JPS6176154A - 陰茎埋没体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は陰茎勃起装置に係シ、より詳しくは、膨張可能
で自己完結型の埋没可能な陰茎勃起装置に関する。

〔従来技術〕

成る種の勃起不能症においては、唯一の現実的な救済手
段は外科的手術により陰茎勃起装置を埋め込むことであ
る。従来、この様な症例の場合には、幾つかの型式の埋
没可能な陰茎勃起装置が使用されている。

従来使用されている埋没可能陰茎勃起装置の一種に膨張
式のものがある。この装置は膨張可能で拡張可能な２本
のチーーブを備えており、夫々のチーーブは陰茎の別々
の海綿体内に外科手術により埋込まれる。夫々のチーー
ブは膨張加圧用流体を収容する比較的大きなリザーバに
配管により接続されている。このリザーバは体内の他の
場所に埋込まれるので、余計な腹部切開術を必要とする
。

拡張可能なチーープを膨張させかつ加圧することにより
勃起が達成される。米国特許第４，００９，７１１号の
装置はこの型式の装置を代表するものである。

他の型式の陰茎勃起装置は適当な剛さの一対のロッドを
備えて成り、これらのロッドは陰茎海綿体内に外科的に
埋込まれる。この装置の大きな利点は埋込みが必要な圧
力法または配管を有さないので外科手術が最小限で済む
ということである。

この装置の難点はロッドの恒久的な剛さが患者の肉体的
苦痛および当惑の原因となシ得ることである。ロッド式
埋没体を用いた陰茎勃起装置の代表例は米国特許第３，
８９３，４７６号および第４，０６６．０３７号に開示
されている。

米国特許第４，２０１，２０２号には膨張式装置とロッ
ド埋没式装置との両方の装置の特徴の幾つかを組合せた
他の埋没可能な勃起装置が開示されている。この装置は
スリーブ内に配置され次ロッドを備え、スリーブは室を
形成する様にロッドの周囲に配置されている。この室を
加圧してロッドを真っ直ぐに伸ばしかつ支持することに
より勃起が達成され、この室は圧力制御弁を用いて減圧
される。

更に他の埋没可能な勃起装置は米国特許第４．３９９，
８１１号に開示されている。この装置は２本の同一の自
己完結型の加圧可能な埋没体を備え、これらの埋没体は
外科手術により陰茎内に完全に埋没させることが可能で
ある。埋没体の先端部にはポンプが設けてあり、基部に
は圧力制御弁が設けである。関連する外科手術は最小限
であり、ロッド型埋洗体装置に必要な手術と類似してい
る。

〔発明の概要〕

本発明の目的は、埋没可能で自己完結的で加圧可能な一
対の陰茎埋没体（インブラント）ヲ備え、夫々の埋没体
が信頼性のある改良されたポンプおよびリリースバルブ
を備えた陰茎勃起装置を提供することにある。これらの
埋没体は外科手術によりロッドを埋没体を埋込むのと同
様に容易に完全に陰茎内に埋込むことができる。

本発明の陰茎勃起装置の埋没体（インブラント）は、圧
力室と、流体リザーバと、リザーバから圧、力室へと流
体を移送して圧力室を剛直にするためのポンプと、手動
により変形させることの可能なハウジングを有するリリ
ースバルブ、とを備えている。ハウジングを変形させれ
ば、リリースバルブが開らき、圧力室は減圧される。

本発明の陰茎勃起装置の好適な埋没体は細長い本体を備
えて成シ、この本体は、比較的短い手前側軸部と、遠隔
側先端部と、一対の同心的な円筒形の室を収蔵した細長
い可撓性の中間部とを有する。これら２つの室の双方は
液圧流体で実質的に満たされている。埋没体の本体は、
ま几、非拡張性の内側圧力室を加圧するべく外側室から
圧力流体を移送するための一体的ボン！手段と、ノ１ウ
ジングを有するリリースバルブとを備えておシ、このハ
ウジングを手で変形させることにより圧力室を減圧させ
または収縮させることができる。

本発明の陰茎勃起装置はコン・々クトであり、従って必
要な外科手術が最小限となるという利点があると共に、
流体接続部が最小限であるので液洩れの危険が低減する
という利点を有する。

