JPS6161812B2 - - Google Patents

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JPS6161812B2
JPS6161812B2 JP60239249A JP23924985A JPS6161812B2 JP S6161812 B2 JPS6161812 B2 JP S6161812B2 JP 60239249 A JP60239249 A JP 60239249A JP 23924985 A JP23924985 A JP 23924985A JP S6161812 B2 JPS6161812 B2 JP S6161812B2
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JP
Japan
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insert
valve
outer tissue
supporting surface
projections
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JP60239249A
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JPS61185264A (ja
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Aanesuto Reen
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American Hospital Supply Corp
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American Hospital Supply Corp
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Application filed by American Hospital Supply Corp filed Critical American Hospital Supply Corp
Publication of JPS61185264A publication Critical patent/JPS61185264A/ja
Publication of JPS6161812B2 publication Critical patent/JPS6161812B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/24Heart valves ; Vascular valves, e.g. venous valves; Heart implants, e.g. passive devices for improving the function of the native valve or the heart muscle; Transmyocardial revascularisation [TMR] devices; Valves implantable in the body
    • A61F2/2412Heart valves ; Vascular valves, e.g. venous valves; Heart implants, e.g. passive devices for improving the function of the native valve or the heart muscle; Transmyocardial revascularisation [TMR] devices; Valves implantable in the body with soft flexible valve members, e.g. tissue valves shaped like natural valves
    • A61F2/2415Manufacturing methods

Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明は、移植用動物心臓弁をなめし処理する
際に、心臓弁のゆがみを抑制するために使用され
る挿入物に関する。
ロ 従来の技術 豚の心臓弁の如き動物心臓弁は人間に対する移
植のために使用されている。動物心臓弁を移植に
使用するように準備するためには普通弁のなめし
が行われる。なめしプロセスは動物組織を生存受
容体に対して比較的不活性とし、かつ組織を固定
せしめ、すなわち組織を固定した形態となすよう
に安定させる。
