JPS6160494B2 - - Google Patents

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JPS6160494B2
JPS6160494B2 JP54076326A JP7632679A JPS6160494B2 JP S6160494 B2 JPS6160494 B2 JP S6160494B2 JP 54076326 A JP54076326 A JP 54076326A JP 7632679 A JP7632679 A JP 7632679A JP S6160494 B2 JPS6160494 B2 JP S6160494B2
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JP
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tape
guide
drum
loading ring
pin
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JP54076326A
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JPS563462A (en
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Hideki Hama
Yoichi Hishijima
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Sony Corp
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Priority to CA000353281A priority patent/CA1147460A/en
Priority to US06/156,412 priority patent/US4357639A/en
Priority to GB8018323A priority patent/GB2054942B/en
Priority to DE3021196A priority patent/DE3021196A1/de
Priority to AT0296780A priority patent/AT369913B/de
Priority to NL8003289A priority patent/NL8003289A/nl
Priority to FR8012681A priority patent/FR2458871B1/fr
Publication of JPS563462A publication Critical patent/JPS563462A/ja
Publication of JPS6160494B2 publication Critical patent/JPS6160494B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
    • G11B15/6655Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using one loading ring, i.e. "C-type"

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  • Unwinding Webs (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気テープ(以下、単にテープとい
う)をテープ案内ドラムのドラム外周面上の所定
の巻付き範囲にわたつて自動的に装架するように
した磁気記録再生装置に関するものである。
従来の磁気記録再生装置は、第1図及び第2図
に示すようにローデイングリング1上面に植設し
た先行ガイドピン2により、ローデイングのため
にテープカセツト3内から引き出されているテー
プ4をテープ案内ドラム5外周のドラム外周面6
に斜めに巻き付けるようにしているが、第2図に
示すようにテープ案内ドラム5はシヤーシ等の水
平な基準面に対しカセツト装着部3の方向(同図
中矢印A方向)に所定の傾斜角αを有しており、
またローデイングリング1も上記テープ案内ドラ
ム5とは異なる所定の傾斜角βを有している。
したがつて、上述したような方法でテープ4を
上記先行ガイドピン2によつてテープ案内ドラム
5のドラム外周面6に装架しようとすると、上記
先行ガイドピン2はローデイングリング1上に垂
直に植設されている関係上ガイドピン2自体が所
要の傾斜角を有することとなるため、テープ4の
長手方向と先行ガイドピン2の長手方向とは直角
でなく所定のアジマス角を有することとなる。特
に、テープカセツト3から引き出されテープ4が
テープ案内ドラム5に巻付けられる巻付け範囲で
あつて、特に第3図に示すようにテープ案内ドラ
