JPS6164446A - 多層シ−ト - Google Patents

多層シ−ト

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JPS6164446A
JPS6164446A JP18778384A JP18778384A JPS6164446A JP S6164446 A JPS6164446 A JP S6164446A JP 18778384 A JP18778384 A JP 18778384A JP 18778384 A JP18778384 A JP 18778384A JP S6164446 A JPS6164446 A JP S6164446A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
multilayer sheet
mfr
film
mfh
Prior art date
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Pending
Application number
JP18778384A
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English (en)
Inventor
百留 公明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPS6164446A publication Critical patent/JPS6164446A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は、MFHの高いフィルムを芯にして、その端面
を含む周囲が接?2層を介してMFRの低いフィルムで
囲まれている多啜り一トに関するものである。
更に詳しくは、本発明は食品の包装容器等を成型するに
適する多層ノートを提案するものであり、特に本発明に
かかる多層シートは、深絞り成型することによって、ジ
ュース、コーラ等の清涼飲料水用のカップあるいは乳酸
菌飲料用のカップといった液体カップへの用途があるも
のである。さらには、その他各種トレー及び惣菜の容器
への用途もあるものである。
ところで、IJFRとは熱可塑性樹脂の流れ特性の表わ
し方として、最も代表的なものであって、JIS規+3
においても、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レンなど多くの成形材料のフロー表示に採用されている
この試験方法は、メルトフロ〜゛インデクチと称する試
験装置を使用し、その加熱筒に一定量の成形材料サンプ
ルを入れ、樹脂の種類に応じて定められている加熱温度
と加圧力のちとに、加熱筒底部の細孔から溶融した樹脂
を押出して、10分間あたりの押出しq(P/ 10 
Mta )を求め、これをメルトフロー・インデックス
(メルトインデックス、略号!、、f r )、または
メルトフロー・レー)(MFR)と定義して、その材料
の流れ特性の物指しとする。
(2)従来の技術 従来、多同共押シートは、層構成を1度1;シーテイン
グすることによって製造されている。これらの共押ノー
トを製造するには、大別して2種の方式があり、その最
も大きな違いは、ダイス部分の構造である。
第1は、マルチマニホールドダイスを用いるもので、1
つのT型ダイスの内に2種から4種程度の樹脂を積層す
ると共に、そのま圭押し広げてノーティングする方式で
あり、而して、この方式では、層構成が増加するほどT
ダイ自体の構造が複雑になる為、最大4層程度までであ
るとされている。
第2は、フィードブロックといわれる部分をTダイの前
工程に設けるもので、この段階で、すでに押し出し機よ
り出された樹脂を幾種かの多層ブロックにしておいて、
Tダイでは単に広げてノーティングするものである。
この方式では、フィードブロックといわれる部分カ機械
的に付加されるが、Tダイ自体は、単純な構成となり、
先に述べた異種の樹脂を、種々押し出すには、本方式が
向いているとされている。
131発明が解決しようとする問題点 上記のような方式では、異種の樹脂を同時にノート化す
る為、その共押し出しされた多面シートの両端の耳端部
をそろえることは困難であり、構成樹脂層の内、1種ま
たは2種の樹脂が、両端の耳端部までいきわたらない等
の問題がある。又共押し出しされた第1ノートの両端部
の厚みが均一でない為、一般的に両端部を50JIII
以上、カットして製品にすることが常識化している。こ
の際、従来のように1)−の樹脂でシーテイングすれば
、カットした部分の樹脂の再利用を行なうことに伴う問
題は少ないが、異種の樹脂がまざり合ったものでは、カ
ットした部分の樹脂のリチイクルが非常に困難である。
かつ、共押し出しされた多口ノートの両端部をスリラダ
ーすることで、両サイドの層は外気に露出され、たとえ
ば水蒸気により吸湿し、その酸素がスバリャーが極端に
低下するエチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物でエチ
