々のNMR像が、標本化
した領域内にある第1及び第2の化学シフト原子核によ
って夫々発生された第1及び第2の像成分を持っている
。1対のNMR像の内の一方を、第1の像成分を整合さ
せることによって、他方の像と整合させた後、2つの像
を組合せて減算によって第1の像成分を除き、第2の像
成分を含む複合像を作る。この過程は、両方の投影線、
典型的には直交する方向に沿って、作像の同じ程度の直
線性が得られることか必要である。(投影線を設定する
為に使われる)全ての勾配磁界は、実際の作像装置では
、完全な線形には至っていないから、実質的に直交する
投影軸線に沿って同一の空間的な及び時間的な歪みを持
たせるのは極めて困難である。
同一でない歪みかめると、その影響の範囲を減少したと
しても、望ましくない影響か出る。
発明の概要 この発明ては、化学シフトした原子核によって発生され
、成る線(又は作像軸線)に沿って反対向きの投影とし
て形成された重なり合う像を分解し、始んど人為効果が
ない状態に近く且つ空間的な解像度の高い別異の化学シ
フト像に分離することが出来る様にする改良されたNM
R作像方法を提供する。各々のNMR9は標本化した領
域内の第1及び第2の化学シフトした原子核によって夫
々発生される第1及び第2の像成分を持っている。
1対のNMRtSkの内の一方を、共通の投影軸線に直
交する軸線の周りに回転させることによって、その鏡像
に変換し、その後例えば第1の像成分を゛整合ざUるこ
とにより、他方の像と整合させる。
整合させた象を減算によって組合せ、第1の像成分を除
くと共に、空間的に分離された1対の第2の象を含む複
合像を作る。
一旦第2の像成分だけ含む複合像が得られたら、この複
合像を処理して第2の像成分の複合像の人為効果を除き
、並びに/又はその後1つく両方〉のNMR像と組合せ
て、第1の像成分だけを含む別の分解像を発生すること
が出来る。
若干云い方を変えれば、同じ投影軸線に沿って反対向き
に求めたNMR像に対応するデータを(一方の像を鏡像
にしだ後〉整合させ、組合せて、且つ処理することによ
り、1対の化学シフトした原子核の内の1つだけによる
分解像を作る。事実上、この発明は各々の原子核種目の
分解像を作る問題を、データ処理の問題に転換してあり
、N3N′の像配列では、人為効果のない2つの別々の
化学シフト像を発生するのに、何れもNflMlの投影
から成る2個の像しか必要としない。これは分解分光法
を用いた場合のN/2倍に少なくなる。従って、256
X256の像配列では、(イ)512個の投影しか必要
とせず、これはデータ収集時間並びにデータ処理の点て
かなり有利であり、(ロ)像配列の為のデータを供給す
る各々の像を、同じ機軸線を投影ItII線として使っ
て求めることが出来、軸線の勾配磁界か完全な直線性か
ら偏差を持っていてし、その影響を打も消す。
従って、この発明の1つの目的は、重なり合う化学シフ
ト像を分離し、化学シフトによる人為効果のない空間的
な解像度の高い別異の像に分解することか出来る様にす
る改良されたNMR作像方法を提供することである。
この発明の上記並びにその池の目的は、以下図面につい
て詳しく説明する所から、当業者に明らかになろう。
好ましい実施例の詳しい説明 この発明は水及び脂質像を分解並びに分離して、実質的
に人為効果かなく且つ空間的な解像度の高い、別々の水
及び脂質の化学シフト像を発生する為のN M R陽子
作間に使うのに特に適しており、こういう場合について
説明する。然し、以下の説明から判るが、これはこの発
明の1つの使い方を示づにすぎない。
この発明の方法の工程の順序を説明する前に、NMR作
象の基本の若干を簡単に説明する。最初に第1図につい
て説明すると、N M Rサンプル]Oか示されている
。サンプル10は例として、円柱形で必ってよい。この
サンプルか略均質な主たる静磁界Boの中に配置される
。図では、この磁界が普通のデカルト座標系のZ軸の正
の方向に治った向きである。zfllをサンプルの軸線
10aと一致させである。座標系の原点は例としてサン
プルの中心にとっておるが、これは薄い平面状スライス
又は作像容積11の中心でもおる。サンプルの作像容積
11が、ZITljに沿った磁界勾配の存在の下にサン
プルを選択的に照射することによって選択される。典型
的には、NMR作像は、サンプルの選ばれた領域にある
原子核を励起すると共に、その結果得られるNMR信号
を空間的に符号化する為に、3つの勾配G(t)を用い
る。これらの勾配G(t)は次の通りでおる。
G、X (t>=δBo/clX      (2)G
y  (’IT>=clBo /cly      (
3)Gz  (j) −&Bo /aZ      (
4)1交勾配Gl * Gyr GZは一般的に時間t
の関数であり、何れも1つの勾配磁界bX+ by+b
7と次の様な関係を持つつ す、x−G、(↑) x         (5)by
 −Gy  (t)y         (6)bz 
=Gz  (t)Z         (7)磁界Bo
ど直交する方向く即ち、x−y平面内の)無線周波(R
F)la界パルス及び勾配磁界を持つ作像順序をサンプ
