JPS6161393A - ヒ−タ−線の布設方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） ポリマーにカーボンブラック等を添加した正温度係数特
性（以下ＰＴＣと略称する）を有するヒーター線は、水
道管の凍結防止や、流体の輸送パイプ、タンク等の保温
に使用されている。

本発明は、上記のようなヒーター線の布設方法に関する
ものである。

（従来の技術） 上記の用途では、パイプ上にヒーター線ヲ添わしたり、
巻付けたり、必要に応じて断熱材を被せたりする。

また、必要熱量に応じて複数本のヒーター線を使用した
り、部分的にはヒーター線の巻付けを密にしたり疎らに
したりしている。

Ｐ’Ｉ’Ｃ特性を有するヒーター線は、電源部から遠く
なるにつれ、導体抵抗とＰＴＣ特性を有する部分の抵抗
によって、導体間の電圧が小さくなり（電圧降下）、従
って、その部分の発熱量も小さくなる。

（発明が解決しようとする問題点） ＰＴＣ特性を有するヒーター線１の断面図は第３図に示
すとおりで、１１は導体、１２は発熱体、１３は絶縁体
である。

このヒーター線の発熱量と電圧関係の特性を第４図に、
また電源部からの距離と電圧関係の特性を第５図に示し
ているが、第５図から明らかなように、電源部から遠く
なるほど電圧が低くなる（電圧降下）。従って発熱量が
小さくなる。

これが本発明が解決しようとする問題点である。

Ｃ問題点を解決するための手段） 上記の電圧降下による発熱ｍ　ＢＲを防ぐために、２本
以上のヒーター１徴を布設する場合、電源側と電源から
遠い側を対向させて布設する。

（作用） ２本以上のヒーター線を例えばパイプ上に電源側と電源
から速い側を対向させて布設することによって、パイプ
上のどの部分でも発熱量が均一化する。

（実施例） 第１図、第２図に本発明のヒーター線２本（１゜１′）
をパイプ２上に布設する方法のそれぞれ異なる実施例を
示す。

１．１は２本のヒーター線、２はパイプ、３゜３は電源
で、電源側と電源から速い側を対向させるように布設し
である。

（発明の効果） ２本以上のＰＴＯ特性を有するヒーター線を、電源側と
電源から遠い側とを対向させて布設するので、パイプは
何れの部分においても発熱量が均一であることが本発明
の効果である。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はいずれも本発明のヒーター線の布設方
法の実施例説明図、第３図はＰＯＴ特性のヒーター線の
断面図、第４図はヒーター線の発熱量と電圧関係の特性
図、第５図は電源部からの距離と電圧関係の特性図であ
る。 １．１・・・ヒーター線、２・・・パイプ、３，３・・
・電源、１１・・・導体、１２・・・発熱体、１３・・
・絶縁体。 第１　図 十３図 ｔ′／ｉ−（■） 電源部かうの話如（ｍ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、正の温度係数特性を有する２本以上のヒーター線を
   電源側と電源から遠い側を対向させるようにパイプ上に
   布設することを特徴とするヒーター線の布設方法。