JPS6166097A - 推力制御ロケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、目標からの反射波を受信し、目標を捕捉追
尾し、最終的には目標と会合することを目的とした推力
制御ロケットに関するものである。

〔従来技術〕

第１図は従来のこの種の推力制御ロケットを簡単に示す
図である。図においてＭは推力制御ロケツ）、＋１１は
推力制御ロケツ）Ｍが捕捉、追尾する目標、（２）は目
標（１１からの反射波、（３）は反射波（２１より推力
制御ロケットＭの飛しよう経路を目標との会合点方向に
操舵する誘導制御装置、（４）は推力制御ロケットＭを
発射させるとき推力制御ロケットＭに発射信号及び発射
時における推力制御ロケットＭと目標＋１１間の距離信
号を供給する発射ａ、　＋５＋は発射機（４）から発射
信号が入力すると推力を発生させるロケット七−夕であ
る。

従来の推力制御ロケッ）Ｍは以上のように構成され、目
標（１）を捕捉、追尾し、目標（１）との会合点へと飛
しようし、最終的に、目標（１）と会合することを目的
としている。

しかしながら、従来の推力制御ロケッ）Ｍでは推力を変
化させることは行っていなかった。すなわち、必要距離
を飛しようするのには一定推薬量に対して第２図に示す
通り、目標と会合するまでの飛しよう時間を最短にでき
る最適の発生推力があるのに対し、推力を可変する装置
が付加されていなかったため、ロケットモータ（５）の
有する性能が最大限発揮されていなかったという欠点が
あった。

〔発明の概要〕

この発明は上記欠点を改善する目的でなされたもので、
新たに設けた設定推力選択部（６）により推力制御ロケ
ットＭの発射時の目標（１）までの距離信号により、推
力設定信号を出力し、新たに設けた推力制御装置（７１
によりロケットモータ（５）で発生する推力を制御する
ことＫより、目標（１）までの到達時間が最短になる様
にロケットモータ（５）の性能を最大限発揮できるよう
にすると同時に、新たに設けた推力センサ（８）Ｋより
ロケットモータ（５）で発生する推力が発生中変化した
場合にそれを検知し推力補正信号を出力し、推力制御装
置（７）を介してロケットモータ（５）で発生する推力
を所定の値に保持されるようにし、目標（りとの早期会
合を図る推力制御ロケットを提案するものである、 なお、推力制御ロケットＭの目標（りとの早期会合は発
射機（４）の残存確率の向上、及び、目標（１）防空突
破能力、目標（１）到達確率を高め、目標（１）撃破能
力を向上させるために有用である。

〔発明の実施例〕

第３図はこの発明の一実施例を示す図であり。

（１）〜（５）は第１図と同じであり、（６）〜（９）
か第１図に対して新たに付加した装置である。（６）は
発射様（４）からの目標（１）までの距離信号に応じて
最適の推力を設定選択して、推力設定信号を出力する設
定推力選択部、（７）は設定推力選択部（６１からの推
力設定信号に応じた推力を発生する様ロケットモータ（
５）を制御する推力制御装置、１８）は推力制御装置（
７）で制御されたロケットモータ（５）の推力とロケッ
トモータ（５）で発生する推力との差に応じた推力補正
信号を出力する推力センサ、（９）は発射機（４）より
の発射信号を設定推力選択部（６）Ｋよりロケットモー
タ（５）の推力選択が完了するまで９発射信号のロケッ
トモータ（５）への供給を遅らせる遅延回路である。

上記のように構成された推力制御ロケツ）Ｍ／において
は、推力制御ロケットＭ′が発射機（４）より発射され
る際０発射機（４）からの目標（１）までの距離信号に
より設定推力選択部（６）で、目標まで最も短時間で到
達できるロケットモータ（５）の推力を設定選択して推
力設定信号を出力し、その推力設定信号に応じた推力を
発生する様ロケットモータ（５）を推力制御装置（７）
により制御する。又、推力センサ（８）により上記のよ
うに制御されたロケットモータ（５）の推力が発生中変
化した場合それを検知し、推力補正信号を出力し、推力
制御装＃（７１を介してロケットモータ（５）で発生す
る推力を、推力が発生されている期間、所定の値に安定
に保持されるようになるため、ロケットモータ（５）の
性能が最大限発揮できることになる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明した通りの構成により、ロケットモ
ータ（５１の性能を最大限発揮できるようにさせ、目標
（１）到達時間を短縮し発射機（４）の残存確藁を向上
させると共に、目標（１）防空突破能力、目標（１１到
達能力を高め、目標（り破壊能力を向上させるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の推力制御ロケットを示す構成ブロック図
、第２図は推力と到達時間及び飛しよう距離の関係を到
達距離をパラメータとして示した図、第３図はこの発明
の一実施例を示す構成ブロック図である。図において、
（１）は目標、（２（は反射波、（３）は誘導制御装置
、（４）は発射機、（５）はロケットモータ、（６）は
設定推力選択部、（７１は推力制御装置、ｔｓ＋は推力
センサ、（９１は遅延回路である。 なお１図中同一符号は、ロー又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 目標からの反射波を受信し、飛しよう経路を目標との会
   合点方向に操舵する誘導制御装置と、発射機からの発射
   信号により点火し推力を発生するロケットモータとを備
   えた推力制御ロケットにおいて、発射機より発射信号が
   入力すると、発射機から目標までの距離信号により最適
   の推力を選択する設定推力選択部と、設定選択された推
   力を発生するようロケットモータを制御する推力制御装
   置と、ロケットモータの推力を検出する推力センサと、
   ロケットモータの推力設定が完了するまで発射信号のロ
   ケットモータへの供給を遅らせる遅延回路とを有するこ
   とを特徴とする推力制御ロケット。