JPS6170410A - 回転速度測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ この発明は、回転速度測定装置、特に光ファイバを用い
た回転速度測定装置に関する。

［従来技術とその問題点］ 従来から、コイル状に形成された光ファイバ束に作用す
る温度により測定エラーが生じることは知られている。

光ファイバ束をシールド部材に埋設することにより温度
の影響がかなり減じることができる。しかしながら、正
確な測定のために温度による影響を更に減じる必要が有
る。

［発明の目的］ この発明の目的は温度による影響を大きく減じることの
できる回転速度測定装置を提供することにある。

［発明の概要コ この発明によると、光フアイバコイルを二重壁外囲器に
収納することにより温度による測定エラーが減ぜられる
回転速度測定装置が提供される。　　　（光路に対する
温度作用ができるだけ対称となるように熱ブリッジ体の
位置を決めることにより特に大きく測定エラーの減少が
達成できる。

［実施例］ 第１図には、コイル状に形成された光ファイバ束１が示
されている。光ファイバ束１の両端は符号２及び３とし
て示されている。更に、第１図にコイル軸Ａが示されて
いる。光フアイバコイルの内径はＲ１でおり、光フアイ
バコイルの外形はＲ２である。光フアイバコイルの高さ
はＨで示されている。第１図において光ファイバ束の両
端は半径Ｒ１＋Ｒ２／２の円に対して対称となるように
配置される。

第２図には、第１図の光フアイバコイル１の断面が示さ
れており、これによると光ファイバはシールド部材４に
よって囲繞されている。シールド部材４は光ファイバに
当たる障害を減じさせる機能を果たす。

第３図は回転速度を測定する装置の第１実施例を示して
いる。この実施例によると、シールド部材に埋設された
光ファイバが二重壁外囲器５．６．７゜７°に収納され
ている。第３図は回転速度測定装置の断面を示している
。二重壁外囲器は熱ブリッジ部材７及び７“により互い
に結合された２つの部材により構成されている。互いに
固定されている外囲器部材５及び６は断面形状が矩形状
を呈している。画然ブリッジ部材は７及び７′は環状を
呈している。環状゛ブリッジ部材の半径Ｒ３はＲ１＋Ｒ
２／２に等しい。断面の左部に両光ファイバ端２及び３
が示されている。外囲器及び熱ブリッジ部材の物質とし
ては非常に良好な（高い）熱伝導を有する物質が選ばれ
る。側熱ブ１ノッシ部材７及び７゛は外囲器に外部から
加わる熱が光ファイバ１にできるだけ対称的に作用する
ように構成される。光ファイバへの熱作用が対称的とな
ることにより、測定精度に対する熱照射の影響が少なく
なる。第４図には第２実施例の測定装置の断面が示され
ている。第３図の実施例の場合、両性囲器部材５及び６
は中空円筒形を呈しており、−Ｌ部及び下部には夫々監
部材が設けられている。これに対して、第４図の実施例
の場合、外囲器は二重壁の中空環状体形状を呈しており
、両壁は２つの環状熱ブリッジ部材により互いに結合さ
れている。中空環状体の両壁は符号８及び９で示されて
あり、画然ブリッジ部材は参照符号１０及び１０゛で示
されている。

光ファイバ、シールド部材及び光ファイバの両端に対し
ては第２図及び第３図と同じ参照符号か用いられる。第
４図では回転速１哀測定装置に加わる熱照射は分割され
ることが示されている。熟思ｑ；Ｊは矢印で示すように
外囲器の外壁に右側から加えられる。熱照射点は外囲器
の任意の箇所にできる。

熱は照射点から出て二重壁環状体の外壁に拡散され、熱
ブリッジ部材１０及び１０’を介して二重壁環状体の内
壁に達する。熱線の外壁への到達箇所は時々の事態に依
存し予め決められないのに対して内壁に対しての熱照射
は正確に固定される。この内壁への照射箇所は内壁が熱
ブリッジ部材１０及び１０゛を介して外壁に結合される
箭所に常に設定される。これにより、熱を光ファイバに
対して常に対称的に照射させることが達成でき、それに
伴って測定精度に対する熱照射の影響をできるだけ小さ
くできる。

蓋体（第３図）を有する両中空円筒体間の空洞または二
重壁環状体（第４図）の空洞は内壁及び外壁か熱ブリッ
ジ部材を介して互いに結合される箇所を除いて内壁と外
壁との間の熱伝導ができるだけ小ざくなるように設けら
れ、外壁に加わる全１　　　での熱が内壁の所望箇所に
固定的に達するように選択される。これは空洞が良好な
熱非伝導物質で充填されるかまたは空洞が真空とされる
ことにより達成される。この場合、真空とする場合には
空洞の内部を鏡面に形成することが有効である。

