JPS6160798B2 - - Google Patents
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- JPS6160798B2 JPS6160798B2 JP56089235A JP8923581A JPS6160798B2 JP S6160798 B2 JPS6160798 B2 JP S6160798B2 JP 56089235 A JP56089235 A JP 56089235A JP 8923581 A JP8923581 A JP 8923581A JP S6160798 B2 JPS6160798 B2 JP S6160798B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41N—PRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
- B41N1/00—Printing plates or foils; Materials therefor
- B41N1/04—Printing plates or foils; Materials therefor metallic
- B41N1/08—Printing plates or foils; Materials therefor metallic for lithographic printing
- B41N1/086—Printing plates or foils; Materials therefor metallic for lithographic printing laminated on a paper or plastic base
Landscapes
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軽印刷に最適な平版印刷版用複合体材
料の製造法に関するものである。
料の製造法に関するものである。
従来軽印刷に使用されている平版印刷版用材料
は、周知の通り100μm〜200μm厚のアルミニウ
ムシートのみをベースとしたものが大半であり、
特公昭39―22261号公報、特公昭38―3759号公報
等にアルミニウムシートと紙や熱可塑性樹脂とを
積層一体化した複合体材料が提案されているとい
うものの、之等複合体材料はまだ実用化の域に達
していない。
は、周知の通り100μm〜200μm厚のアルミニウ
ムシートのみをベースとしたものが大半であり、
特公昭39―22261号公報、特公昭38―3759号公報
等にアルミニウムシートと紙や熱可塑性樹脂とを
積層一体化した複合体材料が提案されているとい
うものの、之等複合体材料はまだ実用化の域に達
していない。
アルミニウムシートと紙や熱可塑性樹脂とを積
層一体化した複合体材料によればアルミニウムシ
ートの厚みを薄くでき、省資源の面で有利である
のもかかわらず、上記した如く複合体材料が実用
化されていない理由は、次のように考えられる。
層一体化した複合体材料によればアルミニウムシ
ートの厚みを薄くでき、省資源の面で有利である
のもかかわらず、上記した如く複合体材料が実用
化されていない理由は、次のように考えられる。
即ち軽印刷として要望の多い刷し枚数1万前後
の耐刷力が安定して達成できるように複合体材料
に、前記アルミニウムシートのみをベースとした
ものと同様の表面粗面化処理や陽極酸化処理等を
施したのでは、複合体材料に充当するアルミニウ
ムシートの厚みを薄くしたとしても、これのみに
よつてコストの低減をはかることは困難であると
いうのが第1の理由であり、複合体材料に前記し
たアルミニウムシートのみをベースとしたものと
同様の機械的粗面化処理や陽極酸化処理等を施こ
さずに簡単な処理のみを施すとしても、これによ
つて複合体材料を使用した平版印刷版の刷り枚数
が1万前後に充たなかつたり、もしくは、画像再
現性その他の諸性能が不良となつたのでは意味が
ないから、前記の簡単な処理を具体的に決定する
ことは容易ではないというのが第2の理由であ
る。
の耐刷力が安定して達成できるように複合体材料
に、前記アルミニウムシートのみをベースとした
ものと同様の表面粗面化処理や陽極酸化処理等を
施したのでは、複合体材料に充当するアルミニウ
