JPH0215800B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215800B2 JPH0215800B2 JP18234080A JP18234080A JPH0215800B2 JP H0215800 B2 JPH0215800 B2 JP H0215800B2 JP 18234080 A JP18234080 A JP 18234080A JP 18234080 A JP18234080 A JP 18234080A JP H0215800 B2 JPH0215800 B2 JP H0215800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- doppler
- fuse
- fuze
- flying object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005474 detonation Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は目標への接近を検出した時点におい
て起爆信号を出力する近接信管装置の改良に関す
る。
て起爆信号を出力する近接信管装置の改良に関す
る。
周知のように誘導飛翔体を発射するとき、例え
ば追い撃ちの場合、飛翔体と目標の相対速度は
徐々に変化する。即ち、目標の速度を一定とした
場合、飛翔体がシングルスラストロケツト
(Single Thrust Rocket)であれば発射当初は目
標より飛翔体の速度が早く、ロケツト燃焼後、あ
る時間を経過すると目標の方が速くなる。また、
飛翔体がダブルスラストロケツト(Double
thrust Rocket)の場合は目標と飛翔体との相対
速度がある時間一定となる。この速度を図に示す
と第1図のようになる。Tは目標の速度であり、
Sはシングルスラストロケツトの速度、Dはダブ
ルスラストロケツトの速度である。また、t0は飛
翔体の発射時の目標までの距離を目標の速度で割
つた時間、換言すれば飛翔体発射地点から目標ま
での距離に対応する所謂バイアスである。この図
において各曲線で囲まれる面積が飛翔体距離であ
るから、ある時間tでの面積比により追い撃ちが
可能か否かがわかる。即ち、第2図はシングルス
ラストロケツトSと目標Tとを示すものであり、
斜線部の面積が S0+Vn(t)・(t2−t0)≧Vt(t2−t0) 但し、 S0=Vt・t0 t1:飛翔体が目標に近づくまでの時間、 t2:最大追尾可能時間、 Vn(t):飛翔体の速度、 Vt:目標の速度、 なる関係にある場合、要撃が可能である。この要
撃範囲内ではVT/Vn(t)は飛翔体発射直後
VT/Vn(o)=∞から直ちにVT/Vn<1となり、
燃焼終了後に最小値をとり以後VT/Vn=1、さ
らにVT/Vn>1となる。
ば追い撃ちの場合、飛翔体と目標の相対速度は
徐々に変化する。即ち、目標の速度を一定とした
場合、飛翔体がシングルスラストロケツト
(Single Thrust Rocket)であれば発射当初は目
標より飛翔体の速度が早く、ロケツト燃焼後、あ
る時間を経過すると目標の方が速くなる。また、
飛翔体がダブルスラストロケツト(Double
thrust Rocket)の場合は目標と飛翔体との相対
速度がある時間一定となる。この速度を図に示す
と第1図のようになる。Tは目標の速度であり、
Sはシングルスラストロケツトの速度、Dはダブ
ルスラストロケツトの速度である。また、t0は飛
翔体の発射時の目標までの距離を目標の速度で割
つた時間、換言すれば飛翔体発射地点から目標ま
での距離に対応する所謂バイアスである。この図
において各曲線で囲まれる面積が飛翔体距離であ
るから、ある時間tでの面積比により追い撃ちが
可能か否かがわかる。即ち、第2図はシングルス
ラストロケツトSと目標Tとを示すものであり、
斜線部の面積が S0+Vn(t)・(t2−t0)≧Vt(t2−t0) 但し、 S0=Vt・t0 t1:飛翔体が目標に近づくまでの時間、 t2:最大追尾可能時間、 Vn(t):飛翔体の速度、 Vt:目標の速度、 なる関係にある場合、要撃が可能である。この要
撃範囲内ではVT/Vn(t)は飛翔体発射直後
VT/Vn(o)=∞から直ちにVT/Vn<1となり、
燃焼終了後に最小値をとり以後VT/Vn=1、さ
らにVT/Vn>1となる。
ところで、飛翔体には通常近接信管、例えば周
知のドツプラ信管、あるいはパルス信管等が搭載
されている。前記ドツプラ信管におけるドツプラ
周波数の変化は目標の速度を一定とすれば飛翔体
の速度に比例するため、前述したシングルスラス
トロケツトの場合は第3図に示すようになる。こ
の図において、今、ドツプラフイルタの最小周波
数をMDとすると、tMD〜tlの間では目標と飛翔体
との相対速度が遅く、ドツプラ周波数はMDより
低くなる。したがつて、ドツプラフイルタでは検
出することが不可能となる。しかし、このtMD〜tl
間は依然として要撃可能範囲内であり、しかも目
標に十分接近することが考えられるため、この間
においてドツプラ周波数を検出できなくなること
は極めて都合の悪いものである。
知のドツプラ信管、あるいはパルス信管等が搭載
されている。前記ドツプラ信管におけるドツプラ
周波数の変化は目標の速度を一定とすれば飛翔体