Hancock他の米国特許第3966401号と、4050893
号およびAngell他の米国特許第3983581号に記載
されているように、20ミリメートル水銀柱から
120ミリメートル水銀柱までの圧力下においてな
めし溶液を使用して動物の心臓弁をなめすことは
周知である。このような方法は心臓弁に実質的な
内部圧力を加える。Hancock他の特許第4050893
号によれば、生理学的範囲の圧力、すなわち10−
120ミリメートル水銀柱の圧力を使用することに
よつて、なめしプロセスが行われる時および弁を
その自然の形に固定する時に、組織は実質的にそ
の自然の形態を有し、なめしプロセスが行われた
後もその形を保持するようになつている。
昭和55年1月3日刊、Biomaterials、第1巻、
Broom,Neil D.の最近の報告書;グルタルアル
デヒドによつて処理された豚大動脈弁組織の機械
的疲労のガラ器内研究、および昭和54年刊、
Thorax、第34巻、Broom,Neil、Dおよび
Thomson,Fergus J.の報告書、グルタルアルデ
ヒドによつて処理された豚大動脈弁の動作性に対
する固定状態の影響;より科学的な基盤に向つて
には生理学的レベルの圧力下においてなめしを行
う時に、弁尖頭構造内に起こる問題が記載されて
いる。簡単に言えば豚大動脈弁の弁組織は波形に
配置された、すなわち収縮状態にあるコラーゲン
繊維を含んでいる。なめしプロセスを行う時にこ
の弁に内圧が加えられれば、コラーゲンの波形が
真すぐになる傾向が生じ、前記内圧を除去した時
に波形がその元の状態に復帰する度合は、なめし
プロセス中に加えられた内圧の大きさの関数であ
る。もしコラーゲンがその元の波形状態に復帰し
なければ、弁尖頭の強直性は悪影響を受ける。こ
れは弁尖頭が開く態様に悪影響をおよぼし、かつ
弁尖頭が開く時にその中に局部的なひずみまたは
捻転を発生させる。この波形形状の損失は弁尖頭
の耐疲労性を減少させるものと信じられている。
ハ 発明が解決しようとする問題点 前記刊行物によれば、高い内圧レベルで固定を
行つた時には、コラーゲン波形は相当の恒久的損
失を伴い、したがつて比較的高い内圧を除去して
も、コラーゲンの大部分がその元の波形状態に復
帰し得ないようになる。さらに同じ著者によつ
て、圧力が100ミリメートル水銀柱となれば波形
形状は完全に消失し、かつ前記圧力が4ミリメー
トル水銀柱程度の低いものであつても、この内圧
を除去した後には波形が著しく減少することが報
告されている。
このような望ましからざる結果を避けるため
に、前記刊行物においては、なめしプロセスは零
から少し上と、ほぼ4ミリメートル水銀柱までと
の間の圧力において行うべきことが示唆されてい
る。しかしながら弁をなめし溶液にさらす時に得
られる固有の効果は弁が収縮しかつゆがみ易いこ
とである。零から少し上と、ほぼ4ミリメートル
水銀柱までとの間の比較的低い内圧は、なめしプ
ロセスを行う時に、動物心臓弁の収縮およびゆが
みを阻止するためには不十分である。したがつて
弁は移植に使用するには不適当な形状で固定され
るようになる。弁尖頭を横切る差圧が実質的に零
である状態でなめしを行うための在来技術による
方法の一つは、弁尖頭にダクロンまたは木綿詰め
物の如き詰め物をし、該弁尖頭が相互に接触して
反応力のある弁を形成するようになすことであ
る。しかしながら繊細な弁尖頭に詰め物をする場
合には細心の注意が必要であり、かつこの詰め物
をする場合に相当の注意と努力を行うとしても、
弁尖頭に加わる機械的応力を測定することは不可
能であり、かつ技術者によつて個人的な差が生じ
る。さらに弁尖頭と詰め物との摩擦は表面形態を
変化せしめ、かつ弁尖頭に注意深く詰め物をする
ためには相当長い時間が必要である。
ニ 問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するために、本発明では、
動物心臓弁のなめし処理時のゆがみを抑制するた
めの挿入物を提案しており、この挿入物は両端が
開放されかつ全体的に軸線方向の通路を画定する
管状周囲壁を有する。前記周囲壁は全体的に軸線
方向に延びる3個の突出部分を有し、前記各突出
部分の軸線方向外端が側面図で見て彎曲端面を有
するようにされ、前記突出部分の各隣接対が凹所
によつて円周方向に隔置されている。前記各突出
部分はその自由端に密接して外方組織支持面を有
し、前記突出部分の一つの外方組織支持面が他の
二つの突出部分の外方組織支持面より、前記通路
の軸線からさらに半径方向外方に位置し、それに
よつて前記外方組織支持面が前記通路の軸線のま
わりに偏心的に配置されるようになつている。そ
して、前記挿入物の少なくとも露出面が生体適合
性を有する材料によつて形成されている。
