JPS6173029A - 直立荷重支持部材により支持された荷重支持ベツドを有する秤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、測定要素に力を伝達する１つ以上の荷重レバ
ー上に荷重支持部材及び弾性要素を介して直接又は間接
的に支持された荷重支持ベッドを有する秤に関する。

〔従来の技術〕

フラットな荷重支持バフ１：全備えたハイブリッド構造
形式（６１ｆｆｉレバーを経て測定セルを動かす形式）
の台秤において、一般に荷重支持ベッドは、秤の荷重レ
バーシステム上に四隅で支持されている。この支持方式
は、秤の量定特性と咬用時の堅労さとを低下させる。

荷重支持ベッド上に作用ずろ力を荷重レバー系統に伝達
するための既知の荷重支持部材は、振子レバー懸架部、
ボール状支持体及び振子レバー直立支持体である。これ
らの荷重支持部材において、支持部は何れも金属からで
きている。これらの接触面（よ、高価な加工（ｌｊＴ磨
）と、潤滑及び洗浄による頻繁な点検とを必要とする。

また、この垂直方向の荷重支持は剛直であり、このため
、例えば荷重支持ベッド上に荷重を急激に載置した時に
生じる！Ｉ！直方同方向撃力が減衰されずに荷重レバー
に伝達されることになる。このように荷重レバー系統に
急（ζ荷重が負荷されると、レバー系統が損傷を受ける
ことが多い。史に、この荷重支持方式によれば、水平方
向のかたよりにより、長い間持続する荷重支持ベッドの
ロックが惹起され、測定が困難になる。

荷重支持端部を形成する金属円板の間にサンドインチ状
に作り付けられたエラストマー部分を持つ円筒状のエラ
ストマー部材を荷重支持部材として使用することも知ら
れている。ここで、一方の支持端部は、荷重支持ベッド
に剛に収り付けられた扁平な金属板であり、他の支持端
部は、ｌｉＪ重レバー系統の対応した切火中に収納され
ている金属製の円錐体に形成されている。少なくとも一
端で荷重支持ベッド又は荷重レバー系統に固着されたこ
の形式の直立荷重支持部材は、垂直方向について水平方
向の剛性の何倍もの剛性を備えることはできない。その
ため、この形式の荷重支持部材においては、荷重支持部
材が比較的脆いと、荷重支持ベッドの垂直方向のばねの
圧縮が過大となり、支持部材が比較的硬質であると、水
平方向の！１所作用が過小になるため、側面から荷重支
持ベッドに作用する力が荷重支持部材を経て荷重レバー
系統に伝達され、８Ｍレバー系統が損傷を受けろことに
なる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従って本発明の課題は、この形式の秤の荷重レバー系統
を保護するための、製造及び保守の容易な荷重支持構造
を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この！Ｉ履は、本発明によれば、直立荷重支持部材の支
持端部の少な（とも一端、特に好ましくは両端を弾性材
！Ｊ４′ＩＲとし、荷重支持部材のその他の部分を剛性
とすることによって解決される。・その場合、好ましく
は、負荷の、！１！　ｉα方向の力とそれに対応する弾
性後退ストロークとの間に一意的な関係が成立するよう
に、荷重支持部材の弾性支持端部の形状及び材質を選定
する。＃記垂直方向の力と弾性後退ストロークとが秤量
範囲内において互に比例関係にある場合、特に捕単な表
示状態が実現される。

荷重支持部キイの中間部分は金属部材によって、その支
持端部はエラストマー部材によって、それぞれ形成する
ことができる。その代わりに、荷重支持部材を、硬度が
几く比較的剛性な合成ｖＩＩ脂部材と、支持端部として
の硬度の比較的低い合成樹脂部材とによって形成しても
よい。荷重支持部材を全体として同一のエラストマー素
材により形成してもよく、この場合は、中間部分の所要
の剛性を得るために、エラストマー部材の中間領域を金
属管で囲周することが必要である。

〔作用および効果〕

本発明において、上記のいずれの場合においても、荷重
支持ベッドと荷重レバー系統の間、又は荷重支持ベッド
と中間支持板との間に自由に配置された直立荷重支持部
材が、比較的剛性の中間部分と弾性端部とを備えている
ことが理解されよう。

弾性支持端部を介して支持がなされるため、接触、拘束
その他について従来必要とされた精密機械加工は不要で
ある。硬い′表面が互いに接触しないため、摩耗も少な
くなる。そのため、保守及び洗浄も不要になり、その結
果として、製造及び使用が容易になる。

更に、垂直荷重に対する弾性後退の可能性によって、荷
重レバー系統の過負荷に対する保護が与えられる。特に
、弾性支持端部によって与えられろ利用可能な弾性後退
スｉ・ローフを制限することにより、荷重支持ベッドが
過負荷時に基体枠に単純に静置されろようにすることが
できる。また、同様に作用する水平方向の力もすみやか
に減衰され乙。即ち、この水Ｙ方向の力は弾性支持端部
の局所的な圧縮の下に、荷重支持部材の傾動を生ずる。