本発明の前述した目的および利点ならびに他の目的およ
び利点は以下の記載に従い明らかになるであろう。

〔実施例〕

次に、添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。本
発明の陰茎勃起装置の好ましい実施例は一対の細長い陰
茎埋没体（インブラント）　１１゜１１′を有する。こ
の２本の埋没体（インブラント）１１　、１１’は互い
に同一でちるので、以下には一方のみについて詳述する
。

第１図および第２図から最も良く分る様に、埋没体１１
は手前側軸部１２と、円筒形中間部１３と、遠隔側先端
部１４を有する。軸部１２は比較的剛的な材料で形成さ
れており、海綿体の根元側端部内に埋込んである。円筒
形中間部１３と中空の先端部１４は比較的フレキシブル
であ）、海綿体のうちぶら下った陰茎内に位置する部分
に埋込まれている。第３図および第４図に示した様に、
夫々の埋没体１１　、１１’は陰茎の別々の海綿体内に
配置されている。

埋没体１１　、１１’の円筒形中間部１３は、好ましく
は、フレキシブルで潰萎可能で同心的な一対の円筒形ス
リーブ１５および１６？備えておシ、これらのスリーブ
１５および１６は軸部１２および先端部１４に液密に付
着されてｂて一対の同心的な室１７および１８を夫々形
成している。内側室すなわち圧力室１７の壁を形成する
スリーブ１５はシリコーン被覆メッシ＝−ま次は織布の
様な比較的非弾性的な材料で形成されているので、圧力
室１７は加圧された時にも非拡張性（ノン・ディステン
シブル）である。スリーブ１６はスリーブ１５から外側
に離間されており、スリーブ１５はこのスリーブ１６と
協働して外側室１８を形成している。この外側室１８は
流体リザーバとして作用するものである。スリーブ１６
は非強化シリコーンゴムの様な拡張可能（ディステンシ
プル）な材料で形成することができる。スリーブ１５お
よび１６と軸部１２および先端部１４との間の必要な液
密シールは適当な接着剤または他の適当な手段により行
うことができる。

第１図および第３図に示した様に、埋没体１１が非加圧
状態にある時には、双方の室１７および１８は生理食塩
水または自由流動性シリコーンｒルの様な非圧縮性で生
体適合性の液圧流体１９でほぼ満たされている。非加圧
状態においては埋没体１１の可撓性の円筒形中間部１３
は撓んでおり、陰茎が第１図に示す様な通常のほぼ弛緩
した姿勢をとるのを可能にしている。しかし、第２図お
よび第４図に示す様に埋没体１１が加圧状態にある時に
は、非拡張性の圧力室１７は圧力流体で完全に充たされ
るので、円筒形中間部１３は剛直となり、陰茎は勃起姿
勢をとる。

次に第５図、第６図、および第７図を参照して、内側圧
力室１７を加圧しかつ圧力室１７内の圧力を釈放するた
めの一体的なポンプ２０およびリリースバルブ２１につ
いて説明する。

第５図、第６図、および第７図に示す如く、バルブハウ
ジング２２は先端部１４内のポンプ室２３から室１７お
よび１８ｆ：分離している。ハウジング２２内の入口通
路２４は外側室（流体リザーバ）１８からポンプ室２３
へ通じている。入口バルブ２５は室１８からポンプ室２
３への流体１９の流れを制御する。ハウジング２２内の
出口通路２６はポンプ室２３がら圧力室１７へ通じてい
る。室１７に通じた通路２６の出口２７は出口バルブ２
８によって通常は閉鎖されている。

入口バルブ２５は変形可能で、好ましくは中空の、リン
グ２９で構成されている。第５図に示した様に、ポンプ
室２３を圧搾した時には、バルブ２５のリング２９は平
らに潰されてハウジング２２内の環状溝３０に着座し、
通路２４は入口バルブ２５によって閉鎖される。リザー
バ１８内の流体圧力がポンプ室２３内の流体圧力より高
くなった時には、第６図に示す様にリング２９はその弁
座かも引き離される。

第６図から分る様に、出口バルブ２８はダイアフラム３
１から成シ、このダイアフラム３１は通路２６の出口２
７を閉じる。ダイアフラム３１は外側に突出した環状の
リングシール３２金有する。

