JPS617495A - 使用済核燃料の溶解装置 - Google Patents
使用済核燃料の溶解装置Info
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- JPS617495A JPS617495A JP59129000A JP12900084A JPS617495A JP S617495 A JPS617495 A JP S617495A JP 59129000 A JP59129000 A JP 59129000A JP 12900084 A JP12900084 A JP 12900084A JP S617495 A JPS617495 A JP S617495A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は使用済核燃料の溶解装置に係り、特に使用済核
燃料を溶解する酸溶液の流通が円滑となるよう改良され
た使用済核燃料の溶解装置に関する。
燃料を溶解する酸溶液の流通が円滑となるよう改良され
た使用済核燃料の溶解装置に関する。
[従来技術]
従来、使用済の酸化ウラニウム等の核燃料を溶解処理す
る場合、使用済核燃料を短く切断し、これを硝酸等の酸
溶液中に浸漬して溶解させている。
る場合、使用済核燃料を短く切断し、これを硝酸等の酸
溶液中に浸漬して溶解させている。
第2図は従来の使用済核燃料の溶解装置を示す概略的゛
な断面図である。
な断面図である。
この使用済核燃料の溶解装置は、筒状の溶解管12と、
溶解管12中に装入された籠体14とからなる。化体1
4は多孔性であり5通常、ステンレス等の金網製筒状体
、あるいは4多数の孔が穿設された金属製筒状体等が用
いられる。なお各図において、化体14が多孔性である
ことを示すために、この離体14は破線で示されている
。
溶解管12中に装入された籠体14とからなる。化体1
4は多孔性であり5通常、ステンレス等の金網製筒状体
、あるいは4多数の孔が穿設された金属製筒状体等が用
いられる。なお各図において、化体14が多孔性である
ことを示すために、この離体14は破線で示されている
。
溶解管12の側面の複数箇所は、スラブと称される液槽
16に連通管18.20.22.24で接続されている
。また、溶解管12の下部には。
16に連通管18.20.22.24で接続されている
。また、溶解管12の下部には。
酸素ガス吹込管26が設置されている。そして、溶解v
1?及びスラブ16内には硝酸等の酸溶液が充填されて
いる。
1?及びスラブ16内には硝酸等の酸溶液が充填されて
いる。
吹込管26から酸素ガスを吹き込むよ、このガスは溶解
管lz巾を上昇し、これに伴って溶解管12中の液も上
昇して連通管22からスラブ16内に入り、連通管z8
から再び溶解管12中に戻り、循環する。
管lz巾を上昇し、これに伴って溶解管12中の液も上
昇して連通管22からスラブ16内に入り、連通管z8
から再び溶解管12中に戻り、循環する。
なお液の一部は、中間のレベルに設置された連通管20
を通ってスラブ16と溶解管12とを往来する。連通管
24はガス流通用のものであり、吹込管26から溶解管
12内に吹き込まれた酸素ガスが、この連通管24を通
り、スラブ16内に入る6 液体14中には、短く切断された使用済核燃料が装入さ
れており1次のような化学反応式に従い次第に酸溶液に
溶解してゆく。
を通ってスラブ16と溶解管12とを往来する。連通管
24はガス流通用のものであり、吹込管26から溶解管
12内に吹き込まれた酸素ガスが、この連通管24を通
り、スラブ16内に入る6 液体14中には、短く切断された使用済核燃料が装入さ
れており1次のような化学反応式に従い次第に酸溶液に
溶解してゆく。
UO+2HNO3+ 繕 02→ UO2(NO3)
2 トH20なおスラブ16には1図示はされていない
が、核燃料が溶は込んだ酸溶液の抜出手段、新しい酸溶
