JPS6160936A - 水槽付天板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は流し台、洗面台などの上面部を構成する水槽付
天板に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の水槽付天板は、第２図に示すように天板１の窓孔
２周囲の裏面に水槽フランジ３を当接し、天板１と水槽
フランジ３の裏面側に接着性のある注型用樹脂４を注入
硬化して天板１に水槽５が取付けられている。

ところが、注型用の樹脂４は硬化時、および硬化後にお
いて第２図の矢印方向に収縮する作用があって、条件に
よっては天板１と樹脂４とが剥離するおそれが大であっ
た。また天板１裏面と水槽フランジ３の間には注型用の
樹脂４が注入硬化されていないので、接合強度が今−歩
であるという問題があった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、天板と水槽
との接合強度を高めることを目的としたものである。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の水槽付天板は、天板
の窓孔部周囲の裏面に環状の突条部を形成し、この突条
部に水槽フランジを当接して天板と水槽フランジ間に形
成される間隙および水槽フランジの裏面まわりに接着性
のある注型用の樹脂を注入硬化してなる構成であり、こ
れより天板と水槽との接合強度が向上する等の効果を秦
するものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、第１図に基づいて説
明する。

図において、６はレジンコンクリートで成形された天板
で、中央部に窓孔７を穿設し、窓孔７周囲の裏面に環状
の凹溝８を形成して窓孔７縁部に突条部９を形成してい
る。１ｏはステンレス製の水槽で、周縁部の水槽フラン
ジ１１を天板６の突条部９に当接し、水槽フランジ１１
の当接部１２外方に位置する部分和は折曲形成による上
面開放の環状凹部１３を設け、かっ凹条部１３端部と天
板θとの間には間隙からなる樹脂侵入部１４が設けであ
る。１５は天板６と水槽フランジ１１を一体接合するウ
レタン等の接着性のある注型用樹脂で、天板６と水槽フ
ランジ１１間の凹条部１３゜凹溝８から水槽フランジ１
１の裏面まで注入硬化している。１６は注型用樹脂１６
の注入時の堰となる機材である。

上記構成において、樹脂１６の硬化時、および硬化後に
おいて窓孔７内方側に収縮するが、樹脂１６の上部分が
天板６の突条部９によシわずかではおるが、規制される
形となって天板６と樹脂１５との剥離を押えられるもの
である。また天板６の突条部９に水槽フランジ１１を当
接する構成であるので、天板６の裏面と水槽フランジ１
１間にも樹脂１６が注入硬化されて天板６と水４％１１
１０との接合は強固となる。

なお上記実施例では水槽フランジ１１に凹条部１３を形
成しだが、これはより接合強度を高める配慮などであっ
て、必ずしも必要なく、水槽フランジ１１は単に水平状
のものであっても本発明の効果は達成できるものである
。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
、天板と水槽フランジ間にも樹脂が注入硬化しているの
で、接合が強固となるとともに、樹脂の収縮に対しても
天板に形成した突条部によりわずかではあるが規制され
る形となって、天板と樹脂との剥離を押えられる等の効
果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は従来
例を示す要部断面図である。 ６・・・・・・天板、７・・・・・・窓孔、９・・・・
・・突条部、１０・・・・・・水槽、１１・・・・・・
水槽フランジ、１６・・・・・・注型用樹脂。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 天板の窓孔部周囲の裏面に環状の突条部を形成し、この
   突条部に水槽フランジを当接して天板と水槽フランジ間
   に形成される間隙および水槽フランジの裏面まわりに接
   着性のある注型用樹脂を注入硬化してなる水槽付天板。