JPS6163682A - 新規テトラヒドロ‐β‐カルボリン誘導体及びその製法 - Google Patents

新規テトラヒドロ‐β‐カルボリン誘導体及びその製法

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JPS6163682A
JPS6163682A JP17999185A JP17999185A JPS6163682A JP S6163682 A JPS6163682 A JP S6163682A JP 17999185 A JP17999185 A JP 17999185A JP 17999185 A JP17999185 A JP 17999185A JP S6163682 A JPS6163682 A JP S6163682A
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JP
Japan
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formula
compound
general formula
hydrogen atom
tetrahydro
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Pending
Application number
JP17999185A
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English (en)
Inventor
Ikuo Iijima
飯島 郁夫
Yutaka Saiga
雑賀 豊
Riichi Miyagishima
宮城島 利一
Yuzo Matsuoka
松岡 雄三
Mamoru Matsumoto
守 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規テトラヒドロ−β−カルボリン誘導体及び
その製法に関する。
(従来技術) 肝臓は解毒作用、糖質代謝、脂質代謝、タンパク質代謝
、胆汁の生成及び分泌、血液凝固因子の生成、ホルモン
調節作用、脂肪、グリコーゲン。
タンパク質、ビタミン等の各種生体(+が成要素の貯蔵
など1種々の機能を有している。しかし、これらの機能
もウィルス、薬物、毒物、アルコール。
栄養不良、肝循環系障害、胆管閉塞等の原因により急性
的あるいは慢性的に障害を受け、ウィルス性肝炎、薬物
中毒性肝炎、アルコール性肝炎、うっ血性肝炎、胆汁う
っ血による肝障害、脂肪肝。
黄度、肝硬変などの肝疾患症状として現れる。従来、上
記の如き肝疾患症状の治療剤としては1例えば、グルタ
チオン、チオプロニン、グリチルリチン等が知られてい
る。
(発明の目的) 本発明の目的は各種肝障害に対し優れた治療・軽減作用
又は保護作用を有する新規テトラヒドロ−β−カルボリ
ン誘導体及びその製法を提供することにある。
(発明の構成及び効果) 本発明の化合物は、一般式 %式% (但し 1171は水素原子又は低級アルカノイル基を
表しR2は水素原子又は低級アルキル基を表しR3及び
R4は共に水素原子を表すか又は両者が一緒になってオ
キソ基を形成していることを表し、Aはイオウ原子又は
酸素原子を表す、) で示される新規テトラヒドロ−β−カルボリン誘導体で
ある。
一般式(I)で示されるテトラヒドロ−β−カルボリン
誘導体は、肝障害に対し優れた治療・軽減作用並びに保
護作用を有し、肝疾患の治療・予防剤として有用である
本発明の化合物の例としては1例えば一般式(1)にお
いてR1が水素原子、又はアセチル基。
プロピオニル基、ブチリル基等の低級アルカノイル基で
あり R2が水素原子、又はメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等の低級アルキル基であり R3及び
R4が共に水素原子であるか又はR3とR4が一緒にな
ってオキソ基を形成しており、Aがイオウ原子又は酸素
原子である化合物があげられる。
これらのうち好ましい化合物としては、一般式(I)に
おいてR1が水素原子又はアセチル基であり。
R2が水素原子又はメチル基であり R3及びR4が共
に水素原子であるか又はR3とR4が一緒になってオキ
ソ基を形成しており、Aがイオウ原子又は酸素原子であ
る化合物があげられる。
尚1本発明の化合物のうち、一般式(1)においてR2
が低級アルキル基である化合物には、2種の光学異性体
が存在するが1本発明の化合物(1)はこれらの光学異
性体及びそれらの混合物をいずれも含むものである。
