JPS6162248A - 振幅変調ステレオ放送方式識別装置 - Google Patents

振幅変調ステレオ放送方式識別装置

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JPS6162248A
JPS6162248A JP18378684A JP18378684A JPS6162248A JP S6162248 A JPS6162248 A JP S6162248A JP 18378684 A JP18378684 A JP 18378684A JP 18378684 A JP18378684 A JP 18378684A JP S6162248 A JPS6162248 A JP S6162248A
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pilot signal
pilot
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佐々木 三利
Hiroyuki Shintani
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/86Arrangements characterised by the broadcast information itself
    • H04H20/88Stereophonic broadcast systems

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は振幅変調(、AM)ステレオ放送方式識別装置
に関する。
本発明のAMステレオ放送方式識別装置は、ステレオ放
送方式がそれぞれ異なる放送局から送出される放送電波
を受信してその放送方式を識別し、−その放送方式に応
じた復調回路を選択してステレオ放送の受信を行うもの
であり、例えば自動車搭載のカーラジオ等に適用できる
〔従来の技術〕
米国あるいはカナダ等ではステレオ放送方式としてAM
ステレオ放送方式が採用されている。このAMステレオ
放送方式としては種々の方式が知られており、例えばマ
グナボックスのAM−PM方式、ハリスのCPM方式、
カーン/ヘーゼルチンのISB方式、モトローラのC−
QUAM方式、ベラ−のAM−FM方式などがある。米
国ではこれら各方式のうちの前4者の方式が現在認可さ
れ、放送局が現行に運営されてステレオ放送が行われて
いるが、これら各方式によるステレオ放送は地域的に重
複して行われているのが現状である。
一方、上記各ステレオ放送方式に対応して受信機の構成
も異なるものとなるが、成る方式の受信機では他の方式
のステレオ放送を受信することができない。このため、
成る地域においては、種々のステレオ放送番組が放送さ
れているにもかかねらす、それらの番組のステレオ放送
方式が異なっているため、それらの番組のうち、所持し
ている受信機の方式の番組しか楽しむことができないの
が現状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
1つの受信機で各ステレオ放送方式によるステレオ放送
番組を全て受信できるようにするためには、受信機に各
方式の復調回路を組み込み、放送番組のステレオ放送方
式を識別してその方式に応じた復調回路を適宜選択する
ようにすればよい。
各方式を自動的に識別する方法としてはパイロット信号
を用いる方法が提案される。すなわち、各方式の放送電
波中には、ステレオ放送であるこ    :4.1、と
をステレオ・インジケータで表示するためのパイロット
信号が含まれており、このパイロット信号の周波数は各
方式によりそれぞれ異なるものが採用されている。すな
わち、AM−PM方式は5Hz、ISB方式は15Hz
、C−QUAM方式は25HzSCPM方式は55Hz
である。よってパイロット信号周波数を識別することに
より各方式の識別が可能である。
このため復調信号からパイロット信号を取り出すことが
必要となる。パイロット信号の分離のためには、4方式
のパイロット信号周波数帯域(5Hz〜55Hz)を通
過する帯域通過フィルタが利用可能である。この場合、
フィルタ通過後のパイロット信号中には音声の変調周波
数成分、外来雑音成分、電界変動による雑音成分などが
含まれている。これらの成分はパイロット信号周波数の
識別、したがって4方式の識別を誤らせる原因となる。
4方式のパイロット信号周波数にそれぞれ同調するフィ
ルタを用いることも考えられるが、このようなフィルタ
を構成することは技術的にもなかなか難しく、また実現
したとしても高価なものとなる。さらに、このようなフ
ィルりでは目的とする方式のパイロット信号の周波数成
分以外に他の3方式のパイロット信号周波数帯の雑音成
分も取り出されることとなり、これらの雑音成分が上記
同様やはり誤動作を起こす原因となる。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するために、本発明においては、1
つの形態として、それぞれ異なる振幅変調ステレオ放送
方式用の複数の復調回路であって各方式のステレオ表示
用パイロット信号周波数がそれぞれ異なっているもの、
該復調回路の復調出力からパイロット信号を分離する回
路、該分離する回路で分離されたパイロット信号の周波
数を識別する周波数識別回路、および、該周波数識別回
