JPS61675A - セルロ−ス系繊維用サイジング剤及びサイジング方法 - Google Patents
セルロ−ス系繊維用サイジング剤及びサイジング方法Info
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- JPS61675A JPS61675A JP12106184A JP12106184A JPS61675A JP S61675 A JPS61675 A JP S61675A JP 12106184 A JP12106184 A JP 12106184A JP 12106184 A JP12106184 A JP 12106184A JP S61675 A JPS61675 A JP S61675A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、セルロース系繊維用サイジング剤及びセル
ロース系繊維のサイジング加工方法に関するものである
。
ロース系繊維のサイジング加工方法に関するものである
。
一般に糸を織物にするには、経糸の毛羽立ちと、これに
よる糸切れを防ぐために、経糸を予じめ糊剤で処理する
必要がある。この処理のために用いられる糊剤がサイジ
ング剤である。サイジング剤は、糸を織機にかけて織る
工稈においてだけ必要とされるものであるから、織物と
したのちはサイジング剤を取除かなければならない。従
って、サイジング剤としては、糸の毛羽立ちを防ぎ糸切
れをなくすることのほかに、経糸への付着が容易であり
、また製織後は糸からの取除きが容易であることが必要
とされる。このようなサイジング剤としての適否は、実
際に糸に適用して初めてわかることであって、理論から
簡単に予測できることではない。
よる糸切れを防ぐために、経糸を予じめ糊剤で処理する
必要がある。この処理のために用いられる糊剤がサイジ
ング剤である。サイジング剤は、糸を織機にかけて織る
工稈においてだけ必要とされるものであるから、織物と
したのちはサイジング剤を取除かなければならない。従
って、サイジング剤としては、糸の毛羽立ちを防ぎ糸切
れをなくすることのほかに、経糸への付着が容易であり
、また製織後は糸からの取除きが容易であることが必要
とされる。このようなサイジング剤としての適否は、実
際に糸に適用して初めてわかることであって、理論から
簡単に予測できることではない。
セルロース系繊維のサイジング剤としては、古くから澱
粉が使用された。澱粉は、これを水溶液として用いるも
のであるが、水溶液にすると、ゲル化しやすくて取扱い
にくい上に、乾燥及び除去に手間を要するという欠点が
あった。そこで、澱粉に代って種々の合成高分子物が用
いられるようになった。
粉が使用された。澱粉は、これを水溶液として用いるも
のであるが、水溶液にすると、ゲル化しやすくて取扱い
にくい上に、乾燥及び除去に手間を要するという欠点が
あった。そこで、澱粉に代って種々の合成高分子物が用
いられるようになった。
合成高分子としては、既に色々なものが提案された。そ
のうちには、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステ
ルとの共重合体を提案しているものもある。例えば、特
公昭52−14356号公報は、メチルメタクリレート
20〜80重量%と、炭素数4〜8の脂肪族アルコール
のメタクリル酸エステル80〜20重量%とから成る2
成分系共重合体をサイジング剤として用いることを提案
している。この共重合体は水に溶解しなし)ので、これ
はハロゲン化炭化水素系溶剤に溶解して用いることとさ
れている。
のうちには、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステ
ルとの共重合体を提案しているものもある。例えば、特
公昭52−14356号公報は、メチルメタクリレート
20〜80重量%と、炭素数4〜8の脂肪族アルコール
のメタクリル酸エステル80〜20重量%とから成る2
成分系共重合体をサイジング剤として用いることを提案
している。この共重合体は水に溶解しなし)ので、これ
はハロゲン化炭化水素系溶剤に溶解して用いることとさ
れている。
また、特開昭48−27089号公報は、炭素数1〜2
2の脂肪族アルコールのアクリル酸エステルの50〜3
0重量%と、炭素数1〜18の脂肪族アルコールのメタ
クリル酸エステル20〜50重量%とを用いるほかに、
さらにアクリル酸又はメタクリル酸の極性基を有する親
水性単量体を3重量%以下用い、これら3成分を共重合
体としたものをサイジング剤として用いることを提案し
ている。しかし、この共重合体も水に溶解しないから、
これはハロゲン化炭化水素系溶剤に溶解して使用すべき
ものとされている。
2の脂肪族アルコールのアクリル酸エステルの50〜3
0重量%と、炭素数1〜18の脂肪族アルコールのメタ
クリル酸エステル20〜50重量%とを用いるほかに、
さらにアクリル酸又はメタクリル酸の極性基を有する親
水性単量体を3重量%以下用い、これら3成分を共重合
体としたものをサイジング剤として用いることを提案し