液の供給手段、不溶解性のスラッジの抜出手段等が設置
されている。酸化ウラニウム核燃料は、通常、ステンレ
ス等のパイプに挿入されているが、この切断屑や酸化ウ
ラニウム棒中の不溶解分等がスラッジとなって、酸溶液
中に含まれるのである。
2 トH20なおスラブ16には1図示はされていない
が、核燃料が溶は込んだ酸溶液の抜出手段、新しい酸溶
液の供給手段、不溶解性のスラッジの抜出手段等が設置
されている。酸化ウラニウム核燃料は、通常、ステンレ
ス等のパイプに挿入されているが、この切断屑や酸化ウ
ラニウム棒中の不溶解分等がスラッジとなって、酸溶液
中に含まれるのである。
また酸化ウラニウム棒が挿入されたパイプそれ自体は酸
溶液には溶けず、酸化ウラニウムが溶は出した後でも液
体14中に残留するので、溶解終了後、能体14を引き
上げ、残ったパイプを取り出す。
溶液には溶けず、酸化ウラニウムが溶は出した後でも液
体14中に残留するので、溶解終了後、能体14を引き
上げ、残ったパイプを取り出す。
[発明が解決しようとする問題点J
上記従来の使用済核燃料の溶解管においては、溶解管1
2とスラブ16の下部との連通管18が湾曲して、部分
的な勾配が無いか又は極めて小さい部分があり、そのた
め、スラッジが貯まり易いという問題があった。
2とスラブ16の下部との連通管18が湾曲して、部分
的な勾配が無いか又は極めて小さい部分があり、そのた
め、スラッジが貯まり易いという問題があった。
[問題点を解決するための手段]
」−記従来の問題点を解決するために、本発明は、第1
図、第3図等に示す如く、溶解される使用済核燃料保持
用の化体が内部に装入された溶解管12と、この溶解管
12に対して複数本の連通管18.22等で連結された
スラブ16とを有する使用済核燃料の溶解装置において
、溶解管12とスラブ16との連通管18を、直管又は
直管状とし、かつこの連通管18を傾斜させて設置する
ようにしたものである。
図、第3図等に示す如く、溶解される使用済核燃料保持
用の化体が内部に装入された溶解管12と、この溶解管
12に対して複数本の連通管18.22等で連結された
スラブ16とを有する使用済核燃料の溶解装置において
、溶解管12とスラブ16との連通管18を、直管又は
直管状とし、かつこの連通管18を傾斜させて設置する
ようにしたものである。
[作用]
溶解管12の下部から気体を吹き込むと、気体が溶解管
12中を上昇し、これに伴って溶解管12内の酸溶液が
上向きに流れ、その途中で使用済核燃料の酸化ウラニウ
ムを溶解した後、連通管22を経てスラブ16内に入る
。スラブ16内では酸溶液は下向きに流れ、連通管18
から溶解管12下部に戻る。
12中を上昇し、これに伴って溶解管12内の酸溶液が
上向きに流れ、その途中で使用済核燃料の酸化ウラニウ
ムを溶解した後、連通管22を経てスラブ16内に入る
。スラブ16内では酸溶液は下向きに流れ、連通管18
から溶解管12下部に戻る。
このような本発明の使用済核燃料の溶解装置においては
、連通’l’18が直管又は直管状でかつ傾斜して設置
されており、従来の如く勾配の小さい部分が無いので、
連通管18にスラッジが貯まるごとが無い。 ゛ [実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
、連通’l’18が直管又は直管状でかつ傾斜して設置
されており、従来の如く勾配の小さい部分が無いので、
連通管18にスラッジが貯まるごとが無い。 ゛ [実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す使用済核燃料の溶
解装置の概略的な縦断面図である。
解装置の概略的な縦断面図である。
第1図において、溶解管12の内周面の中間レベルの部
分にテーパ部12aが設けられ、化体14がこのテーパ
部12aに掛止されている。溶解管12の下部には気体
吹込管26が接続されている。
分にテーパ部12aが設けられ、化体14がこのテーパ
