JPS617037A - 耐引抜強度の強い釘の製造方法 - Google Patents
耐引抜強度の強い釘の製造方法Info
- Publication number
- JPS617037A JPS617037A JP12897984A JP12897984A JPS617037A JP S617037 A JPS617037 A JP S617037A JP 12897984 A JP12897984 A JP 12897984A JP 12897984 A JP12897984 A JP 12897984A JP S617037 A JPS617037 A JP S617037A
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- Japan
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- die
- screw
- forming
- nail
- rolling
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、木質部の結合等に使用する耐引抜強度の強
い釘の製造方法に関するものである。
い釘の製造方法に関するものである。
例えば、木質部の結合にはスクリュー釘が使用されて、
いるが、単にピッチの大きな多条スクリューを形成した
だけでは一打込完了後においてスクリューが打込孔て緩
み方向に誘導されて緩み力(生じやすいという問題があ
り、このため本出願人(オ実公昭56−283290で
耐引抜強度の強し)スクリュー釘を提案した。
いるが、単にピッチの大きな多条スクリューを形成した
だけでは一打込完了後においてスクリューが打込孔て緩
み方向に誘導されて緩み力(生じやすいという問題があ
り、このため本出願人(オ実公昭56−283290で
耐引抜強度の強し)スクリュー釘を提案した。
上記のスクリュー釘1は第7図と第8図に示すように、
下端が先鋭状となる軸部2の上端に頭部3を設は一軸部
2の外周面に頭部3寄り中途から先端部にわたって−大
きなリード角をもつ複数条のスクリュー4を形成し−こ
のスクリュー4の山部に掛止溝5を設けた構造になって
&Nる。
下端が先鋭状となる軸部2の上端に頭部3を設は一軸部
2の外周面に頭部3寄り中途から先端部にわたって−大
きなリード角をもつ複数条のスクリュー4を形成し−こ
のスクリュー4の山部に掛止溝5を設けた構造になって
&Nる。
この掛止溝5は〜スクリュー山部の外周面から軸芯に対
して直角又は鋭角となる掛止段部6と、この段部6の内
端から頭部に向りて外法がりとfJる傾斜周面7とによ
つ゛τ影形成れ一軸部2の軸方向に一定の間隔で多数が
並設されている。
して直角又は鋭角となる掛止段部6と、この段部6の内
端から頭部に向りて外法がりとfJる傾斜周面7とによ
つ゛τ影形成れ一軸部2の軸方向に一定の間隔で多数が
並設されている。
ところて−上記のようなスクリュー釘を効率よく大量生
産するには、ダイスを使用した転造力(適しているが、
スクリュー4と掛止溝5を備えた釘においては、一工程
でスクリコー−と掛止溝を成形するようにしないと効率
が悪くなる。
産するには、ダイスを使用した転造力(適しているが、
スクリュー4と掛止溝5を備えた釘においては、一工程
でスクリコー−と掛止溝を成形するようにしないと効率
が悪くなる。
第9図は上記スクリュー釘の転造に用いていた従来のダ
イスを示しており、平ダイス8の転造面に、スクリュー
形成用凹凸9と、掛止溝形成用の凹凸10とを並べて形
成されている。
イスを示しており、平ダイス8の転造面に、スクリュー
形成用凹凸9と、掛止溝形成用の凹凸10とを並べて形
成されている。
上記平ダイス8でスクリュー釘を転造するには、一対の
平ダイス8を凹凸面が対向するように配置し、両ダイス
間に素材釘を挾み一一方のダイスを前後に動かしてもむ
ようにするものである。
平ダイス8を凹凸面が対向するように配置し、両ダイス
間に素材釘を挾み一一方のダイスを前後に動かしてもむ
ようにするものである。
このような平ダイスによる転造は、一般的な公知のスク
リュー釘において採用されているものであるが一転造の
他の方法として、第10図の如く、ロータリ一式と称さ
れる、固定ダイス1と回転ダイス2を組合せたものもあ
る。
リュー釘において採用されているものであるが一転造の
他の方法として、第10図の如く、ロータリ一式と称さ
れる、固定ダイス1と回転ダイス2を組合せたものもあ
る。
ところで一前者の平ダイスにおいて−スクリュー形成用
凹凸と掛止溝形成用凹凸を一つの平ダイスに形成するこ
とは、ダイス製作が困難になるだけでなく、摩耗の発生
が早く再使用のための研摩にも手数がかかるという欠点
がある。
凹凸と掛止溝形成用凹凸を一つの平ダイスに形成するこ
とは、ダイス製作が困難になるだけでなく、摩耗の発生
が早く再使用のための研摩にも手数がかかるという欠点
がある。
また、後者のロータリ一方式は、リング状の凹凸のみ有
する釘やネジのようにダイス面に横方向の凹凸を形成し
て転造できるものの場合は時間当りの生産量が大きく低
コスト化につながるという利点がある反面−スクリュー
釘のように縦方向に凹凸を形成しこれを一定ピッチ角に
連続さぜ−しかもこのピッチを半円弧面と一方の円柱面
とて完全に一致させねばならぬ形状のものの場合、凹凸
の形成に高い精度が必要になり一固定と回転のダイス凹
凸形状のすれにより、スクリューの山と谷部が乱れるた
め、スクリュー釘の転造には向かないという欠点がある
。
する釘やネジのようにダイス面に横方向の凹凸を形成し
て転造できるものの場合は時間当りの生産量が大きく低
コスト化につながるという利点がある反面−スクリュー
釘のように縦方向に凹凸を形成しこれを一定ピッチ角に
連続さぜ−しかもこのピッチを半円弧面と一方の円柱面
とて完全に一致させねばならぬ形状のものの場合、凹凸
の形成に高い精度が必要になり一固定と回転のダイス凹
凸形状のすれにより、スクリューの山と谷部が乱れるた
め、スクリュー釘の転造には向かないという欠点がある
。
この発明は、上記のような欠点を解決するためになされ
たものであリーダイスの製作を容易にすると同時にロー
タリ一式転造の採用が可能なスクリュー釘の製造方法を
提供するのが目的である。
たものであリーダイスの製作を容易にすると同時にロー
タリ一式転造の採用が可能なスクリュー釘の製造方法を
提供するのが目的である。
上記の問題点を解決するため、この発明は−スクリュー
形成用の凹凸のみを形成したダイスと、掛止溝形成用の
凹凸のみを形成したダイスを組合せて用い、両ダイスに
よって素材釘をもみ−スクリューと掛止溝を同時に転造
するものである。
形成用の凹凸のみを形成したダイスと、掛止溝形成用の
凹凸のみを形成したダイスを組合せて用い、両ダイスに
よって素材釘をもみ−スクリューと掛止溝を同時に転造
するものである。
スクリュー形成用凹凸を形成したダイスと、掛止溝形成
用凹凸を形成したダイスとを対向させ一両ダイス間に送
り込んだ素材釘に対し一一方のダイスがスクリューを転
造し、他方のダイスはスクリューの山部に掛止溝を転造
することにより、軸部にスクリューとこのスクリューの
山部に掛止段部を備えたスクリュー釘を一工程で製造す
るものである。
用凹凸を形成したダイスとを対向させ一両ダイス間に送
り込んだ素材釘に対し一一方のダイスがスクリューを転
造し、他方のダイスはスクリューの山部に掛止溝を転造
することにより、軸部にスクリューとこのスクリューの
山部に掛止段部を備えたスクリュー釘を一工程で製造す
るものである。
以下、この発明の実施例を添付図面の第1図乃至第6図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
この発明は、第7図と第8図で示した、軸部2にスクリ
ュー4と掛止溝5を備えたスクリュー釘1を一工程で転
造する方法であり、転勤面にスクリュー形成用の凹凸2
1のみを形成したダイス22と、転動面に掛止溝形成用
の凹凸23のみを形成したダイス24とを用いて実施す
る。
ュー4と掛止溝5を備えたスクリュー釘1を一工程で転
造する方法であり、転勤面にスクリュー形成用の凹凸2
1のみを形成したダイス22と、転動面に掛止溝形成用
の凹凸23のみを形成したダイス24とを用いて実施す
る。
第1図乃至第3図に示す第1の例は、平ダイス方式に適
用した場合であり、第1図のように両ダイス22と24
を凹凸面が対向するように配置し、両ダイス間に素材釘
(A)を送り込み、一方のダイスを前後方向に動かせば
、凹凸21によるスクリュー4と凹凸23による掛止溝
5とが同時に転造できることになる。
用した場合であり、第1図のように両ダイス22と24
を凹凸面が対向するように配置し、両ダイス間に素材釘
(A)を送り込み、一方のダイスを前後方向に動かせば
、凹凸21によるスクリュー4と凹凸23による掛止溝
5とが同時に転造できることになる。
第4図乃至第6図に示す第2の例は、ロータリー、方式
に適用した場合であり、略半円筒状となる固定ダイス2
5の内周面にスクリュー形成用の凹凸21を、円軸状と
なる回転ダイス26の外周面に掛止溝形成用の凹凸23
を形成し、両ダイス25と26を第4図の如く同軸芯状
に配置している。
に適用した場合であり、略半円筒状となる固定ダイス2
5の内周面にスクリュー形成用の凹凸21を、円軸状と
なる回転ダイス26の外周面に掛止溝形成用の凹凸23
を形成し、両ダイス25と26を第4図の如く同軸芯状
に配置している。
このロータリ一方式は一回転ダイス26を回転させた状
態で、固定ダイス25との間に一方の端部から素材釘(
A)を供給すればよく、素材釘(A)は他方の端部から
取出される移動途中において、スクリュー4と掛止溝5
とが転動されることになる。
態で、固定ダイス25との間に一方の端部から素材釘(
A)を供給すればよく、素材釘(A)は他方の端部から
取出される移動途中において、スクリュー4と掛止溝5
とが転動されることになる。
このように、何れの転造方式においても一方ダイスの凹
凸21で軸部の周囲にスクリュー4を転造し、同時に他
方ダイスの凹凸23がこのスクリュー4の山部に用什溝
5を転造するのて、第7図と第8図で示すスクリュー釘
を一工程で製作することかできる。
凸21で軸部の周囲にスクリュー4を転造し、同時に他
方ダイスの凹凸23がこのスクリュー4の山部に用什溝
5を転造するのて、第7図と第8図で示すスクリュー釘
を一工程で製作することかできる。
〔効果]
以上のように−この発明によると、スクリュー形成用凹
凸のみを形成したダイスと掛止溝形成用凹凸のみを形成
したダイスを対向させτ転造を行なうようにしたのて一
軸部にスクリューとこのスクリューの山部に掛止溝を備
えた耐引抜強度の優れたスクリュー釘の転造に用いるダ
イスの転勤面形状を単純化でき−ダイスの製作が容易に
なり、耐摩耗性が向」ニし、研摩も容易になる。
凸のみを形成したダイスと掛止溝形成用凹凸のみを形成
したダイスを対向させτ転造を行なうようにしたのて一
軸部にスクリューとこのスクリューの山部に掛止溝を備
えた耐引抜強度の優れたスクリュー釘の転造に用いるダ
イスの転勤面形状を単純化でき−ダイスの製作が容易に
なり、耐摩耗性が向」ニし、研摩も容易になる。
また、転造ダイスのロータリ一方式採用も可能になり、
スクリュー釘の大量生産によるコストダウンが可能にな
る。
スクリュー釘の大量生産によるコストダウンが可能にな
る。
第1図はこの発明に係る釘の製造方法の第1の例を示す
平面図、第2図と第3図の各々は同」二に使用するダイ
スの斜視図−第4図は同第2の例を示す平面図、第5図
と第6図は同上に用いるダイスの斜視図、第7図はこの
発明の製造方法によって製造する釘の正面図、第8図は
同一トの斜視図、第9図は従来の転造方法に使用する平
ダイスの正面図、第10図は同じくロータIJ一方式の
平面図である。 1は剣−2は軸部−3は頭部、4はスクリュー−5は州
止段部−21,23は凹凸、22.24は平ダイス、2
5は固定ダイス、26は回転ダイス。 特許出願人 若井産業株式会社 同 代理人 鎌 H」 文 二
平面図、第2図と第3図の各々は同」二に使用するダイ
スの斜視図−第4図は同第2の例を示す平面図、第5図
と第6図は同上に用いるダイスの斜視図、第7図はこの
発明の製造方法によって製造する釘の正面図、第8図は
同一トの斜視図、第9図は従来の転造方法に使用する平
ダイスの正面図、第10図は同じくロータIJ一方式の
平面図である。 1は剣−2は軸部−3は頭部、4はスクリュー−5は州
止段部−21,23は凹凸、22.24は平ダイス、2
5は固定ダイス、26は回転ダイス。 特許出願人 若井産業株式会社 同 代理人 鎌 H」 文 二
Claims (1)
- 一端に頭部を備えた軸部の外周面に多条スクリューを設
け、頭部側の一面を、軸部の先端方向に向けて徐々に深
くなる溝を形成するように傾斜させた複数の掛止溝を多
条スクリューの山部に設けた釘を、多条スクリュー形成
用凹凸のみを設けたダイスと、掛止溝形成用凹凸のみを
設けたダイスを用いて転造することを特徴とする耐引抜
強度の強い釘の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12897984A JPS617037A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 耐引抜強度の強い釘の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12897984A JPS617037A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 耐引抜強度の強い釘の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617037A true JPS617037A (ja) | 1986-01-13 |
Family
ID=14998121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12897984A Pending JPS617037A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 耐引抜強度の強い釘の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617037A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036345A (ja) * | 1973-08-03 | 1975-04-05 | ||
JPS5628329U (ja) * | 1979-08-13 | 1981-03-17 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP12897984A patent/JPS617037A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036345A (ja) * | 1973-08-03 | 1975-04-05 | ||
JPS5628329U (ja) * | 1979-08-13 | 1981-03-17 |
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