ムシートの厚みを薄くしたとしても、これのみに
よつてコストの低減をはかることは困難であると
いうのが第1の理由であり、複合体材料に前記し
たアルミニウムシートのみをベースとしたものと
同様の機械的粗面化処理や陽極酸化処理等を施こ
さずに簡単な処理のみを施すとしても、これによ
つて複合体材料を使用した平版印刷版の刷り枚数
が1万前後に充たなかつたり、もしくは、画像再
現性その他の諸性能が不良となつたのでは意味が
ないから、前記の簡単な処理を具体的に決定する
ことは容易ではないというのが第2の理由であ
る。
本発明者は、如上の考察を足場に軽印刷として
要望の多い刷り枚数1万前後の耐刷力を、過不足
なく安定して達成することができ、しかもコスト
や省資源、画像再現性その他の諸性能を加味して
も実用性の高い複合体材料の提供を目的に種々研
究の結果、所期する複合体材料の製造法に到達し
たものである。
要望の多い刷り枚数1万前後の耐刷力を、過不足
なく安定して達成することができ、しかもコスト
や省資源、画像再現性その他の諸性能を加味して
も実用性の高い複合体材料の提供を目的に種々研
究の結果、所期する複合体材料の製造法に到達し
たものである。
即ち、本発明は、熱可塑性樹脂層と、その外層
の、外面側に機械的処理粗面及び陽極酸化処理皮
膜を有する。アルミニウム箔(アルミニウム合金
箔を含む。以下同じ。)とを含む平版印刷版用複
合体材料の製造にあたり、前記アルミニウム箔
を、2枚のアルミニウムシートの1回又は2回の
重ね合せ圧延によつて得ると同時に、当該重ね合
せ圧延によつてアルミニウム箔の重合面側に形成
した平均深さ0.2μm乃至0.45μmの範囲の粗面
を、前記平版印刷版用複合体材料におけるアルミ
ニウム箔の機械的処理粗面となすことを特徴とす
る、平版印刷版用複合体材料の製造法に係るもの
である。
の、外面側に機械的処理粗面及び陽極酸化処理皮
膜を有する。アルミニウム箔(アルミニウム合金
箔を含む。以下同じ。)とを含む平版印刷版用複
合体材料の製造にあたり、前記アルミニウム箔
を、2枚のアルミニウムシートの1回又は2回の
重ね合せ圧延によつて得ると同時に、当該重ね合
せ圧延によつてアルミニウム箔の重合面側に形成
した平均深さ0.2μm乃至0.45μmの範囲の粗面
を、前記平版印刷版用複合体材料におけるアルミ
ニウム箔の機械的処理粗面となすことを特徴とす
る、平版印刷版用複合体材料の製造法に係るもの
である。
本発明におけるアルミニウム箔とはアルミニウ
ム合金箔を含むが、ここでいうアルミニウム合金
箔とは、従来から平版印刷版用材料に使用し得る
ことが知られている。例えばJIS3003の如きアル
ミニウム合金からの箔をいう。
ム合金箔を含むが、ここでいうアルミニウム合金
箔とは、従来から平版印刷版用材料に使用し得る
ことが知られている。例えばJIS3003の如きアル
ミニウム合金からの箔をいう。
製造時2枚のアルミニウムシートを重ね合せて
圧延することにより重合面側に得られる粗面(以
下重合圧延粗面という)は、従来通常行なわれて
いる圧延条件により1回重合圧延した場合で平均
深さ0.2μm未満となるが、圧延ロールの圧下力
やアルミニウムシートの圧下率を大きくする等す
れば、0.2μm以上の平均深さの重合圧延粗面と
することができる。然し乍ら圧延ロールの圧下力
やアルミニウムシートの圧下率を大きくしても、
1回の重合圧延による場合は重合圧延粗面の平均
深さを0.35μmをこえる深さとするには無理があ
る。そこで、更に重合圧延粗面の平均深さを大き
くしたい場合には、1回重合圧延したアルミニウ
ムシートを分離後直ちに再び重合圧延すればよ
い。この様にして2回重合圧延して得られるアル
ミニウム箔の重合圧延粗面の平均深さは0.25μm
乃至0.45μmである。
圧延することにより重合面側に得られる粗面(以
下重合圧延粗面という)は、従来通常行なわれて
いる圧延条件により1回重合圧延した場合で平均
深さ0.2μm未満となるが、圧延ロールの圧下力
やアルミニウムシートの圧下率を大きくする等す
れば、0.2μm以上の平均深さの重合圧延粗面と
することができる。然し乍ら圧延ロールの圧下力
やアルミニウムシートの圧下率を大きくしても、
1回の重合圧延による場合は重合圧延粗面の平均
