JPS6165815A

JPS6165815A - 手足温浴用加熱溶融浴剤

Info

Publication number: JPS6165815A
Application number: JP18864684A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Uragami; 浦上　英明
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-09-08
Filing date: 1984-09-08
Publication date: 1986-04-04
Also published as: JPH0153067B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈発明の技術分野〉本発明は、手や足等の身体部分を浴槽内へ浸漬する部分
浴に関する技術を提案するものであり、殊に本発明は、
この種部分浴に使用される加熱溶融浴剤に関連する。

〈発明の背景〉従来、肥満等の解消法として、例えば温泉（殊に鉱泉）
療法が知られている。この療法は、湯熱にて身体をあた
ためると共に、渦中に含むミネラル分のイオンを体内に
取り込むことにより身体の加温作用を一層増進させ、こ
の熱により身体内の脂肪細胞を刺激してこれを溶融し、
発汗を促がして、余分の脂肪層を除去するものである。

ところがこの温泉療法は、浴槽内へ身体全体を浸漬する
ため、心臓その他の身体部分に大きな負担がかかり、心
臓疾患を有する者や高血圧症の者には適用できない等の
不都合がある。

〈発明の目的〉本発明は、手や足等の部分浴が全身浴に匹敵する身体加
温作用のあることに着目し、この種部分浴に適し且つ優
れた加温作用を発揮する新規加熱溶融浴剤を提供し、も
って肥満等の解消、更には健康の増進に貢献することを
目的とする。

〈発明の構成および効果〉上記目的を達成するため、本発明では、ゲルマニウム、
鉄等のミネラル分を含有するロウを主原料として浴剤を
形成し、この浴剤を浴槽内で加熱溶融して、手足等の部
分浴を実施するよう構成した。

本発明によれば、手足を浴槽内へ浸漬したとき、手足の
浸漬部分にロウ被膜が形成され、これが手足加熱部の保
温作用を果し、これにより身体全体が十分にあたためら
れる。而も浴剤中のミネラル分がイオン化して、皮膚部
分より身体内へ取り込まれ、これが鉱泉中のミネラル分
と同様、身体の加温作用を一層増進させ、これら熱の作
用で身体内の脂肪細胞が刺激されて溶融し、発汗作用が
促がされて、余分の脂肪層が除去される。従って全身浴
の如く心臓等の身体部分を同等圧迫することなく、肥満
解消等の治療を行ない得、万人の健康増進に貢献する等
、発明目的を達成した顕著な効果を奏する。

〈実施例の説明〉図面は、手足等の部分浴に使用する装置例を示す。

図示例の装置は、難砕１に上下２段の浴槽２゜３を取付
は配備して成り、入浴者は装置の前に腰掛け、手は上側
浴槽２へ、両足は下側浴槽３へ夫々浸漬して、部分浴を
実施する。

上下の各浴槽２，３は、底板下面にシーズヒータ等の加
熱手段（図示せず）を配備して成り、本実施例では上側
浴槽２の前面内側に遠赤外線を放射する放射部４を形成
し、また上側浴槽２の上面後部には電源スィッチやラン
プ等が配設された操作部５を設けである。

上記各浴槽２，３には、本発明にかかる浴剤を投入し、
これを各浴槽内にて約５０℃程度の温度で加熱溶融する
。本発明の浴剤は、ロウを主原料とし、これに１重量パ
ーセント以下のミネラル分を含ませ、更に必要に応じて
微量のビタミン類等の薬効成分を混入させたものである
。

ロウは、パラフィンロウの他、蜜蜂の巣から採取される
蜜ろうや竹の節等より採取される木ろう等を用いるが、
例えばこれら各種ロウを混合して用いてもよい。このロ
ウは、その加熱溶融液中へ手や足を浸漬したとき、浸漬
部分にロウ被膜を形成し、これにより手足を加熱し且つ
保温する働きをなす。身体の手足部分には、身体全体に
至る経路が集束しており、従ってロウの加熱溶融液にて
手足部分を加熱したとき、経路の熱反応により身体全体
があたためられることになる。また身体表面からは常時
熱エネルギーが放出されるが、ロウ被膜はこの熱放射を
完全に遮断し、その保温効果は顕著である。

上記ロウには、ゲルマニウム、鉄、マグネシウム、カル
シウム等のミネラル分を１又は２以上含有させ、これら
ミネラル分を液中にてイオン化させる。各ミネラル分の
イオンは、爪隙間等より体内へ取り込まれ、鉱泉中のミ
ネラル分と同様の機能により、身体の加温作用を一段と
増強する。尚上記ミネラル分の効用は、その含ｉｔ　　
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　＠　　　１、上記ミネラル分を含むロウには、更にビ
タミン類等の薬効成分を含有させる。このビタミン類に
は、ビタミンＥ、ビタミンＣ等があり、皮膚表面より体
内へ吸収され、所定の薬効を発揮する。

然して上記構成の浴剤を上下浴槽２，３内へ投入して加
熱溶融した後、下側浴槽３には足を、上側浴槽２には手
を夫々浸漬して、部分浴を実施する。そして手足が部分
加熱されると、これと同時に経路の働きにより身体全体
があたためられ、更に加えてロウ被膜の保温作用とミネ
ラル分の加温増強作用とによって身体への加温作用が強
化される。かくしてこの熱が身体の脂肪細胞を刺激して
これを溶融し、発汗を促がして余分の脂肪層を除去し、
肥満等を解消するものである。

尚この部分浴と同時に遠赤外線の放射部４を動作させて
、遠赤外線を身体の腹部へ侵透作用させると、この熱作
用にて腹部の脂肪細胞が溶かされ、同様に余分な脂肪層
か除去される。

【図面の簡単な説明】

図面は部分浴に使用する装置例の斜面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ミネラル分を含有するロウを主原料とする手足等
の部分浴用加熱溶融浴剤。
（２）ミネラル分は、ゲルマニウム、鉄等より成る特許
請求の範囲第１項記載の手足等の部分浴用加熱溶融浴剤
。
（３）ロウは、パラフィンロウである特許請求の範囲第
１項記載の手足等の部分浴用加熱溶融浴剤。
（４）ロウは、蜜ろうである特許請求の範囲第１項記載
の手足等の部分浴用加熱溶融浴剤。
（５）ロウは、ビタミン類等の薬剤を含んでいる特許請
求の範囲第１項、第３項又は第４項記載の手足等の部分
浴用加熱溶融浴剤。