JPS6160997A - シ−ルド掘削工法における細粒土の分級方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、シールド掘削工法において、ズリに含まれる
細粒土を分級する方法及び装置に関するものである。

［従来の技術］ 加泥シールドｌ１ｉｌ削工法において、掘削土砂より細
粒分を分級し、これを回収して作泥剤として再使用する
ことが行われている。

このような場合に使用される従来の分級装置としては、
例えば第４図に示す如く、撮動付加装Ｗ１ａを備えた金
網（スクリニン）ｂ上に土砂Ｃを載せ、金網すを振動さ
せることにより細粒分ｄを分級するようにした振動篩方
式が採用されている。

［発明が解決しようとする問題点１ しかし、上記従来方式においては、切羽土砂のｆＩ！ｉ
肴力が非常に高い粘土質のような場合、粘土が金網すの
目に付着し、振動を与えても目詰りを解消できず、よっ
て篩の機能をなくして分級が不能になってしまう問題を
有していた。

本発明は、従来における問題点を排斥して、常に確実な
分級を行わしめようとしたものである。

［問題点を解決するための手段ｊ 本発明は、上記技術的課題を解決すべくなしたもので、
掘削した土砂をベルトコンベヤ上に供給して搬送するこ
とにより土砂中の細粒分をベルトコンベヤに付着させた
後、該付着細粒土をベルトコンベヤから掻き落すことに
より分級することを特徴とするシールド掘削工法に６け
る細粒土の分級方法、及び該方法を実施するための装置
、に係るものである。

［実　施　例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１．２図は本発明の一例を示すもので、垂ｉｉｉ部Ｉ
Ｃの両端に水平部１ａ、１ｂを有した口形状の第１の分
級ベルトコンベヤ１と、同様に！置部２Ｃの両端に水平
部２ａ、２ｂを有した口形状の第２の分級ベルトコンベ
ヤ２を、前記水平部１ａ、１ｂ。

２ａ、２ｂが交互に入り組んだ状態となるように対向さ
せて設け、且つ両分級ベルトコンベヤ１，２を、該コン
ベヤ上に落下した土砂３が前記水平部１ａ、ｌｂ、２ａ
、２ｂの先端から落下する方向（矢印方向）に駆動せし
める。

又、上記各水平部１ａ、１ｂ、２ａ、２ｂの裏面位置に
、コンベヤのベルト面に接して付着土砂を掻き落すよう
にしたスクレーバ４を設ける。なお、スクレーバ４−１
は付着土の厚さや分級する大きさを決めるスクレーバと
して使用される。更に、上記スクレーバ４の下部には、
前記と同様に口形状を有した第１及び第２の回収ベルト
コンベヤ５，６の水平部５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂを、前
記水平部１ａ。

１ｂ、２ａ、２ｂと直角をなすように対応させて設け、
且つ上記水平部５ａ、５ｂ、６ａＪｂ上に落下した細粒
土１をその先端部から回収部８に落下させる方向に駆動
せしめる。図中９は回収ベルトコンベヤ５．６に付着し
た細粒土７を掻き落ずスクレーバ、１０は分級ベルトコ
ンベヤの最上段水平部１ａ上に掘削土砂３を供給するた
めの供給部を示す。

土砂供給部１０から矢印方向に駆動されている分級ベル
トコンベヤ１の水平部１ａ上に供給された土砂３は、該
水平部１ａを搬送された後、その先端部から下部の水平
部２ａ上に落下せしめられ、同様に搬送されて更に下段
の水平部に順次送られる。

このとき、土砂３がベルトコンベヤによって搬送される
間に、土砂３中の細粒分がベルト面に付着する。この付
着した細粒土７は落下することなく各水平部１ａ、１ｂ
、２ａ、２ｂの１側に廻り込みその戻り部に設けたスク
レーバ４によって掻き落され、回収ベルトコンベヤ５，
６の各水平部５ａ、５ｂ、６ａ、Ｇｂ上に落下し、搬送
されて回収部８に落下回収される。

このように、土砂３中の細粒分をベルトコンベヤのベル
ト面に付着させることにより分級を行うようにしている
ので、従来の目詰りといったような問題を全く生じさせ
ることなく常に確実な分級が可能であり、又ベルコンベ
ヤにおける土砂との接触面の長さを増大させることによ
り、細粒土７の回収量の増大を図ることができる。又、
ベルトコンベヤの素材としてはゴム、イ１、金属或いは
非金層によるメツシュ、植毛ベルト等積々のものが適用
できる。又必要に応じて分級コンベヤ１．２に対して細
粒土を付着し易くさせるためにスプレー１１等を設ける
ようにしても良い。

第３図は本発明の別の実施例を示すもので、分級ベルト
コンベヤ１２が傾斜して設けられ且つ上面が上昇する方
向に駆動されている。この場合、分級ベルトコンベヤ１
２上に供給された土砂３はその傾斜により上面のベルト
の搬送方向と反対に下方に転がりながら移動し、下端か
ら落下する。このときベルトコンベヤ１２に付着した細
粒土１は裏面戻り側に設けられたスクレーバ１３によっ
て掻き落されて回収される。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、分級及び回収用のベルトコンベヤの形状、設置数等は
種々変更し得ること、その池水発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。また作泥剤の回収に限らず、土砂内の細粒分（粘土
、シルトなど）の分級に使用することもできる。

［発明の効果］ 上記したように、本発明によれば、ｉａ土をベルトコン
ベヤに付着すせることによって分級を行うようにしてい
るので、従来のような目詰りといった問題を生じること
なく、常に確実な分級を行うことができ、よって信頼性
の向上と装置のメンテナンスの容易化が図れる優れた効
果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２図は第１
図の■方向矢視図、第３図は本発明の別の実施例を示す
説明図、第４図は従来方式の一例を示す説明図である。 １．２は分級ベルトコンベヤ、４はスクレーバ、５．６
は回収ベルトコンベヤ、８は回収部、１０は土砂供給部
、１２は分級ベルトコンベヤ、１３はスクレーバを示す
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）掘削した土砂をベルトコンベヤ上に供給して搬送す
   ることにより土砂中の細粒分をベルトコンベヤに付着さ
   せた後、該付着細粒土をベルトコンベヤから掻き落すこ
   とにより分級することを特徴とするシールド掘削工法に
   おける細粒土の分級方法。 ２）上側面で掘削土砂を受けて搬送するようにしたベル
   トコンベヤの裏面戻り側所要位置に、該ベルトコンベヤ
   に接してスクレーバを設けたことを特徴とするシールド
   掘削工法における細粒土の分級装置。