ム5のドラム中心軸5aを含む平面で磁気記録再
生装置本体Tの水平な平面に直交しこの平面に対
し最大傾斜各を有する傾斜面(以下、ドラム傾斜
面という。)7と、上記テープ案内ドラム外周面
6とが交わる部分aにおいて、無視することがで
きない程度のアジマス角が生ずる。このため、テ
ープ案内ドラム5へのテープ4のローデイング動
作中に、テープ4が先行ガイドピン2の上端方向
(テープ4の幅方向)に移動することは避けられ
ない。特に先行ガイドピン2の外周には、円滑な
ローデイングを行なうための回転自在なローラ2
aが装着されているため、このローラ2aの回転
に随つてテープ4がその幅方向に運ばれ易い。こ
のため先行ガイドピン2の上端に設けたローラフ
ランジ8に、テープ4のエツジ部分が強圧されて
テープ4を損傷したり、あるいはテープ4に折れ
傷を作つたりするなどの欠点があつた。したがつ
てこのような欠点を防止するために、従来では、
複雑な調整作業が必要であつた。
本発明は、このような欠点を除去するために提
案されたものである。
以下、本発明の実施例を図面に従つて説明す
る。第4図及び第5図は本発明が組み込まれた磁
気記録再生装置のローデイング開始前の状態を示
す平面図及び正面図である。
まず、テープカセツト内からテープを引き出し
このテープを第1の先行ガイド装置に引き渡すた
めの機構の構成について説明する。
第4図に示すように、磁気記録再生装置の本体
T内には、磁気ヘツド部を有するテープ案内ドラ
ム11が備えられており、このテープ案内ドラム
11の外周部位には、このテープ案内ドラム11
を取り囲むようにローデイング機構の駆動部分を
構成する環状のローデイングリング12が自由に
回動し得るように配置されている。このローデイ
ングリング12上面の所定位置には後に詳述する
第2の先行ガイド装置13、第1及び第2の各押
圧部14,15、テープガイドピン16などが取
り付けらている。またテープ17を収容したテー
プカセツト18が装着されるカセツト装置部19
と上記ローデイングリング12との間で、しかも
本体Tの前部壁面20との間には、上記テープ1
7を所定の位置まで引き出すための引出しアーム
21が第1の支軸22に回動自在に軸支されてい
る。この引出しアーム21は長尺な第1の回動ア
ーム23と第2の回動アーム24とから構成され
ている。前者の第1の回動アーム23は、上記第
1の支軸22を境として一方には第2の回動アー
ム24を回動自在に枢支するための軸支部25
が、他方には第1の連結リンク26を回動自在に
枢支するための軸支部27がそれぞれ設けられて
いる。後者の第2の回動アーム24上には、上記
第1の回動アーム23の軸支部25の回動中心点
となる軸支点を境として、一方にはテープ17を
引き出して所定位置まで案内するためのテープガ
イドピン28が、また他方には前部壁面20に固
定された固定案内ガイド板29と係合する係合部
30がそれぞれ回動自在又は固定的に植設されて
いる。
上記第1の支軸22上には、第5図に示すよう
に第1及び第2の各回動板31,32、これらの
間に配置された第1及び第2の太陽歯車33,3
4とが回動自在に取り付けられており、上記第1
及び第2の各回動板31,32間には、これらを
一体的に連結するための連結杆35がかけ渡たさ
れている。この連結杆35上には、上記各太陽歯
車33,34とかみ合う遊星歯車36が回動自在
に取り付けられている。なお、第4図に示すよう
に上記第1の回動板31と第1の回動アーム23
との間には、連結バネ37が張設されている。
上記各太陽歯車33,34のうち、第1の太陽
歯車33は、第5図に示すように第2の支軸38
上に回動自在に取り付けられた段付形状のウオー
ム歯車39とかみ合つており、このウオーム歯車
39はさらにウオーム40とかみ合つている。こ
のウオーム40はベルト41を介してモータ42
の回転軸43と連結されている。他方、第2の太
陽歯車34は、上記第2の支軸38上に回動自在
に取り付けられた段付歯車44とかみ合つてお
り、この段付歯車44は第4図に示すようにさら
に第1の従動歯車45及び第2の従動歯車46を
介して前述したローデイングリング12と連結さ
れている。
上記ローデイングリング12と第1の支軸22
との間には、第4図に示すように作用レバー47
が配置されている。この作用レバー47は植立軸
48上に回動自在に軸支されている。この作用レ
バー47の上記植立軸48と反対側の一端には、
上記ローデイングリング12の外周面の所定位置
に切欠き形成した溝部49内に挿入される位置決
めローラ50が回動自在に取り付けられており、
またこのローラ50と上記植立軸48との間に
は、前述した第2の回動板32に形成した扇状の
カム部51と係合する円弧状のストツパー部52
が突して形成されている。
次に、第1の先行ガイド装置の構成およびこの
装置を移動させるための機構について説明する。
第4図に示すようにカセツト装着部19と反対
側のローデイングリング12の外周部位には、こ