路により識別されたパイロット信号周波数に基づき該複
数の復調回路のうちから該パイロット信号周波数に対応
した復調回路を選択する回路を備え  −た振幅変調ス
テレオ放送方式識別装置において、該分離する回路はパ
イロット信号を波形整形するためのヒステリシス・コン
パレータを含み構成されるごとを特徴とする振幅変調ス
テレオ放送方式識別装置が提供される。
また、本発明においては、他の形態として、それぞれ異
なる振幅変調ステレオ放送方式用の複数の復調回路であ
って各方式のステレオ表示用パイロット信号周波数がそ
れぞれ異なっているもの、該復調回路の復調出力からパ
イロット信号を分離する回路、該分離する回路で分離さ
れたパイロット信号の周波数を識別する周波数識別回路
、および、該周波数識別回路により識別されたパイロッ
ト信号周波数に基づき該複数の復調回路のうちから該パ
イロット信号周波数に対応した復調回路を選択する回路
を備えた振幅変調ステレオ放送方式識別装置において、
該分離する回路はパイロット信号を波形整形するための
ヒステリシス・コンパレークを含み構成され、該ヒステ
リシス・コンパレータへの過大雑音入力を検出する回路
および、該検出回路の検出出力に応じて該周波数識別回
路の識別結果を所定期間保持する保持回路を具備する振
幅変調ステレオ放送方式識別装置が提供される。
〔作 用〕
本発明の1つの形態によれば、受信電波から分離された
パイロット信号はヒステリシス・コンパレークによって
成るヒステリシス幅をもって比較されて波形整形される
。これにより、このヒステリシス幅内にある雑音成分は
除去され、周波数識別回路の識別動作が雑音成分によっ
て誤動作することを防止できる。
また、本発明の他の形態によれば、ヒステリシス・コン
パレータによっても除去しきれない過大電圧レベルの雑
音成分が入力された場合にも該雑音成分は検出回路によ
って検出され、周波数識別状態は保持回路によって雑音
成分入力前の状態に保持されるので、過大レベルの雑音
による識別誤動作を防止できる。
〔実施例〕                    
    、本発明の一実施例としてのAMステレオ放送
方      (ji式式別別装置第1図に示される。
第1図において、受信電波は高周波受信部(図示しない
)で受信検波されて中間周波数(IF)信号に変換され
る。
Hfj ■F信号は、方式がそれぞれ異なる4つの復調
回路11〜14の入力端子にそれぞれ導かれる。
復調回路11,1113.14はそれぞれAM−PM方
式、ISB方式、C−QUAM方式、CPM方式の復調
回路であり、各復調回路11゜12.13.14のパイ
ロット信号周波数はそれぞれ5Hz 、15Hz 、2
5Hz 、55Hzである。これらの復調回路11〜1
4は、入力されたIF倍信号らLチャネル信号およびR
チャネル信号を分離して方式切替え回路5の入力端子に
導く。
CPM方式の復調回路14で得られたSUB信号(副チ
ャネル信号)はパイロット・フィルタ2、に導かれる。
パイロット・フィルタ2は4方式のパイロット信号を含
む周波数帯域、すなわち5Hz〜55Hzの帯域を通過
させる帯域通過フィルタであり、LおよびRチャネル信
号成分を除去してパイロット信号成分を取り出す。
パイロット・フィルタ2の出力はヒステリシスコンパレ
ーク3および微分判定回路5の入力端子に導かれる。ヒ
ステリシス・コンパレータ3は被識別信号としてのパイ
ロット・フィルタ出力信号をパルス波形に波形整形する
回路であり、パイロット信号に重畳された電圧レベルの
低い雑音成分の影響を除去しつつ波形整形を行う機能を
有している。ヒステリシス・コンパレータ3の出力は周
波数識別回路4の入力端子に導かれる。
周波数識別回路4は、パイロット・フィルタ2および波
形整形回路3を介して入力されるパルス状のパイロット
信号の周波数が4方式のパイロット信号5Hz 、15
Hz 、25Hz 、55Hzのいずれに該当するかを
識別する回路である。識別結果は各方式対応の4本の出
力線のうちの1本をハイレベルとする識別信号の形式で
方式切替え回路7に送られる。方式切替え回路7は例え
ばアナログスイッチで構成されており、識別信号に基づ
いて4方式の復調回路11〜14のうちの1つを選択切
替えする。
微分判定回路5は入力信号の微分値が成る一定値を超え
るか否かを判定することにより過大電圧レベルの雑音を
検出する回路であり、検出出力は記憶保持回路6の入力
端子に導かれる。
記憶保持回路6は入力端子に「0」レベル信号が印加さ
れることにより出力端子に「0」レベルの出力信号S 
(q)を継続的に出力する回路である。出力信号S (
q)は周波数識別回路4のランチ制御端子に与かれ、そ
れにより周波数識別回路4の識別出力を前回測定サイク
ルの値に保持する。
周波数識別回路4から記憶保持回路6のリセット信号に
リセット信号S (r)が導かれており、このリセット
信号S (r)により記憶保持回路6の出力信号は「0
」レベルからrlJレベルにリセットされる。
第1 固装3におけるヒステリシス・コンパレータ3の
構成の一例が第2図に示される。第2図において、パイ
ロ・ノド・フィルタ2からの信号は抵抗器R31を介し
て電圧比較器QffIの非反転入力端子に轟かれるとと
もに、抵抗器R3zを介してコンデンサC31および電
圧比較器Q31の反転入力端子に導かれる。コンデンサ
C31は直流基準電圧レベルを作り、電圧比較器Q3.