深さを0.35μmをこえる深さとするには無理があ
る。そこで、更に重合圧延粗面の平均深さを大き
くしたい場合には、1回重合圧延したアルミニウ
ムシートを分離後直ちに再び重合圧延すればよ
い。この様にして2回重合圧延して得られるアル
ミニウム箔の重合圧延粗面の平均深さは0.25μm
乃至0.45μmである。
本発明においてアルミニウム箔の重合圧延粗面
を利用することとしたのは、重合圧延による粗面
形成作業は極めて能率が良いとの理由による。然
し乍ら、従来通常行なわれている圧延条件による
一回重合圧延では、重合圧延粗面の平均深さが、
所期する耐刷力や印刷性能を得るには不充分なた
めその下限を0.2μmとしたのである。一方既存
の圧延装置により大きな平均深さの重合圧延粗面
を得ようとすると、圧延作業が難しくなり所期す
る目的に反するため、重合圧延粗面における平均
深さの上限を0.45μmとした。尚、重合圧延の繰
り返しは、重合圧延作業を繰り返し行なう分だけ
長くなり不利に見えるが、重合圧延の繰り返しに
よつて得られるアルミニウム箔の粗面は、1回の
重合圧延によつて得られる粗面に比較して複雑と
なり、感光剤の密着性、保水性、画像再現性等の
諸性能を良好になるだけでなく、重合圧延条件も
従来行なわれている通常の条件で足りるため、2
回重合圧延であれば1回の重合圧延よりも望まし
い重合圧延粗面が得ることができる。
を利用することとしたのは、重合圧延による粗面
形成作業は極めて能率が良いとの理由による。然
し乍ら、従来通常行なわれている圧延条件による
一回重合圧延では、重合圧延粗面の平均深さが、
所期する耐刷力や印刷性能を得るには不充分なた
めその下限を0.2μmとしたのである。一方既存
の圧延装置により大きな平均深さの重合圧延粗面
を得ようとすると、圧延作業が難しくなり所期す
る目的に反するため、重合圧延粗面における平均
深さの上限を0.45μmとした。尚、重合圧延の繰
り返しは、重合圧延作業を繰り返し行なう分だけ
長くなり不利に見えるが、重合圧延の繰り返しに
よつて得られるアルミニウム箔の粗面は、1回の
重合圧延によつて得られる粗面に比較して複雑と
なり、感光剤の密着性、保水性、画像再現性等の
諸性能を良好になるだけでなく、重合圧延条件も
従来行なわれている通常の条件で足りるため、2
回重合圧延であれば1回の重合圧延よりも望まし
い重合圧延粗面が得ることができる。
重合圧延によつて得られるアルミニウム箔の厚
みは、既存の圧延装置によればおよそ6〜100μ
mであるが、圧延時におけるピンホールの発生、
耐刷力、省資源化等を総合的に考慮すると、第1
図に示す如く熱可塑性合成樹脂層2とその外層の
アルミニウム箔層1とで複合体材料を構成する場
合で、望ましくは20〜80μm厚のアルミニウム箔
層1とする。また、第2図に示す如く熱可塑性合
成樹脂層2とその外層のアルミニウム箔層1と裏
面側の補強用金属箔層3とで複合体材料を構成す
る場合には、望ましくはアルミニウム箔層1を10
〜40μm厚とする。
みは、既存の圧延装置によればおよそ6〜100μ
mであるが、圧延時におけるピンホールの発生、
耐刷力、省資源化等を総合的に考慮すると、第1
図に示す如く熱可塑性合成樹脂層2とその外層の
アルミニウム箔層1とで複合体材料を構成する場
合で、望ましくは20〜80μm厚のアルミニウム箔
層1とする。また、第2図に示す如く熱可塑性合
成樹脂層2とその外層のアルミニウム箔層1と裏
面側の補強用金属箔層3とで複合体材料を構成す
る場合には、望ましくはアルミニウム箔層1を10
〜40μm厚とする。
第2図に示す複合体材料は、補強用金属箔層3
を必要とする点で第1図に示す複合体材料に比較
し一見不利に見えるが、補強用金属箔に充当する
金属箔として10〜40μm厚のアルミニウム箔を使
用すれば、それ程コスト的にはアツプしない;
(勿論此の際使用するアルミニウム箔は一般通常
の方法によつて製造されたものである。)複合体
材料とするための積層作業も、ポリエチレン樹
脂、アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂によるエ
クストルーダー方式によつて比較的簡単になしう
る;保存時にカールすることもない;等からして
第1図の複合体材料に何ら遜色のないものとな