ルに印加して、サンプルの異なる部分からNMR信号を
選択的に励振し且つ検出する普通のNMRMR像装置を
用いて、多数の周知の方法により、サンプルの選ばれた
平面状スライス11のNMR9を形成することが出来る
例えば、2次元フーリエ変換(スピン捩れ)作像ては、
Z軸の選ばれた位置にあって、選ばれた厚さを持つ作像
容積11内にある原子核を励起させる為に、G2勾配磁
界の存在の下に90’選択性RFパルスかサンプルに印
加される。その直後、反転G2勾配磁界をサンプル10
に印haして、選ばれた作像容積内の原子核の位相戻し
をする。反転G7勾配は、この結果得られるN M R
信号の位置を時間軸に沿ってパルスから遠ざかる向きに
進める為の反転極性、例えば負の極性のG7勾配磁界、
及びy軸方向に原子核の位相符号化を行なう為のプログ
ラム可能なGy勾配磁界パルスと共に印加する。その後
、X軸方向にNMR信号をその周波数に従って空間的に
符号化するGよ勾配磁界の存在の下に、NMR応答信号
を収集する。この後の作像順序の間、Gy勾配磁界に異
なる直を用いて、X軸に沿った異なる投影を求め、これ
らの投影の2次元フーリエ変換により、完全な平面像か
再生される。
化学シフトの影響を例示すると、X軸の投影で収集され
たデータ(NMR信号)は、自由誘導減衰<FID)応
答のフーリエ変換から得られた周波数ωか次の式で表わ
される。
ω−γ(1+δ)(Bo +XGX)    (8)こ
1てTは磁気回転比、δは普通の生体内の(1H)スペ
クトルを支配する水及び脂質の陽子種目の間の化学シフ
トの差、XはX軸に沿った空間的な位置を表わす。式(
8)は次の様に書き直すことが出来る。
ω=ω0−←δrBo+γxGx+δγXG2こ)でω
0はγBOで表わされるラーマ周波数で必り、rxGx
はX方向の空間情報を周波数情報に空間的に符号化した
ものであり、(δγXGア)項は完全に無視し得る。式
(9)をωの関数として空間的(7位置について解くと
、 x=(ω−ω0+δω0)/(γG、>(10)式(1
0)G、1化学シフトにより、シフトした共振周波数が
、次の式によって表わされる分だけ、「予想」位置とは
異なる近くの空間的な位置に誤って割当てられることを
示している。
△7−−δω。/rG、        (11)この
為、N MR像に人為効果が生ずる。パルス勾配によっ
て符号化するy方向では、化学シフトは無視することか
出来、目立つ様な影響を生じない。
第221図及び第2b図には、1.5丁の限界内で大々
人間のDn及び腿から記録された6 4 M Hzの陽
子スペクトル14.16を示ず。各々のスペクトルの2
つのピーク14a、14b又は16a。
16bが水及び脂質の陽子に夫々対応しており、これら
の図は、水のピーク14a、16a及び脂質のピーク1
4b、16bの間の化学シフトが3゜51)l)m程度
、或いは64MHzの中心周波数では約220H2で必
ることを示している。水及び脂質のピークの相対的な強
度が、検査する組織並びに個人によって変わる。脳では
、表面の周りを除いて必まり脂肪かなく、これか頭の応
答14(第2a図)に於ける脂質のピーク14bか腿に
対する応答16(第2b図)の脂質のピーク16bより
小さい理由である。脳の神経さや内の脂質は緩和時間が
短かすぎて、典型的な生体内の測定では観測されないと
思われるが、それでも頭の応答14に於ける脂質のピー
ク14aは、N IVI R頭像の周縁にゴーストの人
為効果を発生するのに十分てあり、これか存在する空間
的な情報の幾らかをぼかす作用をする。
第3a図は人間の頭の軸断面のスピン捩れ@18を示し
て36つ、NMR像に対する化学シフトの人為効果の影
響を図式的に示している。この像は、X軸方向の空間的
な周波数の符号化及びy@h方向のパルス勾配(位相符
号化)により、y軸の投影から形成されている。図示の
様に、NMR像か互いにずれた2つの重なり合う象又は
像部分19及び20から成る。実線の像19は水の陽子
像を表わし、破線の像20は脂質の陽子像を表わしてい
て、これは水の象19から水と脂質の陽子の間の化学シ
フト弔へだけずれている。図示の様に、又は式(11)
で示す様に、化学シフトにより、投影をしたitf+線
の方向、即ち、y軸の正の方向に沿って、直交する軸線
、例えばy軸に近づく向きにΦ△+連け、像20が水の
像19に対してずれる。
脂質の像20か化学シフトによる人為効果を構成し、実
際のNMR像18では、水の像19の周縁にある影又は
ゴース1−となって現われる。勿論、脂質の像20の強
度は作像平面内にある脂質の陽子の密度に関係してあり
、一般的には例えば第2a図及び第2b図の水及び脂質
のピークの相対的な強度で表わされる様に、頭のNMR
像よりも、腿のNMR像で一層人きい。
第3b図は、第3a図と頭の同じ断面のNMR像24を
図式的に示しているが、像24は、この発明に従って、
反転極性X軸勾配磁界に応答して形成されている点か異
なる。第3a図の像18と同じく、aI24は、X軸方
向の空間的な周波数の符号化及びy軸方向のパルス勾配
の(位相)符号化により、y軸の投影から形成される。