ホ 作用 本発明の挿入物を使用するときは、なめし溶液
内の心臓弁に作用する差圧は、心臓弁の弁尖頭の
コラーゲン波形形状を非可逆的に変化させるほど
大きくはされていない。そして、このような差圧
のもとでは、弁に作用する内部圧力は弁のゆがみ
を抑制するには不十分である。本発明の挿入物
は、この弁のゆがみを抑制するものである。
挿入物は、両端が開放された管状であり、その
内部をなめし溶液が通過可能である。心臓大動脈
弁の3個の弁尖頭に対応して、挿入物は、全体的
に軸線方向に延びる3個の突出部分を有し、この
3個の突出部分が上記弁尖頭のつけ根を支えるこ
とになる。突出部分の各隣接対は凹所によつて円
周方向に隔置されていて、この凹所の存在によ
り、挿入物は弁尖頭間の接合部に接触することが
ない。3個の突出部分のうちの1個は、その外方
組織支持面が、他の突出部分の外方組織支持面よ
り半径方向外方に位置し、特に心臓大動脈弁の右
方冠状弁尖頭のつけ根を支えるようにされてい
る。
ヘ 実施例 本発明の挿入物を使用する時は、前記動物の心
臓大動脈弁は、その弁尖頭にこれを閉じるような
方向に生じる差圧によりなめし溶液にさらされ
る。前記差圧は弁尖頭を閉鎖状態に保持するに十
分な大きさであることが必要とされ、したがつて
零より大とすべきである。他方前記差圧は弁尖頭
のコラーゲン波形形状を非可逆的に変化させるほ
ど大きくすべきではない。豚の大動脈弁に対して
は現在得られている実験的データによる時は前述
の理由から前記差圧の上限はほぼ4ミリメートル
水銀柱となるが、特別の情況および(または)別
の実験データによればこの4ミリメートル水銀柱
は必ずしも絶対的な差圧上限でないことがわかつ
た。
なめしプロセスを行う時には、弁に対する内部
圧力は弁のゆがみを抑制するには不十分であるか
ら、本発明に係る挿入物が使用される。この抑制
は、大動脈弁内に挿入物を挿入し、なめしプロセ
スが行われる時に、この挿入物が抑制の目的を達
成するようになすことにより機械的に実施され
る。前記挿入物は種々の特性を有し、これを適当
に使用することにより、なめしプロセスの固有の
結果として生じるゆがみ発生の傾向を特に有利に
抑制することができる。
実例を説明するために大動脈弁は一つの管状大
動脈セグメントおよび三つの繊細な弁尖頭を有
し、各弁尖頭が接合部において大動脈セグメント
に固定されているものと考える。挿入物はなるべ
くは先導端を有し、かつ大動脈セグメントの中
に、前記先導端が接合部に密接するようになる位
置まで挿入する。弁をなめし溶液にさらせば、弁
の収縮傾向が生じ、これは弁尖頭を内方に引く傾
向を発生させる。挿入物は前記位置に挿入すれ
ば、弁と適当に係合し、実質的に弁の収縮および
ゆがみを抑制するようになる。挿入物はなるべく
は比較的強直なものとし、弁のゆがみを抑制し得
るものとなす必要がある。
繊細な弁尖頭は挿入物と係合しないようにし、
したがつてこの挿入物は弁尖頭から離れた接合部
の側において、弁と係合するようになすことが望
ましい。なおこの挿入物は凹所によつて円周方向
に分離された、3個の軸線方向に延びる突出部分
を有するものとなす方が有利である。取付け状態
においては前記3個の突出部分はそれぞれ接合部
に近接して弁と係合しかつこれを保持し、前記凹
所は交連と向かい合い、弁組織環およびバルサル
バ洞区域における大動脈組織の収縮およびゆがみ
を最少限に止めるようになつている。
大動脈弁は対称的ではない。詳しく言えば心室
間壁は右方冠状弁尖頭の基部まで延び、この弁尖
頭に対する一種の支持体を形成している。この弁
尖頭の筋部分は切除によつて弱められるが、何れ
にしろ右方冠状弁尖頭はわずかに非対称形をなし
ている。これに適合するために前記突出部分の一
つは、その自由端に近接して外方組織支持面を有
し、この支持面は他の二つの突出部分の対応する
外方組織支持面より半径方向外方に位置してい
る。この突出部分、すなわち外面が他の突出部分
の外面より半径方向外方に位置している突出部分
は右方冠状尖頭のバルサルバ洞の中に位置し、大
動脈セグメントの壁と接触するようになつてい
る。挿入物のこの非対称性およびその方位は右方
冠状弁尖頭近くの収縮およびゆがみを最少限に止
めるために非常に重要である。挿入物のこの非対
称性は異なる方法、たとえば突出部分上の半径方
向外方傾斜角度を変えることにより、各突出部分
の自由端の近くに、異なる距離にわたつて半径方
向外方に突出するセグメントを設けること等によ
つて与えることができる。
弁の損傷を避けるために、組織と接触する挿入
物の縁にはその立面および軸線方向断面において
丸味が付される。この挿入物はなるべくは管状に
形成され、なめし溶液が挿入物を通つて弁の内部
に供給されるようにする。挿入物は使用されるな