ている。しかし、この共重合体も水に溶解しないから、
これはハロゲン化炭化水素系溶剤に溶解して使用すべき
ものとされている。
このように、今までサイジング剤として提案されて来た
アクリル酸エステルとメタクリル酸ニステルトの共重合
体は、何れもアクリル酸エステルとメタクリル酸エステ
ルとが大部分を占めるものであった。これに第3成分を
加えて3成分の共重合体とした提案もあったが、第3成
分は3重量%以下の少量とされていた。
アクリル酸エステルとメタクリル酸ニステルトの共重合
体は、何れもアクリル酸エステルとメタクリル酸エステ
ルとが大部分を占めるものであった。これに第3成分を
加えて3成分の共重合体とした提案もあったが、第3成
分は3重量%以下の少量とされていた。
また、上述のような共重合体は、サイジング剤として色
々な欠点を持っていた。例えば、サイジング剤として糸
切れを防止するに充分であるとは云えなかった。その上
に、この共重合体は、上述のように水に溶解しないため
に、ハロゲン化炭化水素のような有機溶剤に溶解して用
いなければならない。しかも、ハロゲン化炭化水素は、
サイジング剤を糸に付着させたあとで除去するときにも
使用しなければならない。ところが、ハロゲン化炭化水
素は毒性を持っている。そのため、このサイジング剤、
は、糊剤として澱粉を使用して来たような従来の解放型
の装置をそのまま使用することができない。その上に溶
剤の回収装置も必要となる。このような理由により上述
の提案は俄かに実施できず、そのためさらにサイジング
剤の改良が必要とされた。
々な欠点を持っていた。例えば、サイジング剤として糸
切れを防止するに充分であるとは云えなかった。その上
に、この共重合体は、上述のように水に溶解しないため
に、ハロゲン化炭化水素のような有機溶剤に溶解して用
いなければならない。しかも、ハロゲン化炭化水素は、
サイジング剤を糸に付着させたあとで除去するときにも
使用しなければならない。ところが、ハロゲン化炭化水
素は毒性を持っている。そのため、このサイジング剤、
は、糊剤として澱粉を使用して来たような従来の解放型
の装置をそのまま使用することができない。その上に溶
剤の回収装置も必要となる。このような理由により上述
の提案は俄かに実施できず、そのためさらにサイジング
剤の改良が必要とされた。
この発明者は、アクリル酸エステルとメタクリ酸エステ
ルとを共重合させるに際し、これにさらにアクリルアマ
イドを加えて3成分共重合体とし、しかも、アクリルア
マイドの量を多くすることを試みた。こうして、アクリ
ルアマイドの量を全共重合体の30重量−以上とすると
、共重合体は水溶性となり、ここに良好なサイジング剤
の得られることがわかった。また、その場合、良好なサ
イジング剤とするには、アクリルアマイドの量を50重
量%以下に押さえる必要のあることを確認した。
ルとを共重合させるに際し、これにさらにアクリルアマ
イドを加えて3成分共重合体とし、しかも、アクリルア
マイドの量を多くすることを試みた。こうして、アクリ
ルアマイドの量を全共重合体の30重量−以上とすると
、共重合体は水溶性となり、ここに良好なサイジング剤
の得られることがわかった。また、その場合、良好なサ
イジング剤とするには、アクリルアマイドの量を50重
量%以下に押さえる必要のあることを確認した。
この発明は、このような確認に基づいて生まれたもので
ある。
ある。
この発明は、炭素数1〜8の脂肪族アルコールのアクリ
ル酸エステル40〜50重量%と、炭素数1〜4の脂肪
族アルコールのメタクリル酸エステル10〜30重量%
と、アクリルアマイド50〜30重量%とで構成される
共重合体の部分鹸化物から成るセルロース系繊維用サイ
ジング剤を提供するものである。
ル酸エステル40〜50重量%と、炭素数1〜4の脂肪
族アルコールのメタクリル酸エステル10〜30重量%
と、アクリルアマイド50〜30重量%とで構成される
共重合体の部分鹸化物から成るセルロース系繊維用サイ
ジング剤を提供するものである。
この発明では、少なくとも3種の単量体が共重合した共
重合体を用いることが必要とされる。その3種の単量体
は、第1がアクリル酸エステルであり、第2がメタクリ
ル酸エステルであり、第3がアクリルアマイドである。
重合体を用いることが必要とされる。その3種の単量体
は、第1がアクリル酸エステルであり、第2がメタクリ
ル酸エステルであり、第3がアクリルアマイドである。
アクリル酸エステルは、炭素数が1〜8の脂肪族アルコ
ールのアクリル酸エステルに限られる。
ールのアクリル酸エステルに限られる。
そのエステルは、例を挙げれば、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸プpピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酔ペンチル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸ヘプチル、アクリル酸オクチル等である。このエス
テルは、ただ1種類のものであってもよく、また2種類
