JPS6172601A - 重質炭化水素の分解軽質化と水素の製造方法 - Google Patents

重質炭化水素の分解軽質化と水素の製造方法

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JPS6172601A
JPS6172601A JP59191598A JP19159884A JPS6172601A JP S6172601 A JPS6172601 A JP S6172601A JP 59191598 A JP59191598 A JP 59191598A JP 19159884 A JP19159884 A JP 19159884A JP S6172601 A JPS6172601 A JP S6172601A
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iron
powder
heavy hydrocarbons
iron oxide
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JP59191598A
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Satoshi Fukase
深瀬 聡
Teruo Suzuka
鈴鹿 輝男
Hiromi Ozaki
尾崎 博巳
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Nippon Mining Co Ltd
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  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は2重質炭化水素の接触分解による軽質化とスチ
ームアイアン反応を利用して水素を製造する方法に係シ
、特には改良された触媒を用いる前記方法に関する。
従来の技術 本発明者らは、先に常圧蒸留残渣油、減圧蒸留残渣油な
どの重質炭化水素を分解軽質化するとともに2分解の際
、触媒表面上に付着するコークにより触媒中の酸化鉄を
還元し、この還元された鉄をスチームと反応させて水素
を発生する方法を提案した(特開昭55−104920
号。
同56−49790号、特願昭56−20708号)。
また、これらの方法に使用し得る触媒組成物についても
提案した(特開昭55−124542号)。
ところで、この重質炭化水素の分解軽質化と水素の製造
方法はプロセス上、■重質炭化水素の分解接触反応、■
二酸化炭素と炭素とによる一酸化炭素生成反応すなわち
ブードワル反応。
■−酸化炭素による酸化鉄の還元反応および■還元状態
の鉄とスチームとによる水素生成反応。
すなわち、スチームアイアン反応の4種の反応から成っ
ている。従って、このプロセスを経済性あるものとして
確立させるためには、これらの4つの反応活性がバラン
スしていなければなら々い。
本発明者らは、上記プロセス及びこのプロセスだ用いる
触媒について、さらに研究を進めた結果、酸化状態で鉄
がFeとして30〜60重、   量% 、  (!r
、O,がcL1〜8重量4.slo、が3重量係以下を
含む組成で、かつ、触媒構成−次粒子の平均粒径が1μ
以下である触媒が優れていることを見い出し提案した(
特開昭59−66548号公報)、 発明が解決しようとする問題点 ところで上記触媒において、触媒構成−次粒子の平均粒
径を1μ以下とするためには8触媒原料粉体を高圧空気
式ジェット粉砕機を用いて粉砕するか、又は触媒原料を
酸水溶液に溶解した後8%殊な条件下で析出させた沈澱
物を用いるかしなければならない。従って、触媒の生産
効率が悪く、触媒の製造コストが著るしく高くくなり、
プロセスの経済性を阻害する大きな要因となっていた、 また、当該プロセスに用いる触媒は、製造後の触媒では
、触媒中の鉄がwe、o、の形態で存在しているが、プ
ロセスでの使用中は、主としてFe、04とFeOとの
間の酸化還元反応を利用するため、 Fe、04及びF
eOの形態で存在する。従って、製造後の触媒をプロセ
スに投入すると、触媒中の鉄は?θgosからFe、0
4又はFeOに還元される。ところで、 F’s、O,
がFe、O,又はFeOに変化すると結晶形が変化する
ため10〜254体積が膨張する。このためプロセスに
