JPS6163785A - 螢光染料によるポリアミド系繊維の染色方法 - Google Patents
螢光染料によるポリアミド系繊維の染色方法Info
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- JPS6163785A JPS6163785A JP59178441A JP17844184A JPS6163785A JP S6163785 A JPS6163785 A JP S6163785A JP 59178441 A JP59178441 A JP 59178441A JP 17844184 A JP17844184 A JP 17844184A JP S6163785 A JPS6163785 A JP S6163785A
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- mol
- dyeing
- polyamide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、スキーウェア、水着、レオタードなどファッ
ション指向の強い分野、およびインナーウェア、運動靴
など白物中心の分野で要望が大きい螢光染料、螢光を有
する鮮明染料でポリアミド系繊維を染色する時の耐光性
向上染色方法に関する。[従来の技術] 従来、ナイロン6やナイロン6・6などに代表されるポ
リアミド系繊維は、その優れた発色性、強度的性質、透
明性、耐摩耗性、柔軟性などにより、タイヤコードや魚
網などの産業用途、くつ下、インナーウェア、水着、裏
地などの衣料用途、および傘、カバン地などの産業用途
に多く使用されてきた。ところで近年、ポリアミドm
Mtが使用される用途は、ポリエステル繊維などfl!
!素材との競合が厳しく縮少の傾向にあり、なかでも衣
料用途では、ポリアミド繊維の特長を生かせる水着、ス
ギ−ウェア、レオタード、インナーウェアなどに限定さ
れてきている。
ション指向の強い分野、およびインナーウェア、運動靴
など白物中心の分野で要望が大きい螢光染料、螢光を有
する鮮明染料でポリアミド系繊維を染色する時の耐光性
向上染色方法に関する。[従来の技術] 従来、ナイロン6やナイロン6・6などに代表されるポ
リアミド系繊維は、その優れた発色性、強度的性質、透
明性、耐摩耗性、柔軟性などにより、タイヤコードや魚
網などの産業用途、くつ下、インナーウェア、水着、裏
地などの衣料用途、および傘、カバン地などの産業用途
に多く使用されてきた。ところで近年、ポリアミドm
Mtが使用される用途は、ポリエステル繊維などfl!
!素材との競合が厳しく縮少の傾向にあり、なかでも衣
料用途では、ポリアミド繊維の特長を生かせる水着、ス
ギ−ウェア、レオタード、インナーウェアなどに限定さ
れてきている。
水着、スキーウェア、レオタードなどのアウター分野の
用途は強度的性質、柔軟性などの物理的性質の要望もさ
ることながら、ファッション指向の高まる中で、色彩に
関する要望が特に強くなってぎている。ポリアミドt4
!i維染色物の色彩は、ポリエステル繊維などにくらべ
優れているが、染色物の耐光性が劣ることが指摘されて
いる。特に螢光染料および螢光を有する鮮明染料は、茗
しく耐光性が不良であり問題があった。特にプリント品
では、花柄など鮮明色の要望が大きい。そのため、耐光
性を無視して、螢光染料および螢光を有する鮮明染料を
使用しているのが実情である。またインナーウェア、運
動靴は従来より螢光染料を使用した白物が中心であり、
その耐光性不良も問題であった。
用途は強度的性質、柔軟性などの物理的性質の要望もさ
ることながら、ファッション指向の高まる中で、色彩に
関する要望が特に強くなってぎている。ポリアミドt4
!i維染色物の色彩は、ポリエステル繊維などにくらべ
優れているが、染色物の耐光性が劣ることが指摘されて
いる。特に螢光染料および螢光を有する鮮明染料は、茗
しく耐光性が不良であり問題があった。特にプリント品
では、花柄など鮮明色の要望が大きい。そのため、耐光
性を無視して、螢光染料および螢光を有する鮮明染料を
使用しているのが実情である。またインナーウェア、運
動靴は従来より螢光染料を使用した白物が中心であり、
その耐光性不良も問題であった。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、ポリアミド繊維の螢光染料または/および螢