このリングシール３２はダイアフラムの無孔中央部を囲
繞しており、圧力室１７内の圧力がポンプ室２３内の圧
力より高くなった時にはハウジング２２のうち出口２７
全囲繞した部分と協働してシールを形成する。第５図に
示す様にポンプ室２３の弾性壁を圧搾した時には、ポン
プ室２３内の流体圧力は圧力室１７内の圧力より高くな
シ、リングシール３２はハウジング２２とのシール係合
から離脱するので、流体はポンプ室２３および通路２６
から、リングシール３２より外側の領域でダイアフラム
３１に設げた開口３３を介して、圧力室１７内に流入す
る。図面には２つの開口３３のみを示したが、ダイアフ
ラム３１には通常は４つ以上の開口を設けることができ
る。

？ンプ室２３を１員次に何度も圧搾して流体１９をポン
プ室２３から加圧下の非拡張性圧力室１７内に圧送する
ことにより埋没体１１は加圧される。

ポンプ室を最初に圧搾する時には、前述した様にかつ第
５図に矢印で示した様に、ポンプ室２３内にあった流体
１９は通路２６を経て圧力室１７内に圧送される。ポン
プ室２３内の増大した圧力は中空のリング２９を平らに
潰して溝３ｏ内の弁座に押し付けるので、リング２９は
通路２４を閉鎖して流体がリザーバ１８内に流入するの
を阻止する。

圧搾力を解除すると、ポンプ室２３は減圧され、その結
果中空リング２９は吸い出されて溝３ｏ内の弁座から離
れるので、第６図に矢印で示した様に流体１９はリデー
パ室１８からポンプ室２３へと流れる。

圧力室１７が充分に加圧され剛直となればポンピング動
作を止める。そうすれば、ダイアフラム３１の背面に作
用する圧力室１７内の流体１９の圧力により第２図およ
び第６図に示す様ｔて環状リングシール３２はハウジン
グ２２に着座し、通路２６の出口は閉鎖される。

第７図に示す如く、手によ９点３４．３４’のところで
ハウジング２２を圧搾して変形させて入口バルブ２５お
よび出口バルブ２８の周りＫＩＪ−り通路を形成するこ
とにより圧カ室１７は減圧される。これらのリーク通路
は矢印で示した。ハウジング２２の変形によりダイアフ
ラム３１は反シ曲ってハウジング２２とのシール係合か
ら離脱するので第１のリーク通路が形成され、これを通
って流体１９は圧力室１７から逃れることができる。

また、ハウジングの変形は環状溝３１内の弁座から中空
リング２９を錐離させるので、第２のリーク通路が形成
され、流体は圧力室１７からリザーバ１８へ戻ることが
できる。

本発明の好ましい実施態様においては、ポンピング時の
ハウジング２２の変形を防止する剛さ増強リング３５を
設けると共に、出口２６の周囲においてハウジング２２
内には環状溝３６を設ける。

この環状溝３６はリーク通路を形成するためにハウジン
グを変形させるのを容易にするものである。

陰茎埋没体の非拡張性の加圧室１７は、加圧された時に
は、陰茎を勃起姿勢に維持するに必要な剛性を提供する
。従って、この圧力室はこの機能を果すために十分な容
積およびサイズのものでなげればならない。これに対し
て、外側室１８は主として圧力室用の圧力流体のリザー
バとして使用されるのであるから、それに応じたサイズ
に作られる。内側室１７および外側室１８の寸法はこれ
らの室が夫々の所望の機能を提供するに十分なものであ
れば正確な寸法は問題ではない。

「非拡張性」の室１７の壁を形成するスリーブ１５は比
較的非弾性的でなければならない。好ましくは、このス
リーブ１５は、流体を充満させて加圧した時に延伸しな
い様な、シリコーン材料で被覆されたダクロンのメッシ
ェまたは織布で形成する。これに対し、スリーブ１６は
拡張性でもよいし非拡張性でもよい。スリーブ１５およ
び１６の直径は種々に変えることができるが、一般的に
は、非加圧状態における埋没体が海綿体全充満する様な
サイズに定める。非拡張性ま念は非弾性的なる用語は前
述し次機能を提供するに必要な所望の特性を有する任意
の材料を意味するものとする。

室の流体含有量に関する「実質的に満たされた」なる用
語またはこれと均等の用語は、室がその容量の約６０％
から約９５％またはそれ以上の非圧縮性流体（例えば、
水、生理食塩水、−！たは自由流動性ケ゛ル）を収容す
ることを意味する。実際の流体含有量は種々変えること
ができるが、「実質的に満たされた」時の埋没体は陰茎
が通常の弛緩姿勢をとることができる様になお十分にフ
レキシブルでなければならない。