投入した比較的初期の段階で、触媒粒子に亀裂が入り触
媒粒子が粉化しく以下これを「還元粉化」と称する)。
反応塔等から飛散し0反応【関与する触媒が減り、プロ
セスの目的を達し得なかったシ、配管等の閉塞、摩耗を
生じる等の問題を有していた。
本発明者らは、かかる問題を解決すべく鋭意検討した結
果、鉄鋼の4酸・酸洗廃液を流動焙焼又は噴霧焙焼して
得られた。いわゆるフェライト製造用原料として市販さ
れている酸化鉄粉を造粒及び高温焼成して得喪触媒が前
述した4種の反応活性を総合的に有し、又、還元粉化も
起こシ難く、シかも安価に、効率よく生産し得ることを
見い出した。
本発明は、かかる知見に基きなされたもので。
新触媒投入時の粉化によるトラブルをなくシ。
安定的に長期にわたシ、シかも経済性を向上させた重質
炭化水素の分解軽質化と水素の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
問題を解決するための手段 本発明は、鉄を活性成分として含有する触媒を用いて重
質炭化水素の分解軽質化とスチームアイアン反応により
水素を製造する方法において、前記触媒として鉄鋼の酸
洗廃液を流動焙焼又は噴霧焙焼して得られる酸化鉄粉又
は当該酸化鉄粉に同重景もしくはそれ以下の鉄鋼ダスト
を混合したもの、さらには好ましくは当該酸化鉄粉又は
それと鉄鋼ダストとの混合物にアルミナ、酸化クロム及
び酸化カルシウムのいずれか1種又は1種以上を添加し
たものを造粒及び焼成して用いることより成る重質炭化
水素の分解軽質化と水素の製造方法である。
作用 本発明に係る重質炭化水素の分解軽質化と水素の製造方
法をその一実施態様を例示した添付第1図に基いて説明
する。
添付第1図において1は第1工程としての重質炭化水素
の接触分解塔であって、該分解塔には、第2工程として
の触媒再生塔2で還元再生された触媒が触媒返送管3を
通じて導入された触媒で流動床が形成されており、そこ
に重質炭化水素(例えば、常圧蒸留残渣油、減圧蒸留残
渣油、脱れき残渣油2石炭液化油又はシエールオイル等
)5及びスチーム4が供給される、上記分解塔内の流動
床は500〜800℃の温度及び0〜15Kf/edG
の圧力の所定条件下に保持されており、この条件下で重
質炭化水素は分解されて分解ガスと分解油を生成する一
方。
上記流動床へ導入されたスチームは触媒中の還元された
鉄(主としてウスタイト)とスチームアイアン反応を起
して水素を生成するとともに触媒中の鉄を酸化する。ま
た、この分解の際触媒上にコークが付着する。
次いで、コークが付着した。酸化された触媒は移送管6
を通して第2工程である触媒再生塔2へ移送され、ここ
で還元雰囲気下に酸素含有・・I   ガス7(例えば
空気)の導入により触媒上に付着したコークが燃焼され
、触媒は還元されて再生される。なお、上記工程におい
て必要に応じ還元をたすけるための補助燃料(第1工程
での重質油を適用してもよい)を供給してもよい。
又、前述の第1工程1における重質油の接触分解とスチ
ームアイアン反応とは別の工程として分けたプロセス、
即ち、第2工程2で還元された触媒を先ずスチームと反
応させてスチームアイアン反応を起し9次いで酸化され
た触媒と重質油とを接触させて分解軽質化させるプロセ
ス本1本発明に包含される。
更に、前記プロセスにおいては、触媒中の鉄が重質油中
のイオウ分と反応し硫化鉄を形成するが、これを除くた
め釦、さらに硫化鉄を焙焼するための工程を付加したも
のも本発明に包含されることはいうまで本ない。
本発明において触媒の原料として用いられる鉄鋼の酸洗
廃液を流動焙焼又は噴霧焙焼して得られる酸化鉄粉とは
、鉄鋼の圧延又は酸化チ!ズンの製造工程での酸洗特に
は塩駿駿洗処理によって発生する塩化鉄(n)を主成分
とする廃液を。
流動焙焼炉又は噴霧焙焼炉を用いて500〜800℃の
温度で酸化分解反応して得られる王にα2〜λ0μの粒
子径をもつ酸化鉄粉で、多くはフェライト用の素原料と
して市販されておシ、この市販品を用いると安価で簡便
である。
次に本発明において触媒として用いられる鉄鋼ダストに
ついて述べる。
この鉄鋼ダストは、製鉄、製鋼等の工程で発生するダス
トを指すものであシ、特に鋳床ダスト、或いは転炉ダス
ト等を好適に用いることができる。
ここで鋳床ダストとは、高炉から取出された溶洗が鋳床
において発生するガスから湿式又はバグフィルタ−で集
