JPS61745A - 核磁気共鳴装置 - Google Patents
核磁気共鳴装置Info
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- JPS61745A JPS61745A JP59121506A JP12150684A JPS61745A JP S61745 A JPS61745 A JP S61745A JP 59121506 A JP59121506 A JP 59121506A JP 12150684 A JP12150684 A JP 12150684A JP S61745 A JPS61745 A JP S61745A
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- phase
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/32—Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
- G01R33/36—Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
- G01R33/3607—RF waveform generators, e.g. frequency generators, amplitude-, frequency- or phase modulators or shifters, pulse programmers, digital to analog converters for the RF signal, means for filtering or attenuating of the RF signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、被検体として生体の特定原子核に核磁気共鳴
現象(以下、NMR現象と称する)を生じせしめ、上記
特定原子核のスピン密度分布及び緩和時定数分布の少な
くとも一方の反映された情報を得る核磁気共鳴装置(以
下、NMR装置と称する)に係り、特に、上記特定原子
核に対応した共鳴周波数(ラーモア周波数)を有した基
準信号の位相を容易且つ高精度に制御可能としたNMR
装置に関する。
現象(以下、NMR現象と称する)を生じせしめ、上記
特定原子核のスピン密度分布及び緩和時定数分布の少な
くとも一方の反映された情報を得る核磁気共鳴装置(以
下、NMR装置と称する)に係り、特に、上記特定原子
核に対応した共鳴周波数(ラーモア周波数)を有した基
準信号の位相を容易且つ高精度に制御可能としたNMR
装置に関する。
この種、N M R装置の原理について第1図により説
明する。即ち、図示しない静磁場発生コイル及び傾斜磁
場発生コイル等により発生された磁場中に生体1が配置
され、この生体1の周囲に配置されたプローブヘッド2
に送信部3から高周波電流を流し、生体1に上記磁場と
共に上記高周波電流によって生成された高周波磁場を加
えてNMR現象を生しさる。そして、上記生体の予定断
層面からのNMR信号をプローブヘッド2を介して受信
部4により検出し、これを増幅部5により増幅して検波
部6により検波して、これを信号処理部7に与えて、例
えば、水素原子核のスピン密度分布及び緩和時定数分布
を画像表示するようにしている。ここで、8は、送信部
2へ上記水素原子核に対応した共鳴周波数の送信基準信
号を与え、検波部6へ検波用の受信基準信号を与える基
準信号発生部(SSG)である。
明する。即ち、図示しない静磁場発生コイル及び傾斜磁
場発生コイル等により発生された磁場中に生体1が配置
され、この生体1の周囲に配置されたプローブヘッド2
に送信部3から高周波電流を流し、生体1に上記磁場と
共に上記高周波電流によって生成された高周波磁場を加
えてNMR現象を生しさる。そして、上記生体の予定断
層面からのNMR信号をプローブヘッド2を介して受信
部4により検出し、これを増幅部5により増幅して検波
部6により検波して、これを信号処理部7に与えて、例
えば、水素原子核のスピン密度分布及び緩和時定数分布
を画像表示するようにしている。ここで、8は、送信部
2へ上記水素原子核に対応した共鳴周波数の送信基準信
号を与え、検波部6へ検波用の受信基準信号を与える基
準信号発生部(SSG)である。
上記における受信部4の信号収集過程では、収集時間の
短縮の為に、所謂マルチスライス方式等のように上記高
周波電流の共鳴周波数f、をfO+Δfとしたり、また
、位相情報を重視づる所謂二次元フーリエ変換法等が用
いられている。
短縮の為に、所謂マルチスライス方式等のように上記高
周波電流の共鳴周波数f、をfO+Δfとしたり、また
、位相情報を重視づる所謂二次元フーリエ変換法等が用
いられている。
