JPS6164301A - 流体の気化方法及び気化装置 - Google Patents

流体の気化方法及び気化装置

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Publication number
JPS6164301A
JPS6164301A JP18695384A JP18695384A JPS6164301A JP S6164301 A JPS6164301 A JP S6164301A JP 18695384 A JP18695384 A JP 18695384A JP 18695384 A JP18695384 A JP 18695384A JP S6164301 A JPS6164301 A JP S6164301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
air
fluid
pump cycle
lpg
Prior art date
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Pending
Application number
JP18695384A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Banshiyou
番庄 健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUZEN ENG KK
Cosmo Oil Co Ltd
Original Assignee
MARUZEN ENG KK
Maruzen Oil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by MARUZEN ENG KK, Maruzen Oil Co Ltd filed Critical MARUZEN ENG KK
Priority to JP18695384A priority Critical patent/JPS6164301A/ja
Publication of JPS6164301A publication Critical patent/JPS6164301A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体の気化方法及び気化装置に関するものであ
る。
流体としてここでは液化石油ガス(以下rLPG」とい
う)について説明するが、その他液化エチレン、液化ア
ンモニア等どのようなものでもよい、卯ち、液で貯蔵し
てそれを気体にして使用する物質であれば、どのような
ものにでも応用できるということである。
LPGの気化の方法としては従来から、その蒸発Wi熱
を温水又は蒸気によって与える方法であった0例えば、
LPGの液を気化器に導入し、その液中に配設された加
熱管に温水等を導いて、LPGの液に熱量を与え、気化
させ気化器の上部から気体を排出するタイプのもの等で
ある。
また、最近では空気式と呼ばれる大気の持つ熱量を利用
するものも実施されている。これは、LPGをフィン付
きのコイルに導入し、外気のQ5fflをフィン等から
得て気化させるものである。
さらに、これらに要するエネルギーをできる限り他の系
での余熱を利用しようとすることも考えられている。例
えば、他の製造装置内での余熱、即ち冷却器等からのも
のをそのまま放棄せずに、加熱する必要のある流体等で
冷却することによって、それ自身の温度を少しでも上げ
ようとする方法である。
以上の種々の方法においても、次の如く欠点があり、決
定的なものは出現していない。
温水や蒸気を発生させて、それを使用する方法において
はそれらを発生させるための熱源が必要であり、エネル
ギー的に問題があるとともに、温水ボイラーやスチーム
ボイラーが必要である。また、燃料以外にも水の供給や
配管も必要でありかつボイラー水等による気化器の腐食
等も大きな問題となっている。
さらに、他の系の余熱を利用するものにあっては、その
熱量の制御が難しく、かつ複雑な装置や長い配管が必要
な場合が多い。
また、空気方式においては、大気温以上にはならないた
め、その大気温度の飽和圧力以上にはできず、かつ一定
の熱量を得ることも難しい。
最近の石油事情等からの燃料費の高騰及び製造コストの
低減化の要望から、業界ではできる限り余熱またはコス
トの低い熱量を使用でき、腐食等の心配のない気化装置
が待ち望まれていた。
このような状況に鑑み、本発明者等は鋭息研究の結果本
発明を完成させたものである。
本発明の概要は、LPGの気化に要する熱量を他のヒー
トポンプサイクルから得ようとするものである。ヒート
ポンプサイクルとは、ここでは冷却サイクル等も含めた
広い概念として使用する。
即ち、熱媒体を気化、凝縮することによって熱量を移動
させるものはすべて含むものである。
よって、熱媒体としても、通常使用される各種のフロン
ばかりでなく、LPG、アンモニア等どのようなもので
もよい、これらは、その装置の仕様によって、コスト、
安全性、腐食性等を考慮して決定すればよい。
次に本発明を図面に示す実施例に従ってさらに詳細に説
明する。
第1図は、本発明の1実施例を示す概略フローシートで
ある。
LPGは入口管(1)から気化器(2)に液の状態で導
入され、出口管(3)から気体状恕で排出される。
ヒートポンプサイクル側は、熱媒体(ここではフロン)
は圧縮機(4)で圧縮され気化器(2)で熱を客われて
凝縮する。その液状態のフロンは膨張弁(5)によって
体積が瞬時に膨張し気化する。このときの蒸発74p6
は、大気によって与えられる。この熱は単にエアフィン
(6)等を用いて空気から与える。
蒸発器としては、ここではエアフィンである熱交換器だ
けでなく、膨張弁も含めたものとなる。
即ち、膨張によって周囲から多量の熱量を奪うため、そ
れを補うことと、気化せずに残っている液を完全に気化
させるためのものがエアフィンである。勿論、これはエ
アフィンに限らず、どのよう形式のものでも使用できる
換言すると周囲の空気を冷却することとなる。
この場合、その前面にファン(7)を設けると効率よく
空気と熱交換することができる。