部12aに掛止されている。溶解管12の下部には気体
吹込管26が接続されている。
化体14としては、ステンレス等、耐酸性の金網の有底
筒状体、あるいは、周壁面と底面とに多数の孔を穿設し
た有底筒状体等、要するに液がその周壁面と底面とを通
過でき、かつ使用済核燃料の切断体をその内部に保持で
きる構造のものが用いられる。
筒状体、あるいは、周壁面と底面とに多数の孔を穿設し
た有底筒状体等、要するに液がその周壁面と底面とを通
過でき、かつ使用済核燃料の切断体をその内部に保持で
きる構造のものが用いられる。
溶解管12は、連通管18.22.24によりその側面
部がスラブ16に接続されている。連通管18は、本実
施例では直管が用いられ、スラブ16から溶解管12に
向って下り勾配となるよう設置されている。連通管24
は溶解管12の上部のレベルの部分に、また連通管22
は筐体14の頂部よりも若干上方のレベルの部分に、そ
れぞれ設けられている。
部がスラブ16に接続されている。連通管18は、本実
施例では直管が用いられ、スラブ16から溶解管12に
向って下り勾配となるよう設置されている。連通管24
は溶解管12の上部のレベルの部分に、また連通管22
は筐体14の頂部よりも若干上方のレベルの部分に、そ
れぞれ設けられている。
本実施例では、溶解管12の側周面にジャケット28.
30.32が設けられ、酸溶液や気体を必要に応じ冷却
し又は加熱するために、冷却水又は加熱水が流通される
。
30.32が設けられ、酸溶液や気体を必要に応じ冷却
し又は加熱するために、冷却水又は加熱水が流通される
。
また、溶解管12の底部に、沈殿したスラッジを取り出
し易くするために、カップ状スランジ受34が装入され
ている。
し易くするために、カップ状スランジ受34が装入され
ている。
本実施例において、スラブ16は筒状であり、その下部
はテーパ状に絞られ、連通管18はこのスラブ16の底
部に接続されている。このスラブ16にもジャケット3
5が設けられ、必要に応じ冷却水又は加熱水が供給され
、酸溶液の冷却又は加熱が行なわれる。なお、スラブ1
6には排液管36と排ガス管38とが設けられている。
はテーパ状に絞られ、連通管18はこのスラブ16の底
部に接続されている。このスラブ16にもジャケット3
5が設けられ、必要に応じ冷却水又は加熱水が供給され
、酸溶液の冷却又は加熱が行なわれる。なお、スラブ1
6には排液管36と排ガス管38とが設けられている。
このように構成された実施例に係る使用済核燃料の溶解
装置において、吹込管26から吹き込まれた気体の溶解
管12内の上昇に伴って、酸溶液は溶解管12内を上昇
し、筐体14内の使用済核燃料と接触し、核燃料が溶解
される。またこの際、スラッジが酸溶液に含有されるよ
うになる。
装置において、吹込管26から吹き込まれた気体の溶解
管12内の上昇に伴って、酸溶液は溶解管12内を上昇
し、筐体14内の使用済核燃料と接触し、核燃料が溶解
される。またこの際、スラッジが酸溶液に含有されるよ
うになる。
この酸溶液は、次いで、連通管22からスラブ16内に
入って下向きに流れ、連通管18から溶解管12に入り
、スラッジは溶解管12の底部のスラッジ受34内に沈
殿する。(なお、スラブ16内に入った酸溶液の一部は
排液管36によりスラブ16から排出され、代わりに新
しい酸溶液が供給される。) また溶解管12内で酸溶液から脱離した気体は連通v2
4を通ってスラブ16内に入り、スラブ16内で酸溶液
から脱離した気体と共に排ガス管38から排出され、排
ガス処理系統へ送られる。
入って下向きに流れ、連通管18から溶解管12に入り
、スラッジは溶解管12の底部のスラッジ受34内に沈
殿する。(なお、スラブ16内に入った酸溶液の一部は
排液管36によりスラブ16から排出され、代わりに新
しい酸溶液が供給される。) また溶解管12内で酸溶液から脱離した気体は連通v2
