JPS6176576A - 水性インキ組成物 - Google Patents
水性インキ組成物Info
- Publication number
- JPS6176576A JPS6176576A JP59199018A JP19901884A JPS6176576A JP S6176576 A JPS6176576 A JP S6176576A JP 59199018 A JP59199018 A JP 59199018A JP 19901884 A JP19901884 A JP 19901884A JP S6176576 A JPS6176576 A JP S6176576A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink composition
- water
- ink
- trimethylolpropane
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、フェルト、モノフィラメント、或は樹脂製等
のペン先を具備する筆記具や水性インキ用ボールペン等
に使用される水性インキ組成物に関する。
のペン先を具備する筆記具や水性インキ用ボールペン等
に使用される水性インキ組成物に関する。
（従来の技術）
筆記具を長期保存して置いたり或はキャップを外したま
まペン先を大気中に長時間露出して置くとインキが乾燥
してペン先のインキ流通路を閉塞しインキの円滑な流通
を妨げる支障が生ずる虞れがある。そこで従来インキに
耐乾燥性を付与するためにインキ組成物中に各種の蒸発
抑制剤、例えば尿素、工ｔレン尿素、チオ尿素、塩化リ
テクム、臭化リテクム、塩化力ルシクム等の吸湿性無機
化合物を添加することが行われてきたが、これらインキ
組成物はいずれも耐乾燥性が不十分で満尼する状態には
至っていないのが現状である。
まペン先を大気中に長時間露出して置くとインキが乾燥
してペン先のインキ流通路を閉塞しインキの円滑な流通
を妨げる支障が生ずる虞れがある。そこで従来インキに
耐乾燥性を付与するためにインキ組成物中に各種の蒸発
抑制剤、例えば尿素、工ｔレン尿素、チオ尿素、塩化リ
テクム、臭化リテクム、塩化力ルシクム等の吸湿性無機
化合物を添加することが行われてきたが、これらインキ
組成物はいずれも耐乾燥性が不十分で満尼する状態には
至っていないのが現状である。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、筆記具を長期間保存して置いたり或はキャッ
プを外したままペン先を長時間露出して置いてもインキ
が乾燥してペン先のインキ流通路を閉塞することなく常
にインキがペン先にスムーズに流通し筆記を円滑に行わ
しめることができる十分な耐乾燥性を有する水性インキ
組成物の提供を目的とする。
プを外したままペン先を長時間露出して置いてもインキ
が乾燥してペン先のインキ流通路を閉塞することなく常
にインキがペン先にスムーズに流通し筆記を円滑に行わ
しめることができる十分な耐乾燥性を有する水性インキ
組成物の提供を目的とする。
（問題点を解決するための手段）
本発明は上記目的達成のために、水溶性染料を含有した
インキ組成物中に全重量比で２〜頻Ｍ量慢のトリメチロ
ールプロパンを添加、配合せしめたことを特徴とする水
性インキ組成物、を楢成したものである。
インキ組成物中に全重量比で２〜頻Ｍ量慢のトリメチロ
ールプロパンを添加、配合せしめたことを特徴とする水
性インキ組成物、を楢成したものである。
ここでインキ組成物中の水溶性染料としては、水溶性で
ある限り酸性染料、直接染料又は塩基性染料等の別を問
わず殆ど全ての染料が使用可能であり、それぞれ単独で
用いることも又は他の染料と適宜に組み合わせて用いる
ことも可能である。
ある限り酸性染料、直接染料又は塩基性染料等の別を問
わず殆ど全ての染料が使用可能であり、それぞれ単独で
用いることも又は他の染料と適宜に組み合わせて用いる
ことも可能である。
又、インキ組成物中には上記の水溶性染料の他に他の成
分も所要量配合してもよい。例えば防腐剤、アニオン系
又はノニオン系の界面活性剤、及び必要譬二応じて水溶
性樹脂等である。そしてこれらの中に本発明の不可欠要
素としてトリメチロールプロパンが全組成物中２〜２０
重量％の範囲で添加、配合される。トリメチロールプロ
パンの含有量が２重量％未満であるとインキ組成物の耐
乾燥性は満足するに至らず、逆に２０重量％を超えると
インキ粘度が高くなつ１で高速筆記に於て追従性が悪化
し描線【；かすれが生じ実用に供し得なくなる。
分も所要量配合してもよい。例えば防腐剤、アニオン系
又はノニオン系の界面活性剤、及び必要譬二応じて水溶
性樹脂等である。そしてこれらの中に本発明の不可欠要
素としてトリメチロールプロパンが全組成物中２〜２０
重量％の範囲で添加、配合される。トリメチロールプロ
パンの含有量が２重量％未満であるとインキ組成物の耐
乾燥性は満足するに至らず、逆に２０重量％を超えると
インキ粘度が高くなつ１で高速筆記に於て追従性が悪化
し描線【；かすれが生じ実用に供し得なくなる。
（作 用）
） ９．Ｉｆグロールロパンをインキ組成物中（；含有
せしめることによってインキ組成物の耐乾燥性はそれを
含めない従来のインキ組成物（：比べて飛躍的（二向上
する。これはトリメチロールプロパン自体が高度の吸湿
性を有しこれがためインキの蒸発が抑制され染料の凝固
が妨げられるためである。従って トリメチロールプロ