以上のものの混合物、例えば、アクリル酸エチルとアク
リル酸ブチルとの混合物であってもよい。
クリル酸エチル、アクリル酸プpピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酔ペンチル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸ヘプチル、アクリル酸オクチル等である。このエス
テルは、ただ1種類のものであってもよく、また2種類
以上のものの混合物、例えば、アクリル酸エチルとアク
リル酸ブチルとの混合物であってもよい。
メタクリル酸エステルは、炭素数が1〜4の脂肪族アル
コールのメタクリル酸エステルに限られる。そのエステ
ルは、例を挙げれは、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸プpビル、及びメタクリル酸ブ
チルである。このエステルは、上記アクリル酸エステル
と同様に、ただ1種類のものであってもよく、また2種
類以上のものの混合物、例えばメタクリル酸メチルとメ
タクリル酸エチルとの混合物であってもよい。
コールのメタクリル酸エステルに限られる。そのエステ
ルは、例を挙げれは、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸プpビル、及びメタクリル酸ブ
チルである。このエステルは、上記アクリル酸エステル
と同様に、ただ1種類のものであってもよく、また2種
類以上のものの混合物、例えばメタクリル酸メチルとメ
タクリル酸エチルとの混合物であってもよい。
アクリルアマイドは、化学的に明確な単一化合物である
から、詳しい説明は省略する。
から、詳しい説明は省略する。
この発明で用いられるサイジング剤は、上述のアクリル
酸エステルと、メタクリル酸エステルと、アクリルアマ
イドとをそれぞれ40〜50重量%、10〜30重量%
、50〜30重量%の割合で共重合させ、こうして得ら
れた共重合体を部分的に加水分解したものである。
酸エステルと、メタクリル酸エステルと、アクリルアマ
イドとをそれぞれ40〜50重量%、10〜30重量%
、50〜30重量%の割合で共重合させ、こうして得ら
れた共重合体を部分的に加水分解したものである。
上述のような割合に共重合されたものであることを必要
とする理由は、次のとおりである。まず、アクリル酸エ
ステルを基準にして云えば、アクリル酸エステルは接着
性の良好な柔軟な皮膜を形成する。しかし、アクリル酸
エステルの単独重合体は、粘着性が、強過ぎて、サイジ
ング剤として適当でない。そこで、アクリル酸エステル
にメタクリル酸エステルを共重合させ、メタクリル酸エ
ステルの量を増して行くと、得られたものは粘着性が次
第に減少せしめられ、これを皮膜にすると、皮膜が次第
に固くなる。しかし、メタクリル酸エステルの量を余り
多くすると、これを皮膜にした場合、皮膜が固くなり過
ぎて、サイジング剤として不適当となる。このような理
由により、アクリル酸エステル40〜50重量部に対し
て、メタクリル合エステルは10〜30重量部とするこ
とが適当である。
とする理由は、次のとおりである。まず、アクリル酸エ
ステルを基準にして云えば、アクリル酸エステルは接着
性の良好な柔軟な皮膜を形成する。しかし、アクリル酸
エステルの単独重合体は、粘着性が、強過ぎて、サイジ
ング剤として適当でない。そこで、アクリル酸エステル
にメタクリル酸エステルを共重合させ、メタクリル酸エ
ステルの量を増して行くと、得られたものは粘着性が次
第に減少せしめられ、これを皮膜にすると、皮膜が次第
に固くなる。しかし、メタクリル酸エステルの量を余り
多くすると、これを皮膜にした場合、皮膜が固くなり過
ぎて、サイジング剤として不適当となる。このような理
由により、アクリル酸エステル40〜50重量部に対し
て、メタクリル合エステルは10〜30重量部とするこ
とが適当である。
また、アクリルアマイドは、このサイジング剤中で50
〜30重量%の割合で共重合していることが必要とされ
るが、その理由は次のとおりである〇一般に、アクリル
酸エステルをメタクリル酸エステルとの共重合体にアク
リルアマイドが付加される場合、アクリルアマイドの量
が増すに従って、得られる共重合体は水によく溶けるよ
うになる。それとともに、皮膜が強靭になり、さらにセ
ルロース系繊維との親和性が増し、セルロース系繊維に
対して強い接着性を示すようになる。しかし、アクリル
アマイドの量が多過ぎると、得られた共重合体が、吸湿
性と粘着性とに富み、サイジング剤として不適当なもの
となる。こうして、アクリルアマイドの量が50〜30
重量%の範囲内にあるときは、共重合体は水溶性のもの
であって、しかもセルロース線維の毛羽立ちを押さえ、
糸切れを少なくするものとなる。この理由によって、ア
クリルアマイドは上述の割合で共重合していることが必
要とされる。
〜30重量%の割合で共重合していることが必要とされ
るが、その理由は次のとおりである〇一般に、アクリル
酸エステルをメタクリル酸エステルとの共重合体にアク