めし溶液に対して不活性な任意の生体適合材料に
よつて形成することができ、かつなるべくは弁内
の挿入物の位置を視察し易くするために透明なも
のとされる。
以下、本発明のさらに具体的な実施例を添付図
面を参照して説明する。
第1図はなめし溶液15および挿入物17を使
用して豚大動脈弁13の低圧による組織固定を行
うための装置11を示す。第2図および第4図に
示される如く、この大動脈弁13は心臓から切離
したもので、管状大動脈セグメントを含み、該セ
グメントは図示の形においては上向き大動脈19
および弁尖頭21,23および25の一部分であ
る。心筋組織体は弁13から切除され、組織固定
時におけるゆがみを最少限に止めるようになつて
おり、かつ冠状動脈(図示せず)は結紮されてい
る。弁尖頭21,23および25の隣接縁は合致
し、隣接弁尖頭間の接合部に交通27を形成する
ようになつている。各弁尖頭21,23および2
5は接合部29に沿つて上向き大動脈19に接合
されていると考えることができる。接合部29に
隣接する上向き大動脈19の壁はバルサルバ洞3
1を形成している。弁尖頭21は右方冠状尖頭で
ある。
図示の実施例における挿入物17はなめし溶液
15に適合する適当な生体適合性材料、たとえば
適当なポリエステルまたはアクリル材料によつて
一体的に塑造されたものである。前記挿入物17
は大動脈弁13内におけるその位置を正確に視察
し得るように十分な透明性を有するものとなすこ
とが望ましい。
挿入物17は全体が円筒形の管状周壁37を有
し、該周壁は両端が開放され、かつ挿入物を通つ
て延びる全体が軸線方向の円筒形通路39を画定
している。前記周壁は全体が軸線方向に延びる3
個の突出部分41,43および45を有し、隣接
する突出部分の各対は凹所47によつて円周方向
に隔置されている。突出部分41はその外方自由
端においてセグメントすなわちリブ49となり、
かつ突出部分43,45も同様にその自由端にお
いてリブ51となつている。第2図によつて明ら
かな如く、リブ49,51は半径方向外方に突出
し、それぞれ外方組織支持面53,55を形成す
るようになつている。凹所47は交連27におい
て弁尖頭21,23,25と接触してこれに損傷
を与えるのを阻止する。弁13と接触する組織の
損傷を避けるために、突出部分41,43,45
のリブ49,51および自由端は、図示の実施例
においてはその軸線方向断面が第2図に示される
如く彎曲せしめられ、かつその側面図においても
第3図に示される如く彎曲せしめられている。
凹所47は同様に突出部分41,43,45の
円滑に彎曲した縁によつて形成されている。先導
端すなわち第2図および第3図で見て上端部分は
通路39および挿入物17の中心軸線である軸線
57のまわりにおいて非対称となつている。特に
外方組織支持面53と軸線57との半径方向間隔
は、軸線57と外方組織支持面55との半径方向
間隔より大である。外方組織支持面55の両方
と、軸線57との半径方向間隔は同じである。図
示の実施例においては前記突出部分はそれらの自
由端の方に延びる時にわずか半径方向外方に延び
るようになつている。
なめしプロセスを行つて弁13の組織を固定す
るには、挿入物17の先導端を上向き大動脈19
の開放端に挿入し、第2図に示される如き位置を
占めるようにする。次に弁13を縫合(図示せ
ず)または帯片59等によつて挿入物17に適当
に固定し、この時帯片は大動脈19をその開放端
の近くにおいて囲繞しかつこれを挿入物に締着
る。前記帯片59は挿入物17に対する弁13の
軸線方向運動を阻止すると共に、弁13の移植を
行う時に使用される弁の如何なる部分に対しても
載置されないようにすべきである。
弁13内の定位置においては、前記突出部分4
1,43,45はそれぞれ接合部29と係合し、
または密接に隣接し、かつ凹所47はそれぞれ第
2図に示される如く、交連27と向かい合いかつ
その半径方向内方に位置するようにされる。挿入
物17は弁尖頭21,23,25とは接触しな
い。突出部分41は右方冠状部分の区域において
弁13を支持するためのもので、リブ49の外方
組織支持面53が右方冠状弁尖頭21に隣接する
大動脈19の壁と係合するようになつている。リ
ブ49,51はバルサルバ洞31内の大動脈の壁
と係合しかつこれを支持する。バルサルバ洞以外
においては挿入物17の外径は上向き大動脈19
の隣接区域の内径とほぼ等しい。軸線57と外方
組織支持面53,55との半径方向間隔は所要の
位置、すなわちこの位置を越えて隣接接合部29
がゆがんだり縮んだりすることの許されない位置
を表わす。
第5図は突出部分41,43,45が弁尖頭2
1,23,25と接触することなく、弁13を全
体的に支持する態様を示す。第5図に示される如