光を有する鮮明染料染色物の耐光性が著しく劣るため、
その耐光性を向上する染色方法を提供することを目的と
する。
光を有する鮮明染料染色物の耐光性が著しく劣るため、
その耐光性を向上する染色方法を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段]
螢光染料でポリアミド系gitIiを染色するに際し、
ポリアミド系繊維として、テレフタル酸または/および
イソフタル酸を主鎖中に5〜30モル%含み、且つ末端
アミノ基量が3〜10X10−5モル/g41i1のも
のを用いることを特徴とする螢光染料によるポリアミド
系繊維の染色方法。
ポリアミド系繊維として、テレフタル酸または/および
イソフタル酸を主鎖中に5〜30モル%含み、且つ末端
アミノ基量が3〜10X10−5モル/g41i1のも
のを用いることを特徴とする螢光染料によるポリアミド
系繊維の染色方法。
本発明で言うポリアミドmHとは、テレフタル酸または
/およびイソフタル酸を主鎖中に含むポリアミド系共重
合体である。
/およびイソフタル酸を主鎖中に含むポリアミド系共重
合体である。
すなわら、ナイロン6・6とポリへキサメチレンテレフ
タルアミド(6−T) 、ナイロン6・6とポリへキサ
メチレンイソフタルアミド(6−1)、およびナイロン
6・6、ポリへキサメチレンテレフタルアミド(6−T
)とポリへキサメチレンイソフタルアミド(6−I)の
3元共重合体があげられる。ポリヘキリーメチレンテレ
フタルアミド(6−T)は、高融点であるため重合紡糸
工程に難点があったが、ナイロン6・6との共重合によ
り溶融紡糸が可能となり、この共重合体が熱加工性にす
ぐれ、初期引張り抵抗度が高く、寸法安定性やセット性
にすぐれていること、例えば、特公昭55−41335
などで公知である。またナイロン6・6とポリへキサメ
チレンイソフタル、アミド(6−1)、およびナイロン
6・6、ポリへキサメチレンテレフタルアミド(6−T
)とポリへキサメチレンイソフタルアミド(6−I)の
3元共重合体は、熱収縮性の高い非結晶のポリアミド系
m維として、例えば、特公昭55−41335、特開昭
52−132150、特開昭55−116815などで
公知である。さらに、該ポリマーが耐塩素性に優れてい
ることを特開昭57−42910で提案してきた。本発
明は螢光染料の耐光性向上方法を開発するにあたり、各
種合成繊維の耐光性レベルを比較検討したところ、ポリ
アクリロニトリルおよびポリエチレンテレフタレート繊
維がポリアミド繊維より優れていることを見い出した。
タルアミド(6−T) 、ナイロン6・6とポリへキサ
メチレンイソフタルアミド(6−1)、およびナイロン
6・6、ポリへキサメチレンテレフタルアミド(6−T
)とポリへキサメチレンイソフタルアミド(6−I)の
3元共重合体があげられる。ポリヘキリーメチレンテレ
フタルアミド(6−T)は、高融点であるため重合紡糸
工程に難点があったが、ナイロン6・6との共重合によ
り溶融紡糸が可能となり、この共重合体が熱加工性にす
ぐれ、初期引張り抵抗度が高く、寸法安定性やセット性
にすぐれていること、例えば、特公昭55−41335
などで公知である。またナイロン6・6とポリへキサメ
チレンイソフタル、アミド(6−1)、およびナイロン
6・6、ポリへキサメチレンテレフタルアミド(6−T
)とポリへキサメチレンイソフタルアミド(6−I)の
3元共重合体は、熱収縮性の高い非結晶のポリアミド系
m維として、例えば、特公昭55−41335、特開昭
52−132150、特開昭55−116815などで
公知である。さらに、該ポリマーが耐塩素性に優れてい
ることを特開昭57−42910で提案してきた。本発
明は螢光染料の耐光性向上方法を開発するにあたり、各
種合成繊維の耐光性レベルを比較検討したところ、ポリ
アクリロニトリルおよびポリエチレンテレフタレート繊
維がポリアミド繊維より優れていることを見い出した。
本発明者らはこのポリエチレンテレフタレート1!雑の
耐光性の良さに着眼し、ポリアミド系繊維の特長を保持
したまま、耐光性を改善する方法についてVAN、検討
した。ポリエチレンテレフタレート1!雑の耐光性の良
好な理由は明らかでないが、日光照射により励起状態に
なった電子が主鎖中のベンゼン環によって安定化される
ためと推定される。さらに、テレフタル酸または/およ