象24ては、水の象25及び脂質の像26が、投影を求
めた軸線、例えばy軸に沿って、同じ化学シフト量へだ
け互いにずれている。投影軸線(y軸)の勾配磁界の極
性が反転していて、象か逆の軸方向に投影されているか
ら、(式(11)によって予測される)隔たりはへ一8
=−Δ+X、即ち同じ大きざであるが、直交するy軸か
ら遠ざかる向きである。
この発明のNMR作像方法は、水の像19,25及び脂
質の像20.26を互いに分離して、空間的な解像度の
高い人為効果のない2つの別異の像にすることか出来る
様にする。こういうことが、同じ投影線、例えば1つの
座標軸の方向に伸びる線に沿って、反対向きの投影を用
いて、同じ作像平面の2つのNMR像を形成覆ることに
よって達成される。NMR像は普通のNMR作像装置を
用いて形成することが出来、2次元フーリエ変換(スピ
ン捩れ)作像方法を用いて形成することが好ましいが、
この目的の為に、周知の任意の2DFT作像順序を用い
ることか出来る。N2個の画素を持つNXNの像配列で
は、2つの像は2N回の投影しか必費としない。例えば
、256X256の配列では、2つの像を形成するのに
512回の投影しか必要としない。
面に述べた様に、2つのN IVI R像18.24の
各々は2つの像部分、即ち水の成分19又は25と脂質
の成分20又は26とて構成されてあり、これらが(イ
)投影をした軸線(例えばXItl+>に沿って、(ロ
)勾配磁界の極性(例えば±G、)によって決定される
、直交する軸線(y軸)に対づる方向の化学シフト量へ
だけずれる。2つのNMR像を■+8及びI−X(添字
の極性の符号(十又は−)は、原点を基準として、投影
を求めた軸方向を示す)と表わすと、脂質の成分は、I
、118(第3a図)では、X軸に沿って原点18aに
一層近い第1の側、例えば左向きにずれ、I J24で
は、X軸に沿って原点24aから一芒遠い第2の側、例
えば左へずれる。I−tデータを復元する為に印加され
るX軸勾配磁界の勾配かI+、像データを復元する為に
印加されるX軸勾配磁界の勾配と反対で且つ勾配の大き
ざか同しておるから、投影軸線に沿って、例えばXl1
lIlに沿って勾配磁界の直線性に歪みかあっても、そ
れを最小限に抑えることが出来、直交する方向、例えば
y方向の勾配磁界の直線性の空間的な歪みは、実際には
両方の像で同じである。2つの象を逐次的に求めること
か出来、或いは互い違いに求めることが出来るから、直
交方向の勾配磁界の時間的な歪みか最小限に抑えられ、
投影回数か2N (N2ではなく)に減少し、この為、
同じ線の画素に対する1対の投影の間の時間か短い。(
何れも同じ水及び脂T1の2つの成分を含む)2つの像
■、X及びI−。
をこれから説明する3工程で組合せて、一方の成分を除
いた複合像を形成し、この複合像を処理して、他方の成
分だけを含む分解像を発生することか出来る。一旦一方
の成分の分解像が得られたら、それをI、又はI−、、
、Lef、の何れかと組合せ(又は両方と組合せて結果
を平均して)、他方の成分の分j41を求めることか出
来る。この過程は、2つの変数を持つ2つの同時方程式
を解くこと入幾分似ている。
水及び脂質の成分を分離する為、I−xI24を最初に
第2の投影像24のy軸24bの周りに「トンボ返り」
ざぜて、そのX軸が第1の投影像18(第3図)と同じ
方向、例えばX軸の正の方向を向く様な鏡像I−8,を
求める。この鏡像を作る過程は、NXNのデータ・マト
リクス[ANNlを、ぞの1番[1の行く1≦!<N)
がマトリクス[ANNlのそのi番目の行の要素と逆の
順序になっている別のNXNのデータ・マトリクス[B
NN]に回転することによって、簡単に行なわれる。即
ら、マトリクスUANN]のi番目の行の要素をAi、
j (1<、j<N>とすると、マトリクス〔BNN]
のi番目の行の要素はB・ ・=A・    にな1、
J   l、(N−J+1す る。2番目の工程として、第3a図の1.1!018及
び第3C図にI、・像24′を空間的に整合させて、2
つの像の夫々一方の成分、例えば水成分の像19.25
’か整合する様にする。像の空間的な整合を助ける為、
各々の象の各成分に対する基準点28を設けることか望
ましい。この為には、検査するリーンプルに隣接して、
各々の成分の小さな基準サンプルを作像すればよい。例
えば、複数個の水のびん28a及び複数個の脂質のびん
28bを、検査するサンプルに隣接して配置して、第3
a図及び第3b図に示V様に 1 及びI−ヶ像)+X の基準点として現われる様にする。図示の様に、2つの
水のびん28aは、像の1対の向い合った隅の近くに小
さな円となって現われる2つの水の基準点28′hか得
られる様に用いることが出来、2つの脂質のびんは、像
の残りの1対の向い合った隅の近くにシフトした点28
b’ 、例えば第3a図でも第3b図でも左にシフトし
た点となって現われる2つの脂質の基準点28bが得ら
れる様に用いることか出来る。前に述べた様に、シフト
量△は関係する材料の化学ジットM1に比例する(例え
ば、約1,5TのB。では、水及び脂質に対して約3.