4を通ってスラブ16内に入り、スラブ16内で酸溶液
から脱離した気体と共に排ガス管38から排出され、排
ガス処理系統へ送られる。
この第1の実施例においては、連通管18がスラブ16
から溶解管に向って下り勾配となっているので、この連
通管18内にスラッジが殆ど貯まらない。なお、本発明
においては、溶解管12からスラブ16へ向って下り勾
配となるように連通管18を設けても良い。
から溶解管に向って下り勾配となっているので、この連
通管18内にスラッジが殆ど貯まらない。なお、本発明
においては、溶解管12からスラブ16へ向って下り勾
配となるように連通管18を設けても良い。
この第1の実施例では、直管状の連通管18が示されて
いるが、本発明においては、直管状のもの、例えば、複
数本の直管をく字形に接続した屈曲管を用いても良い。
いるが、本発明においては、直管状のもの、例えば、複
数本の直管をく字形に接続した屈曲管を用いても良い。
この場合でも、勾配の小さい部分が生じない様に、管の
全長に渡って傾斜をつける。
全長に渡って傾斜をつける。
第3図は本発明の第2の実施例に係る使用済核燃料の溶
解装置を示すものである。
解装置を示すものである。
この実施例においては、スラブ16の底部がコーン状に
絞られ細管16aとなって下方に延在されており、この
細管16aの最下端にスラッジ抜出管40が接続されて
いる。
絞られ細管16aとなって下方に延在されており、この
細管16aの最下端にスラッジ抜出管40が接続されて
いる。
このスラッジ抜出管40の他端は、エジェクタ42によ
って内部が負圧とされるセパレータ44に接続されてお
り、スラブ16内で沈殿したスラッジは、酸溶液と共に
スラッジ抜出管40から抜き出され、セパレータ44か
ら沈降槽46に導入され、その底部に沈降する。沈降槽
46の上澄液たる酸溶液は、配管48を経て前記細管1
6aの下部に導入される。このように酸溶液を細管16
a内に導入するのは、細管16a内のスラッジの濃度を
小さくしたり、あるいはスラッジをほぐしたりして、細
管16a内に沈降したスラッジがスムースにスラッジ抜
出管40内に抜き出されるようにするためである。(な
お、回収した酸溶液の代わりに、清水や空気を吹き込む
ようにしても良い。) 図中50は・、エジェクタ42の作動流体を冷却する凝
縮器であり、凝縮液はセパレータ5りから配管54を経
て沈降槽46に入り、気体は配管56からガス処理系統
に送られる・ なお、第3図中2点鎖線で示す如く、汚泥抜出管41を
スラブ16の上部から差し込むようにしても良い。
って内部が負圧とされるセパレータ44に接続されてお
り、スラブ16内で沈殿したスラッジは、酸溶液と共に
スラッジ抜出管40から抜き出され、セパレータ44か
ら沈降槽46に導入され、その底部に沈降する。沈降槽
46の上澄液たる酸溶液は、配管48を経て前記細管1
6aの下部に導入される。このように酸溶液を細管16
a内に導入するのは、細管16a内のスラッジの濃度を
小さくしたり、あるいはスラッジをほぐしたりして、細
管16a内に沈降したスラッジがスムースにスラッジ抜
出管40内に抜き出されるようにするためである。(な
お、回収した酸溶液の代わりに、清水や空気を吹き込む
ようにしても良い。) 図中50は・、エジェクタ42の作動流体を冷却する凝
縮器であり、凝縮液はセパレータ5りから配管54を経
て沈降槽46に入り、気体は配管56からガス処理系統
に送られる・ なお、第3図中2点鎖線で示す如く、汚泥抜出管41を
スラブ16の上部から差し込むようにしても良い。
第4図は本発明の第3の実施例に係る要部を示すもので
ある。
ある。
この実施例においては、溶解管12中に装入される液体
14内に多孔管58を立設し、この多孔管58の下端を
液体14の底部に開口させると共に、多孔管38の上端
をプラグ60で封塞している。
14内に多孔管58を立設し、この多孔管58の下端を
液体14の底部に開口させると共に、多孔管38の上端