本発明によれば3目的化合物(I)は、下記(^)〜(
c)法により製することができる。
(A法) 一般式(1)において、八が酸素原子である化合物、即
ち一般式 (但しHJJ:l及びR4は前記と同一意味を有する。
) で示される化合物は、一般式 (但し、2%はエステル残基を表し R2,R:l及び
R。
は前記と同一意味を有する。) で示される化合物を塩基で処理して、一般式3R4 S (但しpZ、R3及びR″は前記と同一意味を有する。
)で示される化合物を表し、所望により該化合物(1−
a)を塩基の存在下、一般式 %式%([) (但し R6は低級アルカノイル基を表し、Xはハロゲ
ン原子を表す。) で示される化合物と反応させることにより製することが
できる。
(B法) 一+:y式(1)において、^がイオウ原子であり。
R:l及びR4が一緒になってオキソ基を形成している
化合物、即ち一般式 %式% (但しR1及びR2は前記と同一意味を有する。)で示
される化合物は、一般式 (但しR?は水素原子又は低級アルキル基を表し。
R2は前記と同一意味を有する。) で示、される化合物を塩基の存在下、二硫化炭素と反応
させ、ついで生成物を酸処理して、一般式〇 (但し R2は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物を製し、所望により該化合物(I−b)を塩基の
存在下、一般式 %式%) (但しR6及びXは前記と同一意味を有する。)で示さ
れる化合物と反応させることにより製することができる
(C法) 一般式(1)において、八がイオウ原子であり。
R3及びR“が共に水素原子である化合物、即ち一般式 (但しR1及びR2は前記と同一意味を有する。)で示
される化合物は、一般式 (但しR2は前記と同一意味を有する。)で示される化
合物を塩基の存在下、二硫化炭素と反応させ、生成物を
酸処理して、一般式(但し RZは前記と同一意味を有
する。)で示される化合物を製し、所望により該化合物
(1−c)を塩基の存在下、一般式 %式%() (但しR6及びXは前記と同一意味を有する。)で示さ
れる化合物と反応させることにより製することができる
以下2本発明方法を詳細に説明する。
(A法) カルボジチオ酸化合物(II)と塩基との反応は適当な
溶媒中実施することができる。カルボンチオ酸化合物(
n)としては、一般式(II)においてR″が1例えば
メチル基、4−クロロヘンシル基。
4−ニトロヘンシル基等のエステル残基である化合物が
あげられる。塩基としては1例えば水酸化アルカリ金属
(例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等)或い
は水素化アルカリ金属(例えば、水素化カリウム、水素
化ナトリウム等)等があげられる。塩基の使用量は、カ
ルボジチオ酸化合物(■)1モルに対し通常2〜10モ
ル量であるのが好ましい。溶媒としては9例えばメタノ
ール。
エタノール、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアル
デヒド、ジメチルスルホキシドもしくはそれらと水との
混合溶媒、或いは水等が用いられる。本反応は0〜70
℃で好適に実施することができる。
上記反応で得られる4環系化合物(1−a)とアシル化
剤(■)との反応は溶媒中塩基の存在下に実施すること
ができる。アシル化剤(II[)としてコよ、一般式(
I[I)において、Xがフッ素原子。
塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子の如きハロゲン原子で
ある化合物があげられる。アシル化剤(III)の使用
量は、4環系化合物(I−a)1モルに対して、通常1
〜5モル量であるのが好ましい。使用される塩基として
は1例えば、水酸化アルカリ金属(例えば、水酸化カリ
ウム、水酸化ナトリウム等)或いは水素化アルカリ金属
(例えば、水素化カリウム、水素化ナトリウム等)等が
あげられる。
塩基の使用量は、4環系化合物(1−a)1モルに対し
て1通常1〜5モル量であるのが好ましい。
溶媒としては9例えばテトラヒドロフラン、ジメチルホ
ルムアルデヒド、ジメチルスルホキシド等があげられる
。本反応は0〜50℃で実施するのが好ましい。
(8法)及び(C法) β−カルボリン−3−カルボン酸化合物(IV)又は3
−ヒドロキシメチル−β−カルボリン化合物(V)と二
硫化炭素との反応は溶媒中塩基の存在下に実施すること