埋没体の手前側軸部１２のショアＡ硬度は約７０であ）
、遠隔側先端部１２のショアＡ硬度は約２０で９ｊｌ）
、夫々の材料はその用途に合った十分な引っ張シ強度を
有する。図示した好ましい実施例においては、中空の先
端部１４はテーパ状になっている。この先端部１４は自
己シール性のシリコーンエラストマーで形成されている
ので、細い中空針と注射器を用いて流体を埋没体に追加
したり埋没体から抽出したりすることが可能である。

変形可能なハウジング２２は適当な硬度（例えば、ショ
アＡ硬度５０）を有するシリコーンゴムまたはポリウレ
タンの様な弾性材料で形成する。

ポンピング時に入口バルブおよび出口バルブの変形全防
止するための剛さ増強用リング３５は好ましくはステン
レス鋼で形成する。女形可能なリング２９は中空かつ筒
状にすることができ、このリング２９は軟質エラストマ
ーで形成する。このリング２９は構造的剛性を持たない
のでポンプを圧搾した時には半径方向に若干拡張してそ
の溝とシールを形成する。ポンプ室内の圧力がリデーバ
内の圧力より減少した時にはこのリングはその弁座から
吸い上げられまたは持ち上げられる。

この陰茎補てつ装置のすべての構成部品および構成要素
は、好ましくは、非反応性で無毒性で隣接する器官組織
が十分耐容し得る医療用シリコーンゴムによって形成さ
れまたは被覆されている。

シリコーンゴムは極めて耐摩耗性に優れかつ長期間にわ
たってその機能を保持し得るので好ましい。

しかし、所望の特性金有する他の適当な材料を使用する
ことも可能である。

この陰茎勃起装置を埋込むための好ましい方法は陰茎を
切開することにより始める。適当な切開手術の後、夫々
の海綿体を手前方向および遠隔方向に拡張させて埋没体
を収容する。適当な解剖学的処置を行うことにより、埋
没体の手前側軸部が骨盤下方の陰茎基部のところに位置
決めされる様にする。適当なサイズの中間部および先端
部を有する１つまたは複数の、埋没体を陰茎の海綿体内
に挿入する。遠隔側先端部は海綿体の陰茎亀頭側端部内
に位置決めする。それから埋没体の手前側軸部を海綿体
の根元側端部内に係止する。

陰茎の他方の側についても同じ手術を行い、外科手続を
完了する。解剖学的構造に適合させ、陰茎の横方向安定
性を提供し、かつ、埋没体の回転を防止するため、好ま
しくは、２本の埋没体の手前側軸部は横方向に関し末広
がりに配置する。次に、切開部を閉鎖する。

以上の記載は例示を目的としたものであって、本発明の
精神および範囲を逸脱することなく種々の修正変更を施
すことが可能であることは言うまでもない。即ち、例え
ば、埋没体はそれを係留するための中実の細部を有する
ものとして説明したが、必要によりこの細部は中空とし
てリデーパ全収蔵することも可能である。更に、埋没体
内の２つの室のうち一方の室が圧力室を構成し他方の室
がリデーパであるとして記載しかつ図示したが、他の温
式の圧力室およびリデーバを用いることも可能である。