をプラグ60で封塞している。
この実施例に係る使用済核燃料の溶解管において、溶解
管12内をL向きに流れる酸溶液の一部は、液体14の
ド部から液体14内に入る。また酸溶液の残部は、多孔
管58の下端開口から多孔管58内に入り−L向きに流
れる。そしてその途中で、少しずつ、多孔管58の周壁
の孔を通過して液体14内に入る。このようにして液体
14内の使用済核燃料は酸溶液と満遍なく接触し、核燃
料が速やかに溶解される。
管12内をL向きに流れる酸溶液の一部は、液体14の
ド部から液体14内に入る。また酸溶液の残部は、多孔
管58の下端開口から多孔管58内に入り−L向きに流
れる。そしてその途中で、少しずつ、多孔管58の周壁
の孔を通過して液体14内に入る。このようにして液体
14内の使用済核燃料は酸溶液と満遍なく接触し、核燃
料が速やかに溶解される。
液体14を通過し、核燃料を溶かし込んだ酸溶液は、上
記の実施例と同様に、連通管22を通ってスラブ16に
循環される。
記の実施例と同様に、連通管22を通ってスラブ16に
循環される。
第5図は本発明の第4の実施例に係る使用済核燃料の溶
解装置の要部を示すものである。
解装置の要部を示すものである。
この実施例は、液体14の底面外周部にコーン状にテー
パを付け、このテーパ部を溶解管のテーパ部12aと係
合させるようにしたものである。
パを付け、このテーパ部を溶解管のテーパ部12aと係
合させるようにしたものである。
このようにすれば、液体14が安定して溶解管12内に
保持される。
保持される。
第6図は本発明の第5の実施例に係る使用済核燃料の溶
解装置の要部を示すものである。
解装置の要部を示すものである。
この実施例においては、液体14の下部が細径部14a
となっており、−E方の大径部14bとの境目に段部1
4dが形成されている。そして溶解管12の内周面には
リング13が設けられており、このリング13に液体段
部14dを掛止させ、液体14を溶解管12内に保持す
るようにしている。
となっており、−E方の大径部14bとの境目に段部1
4dが形成されている。そして溶解管12の内周面には
リング13が設けられており、このリング13に液体段
部14dを掛止させ、液体14を溶解管12内に保持す
るようにしている。
なお段部14dの上面側に傾斜部14cを設けてコーン
状とすれば、細径部14a内に使用済核燃料を容易に挿
入できる。
状とすれば、細径部14a内に使用済核燃料を容易に挿
入できる。
第6図の実施例では大径部14bが設けられているが、
この大径部14bを設けず、即ち、段部14dより上部
の部分を無くし、代わりに多孔管58の上端部にワイヤ
、細棒等を連結し、このワイヤ、細棒等を引張って液体
14を溶解管12内に出し入れするようにしても良い。
この大径部14bを設けず、即ち、段部14dより上部
の部分を無くし、代わりに多孔管58の上端部にワイヤ
、細棒等を連結し、このワイヤ、細棒等を引張って液体
14を溶解管12内に出し入れするようにしても良い。
第4図ないし第6図の実施例において、多孔管58の上
端はプラグ60で封塞されている。これは、多孔管58
内を上昇する酸溶液が、多孔管58の周壁の孔を通過し
て液体14内に満遍なく流入させるためであるが、多孔
管58の上部にも使用済核燃料を装入する場合には、こ
のような流入が確保される限り、小さな孔をプラグ60
に開けて、多孔管58内の酸溶液の一部がプラグ60の
孔を通ってその上部に流れるようにしても良い。即ち多
孔管58の上端は封塞しても良く、また多孔管58の他
の部分よりも小なる開口面積となるようにしても良い。
端はプラグ60で封塞されている。これは、多孔管58
内を上昇する酸溶液が、多孔管58の周壁の孔を通過し
て液体14内に満遍なく流入させるためであるが、多孔
管58の上部にも使用済核燃料を装入する場合には、こ
のような流入が確保される限り、小さな孔をプラグ60