レンの含量が20−〜50モル%、ケン化度が90%以
上のもののような場合は、その取り扱いに注意を要する
ものである。
(4)問題点を解決するための手段 本発明者は、上記のような欠点を解決すべく印々研究の
結果、MFHの異なる樹脂を使用し、MFHの高い樹脂
を内部から、他方、MFHの低い樹脂を両端部からそれ
ぞれアクタ−ディツケル付T型ダイスで共押出しするこ
とによって、MFHの高い樹脂を芯にしてその端面を含
む全周囲をM F Hの低い樹脂で囲んである多層ノー
トを見出して、本発明を完成したものである。
(5)本発明の説明(作用) 上記の本発明について、以下に図面を用いて更に詳しく
説明する。
第1図は、本発明にかかる多うシートの構成を示す断面
図であり、図中1はMFHの低いフィルム、2は接UI
ffi、 3はMFRの高いフィルムである。
第2図は、本発明の多口ノートを共押出し成形する為の
アクタ−ディツケル付T型ダイスを示す概略Vi成図で
、図中1)はM F Hの高い樹脂、31はM F H
の低い樹脂、4はT型ダイス、5はアクタ−ディツケル
、6は滞流を示すものである。
而して、本発明ではMFHの異なる樹脂を使用し、第2
図において、T型ダイス4の押出し口の両端にアウター
ディツケル5またはこれに代わる物を設けることで、T
型ダイスの内部に樹脂だまり、すなわち、滞流6を発生
させることを最大の特徴とするものである。
すなわち、本発明では、MFHの高い樹脂3+を内部か
ら他方MFHの低い崩御1 ’を両端部からそれぞれア
クタ−ディツケル5付T型ダイス4で共押出しした後、
第4図のようなIJ F Hの高い樹脂3′を芯にして
、その端面を含む全周囲を接着@2を介してMFHの低
い樹脂1)で囲まれている多層シートの両耳端部の余分
なMFRの低い樹脂をカットすることによって、第1図
のような画期的な多層シートを製造し得るものである。
と記において、1)のMFHの低い樹脂としては1例え
ば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等の
熱可塑性樹脂を使用することができる。次に、2の接着
図の接着性樹脂のMFRは31のMFHの高い樹脂のM
FHにできるだけ近いものを選定することが重要である
。次C二又、3′のMFHの高い樹脂としては、バリヤ
ー性の良い樹脂であることが好ましい。例えば、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体のケン化物でエチレンの含量が2
0〜50モル幅、ケン化度が90%以上のものを主成分
とした樹脂を使用することができる。
(6)実施例 次に実施例をあげて更に具体的に本発明を説明する。
ポリプロピレン/接着層/エチレン酢酸ビニル共重合体
のケン化物でエチレンの含量が20〜50モル幅、ケン
化度が90%以上のもの/接着@/ポリプロピレン の仕様について具体的説明を行なう。
まず、ポリプロピレンとしては、MFR(J工8に−6
758)1.5程度、密度(yzsx−6758)0.
9程度のものとして三菱油化■製ノーブレンMA−6を
使用した。
次にエチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物でエチレン
の含量が20〜50モル幅、ケン化度が90%以上のも
のは、MFR(、T工5K−6758120程度のもの
としてクラレ■製エパールE、接着−の接着性樹脂であ
るカルボニル基を有するオレフィン系の樹脂としてはM
FR(JISK−6758)10程度のものとして三菱
油化■製モデツクを選定した。この場合重要なことは、
エチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物でエチレンの含
量が20〜50モル幅、ケン化度が90チ以上のものと
接着性樹脂のMFRをできるだけ近づけることであった
。そして、シートの主成分となる外層に位置する樹脂1
′のMFR(4)と中心部にあるバリアー性を有する樹
脂61のMFR(B)はB/A≧3.望ましくはB/A
≧6(230℃、2.16KP/l″III)のものを
選定することが必要であった。このようにすることで、
アクタ−ディツケル内側において、MFHの低い層を構
成しているポリプロピレン樹脂が滞流をおこして、Tダ
イより押し出された際に、口の外側に集まる傾向を示し
た。又、同様に、MFHの高い層を構成する特殊機能を
有する成分であるエチレン酢酸ビニル共重合体のケン化
物でエチレンの含量が20〜50モル幅、ケン化度が9
0係以上のものならびに、それらを融着させる接胃層と
なるカルボニル基を有するオレフィン系の樹脂は、流れ
やすいために、アウターディツケル内側のTダイ内で滞
流をおこすことなく、むしろ内部へ集まり、Tダイより
押し出された際にそのままシート幅より、約50III
s程度内側となる鴫を形成した。
すなわち、多層ノートの両端の耳端部は、約50鵡にわ
たってポリプロピレンだけで構成することができ、その
ため、多層シートの両端の耳端部を約50H位カットし
ても、芯となるエチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物