塵されるダストをいい、粉体、スラリー又は、ケークの
状態で得られるものである。
また、転炉ダストとは、銑鉄を転炉で吹錬するときに発
生する転炉ガス中より集塵されるダストをいう。このダ
ストは、転炉ガス中のmm化炭素を燃焼した後、或いは
燃焼することなく。
電気集塵器又はバグフィルタ−等の乾式或いはベンチュ
リースクラバー等の湿式集塵器で集塵されたもののいず
れをも使用することができる。
因みに、転炉ダストは粉体、スラリー又はケークの状態
で得られるものである。
本発明においては、上記のような鉄鋼ダストを乾燥して
自然酸化した後、5μ以下に粉砕した本のを用いること
が好ましい。
次に2本発明で用いられる触媒の調製法について述べる
先ず、前述した酸化鉄粉又は当該酸化鉄粉に同重量もし
くはそれ以下の上述した鉄鋼ダストを混合したものに水
を加え、混練するか又はスラリー濃度として30〜60
重量憾となるようなスラリーに調製する。この場合、鉄
鋼ダストを酸化鉄粉と同重量以上に混合すると還元粉化
が激しくなシ好ましくない。
次いで、上記混練物又はスラリーを破砕造粒機又はスプ
レードライヤー等、既知の造粒機により10〜600p
f1Nの所望の粒径となるように造粒し1次いで乾燥し
た後、1200〜1600℃の温度で焼成して触媒を調
製する。
また触媒の調製においては、酸化鉄粉又は該鉄粉に鉄鋼
ダストを混合したものに、アルミナ。
酸化クロム或いは酸化カルシウム又はこれらを適宜組合
せて添加することが好オしい。
アルミナの添加は、プロセス使用時において触媒を還元
したときに生成するウスタイトの結晶粒の成長を阻害し
、スチームアイアン反応(3FeO+ H,O−* F
e、O,+ H,)の活性劣化を防止する効果を有する
。しかしながら過剰の添加は。
触媒の強度(摩滅抵抗)が低下し好ましくない。
このため、アルミナの添加は3重i4以下とすべきであ
る。又、このアルミナは粒子径が小さいものが好ましく
1%釦はアルミナゲルよシもアルミナゾルを用いること
が触媒強度を高める上で好ましい。なお、酸化クロムも
アルミナと同等の効果を奏する。
11′fた。酸化カルシウムの添加は、触媒原料中に微
量に存在するシリカを固定してシリカが鉄と固溶体を生
成するのを防止することによりスチームアイアン反応の
活性劣化を防止し、さらにはマグネタイトのウスタイト
への還元反応を促進する効果を有する。しかし酸化カル
シウムも添加量が多過ぎると触媒の強度を低下させるた
め、 Caとして1重量係以下とすることが好ましい。
実施例 〔触媒の調製例〕 (1)  触媒A 鉄鋼の塩酸酸洗廃液を流動焙焼法により酸化分解して得
られたフェライト用の素原料として市販されている酸化
鉄粉A(組成;Fe7α6wt4.  (!r、03(
(LlWteII、  Mg([11wt4゜sto、
(α1wt4.CaO(n、 1wt4. Am、O,
((L 1 wtl。
平均粒径3μm)に水を添加して、555重量のスラリ
ーとしスプレードライヤー(大海原化工機■ffoa−
16型、ディスク回転数800 Or、p、m)で造粒
、乾燥した後1400℃の温度で5時間焼成した。この
焼成物を標準篩で篩別し。
44〜149μmのものを触媒Aとした。
(2)  触媒B 触媒Aと同様の方法によりフェライト用の素原料として
市販されている酸化鉄粉B(組成; Fe69.9wt
4. cr、o、<a1wt4. Sin、((11w
t%、 Mg0([11wt4. Am、○、((L1
vt4. cao(α1it憾、平均粒径4μm)を用
いて触媒Bを調製した。
(3)  触媒O 触媒Aと同様の方法により、フェライト用の素原料とし
て市販されている酸化鉄粉C(組成;Fe7α6 wt
4. Or、O,((L 1 wt’4. Sin。
<0.IWt4Mgo(aIWt憾、 A1.O,(0
1wt%。
(!ao(α1wt%、平均粒径1.8μm)を用いて
触媒Cを調製した。
(4)  触媒り 触媒Aの調製に用いた酸化鉄粉Aに、アルミナゾル(水
分80 wtl )をアルミナとしてα25重量重量外
るように添加し9次いで水を加えて触媒Aと同様の方法
により調製し触媒りとした。
(5)  触媒E 触媒AのU8製に用いた酸化鉄粉Aに、轟該戯化鉄粉と
同重量の高炉鋳床ダストを加え。
これにアルミナゾル(水分80 wtl)をアルミナト
してα55重量、及び酸化カルシウムをCaとして0.
