JPS6176692A - 薬液運搬装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は化学鍍金に際して用いる薬液１例えば化学鍍
金の酸洗工程で用いられる希硫酸を濃硫酸から希釈化し
、酸洗槽に入れるために用いる薬液運搬装置に関する。

〔背景技術〕

化学鍍金の前処理工程である酸洗工程の硫酸速波方法は
、従来第１図に示すように、まず水Ａを槽Ｂに入れ、次
に濃硫酸Ｃを少しづつ攪拌しながら注入しているが、非
常に危険な作業であった。

〔発明の目的〕

この発明は上記する欠点を改善することを目的とするも
のであって、濃硫酸のような強酸を希釈化して希硫酸の
ような酸を速波するに際して、運搬装置の上に、水を入
れる槽と、強酸を入れる槽と、希釈化する槽とを別々に
設けるとともに、希釈化された希硫酸の液はポンプによ
って、必要な槽に送るようにすることによって、希硫酸
の速波を行う作業のような危険をともなう作業を安全に
する装置を提供することを目的とする。

〔発明の開示〕

図に於て、１は水を入れる槽、１１は注水口。

１２は蓋、１３は槽１の弁、１４はコックである。

２は濃硫酸のような強酸を入れる槽であって、２１は硫
酸注入口、２２は蓋、２３は弁装置であって、フロート
２４と結合された弁２５が流出口２７を覆う。弁２５は
弾性体２６により流出口２７を閉じる。３は希釈化槽で
ある。３１は攪拌装置であり、３２はプロペラ、３３は
把手である。４は槽１と槽３を結ぶパイプ、５は槽１と
槽３を結ぶパイプ、６は槽３の液をパイプ９を通して送
り出すポンプ、１０は電源コンセント、１０１はポンプ
を起動、停止させるスイッチ。８は運搬装置であって、
８１は車、８２は台、８３は把手である。尚各種１，２
．３は透明なプラスチック材料で形成して、側面に目盛
を付けるのもよい。

而して、希硫酸を希釈槽３で速波する内容を説明する。

まず、コック１４を回して、弁１３ゆるめて、水を槽３
に注ぎ込む。水が充分に入るとフロート２４が水により
Ｐ方向に浮上して、弁２５が開き、硫酸が槽２から槽３
に注ぎ込まれる。このとき、把手３３を回転させて、プ
ロペラ３２を回転させ、攪拌する。所定の濃度の液が速
波出来れば、この液を必要としている槽の所まで運搬装
置８により、運ぶ。ここでパイプ９を槽の上部開口まで
のばし、ポンプ６を起動して液を槽３から送りだす。第
２図に示す構成は原理図であって、各種１．２，３のお
おきさ２位置等任意である。運搬装置も手おし車のよう
なものから、自動車のようなものであってもよい。

〔発明の効果〕

本願発明は上記するごと（、水を入れる槽１と、濃硫酸
のような強酸を入れる槽２と、前記水により強酸を希釈
化するための槽３と、前記槽１と２とからそれぞれ槽３
につながるパイプ４，５と、槽３の液を送るためのポン
プ６とを少なくとも備えた薬液装置７を車のような装置
８と組み合せた薬液運搬装置としたので、達成作業を槽
３の中で行うことが出来、硫酸が飛び敗る虞がなく、ま
たポンプで液を送るので第１図に示すような槽の上での
作業の必要が無（なる。さらには、水を槽３に入れた後
に弁２５が開いて硫酸のような強酸が送り込まれるので
、速波の細に濃硫酸が飛び散る虞も少ない。

【図面の簡単な説明】

図面は本願発明を説明する図面であって、第１図は従来
例の概要を示す部分断面図、第２図は本願発明の概要を
示す断面図である。 １．２．３は槽、４．５はパイプ、６はポンプ、７は薬
液装置、８は運搬装置、９はパイプ、１０は電源プラグ
、２３は弁装置、２４はフロート、２５は弁である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、水を入れる槽１と、濃硫酸のような強酸を入れ
   る槽２と、前記水により強酸を希釈化するための槽３と
   、前記槽１と２とからそれぞれ槽３につながるパイプ４
   、５と、槽３の液を送るためのポンプ６とを少なくとも
   備えた薬液装置７を車のような装置８と組み合せたこと
   を特徴とする薬液運搬装置。
2. （２）、希釈化するための槽３に槽１から水を送りこん
   だ後に槽２から槽３に強酸を送りうるようにした手段を
   備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の薬
   液運搬装置。