および接1tllは端面を露出しなかった。
また、カットした多層シートの両端の耳端部は、ポリプ
ロピレンだけから構成され、再使用が可能であった。
L記の実施例において押し出し磯は、3台使用し、3種
5層フィードブロックダイにより、 ポリプロピレン(三菱油化(tj99ノ一ブレンMA−
61/接若剤(三菱油化■製モデノグ)/クラン4m製
エパールE/接4印j(三菱油化(榊製モデツク)/ポ
リプロピレン(三菱油化ntJiMA−6)の構成にし
、コートハンガーシングルマ二ホールドダイにて押し出
した。
ダイス全幅は600 mmでアウターディツケルにて6
00Bから500鵡まで狭くする。押し出し機は、ポリ
プロピレン用が60鍋、L/D−32で接着盾、二パー
ルE層は40賜、L/D−28である。
(7)発明の効果 従来は、異種の樹脂を同時にシート化する為、その共押
し出しされた多層ノートの両端の耳端部をそろえること
は困難であり、構成樹脂層の内、1種または2挿の樹脂
が、両端の耳端部までいきわたらない等の問題がある。
又、第3図に於いて共押し出しされた多層シートの両端
部の厚みが均一でない為、一般的に両端部を50騙以1
、カットして製品にすることが常識化している。しかし
、カットした部分は異種の樹脂が混ざり合っているので
、リサイクルが非常に困難である。
かつ、共押し出しされた多層シートの両端部をスリッタ
ーすることで両サイドの鴫は外気に露出され、たとえば
水蒸気により吸湿し、その酸素ガスバリヤ−が極端に低
下するエチレン酢酸ビニル共重合体のケン化物のごとき
ものは、その取り扱いに注意を要している。
本発明は、と記のような欠点を解決する効果がある。
即ち、第3図において中央口となるMFHの高い樹脂面
および接rJ口は、両耳端部で中央部に比べて非常に薄
くなる。しかし、本発明によると、両耳端部の薄い中央
口をMFHの低い樹脂で押しもどす為、第4図に示すよ
うに接WFJ及びMFHの高い樹脂同の7みは中央部の
厚みとそれぞれ同じ位で均一になる。
かつ、両耳端部においてはMFHの低い樹脂だけが余分
につくので、この部分をカットして、第1図のような製
品にすることができる。
もちろん、カットした両耳端部の樹1指はMFRの低い
樹n旨だCすなのでリサイクルできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の多層シートで両耳端部カット後のも
のの構成を示す断面図、第2図は本発明の多層ノートを
共押出し成形するアウターディツケル付きT型ダイスを
示す平面図、第3図は、アクタ−ディツケルを使わずに
製造した多層ノートの構成の断面図、第4図は、本発明
の多層シートで両耳端部カット前のものの構成を示す断
面図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メルトフロー・レート(melt flow r
    ate、M.F.R.以下MFRと略す。)の高いフィ
    ルムを芯にして、その端面を含む周囲が接着層を介して
    MFRの低いフィルムで囲まれていることを特徴とする
    多層シート。
  2. (2)MFRの高いフィルムがバリヤー性のフィルムで
    あることを特徴とする特許請求の範囲(1)に記載する
    多層シート。
  3. (3)バリアー性のフィルムがエチレン酢酸ビニル共重
    合体のケン化物でエチレンの含量が20〜50モル%、
    ケン化度が90%以上のものを主成分とした樹脂のフィ
    ルムであることを特徴とする特許請求の範囲(2)に記
    載の多層シート。
  4. (4)MFRの低いフィルムがポリスチレン、ポリプロ
    ピレン、またはポリエチレン等の熱可塑性樹脂であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲(1)に記載の多層シー
    ト。
  5. (5)MFRの差がB/A≧3(230℃、2.16K
    g/cm^2)であることを特徴とする特許請求の範囲
    (1)〜(4)に記載の多層シート。
JP18778384A 1984-09-07 1984-09-07 多層シ−ト Pending JPS6164446A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63116844A (ja) * 1986-10-31 1988-05-21 ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニー 切断可能な熱可塑性多層フイルム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63116844A (ja) * 1986-10-31 1988-05-21 ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニー 切断可能な熱可塑性多層フイルム

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