のローデイングリング12と別個独立に設けた、
平面が円弧状のガイドレール53が配置されてい
る。このガイドレール53は、第6図に示すよう
にテープ案内ドラム11の外周に形成したテープ
走行路11bの高さ位置と常に一定の高さ位置の
関係を有するように形成されている。
このガイドレール53上には、第1の先行ガイ
ド装置54がこのガイドレール53に沿つて自由
に移動し得るように配置されている。この第1の
先行ガイド装置54は、引出しアーム21のテー
プガイドピン28により、本体T上に固着された
ガイド板55の所定位置までテープカセツト18
内から引き出されたテープ17を、ガイドレール
53の始端53aの位置で受けて、ガイドレール
53上をその終端53b側に向つて移動すること
により、上記テープ17をテープ案内ドラム11
のドラム外周面11aに形成したテープ走行路1
1bの所定の巻付き範囲のうちの特定の巻付き範
囲にわたつて巻き付けてゆき、その終端53bの
位置で今度はローデイングリング12上面に設け
た別の第2の先行ガイド装置13に受け渡す機能
を有するものである。
この第1の先行ガイド装置54は、第7図に示
すように下面に3つの移動ローラ56a,56
b,56cを回動自在に軸支した移動板56と、
第8図に示すようにこの移動板56上の第1の支
軸57を中心として回動可能な回動板58と、第
9図に示すようにこの回動板58に形成された直
立片58aの第2の支軸59に揺動可能に軸支さ
れた揺動板60とから構成されている。上記回動
板58には、ローデイングリング12側に突出さ
れローデイングリング12上面の第1及び第2の
押圧部14,15の各押圧ピン14a,15aと
当接するガイド突片61と、ガイドレール53の
内側の端縁に沿つてそれに当接しながら移動する
ガイドピン56dが設けられている。また上記揺
動板60には、第9図に示すようにローデイング
のために引き出されているテープ17を受けてそ
のテープ17をさらに所定位置まで引き出すため
のテープ引出しピン62を一端に植設したテープ
引出し用突片63と、上記ガイド板55の近傍位
置に立ち上がり形成された直立作用片64と係合
する係合突片65とが設けられている。上記第2
の支軸59上には、第10図に示すようにテープ
引出しピン62によるテープ17の引き出し時に
テープ引出し用突片63をガイドレール53と平
行となるように弾性付勢するためのコイルスプリ
ング66が巻装されている。この第2の支軸59
の取り付け位置は、第10図に示すように引き出
されたテープ17の長手方向の中心位置(同図中
a位置)と一致する位置に設けられている。
なお、移動板56と回動板58との間には、引
張りスプリング67が張設されている。
次に、第2の先行ガイド装置13の構成につい
て述べると、この第2の先行ガイド装置13は、
ローデイングリング12上面に、支軸77を中心
として自由に回動し得るように設けた回動作用板
13aと、この回動作用板13a上に植設した先
行ガイドピン71及びピンチローラ74とから構
成されている。この第2の先行ガイド装置13
は、上述した第1の先行ガイド装置54によつ
て、テープ案内ドラム11のドラム外周面11a
上の特定の巻付き範囲にわたつて装架案内された
テープ17を、テープ案内ドラム11の残部の全
巻付き範囲にわたつて装架案内するものであつ
て、常時は上記支軸77上に巻装されたバネ(図
示せず)によりローデイングリング12上の所定
位置に弾発付勢されている。
次に、以上の構成を有する本発明の作用につい
て説明する。
まず、テープカセツト18内から引き出された
テープ17をテープ案内ドラム11のドラム外周
面11aに巻き付け、その巻き付けが完了するま
での一連のローデイング動作について説明する。
まずモータ42の回転軸43を回転駆動して、
ベルト41及びウオーム40をそれぞれ介して上
記モータ42の回転駆動力をウオーム歯車39に
伝達する。そしてこのウオーム歯車39とかみ合
つている第1の太陽歯車33を、第1の支軸22
を中心として第4図中反時計方向に回転させる。
この第1の太陽歯車33が回転し始めると、遊星
歯車36も同じ方向に回転し始める。但し、この
場合、上記遊星歯車36を介して連結されている
第2の太陽歯車34は、段付歯車44、第1及び
第2の各従動歯車45,46をそれぞれ介してロ
ーデイングリング12とかみ合つており、したが
つて上記第2の太陽歯車34の回転駆動力はロー
デイングリング12に伝達されてはいるものの、
このローデイングリング12の溝部49内には、
第4図に示すように植立軸48を回転中心として
自由に回動し得る作用レバー47の位置決めロー
ラ50が喰い込んでおり、このためローデイング
リング12は回動できない状態となつているので
上記第2の太陽歯車34も同様回動できない状態
となる。
第1の太陽歯車33のみを回動し続け、遊星歯
車36を、第1の支軸22を中心として第2の太
陽歯車34の外周を自転しながら第4図中反時計
