JPS6172200A - トンネル内の換気方法 - Google Patents

トンネル内の換気方法

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JPS6172200A
JPS6172200A JP19546284A JP19546284A JPS6172200A JP S6172200 A JPS6172200 A JP S6172200A JP 19546284 A JP19546284 A JP 19546284A JP 19546284 A JP19546284 A JP 19546284A JP S6172200 A JPS6172200 A JP S6172200A
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JP
Japan
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tunnel
ventilation
air
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shaft
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JP19546284A
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裕康 北山
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分!!!?) 本発明は、トンネル内の換気方法に係り、更に詳しくは
、トンネルをトンネル中心軸と平行に区画して複数の坑
道を形成し、一つの坑道を送風坑道とし、他の坑道を排
気坑道として送風坑道に送風した空気を切羽部を経て排
気坑道に流通させてトンネル外へ排出することにより、
゛切羽部の含塵空気を換気する方法に関する。
(従来技術と問題点) 従来からトンネル掘削作業における発破等にまる発生粉
塵を油塵除去する、所謂換気が労働安全衛生面及び作業
環境管理の面から重要視されている。      ・ 特に近年では、鋼製支保工や矢板に代わって直接トンネ
ル掘削面にコンクリートを吹き付けるいわゆる吹付コン
クリートが採用されており1.この吹き付はコンクリー
トに於ける粉塵の拡散及び油塵を効率良く行なう必要が
ある。     ・その為、直接送風ダクトを切1羽部
まで狸設・して、送風ファンを駆動し送風するとともに
、排気ダクトの排気ファンにより含塵空気をトンネル外
へ排気する風管換気方法が採用されている。
この風管による排気方法は、一定量の空気を送風する為
に約φ1B00m腸程度のダクトを必要とする(例えば
、通常の複線鉄道トンネルや二車縁道路トンネルに必要
な空気量を2000rn’/分とし、この時の管内風速
は約18.8m/秒)、シかし吹付コンクリートによる
トンネル内では上記径のダクトを切羽部まで導入するに
必要な空間が不足し、又多系統に分岐して小径ダクトを
配設しても管内風速が減速したり、ダクトのジヨイント
部から漏風が多くなり、切羽部への換気量が不足すると
いう問題を呈していた。
(発明の目的) 本発明は上記問題点に鑑み為されたもので、吸排気のダ
クトをトンネル内に導入設置することなく、トンネル内
をトンネル中心軸と平行に区画して送風坑道と排気坑道
を形成し、送風坑道に送風した空気を切羽部を経て排気
坑道に流通させて該排気坑道からトンネル外に排出する
ことにより切羽部に滞留する含塵空気を効率良く換気す
る方法を提供するものである。
(実施例) 以下、図面に基づき本発明のトンネル内の換気方法を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の換気方法を概説する為のトンネル軸
方向断面図である。
トンネル1は地山Gを略半円筒状に掘削したもので、坑
口11と切羽部12.アーチ部13及び路盤14からな
る。
通常坑口11から掘削ジャンポーやコンクリート吹付装
置等を搬入し、切羽部12で稼動させる。
アーチ部13には、坑口11から切羽部12の近傍まで
トンネル中心軸と平行状態で連続した空気噴出口21が
設けられ、この空気噴出口21から噴出される高速気流
a、a・・・で区画面2を為し、複数の坑道を形成する
ものである。これ等坑道の一つに送風装置F+を、他の
坑道には排気装置F2をそれぞれ配置する。又空気噴出
口21直下の路盤14上には高速気流a、a・・・を回
収する空気受入口22が設けられている。
第2図は第1図におけるx−X線矢視断面図である。
すなわち、トンネル1を区画面2により送風坑道3と排
気坑道4の2坑道に区画した状態を説明するものである
上述した様に、空気噴出口21がトンネル1のアーチ部
13上にトンネル中心軸と略平行に設けられ、その直下
の路盤14上に空気噴出口21に対応して空気受入口2
2が設けられている。空気噴出口21から一定速度の高
速気流a、a・・・が噴出されるとトンネル中心軸Cと
略平行に連続した空気膜、いわゆるエアーカーテンが出
来て区画面2を為し、この区画面2によってトンネルl
は送風坑道3と排気坑道4に区画される。
第3図は高m%流a、a・・・の噴出回収装置を説明す
る概略図である。
空気噴出口21直下の路盤14には空気受入口22が形
成され、連続噴出された高速気流a、a・・・が区画面
2を形成した後、空気受入口22に悉く回収される。
すなわち、トンネル1の隅部に設けられたブロアー23
により一定圧の空気が流通ダクト24を介して空気噴出
口21から連続噴出して高速気流a。
a・・・となり、区画面2を形成する。又空気受入口2
2には回収ダクト25を介して吸入ブロアー26を連通
させて、この吸入ブロアー28により高速気流a、a・
・・が回収吸入され、ブロアー23により空気噴出口2
1を経て再度噴出される。ブロアー23の容量や個数は
流通ダクト24の径及び空気噴出口21の長さ及びトン
ネルlの高さ、いわゆる区画面2の高さ等によって適宜
に定められる。
次に第1図Y−Y線矢視断面図である第4図に基づき本