リルアマイドが付加される場合、アクリルアマイドの量
が増すに従って、得られる共重合体は水によく溶けるよ
うになる。それとともに、皮膜が強靭になり、さらにセ
ルロース系繊維との親和性が増し、セルロース系繊維に
対して強い接着性を示すようになる。しかし、アクリル
アマイドの量が多過ぎると、得られた共重合体が、吸湿
性と粘着性とに富み、サイジング剤として不適当なもの
となる。こうして、アクリルアマイドの量が50〜30
重量%の範囲内にあるときは、共重合体は水溶性のもの
であって、しかもセルロース線維の毛羽立ちを押さえ、
糸切れを少なくするものとなる。この理由によって、ア
クリルアマイドは上述の割合で共重合していることが必
要とされる。
これらの単量体を共重合させるには、従来の方法をその
まま使用する。例えば、これらの単量体をメタノールと
エタノールとの1対lの混合溶剤に溶解し、重合開始剤
として例えばMSNアゾビスイソブチロニトリルをこれ
に加え、還流冷却器をつけて約5時間加熱し、攪拌を続
けて、共重合を行なうことができる。こうして共重合体
が得られる。
まま使用する。例えば、これらの単量体をメタノールと
エタノールとの1対lの混合溶剤に溶解し、重合開始剤
として例えばMSNアゾビスイソブチロニトリルをこれ
に加え、還流冷却器をつけて約5時間加熱し、攪拌を続
けて、共重合を行なうことができる。こうして共重合体
が得られる。
得られた共重合体を部分的に加水分解するには、例えば
次のようにする。上述のようにして得られた共重合体の
アルコール溶液に苛性ソーダ溶液を加え、還流冷却器を
つけて約2時間加熱攪拌する。
次のようにする。上述のようにして得られた共重合体の
アルコール溶液に苛性ソーダ溶液を加え、還流冷却器を
つけて約2時間加熱攪拌する。
すると、共重合体中のメタクリル酸エステル及びアクリ
ル酸エステルの部分が一部鹸化されて、部分鹸化物とな
る。鹸化度は5〜10%程度とするのが適している。
ル酸エステルの部分が一部鹸化されて、部分鹸化物とな
る。鹸化度は5〜10%程度とするのが適している。
こうして、アクリル酸エステルが40〜50重量%、メ
タクリル酸エステルが10〜30重量%、アクリルアマ
イドが50〜30重量%を占める共重合体の部分鹸化物
が得られるが、この部分鹸化された共重合体は常温で水
によく溶解し、水溶液からは適度の柔軟性を持った皮膜
が得られる。また、この共重合体の水溶液中にセルロー
ス繊維から成る糸を浸漬して乾燥すると、この共重合体
は糸に強く付着して製織時に糸の毛羽立ちを押さえ、糸
切れを防止するのに顕著な効果を示す。しかも、製織後
にこの糸をソーダ灰及び非イオン活性剤含有の高温水で
洗浄すると、この共重合体を容易に取除くことができる
。従って、この共重合体はセルロース繊維用サイジング
剤として好適である。
タクリル酸エステルが10〜30重量%、アクリルアマ
イドが50〜30重量%を占める共重合体の部分鹸化物
が得られるが、この部分鹸化された共重合体は常温で水
によく溶解し、水溶液からは適度の柔軟性を持った皮膜
が得られる。また、この共重合体の水溶液中にセルロー
ス繊維から成る糸を浸漬して乾燥すると、この共重合体
は糸に強く付着して製織時に糸の毛羽立ちを押さえ、糸
切れを防止するのに顕著な効果を示す。しかも、製織後
にこの糸をソーダ灰及び非イオン活性剤含有の高温水で
洗浄すると、この共重合体を容易に取除くことができる
。従って、この共重合体はセルロース繊維用サイジング
剤として好適である。
この共重合体をサイジング剤として用いる場合には、共
重合体を常温で水だけの中に溶解し、または水と低級ア
ルコールとの混合溶剤に溶解し、共重合体の10〜75
重量%溶重量するのが適している。また、このような溶
液をセルロース繊維から成る糸に、2〜15重量%の着
糊率で付着させるのが適している。
重合体を常温で水だけの中に溶解し、または水と低級ア
ルコールとの混合溶剤に溶解し、共重合体の10〜75
重量%溶重量するのが適している。また、このような溶
液をセルロース繊維から成る糸に、2〜15重量%の着
糊率で付着させるのが適している。
この共重合体をサイジング剤としてセルロース繊維に付
着させるには、上述のようにこの共重合体を水だけに溶
解し水溶液として用いてもよいが、とくに有利なのは水
と低級アルコールとの混合溶剤に溶解して用いる場合で
ある。とりわけ、低級アルコール100重量部に対し、
水50−80重量部の割合に混合した溶剤に溶解して用
いる場合である。低級アルコールとしては、炭素vk3
以下の脂肪族アルコールを用いるのが適している。なぜ
ならば、このような混合溶剤は溶剤が揮発しやすいため
に、これをセルレース繊維に付着させたあとで、乾燥が
容易となるからである。また、セルロース系繊維へよく
浸透するようになり、乾燥後に繊維上に生成された共重
合体がよく繊維に接着し、従って抱合性及び製織性のよ
い糊付糸を得ることができるからである。低級アルコー
ルのうちでは、メチルアルコール、エチルアルコール、
及びイソプロピルアルコールがとくに好適である。
着させるには、上述のようにこの共重合体を水だけに溶