の速度に比例するため、前述したシングルスラス
トロケツトの場合は第3図に示すようになる。こ
の図において、今、ドツプラフイルタの最小周波
数をMDとすると、tMD〜tlの間では目標と飛翔体
との相対速度が遅く、ドツプラ周波数はMDより
低くなる。したがつて、ドツプラフイルタでは検
出することが不可能となる。しかし、このtMD〜tl
間は依然として要撃可能範囲内であり、しかも目
標に十分接近することが考えられるため、この間
においてドツプラ周波数を検出できなくなること
は極めて都合の悪いものである。
また、前記パルス信管の場合はドツプラ信管と
は逆に飛翔体と目標との相対速度が小さい場合は
問題ないが、大きい場合はパルス繰返し周期の関
係から正確な信管動作が不可能であつた。
は逆に飛翔体と目標との相対速度が小さい場合は
問題ないが、大きい場合はパルス繰返し周期の関
係から正確な信管動作が不可能であつた。
この発明は上記事情に基づいてなされたもの
で、飛翔体にドツプラ信管とパルス信管とを切換
え可能に設け、これを予め設定されたタイマー部
により、目標と飛翔体との相対速度が大なる期間
はドツプラ信管を選択し、相対速度が小なる期間
はパルス信管を選択することにより、飛翔体と目
標との相対速度が如何なる場合においても有効に
起爆信号を出力することが可能な近接信管装置を
提供しようとするものである。
で、飛翔体にドツプラ信管とパルス信管とを切換
え可能に設け、これを予め設定されたタイマー部
により、目標と飛翔体との相対速度が大なる期間
はドツプラ信管を選択し、相対速度が小なる期間
はパルス信管を選択することにより、飛翔体と目
標との相対速度が如何なる場合においても有効に
起爆信号を出力することが可能な近接信管装置を
提供しようとするものである。
以下、この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第4図において、レーダ装置11は飛翔する目
標を捜索して捕捉するとともに、目標の速度Vt
および目標までの距離Rtを算出するものである。
この信号は飛翔体の速度情報源12より出力され
る飛翔体の速度Vmとともにドツプラ周波数算出
回路13に供給される。このドツプラ周波数算出
回路13は上記速度情報等より予想される飛翔体
と目標との相対速度の変化から第3図に示すドツ
プラ周波数を算出するものであり、この出力信号
は一致時間計算回路14に供給される。この計算
回路14にはドツプラフイルタ周波数設定部15
より後述するドツプラ信管18に設定されたドツ
プラフイルタの遮断周波数MDが供給されており、
これらより前記第3図に示すドツプラ周波数がド
ツプラフイルタの遮断周波数MDより低くなる時
間tMDが算出される。この時間tMDは飛翔体16に
搭載されたタイマー設定部17に設定される。こ
の飛翔体16にはドツプラ信管18パルス振幅信
管19が設けられており、これらはそれぞれ例え
ばスイツチ20によつて切換え可能とされてい
る。このスイツチ20は前記タイマー設定部17
によつて切換え制御されるもので、スイツチ20
を介して前記ドツプラ信管18およびパルス振幅
信管19に電源21が供給されるよう構成されて
いる。
標を捜索して捕捉するとともに、目標の速度Vt
および目標までの距離Rtを算出するものである。
この信号は飛翔体の速度情報源12より出力され
る飛翔体の速度Vmとともにドツプラ周波数算出
回路13に供給される。このドツプラ周波数算出
回路13は上記速度情報等より予想される飛翔体
と目標との相対速度の変化から第3図に示すドツ
プラ周波数を算出するものであり、この出力信号
は一致時間計算回路14に供給される。この計算
回路14にはドツプラフイルタ周波数設定部15
より後述するドツプラ信管18に設定されたドツ
プラフイルタの遮断周波数MDが供給されており、
これらより前記第3図に示すドツプラ周波数がド
ツプラフイルタの遮断周波数MDより低くなる時
間tMDが算出される。この時間tMDは飛翔体16に
搭載されたタイマー設定部17に設定される。こ
の飛翔体16にはドツプラ信管18パルス振幅信
管19が設けられており、これらはそれぞれ例え
ばスイツチ20によつて切換え可能とされてい
る。このスイツチ20は前記タイマー設定部17
によつて切換え制御されるもので、スイツチ20
を介して前記ドツプラ信管18およびパルス振幅
信管19に電源21が供給されるよう構成されて
いる。
上記のようにタイマー設定部17に時間tMDが
設定された飛翔体16は例えば図示せぬランチヤ
より目標に向けて発射される。このとき、前記ス
イツチ20はドツプラ信管18を選択しており、
この信管18が動作されている。そして、前記タ
イマー設定部17に設定された時間tMDより以前
に目標に近接した場合は、このドツプラ信管18
より図示せぬ弾頭へ起爆信号が出力される。
設定された飛翔体16は例えば図示せぬランチヤ
より目標に向けて発射される。このとき、前記ス
イツチ20はドツプラ信管18を選択しており、
この信管18が動作されている。そして、前記タ
イマー設定部17に設定された時間tMDより以前
に目標に近接した場合は、このドツプラ信管18
より図示せぬ弾頭へ起爆信号が出力される。
また、時間tMD以前においてドツプラ信管18
による目標検出が不可能な場合、時間tMDにおい
てタイマー設定部17により、スイツチ20が切