結局、LPGが得た熱量は理論的には、ここで熱媒体が
空気から奮ったilに等しくなるのである。よって、L
PGの気化のための熱量は、空気が保有する無料の熱量
であることとなる。
これは、気化用のg5が不要ということであり燃料等の
大きな箇約となる。また、この観点からは、前記した直
接空気加熱式と同様であるが本方式では、熱媒体を用い
て間接的に熱量を付与しているため、空気温度以上に加
熱することができるため、気体の圧力不足ということは
ない。
さらに、この実施例ではユーティリティとしては電源だ
けであり、他の熱源はまったく必要としないため、それ
らの配管も不要である。
また、水やスチームを使用しないため、それらによる配
管や気化器の腐食の心配がない。
さらに、LPGの気化器においては、LPGの蒸発によ
り局部的に加熱流体が冷却され、それが凍結する場合が
あるが、本方法においてはフロン等の凍結温度の非常に
低い物質を用いることによりその危険はほとんど防止す
ることができる。
また、本発明においては気化器自体はどのような形式の
ものでもよい。例えば、二重管式、蛇管式、多管式、ゲ
トル型、プレートフィン型等である。また、付属品とし
も液面計や圧力計及びその他の制御手段等、その必要に
応じて適宜選択することができる。即ち、通常使用する
気化器であれば、どのようなものも利用できるというこ
とである。
さらにヒートポンプサイクル側も、セパレーターやアキ
ュムレーター等の種々の付属品を付は効率をあげる等す
ることができる。これについては通常市販されている冷
凍機等をわずかに改良するだけで使用することができ、
それらを利用すると施工が非常に簡単となる。
さらに、前記実施例のエアフィン(6)は単に空気中に
解放していたが、これを海水中、河川中、排水溝中等積
々の場所で使用できる・結局・そこからill量を得る
ことができる所であればどのような場所でもよい。
また、その冷却能力を前記の如くそのまま放τするので
はなく、それを有効利用することも考えられる。即ち、
これを室内に載置すると夏場は冷房機として使用できる
こととなる。この考え方は逆に見ると冷房機の室外器に
よって、大気に放出している熱量をLPGの気化に利用
していることとなる。
このようにすると、完全に余分なエネルギー即ち単に捨
てていたエネルギーを使用してLPGを気化できること
となり、大きな省エネになる。
また、これを冷房ではな(水の冷却やその他の冷却に使
用することもできる。
本発明の他の大きな利点は、設置が非常に?gJ単であ
るということである。即ち、LPGを気化させようとす
るところに水やスチームがなくても、電源さえあればよ
いということである。また、メンテナンスも非常に容易
であって、ボイラー等のための水の管理や、定期点検等
もWJffiである。
さらに、ヒートポンプサイクル側は可燃物を使用しない
ため(熱媒体にLPG等を使用した場合は除<)、防爆
構造にする必要がなく、この点においても非常に有益な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す概略フローシートであ
る。 1・・・入口管     2・・・気化器3・・・出口
管     4・・・圧縮機5・・・膨張弁     
6・・・エアフィン7・・・ファン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体を気化させるための熱源として、他のヒートポ
    ンプサイクルからの熱量を用いることを特徴とする流体
    の気化方法。 2、気化させるための気化器は、該ヒートポンプサイク
    ルの熱媒体の凝縮器と兼用するものである特許請求の範
    囲第1項記載の流体の気化方法。 3、該ヒートポンプサイクルの熱媒体の蒸発器を冷却装
    置として使用するものである特許請求の範囲第2項記載
    の流体の気化方法。 4、流体を気化させるための熱源として、他のヒートポ
    ンプサイクルからの熱源を用いることを特徴とする流体
    の気化装置。 5、気化させるための気化器は、該ヒートポンプサイク
    ルの熱媒体の凝縮器と兼用するものである特許請求の範
    囲第4項記載の流体の気化装置。 6、該ヒートポンプサイクルの熱媒体の蒸発器を冷却装
    置として使用するものである特許請求の範囲第5項記載
    の流体の気化装置。
JP18695384A 1984-09-05 1984-09-05 流体の気化方法及び気化装置 Pending JPS6164301A (ja)

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JP18695384A JPS6164301A (ja) 1984-09-05 1984-09-05 流体の気化方法及び気化装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561901A (en) * 1978-11-01 1980-05-10 Agency Of Ind Science & Technol Heat pump type concentration and distillation apparatus
JPS60206401A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Daido Steel Co Ltd 蒸溜装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561901A (en) * 1978-11-01 1980-05-10 Agency Of Ind Science & Technol Heat pump type concentration and distillation apparatus
JPS60206401A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Daido Steel Co Ltd 蒸溜装置

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