びイソフタル酸と共重合するポリアミド系繊維としては
ナイロン6・6があげられる。ナイロン6はナイロン6
・6にくらべ、耐光性の向上効果が少なく、また湿潤状
態での寸法安定性などの面で劣るため不適であり、ナイ
ロン12などのポリアミドも原料供給などの面から制約
が大きく一般的ではない。
耐光性の良さに着眼し、ポリアミド系繊維の特長を保持
したまま、耐光性を改善する方法についてVAN、検討
した。ポリエチレンテレフタレート1!雑の耐光性の良
好な理由は明らかでないが、日光照射により励起状態に
なった電子が主鎖中のベンゼン環によって安定化される
ためと推定される。さらに、テレフタル酸または/およ
びイソフタル酸と共重合するポリアミド系繊維としては
ナイロン6・6があげられる。ナイロン6はナイロン6
・6にくらべ、耐光性の向上効果が少なく、また湿潤状
態での寸法安定性などの面で劣るため不適であり、ナイ
ロン12などのポリアミドも原料供給などの面から制約
が大きく一般的ではない。
従って、ポリアミドの耐光性を大幅に向上させるために
は、電子の非極在化効果の大きなベンゼン環をナイロン
6・6セグメントの主鎖中に導入し、且つ導入したベン
ゼン環を染料の染着する非結晶領域に有効に配置させる
必要がある。このような状態でベンゼン環が有効に配置
されると、光照射により励起状態になった染料分子のエ
ネルギーを吸収、拡散せしめ、染料分子をずみやかに安
定な状態へ戻すことができるため、染料の退色が大幅に
抑制されるのである。このようにベンゼン環を有するポ
リアミド系繊維の染料の光退色抑制効果は、テレフタル
酸または/およびイソフタル酸が側鎖に存在していても
、またブレンドによ?てポリアミド中に塊状でランダム
に配置されていても発現しない。テレフタル酸または/
およびイソフタル酸の好ましい共正合苗は5〜30モル
%であり、5モル%未満では耐光性向上効果がなく、3
0モル%を越えると副系性が不良になり、潤色が出にく
いなど染色性の面でも問題となる。特に好ましくは10
〜15モル%である。また、好ましい末端アミノa量は
3〜1oxio−sモル/g繊維であり、3X10−S
モル/9繊維未満では濃色が出にくく、10X10−S
モル/g繊維を越えると重合不良となり問題となる。特
に好ましくは4〜7X10−Sモル/q繊維である。本
発明で言う螢光染料とは染r4母核構造がスチルベン系
、ナフタルイミド系、ピラゾリン系、クマリン系、オキ
サゾール系、トリフェニルメタン系、キサンチン系など
の螢光を有する鮮明染料であり、たとえばJIS L−
0842で規定する「カーボン・アーク灯光に対する染
色堅牢度試験法」で耐光性を1級以上向上せしめ得る特
徴を有する。
は、電子の非極在化効果の大きなベンゼン環をナイロン
6・6セグメントの主鎖中に導入し、且つ導入したベン
ゼン環を染料の染着する非結晶領域に有効に配置させる
必要がある。このような状態でベンゼン環が有効に配置
されると、光照射により励起状態になった染料分子のエ
ネルギーを吸収、拡散せしめ、染料分子をずみやかに安
定な状態へ戻すことができるため、染料の退色が大幅に
抑制されるのである。このようにベンゼン環を有するポ
リアミド系繊維の染料の光退色抑制効果は、テレフタル
酸または/およびイソフタル酸が側鎖に存在していても
、またブレンドによ?てポリアミド中に塊状でランダム
に配置されていても発現しない。テレフタル酸または/
およびイソフタル酸の好ましい共正合苗は5〜30モル
%であり、5モル%未満では耐光性向上効果がなく、3
0モル%を越えると副系性が不良になり、潤色が出にく
いなど染色性の面でも問題となる。特に好ましくは10
〜15モル%である。また、好ましい末端アミノa量は
3〜1oxio−sモル/g繊維であり、3X10−S
モル/9繊維未満では濃色が出にくく、10X10−S
モル/g繊維を越えると重合不良となり問題となる。特
に好ましくは4〜7X10−Sモル/q繊維である。本
発明で言う螢光染料とは染r4母核構造がスチルベン系
、ナフタルイミド系、ピラゾリン系、クマリン系、オキ
サゾール系、トリフェニルメタン系、キサンチン系など
の螢光を有する鮮明染料であり、たとえばJIS L−
0842で規定する「カーボン・アーク灯光に対する染
色堅牢度試験法」で耐光性を1級以上向上せしめ得る特
徴を有する。
以下の実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