5ppmである)。水の基準点28aを整合さUて、2
つの像I 及びI−、・の水成分+X 19.25’を整合させる。同様に、脂質成分20.2
6’ を整合させる為に、実際の脂質の基準点28b’
2ε3b″を整合させる。2つの像を整合さUる助(プ
となる池に、基準点は、整合させた2つの1染を一方を
他方から減算することによって組合l!、た時、整合さ
せた成分か消滅する様に、2つの像の整合させた成分の
強度の絶対値が同じに41る様に調節することか出来る
様にする点でも望ましい。
2つの像の特定の成分を整合させた後、3@目の工程と
して、像18.24’ を減算し、この成分を除くこと
か出来る。この結果、複合像は全部水又は仝部脂″j!
1になる。第4図は、水の像19゜25を整合さけ、強
度の絶対値か同じになる様に調節した時、第1の@+8
から、第2の像の鏡像I−x’ を減算することによっ
て得られた複合脂質像30を示す。複合像30は、所望
の成分(例えば像20>と、投影方向、例えばX軸方向
に化学シフト量の2倍、即ち量2△だけずれた所望の成
分の負のゴースト像26a’ とを持っている。第4図
は、第3a図及び第3C図のI 及びI−8゜+X 918.24’の水成分を整合ざぜ、I、からI−8・
を減算することによって1qられたずれた脂質縁成分2
0.268’ を持つ複合像30を図式的に示している
。所定の方向(即もX軸方向)に既知量(即ち2Δ)だ
けずれたこの様な1個のゴースト(I−ヶ・ )像26
a′を除去することは、信号処理の課題としては比較的
簡単でおり、第4図の複合像30を次の様に処理して、
分解脂質像を形成することか出来る。
S・・=(I、−I−、・ )iJか減算像の画素ij
J の値てあり、i及びjを整数とし、Lijを所望の像又
は分解像の値とすると 5Ij−Lij−Lll、−δX       (12
)L 、j= S 、j+L i、j−δx     
   (13)こ・てδ8はX軸方向の像の画素で測定
した化学シフト(2Δ)であり、(−L・・  )がず
れ1、J−δX た負のゴーストを表わす。δ、の符号は、勿論減算する
I 及びI−8,像の相対的な位置に関係す→X るが、選ばれた投影方向、例えばX軸方向の化学シフト
2△が整数個(M f囚)の画素に対応する様に、・\
MR作像賃置装勾配磁界を調節するのは比較的簡単なこ
とである。式(12)及び(13〉C使った符号(こ対
しては、負のゴーストは、第4図で、I、・ (脂質)
[126a’ により、或いはサンプル28[)′に対
する脂質ナンプル28b″によって示す様に、右にシフ
1へすると仮定しており、この為この図で一度に1行づ
つ複合像を左から右へ順次進むことにより、分解像を計
算することか出来る。この為、その指数、即ち、添字の
何れかが負であればl=oである。
第5図は上に述べた過程を第4図の複合像に適用して、
分解脂質像を作るプロセスを表で示している。例として
、像配列40の内の6・×6の画素配列部分を示しであ
るが、実際にはずっと大きな画素配列(例えば256X
256>か用いられる。
化学シフトδは+X方向の2つの画素に正確に等しいと
仮定するが、正確に整数個の画素のシフトは一般的に起
ることでもないし、この分解過程にとって必要なことで
もない。この例では、第4図のI 像20及びI−8,
@26a’が互いにずれ+X ていて、負のゴーストI、l(脂質)像26a′がI+
x(脂質)像20に対して右にシフトしている薄命に対
応する。2つの象に対するI、及び1−xl脂貿基準点
28b’ 、28b″か第4図のこの+Xのずれをはつ
ぎりと示している。
第5図で前述の仮定の下に、第4図の複合像は、I、画
素配列42と画素2個(即ら〜1−2)だけ右にシフト
したl、画素配列44とて表わすことが出来ることが判
る。式(13)で表わした過程により、複合像から負の
ずれたゴースト(I−8,)像を除くことにより、I、
分解脂質像か得られる。
第5図に示す様に、第1列(j=1)及び第2列(j 
=2)の両方にある画素は脂M@Ixの直だけを持って
いる。従って、これらの画素の値は直接的に分解Ix像
の対応する画素の値としてとることか出来る。然し、複
合像の残りの画素■j(j>2)は(式(12)で示す
様に)、分解(I、)像の所望の値Lijと、負のずれ
たゴーストの値し・・   (=Li、j−2)とを夫
々持って1、J−5X いる。式(13)から、並びに第5図に示す様に、分解
像の画素1,3の所望の値L13は、複合像の画素1,
3の複合値S+3に、分Vf−像の画素1,1の値L 
++を加えたものに等しい。同様に、分解像の画素1,
4の値L14は、複合像のこの画素の値314に、分解
像の画素1,2の値L12を加えたものに等しい1.以
下同様。従って、分解像の行i=1乃至6及び列j=3
乃至6の何れかにある各々の画素の値は、第5図に示ず
條に、各々の画素の複合像の値に、同じ行で2列左の画
素の分解像の値を加算することにJ:って、決定するこ
とが出来る。この過程(これは事実上デコンボリューシ
ョン過程で必る)を各々の画素に対して繰返し、像を左
から右に進み、一度に1行ずつ下に進み、これをI、脂
質像が完全に分解されるまで続けることか出来る。
一旦分解脂質像か得られたら、適当に(例えば距離Δだ
け)ずらした分解脂質医を、I+x象又はI−8,像か
ら(或いは水の像の鏡像を得る為に分解像の鏡像を使う
場合は、I−8像からでも)減算することにより、或い
はその代りに両方から減算して、その結果を平均するこ
とにより、分解水像か得られる。氷像だけを希望する場
合、勿論、最初にI+x像及びI J=の鏡像(即ら■
−8.象)の脂質成分を最初に整合させ、その後減算し
、最後に、X軸(行)に沿って複合氷像のデコンボリュ
ーションを行なって、直接的に分解水像を発生すること
により、前述の過程を実施することか出来る。
上に述べた過程を、「像」の鏡像を作り、整合させ、減
算してデコンボリューションを行なう場合について説明
したが、実際には、サンプルから受信したNMR信号を
NMR作象作置装置痺機で(周知の形C)処理して、N
 M R表示の各々の画素に於けるNMR像の強度を表
わす数の配列を発生することによって、NMR像が構成
される。従って、この発明の鏡像を作り、整合ざ吐、減
算し且つデコンボリューションを行なう過程は、各々の
画素に於(プるN M R像の強度を表わす数の配列に
対して作用する計算機プログラムにより、直接的なデー
タ処理ルーチンとして実施することか出来る。化学シフ
トを投影方向に於ける画素の寸法の半分の整数個(N・
1個)に調節して、合計のシフト2△が(例えば第5図
に示した様に)整数個の画素になる様にすることにより
、この過程を実施するのに必要な計算機プログラムが非
常に簡単になることが理解されよう。化学シフトか整数
個の画素にならない場合でも、分解像の画素に対する所
要の値を導き出すには、補間過程を用いることか必要に
なるだけである。デコンボリューション過程は反復形フ
ィルタとして、ハードウェアで構成することら出来る。
前に述べた様に、この発明の方法は、2つの未知数の2
つの同時方程式を解くこと・似ている。
1つの像から2つの像部分を分解して分離する為には、
この様な成分を含む2つのN M R像か必要でおる。
これらの像は、同じ線に対する反対向きの勾配の極性を