に開けて、多孔管58内の酸溶液の一部がプラグ60の
孔を通ってその上部に流れるようにしても良い。即ち多
孔管58の上端は封塞しても良く、また多孔管58の他
の部分よりも小なる開口面積となるようにしても良い。
第7図は、本発明の第6の実施例に係る使用済核燃料の
溶解装置の縦断面図である。
溶解装置の縦断面図である。
この実施例においては、複数個(図示の例では2個)の
溶解管12.12が設置されている。スラブ16の底面
は中央に向って傾斜し、その最下部に垂直管62が接続
され、この垂直管の下端部にスラッジ柚集部64が設け
られている。即ち、太径部64a、、テーパ部64b及
び細径部64cを有する捕集缶を、その大径部64aが
垂直管62の下部を覆う様に固着し、垂直管62の下端
縁と抽集缶テーパ部64bとの管に間隙を形成する。細
径部64cの下部には液体の導入管66、スラッジ抜出
管68及び気体吹込管70が設けられている。
溶解管12.12が設置されている。スラブ16の底面
は中央に向って傾斜し、その最下部に垂直管62が接続
され、この垂直管の下端部にスラッジ柚集部64が設け
られている。即ち、太径部64a、、テーパ部64b及
び細径部64cを有する捕集缶を、その大径部64aが
垂直管62の下部を覆う様に固着し、垂直管62の下端
縁と抽集缶テーパ部64bとの管に間隙を形成する。細
径部64cの下部には液体の導入管66、スラッジ抜出
管68及び気体吹込管70が設けられている。
而して、直管状の連通管18は、大径部64aと溶解’
112の底部とを接続しており、かつ太径部64aから
連通管12に向って上り勾配となるよう設置されている
。この連通管18の途中に気体吹込管26が設置されて
いる。
112の底部とを接続しており、かつ太径部64aから
連通管12に向って上り勾配となるよう設置されている
。この連通管18の途中に気体吹込管26が設置されて
いる。
気体吹込管26から気体を吹き込むと、気泡は連通管1
8及び溶解管12中を上昇し、これに伴い、酸溶液も連
通管18及び溶解管20内を上昇し、核燃料を溶解する
。そして、連通管22からスラブ16内に入り、次いで
垂直管62内に入って、垂直管62の下端縁を回り込ん
で大径部64aの内側に入り、再び連通管18内に導入
される。
8及び溶解管12中を上昇し、これに伴い、酸溶液も連
通管18及び溶解管20内を上昇し、核燃料を溶解する
。そして、連通管22からスラブ16内に入り、次いで
垂直管62内に入って、垂直管62の下端縁を回り込ん
で大径部64aの内側に入り、再び連通管18内に導入
される。
この下端縁の回り込みに際し、酸溶液中のスラッジは液
から分離され、捕集缶底部に沈降する。
から分離され、捕集缶底部に沈降する。
この沈降したスラー7ジは、気体吹込管70により捕集
缶底部に吹き込まれた気体や液体導入管66から導入さ
れた液体の攪拌効果により、はぐされ、スラッジ抜出管
68から抜き出される。
缶底部に吹き込まれた気体や液体導入管66から導入さ
れた液体の攪拌効果により、はぐされ、スラッジ抜出管
68から抜き出される。
なお第7図のその他の部分は、第1図、第3図ないし第
6図の各実施例のいずれの構成をも採用することができ
、同様の効果を奏し得る。
6図の各実施例のいずれの構成をも採用することができ
、同様の効果を奏し得る。
[効果]
以上の通り、本発明によれば、溶解管とスラブの下部と
の連通管にスラッジが堆積せず、酸溶液の流通が円滑と
なり、常時良好な運転を行なうことが可能とされる。
の連通管にスラッジが堆積せず、酸溶液の流通が円滑と
なり、常時良好な運転を行なうことが可能とされる。
第1図、第3図、第4図及び第7図は本発明の実施例に
係る使用済核燃料の溶解装置を示す縦断面図、第2図は
従来例を示す縦断面図、第5図及び第6図はそれぞれ本
発明の異なる実施例に係る要部断面図である。 12・・・溶解管、 14・拳拳液体、 lεφ・嗜スラブ、18.20.