の反転入力端子に与えるためのものである。電圧比較器
Q3.の非反転入力端子と出力端子間には出力にヒステ
リシス特性を与えるための帰還抵抗器R1が接続される
このヒステリシス・コンパレータ3の動作が以下に説明
される。いまヒステリシス・コンパレータ3への入力信
号がa点において直流電圧成分■(a)および交流電圧
成分v (a)を有しているものとすると、0点におい
ては直流電圧成分■(a)のみが現れて交流電圧成分v
 (a)はゼロとなり、該直流電圧成分V (a)が電
圧比較器Q31の反転入力端子に基準電圧として入力さ
れる。
電圧比較器Q31の出力端子(すなわちd点)における
出力信号電圧レベルは高レベルV(dh)または低レベ
ルV(dj2)のいずれかになる。したがって比較器Q
31の出力信号が高レベルV (dh)のときにはb点
における直流電圧V(bh)は・          
                シ、1.。
となり、一方、出力信号が低レベルV(dll)のとき
にはb点における直流電圧v (bE)は、となる。
このようにb点における直流バイアス電圧は比較器Q3
1の出力電圧レベルに応じて変化することとなり、結局
、比較器Q31はv(bh)とV(bE)との差V (
H)のヒステリシス幅を持つヒステリシス特性を有する
ことになる。
上記の動作を理解しやすくするために第2図中のa、b
、c、dの各点における信号波形が第5図に示される。
第5図(1)はa点における信号波形S (a)であり
、雑音が重畳されていない場合のパイロット信号を示し
ている。第5図(2)はb点の信号波形S (b)およ
び0点の信号波形S (c)を示し、第5図(3)では
d点の信号波形S (d)を示す。
第1図装置における微分判定回路5の構成の一例が第3
図に示される。第3図において、パイロット・フィルタ
2からの信号は、抵抗器R5IおよびコンデンサC5I
からなる遅延回路51を介してトランジスタQ、1およ
びG15zのベースに導かれるとともに、抵抗器Rsi
を介してトランジスタQsIおよびQs、のエミッタに
導かれる。トランジスタQst 、 QSZはエミッタ
同志が接続されて電源V ccと接地との間に抵抗器R
,3,R,,とともに直列に挿入される。トランジスタ
QS、 、 QSZは過大入力信号の検出機能とともに
検出信号の増幅機能を兼備しており、利得Gは S4 となる。
トランジスタQslのコレクタはトランジスタQs3の
ベースに接続される。トランジスタQszおよびQ5.