る。
を必要とする点で第1図に示す複合体材料に比較
し一見不利に見えるが、補強用金属箔に充当する
金属箔として10〜40μm厚のアルミニウム箔を使
用すれば、それ程コスト的にはアツプしない;
(勿論此の際使用するアルミニウム箔は一般通常
の方法によつて製造されたものである。)複合体
材料とするための積層作業も、ポリエチレン樹
脂、アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂によるエ
クストルーダー方式によつて比較的簡単になしう
る;保存時にカールすることもない;等からして
第1図の複合体材料に何ら遜色のないものとな
る。
第1図の複合体材料を得るにあたつての積層作
業は、例えばポリエチレンテレフタレート、延伸
ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂シートを、ポリ
エチレン樹脂、アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹
脂によるエクストルーダ方式によつてアルミニウ
ム箔に貼合するか、又はポリウレタン系の2液性
タイプの接着剤によるドライラミネーシヨン方式
によつてアルミニウム箔に貼合して行なう。
業は、例えばポリエチレンテレフタレート、延伸
ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂シートを、ポリ
エチレン樹脂、アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹
脂によるエクストルーダ方式によつてアルミニウ
ム箔に貼合するか、又はポリウレタン系の2液性
タイプの接着剤によるドライラミネーシヨン方式
によつてアルミニウム箔に貼合して行なう。
複合体材料における陽極酸化処理皮膜は、積層
作業の後、周知の陽極酸化処理を施すことによつ
て形成する。
作業の後、周知の陽極酸化処理を施すことによつ
て形成する。
陽極酸化処理皮膜面には、更に(硅酸ソーダ水
溶液にて処理する等して)親水化処理をなすこと
もできるが、陽極酸化処理皮膜に直接既知のポジ
型或いはネガ型感光剤層を設けるのみでも刷り枚
数1万前後の耐刷力を有し画像再現性その他の諸
性能も充分に実用に耐える平版印刷版とすること
ができる。
溶液にて処理する等して)親水化処理をなすこと
もできるが、陽極酸化処理皮膜に直接既知のポジ
型或いはネガ型感光剤層を設けるのみでも刷り枚
数1万前後の耐刷力を有し画像再現性その他の諸
性能も充分に実用に耐える平版印刷版とすること
ができる。
以上説明したところから明らかな如く、本発明
は平版印刷版用複合体材料として極めて産業利用
性の高い構成のものを提供するものである。
は平版印刷版用複合体材料として極めて産業利用
性の高い構成のものを提供するものである。
以下本発明を実施例によつて更に説明する。
実施例 1
通常の重合圧延条件は圧下率37〜50%である
が、特殊な条件による1回重合圧延(圧下率58
%)上りの特異な重合圧延粗面(平均深さRα=
0.25μm)(触針式表面粗度計による)を持つ厚
さ20μmのアルミニウム箔を使用し、そのツヤ面
側(重合圧延時圧延ロールに触れている側)に、
ポリエチレンを押出法によつて約30μmの層に形
成し、然る後に該ポリエチレン層と他の厚さ20μ
mのアルミニウム箔を同様に、ポリエチレン押出
法によるラミネートを行ない、その際のポリエチ
レンによる接着層を約20μmとなし、アルミニウ
ム箔/ポリエチレン/アルミニウム箔の3層複合
体を得た。この場合の厚さは約90μmであつた。
該複合体のアルミニウム箔の重合圧延粗面に20%
の硫酸水溶液を電解液とし、液温30℃、電流密度
2.5A/dm2の条件にて陽極酸化処理を施こすこと
により約0.8μmの厚さの陽極酸化皮膜を得た。
水洗、乾燥の後更にグラビアロール方式により、
市販のジアゾ型のネガ型感光剤を約0.9μm厚さ
に塗布して平版印刷版を得た。
が、特殊な条件による1回重合圧延(圧下率58
%)上りの特異な重合圧延粗面(平均深さRα=
0.25μm)(触針式表面粗度計による)を持つ厚
さ20μmのアルミニウム箔を使用し、そのツヤ面
側(重合圧延時圧延ロールに触れている側)に、