また、本発明のポンプおよびリリースバルブは他の医療
装置に使用することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の陰茎勃起装置の好適な実施態様の一部
切り欠き側面図で、互いに同一の２つの陰茎埋没体の一
方を男性体内に埋込んで非加圧状態にしたところを示し
、 第２図は第１図同様の図で埋没体が加圧されたところを
示し、 第３図は第１図の３−３矢視拡犬断面図、第４図は第２
図の４−４矢視拡犬断面図、第５図は第１図の埋没体の
一部分の拡大断面図で、圧力室を加圧するためポンプを
圧搾した時のポンプおよびリリースバルブの構成部材の
位置を示し、 第６図は第５図同様の拡大断面図で、圧搾力を解除した
時のポンプおよびバルブの構成部材の位置を示し、 第７図は第５図および第６図同様の拡大断面図で、バル
ブを開くためリリースバルブハウジングを手で変形させ
たところを示す。 １１・・・陰茎埋没体、１２・・・軸部、１３・・・中
間部、１４・・・先端部、１−５．１６・・・ス°リー
プ、１７・・・圧力室、１８・・・リザーバ室、１９・
・・液圧流体、２０・・・ポン７’、２１・・・リリー
スバルブ、２２・・・バルブハウジング、２３・・・ポ
ンプ室、２４・・・入口通路、２５・・・入ロバルプ、
２６・・・出口通路、２７・・・出口バルブ、２９・・
・リング、３０・・・環状溝、３１・・・ダイアフラム
、３２・・・リングシール、３３・・・開口、３５・・
・剛さ増強リング、３６・・・環状溝。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、細長い一体構造の本体を有する陰茎埋没体であって
   、前記本体はその一端に設けた先端部とその他端に設け
   た係留用軸部と中間部とを備え、前記中間部は圧力室と
   該圧力室加圧用流体のリザーバとを備え、前記本体内に
   は圧力室を加圧しかつ該圧力室を剛性にするべくリザー
   バからの流体を圧力室へ移送するためならびに該圧力室
   内の圧力を釈放するためのポンプおよびバルブ手段を設
   けて成る陰茎埋没体において、前記ポンプおよびバルブ
   手段は、 （イ）ポンプ室を有するポンプと、 （ロ）前記ポンプ室と圧力室およびリザーバとの間に配
   置され前記ポンプ室を圧力室およびリザーバから分離す
   る変形可能なバルブハウジングと、（ハ）前記ハウジン
   グ内に形成されリザーバからポンプ室へと通ずる入口通
   路と、 （ニ）前記入口通路の流れを制御する入口バルブであっ
   て、リザーバ内の圧力がポンプ室内の圧力より高くなっ
   た時または前記ハウジングが変形した時に開弁するもの
   と、 （ホ）前記ハウジング内に形成されポンプ室から圧力室
   へと通ずる出口通路と、 （ヘ）前記出口通路の流れを制御する常閉の出口バルブ
   であって、ポンプ室内の圧力が圧力室内の圧力より高く
   なった時またはハウジングが変形した時に開弁するもの
   、 とを備えていることを特徴とする陰茎埋没体。 ２、前記入口バルブは、前記ハウジングに形成した環状
   溝と、ポンプ室内の圧力がリザーバ内の圧力より高くな
   った時に前記環状溝に着座する変形可能なリング、とを
   備えて成る特許請求の範囲第１項記載の陰茎埋没体。 ３、前記出口バルブは前記出口通路の出口を離脱自在に
   閉鎖するダイアフラムから成り、前記ダイアフラムは無
   孔の中央部を有し、前記中央部は圧力室内の圧力がポン
   プ室内の圧力より高くなった時に出口通路の出口の周囲
   に着座して該出口通路の流れを阻止するリングシールに
   よって囲繞されており、前記ダイアフラムはリングシー
   ルの周縁の外側において複数の開口を備えていて、ポン
   プ室内の圧力が圧力室内の圧力より高くなりまたはバル
   ブハウジングが変形することによりダイアフラムがハウ
   ジングとの着座関係から離脱した時に前記開口を介して
   流体が流れる様になっている特許請求の範囲第１項また
   は第２項記載の陰茎埋没体。 ４、前記リザーバと圧力室とは同心状であり、前記圧力
   室は非拡張性の内側室である特許請求の範囲第１項から
   第３項までのいずれかに記載の陰茎埋没体。 ５、前記ポンプ室に隣接してバルブハウジングには剛さ
   増強部材を設け、ポンピング時にバルブハウジングが変
   形するのを防止したことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項から第４項までのいずれかに記載の陰茎埋没体。 ６、圧力室と圧力流体用リザーバとポンプとを有する医
   療装置のバルブであって、 （イ）前記ポンプと圧力室およびリザーバとの間に配置
   され前記ポンプを圧力室およびリザーバから分離する変
   形可能なバルブハウジングと、（ロ）前記ハウジング内
   に形成されリザーバからポンプへと通ずる入口通路と、 （ハ）前記入口通路の流れを制御する入口バルブであっ
   て、リザーバ内の圧力がポンプからの圧力より高くなっ
   た時またはハウジングが変形した時に開弁するものと、 （ニ）前記ハウジング内に形成されポンプから圧力室に
   通ずる出口通路と、 （ホ）前記出口通路の流れを制御する常閉の出口バルブ
   であって、ポンプからの圧力が圧力室内の圧力より高く
   なった時またはハウジングが変形した時に開弁するもの
   、 とを備えて成る医療装置用バルブ。