JPS5867770A - 水性インキ組成物 - Google Patents
水性インキ組成物Info
- Publication number
- JPS5867770A JPS5867770A JP16550181A JP16550181A JPS5867770A JP S5867770 A JPS5867770 A JP S5867770A JP 16550181 A JP16550181 A JP 16550181A JP 16550181 A JP16550181 A JP 16550181A JP S5867770 A JPS5867770 A JP S5867770A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- water
- ink composition
- oxyalkylene
- viscosity
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水性インキ組成物に関するものである。
従来、インクジェット、サインベン、ボールはン、フェ
ル) 67等に使用されている水性インキ組成物には、
染料の溶解性を高めて目詰シを防止するため、あるいは
保湿性を高めてインキの急速な乾燥を防止するために、
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン等の多価アルコール類、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール等のポリ
グリコール類、メチルセロソルブ、メチルカルピトール
、メチルトリグリコール等のグリコールエーテル類が使
用されてきた。これらの溶剤は水によく溶け、沸点が高
いという特徴を持っているが、水溶液の粘度の温度によ
る変化が大きく、使用する温度によっては、にじんだり
、かすれたり、紙にひっかかり過ぎたりする等の問題が
あった。
ル) 67等に使用されている水性インキ組成物には、
染料の溶解性を高めて目詰シを防止するため、あるいは
保湿性を高めてインキの急速な乾燥を防止するために、
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン等の多価アルコール類、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール等のポリ
グリコール類、メチルセロソルブ、メチルカルピトール
、メチルトリグリコール等のグリコールエーテル類が使
用されてきた。これらの溶剤は水によく溶け、沸点が高
いという特徴を持っているが、水溶液の粘度の温度によ
る変化が大きく、使用する温度によっては、にじんだり
、かすれたり、紙にひっかかり過ぎたりする等の問題が
あった。
本発明は以上のような従来のものの問題点を解決するた
めになされたもので、特定のアルコキシプロパンジオー
ルまたはそのオキシアルキレン誘導体を含有させること
により、温度による粘度変化が少なく、このため季節、
地方が変ってもほとんど同じような書き味を示し、にじ
んだり、かすれたシ、紙にひっかかり過ぎることのない
水性インキ組成物を提供することを目的としている。
めになされたもので、特定のアルコキシプロパンジオー
ルまたはそのオキシアルキレン誘導体を含有させること
により、温度による粘度変化が少なく、このため季節、
地方が変ってもほとんど同じような書き味を示し、にじ
んだり、かすれたシ、紙にひっかかり過ぎることのない
水性インキ組成物を提供することを目的としている。
本発明は一般式(1)で示されるアルコキシプロパンジ
オールまたはそのオキシアルキレン誘導体を含有するこ
とを特徴とする水性インキ組成物である。
オールまたはそのオキシアルキレン誘導体を含有するこ
とを特徴とする水性インキ組成物である。
(ただし、Rは炭素数1〜4のアルキル基、AOハ炭素
数2または6のオキシアルキレン基、a十すは0〜10
である。) 一般式(1)において、炭素数1〜4のアルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、インプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ターシャリ−ブ
チル基などかあシ、炭素数2または3のオキシアルキレ
ン基としては、オキシエチレン、オキシプロピレンなど
がある。これらはそれぞれ1種単独、または複数の混合
物であってもよい。
数2または6のオキシアルキレン基、a十すは0〜10
である。) 一般式(1)において、炭素数1〜4のアルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、インプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、ターシャリ−ブ
チル基などかあシ、炭素数2または3のオキシアルキレ
ン基としては、オキシエチレン、オキシプロピレンなど
がある。これらはそれぞれ1種単独、または複数の混合
物であってもよい。
Rで示されるアルキル基の炭素数が4以下に限定される
のは5以上では界面活性が強くなり、目詰りやインキの
切れの原因となる発泡を引起こすからである。
のは5以上では界面活性が強くなり、目詰りやインキの
切れの原因となる発泡を引起こすからである。
a、bは(AO)で示されるオキシアルキレン基の平均
付加モル数を示し、それぞれ0の場合を含む。すなわち
一般式(1)の化合物は、オキシアルキレンを付加しな
いアルコキシプロパンジオールを使用してもよいが、沸
点、引火点を高くする目的で、アルコキシプロパンジオ
ールにアルキレンオキシドを付加してもよい。この場合
、その付加量は10モル以下である必要がある。その理
由は10モルを越えると水溶液の粘度の温度による変化
が大きくなってし1うからである。
付加モル数を示し、それぞれ0の場合を含む。すなわち
一般式(1)の化合物は、オキシアルキレンを付加しな
いアルコキシプロパンジオールを使用してもよいが、沸
点、引火点を高くする目的で、アルコキシプロパンジオ
ールにアルキレンオキシドを付加してもよい。この場合
、その付加量は10モル以下である必要がある。その理
由は10モルを越えると水溶液の粘度の温度による変化
が大きくなってし1うからである。
本発明の水性インキ組成物は、以上の一般式(1)で示
されるアルコキシプロパンジオール’E 7’cハソの
オキシアルキレン誘導体を水溶性染料と配合した組成物
である。アルコキシプロパンジオールまたはそのオキシ
アルキレン誘導体の使用量は2〜60重量係である。
されるアルコキシプロパンジオール’E 7’cハソの
オキシアルキレン誘導体を水溶性染料と配合した組成物
である。アルコキシプロパンジオールまたはそのオキシ
アルキレン誘導体の使用量は2〜60重量係である。
また染料としては、水溶性染料で、あればいかなる染料
も使用可能である。例えば直接染料としては、C,1,
ダイレクトブラック1.9,51゜108.19.!!