持つ投影から像を構成することか出来る様にする種々の
普通のNMR作像順序のどれによって発生することも出
来、面に述へた様に、投影方向か装置に使われる座標系
の1つの軸線であることが(必要ではないか)好ましい
。2次元フーリエ変換(2DFT>作像方式にすれば、
投影から好便に像を構成することか出来る。像を構成す
る時、最初は選ばれた軸線(例えばX軸)に沿って第1
の向きに投影を求め、次に同じ軸線に沿って反対向きに
投影を求めて、患者の動き並びに機械の(例えば勾配磁
界の時間的な)不安定性による問題を最小限に抑えるこ
とにより、投影を交互に行なうことが望ましい。
以上の説明から、この発明が、空間的な解像度の高い人
為効果のない象か得られる様に、化学シフトを生じた原
子核による像を好便に分離し且つ分解することか出来る
様にする改良されたN IVI R作置方法を促供した
ことか理解されよう。この方法を繰返しによって、有力
なピークが2つよりも多く必る種目に拡張し得ることが
理解されよう。
この発明の現在好ましいと考えられる実施例を図示し且
つ説明したが、当業者であれば、いろいろな変更をhl
えることか出来よう。従って、この発明は、こ1に例と
して説明した現在好ましいと考えられる実施例の細部又
は計装によって制約されるものではなく、特許請求の範
囲の記戎のみによって限定されることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は静磁界の中に配置されていて、選択的な励振に
よって平面状の容積を限定したN IVI Rサンプル
を示づ略図、第2a図及び第2b図は人間の頭及び腿の
64MHzの陽子(1H)スペクトルを夫々示してあり
、水及び脂質の陽子応答信号に対応する2つの化学シフ
ト・ピークを夫々示している。第3a図及び第3b図は
同じ投影1tIIII線に沿って第1の向き及び反対の
第2の向きに蹟影した人間の頭のN M R陽子縁を示
ず略図−〇あり、化学シフトによる水及び脂質像を示し
ている。第3C図は、反対向きの投影による反転を除く
為に、投影配列データの「鏡像」作った後の第3b図の
像を示す略図、第4図は水の象を除く為に、第3a図及
び第3C図の像を整合させ且つ減算によって組合けるこ
とによって形成された複合脂mlを示v118図、第5
図は第4図の複合像を各々の画素のデータを処理して分
解脂質像を作る様子を示す図表である。 主な符号の説明 I °第1の像 +X’ I−7:第2の像 I−x、:第2の像の鏡像 30:複合像

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1及び第2の化学シフト原子核を含むサンプルの
    空間的な解像度の高いNMR像を得る方法に於て、 (イ)第1の向きに伸びる第1の線に沿った投影から、
    前記サンプルの選ばれた領域の第1のNMR像を形成し
    、 (ロ)同じ前記第1の線に沿っているが、第2の向きに
    伸びる投影から、前記選ばれた領域の第2のNMR像を
    形成し、 (ハ)前記第2の向きを前記第1の向きと反対に選び、
    前記第1及び第2のNMR像が何れも、前記第1の原子
    核によって発生された第1の像成分及び前記第2の原子
    核によって発生された第2の像部分で構成される様にす
    ると共に、第2の像成分が前記第1及び第2の原子核の
    間の化学シフトだけ前記第1の成分からずれる様にし、 (ニ)前記第1の線と直交する第2の線に対する前記第
    2のNMR像の鏡像を作り、 (ホ)前記第1のNMR像及び前記第2のNMR像の鏡
    像の第1の像成分を整合させ、 (ヘ)整合させた前記第1のNMR像及び第2のNMR
    像の鏡像を組合せて、前記第1の像成分を除くと共に、
    第2の像成分を含む複合像を作り、(ト)前記複合像を
    処理して実質的に前記第1のNMR像の第2の像成分だ
    けを含む分解像を発生する工程から成る方法。 2)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記組
    合せる工程(ヘ)が整合させた第2のNMR像の鏡像を
    第1のNMR像から減算して、前記複合像が前記第1の
    NMR像の第2の像成分と、前記第2のNMR像の鏡像
    の第2の像成分を負にしたものとで構成される様にする
    工程から成る方法。 3)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、前記減
    算する工程(ヘ)を実施する前に、前記第1のNMR像
    及び前記第2のNMR像の鏡像の第1の像成分の振幅が
    同じになる様に調節する工程を含む方法。 4)特許請求の範囲2)に記載した方法に於て、前記減
    算する工程が、前記第2のNMR像の鏡像の第2の像成
    分を負にしたものを前記第1のNMR像の第2の像成分
    の重畳し、前記第1の向きに化学シフトの2倍だけ、前
    記第1のNMR像の第2の像成分から、前記第2のNM
    R像の鏡像の第2の像成分を負にしたものをずらして複
    合像を得る工程を含む方法。 5)特許請求の範囲4)に記載した方法に於て、各々の
    像が要素の配列で構成されており、処理する工程(ト)
    が、第1のNMR像の第2の像成分の要素を、化学シフ
    トの大きさの2倍だけずらした複合像の要素と加算して
    、複合像から、第2の像成分を負にしたものを除去し、
    分解像を発生する工程を含む方法。 6)特許請求の範囲5)に記載した方法に於て、前記要
    素の配列が画素の配列で構成されており、各々の画素は
    像の別々の部分に対応していて、該部分における像の強
    度を定める関連した画素値を持っており、前記加算する
    工程及び減算する工程が夫々画素値を加算及び減算する
    工程で構成される方法。 7)特許請求の範囲6)に記載した方法に於て、化学シ
    フトが、第1の線の向きの画素の寸法の半分の整数個(
    M個)に実質的に対応する様に、ずらしの値及び画素の
    寸法を調節する工程を含む方法。 8)特許請求の範囲7)に記載した方法に於て、前記処
    理する工程(ト)が、(ト−1)前記分解像の各行の最
    初のM列の画素に対する分解画素値として、第1のNM
    R像の第2の像成分のみに対応する、複合像の同じ行の
    最初のM列の同じ1つの列の夫々の画素値を選択し、(
    ト−2)分解像の同じ行の(M+1)番目乃至最後の列
    の各々に対する画素値は、複合像のその列の画素値に対
    し、同じ行のその列並びにそれよりM個前の列に対する
    分解画素値を加算することによって決定し、(ト−3)
    その後残りの各々の行に対し、前記工程(ト−1)及び
    (ト−2)を繰返すことにより、分解像の残りの行の画
    素の画素値を決定する工程から成る方法。 9)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記第
    1及び第2のNMR像の内の一方から、化学シフトの大
    きさだけずらした分解像を減算して、第1の像成分だけ