ができる。塩基としては1例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水素化ナトリウム等の如き無機塩基或い
はトリエチルアミン、N−メチルモルホリン等の如き有
機塩基があげられる。塩基及び二硫化炭素の使用量は、
化合物(IV)又は(■)1モルに対して、いずれも1
〜5モル量であるのが好ましい。溶媒としては1例えば
メタノール、エタノール、ジメチルスルホキシド、ジメ
チルホルムアミド、テトラヒドロフランもしくはそれら
と水との混合溶媒、或いは水等があげられる。上記反応
は10〜50”Cで実施するのが好ましい。
かくして得られる反応生成物の酸処理は、常法により溶
媒中実施することができる。酸としては、例えば塩酸、
臭化水素酸、硫酸等があげられる。溶媒としては1例え
ばメタノール、エタノール、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルホルムアミド。
テトラヒドロフランもしくはそれらと水との混合溶媒、
或いは水等があげられる。本反応は10〜5゜°Cで実
施するのが好ましい。
かくして得られる4環系化合物(1−b)又は(I−c
)とアシル化剤(1)との反応は、A法におけるlt環
系化合物(1−a)のアシル化反応と同様の方法で実施
することができる。
尚、原料化合物(n)、 (rV)(R7・低級アルキ
ル基)及び(V)は1例えば下記反応式で示される方法
により製することができる。
(IV−b)                  (
V)+1 (n−b) (但し R11は低級アルキル基を表しHJS及びXは
前記と同一意味を有する。) 3−ヒドロキシメチル−β−カルボリン化合物(V)は
1例えばβ−カルボリン−3−カルホン酸エステル化合
物(rV−b)を溶媒中水素化アルミニウムリチウム又
は水素化ホウ素ナトリウムて0〜100℃にて還元する
ことにより製することかできる。
一方、β−カルボリンー2−カルボジチオ酸化合物(I
I −a)又は(II−b)は1例えばβ−カルボリン
−3−カルボン酸化合物(IV−a)又は3−ヒドロキ
シメチルーβ−かルボリン化合物(V)と二硫化炭素及
びハロゲン化合物(Vl)とを溶媒中塩基の存在下、0
〜50℃で反応させることにより製することができる。
β−カルボリン−3−カルボン酸エステル化合物(IV
−b)は9例えばジャーナル・オブ・メディシナル・ケ
ミストリー(J、Med、Chem、、)、 16.5
60(1973)及び同、益、 1081 (1982
)記載の方法に準じてβ−カルボリン−3−カルボン酸
化合物(IV−a)と低級アルカノールとを反応さぜる
こにより製することができる。
中毒性肝障害、肝炎あるいは脂肪肝は種々の要因により
発病するが、その主な病変としては、肝細胞壊死3間葉
系反応及び脂質の貯留があげられる。壊死の特徴は、そ
の要因により異なるが、小葉中心性壊死、小葉周辺性壊
死及び小葉散在性壊死に分けることができる。実験的に
は、四塩化炭素投与により小葉中心性壊死が引き起こさ
れ、又その肝障害の程度は肝重量の測定及び肝臓の肉眼
的観察によって知ることができる。
一方、小葉周辺性壊死及び開票系反応に伴う小葉散在性
壊死は、それぞれアリルアルコール及びD−ガラクトサ
ミン投与により引き起こすことができ、それらの肝障害
の程度は血漿中のグルタミンクービルビノクートランス
アミナーセ(GPT)及びグルタミックーオキザロアセ
チノクートランンスアミナーゼ(G OT)活性を測定
することにより知ることができる。
本発明の目的化合物(1)は種々の肝障害、特に小葉中
心性壊死に伴う肝障害、小葉周辺性壊死に伴う肝障害、
小葉散在性壊死及び開票系反応に伴う肝障害、脂肪肝、
薬物中毒性肝障害、うっ血性肝炎等の治療、軽減及び予
防に優れた効果を発揮する。従って本発明の目的化合物
(1)は2人を含む動物の肝障害の治療・予防薬として
有用であり1例えばウィルス性肝炎、薬物中毒性肝障害
、アルコール性肝炎、脂肪肝、黄度、更にはそれらの終
末像である肝硬変の治療或いは予防に使用することがで
きる。
本発明の目的化合物(I)を医薬として使用する場合、
経口的にも非経口的(例えば静脈、筋肉或いは皮下注射
等)にも投与することができる。
目的化合物(1)の投与量は患者の年齢1体重、状態或
いは疾患の程度などにより異なるが2通常1日当たりの
投与量は0.01〜250■/kg、好ましくは0.1
・、50 +rq / kgである。特に本発明の目的
化合物(1)を経口的に投与する場合は、その投与量は
1日当たり0.1〜250 mg/kg、とりわけ0.
