JPS6160538B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6160538B2
JPS6160538B2 JP13597976A JP13597976A JPS6160538B2 JP S6160538 B2 JPS6160538 B2 JP S6160538B2 JP 13597976 A JP13597976 A JP 13597976A JP 13597976 A JP13597976 A JP 13597976A JP S6160538 B2 JPS6160538 B2 JP S6160538B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
color
food
fluorescent lamp
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13597976A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5361180A (en
Inventor
Katsuo Murakami
Mitsuoki Ootani
Yoshinori Anzai
Hiroshi Ito
Masao Kano
Shigeru Myodo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP13597976A priority Critical patent/JPS5361180A/ja
Publication of JPS5361180A publication Critical patent/JPS5361180A/ja
Publication of JPS6160538B2 publication Critical patent/JPS6160538B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、螢光ランプに関し、特に食品の色を
好ましく見せる螢光ランプに関するものである。 食品流通業界においては、肉類、果物、野菜、
鮮魚などのいわゆる生鮮食品の品質が、その色に
よつて大部分判断されるため、食品の色を人人に
好まれる色に見せる性能を有する光源が必要とさ
れている。従来、これらの生鮮食品の陳列、展示
用光源としては、一般に白熱電球や平均演色評価
数Raを約70〜80まで高めたDL形と称される一般
照明用の演色性改善形螢光ランプが用いられてき
た。しかし、これらの光は、演色性が良好なた
め、食品の色を自然光の下と大差なく見るために
は適しているけれども、食品の色を人々の好まれ
る色に見せる効果は有しておらず、食品の陳列、
展示用としては満足されるものではなかつた。ま
た、白熱電球の場合は、螢光ランプに比べ赤外線
放射が多いため、食品が温められ、その結果冷蔵
の必要な生鮮食品の鮮度を短い時間で悪くすると
いう欠点があつた。 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、食品
の色を人々に好まれる色に見せる効果を有する螢
光ランプを提供することを目的とするものであ
る。以下、本発明の詳細について説明する。 本発明者等は、種々の螢光体を用いて螢光ラン
プを作成し、その性能を検討した結果、螢光ラン
プの400〜700nmにおける分光エネルギー分布
を、400〜500nmにおけるエネルギーが20〜29
%、500〜600nmにおけるエネルギーが31〜35
%、600〜700nmにおけるエネルギーが38〜47%
となるように構成することにより食品の色を人々
に好まれる色に見せる効果があることを見い出
し、さらにその分光エネルギー分布を構成させる
ための螢光体として、アンチモン付活ハロ燐酸カ
ルシウム螢光体、すず付活オルソ燐酸ストロンチ
ウム・マグネシウム螢光体、マンガン付活けい酸
亜鉛螢光体、およびマンガン付活フロロゲルマニ
ウム酸マグネシウム螢光体を混合し、使用するこ
とによつて、食品の色を人々に好まれる色に見せ
る効果を有する螢光ランプが提供しうることを見
い出した。さらに上記螢光体のうち、アンチモン
付活ハロ燐酸カルシウム螢光体は、その1部また
は全部を類似の発光スペクトルを有するタングス
テン酸マグネシウム螢光体に代えても同様な効果
が得られることを確認した。 以下、本発明を図および表を用いて説明する。 本発明者等は、食品の色に対する人々の好みに
ついて種々検討したが、食品の色を人々に好まれ
る色に見せるためには、平均演色評価数Raを高
めるとともに、光源によつて照明されたCIE演色
評価用No.1〜No.8の試験色のCIE−use色度図に
おける座標で囲まれる8角形の面積を好適な広さ
とするのが良いことが判つた。以下、本明細書に
おいては、この8角形の面積をGで表現し、標準
の光Cで照明した場合の面積を100とした相対的
な面積で示してある。 また、本発明の螢光ランプは色温度を約3300〓
から約4500〓の範囲内とするのが良く、最適には
3500〓から4000〓であり、色温度が低すぎると食
品の色の赤味が強くなりすぎ、また高すぎると青
味が強調されて適切でない。さらに詳しく述べれ
ば、食品の色を見る場合、彩度の高い色、換言す
ればより鮮やかな色が一般に好まれる傾向があ
り、これは螢光ランプの上述したGの値を従来の
螢光ランプよりも高めて好適な範囲内とすること
によつて実現できることから明らかになつた。 以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。 第1表は本発明の螢光ランプを得るための螢光
体の種類と混合比を実施例No.1〜No.3で示した
ものであり、また第2表は第1表による混合螢光
体を螢光ランプのバルブ内面に塗布し通常のラン
プ製造条件よつて得られた螢光ランプの性能を従
来品と比較して示したものである。第2表におい
て従来の螢光ランプWW−DLは、従来の一般照
明用演色性改善形螢光ランプで、食品の照明用と
しても用いられるものである。この表から判るよ