上記のような信号収集過程では、装置を構成する回路夫
々の伝達関数の相違の為に、上記各回路により決定され
る位相差Δθが生じ、この位相差ΔθがNMR信号の計
測の精度を大きく低下させている。
々の伝達関数の相違の為に、上記各回路により決定され
る位相差Δθが生じ、この位相差ΔθがNMR信号の計
測の精度を大きく低下させている。
例えば、Haを静磁場強度とし、γを水素原子核の核磁
気回転比とすると、共鳴角周波数ωDは、ボーアの関係
により下記式(1)により決定される。
気回転比とすると、共鳴角周波数ωDは、ボーアの関係
により下記式(1)により決定される。
ωローγHO・・・・・・・・・ (1)そして、上記
共鳴角周波数ω0のNMR信号は、検波部6により角周
波数ωrの受信基準信号で検波すると、その検出信号V
fは下記式(2)%式% この信号の間には位相差Δθ(=1 (ωローωr)t
l>があるどし、 mQ (X、y、zは座標(x、y、zにおける水素
原子績の密度であり、 T2は原子核のスピン−スピン緩和特開と磁場の不均一
性による時定数である。
共鳴角周波数ω0のNMR信号は、検波部6により角周
波数ωrの受信基準信号で検波すると、その検出信号V
fは下記式(2)%式% この信号の間には位相差Δθ(=1 (ωローωr)t
l>があるどし、 mQ (X、y、zは座標(x、y、zにおける水素
原子績の密度であり、 T2は原子核のスピン−スピン緩和特開と磁場の不均一
性による時定数である。
上記問題に対し、従来から、上記NMR信号の計測の精
度を上げるため、上記NMR信号をL−C回路、からな
るディレィラインに通すことにより、上記位相差Δθの
調整を行なっていた。しかしながら、上記ディレイラー
インはアナログ方式のものであるため、上記静磁場HO
の強度の増大に伴う上記共鳴周波数f、の高周波化への
対応には限界があり、安定した位相調整はできなく、更
に装置全体が大型化してしまうという問題を18いてい
た。また、上記ディレィラインにより位相差Δθの制御
を行なったとしても、上記マルチスライス方式のように
共鳴周波数が刻々と変化する場合には、高精度の位相調
整は不可能であった。
度を上げるため、上記NMR信号をL−C回路、からな
るディレィラインに通すことにより、上記位相差Δθの
調整を行なっていた。しかしながら、上記ディレイラー
インはアナログ方式のものであるため、上記静磁場HO
の強度の増大に伴う上記共鳴周波数f、の高周波化への
対応には限界があり、安定した位相調整はできなく、更
に装置全体が大型化してしまうという問題を18いてい
た。また、上記ディレィラインにより位相差Δθの制御
を行なったとしても、上記マルチスライス方式のように
共鳴周波数が刻々と変化する場合には、高精度の位相調
整は不可能であった。
本発明は、上記事情に基いてなされたもので、その目的
とするところは、N M R現@を生じさると共に信号
検波に用いる基準信号の位相を、高周波領域にわたって
容易且つ高精度に制御可能とし、もって高精度にNMR
信号を計測することがてきるNMR装置を昆供すること
にある。
とするところは、N M R現@を生じさると共に信号
検波に用いる基準信号の位相を、高周波領域にわたって
容易且つ高精度に制御可能とし、もって高精度にNMR
信号を計測することがてきるNMR装置を昆供すること
にある。
本発明は、=一種酢磁場に傾斜磁場を重畳すると共に基
準信号発生部から出力される特定原子核に対応した共鳴
周波数を有する送信基準信号により回転磁場を印加して
上記一様静磁場に配置された?!!!検体にN M R
現象を生じせしめ、1誘起された核磁気共鳴信号を検出
し、このN M R信号を上記基準信号発生部から出力
される上記送信基準信号に対応した受信基準信号により
検波して上記被検体における上記特定原子核のスピン密
度分布及び緩和時定数分布の少なくとも一方の反映され
た情報を轡るNMR装置にJ3いて、上記基準信号発生
部は、所定周波数の信号を出力する光振手段と所定周波
数の信号が予め記憶された記憶手段と、この記憶手段に
記憶されたデータの読出し速度を上記一種酢磁場及び上
記共鳴周波数に基き制御する読出し速度副部手段と、上
記発振手段の出力信号の位相を上記記憶手段の出力に基
き変化して上記送信基準信号及び上記受信基準信号の少
なくとも一方を生成する手段とから構成し、マルチスラ
イス方式に対応する上記基準信号発生部において、上記
記憶手段のデータの読出し速度を制御することにより、
低周波の上&!基準信号の位相を制御し、結果的に高周
波の上記基準信号の位相を制御11?lるようにしたこ
とを特徴としている。
準信号発生部から出力される特定原子核に対応した共鳴
周波数を有する送信基準信号により回転磁場を印加して
上記一様静磁場に配置された?!!!検体にN M R
現象を生じせしめ、1誘起された核磁気共鳴信号を検出