、ダイレクトブルー2.95.98ダイレクトレッド1
,17.28、ダイレクトイエロー12.24、酸性染
料としてはC,1,アシッドブラック2,31,52.
アシッドブルー59.93,103、アシッドレッド8
7,92゜155、塩基性染料としては、C,1,ベー
シックブラック2,8、ベーシックブルー3.7、ベー
シックレッド18.52等があげられる。
も使用可能である。例えば直接染料としては、C,1,
ダイレクトブラック1.9,51゜108.19.!!
、ダイレクトブルー2.95.98ダイレクトレッド1
,17.28、ダイレクトイエロー12.24、酸性染
料としてはC,1,アシッドブラック2,31,52.
アシッドブルー59.93,103、アシッドレッド8
7,92゜155、塩基性染料としては、C,1,ベー
シックブラック2,8、ベーシックブルー3.7、ベー
シックレッド18.52等があげられる。
本発明の水性インキ組成物には、安定剤、殺菌剤、表面
張力調整剤などの他の添加剤を配合することも可能であ
る。
張力調整剤などの他の添加剤を配合することも可能であ
る。
本発明はインクジェット、サインベン、ボールはン、フ
ェルトベン、その他の用途に使用される水性インキ組成
物に適用可能である。
ェルトベン、その他の用途に使用される水性インキ組成
物に適用可能である。
以上のとおり、本発明の水性インキ組成物は、温度によ
る粘度変化が少なく、季節、地域による使用感が一定し
たものであり、にじみ、かすれ、ひっかかり過ぎがない
などの効果がある。
る粘度変化が少なく、季節、地域による使用感が一定し
たものであり、にじみ、かすれ、ひっかかり過ぎがない
などの効果がある。
以下に実施例を記載してさらに詳細に説す″する。
実施例1
表1に示す化合物の25重量%水溶液を作り、0〜40
℃の範囲で粘度を測定した。その結果全図面のグラフお
よび表2に示す。
℃の範囲で粘度を測定した。その結果全図面のグラフお
よび表2に示す。
表 1
1””l:
、、−:、、1.−−−、、−、−−−−−、、、、、
−、−−−−− 。
−、−−−−− 。
表 2
図面および表2の結果より、本発明品の水溶液粘度の温
度変化が少ないことは明らかである。
度変化が少ないことは明らかである。
実施例2
C,1,ダイレクトブラック19 3.0%表1
中A1の化合物 25.0 IIイオン
交換水 72.0#上述の組成物
を常温で混合して黒色インキを得た。比較例として表1
中A1の化合物の代りにグリセリンを用いて黒色インキ
を作った。得られた2種のインキの粘度を測定した結果
は以下の通りであり、実施例によるものの粘度の変化は
小さかった。−!た実施例のインクはにじんだり、かす
れたシすることはなく、優れた書き味であった。
中A1の化合物 25.0 IIイオン
交換水 72.0#上述の組成物
を常温で混合して黒色インキを得た。比較例として表1
中A1の化合物の代りにグリセリンを用いて黒色インキ
を作った。得られた2種のインキの粘度を測定した結果
は以下の通りであり、実施例によるものの粘度の変化は
小さかった。−!た実施例のインクはにじんだり、かす
れたシすることはなく、優れた書き味であった。
0t粘度(cst) 40t粘度(C8り実施例
5.2 2.9比較例 5.6
1.3実施例3 C,1,アシッドブルー93 2.0%表
1中A5の化合物 22. Onイオン
交換水 760〃上述の組成物、
および比較例として表1中&5の化合物の代りにポリエ
チレングリコール(分子量200)’(z使用し、前例
と同様に2種の青色インキを得た。、2種のインキの粘
度は以下に示す通りであり、実施例によるものの粘度の
変化は小さかった。また、実施例のインクはにじんだり
、かすれたりすることはなく、優れた書き味であった。
5.2 2.9比較例 5.6
1.3実施例3 C,1,アシッドブルー93 2.0%表
1中A5の化合物 22. Onイオン
交換水 760〃上述の組成物、
および比較例として表1中&5の化合物の代りにポリエ
チレングリコール(分子量200)’(z使用し、前例
と同様に2種の青色インキを得た。、2種のインキの粘
度は以下に示す通りであり、実施例によるものの粘度の
変化は小さかった。また、実施例のインクはにじんだり
、かすれたりすることはなく、優れた書き味であった。
0t粘度(cSt) 40t粘度(C8t)実施例
4.8 2.8比較例 5.8
1.5実施例4 C,!、ベーシックレッド52 1.0チ表1
中A乙の化合物 20. Onイオン交
換水 790〃上述の組成物、お
よび比較例として表1中A乙の化合物の代りにプロピレ
ングリコールを使用し、前例と同様に2種の赤インキを
得た。2種の赤インキの粘度は以下に示す通りであり、
実施例によるものの粘度の変化は小さかった。また、実
施例のインクはにじんだり、かすれたシすることはなく
、優れた書き味であった。
4.8 2.8比較例 5.8
1.5実施例4 C,!、ベーシックレッド52 1.0チ表1
中A乙の化合物 20. Onイオン交
換水 790〃上述の組成物、お
よび比較例として表1中A乙の化合物の代りにプロピレ
ングリコールを使用し、前例と同様に2種の赤インキを