[実施例]
実施例1
ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸のナイロンyt、
7oモル%とへキサメチレンジアミンとテレフタル酸の
ナイロン塩30モル%の混合物から通常の溶融重合法に
より、ナイロン6・6と6−T共重合体を合成した。重
合度(1%濃度、濃硫酸中での相対粘度)は2.45、
末端アミノ13fiは5.2X10〜5モル/Cl、融
点278℃であった。通常の溶融紡糸、熱延伸により7
0デニール24フイラメントの丸断面糸を得た。次いで
220℃で仮ヨリした後、28ゲージのインターロック
を作成した。比較試料として、表1に示すナイロン6・
6と6−T共重合体の組成比変更量、ナイロン6・6お
よびナイロン6からなる同一11度構成の仮ヨリ糸を用
意した。
7oモル%とへキサメチレンジアミンとテレフタル酸の
ナイロン塩30モル%の混合物から通常の溶融重合法に
より、ナイロン6・6と6−T共重合体を合成した。重
合度(1%濃度、濃硫酸中での相対粘度)は2.45、
末端アミノ13fiは5.2X10〜5モル/Cl、融
点278℃であった。通常の溶融紡糸、熱延伸により7
0デニール24フイラメントの丸断面糸を得た。次いで
220℃で仮ヨリした後、28ゲージのインターロック
を作成した。比較試料として、表1に示すナイロン6・
6と6−T共重合体の組成比変更量、ナイロン6・6お
よびナイロン6からなる同一11度構成の仮ヨリ糸を用
意した。
表1
表中、融点はDSCC(示差熱ω計)により測定し、窒
素空気中で昇温速度10℃/分で吸熱ピークの終了温度
を表わす。
素空気中で昇温速度10℃/分で吸熱ピークの終了温度
を表わす。
編成品を通常の方法でリラックス・精練、中間セットし
た後、下記条件でプリントした。
た後、下記条件でプリントした。
(1) 印捺
K ayaku A aid Rhodamine
F B(日本化薬社製) 2% 元糊 60%ソルビトー
ゼC−5(Avebe社製)2.5%とアルギン酸ソー
ダ3%の配合品 尿素 5%酒石酸アンモニ
ウム 1%グリソルブ AOX (可成化学会社製) 2% 水
30%合計 100%(2)蒸
熱処理 100℃X30分 (3) 水洗 室mX5分 (4) ソーピング サンデッドG−29(三洋化成社製)1Q/α60℃×
20分 (5) 水洗 室温×5分 これらプリント品の耐光堅牢度(Jts L−084
2rカーボン・アーク灯光に対する染色堅牢度試験方法
)を測定したところ、表2のような結果を得た。
F B(日本化薬社製) 2% 元糊 60%ソルビトー
ゼC−5(Avebe社製)2.5%とアルギン酸ソー
ダ3%の配合品 尿素 5%酒石酸アンモニ
ウム 1%グリソルブ AOX (可成化学会社製) 2% 水
30%合計 100%(2)蒸
熱処理 100℃X30分 (3) 水洗 室mX5分 (4) ソーピング サンデッドG−29(三洋化成社製)1Q/α60℃×
20分 (5) 水洗 室温×5分 これらプリント品の耐光堅牢度(Jts L−084
2rカーボン・アーク灯光に対する染色堅牢度試験方法
)を測定したところ、表2のような結果を得た。
比較例2は耐光性はかなりよいが発色性が恕かつた。
実施例2
ナイロン6・680モル%、ポリへキサメチレンテレフ
タルアミド(6−T) 10モル%とポリへキサメチレ
ンイソフタルアミド(6−1)10モル%からなる3元
共重合体を合成した。該共重合体の重合度(1%a度、
濃硫酸中での相対粘度)は2.60、末端アミノ基量は
4.9XIQ−5モル/g、融点251℃であった。通
常の溶融紡糸、熱延伸により70デニール24フイラメ
ントの丸断面糸を得た後、筒編を作製した。比較例とし
て、重合度(1%濃度、!!硫酸中での相対粘度)が2
.61のナイロン680部と25℃におけるO−クロロ
フェノール中での極限粘度が0.65のポリエチレンテ
レフタレート20部をチップ状で混合し、特開昭54−
68412に開示された方法で溶融紡糸し、さらに通常
の方法で延伸し、70デニール24フイラメントの丸断
面糸を得た後、同様に筒編を作成した。比較例2゜比較
例3として、実施例1の比較試料として用いたナイロン
6・6およびナイロン6の70デニール24フイラメン
ト糸からなる筒編を用意した。
タルアミド(6−T) 10モル%とポリへキサメチレ
ンイソフタルアミド(6−1)10モル%からなる3元