そのため水平方向の閏撃は相当に緩和されろ。

過負荷の下で荷重支持ベッドは、基体枠に当るまで横方
向に偏向する。即ち、本発明による荷重支持の形態は、
機能的に適合していると共に、被秤量物を荷重支持ベッ
ド上に強く載置したり荷重支持ベッドに水平方向の闇撃
が加えられたりすることによる荷重レバー系統への過負
荷の有効な保護機能を備えている。更にまた、この水平
衝撃作用はすみやかにＭ衰される。荷重支持枠は荷重除
去後は非常にすみやかに最初の位置にｆＸ帰する。

前記荷重支持部材は、円筒状とすることが特に望ましい
。この形状の荷重支持部材は、製造が容易になると共に
、水平方向の外力に対して、その方位方向と係りなく、
全く一様に作用する。垂直方向の力と水平方向の力とが
同時に作用する場合についても、もちろん同様である。

ｔｒＭｉ支持部材の弾性端部が皿状支持座内に入れられ
る場合にも簡単な構造が保たれる。皿状支持座は、弾性
端部の予め定められた変形の工程を与えるだけでなく、
本発明に従って荷重支持部材が皿状支持座内にルーズに
配置されているにも拘らず、荷重支持ベッドないしは中
間支持体または荷重レバー系統に対してｉＪ重支持部材
を的確に固定させる。皿状支持座は、この目的のために
、有利には、荷重支持ベッド、ｒＮ重レバー又は中間支
持体に固着する。

皿状支持座の前述した作用は、皿状支持座が荷重支持部
材の全周をカップ状に包囲していると更に助長されろ。

円筒状の荷重支持部材については、皿状支持座をスープ
ボウル状に、即ち、全周に円錐状に延出した縁部を有す
るように形成する。荷重支持部材の支持端部の直径を、
円錐台形の皿状支持座の内径に少なくとも等しく、好ま
しくはそれよりも少し太き（なるように、対応的に適合
させることにより、皿状支持座内に配置された荷重支持
部材の自己調心作用が得られろ。

本発明による前記直径の適合において、支持端部の直径
は、例えば截頭円錐形皿状支持座の最小直径に少なくと
も等しいか、それよりも少し大きめにする。

この皿状支持座に、全周に亘って上方に延出させた円筒
状の縁部を追加形成すると、荷重支持部材は、側方への
転倒に対して良く保護される。

このように、製造が容易でしかも保守を要せずに１ｅ用
できるにも拘らず、荷重支持ベッドから荷重レバー系統
への力の伝達は支障なく行われ、過負荷に対する保護も
確実に果される。

〔実施例〕

次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて一層詳細
に説明する。なお、各図には、本発明にとって重要な部
分を説明するために特に説明されていない秤の詳細な構
造部分も図示されている。

第１図に示した荷重を受は入れるための荷重支持ベッド
１０は、直立支持体１２を介して中間支持体１４上に支
持されている。中間支持体１４の水平運動は、弾性継手
を備えたリンクロッド１６によって阻止されている。

直立体１２を介して中間支持体１４に伝達された荷重は
、更に弾性帯状片１８を介して二つの荷重レバー２０．
２２に伝達される。荷重レバー２０．２２は、各々弾性
帯状片２４によって位置固定的に基体枠２６に支承され
、秤の中央部のところで弾性連結片２８により互いに連
結されている。

荷重レバー２２の延長線上の部分は、そのほかに別の弾
性連結片３２を介して測定セル３ｏと連結されている。

測定セル３０は、既知の構成を有していてもよい。

基体枠２６は、支持脚３４．３６を介して下方の面上に
支持されている。水準Ｗ３８は、支持脚３４．３６を調
節して秤の姿勢を水平に制御するために用いられる。

第２図には、本発明による直立体１２を示すために秤量
装置が簡略に図示されているつこの場合にも、支持ベッ
ド１０は直立体１２を介して荷重レバー系統４０上に力
を伝達ずろようにｌ＆置され、荷重レバー系統４０（よ
、基体枠２６に懸架されているう直立体１２の正確な構
造については以下に図面を参照して詳細に説明する。し
かし、ここで既に、直立体１２の上端が支持ベッド１ｏ
の下直に固着した皿状支持座４２上に、下端がカップ状
支持座４４内に自由にＭｇｈ可能に、それぞれ適合され
、これらの支持座が、荷重レバー系統４０又は中間支持
体１４に連結されていることが理解されよう。