    を含む別の分解NMR像を発生する工程を更に含む方法
    。 10)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、前記
    第1及び第2のNMR像内の第1及び第2の原子核に夫
    々対応する第1の複数個及び第2の複数個の基準点を定
    め、前記整合させる工程(ホ)が、前記第1の像及び第
    2の像の鏡像の各々で前記第1の複数個及び前記第2の
    複数個の内の少なくとも一方の複数個の基準点を整合さ
    せる工程を含む方法。 11)特許請求の範囲1)に記載した方法に於て、像を
    形成する工程(イ)及び(ロ)が何れも、2次元フーリ
    エ変換作像方式を用いて前記第1及び第2のNMR像の
    内の関連した1つの像を形成する工程を含む方法。 12)第1及び第2の化学シフト原子核を含むサンプル
    の空間的な解像度の高いNMR像を得る方法に於て、 (イ)サンプルの選ばれた領域の第1及び第2のNMR
    像を形成し、該第1及び第2のNMR像の各々は、第1
    の原子核によって発生された第1の像成分、及び第2の
    原子核によって発生され、前記第1の像成分から、共通
    線に沿って第1の向き及び第2の向きに夫々ずれた第2
    の像成分で構成されており、 (ロ)前記第2のNMR像の鏡像を作り、 (ハ)前記第1のNMR像及び第2のNMR像の鏡像の
    第1の像成分を整合させ、 (ニ)整合させた第1のNMR像及び第2のNMR像の
    鏡像を組合せて、第1の像成分を除くと共に、第2の像
    成分を含む複合像を発生し、(ホ)前記複合像を処理し
    て、前記第1のNMR像の第2の像成分を含む分解像を
    発生する工程から成る方法。 13)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、各
    々の像が画素の配列で構成されており、各々の画素は該
    画素にある像の強度を表わす関連した値を持っており、
    整合させる工程及び組合せる工程(ハ)及び(ニ)が、
    第1のNMR像の対応する画素値から、第2のNMR像
    の鏡像の各々の画素値を減算して、複合像が、前記第1
    のNMR像の第2の成分、及び第1のNMR像の第2の
    成分からずらしてそれに重畳した、前記第2のNMR像
    の鏡像の第2の成分を負にしたもので構成される様にす
    る工程を含んでいる方法。 14)特許請求の範囲13)に記載した方法に於て、前
    記像を形成する工程(イ)が、前記第1及び第2の原子
    核に夫々対応する第1の複数個及び第2の複数個の基準
    点を用いて前記第1及び第2のNMR像を形成し、前記
    減算する工程が、画素値の減算により、前記第1の複数
    個の基準点に対応する前記第2のNMR像の鏡像の画素
    値を、前記第1の複数個の基準点に対応する第1のNM
    R像の画素値から減算する工程を含む方法。 15)特許請求の範囲13)に記載した方法に於て、前
    記像を形成する工程(イ)が、整数個の画素に略対応す
    るずれをもって、前記第1及び第2のNMR像を形成す
    る工程を含む方法。 16)特許請求の範囲15)に記載した方法に於て、前
    記処理する工程(ホ)が、前記複合像の内、第2の像成
    分を負にしたものを表わす部分を持たない画素値を、前
    記複合像の内、前記第2の像成分を負にしたものを表わ
    す部分を持つ画素値と加算して、前記第2の像成分を負
    にしたものを表わす部分をこれらの画素値から除く工程
    を含む方法。 17)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、前
    記第1又は第2のNMR像の一方から化学シフトの大き
    さだけずれた分解像を減算して、前記第1の像成分を持
    つ別の分解NMR像を発生する工程を更に含む方法。 18)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、化
    学シフトの大きさだけずれた分解像を、前記第1及び第
    2のNMR像の各々から減算し、その結果を平均して、
    第1の像成分を持つ別の分解NMR像を発生する工程を
    更に含む方法。 19)特許請求の範囲12)に記載した方法に於て、第
    1の原子核が水の原子核であり、第2の原子核が脂質の
    原子核である方法。
JP60193279A 1984-09-10 1985-09-03 Nmr像を得る方法 Granted JPS6176944A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/648,567 US4618827A (en) 1984-09-10 1984-09-10 Method for high-spatial-resolution spectroscopic NMR imaging of chemically-shifted nuclei
US648567 2000-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6176944A true JPS6176944A (ja) 1986-04-19
JPH0351170B2 JPH0351170B2 (ja) 1991-08-06

Family

ID=24601324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60193279A Granted JPS6176944A (ja) 1984-09-10 1985-09-03 Nmr像を得る方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4618827A (ja)
EP (1) EP0174502B1 (ja)
JP (1) JPS6176944A (ja)
KR (1) KR890000410B1 (ja)
DE (1) DE3583316D1 (ja)
FI (1) FI853030L (ja)
IL (1) IL76016A0 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135147A (ja) * 1986-11-28 1988-06-07 横河メディカルシステム株式会社 Nmr撮像方法
JPS63296740A (ja) * 1987-05-29 1988-12-02 Yokogawa Medical Syst Ltd ケミカルシフトイメ−ジの表示方法
JPH01303137A (ja) * 1988-05-31 1989-12-07 Yokogawa Medical Syst Ltd 水,脂肪分離mri装置
JP2009532163A (ja) * 2006-04-06 2009-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴装置及び方法