5〜50mH/Kgであるのが好ましい。
更に本発明の目的化合物(1)は1通常の経口又は非経
口投与に適した賦形剤との混合物の形で用いることもで
きる。このような賦形剤としては、例えばゼラチン、ラ
クトース、グルコース、塩化ナトリウム、デンプン、ス
テアリン酸マグネシウム、タルク、植物油などを挙げる
ことができる。又、剤型としては錠剤、糖衣錠、丸剤、
カプセル剤、粉末剤等の固形剤あるいは溶液、懸濁液。
乳濁液等の液剤であってもよい。これらの製剤は殺菌し
、更には安定化剤、湿潤化剤、乳化剤等の補助剤を含む
ものであってもよい。
尚1本明細書中、“低級アルキル基”及び“低級アルカ
ノイル基”はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、炭素
数2〜4のアルカノイル基を意味する。
゛実施例1 (3R)−3−ヒドロキシメチル−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−β−カルボリン−2−カルボジチオ酸・4
−クロロベンジルエステル0.60g ヲメタノール2
0−に溶解し、水酸化ナトリウム0.16gを加え、4
時間室温で攪拌する。ついで1反応液から溶媒を留去し
、残渣を酢酸エチルで抽出後、抽出液を水で洗浄し、乾
燥後、溶媒を留去する。残渣をアセトンから再結晶する
ことにより、(11aR)  5,6.11.11a−
テトラヒドロ−LH,38−オキサゾロ(3’、4’:
1゜6〕ピリド(3,4−b)インドール−3−千オン
0.317gを無色針状晶として得る。収率:87zi
l、p、  249〜252°C 〔α)   +238.9°(C= 0.2.メタノー
ル)>1ass  (m/e):  244(M’  
)実施例2 (3S)  3−ヒドロキシメチル−1,2,3,4−
テトラヒドロ−β−カルボリン−2−カルボジチオ酸・
4−クロロヘンシルエステル0.6g、メタノール20
社及び水酸化ナトリウム0.16gを実施例1と同様に
処理することにより、(11aS)  5,6,11.
lla −テトラヒドロ−LH,311−オキサゾロ(
3’ 、4’ :i、6〕ピリド 〔3,4−b〕イン
ドール−3−千オン0゜310gを無色針状晶として得
る。収率:85″AM、9.248〜250℃ 口αF   −242,1°(C= 0.2.メタノー
ル)実施例3 60χ水素化ナトリウムL76g”a−テトラヒドロフ
ラン20−に?A濁し、 (3S)−3−ヒドロキシメ
チル−1,2,3,4−テトラヒドロ−β−カルボリン
−2−カルボジチオ酸メチルエステル5.85gのテト
ラヒドロフラン2〇−溶液を5〜lO℃で滴下した後。
ジメトキシエタン30−を加え、2時間室温で攪拌する
。該混合液に、更にアセチルクロリド3.45gのテト
ラヒドロフランl〇−溶液を滴下し、2時間室温で攪拌
する。反応後、溶媒を留去し、残金を酢酸エチルgこ溶
解する。該溶液を水で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する
。残金をメタノールから再結晶することにより、 (1
1aS) −6−アセチル−5,6,11,1la−テ
トラヒドロ−LH,311−オキサゾロ(3’ 、 4
’:1.6 )ピリド(3,4−b )インドール−3
−チオン3.50gを無色針状晶として得る。収率二6
L!門、ρ、255°C(分解) NMR(DMSO−d7.δ):2.77(s、3H’
、 −COCII:l)Mass  (m/s):  
286(M’  )実施例4 (3S) −3−ヒドロキシメチル−1,2,3,4−
テトラヒドロ−β−カルボリン4.05gをジメチルス
ルホキシトロ0績に4’3.7コした後1水6m1)、
IN水酸化ナトリウム水溶液20.28 、[)及び二
硫化炭素1.21−をlti下する。該混合液を30分
間室温で攪拌し、ついでIN塩a19.47−を1時間
かけて滴下した後、水400−を加える。結晶性残香を
ろ取し、水で洗浄後、乾燥する。残金をシリカゲルクロ
マトグラフィー(ン容媒:n−ヘキサン:酢酸エチル−
2:1)で精製し、酢酸エチルから再結晶することによ
り。
(11aS)  5,6,11.11a−テトラヒドロ
−11L31(−チアゾロ(3’、 4’: l 、 