のコレクタはトランジスタQ、4のベースに接続される
。トランジスタQS4は次段のディジタル回路とのイン
タフェース用の回路であって、検出信号をパルス化して
いる。
この微分判別回路5の動作が以下に説明される。
遅延回路51の入力電圧をvo、出力電圧を■2とし、
遅延時間をT (d)とする。この遅延時間T (d)
は T (d) =Cs+−Rs+ で表わされる。微分判別回路5への入力信号電圧V、は
抵抗器R5Iを介してトランジスタQs、およびQ5□
のエミッタに直ちに印加されるとともに、遅延回路51
で時間T (d)だけ遅延された後に、トランジスタQ
、lおよびQSzのベースに印加される。したがって、
トランジスタQ3.およびQSzのベース・エミッタ間
には入力電圧V、と出力電圧v2との差電圧が印加され
ることとなる。
この差電圧がトランジスタQSIまたはQszのベース
・エミッタ間電圧■1を超えてそれらのベース・エミッ
タ間を順方向にバイアスすると、トランジスタQsIま
たはG15zは導通され、それにより、トランジスタQ
、4から出力信号が送出される。すなわち、正の過大入
力電圧が印加された場合にはトランジスタQs+ + 
QS3およびQ、4が導通されて「0」レベルのパルス
信号が出力され、負の過大入力電圧が印加された場合に
はトランジスタQs2およびQs4が導通されて同じく
「O」レベルのパルス信号が出力される。
入力電圧V、と出力電圧■2との差電圧がベース・エミ
ッタ間電圧■1を超える条件は、入力信号電圧の時間変
化率がV+t/T(d)以上であることである。遅延時
間T (cりはバイコント信号周波数自体によって回路
の検出動作が行われないようにして選定される。したが
ってカットオフ周波数は55Hz以上とされる必要があ
る。
第1図装置における周波数識別回路4の構成の一例が第
4図に示される。第4図において、ヒステリシス・コン
パレータ3からのパルス波形信号はアンドゲート41を
介してカウント部42の入力端子に導かれる。アンドゲ
ート41の他方の入力端子にはゲートパルス発生器43
から単位時間      1幅を有するパルス波形のゲ
ート信号S (g)が導3.1かれる。
ゲートパルス発生器43には基準発振器44が□接続さ
れており、該発振器44からの基準周波数信号に基づい
てゲートパルス発生器43はゲート信号S (g)のパ
ルス幅、あるいはゲート信号S(g)、ラッチ信号5(
2)およびリセット信号S (r)の発生タイミング等
を制御する。これらゲート信号S (g) 、ラッチ信
号5(2)およびリセット信号S (r)の信号波形お
よび発生タイミングが第6図に示される。第6図(1)
にはゲート信号S (g)が、第6図(2)にはラッチ
信号S(β)が、第6図(3)にはリセット信号S (
r)がそれぞれ示される。
ゲートパルス発生器43からのリセット信号5(r)は
カウント部42のリセット端子に導かれる。またゲート
パルス発生器43からのラッチ信号S(β)はアンドゲ
ート45を介してランチ回路46のランチタイミング制
御端子に導かれる。
アンドゲート45の他方の入力端子には記憶保持回路6
からの出力信号S (g)が轟かれる。
カウント部42はゲート信号S (g)により定まる単
位時間内にアンドゲート41を介して入力されたパルス
の数を計数することにより入力信号の周波数を測定し、
その入力信号周波数が4方式のパイロット信号周波数の
いずれに該当するかを識別する回路であり、4′本の出
力線47のうちの該当する方式の出力線にrlJレベル
信号を送出する。ランチ回路46には識別部42からの
識別信号をラッチ信号5(1)のタイミングでラッチす
る。ランチ回路46の出力信号は方式切替え回路7の切
替え制御入力端子に導かれる。
第、1図装置の動作が第7図を参照しつつ以下に説明さ
れる。
受信された放送電波は高周波受信部(図示しない)でI
F倍信号変換され、該IF倍信号復調回路11〜14に
それぞれ入力される。
復調回路14で得られたSUB信号はパイロット・フィ
ルタ2に導かれ、パイロット・フィルタ2によってパイ
ロット信号周波数帯の成分が取り出される。このパイロ
ット・フィルタ2の出力信号波形(イ)が第5図(1)
に示される。この出力信分波形(イ)は低周波数のパイ
ロット信号に同周波数の雑音成分が重畳された場合の波
形である。
このパイロット・フィルタ2の出力信号はヒステリシス
・コンパレーク3に入力される。
ヒステリシス・コンパレータ3では出力信号波形(イ)
を基準電圧V (a)と比較してパルス波形に波形整形
を行うが、ヒステリシス・コンパレータ3がヒステリシ
ス特性を持たない単なる波形整形回路(すなわち第2図
において帰還抵抗器R33を削除した回路)であると、
整形後の波形は第7図(2)に示すような波形(ロ)と
なる。すなわち、パイロット信号成分以外の雑音成分に
よってパルス波形が細分されており、これにより次段の
周波数識別回路4が識別誤動作を起こす。
これに対し、ヒステリシス・コンパレータ3で出力]3
号波形(イ)を波形整形した場合には、差電圧V (H
)を超えない範囲の雑音成分はヒステリシス・コンパレ
ータのヒステリシス幅によって除去されるので、雑音成
分によって出力パルス波形が細分されることはなく、第