また、ここで既に、皿状支持座４２がほぼスープボウル
状にＦ向きに解放した円錐台形のマントルとして形成さ
れていることを理解されよう。上向きに開いた形状のカ
ップ状支持座４４ば、上方に延出した円筒状の周縁部も
有し、この周縁部は、直立体１２の長手方向の大きさの
約半分の個所まで、いづれにせよ少なくともその全高の
約３０％以上の個所まで延出している。

更に、第２図において、基体枠２６の上面には荷重支持
ベッド１０の運動範囲内に過負荷ストッパ４６が、また
プラットフォーム状の荷重支持ベッド１０の下向きに曲
げた縁部の内面には基体枠２６に向って突出した側面ス
トッパ４８が、それぞれ配設されている。

第３図には、純粋に垂直方向の荷重を与えられた直立荷
重支持部材５０の第１実施例が図示されている。

ＲＩｌ支持部材５０は、中間部分としての円筒状の金属
部分５２と、該金属部分５２の両側に取り付けられた円
形支持端部とを備え、これら荷重支持ベッド１０側の円
形支持端部５４及び荷重レバー系統４０側の円形支持端
部５６は、無負荷状態では中間部分と同じ直径となるエ
ラストマー部材から成っている。勿論、金属部分５２の
代わりに、比較的硬質の別の材料、例えば比較的硬質の
合成ａｍ製の成形部材を用いても差支えない。

金属部分５２及びエラストマー部材からできている支持
端部５４，５６の寸法（直径及び高さ）とエラストマー
の硬度とは、ｔｌｔ−の垂直方向の弾性後退が所定の垂
直方向の力に対応するように選定される。これによって
、垂直方向の力と垂直方向の弾ｔ！１１．投退ストロー
クとの間に一意的な関係が成立する。この弾性後退スト
ロークは、無負荷状態の荷重支持ベッド１０の上限の破
線によって示した休止位置と第３図に示した負荷位置と
によって表されろ。

更に、第３図かられかるように、下方に円錐台形に開い
た形状の荷重支持ぺ３ツド１０＠の皿状支持座４２と、
直重レバー系統４０側の基底域が同じ形状のカップ状支
持座４４とは、荷重支持部材５０およびその弾性支持端
部５４，５６と同じ直径を備えている。そのため、秤の
無負荷状態の下でも、皿状支持座４２とカップ状支持座
４４との円錐状の縁部によって荷重支持部材５ｏが芯出
しされる。

第４図には、第３ｖ！Ｊに示した実施例に垂直方向の力
及び水平方向の力がともに作用した状態が図示されてい
る。この場合には荷重支持部材５０が傾動を起こす。こ
れにより、エラストマー部分として形成された支持端部
５４，５６の垂直方向の力による圧縮のため、必要とな
るよりも実質的に小さな側方からの力によって荷重支持
ペッド１０が側方に偏向されることが可能となる。

荷重支持部材５０の図示した構成において、垂直方向の
力又は水平方向の力が消失した後に荷重支持部材５０が
支持端部５４，５６の弾性によって初期の状態に復帰す
ることは言うまでもない。

堅労な中間部分と弾性の支持端部とを備えた荷重支持部
材の図示した構成により、水平方向においてよりも垂直
方向に数倍の剛性を示す直立荷重支持が初めて１りられ
ることをここで明確に指摘すべきであろう。以下の２つ
１組の数値は荷重支持部材５０についての実現可能な実
施例である。

垂直方向　６００　ｋｇ−弾性後退ストローク３ｗｓ水
平方向　　２０ｋｇ−１％ｉ向ストローク５＋ｍこれら
の数値は、直重支持ペッド１０の同様の支持部によって
は従来は実現できなかった。しかしこれらの数値は、こ
の形式の秤の測定特性及び使用時の堅牢さにノ（ミ常に
Ｍ！＠的に影響する。

第５図に、６ビ重支持部材６０を備えた別の実施例によ
る秤を示す。乙の″Ａ施例においても、円筒状の金属部
分６２が用いられているが、この金属部分６２は一方の
帽り即ら、荷重支持ベッド１０の皿状支持座４２に適自
された端部にのみ、エラストマー材料製の弾性支持端部
６４を備えている。支持端部６４は図には無負荷状態で
示されている。円筒状の１Ｒ１ｆｉ支持部材６０の直径
が皿形支持座４２の円形の水平底板の直径と合致してい
ることが認識される。しかし、荷重支持部材６０は、反
対側即ち荷重レバー系統４０側では、硬質の点支持を受
けている。この点支持は、荷重支持部材６０の脚部の凹
所中に荷重レバー系統４０から上方に突入している支持
要素６６（球形ドーム状の膨出した支持ヘッド６８を備
えている。）によって構成されている。