解し水溶液として用いてもよいが、とくに有利なのは水
と低級アルコールとの混合溶剤に溶解して用いる場合で
ある。とりわけ、低級アルコール100重量部に対し、
水50−80重量部の割合に混合した溶剤に溶解して用
いる場合である。低級アルコールとしては、炭素vk3
以下の脂肪族アルコールを用いるのが適している。なぜ
ならば、このような混合溶剤は溶剤が揮発しやすいため
に、これをセルレース繊維に付着させたあとで、乾燥が
容易となるからである。また、セルロース系繊維へよく
浸透するようになり、乾燥後に繊維上に生成された共重
合体がよく繊維に接着し、従って抱合性及び製織性のよ
い糊付糸を得ることができるからである。低級アルコー
ルのうちでは、メチルアルコール、エチルアルコール、
及びイソプロピルアルコールがとくに好適である。
乾燥が容易になるという上述の利益は、多品種の織布を
少量生産しなければならないという現代の要求に対して
とくに有利である。なぜならば、速乾性は、従来通りの
糊付糸繰、整経、引通、織布の工程を当然短縮できるか
らであるが、それ以上に60℃〜100℃という低温で
、しかも0.5〜10秒という短時間内に糊付けを行な
うことができるので、部分整経時に部分整経機のクリー
ルと捲取部との間で、整経と糊付けとを同時に行なうこ
kができることとなり、従ってサイジング工程のスピー
ドアップを計ることができるからである0 この発明に係るサイジング剤を用いてセルロース系繊維
を処理し、製織した場合についての実施例、及びこれと
対比するための比較例を挙げて以下に説明する。以下、
単に部というのは重量%の意味であり、%というのは重
量%の意味である。
少量生産しなければならないという現代の要求に対して
とくに有利である。なぜならば、速乾性は、従来通りの
糊付糸繰、整経、引通、織布の工程を当然短縮できるか
らであるが、それ以上に60℃〜100℃という低温で
、しかも0.5〜10秒という短時間内に糊付けを行な
うことができるので、部分整経時に部分整経機のクリー
ルと捲取部との間で、整経と糊付けとを同時に行なうこ
kができることとなり、従ってサイジング工程のスピー
ドアップを計ることができるからである0 この発明に係るサイジング剤を用いてセルロース系繊維
を処理し、製織した場合についての実施例、及びこれと
対比するための比較例を挙げて以下に説明する。以下、
単に部というのは重量%の意味であり、%というのは重
量%の意味である。
実施例1
この実施例では、アクリル酸メチルエステル40%、メ
タクリル酸メチルエステル20%、アクリルアマイト4
0%の3成分共重合体の部分ナトリウム塩(鹸化度7%
)の20重量%水溶液40部を、イソプロピルアルコー
ル50部と水10部との混合溶剤に溶解し、この溶液を
サイジング剤として用いた。
タクリル酸メチルエステル20%、アクリルアマイト4
0%の3成分共重合体の部分ナトリウム塩(鹸化度7%
)の20重量%水溶液40部を、イソプロピルアルコー
ル50部と水10部との混合溶剤に溶解し、この溶液を
サイジング剤として用いた。
糸としては綿35/ポリエステル65の45番手糸を用
い、部分整経機のクリール部と捲取部との間で、この糸
を上記溶液に常温で浸漬し、ピックアップ率100%に
絞り、走行速度100m/分で進行させつつ、90℃で
3秒間乾燥しただけで、経糸94本/インチ緯糸70本
/インチのボブリンを容易に製織することができた。
い、部分整経機のクリール部と捲取部との間で、この糸
を上記溶液に常温で浸漬し、ピックアップ率100%に
絞り、走行速度100m/分で進行させつつ、90℃で
3秒間乾燥しただけで、経糸94本/インチ緯糸70本
/インチのボブリンを容易に製織することができた。
製織後に、ソーダ灰17/l、非イオン活性剤2り/e
の90℃の水溶液で10分間糊抜きしただけで容易に糊
抜きできた。
の90℃の水溶液で10分間糊抜きしただけで容易に糊
抜きできた。
実施例2
この実施例では、アクリル酸n−ブチルエステル45%
、メタクリル酸メチルエステル15%、アクリルアマイ
ド40%の3成分共重合体の部分ナトリウム塩(鹸化度
8%)の20重量%水溶液40部を、エチルアルコール
55部と水5部との混合溶剤に溶解し、この溶液をサイ
ジング剤として用いた。
、メタクリル酸メチルエステル15%、アクリルアマイ
ド40%の3成分共重合体の部分ナトリウム塩(鹸化度
8%)の20重量%水溶液40部を、エチルアルコール
55部と水5部との混合溶剤に溶解し、この溶液をサイ
ジング剤として用いた。
このあとは、実施例1と全く同様に処理した。
実施例3
この実施例では、アクリル酸メチルエステル40%、メ
タクリル#n−ブチルエステル20%、アクリルアマイ
ド40%の3成分共重合体の部分ナトリウム塩(鹸化度
8%)の20重量%水溶液40部を、イソプロピルアル
コール/メチルアルコール(1/1)50部と水10部
との混合溶剤に溶解し、この溶液をサイジング剤として
用いた。
タクリル#n−ブチルエステル20%、アクリルアマイ
ド40%の3成分共重合体の部分ナトリウム塩(鹸化度