し、このN M R信号を上記基準信号発生部から出力
される上記送信基準信号に対応した受信基準信号により
検波して上記被検体における上記特定原子核のスピン密
度分布及び緩和時定数分布の少なくとも一方の反映され
た情報を轡るNMR装置にJ3いて、上記基準信号発生
部は、所定周波数の信号を出力する光振手段と所定周波
数の信号が予め記憶された記憶手段と、この記憶手段に
記憶されたデータの読出し速度を上記一種酢磁場及び上
記共鳴周波数に基き制御する読出し速度副部手段と、上
記発振手段の出力信号の位相を上記記憶手段の出力に基
き変化して上記送信基準信号及び上記受信基準信号の少
なくとも一方を生成する手段とから構成し、マルチスラ
イス方式に対応する上記基準信号発生部において、上記
記憶手段のデータの読出し速度を制御することにより、
低周波の上&!基準信号の位相を制御し、結果的に高周
波の上記基準信号の位相を制御11?lるようにしたこ
とを特徴としている。
以下、本発明にかかるNMR装置を第2図に示す一実施
例に従い説明する。第2図に示す実施例では、基準信号
発生部(SSG)10だ(プが第1図に示す構成と異な
るので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略
する。
例に従い説明する。第2図に示す実施例では、基準信号
発生部(SSG)10だ(プが第1図に示す構成と異な
るので、同一部分には同一符号を付してその説明は省略
する。
即ち、第2図において、11は例えば水晶振動子からな
る発振器(O20,)であり、高周波の発振信号COS
ωatを出力する。12は上記信@COSωatに緩衝
等を施した後、送信系及び受信系の検波部6夫々に信号
COSωotを出力する分配器(PD)である。13は
上記信号COSω、1を受け、90°位相を変えた信号
Sinωatと上記信号COSωatとを夫々出力する
分配器(PD)である。
る発振器(O20,)であり、高周波の発振信号COS
ωatを出力する。12は上記信@COSωatに緩衝
等を施した後、送信系及び受信系の検波部6夫々に信号
COSωotを出力する分配器(PD)である。13は
上記信号COSω、1を受け、90°位相を変えた信号
Sinωatと上記信号COSωatとを夫々出力する
分配器(PD)である。
14は水素原子咳にtl・IR現象を生しるへく所定の
共鳴周波数及び上記静Vn ’J% Haの強度に対応
した周波数制御信号SGを受け、これをアナログ量の電
圧信号に変換するデジタル−アブログ変換器(A 、/
D −C)である。上記周波数制御信号SGは本NM
R811iiの図示しない制御装置から与えられるもの
である。15はアナログ量の電圧信号に変換された周波
数制御信号SGをその電圧レベルに応じた周波数の信号
SGfに変換する電圧−周波数変換器(V/F−C)で
ある。
共鳴周波数及び上記静Vn ’J% Haの強度に対応
した周波数制御信号SGを受け、これをアナログ量の電
圧信号に変換するデジタル−アブログ変換器(A 、/
D −C)である。上記周波数制御信号SGは本NM
R811iiの図示しない制御装置から与えられるもの
である。15はアナログ量の電圧信号に変換された周波
数制御信号SGをその電圧レベルに応じた周波数の信号
SGfに変換する電圧−周波数変換器(V/F−C)で
ある。
16A、16Bは夫々プリロード機能を有したカウンタ
(COUNT)であり、上記信号SQfの周波数(パル
ス数)を計数し夫々計数値を出力する。17A、17B
は夫々上記計数値なアドレス!1iII御信号としたR
OM (R’ead OnlyMemory)である
。ROM17AにはCaSO3tに相当するデジタル値
のデータが各アドレスに予め記憶されており、上記アド
レスl1IIIl信号により任意のアドレスからデータ
が読出され、これにより任意の周波数ω1のCOSωf
tを出力するようになっている。ROM17Bにはsi
nω1tに相当するデジタル値のデータが各アドレスに
予め記憶されており、上記アドレス制御信号により任意
のアドレスからデータが読出され、これにより任意の周
波数ω1のsinωItを出力するようになっている。
(COUNT)であり、上記信号SQfの周波数(パル
ス数)を計数し夫々計数値を出力する。17A、17B
は夫々上記計数値なアドレス!1iII御信号としたR
OM (R’ead OnlyMemory)である
。ROM17AにはCaSO3tに相当するデジタル値
のデータが各アドレスに予め記憶されており、上記アド
レスl1IIIl信号により任意のアドレスからデータ
が読出され、これにより任意の周波数ω1のCOSωf
tを出力するようになっている。ROM17Bにはsi
nω1tに相当するデジタル値のデータが各アドレスに
予め記憶されており、上記アドレス制御信号により任意
のアドレスからデータが読出され、これにより任意の周