うに本発明になる螢光ランプは、平均演色評価数
RaおよびGの値が共に高くなつており、食品の
色が自然でより好ましく見える性能を有してい
る。 本発明者等の表験によれば、分光エネルギー分
布の500〜600nmのエネルギーを減じることによ
つて、Gの値は高まり、食品の色はより鮮やかに
見えるようになるが、人の好みを考慮すると、色
温度約3300〜約4500〓の範囲では、Gの値は約90
〜約105の範囲内とするのが好適であり、Gの値
が約105を超えると、食品の色が強調されすぎて
不自然さが強くなり、また平均演色評価数Raも
低い値となるので好ましくなかつた。 また、分光エネルギー分布の500〜600nmのエ
ネルギーを増大させることにより、平均演色評価
数Raの値は高くなり、食品の色が自然光の下と
大差なく見えるようになるが、同時にGの値が減
少し、Gの値が約90より低くなると食品の色が鮮
やかに見えなくなり、人々の好みが集まらず食品
の陳列、展示用としては適当でなくなつた。 図は、本発明の実施例のNo.2のランプおよび
従来の演色性改善形螢光ランプWW−DLの分光
エネルギー分布を示したものであるが、本発明に
よる螢光ランプは従来のものと比べて相対的に
500〜600nmの緑のエネルギーが少なく400〜
500nmの青色エネルギーと600〜700nmの赤色エ
ネルギーが多くなつている。 また、本発明の実施例のNo.1およびNo.3のラ
ンプも第1図に示す実施例No.2と略同一のエネ
ルギー分布特性を得た。本発明において、400〜
500nmのエネルギーが20〜29%、600〜700nmの
エネルギーが38〜47%に規制されているのは、こ
の範囲外であると色温度が適切でなくなり、また
Gの値も好適な範囲内で得られなくなるためであ
り、500〜600nmのエネルギーが31〜35%に規制
されているのは、やはりこの範囲外であると上述
のごとくGの値が好適でなくなるためである。 以上、本発明の詳細を説明したが、本発明の主
眼とするところは、食品の色を人々に好ましく見
せる螢光ランプを提供するものであり、以上の実
施例によつて制限されるものではない。 なお、本明細書に記された平均演色評価数Ra
はJISZ8726に定められる方法によつて計算され
たものである。 以上に述べたように本発明になる螢光ランプは
従来のものにくらべて食品の色を人々の好まれる
色に見せる効果を有しており、生鮮食品の陳列、
展示用の光源として最適である。
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
図は本発明になる螢光ランプと従来の演色性改
善形螢光ランプのそれぞれの分光エネルギー分布
を示した特性図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス管内面に螢光体を塗布して成る螢光ラ
    ンプにおいて400〜700nmにおける分光エネルギ
    ーの総和を100%としたとき400〜500nmにおけ
    るエネルギーが20〜29%、500〜600nmにおける
    エネルギーが31〜35%、600〜700nmにおけるエ
    ネルギーが38〜47%となるように構成し、かつア
    ンチモン付活ハロ燐酸カルシウム螢光体、または
    タングステン酸マグネシウム螢光体の少なくとも
    一種と、すず付活オルソ燐酸ストロンチウム・マ
    グネシウム螢光体と、マンガン付活フロロゲルマ
    ニウム酸マグネシウム螢光体と、マンガン付活け
    い酸亜鉛螢光体とを混合してこれをガラス管内面
    に塗布したことを特徴とする螢光ランプ。
JP13597976A 1976-11-12 1976-11-12 Fluorescent lamp Granted JPS5361180A (en)

Priority Applications (1)

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JP13597976A JPS5361180A (en) 1976-11-12 1976-11-12 Fluorescent lamp

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JP13597976A JPS5361180A (en) 1976-11-12 1976-11-12 Fluorescent lamp

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Publication Number Publication Date
JPS5361180A JPS5361180A (en) 1978-06-01
JPS6160538B2 true JPS6160538B2 (ja) 1986-12-22

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ID=15164339

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JP13597976A Granted JPS5361180A (en) 1976-11-12 1976-11-12 Fluorescent lamp

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07108973B2 (ja) * 1984-06-04 1995-11-22 富士ゼロックス株式会社 原稿読取り装置
JP2015088254A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 岩崎電気株式会社 光源及びその製造方法

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JPS5361180A (en) 1978-06-01

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