得た。2種の赤インキの粘度は以下に示す通りであり、
実施例によるものの粘度の変化は小さかった。また、実
施例のインクはにじんだり、かすれたシすることはなく
、優れた書き味であった。
0t粘度(cst) 40t粘度(C8t)実施例
5.0 3.1比較例 5. D
1.0
5.0 3.1比較例 5. D
1.0
図面は実施例1における温度と粘度の関係を示すグラフ
である。 代理人 弁理士 柳 原 成 図面 ′iL斐 (0c)
である。 代理人 弁理士 柳 原 成 図面 ′iL斐 (0c)
Claims (3)
- (1)一般式(1)で示されるアルコキシプロパンジオ
ールまたはそのオキシアルキレン誘導体を含有すること
を特徴とする水性インキ組成物 (ただし、Rは炭素数1〜4のアルキル基、AOは炭素
数2または乙のオキシアルキレン基、a+bはO〜10
である。) - (2)Rはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
ゾロビル基、n−ブチル基、イソブチル基、およびター
シャリ−ブチル基から選ばれる1種または数種の基であ
る特許請求の範囲第1項記載の水性インキ組成物 - (3)AOはオキシエチレンおよびオキシプロピレンか
ら選ばれる1種または数種の基である特許請求の範囲第
1項または第2項記載の水性インキ組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16550181A JPS5867770A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 水性インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16550181A JPS5867770A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 水性インキ組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5867770A true JPS5867770A (ja) | 1983-04-22 |
JPS644550B2 JPS644550B2 (ja) | 1989-01-26 |
Family
ID=15813585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16550181A Granted JPS5867770A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 水性インキ組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5867770A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6032866A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-02-20 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インク |
JPS62169875A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-27 | Toray Ind Inc | インクジエツト用インク組成物 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5212635A (en) * | 1989-10-23 | 1993-05-18 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for measurement of manufacturing technician efficiency |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP16550181A patent/JPS5867770A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6032866A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-02-20 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インク |
JPS62169875A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-27 | Toray Ind Inc | インクジエツト用インク組成物 |
JPH0433309B2 (ja) * | 1986-01-23 | 1992-06-02 | Toray Industries |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS644550B2 (ja) | 1989-01-26 |
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