波数ω1のsinωItを出力するようになっている。
18A、18bは夫々ROM17A、18Bから読出さ
れたデータをアナログ値に変換するデジタル−アナログ
変換器(D/A−C)である。
れたデータをアナログ値に変換するデジタル−アナログ
変換器(D/A−C)である。
上記において上記周波数制御信号SGの入力からデジタ
ル−アナログ変換器(A/D−C)18A、18Bの出
力までの詳細は第3図のように構成されている。第3図
においてpaは外部制御インターフェースとしてデジタ
ル−アナログ変換器(A/D−C)14.電圧−周波数
変換器(V/F−C)15から、カウンタ16A、16
Bに与えられるプリロード用アドレス信号であり、PC
は上記外部制御インターフェース14.15からカウン
タ16A、16Bに与えられるプリロード制御信号であ
り、Orはカウンタ16A、16Bに与えられるクロッ
ク信号である。
ル−アナログ変換器(A/D−C)18A、18Bの出
力までの詳細は第3図のように構成されている。第3図
においてpaは外部制御インターフェースとしてデジタ
ル−アナログ変換器(A/D−C)14.電圧−周波数
変換器(V/F−C)15から、カウンタ16A、16
Bに与えられるプリロード用アドレス信号であり、PC
は上記外部制御インターフェース14.15からカウン
タ16A、16Bに与えられるプリロード制御信号であ
り、Orはカウンタ16A、16Bに与えられるクロッ
ク信号である。
19A、19Bは夫々分配器(PD)13からの出力と
デジタル−アナログ変換器(A/D−C)18A、18
Bとの出力とを混合する二重平衡混合器(Doubl
BalancedMixer:DBM>である。二重
平衡混合器(DBM)19Aは信号CO8ωo tと信
号CO5ω1tとを入力し、信号cosωot−cos
ω1tを出力する。二重平衡混合器<DBM>19Bは
信号5in(1)Olと信号sinω1tとを入力し、
信号Sinω(1t−5inω1 tを出力する。
デジタル−アナログ変換器(A/D−C)18A、18
Bとの出力とを混合する二重平衡混合器(Doubl
BalancedMixer:DBM>である。二重
平衡混合器(DBM)19Aは信号CO8ωo tと信
号CO5ω1tとを入力し、信号cosωot−cos
ω1tを出力する。二重平衡混合器<DBM>19Bは
信号5in(1)Olと信号sinω1tとを入力し、
信号Sinω(1t−5inω1 tを出力する。
2oは上記信号CO5ωQ t −cosoHtと信号
sinωo t−5inω1 tとを入力し・それらを
加算して下記式(3)の信号を出力する合成器である。
sinωo t−5inω1 tとを入力し・それらを
加算して下記式(3)の信号を出力する合成器である。
(ns (+)、t−CO56’、t+ S I nω
、)t−sinω1t= 1/2(cos((r+ot
+ω、 t)−1−cos(ω。t−ωIt))+”/
2 (c o s (tr〕。 t −ω、t)−co
s(ω。t+ω1 t))=cos’(ωC−C1)
t−−−−−−(3>上記式(3)の信号COS (
ω0−ω1)tは送信部3へ送信基準信号として与えら
れる。
、)t−sinω1t= 1/2(cos((r+ot
+ω、 t)−1−cos(ω。t−ωIt))+”/
2 (c o s (tr〕。 t −ω、t)−co
s(ω。t+ω1 t))=cos’(ωC−C1)
t−−−−−−(3>上記式(3)の信号COS (
ω0−ω1)tは送信部3へ送信基準信号として与えら
れる。
次に上記のように構成された本実施例の作用について説
明する。
明する。
即ち、本実施例では、カウンタ16A、16Bのクロッ
ク周波数の速度により、ROM17A、17Bから任意
の周波数の信号を読出すことができるので、基準信号発
生器(SSG)10の出力の周波数を変化させることが
できる。従って、発振器(O20,>11の出力によら
ないで、ROMI 7A、17Bに記憶されたデータに
より基準信号発生器(SSG)10の出力の周波数を高
周波領域まで変化させることが可能となる。
ク周波数の速度により、ROM17A、17Bから任意
の周波数の信号を読出すことができるので、基準信号発
生器(SSG)10の出力の周波数を変化させることが
できる。従って、発振器(O20,>11の出力によら
ないで、ROMI 7A、17Bに記憶されたデータに
より基準信号発生器(SSG)10の出力の周波数を高
周波領域まで変化させることが可能となる。
また、カウンタ16A、16Bはプリロード機能を有し
ているのて、ROMI 7A、17!3かは任意のアド
レスからデータを読出すことができ、例えば。、θなる
位相を有したCOS (C1を十〇)及び5in(C1
を十〇)を示すデータが出力されると、合成器(PC)
20では以下のような演輝が行なわれ下記式(4)の信