8%)の20重量%水溶液40部を、イソプロピルアル
コール/メチルアルコール(1/1)50部と水10部
との混合溶剤に溶解し、この溶液をサイジング剤として
用いた。
糸として、綿100%の40番手糸を用い、部分整経機
のクリール部と捲取部との間で、この糸を上記溶液に常
温で浸漬し、ピックアップ率100悌に絞り、走行速度
100m/分で進行させつつ、90℃で3秒間乾燥し、
緯糸に綿40番手糸を用い、経糸100本/インチ、緯
糸70本/インチの平織布を得た。
のクリール部と捲取部との間で、この糸を上記溶液に常
温で浸漬し、ピックアップ率100悌に絞り、走行速度
100m/分で進行させつつ、90℃で3秒間乾燥し、
緯糸に綿40番手糸を用い、経糸100本/インチ、緯
糸70本/インチの平織布を得た。
製織後は実施例1と全く同様にして糊抜きをしたO
実施例4
この実施例では、アクリル酸メチルエステル40%、メ
タクリル酸メチルエステル10%、アクリルアマイド5
0%の3成分共重合体の部分ナトリウム塩(鹸化度6%
)の20重量%水溶液40部を、イソプロピルアルコー
ル/メチルアルコール(1/1)55部と、水5部との
混合溶剤に溶解し、この溶液をサイジング剤として用い
た。
タクリル酸メチルエステル10%、アクリルアマイド5
0%の3成分共重合体の部分ナトリウム塩(鹸化度6%
)の20重量%水溶液40部を、イソプロピルアルコー
ル/メチルアルコール(1/1)55部と、水5部との
混合溶剤に溶解し、この溶液をサイジング剤として用い
た。
その後は実施例3と全く同様に処理した。
比較例1
この比較例では、アクリル酸メチルエステルの単独重合
体の部分す) IJウム塩(鹸化度20%)の20重量
%水溶液40部をイソプロピルアルコール50部と水1
0部との混合溶剤に溶解し、この溶液をサイジング剤を
して用いた。
体の部分す) IJウム塩(鹸化度20%)の20重量
%水溶液40部をイソプロピルアルコール50部と水1
0部との混合溶剤に溶解し、この溶液をサイジング剤を
して用いた。
その後は、実施例1と全く同様にして、糊付、製織及び
糊抜きをした。
糊抜きをした。
比較例2
この比較例では、アクリル酸メチルエステル80襲、メ
タクリル酸メチルエステル20襲から成る共重合体の部
分す)+1ウム塩(鹸化度22%)の20重量%水溶液
40部を、イソプロピルアルコール55部と水5部との
混合溶剤に溶解し、この溶液をサイジング剤として用い
た。
タクリル酸メチルエステル20襲から成る共重合体の部
分す)+1ウム塩(鹸化度22%)の20重量%水溶液
40部を、イソプロピルアルコール55部と水5部との
混合溶剤に溶解し、この溶液をサイジング剤として用い
た。
その後は実施例1と全く同様にして、糊付、製織及び糊
抜きをした。
抜きをした。
比較例3
この比較例では、アクリル酸メチルエステル50%と、
アクリルアマイド50%とから成る共重合体の部分す)
IJウム塩(鹸化度8%)の20重量%水溶液40部
を、イソプロピルアルコール55部と水5部との混合溶
剤に溶解し、こうして得た溶液をサイジング剤として用
いた。
アクリルアマイド50%とから成る共重合体の部分す)
IJウム塩(鹸化度8%)の20重量%水溶液40部
を、イソプロピルアルコール55部と水5部との混合溶
剤に溶解し、こうして得た溶液をサイジング剤として用
いた。
その後は、実施例3と全く同様にして糊付、製織、及び
糊抜きをした。
糊抜きをした。
比較例4
この比較例では、従来から用いられている糊を用いた。
すなわち、コーンスターチ5部、ポリビニルアルコール
8部、アクリル糊(商標マーホソール T−1500)
2部、油剤(商標マコ/−ル222)1.5部、及び水
83.5部を加え、攪拌して得た溶液をサイジング剤と
して用いた。
8部、アクリル糊(商標マーホソール T−1500)
2部、油剤(商標マコ/−ル222)1.5部、及び水
83.5部を加え、攪拌して得た溶液をサイジング剤と
して用いた。
上記サイジング剤を80℃とし、ピックアップ率100
%に手糊付を行い、110℃で30秒間乾燥し、巻返し
、部分整経後に、実施例1と全く同様にして織物を製織
した。
%に手糊付を行い、110℃で30秒間乾燥し、巻返し
、部分整経後に、実施例1と全く同様にして織物を製織
した。
その後、酵素5り/l、浸透剤2り/lの水溶液をピッ
クアップ率100%でパディングし、10分間蒸熱処理
し、その後90℃で20分間温水処理した。
クアップ率100%でパディングし、10分間蒸熱処理
し、その後90℃で20分間温水処理した。
実施例5
この実施例では、アクリル酸メチルエステル40%、メ
タクリル酸メチルエステル20%、アクリルアマイド4
0%の共重合体の部分鹸化物(鹸化度7%)の20%水
溶液40部を水60部に溶解し、この溶液をサイジング
剤として用いた。
タクリル酸メチルエステル20%、アクリルアマイド4
0%の共重合体の部分鹸化物(鹸化度7%)の20%水
溶液40部を水60部に溶解し、この溶液をサイジング
剤として用いた。
上記組成の溶液を25℃とし、綿35/ポリエステル6