換気方法を詳細に説明する。
先ず、トンネル中心軸C方向に、上述の如く空気流a、
a・・・による区画面2を形成する。そして一方を送風
坑道3、他方を排気坑道4とする。次いで送風坑道3に
送風装置F’+を、排気坑道チに排気装置F2をそれぞ
れ設ける。送風装置F1は、坑口11を覆うように形成
された坑口壁15を貫通してトンネル外に送風ファンf
1を設け、又排気装置F2も同様に排気ファンf2をト
ンネル外に設けている。
斯かる状態において、先ず送風ファンf1を駆動させ、
送風装置F1から所要風速の換気風Wを切羽部に向けて
送風する。換気風Wは送風坑道3に沿って切羽部12に
至る。
このとき換気風Wは含塵空気を切羽部12から排気坑道
4方向へ押し出す。
一方、排気装置F2は排気ファンf2を駆動させると、
排気坑道4内の空気を吸引してトンネル1外へ排出する
。すなわち換気風Wにより切羽部12から押し出された
含塵空気は排気坑道4内を流通し、排気装置F2により
吸引されてトンネル1外に排出される。よって切羽部1
2に生じた粉塵の悉くは換気風Wとともにトンネル1外
に排出されることになり、切羽部12は一定清浄度の作
業環境を維持することになる。
又、第1図のZ−Z線矢視正面図である第5図で示す様
に、坑口11に坑口壁15を配設し、この坑口壁15に
送風坑道出入口31と排気坑道出入口41を設け、その
出入口にエアーカーテン式のシャッター32.42を配
備すれば換気効率を低下させずトラック等の搬入、搬出
がスムースに行なわれる。
尚、本発明のトンネル内の換気方法においては、必要に
応じて空気噴出口21.21・・・をトンネル軸Cと略
平行にして複数個設け、それに対応して空気受入口22
.22・・・を設けて区画面を為せば、それぞれ複数の
送風、排気坑道が形成される。よってそのうちのいずれ
かを適宜使用してシステム的に換気を図ることもできる
(発明の効果) 以上の様に本発明のトンネル内の換気方法は、トンネル
をトンネル中心軸に対し平行に区画して複数の坑道を形
成し、これら坑道を送風坑道及び排気坑道として用いる
ので、所謂複線鉄道トンネル及び二車線通路トンネル内
の換気が極めて効率良く行なうことが出来る。すなわち
具体的には次の様な効果を有する。
(1)トンネルを区画して形成される坑道全体を送、排
坑道として用いるので専用の送、排ダクトを必要としな
い。よってトンネルの掘削延長が大きくなってもダクト
の継足しなどの工事は不要となる。
(2)トンネル内壁にコンクリートを吹き付けるいわゆ
る吹付コンクリートによれば、壁面等に突起した掘削支
保によって換気風は減速されず、いわゆる壁面摩擦抵抗
が少なくて一定の高圧高速送風により換気することが可
能となる。
(3)トンネル内の区画を高速気流によって形成すると
、ダンプトラックや坑内車両の運行時における有形障害
物とならず、換気切羽部の掘削施工が同時に行ない得る
(4)空気噴出口から噴出された高速気流は空気受入口
によって悉く回収されるので、区画面近傍では乱流が生
じず、よって粉塵の拡散も起きない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の換気方法を説明するトンネル軸方向
断面図、 第2図は、第1図におけるx−X線矢視断面図、 第3図は、高速気流の噴出回収装置概略図、第4図は、
第1図におけるY−Y線矢視断面図、 第5図は、第1図におけるZ−Z線圧面図である。 1・・・トンネル、  11・・・坑0.12・・・切
羽部。 13・・・アーチ部、14・・・路盤、 2・・・区画
面。 21・・・空気噴出口、22・・・空気受入口。 3・・・送風坑道、   4・・・排気坑道。 a、a・・・高速気流、  C・・・トンネル中心軸。 F+・・・送風装置、   F2・・・排気装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トンネル内をトンネル中心軸と平行に区画して複数
    の坑道を形成し、前記一つの坑道に送風した空気を切羽
    部を経て他の坑道に流通させてトンネル外に排出するこ
    とを特徴とするトンネル内の換気方法。 2、前記トンネル内の区画はトンネルのアーチ部に設け
    られた空気噴出口から路盤方向に高速気流を噴出させる
    ことにより形成することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のトンネル内の換気方法。 3、前記高速気流は空気噴出口直下の路盤上に配設され
    た空気受入口にて回収されることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載のトンネル内の換気方法。
JP19546284A 1984-09-18 1984-09-18 トンネル内の換気方法 Granted JPS6172200A (ja)

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JPS6172200A true JPS6172200A (ja) 1986-04-14
JPH0375718B2 JPH0375718B2 (ja) 1991-12-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CH696467A5 (de) * 2002-07-29 2007-06-29 Truetzschler Gmbh & Co Kg Vorrichtung zur Belastung der Oberwalzen eines Streckwerks für Textilfaserbänder.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5376529A (en) * 1976-12-17 1978-07-07 Asanuma Gumi Kk Method of removing powder dust in tunnel works

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