号が出力される。
ているのて、ROMI 7A、17!3かは任意のアド
レスからデータを読出すことができ、例えば。、θなる
位相を有したCOS (C1を十〇)及び5in(C1
を十〇)を示すデータが出力されると、合成器(PC)
20では以下のような演輝が行なわれ下記式(4)の信
号が出力される。
C0cNωot−coS(ω、t+θ)十sinω。t
−s in(C1を十〇)−= ’/2 (c o s
(ω。を十ω11+θ)+cos(ω。を−C11−
θ))十’/’2 (c o s (ω。トω1を一θ
)−COS(ω。t+ω1を十θ))二COS (ωO
’ を−C1を一θ) ・・・・・・(4)上記によれ
ば、プリロード機能を有したカウンタ16Δ、16Bに
より、ROM17A、17Bの任意のアドレスからデー
タを読出し、これによりROM17A、17Bから読出
される出力の位相を変化させる−ことができ、よって1
発振器(O20,>11の出力によらないて、ROM1
7Δ、17Bに記憶されたデータにより基準信号発生器
(SSG)10の出力の位相を高周波領域まで変化させ
ることが可能となる。
−s in(C1を十〇)−= ’/2 (c o s
(ω。を十ω11+θ)+cos(ω。を−C11−
θ))十’/’2 (c o s (ω。トω1を一θ
)−COS(ω。t+ω1を十θ))二COS (ωO
’ を−C1を一θ) ・・・・・・(4)上記によれ
ば、プリロード機能を有したカウンタ16Δ、16Bに
より、ROM17A、17Bの任意のアドレスからデー
タを読出し、これによりROM17A、17Bから読出
される出力の位相を変化させる−ことができ、よって1
発振器(O20,>11の出力によらないて、ROM1
7Δ、17Bに記憶されたデータにより基準信号発生器
(SSG)10の出力の位相を高周波領域まで変化させ
ることが可能となる。
次ぎに、上記位相制御の精度について説明する。即ち、
ROM17Δ、17Bに記憶されたデータが第4図(a
)に示すような波形S1の場合、プリロード機能を有さ
ないカウンタならば時刻1.=0てアクセスされ、本実
施例のプリロード機能を有したノノウンタ16A、16
Bならば任意の時刻t1でアクセスされ、第4図<b>
に示す波形$2がROM 17A、、 17 Bが読出
される。
ROM17Δ、17Bに記憶されたデータが第4図(a
)に示すような波形S1の場合、プリロード機能を有さ
ないカウンタならば時刻1.=0てアクセスされ、本実
施例のプリロード機能を有したノノウンタ16A、16
Bならば任意の時刻t1でアクセスされ、第4図<b>
に示す波形$2がROM 17A、、 17 Bが読出
される。
ここて、Nを1周期分のアドレス単どする。この場合1
アドレスの分解能でアドレス指定が可能であり、1周期
の波形をNアドレスで記憶していれば、最小位相変化量
θmは下記式く5)で示される。
アドレスの分解能でアドレス指定が可能であり、1周期
の波形をNアドレスで記憶していれば、最小位相変化量
θmは下記式く5)で示される。
θm=360/N ・・・・・15)例えば、N=1
024とすると、θmは約0.35°となり、1°以下
の精度で制御可能である。特に、カウンタ16A、16
Bのクロックが安定していれば、極めて高安定且つ高精
度に位相制御が可能である。
024とすると、θmは約0.35°となり、1°以下
の精度で制御可能である。特に、カウンタ16A、16
Bのクロックが安定していれば、極めて高安定且つ高精
度に位相制御が可能である。
以上述べたように本実施例によれば、冗振器(O20,
’)10の出力である高周波信号の位相を制御するので
はなく、ROM17A、17Elの出力である低周波信
号の位相を制御することにより、基準信号発生器(SS
G)10の出力を極めて高安定りつ高精度に位相制御が
可能であり、N M R装冒にお(Jる共鳴周波数の高
周波化に有利となる。
’)10の出力である高周波信号の位相を制御するので
はなく、ROM17A、17Elの出力である低周波信
号の位相を制御することにより、基準信号発生器(SS
G)10の出力を極めて高安定りつ高精度に位相制御が
可能であり、N M R装冒にお(Jる共鳴周波数の高
周波化に有利となる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、受信系
のにも上記実施例と同様な回路を付加することにより、
受(を系の基準信号の位相も同様に高安定且つ高精度に
(立相制御が可能である。
のにも上記実施例と同様な回路を付加することにより、
受(を系の基準信号の位相も同様に高安定且つ高精度に
(立相制御が可能である。
上記以外に本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
て実施できる。
以上のべたように本発明によれば、一種部磁場に傾斜磁