く、接合部29は全体が半円形を呈し、かつリブ
49,51は前記接合部の真下において大動脈1
9と係合している。凹所47と突出部分の曲率は
(第5図に示される如く)挿入物が弁尖頭と接触
するのを阻止する。
装置11は第2図に示される如く、内部に挿入
物17を有する単数または複数の弁13をなめす
ために使用することができる。この装置11はタ
ンク61、ヘツダ63、該ヘツダ63に連結され
た貯蔵槽65、ポンプ67、タンク内のなめし溶
液15からポンプの吸込口に延びる取入導管69
およびポンプの吐出口からヘツダ63に延びる排
出導管71を有している。ヘツダ63はタンク6
1内に固定され、かつ導管71および貯蔵槽65
の下端に連結された通路73を有している。なめ
し溶液15はタンク61を所定の高さまで満た
し、かつ貯蔵槽65は開放頂部75を有し、該頂
部はタンク61内のなめし溶液15の液位から所
定の距離だけ上方に位置している。タンク61お
よび貯蔵槽65内のなめし溶液の液位の高さの差
は、なめしプロセスを行う弁尖頭21,23,2
5に生じる差圧を表わす。これは静水頭であり、
流れは漏洩を補償するだけのために必要とされ、
かつ弁尖頭21,23,25を閉じるためにはわ
ずかな初期流れが必要とされる。図示の実施例に
おいては前記二つの液位の差によつて表わされる
ヘツドは2ミリメートル水銀柱である。
ヘツダ63内の通路73はなおストツパ79の
架設された立ち管77と連通している。ストツパ
79の上端は挿入物17の下端内に受入れられ、
ストツパおよび挿入物が共働して弁13をタンク
61内に垂直に装架するようになつている。ヘツ
ダ63の上には必要に応じ別の弁13を同様に装
架することができる。
なめし溶液15は豚の大動脈弁13をなめすに
適した任意の成分を有するものとなすことができ
る。たとえばこのなめし溶液15はグルタルアル
デヒドの適当な溶液となすことができる。
構成部材が第1図の位置にある時は、ポンプ6
7を作動して、なめし溶液15をタンク61から
導管69,71およびヘツダ63を通し、所要の
静水頭を維持するように貯蔵槽65の頂部75を
越えて押送することができる。このような流れ
は、もしこれを発生させるとしても尖頭21,2
3,25が速度ヘツドを受けないように非常に小
さなものとされる。したがつて弁尖頭21,2
3,25の内部を含む弁13の内部は前記頂部7
5の高さまで増加した静圧力を受ける。同時に弁
13の外面はタンク61内のなめし溶液の高さに
対応する静圧力にあるなめし溶液15の作用を受
ける。したがつて大動脈弁13および特に敏感な
弁尖頭21,23,25が受ける差圧は貯蔵槽6
5の頂部75とタンク61内のなめし溶液15の
高さとの差に対応する。これによつて弁13内の
内部圧力は外部圧力を超え、弁尖頭21,23,
25は閉鎖位置に向つて駆動されるようになる。
なお貯蔵槽65内の液位は頂部75以上に上昇し
得ないから最高内部圧力も規制されている。既知
容積のタンク内のなめし溶液15の既知容積を使
用することによつて弁尖頭21,23,25を横
切る差圧は所要の最低値に維持することができ
る。
弁13に対するなめし溶液15の作用は弁を収
縮せしめかつゆがめる係合がある。しかしながら
バルサルバ洞31の区域における弁13が比較的
強直な突出部分41,43,45に対して係合す
るから、なめしプロセスを行う時に弁のこのよう
な臨界的部分には大きなゆがみは発生しない。右
方冠状弁尖頭21に隣接する組織は第2図に示さ
れる如く特別の筋を含んでいる。特別の形状を有
する突出部分41は前記右方冠状弁尖頭21に隣
接して大動脈壁と係合し、この区域に大きなゆが
みおよび収縮の生じるのを阻止するようになつて
いる。なお弁13の下方区域は挿入物17の外周
と、前記突出部分41,43,45の下方におい
て係合し、これら区域の収縮およびゆがみを阻止
するようになつている弁はその組織が固定される
ように十分な時間にわたつてなめし溶液15の作
用を受け、この時間はたとえばほぼ8時間とされ
る。
第6図は弁尖頭の変形間の関係を、なめしプロ
セスを行う時に弁尖頭を横切る差圧の関数として
示したものである。差圧が零からほぼ4ミリメー
トル水銀柱に上昇する時には弁尖頭は曲線の部分
101に沿つて線形に変形する。この時間中はコ
ラーゲンの波形の伸展およびコラーゲンの縮みが
伸びることによつて、変形は比較的確実に生じ
る。一般的に言つてこの曲線部分101によつて
表わされる変形は有害ではない。その理由は差圧
を除去すればコラーゲンはその元の波形または収
縮状態に復帰するからである。しかしながら差圧
がほぼ4ミリメートル水銀柱を超えれば、変形速
度は実質的に減少し、かつこれは傾斜の大きな曲
線部分103によつて図式的に表わされ、したが