共重合体を合成した。該共重合体の重合度(1%a度、
濃硫酸中での相対粘度)は2.60、末端アミノ基量は
4.9XIQ−5モル/g、融点251℃であった。通
常の溶融紡糸、熱延伸により70デニール24フイラメ
ントの丸断面糸を得た後、筒編を作製した。比較例とし
て、重合度(1%濃度、!!硫酸中での相対粘度)が2
.61のナイロン680部と25℃におけるO−クロロ
フェノール中での極限粘度が0.65のポリエチレンテ
レフタレート20部をチップ状で混合し、特開昭54−
68412に開示された方法で溶融紡糸し、さらに通常
の方法で延伸し、70デニール24フイラメントの丸断
面糸を得た後、同様に筒編を作成した。比較例2゜比較
例3として、実施例1の比較試料として用いたナイロン
6・6およびナイロン6の70デニール24フイラメン
ト糸からなる筒編を用意した。
これら筒編品を通常の方法で精練した後、111umi
narl B G F (昭和化工社製螢光染料)1
゜5%owf 98℃/60分染色し、耐光堅牢度を
実施例1と同一の方法で測定した。結果を表3に示す。
narl B G F (昭和化工社製螢光染料)1
゜5%owf 98℃/60分染色し、耐光堅牢度を
実施例1と同一の方法で測定した。結果を表3に示す。
表3
主鎖中にベンゼン環を有する本発明品は2級とずぐれて
いるのに対して、ベンゼン環が主鎖中に存在しない比較
例1は、ナイロン6・6(比較例2)、ナイロン6(比
較例3)と同様1級と全く効果がなかった。
いるのに対して、ベンゼン環が主鎖中に存在しない比較
例1は、ナイロン6・6(比較例2)、ナイロン6(比
較例3)と同様1級と全く効果がなかった。
実施例3
ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸のナイロン[80
モル%とへキサメチレンジアミンとイソフタル酸のナイ
ロン塩20モル%の混合物から通 常の溶融重合法によ
り、ナイロン6・6.6−1共重合体を合成した。重合
度(1%81度、濃硫酸中での相対粘度)は3.02、
末端アミノ基量は4.9X10−5モル/Qであった。
モル%とへキサメチレンジアミンとイソフタル酸のナイ
ロン塩20モル%の混合物から通 常の溶融重合法によ
り、ナイロン6・6.6−1共重合体を合成した。重合
度(1%81度、濃硫酸中での相対粘度)は3.02、
末端アミノ基量は4.9X10−5モル/Qであった。
通常の溶融紡糸、熱延伸により70デニール24フイラ
メントの丸断面糸を得た後、28ゲージのインターロッ
クを編成した。比較試料として同一組成からなり、末端
アミノ基量が2.5X10− Sモル/gからなる同−
繊度糸使いのインターロックを用意した。また同一組成
からなり、末端アミノ基量が11.2の共重合体を試み
たが、重合不良であった。また比較試料として、実施例
1の比較試料として用いたナイロン6・6およびナイロ
ン6の70デニール24フイラレント糸からなるインタ
ーロックを用意した。これら編成品を通常の方法でリラ
ックス・精練、中間セットした後、K ayakuAc
id 8rill Flavin FF(日本化
薬社製)2%owf 98℃/60分染色した。耐光
堅牢度を実施例1と同一方法で測定した。v5果を表4
に示す。
メントの丸断面糸を得た後、28ゲージのインターロッ
クを編成した。比較試料として同一組成からなり、末端
アミノ基量が2.5X10− Sモル/gからなる同−
繊度糸使いのインターロックを用意した。また同一組成
からなり、末端アミノ基量が11.2の共重合体を試み
たが、重合不良であった。また比較試料として、実施例
1の比較試料として用いたナイロン6・6およびナイロ
ン6の70デニール24フイラレント糸からなるインタ
ーロックを用意した。これら編成品を通常の方法でリラ
ックス・精練、中間セットした後、K ayakuAc
id 8rill Flavin FF(日本化
薬社製)2%owf 98℃/60分染色した。耐光
堅牢度を実施例1と同一方法で測定した。v5果を表4
に示す。
表4
本発明と同じ6・6/6−1共重合体でも末端アミノ基
量の少ない比較例1では本発明にくらべ半分程度の濃度
しか得られなかった。
量の少ない比較例1では本発明にくらべ半分程度の濃度
しか得られなかった。
[発明の効果]
本発明により、螢光染料または/および螢光を有する鮮
明染料の耐光性を1級以上改善することができるため、