場を重畳すると共に基;Y信号発生部から出力される特
定原子核に対応した共鳴周波数を有づる送信基準信号に
より回転磁場を印加して上記−襟静磁場に配置された被
検体にN M R現象を生じせしめ、誘起された核磁気
共鳴信号を検出し、このNMR信号を上記基準信号発生
部から出力される上記送信基準信号に対応した受信基準
信号により検波して上記被検体における上記特定原子核
のスピン密度分布及び緩和時定数分布の少なくとも一方
の反映された情報を得るNMR装置において、上記基準
信号発生部は、所定周波数の信号を出力する発振手段と
、所定円波数の信号が予め記憶された記憶手段と、この
記憶手段に記憶されたデータの読出し速度を上記一種酢
磁場及び上記共鳴周波数に基き制御する読出し速度制御
手段と、上記発娠手段の出力信号の位相を上記記憶手段
の出力に基き変化して上記送信基準信号及び上記受信基
準信号の少なくとも一方を生成する手段とから構成し、
マルチスライス方式に対応する上記基準信号発生部にお
いて、上記記憶手段のデータの読出し速度を制御するこ
とにより、低周波の上記基準信号の位相を制御し、結果
的に高周波の上記基準信号の位相を制御するようにした
ので、NMR現象を生じさると共に信号検波に用いる基
準信号の位相を、高周波領域にわたpて容易且つ高精度
に制御可能とし、もって高精度にN M R信号を計測
することを可能としたNMR装置が提供できる。
場を重畳すると共に基;Y信号発生部から出力される特
定原子核に対応した共鳴周波数を有づる送信基準信号に
より回転磁場を印加して上記−襟静磁場に配置された被
検体にN M R現象を生じせしめ、誘起された核磁気
共鳴信号を検出し、このNMR信号を上記基準信号発生
部から出力される上記送信基準信号に対応した受信基準
信号により検波して上記被検体における上記特定原子核
のスピン密度分布及び緩和時定数分布の少なくとも一方
の反映された情報を得るNMR装置において、上記基準
信号発生部は、所定周波数の信号を出力する発振手段と
、所定円波数の信号が予め記憶された記憶手段と、この
記憶手段に記憶されたデータの読出し速度を上記一種酢
磁場及び上記共鳴周波数に基き制御する読出し速度制御
手段と、上記発娠手段の出力信号の位相を上記記憶手段
の出力に基き変化して上記送信基準信号及び上記受信基
準信号の少なくとも一方を生成する手段とから構成し、
マルチスライス方式に対応する上記基準信号発生部にお
いて、上記記憶手段のデータの読出し速度を制御するこ
とにより、低周波の上記基準信号の位相を制御し、結果
的に高周波の上記基準信号の位相を制御するようにした
ので、NMR現象を生じさると共に信号検波に用いる基
準信号の位相を、高周波領域にわたpて容易且つ高精度
に制御可能とし、もって高精度にN M R信号を計測
することを可能としたNMR装置が提供できる。
第1図はNMR装置の原理を説明するための図、第2図
は本発明によるN M R装置の一実施例を示す構成図
、第3図は同実施例の詳細を示す図、第4図は同実施例
の作用を説明するだめの図である。 1・・・生体、2・・・ブロー1ヘツド、3・・・送信
部、4・・・受信部、5・・・増幅部、6・・・検波部
、7・・・信号処理部、10・・・基準信号発生部(S
SG)、1”l−R振器(O20、)、12.13・・
・分配器(PD)、14.18A、18B・・・デジタ
ル−アナログ変換器(A、、’D−C) 、15・・・
電圧−周波数変換器(V、’F−C) 、16A、16
B・・・カウンタ(COtJNT)、17△、17B・
ROM、19△、19B・・・二重平衡混合器(DBM
)、2゜0・・・合成器。
は本発明によるN M R装置の一実施例を示す構成図
、第3図は同実施例の詳細を示す図、第4図は同実施例
の作用を説明するだめの図である。 1・・・生体、2・・・ブロー1ヘツド、3・・・送信
部、4・・・受信部、5・・・増幅部、6・・・検波部
、7・・・信号処理部、10・・・基準信号発生部(S
SG)、1”l−R振器(O20、)、12.13・・
・分配器(PD)、14.18A、18B・・・デジタ
ル−アナログ変換器(A、、’D−C) 、15・・・
電圧−周波数変換器(V、’F−C) 、16A、16
B・・・カウンタ(COtJNT)、17△、17B・
ROM、19△、19B・・・二重平衡混合器(DBM
)、2゜0・・・合成器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一様静磁場に傾斜磁場を重畳すると共に基 準信号発生部から出力される特定原子核に対応した共鳴
周波数を有する送信基準信号により回転磁場を印加して
上記一様静磁場に配置された被検体に核磁気共鳴現象を
生じせしめ、誘起された核磁気共鳴信号を検出し、この
核磁気共鳴信号を上記基準信号発生部から出力される上