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4689563A (en) * 1985-06-10 1987-08-25 General Electric Company High-field nuclear magnetic resonance imaging/spectroscopy system
US4661775A (en) * 1985-07-15 1987-04-28 Technicare Corporation Chemical shift imaging with field inhomogeneity correction
US4724386A (en) * 1985-09-30 1988-02-09 Picker International, Inc. Centrally ordered phase encoding
US4841248A (en) * 1985-08-14 1989-06-20 Picker International, Inc. Transverse field limited localized coil for magnetic resonance imaging
DE3542215A1 (de) * 1985-11-29 1987-06-04 Philips Patentverwaltung Kernspintomographieverfahren und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens
DE3543854A1 (de) * 1985-12-12 1987-06-19 Philips Patentverwaltung Kernspintomographieverfahren und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens
US4777956A (en) * 1986-08-06 1988-10-18 Stanford University NMR angiography system and method with immunity to inhomogeneity
US4785245A (en) * 1986-09-12 1988-11-15 Engineering Measurement Company Rapid pulse NMR cut meter
JPS6373947A (ja) * 1986-09-18 1988-04-04 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング方法
IL81580A (en) * 1987-02-16 1990-07-26 Elscint Ltd Spatial separation of spectral components
US4733185A (en) * 1987-06-01 1988-03-22 General Electric Company Methods for localization in NMR spectroscopy
JP2585278B2 (ja) * 1987-07-22 1997-02-26 株式会社日立製作所 核磁気共鳴を用いた検査装置
US4761613A (en) * 1987-08-12 1988-08-02 Picker International, Inc. Monitored echo gating for the reduction of motion artifacts
JPH021235A (ja) * 1987-11-06 1990-01-05 Hitachi Ltd 磁気共鳴イメージング装置の画像再構成方式
US4901021A (en) * 1987-11-06 1990-02-13 Hitachi, Ltd. Image constructing device included in a magnetic resonance imaging apparatus
JPH01155836A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
DE3937428A1 (de) * 1989-11-10 1991-05-16 Philips Patentverwaltung Kernspintomographieverfahren zur erzeugung getrennter fett- und wasserbilder und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens
US5544347A (en) 1990-09-24 1996-08-06 Emc Corporation Data storage system controlled remote data mirroring with respectively maintained data indices
US5510713A (en) * 1995-06-30 1996-04-23 General Electric Company Technique for selective fat saturation in MR imaging
AU3487499A (en) * 1998-04-08 1999-10-25 Regents Of The University Of California, The Methods and reagents for targeting organic compounds to selected cellular locations
US7045305B1 (en) 1998-04-08 2006-05-16 The Regents Of The University Of California Methods and reagents for targeting organic compounds to selected cellular locations
US8154287B2 (en) * 2008-07-25 2012-04-10 Northshore University Healthsystem System and method for ghost magnetic resonance imaging
WO2011063840A1 (en) 2009-11-26 2011-06-03 Brainlab Ag Shift compensation in medical image processing

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58154647A (ja) * 1981-12-21 1983-09-14 アルバ−ト・マコフスキ 核磁気共鳴を用いて選択された物質の投影像を形成する方法及び装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4471305A (en) * 1978-07-20 1984-09-11 The Regents Of The University Of Calif. Method and apparatus for rapid NMR imaging of nuclear parameters with an object
GB2107469B (en) * 1981-09-21 1985-09-18 Peter Mansfield Nuclear magnetic resonance methods
US4520316A (en) * 1983-04-25 1985-05-28 The University Of British Columbia NMR imaging technique
US4570120A (en) * 1983-04-25 1986-02-11 The University Of British Columbia N.M.R. Imaging
US4570119A (en) * 1983-11-15 1986-02-11 General Electric Company Method for visualization of in-plane fluid flow by proton NMR imaging
US4585993A (en) * 1983-12-14 1986-04-29 General Electric Company Method for selective NMR imaging of chemically-shifted nuclei
US4581582A (en) * 1983-12-27 1986-04-08 General Electric Company High-spatial-resolution spectroscopic NMR imaging of chemically-shifted nuclei

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58154647A (ja) * 1981-12-21 1983-09-14 アルバ−ト・マコフスキ 核磁気共鳴を用いて選択された物質の投影像を形成する方法及び装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135147A (ja) * 1986-11-28 1988-06-07 横河メディカルシステム株式会社 Nmr撮像方法
JPS63296740A (ja) * 1987-05-29 1988-12-02 Yokogawa Medical Syst Ltd ケミカルシフトイメ−ジの表示方法
JPH0323048B2 (ja) * 1987-05-29 1991-03-28 Yokokawa Medeikaru Shisutemu Kk
JPH01303137A (ja) * 1988-05-31 1989-12-07 Yokogawa Medical Syst Ltd 水,脂肪分離mri装置
JPH0370965B2 (ja) * 1988-05-31 1991-11-11 Yokokawa Medeikaru Shisutemu Kk
JP2009532163A (ja) * 2006-04-06 2009-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0174502A2 (en) 1986-03-19
US4618827A (en) 1986-10-21
EP0174502B1 (en) 1991-06-26
DE3583316D1 (de) 1991-08-01
IL76016A0 (en) 1985-12-31
FI853030L (fi) 1986-03-11
KR890000410B1 (ko) 1989-03-16
KR860002715A (ko) 1986-04-28
EP0174502A3 (en) 1988-08-24
FI853030A0 (fi) 1985-08-06
JPH0351170B2 (ja) 1991-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6176944A (ja) Nmr像を得る方法
US4581582A (en) High-spatial-resolution spectroscopic NMR imaging of chemically-shifted nuclei
EP0086306B1 (en) Selective material projection imaging system using nuclear magnetic resonance
JP2000135206A (ja) 4重フィ―ルドエコ―シ―ケンスを用いて水と脂肪を定量的にmr撮影する方法および装置
Kaldoudi et al. Relaxation time measurements in NMR imaging. Part I: Longitudinal relaxation time
JPH0616769B2 (ja) 容積体内の移動物質の2次元投影像をつくる装置
US6304084B1 (en) Method of improved magnetic resonance spectroscopic localization using spectral-spatial pulses
US4983920A (en) NMR spectroscopy with phase encoding within a selected voxel
RU2435170C2 (ru) Устройство и способ магнитного резонанса
JPS62161354A (ja) 不規則な位相の累積を補償する方法と装置
US6906515B2 (en) Magnetic resonance imaging device and method
JP4101300B2 (ja) スペクトロスコピー磁気共鳴画像化方法及び装置
EP0782711B1 (en) Method and device for imaging a curved portion of a body by means of magnetic resonance
JP5636058B2 (ja) 磁気共鳴撮影装置
US6566876B2 (en) Method for TR independent multi-slice (TRIM) imaging
JP2003518427A (ja) 画像処理方法
JP2966845B2 (ja) 被検体から核磁化分布画像を算定する装置
JPS6069542A (ja) 物性即ち磁界の特性を分析する方法
JPS6266846A (ja) 化学シフト値を用いたnmr検査装置
US11474178B2 (en) Method for generating a magnetic resonance image
US20060076953A1 (en) Method for the acquisition of moving objects through nuclear magnetic resonance tomography
US6046590A (en) MR imaging method with time dependence provided in multiple spatial encoding directions
US6781373B2 (en) Water chopped dual-band selective excitation
Loecher et al. k-Space
JP3499936B2 (ja) 磁気共鳴画像診断装置