6 )ピリド〔3,4−b )インドール−3−チオン
1.02gを無色リン片状品として得る。収率:23z ご、p、 258〜260’C(分解)NMR(CDC
l2   DMSO−d6.δ):Mass  (m/
e):  260  (M”  )実施例5 (3R3) −3−メチル−1,2,3,4−テトラヒ
ドロ−β−カルボリン−3−カルボン酸メチルエステル
・塩酸塩1’、12gをジメチルスルホキシド16−に
溶解、シ、水4−.トリエチルアミン1.34−及び二
硫化炭素0.29−を加えて室温で4.5時間撹拌する
。該混合液に水を加え、5χ塩酸で液性を酸性にした後
酢酸エチルで抽出する。抽出液を5χ炭酸水素ナトリウ
ム水溶液及び水で順次洗浄し1乾燥した後。
溶媒を留去する。残金を酢酸エチル・n−ヘキサンl昆
液から再結晶することにより、 (11aR5) −5
,6゜11、1la−テトラヒドロ−11a−メチル−
IH,311−チアゾロ(3’ 、=1’ ;1,6)
ピリド(3,4−b)イント−ルー3−チオキソ−1−
オン0.60gを無色針状晶として得る。収率:44χ ?1.p、 219〜223℃ NMR(CDCl2   D門5O−d6.δ):1.
60(S、311.−CL) Mass (m/e): 288(M” )参考例1 (3S)−3−ヒドロキメチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−β−カルポリンンを70χエタノールに?容
解し、 2N水酸化ナトリウム水溶液を滴下した後、二
硫化炭素を加え、室温で撹拌する。ついで、4−クロロ
ヘンシルクロリドを加え、室温で撹拌する。
反応後、?8媒を留去し、残香を酢酸エチルに溶解する
。溶液を洗浄・乾燥後、溶媒を留去する。残香を精製し
、酢酸エチル・n−ヘキサン混液から再結晶することに
より、(3s)  −3−ヒドロキシメチル−L2,3
.4−テトラヒドロ−β−カルボリン−2−カルボジチ
オ酸・4−クロロヘンシルエステルを無色針状晶として
得る。
M、p、 175〜176℃ 〔α)  +911.4°(C= 1.0.  メタノ
ール)参考例2 (3R)−3−ヒドロキシメチル−1,2,3,4−テ
トラヒドロ−β−カルボリン、二硫化炭素及び4−クロ
ロヘンシルクロリドを参考例1と同様に処理することに
より、(3R)−3−ヒドロキメチル−1,2,3゜4
−テトラヒドロ−β−カルボリン−2−カルボジチオ酸
・4−クロロヘンシルエステルを白色粉末として得る。
〔α]   −111,8°(C= 1.0.  メタ
ノール)参考例3 (3S)−3−ヒドロキメチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロ−β−カルボリンをメタノールと水との混液に
溶解し、トリエチルアミン及び二硫化炭素を加え、20
℃で撹拌忰する。ついで、ヨウ化メチルを浦下し、20
〜25℃で攪拌する。反応後、溶媒を留去する。残香を
酢酸エチルに溶解し、洗浄後、溶媒を留去する。残香を
含水エタノールから再結晶することにより、(3S)−
3−ヒドロキメチル−1,2,3,4=テトラヒドロ−
β−カルボリン−2−カルボジチオ酸メチルエステルを
無色針状晶として得る。
ン1.p、 114〜116℃ 〔α)  +159.0’(C・1.O,メタノール)
参考例4 1)L−1−リプトファンメチルエステル・塩酸塩をメ
タノールに溶解し、35χホルマリンを加え、室温で撹
拌する。反応後、/8媒を留去し、残香をメタノールか
ら再結晶することにより、 (3S)−1,2,3゜4
−テトラヒドロ−β−カルボリン−3−カルボン酸メチ
ルエステル・塩酸塩を無色針状晶として得る。
M、p、 250〜253℃ (本孔の遊離塩基) M、p、 168〜170°C 〔α)   −64,3°(C・161.メタノール)
2)本孔の遊離塩基、水素化ホウ素すI−’Jウム、エ
タノール及び水の混合物を室温で攪拌する。反応後、溶
媒を留去し、残香にメタノールを加え、室温で撹拌する
。反応液から溶媒を留去し+ 1A査を水に溶解し、抽
出する。抽出液を洗浄、乾燥後。
溶媒を留去する。残香をエタノールから再結晶すること
により、 (3S)−3−ヒドロキシメチル−1゜2.