記送信基準信号に対応した受信基準信号により検波して
上記被検体における上記特定原子核のスピン密度分布及
び緩和時定数分布の少なくとも一方の反映された情報を
得る核磁気共鳴装置において、上記基準信号発生部は、
所定周波数の信号を出力する発振手段と、所定周波数の
信号が予め記憶された記憶手段と、この記憶手段に記憶
されたデータの読出し速度を上記一様静磁場及び上記共
鳴周波数に基き制御する読出し速度制御手段と、上記発
振手段の出力信号の位相を上記記憶手段の出力に基き変
化して上記送信基準信号及び上記受信基準信号の少なく
とも一方を生成する手段とから構成されたことを特徴と
する核磁気共鳴装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59121506A JPS61745A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 核磁気共鳴装置 |
EP85304177A EP0165057B1 (en) | 1984-06-13 | 1985-06-12 | Magnetic resonance apparatus |
DE8585304177T DE3576406D1 (de) | 1984-06-13 | 1985-06-12 | Apparat mittels magnetischer resonanz. |
US06/744,268 US4654597A (en) | 1984-06-13 | 1985-06-13 | Magnetic resonance imaging signal generating system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59121506A JPS61745A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 核磁気共鳴装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61745A true JPS61745A (ja) | 1986-01-06 |
Family
ID=14812877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59121506A Pending JPS61745A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 核磁気共鳴装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4654597A (ja) |
EP (1) | EP0165057B1 (ja) |
JP (1) | JPS61745A (ja) |
DE (1) | DE3576406D1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8601002A (nl) * | 1986-04-21 | 1987-11-16 | Philips Nv | Werkwijze en inrichting voor het bepalen van een kernmagnetisatieverdeling in deel van een lichaam. |
NL8700266A (nl) * | 1987-02-04 | 1988-09-01 | Philips Nv | Werkwijze en inrichting voor het onderdrukken van coherente storingen bij magnetische resonantiesignalen. |
NL8701195A (nl) * | 1987-05-19 | 1988-12-16 | Philips Nv | M.r.i.-inrichting met digitale zender/ontvanger. |
DE3821984A1 (de) * | 1988-06-30 | 1990-04-12 | Philips Patentverwaltung | Schaltungsanordnung zur erzeugung von hochfrequenzsignalen fuer kernspinuntersuchungen |
NL8802732A (nl) * | 1988-11-08 | 1990-06-01 | Philips Nv | Magnetische resonantiewerkwijze en -inrichting. |
US4952877A (en) * | 1989-08-11 | 1990-08-28 | General Electric Company | RF synthesizer or an NMR instrument |