ポリエチレンを押出法によつて約30μmの層に形
成し、然る後に該ポリエチレン層と他の厚さ20μ
mのアルミニウム箔を同様に、ポリエチレン押出
法によるラミネートを行ない、その際のポリエチ
レンによる接着層を約20μmとなし、アルミニウ
ム箔/ポリエチレン/アルミニウム箔の3層複合
体を得た。この場合の厚さは約90μmであつた。
該複合体のアルミニウム箔の重合圧延粗面に20%
の硫酸水溶液を電解液とし、液温30℃、電流密度
2.5A/dm2の条件にて陽極酸化処理を施こすこと
により約0.8μmの厚さの陽極酸化皮膜を得た。
水洗、乾燥の後更にグラビアロール方式により、
市販のジアゾ型のネガ型感光剤を約0.9μm厚さ
に塗布して平版印刷版を得た。
常法によりネガフイルムを透して露光し、現像
後これを用いて下記の条件にて印刷機にかけた
所、印刷適性について次のような結果を得た。
後これを用いて下記の条件にて印刷機にかけた
所、印刷適性について次のような結果を得た。
(条件)印刷機―リヨービ KR―480
ネガフイルム―オリジナル テスト用
版 使用紙―上質紙 55Kg/速 インキ―DIC Fグロス59藍 印刷速度―7000枚/時 (結果)解像力―150Line5%良好 着肉性―良好 保水性―良好 画像再現性―良好 刷り枚数―10000枚 上記のような結果のほか、本発明による印刷版
は印刷中何等の問題もなく平版印刷版材料として
充分に使用し得るものと判断された。
版 使用紙―上質紙 55Kg/速 インキ―DIC Fグロス59藍 印刷速度―7000枚/時 (結果)解像力―150Line5%良好 着肉性―良好 保水性―良好 画像再現性―良好 刷り枚数―10000枚 上記のような結果のほか、本発明による印刷版
は印刷中何等の問題もなく平版印刷版材料として
充分に使用し得るものと判断された。
実施例 2
2回重合圧延し、その重合圧延粗面の平均深さ
を0.4μmとした厚さ15μmのアルミニウム箔
を、中間層としてのポリエチレンテレフタレート
フイルム50μmの両側に、2液性のポリウレタン
系接着剤によつて重合圧延粗面を外側にして貼合
せて複合体を得た。然る後に、実施例1と同様に
して両面に陽極酸化処理を施し、その後両面に感
光剤層をグラビヤロール方式によつて設け、同様
に製版後印刷テストを行なつたところ、実施例1
と同様に両面とも良好なる結果を得た。即ち刷り
枚数13000枚に達したが、版跳びもなく更に印刷
継続可能と判断された。
を0.4μmとした厚さ15μmのアルミニウム箔
を、中間層としてのポリエチレンテレフタレート
フイルム50μmの両側に、2液性のポリウレタン
系接着剤によつて重合圧延粗面を外側にして貼合
せて複合体を得た。然る後に、実施例1と同様に
して両面に陽極酸化処理を施し、その後両面に感
光剤層をグラビヤロール方式によつて設け、同様
に製版後印刷テストを行なつたところ、実施例1
と同様に両面とも良好なる結果を得た。即ち刷り
枚数13000枚に達したが、版跳びもなく更に印刷
継続可能と判断された。
実施例 3
実施例2で用いたと同様のアルミニウム箔を用
い、厚さ70μmの延伸ポリプロピレンフイルムの
片側に、2液性のポリウレタン系接着剤を用いて
重合圧延粗面を外側にして貼合せた。然る後に実
施例1、2と同様にして陽極酸化処理を施こし、
その後ノポラツクキノンジアジド型の市販のポジ
型感光剤をグラビヤロール方式によつて設けた。
この際感光層の厚みは約1.7μmであつた。斯く
して得た平版印刷材料を常法により製版後印刷機
にかけたところ、実施例1、2と同じく極めて良
好なる印刷物7000枚を得た。
い、厚さ70μmの延伸ポリプロピレンフイルムの
片側に、2液性のポリウレタン系接着剤を用いて
重合圧延粗面を外側にして貼合せた。然る後に実
施例1、2と同様にして陽極酸化処理を施こし、
その後ノポラツクキノンジアジド型の市販のポジ
型感光剤をグラビヤロール方式によつて設けた。
この際感光層の厚みは約1.7μmであつた。斯く
して得た平版印刷材料を常法により製版後印刷機
にかけたところ、実施例1、2と同じく極めて良
好なる印刷物7000枚を得た。
第1図及び第2図はいずれも本発明による平版
印刷版用複合体材料の断面説明図である。 図中1はアルミニウム箔層、2は熱可塑性合成