3.4−テトラヒドロ−β−カルボリンを無色針状晶と
して得る。
M、p、 191−193℃ 〔α)   −83,0’(C=1.0.  メタノー
ル)参考例5 α−メチルトリプトファンメチルエステルをメタノール
に溶解し、IN塩酸及び35χホルマリンを滴下し、6
0°C’7:攪拌する。反応後、/8媒を留去する。残
香をメタノールに溶解し、エーテルを加える。析出結晶
をろ取し、メタノール・エーテル混液から再結晶するこ
とにより、  (3R5)  −3−メチル−1,2,
3,4−テトラヒドロ−β−カルボリン−3−カルボン
酸メチルエステル・塩酸塩を無色針状晶とじて得る。
q、p、 225〜227℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1は水素原子又は低級アルカノイル基を表
    し、R^2は水素原子又は低級アルキル基を表し、R^
    3及びR^4は共に水素原子を表すか又は両者が一緒に
    なってオキソ基を形成していることを表し、Aはイオウ
    原子又は酸素原子を表す。) で示されるテトラヒドロ−β−カルボリン誘導体。 2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、R^2は水素原子又は低級アルキル基を表し、
    R^3及びR^4は共に水素原子を表すか又は両者が一
    緒になってオキソ基を形成していることを表し、R^5
    はエステル残基を表す。) で示される化合物を塩基で処理して、一般式▲数式、化
    学式、表等があります▼( I −a) (但し、R^2、R^3及びR^4は前記と同一意味を
    有する。) で示される化合物を製し、所望により該化合物( I −
    a)を塩基の存在下、一般式 R^6−X(III) (但し、R^6は低級アルカノイル基を表し、Xはハロ
    ゲン原子を表す。) で示される化合物と反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −i) (但し、R^1は水素原子又は低級アルカノイル基を表
    し、R^2、R^3及びR^4は前記と同一意味を有す
    る。) で示されるテトラヒドロ−β−カルボリン誘導体の製法
    。 3、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (但し、R^2及びR^7は水素原子又は低級アルキル
    基を表す。) で示される化合物を塩基の存在下、二硫化炭素と反応さ
    せ、ついで生成物を酸処理して、一般式▲数式、化学式
    、表等があります▼( I −b) (但し、R^2は前記と同一意味を有する。)で示され
    る化合物を製し、所望により該化合物( I −b)を塩
    基の存在下、一般式 R^6−X(III) (但し、R^6は低級アルカノイル基を表し、Xはハロ
    ゲン原子を表す。) で示される化合物と反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −ii) (但し、R^1は水素原子又は低級アルカノイル基を表
    し、R^2は前記と同一意味を有する。)で示されるテ
    トラヒドロ−β−カルボリン誘導体の製法。 4、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (但し、R^2は水素原子又は低級アルキル基を表す。 ) で示される化合物を塩基の存在下、二硫化炭素と反応さ
    せ、ついで生成物を酸処理して、一般式▲数式、化学式
    、表等があります▼( I −c) (但し、R^2は前記と同一意味を有する。)で示され
    る化合物を製し、所望により該化合物( I −c)を塩
    基の存在下、一般式 R^6−X(III) (但し、R^6は低級アルカノイル基を表し、Xはハロ
    ゲン原子を表す。) で示される化合物と反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −iii) (但し、R^1は水素原子又は低級アルキル基を表し、
    R^2は前記と同一意味を有する。) で示されるテトラヒドロ−β−カルボリン誘導体の製法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002028865A3 (en) * 2000-10-03 2003-02-27 Lilly Icos Llc Condensed pyridoindole derivatives
WO2007002051A1 (en) * 2005-06-22 2007-01-04 Smithkline Beecham Corporation Carboline derivatives and their use as inhibitors of flaviviridae infections

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WO2007002051A1 (en) * 2005-06-22 2007-01-04 Smithkline Beecham Corporation Carboline derivatives and their use as inhibitors of flaviviridae infections

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