つて差圧に対する変形の変化速度がさらに小さく
なることがわかる。曲線部分103によつて表わ
される弁尖頭の変形は、圧力増加するに連れて、
コラーゲンの縮みの伸びが弾性的ではなくなり、
コラーゲンの波形が恒久的に除去されるようにな
ることを示している。コラーゲン波形のこの破壊
は前述の如き有害な影響を表わす。有用な実験デ
ータは前記部分101および103の分離点はほ
ぼ4ミリメートル水銀柱の差圧のところにあるこ
とを表わしているが、組織は均一ではなく、した
がつてこのプロセスを行わんとするすべての心臓
が等しい組織的特性を有するものとは考えられな
いと言う意味において、前記分離点が適度に変化
することが予想される。なお新しい実験データを
使用することにより、コラーゲンの緊張が許容し
得ないようになる差圧の上限の細かな区別を知る
ことができる。もちろんコラーゲンのある程度の
緊張は4ミリメートル水銀柱以下の差圧でも起こ
るが、一般的には4ミリメートル水銀柱以下の差
圧におけるコラーゲンの緊張は特に有害でないと
信じられている。
以上本発明の実施例について図示説明したが、
熟練技術者は本発明の精神および範囲を離れるこ
となく、多くの変化、修正および置換を行うこと
ができる。
ト 発明の効果 基本的には、本発明の挿入物を利用ることによ
り、動物心臓弁のなめし処理時のゆがみを抑制で
きる。さらに、挿入物の3個の突起物は心臓弁の
3個の弁尖頭に対応し、挿入物は弁尖頭自体およ
び弁尖頭間の接合部に直接接触することなく弁を
支えることができる。そして、3個の突起物のう
ちの1個は他の2個よりも半径方向外方へ突出
し、特に、心臓弁の右方冠状弁尖頭のつけ根を支
えることができる。また、挿入物の少なくとも露
出面が生体適合性を有する材料で形成されてお
り、挿入物が弁に接触する部分で弁の好ましくな
い組織変化が生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の挿入物を使用したなめし装置
を示す断面図である。第2図は本発明の挿入物を
豚の大動脈弁に挿入した状態を示す断面図で、第
4図の線2―2に沿つた断面図である。第3図は
第2図に示す挿入物の斜視図である。第4図は第
2図に示す大動脈弁の頂面図である。第5図は第
2図に示す挿入物および大動脈弁の展開図であ
る。第6図は弁尖頭に生じる差圧とコラーゲンの
ひずみとの関係を示すグラフである。 13……大動脈弁、17……挿入物、37……
管状周囲壁、39……通路、41,43,45…
…突出部分、47……凹所、53,55……外方
組織支持面、57……軸線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 動物心臓弁のなめし処理時のゆがみを抑制す
    るために使用される挿入物において、 両端が開放されかつ全体的に軸線方向の通路を
    画定する管状周囲壁を有し、 前記周囲壁が全体的に軸線方向に延びる3個の
    突出部分を有し、前記各突出部分の軸線方向外端
    が側面図で見て彎曲端面を有するようにされ、前
    記突出部分の各隣接対が凹所によつて円周方向に
    隔置されており、 前記各突出部分がその自由端に密接して外方組
    織支持面を有し、前記突出部分の一つの外方組織
    支持面が他の二つの突出部分の外方組織支持面よ
    り、前記通路の軸線からさらに半径方向外方に位
    置し、それによつて前記外方組織支持面が前記通
    路の軸線のまわりに偏心的に配置されるようにな
    つており、かつ 前記挿入物の少なくとも露出面が生体適合性を
    有する材料によつて形成されている挿入物。 2 特許請求の範囲第1項記載の挿入物におい
    て、前記各彎曲端面がその軸線方向断面図で見て
    彎曲しており、かつ前記外方組織支持面が前記突
    出部分に隣接する周壁よりさらに半径方向外方に
    位置するようになつている挿入物。 3 特許請求の範囲第1項記載の挿入物におい
    て、前記各突出部分が端部を有し、該端部が半径
    方向外方に突出するセグメントを有し、前記外方
    組織支持面がそれぞれ前記セグメント上に位置し
    ている挿入物。 4 特許請求の範囲第1項記載の挿入物におい
    て、前記管状壁が透明である挿入物。 5 特許請求の範囲第3項記載の挿入物におい
    て、前記各セグメントが彎曲リブを有している挿
    入物。
JP60239249A 1981-06-22 1985-10-25 動物心臓弁のなめし処理時のゆがみを抑制するための插入物 Granted JPS61185264A (ja)

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