5の45番手糸を溶液に浸漬し、ピックアップ率100
%に糊付けし、その後90℃で4秒間乾燥し、巻返し、
部分整経し、実施例1と同じ織物を製織した。
5の45番手糸を溶液に浸漬し、ピックアップ率100
%に糊付けし、その後90℃で4秒間乾燥し、巻返し、
部分整経し、実施例1と同じ織物を製織した。
製織後は、実施例1と全く同様にして糊抜きを行った。
実施例に
の実施例では、実施例1と同じ組成のサイジング剤を用
い、綿35/ポリエステル65の45番手糸を、25℃
で、ピックアップ率100%に絞って手糊付を行い、そ
の後90℃で20秒間乾燥し、部分整経後、実施例1と
同じ織物を製織した0 製織後は、実施例1と全く同様にして糊抜きを行った。
い、綿35/ポリエステル65の45番手糸を、25℃
で、ピックアップ率100%に絞って手糊付を行い、そ
の後90℃で20秒間乾燥し、部分整経後、実施例1と
同じ織物を製織した0 製織後は、実施例1と全く同様にして糊抜きを行った。
比較例5
この比較例では、実施例1におけるイソプロピルアルコ
ール50部と水10部との混合溶剤の代わりに、ただ水
だけ60部を用いることとした以外は、実施例1と全く
同様にして実施した。
ール50部と水10部との混合溶剤の代わりに、ただ水
だけ60部を用いることとした以外は、実施例1と全く
同様にして実施した。
糊付は後の乾燥を3つの場合について行った。
すなわち(イ)90℃で3秒間行っただけでは、乾燥不
充分であった。(ロ)温度90℃を30秒間に延長した
が、乾燥は不充分であった。ところが(ハ)温度を12
0℃とすれば5秒間の乾燥で、充分乾燥できた。
充分であった。(ロ)温度90℃を30秒間に延長した
が、乾燥は不充分であった。ところが(ハ)温度を12
0℃とすれば5秒間の乾燥で、充分乾燥できた。
比較例に
の比較例では、実施例1におけるイソプロピルアルコー
ル50部と水10部との混合溶剤の代わりに、イソプロ
ピルアルコール20部と水40部との混合溶剤を用いる
こととした以外は、実施例1と全く同様にして実施した
。
ル50部と水10部との混合溶剤の代わりに、イソプロ
ピルアルコール20部と水40部との混合溶剤を用いる
こととした以外は、実施例1と全く同様にして実施した
。
糊付は後の乾燥を3つの場合について行った。
すなわち、(イ)90℃で3秒間行っただけでは、乾燥
不充分であった。ところが、(ロ)90℃で30秒間乾
燥ずれば、乾燥充分であり、さらに(ハ)120℃で5
秒間乾燥すれば、乾燥充分と認められた。
不充分であった。ところが、(ロ)90℃で30秒間乾
燥ずれば、乾燥充分であり、さらに(ハ)120℃で5
秒間乾燥すれば、乾燥充分と認められた。
比較例7
この比較例では、実施例1で用いた共重合体の部分鹸化
物20部をイソプロピルアルコール80部に溶解したも
のをサイジング剤として用いることとした以外は、実施
例1と全く同様に実施した。
物20部をイソプロピルアルコール80部に溶解したも
のをサイジング剤として用いることとした以外は、実施
例1と全く同様に実施した。
それら実施例及び比較例の結果を対比すると、次のとお
りである。
りである。
(2)実施例1.2.5及び6並びに比較例1.2及び
4ないし7では、綿35%とポリエステル65%の同じ
ボブリンが用いられているが、それについて観察された
特性を対比すると、次のとおりである。
4ないし7では、綿35%とポリエステル65%の同じ
ボブリンが用いられているが、それについて観察された
特性を対比すると、次のとおりである。
+l+ ISJ付特性及び製織性
耐摩擦性は、TM型摩擦試験機に糊付糸10本を掛け、
金糸が摩擦によって切断されるまでの回数をもって表わ
した。
金糸が摩擦によって切断されるまでの回数をもって表わ
した。
製織性は、織機1台1時間あたりに切れた経糸の本数を
もって表わした。
もって表わした。
(2)s抜き特性
(3)以上を総合すると、部分整経機での工程簡略によ
るサイジングでも、本発明の実施例1.2の結果から良
好なと七が分った。比較例4は従来法なので比較は出来
ないが、比較例1.2け同一方決でサイジング、製織、
糊抜きを行ったが不良であった。
るサイジングでも、本発明の実施例1.2の結果から良
好なと七が分った。比較例4は従来法なので比較は出来
ないが、比較例1.2け同一方決でサイジング、製織、
糊抜きを行ったが不良であった。
比較例5.6(dサイジング洛中の水の量が本発明の範
囲を越えた場合の結果を示している。
囲を越えた場合の結果を示している。
アルコールに対して水の量が多くなると、サイジング乾
燥温度を高くするか、乾燥時間を長くしないと乾燥不十
分で、製織性が悪くなる。また、乾燥温度を上げすぎる
と糊抜性が悪くなる結果が出た。また、アルコールに対
して水が少なくなると、製織性は問題ないが、糊抜性が
低下することを、比較例7け示している。
燥温度を高くするか、乾燥時間を長くしないと乾燥不十
分で、製織性が悪くなる。また、乾燥温度を上げすぎる
と糊抜性が悪くなる結果が出た。また、アルコールに対
して水が少なくなると、製織性は問題ないが、糊抜性が
低下することを、比較例7け示している。
