JPS6171022A - 水循環式シヤワ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一度シャワーに用いた水を濾過して再度使用
する水循環式シャワー装置に関する。

従来の技術 シャワー装置では、従来、水道水等の水をそのまままた
。は温めてシャワー放水口に導き、人体等を洗った後の
水はそのまま捨てられる。このため、シャワー装置を家
庭内に導入するに際しては、水通水を導く配管、汚水を
排水する配管等が必要で、その設備工事費は実大なもの
となり、家庭に導入することは容易でない。

発明が解決しようとする問題点 本発明は、シャワー装置の排水を浄化して再びシャワー
用原水として使用することにより、導水配管、排水配管
を不要とし、シャワー装置の家庭への導入を容易ならし
めることを目的とする。

問題点を解決するための手段 この目的に沿う本発明の水循環式シャワー装置は、シャ
ワールームと、シャワールームの下方に設けた水回収タ
ンクと、シャワールームの上方に設けた浄水タンクと、
水回収タンクと浄水タンクを接続する水通路および水回
収タンクがら浄水タンク側に水を循環させるポンプと、
浄水タンクの゛上流側に設けた濾過手段とから成る。

作用 このように構成された装置においては、シャワールーム
で人体等を洗った後の汚水は水回収タンクに集められ、
水通路を通ってポンプにより浄水タンクに向って送られ
る。汚水は浄水タンクに入る前に濾過手段により浄化さ
れ、浄水タンクに入ったときは新しい水と同様に迄浄化
されている。

浄水タンクに入った浄化水はシャワールーム内にてシャ
ワールーム放水口から放水される。以下この繰り返しで
水は循環使用される。このため、水道水を導いたり、排
水するための配管は一切不要となり、シャワー装置はユ
ニット化される。

実施例 以下に、本発明の水循環式シャワー装置の望ましい実施
例を図面を参照して説明する。

第１図は実施例装置を透観状態で示しており、第２図は
装置の断面を示している。図中１はシャワールームであ
り、ボックス２によって囲まれている。ボックス２は折
たたみ可能構造であってもよい。ボックス２の形状は図
示例では直方体であるが直方体に限る必要はない。ボッ
クス２はシャワールーム１内に人が出入するためのドア
２ｂをもっている。

シャワールーム１の下方には水回収タンク３が設けられ
ている。水回収タンク３はカートリッジ式となっており
、タンクを引出すことができる。

水回収り□ンク３の上方のボックス下壁２ａは通水構造
となっており、シャワーで使用した水がシャ、ワールー
ム１から水回収タンク３に自重で落下して集められる構
造となっている。水回収タンク３の下壁３ａは一端に向
って傾斜しており、水回収　。

タンク３内の汚水が１箇所に効率よく集められる構造と
なっている。水回収タンク３には、汚水の粗大ゴミを除
去するための、たとえば活性炭層から成る濾過手段３ｂ
が設けられる。底壁３ａの低くなっている部位に対応さ
せて水通路としての配管４が臨まされており、該配管４
はシャワールーム１を貫通して立ち上っている。

配管４の適当箇所、図示例では上端にはポンプ５が設け
られており、ポンプ５は水回収タンク３内の汚水を上方
に汲み上げる。ポンプ５の吐出口は濾過手段６に臨んで
いる。濾過手段６は汚水中のゴミやアカを素早く除去し
て浄化できるものが用いられ、たとえば活性炭から成る
濾過層６８等を有する。活性炭層６ａはまた網状物と化
学浄化剤との組み合せから成っていてもよい。また、濾
過手段６を通過した水に塩素等の殺菌剤を適量供給する
ようにしてもよい。濾過手段６はカートリッジ式になっ
ていて濾過層６ａを取換えることができる。

濾過手段６の下流側には浄水タンク７が設けられ、濾過
手段６を通過した浄化された水が貯えられる。浄水タン
ク７はカートリッジ式になっていて引出すことができる
。浄水タンク７は濾過手段６と別体に形成されても、一
体に形成されてもよい。

浄水タンク７には着脱可能にホース８が連結され、ホー
ス８はシャワールーム１内に延びシャワー放水口９に接
続されている。シャワー放水口９は図示例の如く人が手
でもって自在に扱えるものでもよく、固定式のものであ
ってもよい。なお、図示は省略するが、シャワールーム
内には電灯が設けられ、防水構造が施される。

次に、上記の実施例装置の作動を説明する。

まず、シャワールーム１内にてシャワー放水口９から放
水されたシャワー水は人体等を洗った後自重でボックス
２の下壁２ａに落下し、下壁２ａの通水構造部分を通っ
てその下の水回収タンク３に集められる。水回収タンク
３内に入った汚水は、その濾過手段３ｂによって粗大ゴ
ミが除去され、水回収タンク３の下壁３ａが低くなって
いる部分に流れる。水回収タンク７内の水は、配管４を
通ってポンプ５によって上方に汲み上げられる。ポンプ
５によって汲み上げられた水は濾過手段６に通され、濾
過手段が活性炭層から成るときはその活性炭層６ａを通
され、濾過、浄化される。濾過手段６に塩素等の殺菌剤
の殺菌剤供給手段（図示せず）が設けられるときは、浄
化水は殺菌され、衛生性はさらに良好なものになる。浄
化水は断水同様の浄化度を有している。

浄化された水は浄水タンク７に流れてそこで貯えられる
。人がシャワーを使用するときは浄水タンク７に貯えら
れている水はホース８を通ってシャワー放水口９に流れ
、シャワー放水口９より飛散し、人体等の洗浴に用いら
れる。水は再び白銀でボックス２の下壁２ａへと落下し
、循環する。

以下この循環の繰り返しとなる。

このように水が循環使用されている中に水の鮮度が低下
してくるが、そのときはカートリッジ式になっている水
回収タンク３、浄水タンク７を引出して水を取換え、ま
た、濾過手段６の濾過層６ａ１水回収タンク３の濾過層
３ｂにゴミが多量に付着してきて浄化能力が低下してき
たときは、カートリッジ式になっている濾過手段６、水
回収タンク３を引出して濾過層６ａ　、３ｂを新たなも
のに取換える。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の水循環式シャ
ワー装置によるときは、従来のシャワー装置と異なり、
水を循環使用できるので、水道水からの配管、排水配管
が一切不要となり、設備工事費の削減がはかられる他、
家庭へのシャワー装置の導入を容易にすることができる
という効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る水循環式シャワー装置
の透観斜視図、 第２図は第１図の装置の断面図、 である。 １・・・・・・シャワールーム ２・・・・・・ボックス ２ａ・・・・・・下壁 ３・・・・・・水回収タンク ３ａ・・・・・・下壁 ３ｂ・・・・・・（水回収タンクの）濾過手段４・・・
・・・配管 ５・・・・・・ポンプ ６・・・・・・濾過手段 ６ａ・・・・・・（たとえば）活性炭層７・・・・・・
浄水タンク ８・・・・・・ホース ９・・・・・・シャワー放水口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）シャワールームと、シャワールームの下方に設け
   た水回収タンクと、シャワールームの上方に設けた浄水
   タンクと、水回収タンクと浄水タンクを接続する水通路
   および水回収タンクから浄水タンク側に水を循環させる
   ポンプと、浄水タンクの上流側に設けた濾過手段とから
   成る水循環式シャワー装置。