5重量幅添加し、触媒Aと同様の方法により調製し触媒
Eとした。但し。
焼成温度は1450℃とした。
(6)  触媒F 触媒Aの調製え用いた酸化鉄粉AK酸酸化クロム2量量
壬添加2次いで水を加えて触媒Aと同様の方法により調
製し触媒Fとした。
(7)  触媒G 転炉ガスのCO燃焼後の排ガスからベンチュリースクラ
バーで採取した転炉ダストを120〜1500で6時間
乾燥し、粉砕機で平均粒径10μ程度に粉砕した。この
粉砕物に対し、 Crとして20]ii1%の硝酸クロ
ム水溶液を加えた後混練し、破砕造粒機で造粒。
篩別後、乾燥し2次いで1400℃の温度で3時間焼成
した。この焼成物を44〜149μmに再篩別して触媒
Gとした。
(8)  触媒H 天然のラテライト鉱石(組成: Fe 4&5 wt%
Or、0.3.91 wt4. Sin、 1.9 w
t4. MgOQ、7 wt4゜A1□O,[19wt
幅)をボールミルで平均粒径が16μmとなるように粉
砕し、これを混練した後。
破砕造粒機で造粒、篩別後、乾燥し1次いで1400℃
の温度で3時間焼成した。この焼成物を44〜149μ
mlc再篩別して触媒Hとした、 以上のようにして調製した各触媒の組成を第1表に示す
なお、上記触媒A乃至Hのうち、触媒G及びHは比較例
として用いた触媒である。
、1 第1表 〔水素生成活性試験〕 内径25mm1N、高さ400瓢の石英製の反応カラム
に上記の方法で調製した各触媒を充填し。
830℃の温度に保持しながら一酸化炭素及び炭酸ガス
が各々20容量幅、残部が窒素ガスから成る混合ガスを
100 Nl/Hrで供給し、触媒中の酸化鉄を還元す
る。当該還元反応を30分間行なった後650℃の温度
まで降温する。次イf 、 スチーム30 f/Hr及
び窒素ガス90ル鵞から成る混合ガスを導入し、スチー
ムアイアン反応を行なわせしめて水素を生成させ、その
発生量を測定した。次いで、830℃まで昇温し。
還元反応させ次いで650℃まで降温し、スチームアイ
アン反応を行なわせる操作を繰り返し行なった。この結
果を第2表に示した。
第  2  表 〔還元粉化試験〕 内径37mx8の石英製カラムに前述した方法で調製し
た各触媒100gを充填し、aoncの温度に保持しな
がら一酸化炭素16容t#J、二酸化炭素16容量壬、
残部が窒素ガスより成る混合ガスを15ONIArの流
量で導入し、20〜30分間還元させた。還元後の各触
媒についてX線回折分析を行ない、Fe、04に還元さ
れ。
F’eOの生成がないことを確認した、次いで還元され
た各触媒を44〜149μmの標準篩により篩別し、5
0tを精秤した後第2図に示す試験装置(図中10は分
散板、11は円筒戸紙、A部は内径33m111.高さ
300m、B部は内径120m13 、高さ240+m
)に装填し、下部より空気を20 Nl/min  の
速度(分散板オリフィス流速50 m/5ec)で流し
ながら10時間流動化させ、飛散触媒を円筒戸紙11に
回収し、精秤して摩滅抵抗を求めた。この結果を第3表
に示す。
第3表 以上の結果から明らかなように2本発明のフェライト用
素原料を用いた触媒は、水素生成活性及び酸化還元の繰
シ返しによる耐劣化性に優れ、しかも還元粉化が少ない
という利点をもっている。
効果 以上のような本発明は、還元粉化が小さく。
しかも安価で9反応活性が高く、又活性劣化の小さい触
媒を用いるため、新触媒投入時の触媒粉化によるトラブ
ルもなく、安定的圧しかも長期に亘り、経済的に重質炭
化水素の分鱗軽質化2    と水素を製造できる効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は2本発明に係る製造方法の一実施態様を例示し
た工程図である。1・・・接触分解塔。 2・・・触媒再生塔、3・・・触媒返送管、4・・・ス
チーム、5・・・重質炭化水素

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄を活性成分として含有する触媒を用いて重質炭
    化水素の分解軽質化とスチームアイアン反応により水素
    を製造する方法において、前記触媒として鉄鋼の酸洗廃
    液を流動焙焼又は噴霧焙焼して得られる酸化鉄粉を造粒
    及び焼成して用いることを特徴とする重質炭化水素の分
    解軽質化と水素の製造方法。
  2. (2)鉄を活性成分として含有する触媒を用いて重質炭
    化水素の分解軽質化とスチームアイアン反応により水素
    を製造する方法において、前記触媒として鉄鋼の酸洗廃
    液を流動焙焼又は噴霧焙焼して得られる酸化鉄粉に同重
    量もしくはそれ以下の鉄鋼ダストを混合したものを造粒
    及び焼成して用いることを特徴とする重質炭化水素の分
    解軽質化と水素の製造方法。
  3. (3)上記酸化鉄粉又は酸化鉄粉に鉄鋼ダストを混合し
    たものに、アルミナ、酸化クロム又は酸化カルシウムか
    ら選定された1種もしくは1種以上を添加したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の重質
    炭化水素の分解軽質化と水素の製造方法。
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