7図(3)の波形(ハ)で示されるように、パイロット
信号のみがパルス波形化される。したがって周波数識別
回路4における識別誤動作を防止でき、方式切替え回路
7によりパイロット信号周波数に対応した正しい復調回
路を選択できる。
一方、差電圧V (H)の範囲を超える雑音成分がパイ
ロット信号に重畳された場合にはヒステリシス・コンパ
レータ3ではその雑音成分を取り除くことができず、周
波数識別回路4の誤動作を惹起しうる。このような過大
電圧レベルの雑音成分は微分判定回路5で微分値を判定
することにより検出され、それにより記憶保持回路6の
出力信号S (q)が「0」レベルに保持される。
このrOJレベルの出力信号S (q)によって周波数
識別回路4内のアンドゲート45が閉じられ、ゲートパ
ルス発生器43からのラッチ信号5(1)がラッチ回路
46のラッチタイミング制御端子に印加されなくなる。
よって、ランチ回路46の内容は前回測定サイクルの識
別内容に保持    :1されることとなり、過大レベ
ルの雑音成分による識別誤動作を防止できる。
なお、記憶保持回路6はゲートパルス発生器43からの
リセット信号S (r)により第6図に示すタイミング
でリセットされ、アンドゲート45は次の測定サイクル
では再び開いた状態となり、よって引き続き正常な周波
数識別動作が行われる。
本発明の実施にあたっては種々の変形形態が可能である
。例えばヒステリシス・コンパレータ、周波数識別回路
、微分判定回路などは第2図〜第4図に示された構成に
限られるものではなく、口約とする機能を果すものであ
れば他の回路構成によるものであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パイロット信号周波数帯に雑音成分が
あっても、これらの雑音成分による誤動作を防止してA
Mステレオ放送の4方式を識別しステレオ放送を楽しむ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのAMステレオ放送方
式識別装置のブロック図、第2図は第1図装置における
ヒステリシス・コンパレータの回路図、第3図は第1図
装置における微分判定回路の回路図、第4図は第1図装
置における周波数識別回路のブロック図、第5図は第2
図のヒステリシス・コンパレータの各部の波形図、第6
図は第4図回路におけるゲートパルス発生器からの出力
信号の波形図、第7図はヒステリシス・コンパレータの
入出力信号の波形図である。 11〜14・・・復調回路、 2・・・パイロット・フィルタ、 3・・・ヒステリシス・コンパレータ、4・・・周波数
識別回路、 5・・・微分判定回路、6・・・記憶保持
回路、  7・・・方式切替え回路。 第1図 bb 第2図    。 第4図 ÷ 時間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれ異なる振幅変調ステレオ放送方式用の複数
    の復調回路であって各方式のステレオ表示用パイロット
    信号周波数がそれぞれ異なっているもの、該復調回路の
    復調出力からパイロット信号を分離する回路、該分離す
    る回路で分離されたパイロット信号の周波数を識別する
    周波数識別回路、および、該周波数識別回路により識別
    されたパイロット信号周波数に基づき該複数の復調回路
    のうちから該パイロット信号周波数に対応した復調回路
    を選択する回路を備えた振幅変調ステレオ放送方式識別
    装置において、該分離する回路はパイロット信号を波形
    整形するためのヒステリシスコンパレータを含み構成さ
    れることを特徴とする振幅変調ステレオ放送方式識別装
    置。 2、それぞれ異なる振幅変調ステレオ放送方式用の複数
    の復調回路であって各方式のステレオ表示用パイロット
    信号周波数がそれぞれ異なっているもの、該復調回路の
    復調出力からパイロット信号を分離する回路、該分離す
    る回路で分離されたパイロット信号の周波数を識別する
    周波数識別回路、および、該周波数識別回路により識別
    されたパイロット信号周波数に基づき該複数の復調回路
    のうちから該パイロット信号周波数に対応した復調回路
    を選択する回路を備えた振幅変調ステレオ放送方式識別
    装置において、該分離する回路はパイロット信号を波形
    整形するためのヒステリシス・コンパレータを含み構成
    され、該ヒステリシス・コンパレータへの過大雑音入力
    を検出する回路および、該検出回路の検出出力に応じて
    該周波数識別回路の識別結果を所定期間保持する保持回
    路を具備する振幅変調ステレオ放送方式識別装置。 3、検出回路は微分値により過大雑音入力を判別する微
    分判別回路により構成されることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の装置。
JP18378684A 1984-09-04 1984-09-04 振幅変調ステレオ放送方式識別装置 Granted JPS6162248A (ja)

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