JPS6170400A - 電波誘導装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は例えばミサイル等の飛翔体を電波を使用して
誘導する電波誘導装置に関する。

〔発明の技術的背景〕

上記電波誘導装置は例えば目標から発生するＣＷ波ある
いは偽りの電波等を受ける電波妨害（ＥＣＭ）を受は九
場合、その受信装置がオーバーロード状態となって機能
を失わしめられ次りあるいは信号処理機能が誤動作し、
ミサイルを誤った方向に誘導してしまうことは周知であ
る。このため、近時では上記電波妨害に対抗するＥＣＣ
Ｍ機能を備えた電波誘導装置が出現している。

〔背景技術の問題点〕

とこるが、上記ＥＣＣＭ機能を備えた電波誘導装置では
そのａ！能能上送信制御及び信号処理が複雑となって部
品点数が多くなることで、重は的に増加すると共に、高
価となるものである。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に艦みてなされたもので、ＥＣ０
Ｍ機能を付加することなく、簡易な構成で可及的１ｃｉ
ｌｉ＋１電波妨害性を向上し得るようＫして、軽量化を
効果的に促進するようにし次電波誘導装置を提供するこ
とを目的とする。

〔発明の概要〕

すなわち、この発明はアクティブホーミングモードとパ
ッシブホーミングモードを時間的に交互に配して電波妨
害がない場合、アクティブホーミングモードで追尾し、
電波妨害があると、自動的にパッシブモードに移行して
追尾するよう釦構成することによって初期の目的を達成
したものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。

第１図はこの発明による電波誘導装置ｔ−示すもので、
図中１０は、例えばミサイル１ノの先端部に電波誘導装
置の機軸と目標位置との角度差を検出し得るようＫ例え
ばフェイズドアレイ方式、モノパルス方式等で構成され
る複数のアンテナ群である。このアンテナ群１０は送信
装置１２で作られた送信パルス（またはコード化された
パルス群）を空間に放射し、目標（図示せず）で反射し
た上記送信パルスを受信して受信装置１３に出力する。

この受信装置１３は第２図に示すように送信周期に対応
してアクティブホーミングモード及びパッシブホーミン
グモード受信状態を切換式に交互に維持するようになっ
ており、その出力端には誘導信号１４を出力する信号処
理袋ｆ１５が接続されている。こ　゛の信号処理装置１
５は予め設定される所定の時間位置（例えば電波ホーミ
ングを目標との距離５　Ｋｍから開始するように設定す
る場合、送信ＫｍＸ２ パルス位置より一３Ｘ１０　　　ｍ−３３μｓ後の位置
）に可変自在なゲート１６（第２図８照）が設けられる
。そして、上記信号処理装置１５はそのゲート１６内に
目標からのエコーを検出した以後、エコー位置の変化に
対応して、そのゲート位置の制御を行なうと共に、ゲー
ト１６外の時間に妨害電波の存在をモニタするよう罠な
っている。

また、図中１７は上記信号処理装置１５に一応動して上
記送信装置１２及び受信装置１３をそれぞれ所定の状態
〈制御する送受信制御装置である。

すなわち、上記のように構成された電波誘導装置は信号
処理装置１５が妨害電波を検出しない妨害電波のない状
態ではその送信装置１２で放射した送信パルスの目標か
らのエコーを追尾するアクティブホーミングモードでミ
サイル１ノを誘導する。そして、上記信号処理装置１５
は例えば目標からの妨害電波を検出すると、自動的に妨
害電波に対するパッシブホーミングモードに移行され、
ミサイル１１を目標に誘導する。

この上うに１上配電波誘導装置はアクティブホーミング
モードとパッシブホーミングモードを時間的に交互に配
して、電波妨害がない場合、アクティブホーミングモー
ドで追尾し、電波妨害があると、自動的にパッシブモー
ドに移行して追尾するように構成した。これによれば、
アクティブホーミング方式にＥＣＣＭ機能？特別に付加
することなく、簡易な構成で可及的に電波妨害に対する
耐妨害性を向上することができるもので、軽量化を効果
的に促進し得、しかも安価となるものである。

ここで、この発明はそのパッシブホーミングモード時に
おいて、その送信装置１２の送信パルスを放射するか停
止するかにかかわらず略同様の効果を期待できる。

また、上記実施例ではアンテナ系を複数のアンテナ群１
０で構成した場合で説明したが、この発明はこれに限定
されるものではなく、例えばコニカルスキャン方式に構
成することによって、１個のアンテナでも適用可能なも
のである。

なお、この発明は上記実施例に限ることなく、その外、
この発明の要旨を逸脱することなく種々の変形を実施し
得ることは云う迄もないことである。

〔発明の効果〕

以上詳述し念ように、この考案によればＥＣＣＭ援能を
付加することなく、簡易な構成で可及的に耐電波妨害性
を同上し得るようにして、軽量化を効果的に促進するよ
うにした電波誘導装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る電波誘導装置を示す
構成説明図、第２図は第１図の要部を示すタイミング図
である。 １０・・・アンテナ群、１ノ・・・ミサイル、１２・・
・送信装置、１３・・・受信製画、１４・・・誘導信号
、１５・・・信号処理装置、１６・・・ゲート、１７・
・・送受信制御装置つ 出−人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送受信用アンテナと、このアンテナを介して送信パルス
   を放射する送信装置と、目標で反射された前記送信パル
   スを受信するもので、アクティブホーミングモード及び
   パッシブホーミングモード受信状態が時間的に交互に切
   換えられる受信装置と、この受信装置の信号に応動して
   誘導信号を出力するもので、前記送信パルス位置より所
   定の時間位置に設けられる可変自在なゲートを該ゲート
   内に前記目標からのエコーを検出した以後、該エコー位
   置に対応して可変制御を行ない、妨害電波が検出される
   と、自動的にアクティブホーミングモードからパッシブ
   ホーミングモードに移行される信号処理装置と、この信
   号処理装置に応動して前記送信装置及び前記受信装置を
   制御する送受信制御装置とを具備したことを特徴とする
   電波誘導装置。