パンを含有した水性インキ組成物は筆記具の保存中にも
或は壬社記具のキャップを外してペン先を空気中；：露
出して置いたままでもインキの流通路を閉塞することな
く宮にペン先にインキをスムーズに流通せしめることを
可能とする。
せしめることによってインキ組成物の耐乾燥性はそれを
含めない従来のインキ組成物（：比べて飛躍的（二向上
する。これはトリメチロールプロパン自体が高度の吸湿
性を有しこれがためインキの蒸発が抑制され染料の凝固
が妨げられるためである。従って トリメチロールプロ
パンを含有した水性インキ組成物は筆記具の保存中にも
或は壬社記具のキャップを外してペン先を空気中；：露
出して置いたままでもインキの流通路を閉塞することな
く宮にペン先にインキをスムーズに流通せしめることを
可能とする。
（実施例）
本発明水性インキ組成物の実施例の組成と乾燥試験結果
について以下に記す。
について以下に記す。
〈第１実施例〉
（１）組成
エチレングリコール １０．Ｏ重１１ ％
グリセリン ５．０トリメチロール
プロパン １０．０フエノール
０．１スコアロールナ９００（界面活性剤）０
．１水 ６６
．８上記の組成を６０℃の温間で約２時間加温しながら
攪拌し、その後冷却して濾過し、粘度３．５ｃＰ （２
５℃）の黒色水性イン組成物を得た。
グリセリン ５．０トリメチロール
プロパン １０．０フエノール
０．１スコアロールナ９００（界面活性剤）０
．１水 ６６
．８上記の組成を６０℃の温間で約２時間加温しながら
攪拌し、その後冷却して濾過し、粘度３．５ｃＰ （２
５℃）の黒色水性イン組成物を得た。
（２）乾燥試験結果
上記の本発明水性インキ組成物をボールペン摺造の陪記
具に充填し、２０”Ｃ１湿度６ｏ−の恒温室に軸を横向
きにして放置し筆記不能となるまでに要した日数を調査
した。又比較のために上記組成からトリメテロールプロ
パンヲ除イた比佼用水性インキ組成物を同様に加温、冷
却、通過してｇｇ３裂し同様の調査を行なった。次表が
その結恐である。
具に充填し、２０”Ｃ１湿度６ｏ−の恒温室に軸を横向
きにして放置し筆記不能となるまでに要した日数を調査
した。又比較のために上記組成からトリメテロールプロ
パンヲ除イた比佼用水性インキ組成物を同様に加温、冷
却、通過してｇｇ３裂し同様の調査を行なった。次表が
その結恐である。
筆記不能となるまでの日数：
比Ｔ交用 ； １５日目で 〃
ｊく第２実施例〉 （１）組成 エチレングリコール ３００重ｆ！Ｌチドリ
メチロールプロパン ５．０フエノール
０．１エマルゲンナ１４γ（界面活
性剤）０．ｌ四硝酸ペンタエリストール ０．１
食用赤１０３号（染料、ダイワ化成（株）製）５．０水
５
９．７上記組成物を６０℃の温度で約２時間加温しなが
ら攪拌し、その後冷却して、更に纏過処理して粘度４．
２ ｃｐ （２５℃）の赤色水性インキ組成物を得た。
ｊく第２実施例〉 （１）組成 エチレングリコール ３００重ｆ！Ｌチドリ
メチロールプロパン ５．０フエノール
０．１エマルゲンナ１４γ（界面活
性剤）０．ｌ四硝酸ペンタエリストール ０．１
食用赤１０３号（染料、ダイワ化成（株）製）５．０水
５
９．７上記組成物を６０℃の温度で約２時間加温しなが
ら攪拌し、その後冷却して、更に纏過処理して粘度４．
２ ｃｐ （２５℃）の赤色水性インキ組成物を得た。
（２）乾燥試験結果
上記の本発明水性インキ組成物をボールペンｔｉ造の箪
記具に充填し、２０℃、湿度６０５１！Ｉの恒温室に勅
を横向き（ニして放置し筆記不能となるまでに要した日
数を調査した。又比較のために上記組成からトノメｆａ
−ルプロパン宝除しタ比較用水性インキ組成物を同様に
加温、冷却、ｐ過して１終し佇普ヂ情キ七同様の調査を
行なった。次表がその結果である。
記具に充填し、２０℃、湿度６０５１！Ｉの恒温室に勅
を横向き（ニして放置し筆記不能となるまでに要した日
数を調査した。又比較のために上記組成からトノメｆａ
−ルプロパン宝除しタ比較用水性インキ組成物を同様に
加温、冷却、ｐ過して１終し佇普ヂ情キ七同様の調査を
行なった。次表がその結果である。
上記の如く本発明水性インキ組成物は第１実施例及び第
２冥施例の場合も） ！／ メｆｃＩ−Ａｔフロノ（ン
を含有しない場合に比べ２倍以上の期間筆記可能であっ
た。
２冥施例の場合も） ！／ メｆｃＩ−Ａｔフロノ（ン
を含有しない場合に比べ２倍以上の期間筆記可能であっ
た。
又、上記の本発明水性インキ組成物と比較層水性インキ
組成物を使用して描かれた描線の乾燥性を比べたらほぼ
同等であり描線の滲みによる筆記面の汚れの問題は皆無
であった。
組成物を使用して描かれた描線の乾燥性を比べたらほぼ
同等であり描線の滲みによる筆記面の汚れの問題は皆無
であった。
（発明の効果）
本発明水性インキ組成物は上述した如くトリ／？ＣＦ−
ルプロパンを含有せしめることにより、水溶性染料の溶
解性を高め且つインキ組成物自体の吸湿性を向上せしめ
て、インキ組成物の蒸発を抑えて耐乾燥性を飛躍的に向
上せしめる効果がある。
ルプロパンを含有せしめることにより、水溶性染料の溶
解性を高め且つインキ組成物自体の吸湿性を向上せしめ
て、インキ組成物の蒸発を抑えて耐乾燥性を飛躍的に向
上せしめる効果がある。
Claims (1)
- 水溶性染料を含有したインキ組成物中に全重量比で２〜
２０重量％のトリメチロールプロパンを添加配合せしめ