水着、スキーウェア、レオタードなどファツション性の
要求の高い分野での色相範囲の広い製品作りが可能とな
る。さらに、インナーウェアなど白物中心の分野での耐
光性が高められる。
明染料の耐光性を1級以上改善することができるため、
水着、スキーウェア、レオタードなどファツション性の
要求の高い分野での色相範囲の広い製品作りが可能とな
る。さらに、インナーウェアなど白物中心の分野での耐
光性が高められる。
Claims (1)
- (1)螢光染料でポリアミド系繊維を染色するに際し、
ポリアミド系繊維として、テレフタル酸または/および
イソフタル酸を主鎖中に5〜30モル%含み、且つ末端
アミノ基量が3〜10×10^−^5モル/g繊維のも
のを用いることを特徴とする螢光染料によるポリアミド
系繊維の染色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59178441A JPS6163785A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 螢光染料によるポリアミド系繊維の染色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59178441A JPS6163785A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 螢光染料によるポリアミド系繊維の染色方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163785A true JPS6163785A (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=16048572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59178441A Pending JPS6163785A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 螢光染料によるポリアミド系繊維の染色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6163785A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5391703A (en) * | 1990-11-20 | 1995-02-21 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polyamide pigment dispersion |
US5422420A (en) * | 1990-11-20 | 1995-06-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Terpolyamides and multipolyamides containing amide units of 2-methylpentamethylenediamine and products prepared therefrom |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP59178441A patent/JPS6163785A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5391703A (en) * | 1990-11-20 | 1995-02-21 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polyamide pigment dispersion |
US5422420A (en) * | 1990-11-20 | 1995-06-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Terpolyamides and multipolyamides containing amide units of 2-methylpentamethylenediamine and products prepared therefrom |
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