測定装置に加わる熱照射の影響を適正に減じるためには
次のような方策を実行すれば良い。即ち、光ファイバを
コイルに巻取るために（コイル保持体の使用を問わず）
対称巻取り方法（ドイツ特許出願Ｐ　　３３　３２　７
１８の方法）か取られる。

光フアイバコイルが良好な熱伝導物質に埋設される。こ
の熱伝導物質は光ファイバへの熱照射の影響を減じる（
ドイツ公開公報３１　５２　７０４）。シールド部材に
埋設された光ファイバは二重壁外囲器に収納される。こ
の場合、内方及び外方の２つの壁は熱ブリッジ部材によ
り互いに結合される。回転速度測定装置に対する所望の
測定精度に応じて上記方策の１つ、２つまたは３つが実
行される。

第５図は二重壁中空環状体によって囲繞されかつシール
ド部材に埋め込まれる光ファイバを示している。この環
状体は部分的に切欠されている。

各部の参照符号は第４図の実施例に対応している。

環状体によって形成された内側縁２０内には回転速度測
定装置の有用なエレクトロニクス部品が配設される。

［発明の効果］ この発明によると、二重壁外囲器に光フアイバコイルか
収納されているので熱の影響により回転速度の測定（盾
度か低下されることがなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はコイル状の光ファイバの斜視図、第２図は第１
図の光フアイバコイルの断面図、第３図及び第４図は二
重壁外囲器に収納された光フアイバコイルの断面図、そ
して第５図は第４図の外囲器に収納された光フアイバコ
イルの斜視図でおる。 １・・・光ファイバ、２，３・・・光ファイバ端、４・
・・シールド部材、５，６・・・二重壁外囲器、７，７
°・・・熱ブリッジ部材、８，９・・・環状壁、１０．
１０’・・・熱ブリッジ部材。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）コイル状に配列された光ファイバによつて形成さ
   れる少くとも１つの閉塞光路を互いに逆方向に通過する
   ２本の光ビームか重畳され、サニャック効果により生じ
   る両光ビーム間の位相差が評価される回転速度測定装置
   において、光ファイバは二重壁外囲器（８、９）に収納
   され、外囲器壁は良好な熱伝導物質で形成され、前記二
   重壁間に少くとも１つの熱ブリッジ部材（１０）が設け
   られていることを特徴とする回転速度測定装置。
2. （２）前記熱ブリッジ部材の対称軸はコイル軸であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の回転速度
   測定装置。
3. （３）前記外囲器（５、６）は上下側に蓋体を有する２
   つの中空円筒体の形状を呈し、前記熱ブリッジ体（７）
   は互いに隣接する２つの蓋体を互いに結合することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載の回
   転速度測定装置。
4. （４）上部蓋体及び下部蓋体は熱ブリッジ体（７、７′
   ）により互いに結合されることを特徴とする特許請求の
   範囲第３項に記載の回転速度測定装置。
5. （５）前記外囲器は二重壁中空環状体（８、９）の形状
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項または
   第２項に記載の回転速度測定装置。
6. （６）前記中空環状体の内部壁及び外部壁は断面におい
   て矩形状を呈していることを特徴とする特許請求の範囲
   第５項に記載の回転速度測定装置。
7. （７）コイル軸（Ａ）に平行な方向に互いに対向して配
   設される２つの二重壁部が熱ブリッジ体（１０、１０）
   により互いに結合されることを特徴とする特許請求の範
   囲第５項または第６項に記載の回転速度測定装置。
8. （８）前記熱ブリッジ体は環状であることを特徴とする
   特許請求の範囲第２項ないし第７項のいずれか１項に記
   載の回転速度測定装置。
9. （９）前記環状加熱ブリッジ体の半径（Ｒ３）はコイル
   の中央巻線の半径（Ｒ１＋Ｒ２／２）に略等しいことを
   特徴とする特許請求の範囲第８項に記載の回転速度測定
   装置。
10. （１０）前記加熱ブリッジ体（ｎ）は光路における加熱
    作用ができるだけ対称的になるように配設されることを
    特徴とする特許請求の範囲第２項ないし第８項のいずれ
    か１項に記載の回転速度測定装置。
11. （１１）前記光ファイバは良好な熱伝導を有するシール
    ド物質に埋設されることを特徴とする特許請求の範囲第
    １項ないし第１０項のいずれか１項に記載の回転速度測
    定装置。