たことを特徴とする水性インキ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59199018A JPS6176576A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 水性インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59199018A JPS6176576A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 水性インキ組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6176576A true JPS6176576A (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=16400748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59199018A Pending JPS6176576A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 水性インキ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6176576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5169437A (en) * | 1991-10-24 | 1992-12-08 | Hewlett-Packard Company | Water based ink compositions exhibiting reduced crusting, clogging and kogation |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55106273A (en) * | 1979-02-07 | 1980-08-14 | Pilot Ink Co Ltd | Aqueous ink composition for ball-point pen |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP59199018A patent/JPS6176576A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55106273A (en) * | 1979-02-07 | 1980-08-14 | Pilot Ink Co Ltd | Aqueous ink composition for ball-point pen |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5169437A (en) * | 1991-10-24 | 1992-12-08 | Hewlett-Packard Company | Water based ink compositions exhibiting reduced crusting, clogging and kogation |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0030389B1 (en) | Aqueous ink composition | |
| KR20060039911A (ko) | 소거 가능형 겔 잉크, 그러한 잉크의 소거 방법, 소거가능형 잉크 키트 및 소거형 잉크 착체 | |
| WO2006115535A1 (en) | Eradicable composition and kit | |
| JPS6176576A (ja) | 水性インキ組成物 | |
| JP4270609B2 (ja) | 水性インキ組成物 | |
| JP4836816B2 (ja) | 水性ボールペン | |
| JP3609481B2 (ja) | 固形状筆記具 | |
| JPS6176575A (ja) | 水性インキ組成物 | |
| JPS6126597B2 (ja) | ||
| JPS63223077A (ja) | 水性インキ組成物 | |
| JPS5815578A (ja) | 水性インキ | |
| JP2008163147A (ja) | 水消去性書画用墨汁組成物 | |
| JPS6155552B2 (ja) | ||
| JP3716032B2 (ja) | 油性消去性マーキングペン用インキ組成物 | |
| JP3139118B2 (ja) | 油性インキ組成物 | |
| JPS5948036B2 (ja) | 水性インキ組成物 | |
| JPH07179804A (ja) | 水性ボールペンに使用する直詰用インクとこのインクを直詰したキャップ式ボールペン | |
| JPH0848926A (ja) | 油性インキ組成物 | |
| JPH06228486A (ja) | 耐水性を有する水性インキ組成物 | |
| JPS6176577A (ja) | 水性インキ組成物 | |
| JPS6128566A (ja) | 水性インキ | |
| JPS5867770A (ja) | 水性インキ組成物 | |
| JP2005089480A (ja) | 水性筆記具用インキ組成物 | |
| JPS6152870B2 (ja) | ||
| JPS6221389B2 (ja) |