22.24−・・連通管、26・Q・気体吹込管、 28.6411・・スラッジ捕集部、 28.30.32.35・−・ジャッケト、58−・中
身孔管、 60・争・プラグ、40.41−φ・スラ
ッジ抜出管、 42・・・エジェクタ、 46・・嗜沈降槽。
係る使用済核燃料の溶解装置を示す縦断面図、第2図は
従来例を示す縦断面図、第5図及び第6図はそれぞれ本
発明の異なる実施例に係る要部断面図である。 12・・・溶解管、 14・拳拳液体、 lεφ・嗜スラブ、18.20.
22.24−・・連通管、26・Q・気体吹込管、 28.6411・・スラッジ捕集部、 28.30.32.35・−・ジャッケト、58−・中
身孔管、 60・争・プラグ、40.41−φ・スラ
ッジ抜出管、 42・・・エジェクタ、 46・・嗜沈降槽。
Claims (4)
- (1)上下方向に設置され、溶解される使用済核燃料保
持用の籠体が内部に装入された溶解管と、該溶解管に隣
接して上下方向に設置されたスラブと、該溶解管の下部
とスラブの下部とを連通する下部連通管と、該下部連通
管よりも上方のレベルで溶解管とスラブとを連通する少
くとも1本の連通管と、を有する使用済核燃料の溶解装
置において、前記下部連通管は直管又はほぼ直管状であ
り、かつ傾斜して設置されてなることを特徴とする使用
済核燃料の溶解装置。 - (2)前記溶解管の下部に気体吹込管を接続したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の使用済核燃料
の溶解装置。 - (3)前記スラブは筒状であり、このスラブの底部から
スラッジを抜き出すスラッジ抜出管を該スラブに設けた
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の使用済
核燃料の溶解装置。 - (4)前記下部連通管を、スラブから溶解管に向って下
り勾配となるよう傾斜して設置したことを特徴とする特
許請求の範囲第2項又は第3項に記載の使用済核燃料の
溶解装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59129000A JPS617495A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 使用済核燃料の溶解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59129000A JPS617495A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 使用済核燃料の溶解装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617495A true JPS617495A (ja) | 1986-01-14 |
JPH0465999B2 JPH0465999B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=14998660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59129000A Granted JPS617495A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 使用済核燃料の溶解装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617495A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57161698A (en) * | 1981-03-13 | 1982-10-05 | Atomic Energy Authority Uk | Method and device of dissolving nuclear material from nuclear fuel cartridge |
JPS57161694A (en) * | 1981-03-13 | 1982-10-05 | Atomic Energy Authority Uk | Nuclear fuel cartridge and preparation thereof for extraction of nuclear substance therefrom |
JPS60127599U (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-27 | 三菱重工業株式会社 | 核物質溶解装置 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP59129000A patent/JPS617495A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57161698A (en) * | 1981-03-13 | 1982-10-05 | Atomic Energy Authority Uk | Method and device of dissolving nuclear material from nuclear fuel cartridge |
JPS57161694A (en) * | 1981-03-13 | 1982-10-05 | Atomic Energy Authority Uk | Nuclear fuel cartridge and preparation thereof for extraction of nuclear substance therefrom |
JPS60127599U (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-27 | 三菱重工業株式会社 | 核物質溶解装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465999B2 (ja) | 1992-10-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |