JPS6169893A - 下水浮き滓の再生利用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は都市下水を慣用技術によって処理する際に半固
体混合物の形状で生成される褐色の下水浮き滓を回収し
精製して利用する方法に関するＯ これらの浮き滓は従来危介な廃物であった。

この下水浮き滓を都市廃棄物から慣用のす（い取り技術
によりまず回収する。次にこの粗浮き滓に＆２３−〜７
０．３に９／ｃｄＣり５〜１００ｐｓｉ　）の圧力下の
水蒸気を３〜を時間注入することにより該粗浮き滓を加
熱する。６５℃又はそれ以上の温度において上記の半固
体混合物は水蒸気加熱により流動化し炭素原子数約３〜
＝ｑ個の脂肪酸例えば酪酸、カプロ／酸、ステアリン酸
、オレイン酸、パルミチン駿及びその他を含有する遊離
脂肪酸混合物へ加水分解される。

この加水分解された混合物を自動振動器の中へポンプ送
給する。自動振動器は上記混合物からいかなる固形物質
をも除去するように各種の寸法を有するスクリーン（複
数）の一系列を使用する。そこから混合物は更に肉眼識
別可能の太さの固形物をｒ遇する二段階のｒ過器を通っ
て微細固形物を分離する。

次にｆ過器の混合物を／〜２日間沈降槽内に静置する。

沈降槽の槽温度を、ｆ過混合物中へのストリップ用水蒸
気の約！、；１．！；ｋＷ／ａｄｃ７３ｐｓｌ）での注
入により、該混合物を殺菌すると共に混合物中の低分子
量脂肪酸例えば酪酸の濃度を低下させる温度に維持する
。

沈降槽内で混合物の脂肪酸成分又は油層は槽の頂部へ上
昇し、ワックス状中間相は油層と水層との中間に住成す
る。水と中間相とを槽底から取り出す。

沈降槽頂部から油相を貯槽ヘポンプ送給し冷却し固化さ
せる。主脂肪酸が例えばステアリン酸、オレイン酸及び
ツクルミチン酸である脂肪酸の混合物の７０％以上は上
記油相に含有される。

かように処理されたオイルフラクション（油分）は真空
蒸留し完全脱臭することにより更に格上げされることも
又可能である。悪臭をもつ低分子量化合物例えば酪酸は
真空蒸留の際に前留分中に除かれるので同定可能の脂肪
酸、即ち主としてステアリン酸、オレイン酸及びノ々ル
ミチン酸から成る浄化されたフラクションの単離を可能
とする。

前記の脂肪酸混合物を木材型廃物と配合し、この配合物
を燃料４１に成形し得る。

本発明方法により下水浮き滓から脂肪酸が回収され、真
を蒸留と脱臭とにより該脂肪酸は加工油として更に格上
げされる。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）都市下水処理設備の下水浮き滓から脂肪酸含有部
   分を回収する方法において、 （ａ）脂肪酸含有部分を含む下水浮き滓を該浮き滓の液
   化に充分な温度に加熱すると共に 該脂肪酸含有部分を加水分解して遊離脂肪 酸混合物を生成させ、 （ｂ）該液化混合物から付随水分と付随固形分とを除去
   し、そして （ｃ）液化混合物を冷却して約７０％の脂肪酸を含有す
   る固形化混合製品を得ることを特 徴とする方法。
2. （２）脂肪酸が約３〜２４個の炭素原子を含む特許請求
   の範囲第１項記載の方法。
3. （３）浮き滓の液化に充分な温度と圧力との下で混合物
   中へ水蒸気を注入することにより浮き滓を加熱する特許
   請求の範囲第２項記載の方法。
4. （４）工程（ｂ）の後に液化混合物を沈降槽へ送給し、
   脂肪酸混合物を液状に保持するに充分な水蒸気注入によ
   つて沈降槽内混合物の温度を維持する一方において該脂
   肪酸混合物のワックス状成分を固化させ、そして該ワッ
   クス状成分と水分とから液化脂肪酸混合物を分別するこ
   とを包含する特許請求の範囲第３項記載の方法。
5. （５）悪臭をもつ低分子量脂肪酸を脂肪酸混合物残留部
   から除去するために脂肪酸混合物を真空蒸留して高分子
   量脂肪酸から本質的に成る脂肪酸フラクションを回収す
   ることを包含する特許請求の範囲第４項記載の方法。
6. （６）脂肪酸混合物を木材質廃物と配合しこの配合物を
   燃料棒に成形することを包含する特許請求の範囲第１項
   記載の方法。