換え制御されパルス振幅信管19が選択される。
これ以後はパルス振幅信管19によつて目標検出
が行なわれ、目標に十分近接した時点において、
このパルス振幅信管19より図示せぬ弾頭へ起爆
信号が出力される。
による目標検出が不可能な場合、時間tMDにおい
てタイマー設定部17により、スイツチ20が切
換え制御されパルス振幅信管19が選択される。
これ以後はパルス振幅信管19によつて目標検出
が行なわれ、目標に十分近接した時点において、
このパルス振幅信管19より図示せぬ弾頭へ起爆
信号が出力される。
尚、飛翔体で目標を射撃する場合、第3図に示
すドツプラ周波数の最初の周期は考える必要はな
い。このため、ドツプラ周波数が時間tMD以前に
おいてドツプラフイルタの最低遮断周波数MD以
下となることは無視し得るものであり、スイツチ
20の切換も不要である。
すドツプラ周波数の最初の周期は考える必要はな
い。このため、ドツプラ周波数が時間tMD以前に
おいてドツプラフイルタの最低遮断周波数MD以
下となることは無視し得るものであり、スイツチ
20の切換も不要である。
上記構成によれば、飛翔体16にドツプラ信管
18とパルス振幅信管19とをスイツチ20によ
り切換え可能に設け、このスイツチ20をタイマ
ー設定部17によつて切換え、目標と飛翔体との
相対速度が大なる時間tMD以前ではドツプラ信管
18を選択し、相対速度が小となる時間tMDにお
いてはパルス振幅信管19を切換え選択してい
る。したがつて、飛翔体と目標との相対速度が如
何なる場合においても有効に起爆信号を出力する
ことが可能である。
18とパルス振幅信管19とをスイツチ20によ
り切換え可能に設け、このスイツチ20をタイマ
ー設定部17によつて切換え、目標と飛翔体との
相対速度が大なる時間tMD以前ではドツプラ信管
18を選択し、相対速度が小となる時間tMDにお
いてはパルス振幅信管19を切換え選択してい
る。したがつて、飛翔体と目標との相対速度が如
何なる場合においても有効に起爆信号を出力する
ことが可能である。
以上、詳述したようにこの発明によれば、飛翔
体と目標との相対速度が如何なる場合においても
有効に起爆信号を出力することが可能な近接信管
装置を提供できる。
体と目標との相対速度が如何なる場合においても
有効に起爆信号を出力することが可能な近接信管
装置を提供できる。
第1図乃至第3図はそれぞれ飛翔体と目標との
速度の関係およびドツプラ周波数の関係を説明す
るために示す図、第4図はこの発明に係る近接信
管装置の一実施例を示す構成図である。 17……タイマー設定部、18……ドツプラ信
管、19……パルス振幅信管、20……スイツ
チ。
速度の関係およびドツプラ周波数の関係を説明す
るために示す図、第4図はこの発明に係る近接信
管装置の一実施例を示す構成図である。 17……タイマー設定部、18……ドツプラ信
管、19……パルス振幅信管、20……スイツ
チ。
Claims (1)
- 1 飛翔体にドツプラ信管とパルス信管とを設
け、飛翔体発射後所定時間経過するまではドツプ
ラ信管を動作状態とし、所定時間経過後はパルス
信管を動作状態とするようにドツプラ信管とパル
ス信管との切換を行う信管切換機構を備えたこと
を特徴とする近接信管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18234080A JPS57105699A (en) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | Proximity fuse device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18234080A JPS57105699A (en) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | Proximity fuse device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57105699A JPS57105699A (en) | 1982-07-01 |
JPH0215800B2 true JPH0215800B2 (ja) | 1990-04-13 |
Family
ID=16116591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18234080A Granted JPS57105699A (en) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | Proximity fuse device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57105699A (ja) |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP18234080A patent/JPS57105699A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57105699A (en) | 1982-07-01 |
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