第３図に類似した本発明の別の実施例による秤を第６図
に示す。この実施例によれば、ｒｔｉ重支持部材７０は
、一連の中実な円筒状エラストマー部材７２から成り、
このエラストマー部材の中間部は金属管７４によって締
付けられ、補間されているつこの実施例においても、金
属管７４の外側にあるエラストマー部材７２の突出端は
、弾性後退ストロークを形成するための必要な弾性を備
えている。明らかなように、この実施例による秤は、特
に容易に作製することができる。

更に、この第６図に図示されているように、カップ状支
持座４４は、荷重レバー系統４０に結合された円錐台形
の下部から上方に延出した円筒状の縁部７６を有し、こ
の縁部の内径は、円筒状の金属管７４の外１￥よりも大
きいつしかしこの直径差は、単に、側面ストッパー４８
に突当たるまでに必要な傾動路が利用可能となる程度の
値とする。

それ以上の傾動は可能ではない、、荷重支持部材７０又
は第３図に示した荷重支持部材５０は、これにより転倒
に対して確実に保護されることになろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によろＲＭｉ支持部材を用いるように
した秤の作用を説明するための側断面図、第２図は、台
秤の場合の本発明による荷重支持ベッドの支持部の−′
１１１ｉｔｐ、例を示す側断面図、第３図は、垂直方向
に力が作用した時の本発明による荷重支持部材を拡大代
によって示した側断面図、第４図は、垂直方向及び水平
方向に力が作用した時の本発明による荷重支持ベッドを
示す第３図と同様の側断面図、第５図は、一端のみに弾
性支持端部を備えている本発明の変形実施例による荷重
支持部材を示す側断面図、第６図は、本発明の別の変形
実施例による荷重支持部材を示す側断面図である。 １０　荷重支持ベッド、１２　直立荷重支持部材、１４
　中間支持体、２０，２２・・荷重レバー、４２．４４
　　皿状支持座、５０，６０．７０　　・直立荷重支持
部材、５２．７４　　中間部分、５４゜５６．６４．　
　支持端部、４４．７６・カップ状縁部。 代理人　弁理士　佐　藤　正　年 Ｆ　’ｒ　ｇ、ｉ Ｆ　ｉ　ｇ、２ 一

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）測定要素に応力を作用させる１つ以上の荷重レバー
   （２０、２２）上に荷重支持部材及び弾性要素を介して
   支持された荷重支持ベッド（１０）を有する秤であって
   、剛性の直立荷重支持部材（５０、６０、７０）の一端
   又は両端の支持端部（５４、５６；６４）が、前記弾性
   要素を形成するために弾性材料例えばエラストマーから
   なり、該支持端部（５４、５６；６４）が、荷重支持ベ
   ッド（１０）及び／又は荷重レバー（２０、２２）に、
   或いは該荷重支持ベッド及び／又は中間支持板（１４）
   に固着されている概ね皿状若しくはカップ状の支持座（
   ４２、４４）内にルーズに入れられ、該支持座（４２、
   ４４）の縁部（例えば７６）によって荷重支持部材（５
   ０、６０、７０）の全周が包囲されていることを特徴と
   する秤。 ２）荷重支持部材（５０、６０）の剛性の中間部分が金
   属部材（５２、６２）によって形成され、金属部材（５
   ２、６２）の少なくとも一端にエラストマー物質からな
   る荷重支持端部部材（５４、５６；６４）が固着されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の秤
   。 ３）荷重支持部材の剛性の中間部分が比較的硬度の高い
   合成樹脂物質からなり、この合成樹脂物質の少なくとも
   一端に、比較的硬度の低い別の合成樹脂物質が支持端部
   として連結されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の秤。 ４）荷重支持部材（７０）が、端から端まで同じ素材か
   らできているエラストマー部材（７２）からなり、エラ
   ストマー部材（７２）の中間領域が外側から金属管（７
   ４）によって補剛されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載の秤。 ５）荷重支持部材（５０、６０、７０）が円筒形状を有
   することを特徴とする特許請求の範囲第１〜４項のいず
   れか１項に記載の秤。 ６）皿状若しくはカップ状の支持座（４２、４４）が深
   いカップ形状を有することを特徴とする特許請求の範囲
   第５項に記載の秤。 ７）皿状若しくはカップ状の支持座が全周で円錐状に上
   方へ延在する縁部を備えていることを特徴とする特許請
   求の範囲第６項に記載の秤。 ８）皿状若しくはカップ状の皿状若しくはカップ状の支
   持座（４４）が全周で上方へ延在する円筒状の縁部（７
   ６）を更に備えていることを特徴をする特許請求の範囲
   第７項に記載の秤。 ９）荷重支持部材（５０、６０、７０）の支持端部（５
   ４、５６；６４）の直径が円錐状の皿状若しくはカップ
   状支持座（４２、４４）の底部の直径に少なくとも等し
   くされていることを特徴とする特許請求の範囲第５、６
   、７、８項のいずれか１項に記載の秤。