樹脂層、3は補強用金属箔層を夫々示す。
印刷版用複合体材料の断面説明図である。 図中1はアルミニウム箔層、2は熱可塑性合成
樹脂層、3は補強用金属箔層を夫々示す。
Claims (1)
- 1 熱可塑性樹脂層と、その外層の、外面側に機
械的処理粗面、及び陽極酸化処理皮膜を有するア
ルミニウム箔(アルミニウム合金箔を含む、以下
同じ。)とを含む平版印刷版用複合体材料の製造
にあたり、前記アルミニウム箔を、2枚のアルミ
ニウムシートの1回又は2回の重ね合せ圧延によ
つて得ると同時に、当該重ね合せ圧延によつてア
ルミニウム箔の重合面側に形成した平均深さ0.2
μm乃至0.45μmの範囲の粗面を、前記平版印刷
版用複合体材料におけるアルミニウム箔の機械的
処理粗面となすことを特徴とする、平版印刷版用
複合体材料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8923581A JPS57203593A (en) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | Composite material for lithographic printing plate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8923581A JPS57203593A (en) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | Composite material for lithographic printing plate |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57203593A JPS57203593A (en) | 1982-12-13 |
JPS6160798B2 true JPS6160798B2 (ja) | 1986-12-22 |
Family
ID=13965076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8923581A Granted JPS57203593A (en) | 1981-06-09 | 1981-06-09 | Composite material for lithographic printing plate |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57203593A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04272998A (ja) * | 1991-02-28 | 1992-09-29 | Showa Alum Corp | アルミニウム箔の重合圧延用重合油 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148603A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-21 | Nippon Foil Mfg | Composite material for flat printing plate and method of making said material |
-
1981
- 1981-06-09 JP JP8923581A patent/JPS57203593A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148603A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-21 | Nippon Foil Mfg | Composite material for flat printing plate and method of making said material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57203593A (en) | 1982-12-13 |
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