よって、部分整経機等でのサイジング工程の簡略化を計
るには、上記共重合体をアルコール100重量部に対し
て水50〜80重量部との混合液に溶解した糊剤中にセ
ルロース系繊維を浸漬し、乾燥することによって達成さ
れた。
るには、上記共重合体をアルコール100重量部に対し
て水50〜80重量部との混合液に溶解した糊剤中にセ
ルロース系繊維を浸漬し、乾燥することによって達成さ
れた。
(E) また、綿40番手の手織布を織った実施例3
及び4並びに比較例3を対比すると、次のとおりである
。
及び4並びに比較例3を対比すると、次のとおりである
。
(1)糊付糸特性
+2) ff織性
(3)糊抜き特性
(4) 以上を総合すると、比較例3では糸切れが多
いが、実施例3及び4では糸切れが少なく、糊抜きも容
易であった。従って、この発明のサイジング剤は、セル
ロース系繊維の経糸糊付加工に使用すると、すぐれた効
果を表わすものである。
いが、実施例3及び4では糸切れが少なく、糊抜きも容
易であった。従って、この発明のサイジング剤は、セル
ロース系繊維の経糸糊付加工に使用すると、すぐれた効
果を表わすものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、炭素数1−8の脂肪族アルコールのアクリル酸エス
テル40−50重量%と、炭素数1−4の脂肪族アルコ
ールのメタクリル酸エステル10−30重量%と、アク
リルアマイド50−30重量%とから成る共重合体の部
分鹸化物から成るセルロース系繊維用サイジング剤。 2、炭素数1−8の脂肪族アルコールのアクリル酸エス
テル40−50重量%と、炭素数1−4の脂肪族アルコ
ールのメタクリル酸エステル10−30重量%と、アク
リルアマイド50−30重量%とからなる共重合体の部
分鹸化物を、アルコール100重量部対水50−80重
量部との混合液に溶解した糊剤中にセルロース系繊維を
浸漬し、乾燥することを特徴とするサイジング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12106184A JPS61675A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | セルロ−ス系繊維用サイジング剤及びサイジング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12106184A JPS61675A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | セルロ−ス系繊維用サイジング剤及びサイジング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61675A true JPS61675A (ja) | 1986-01-06 |
Family
ID=14801868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12106184A Pending JPS61675A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | セルロ−ス系繊維用サイジング剤及びサイジング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61675A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5472292A (en) * | 1977-11-04 | 1979-06-09 | Roehm Gmbh | Dispersion of hydrophilic resin based on acrylic ester of methacrylic ester poly polymerized in aqueous medium and method of increasing hydrophlic property or finishing of flat formed body |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP12106184A patent/JPS61675A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5472292A (en) * | 1977-11-04 | 1979-06-09 | Roehm Gmbh | Dispersion of hydrophilic resin based on acrylic ester of methacrylic ester poly polymerized in aqueous medium and method of increasing hydrophlic property or finishing of flat formed body |
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