US5592086A (en) * | 1992-09-16 | 1997-01-07 | Weinstock; Ronald J. | Automated computerized magnetic resonance detector and analyzer |
US5317265A (en) * | 1992-09-16 | 1994-05-31 | Weinstock Ronald J | Computerized magnetic resonance analyzer |
JPH07264063A (ja) * | 1994-03-16 | 1995-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 周波数シンセサイザ |
JP3529883B2 (ja) * | 1995-03-16 | 2004-05-24 | 株式会社東芝 | 信号変換装置 |
US6400147B1 (en) | 1998-11-05 | 2002-06-04 | Schlumberger Technology Corporation | Downhole NMR tool having a programmable pulse sequencer |
US7606551B2 (en) * | 2006-03-01 | 2009-10-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Mixer circuit with balanced frequency mixer with varactor diodes |
KR102266740B1 (ko) | 2014-12-05 | 2021-06-18 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 경화성 에폭시 수지 조성물 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3792346A (en) * | 1972-11-20 | 1974-02-12 | Massachusetts Inst Technology | Proton-enhanced nuclear induction spectroscopy |
US3983495A (en) * | 1975-09-29 | 1976-09-28 | International Telephone And Telegraph Corporation | Digital waveform generator |
GB1596160A (en) * | 1976-12-15 | 1981-08-19 | Nat Res Dev | Nuclear magnetic resonance apparatus and methods |
IT1073456B (it) * | 1977-03-09 | 1985-04-17 | Cselt Centro Studi Lab Telecom | Generatore controllato di forme d'onda periodiche |
GB2037996B (en) * | 1978-11-16 | 1983-07-20 | Emi Ltd | Imaging systems |
JPS5938636A (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-02 | Toshiba Corp | 核磁気共鳴装置 |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP59121506A patent/JPS61745A/ja active Pending
-
1985
- 1985-06-12 EP EP85304177A patent/EP0165057B1/en not_active Expired
- 1985-06-12 DE DE8585304177T patent/DE3576406D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-06-13 US US06/744,268 patent/US4654597A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3576406D1 (de) | 1990-04-12 |
EP0165057A3 (en) | 1987-05-13 |
EP0165057B1 (en) | 1990-03-07 |
US4654597A (en) | 1987-03-31 |
EP0165057A2 (en) | 1985-12-18 |
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