方向に公転させると、遊星歯車36は、上述した
ように第1及び第2の各回動板31,32に回動
自在に軸支されているため、この遊星歯車36と
共に上記第1及び第2の各回動板31,32が、
第1の支軸22を回動中心として同じ方向に回動
する。これら各回動板31,32が第4図中反時
計方向に回動すると、この第1の回動板31と第
1の回動アーム23との間には連結バネ37が張
設されているため、第1の回動アーム23はこの
連結バネ37により引張られて上記第1の支軸2
2を支点として同じく第4図中反時計方向に回動
を始める。第2の回動アーム24上に植設したテ
ープガイドピン28は、予めテープカセツト18
内に挿入されている(第4図参照)ため、テープ
17は上記テープガイドピン28によつてテープ
カセツト18内より自動的に引き出される。
引き続いて第1の回動アーム23が第4図中反
時計方向に回動し続けると、第2の回動アーム2
4はテープ17の引き出し時における負荷の働き
により軸支部25を中心として第4図中矢印A方
向に若干回動するものの、この第2の回動アーム
24の軸支部25の近傍位置に形成された係合突
片68が第1の回動アーム23の側端縁に衝き当
たりそれ以上の回動は阻止されるので、第2の回
動アーム24は上記第1の回動アーム23の長手
方向と略々直交する状態に保持されたまま、第1
1図中二点鎖線で示したようにテープ案内ドラム
11と第1の支軸22との間の比較的狭い空間内
を通過しながら固定案内ガイド板29側に向つて
移動する。第2の回動アーム24が第1の回動ア
ーム23と直交する状態を維持したまま第1の支
軸22を中心として移動すると、この第2の回動
アーム24上の係合部30の移動される軌跡上に
は上記固定案内ガイド板29の切欠部69が位置
しているため上記係合部30はこの切欠部69の
ガイド面に当接する。係合部30が固定案内ガイ
ド板29のガイド面に当接した状態で引き続いて
第1の回動アーム23が第4図中反時計方向に回
動すると、固定案内ガイド板29の切欠部69は
第1の支軸22側に向つて深く切り欠かれている
ためこの切欠部69のガイド面に沿つて上記係合
部30は案内されながら上記第1の支軸22側に
向つて進入してゆく。このため第2の回動アーム
24は今度は軸支部25を中心として第11図中
反時計方向に回動しそのテープガイドピン28は
2枚のガイド板55,55の各ガイド溝55a内
に衝き当たるまでテープ17を引き出しながら移
動する。テープガイドピン28が上記各ガイド溝
55aに衝き当たると、引出しアーム21はその
位置で回動を停止する。なお、引出しアーム21
はその位置で回動を停止する。なお、引出しアー
ム21によるテープ17の引出し中における第1
の先行ガイド装置54の揺動板60に設けられた
係合突片65は、第12図に示すようにコイルス
プリング66の弾性力に抗して本体T上に固定さ
れている直立作用片64の上端上に乗り上げられ
ており、したがつて上記揺動板60のテープ引出
し用突片63は下部位置に下降されているので、
この突片63に植設されたテープガイドピン62
は引出し中のテープ17と接触するようなことは
ない。
上記引出しアーム21が回動を停止した後も第
1及び第2の各回動板31,32は回動し続ける
ため、上記第2の回動板32に形成した扇状のカ
ム部51は第13図に示すように作用レバー47
のストツパー部52の一端52aを通過してこの
ストツパー部52から離脱する。このため作用レ
バー47は植立軸48を中心として第13図中反
時計方向に回動可能な状態となる。このため、い
ままでモータ42からの回転駆動力がウオーム歯
車39、第1及び第2の各従動歯車45,46を
それぞれ介して伝達されていたローデイングリン
グ12は、上記作用レバー47による回動阻止状
態から解除されるため、第13図に示すように溝
部49内に挿入されている位置決めローラ50を
外部に押し出しながら第13図中矢印A方向に回
動を開始する。位置決めローラ50が外部に押し
出された作用レバー47のストツパー部52の一
端52aは、第2の回動板32のカム部51の側
面部に沿つて移動するため第13図に示すように
上記ストツパー部52とカム部51とは互いに係
合状態となる。このため第11図に示すように引
出しアーム21はその位置で固定状態となり、し
たがつてガイド板55の所定位置までテープ17
を引き出した第2の回動アーム23のテープガイ
ドピン28もその位置で固定状態となる。
回転駆動を開始したローデイングリング12が
引き続いて回転駆動を継続すると、まずこのロー
デイングリング12上に配置されている第1の押
圧部14の押圧ピン14aが第14図に示すよう
に第1の先行ガイド装置54のガイド突片61に
当接しこのガイド突片61を押圧する。そのため
上記ガイド装置54は上記押圧ピン14aに押圧
されながらガイドレール53の長手方向に移動し
始め、いままで第12図に示すように直立作用片
64上に乗り上げていた係合突片65がその直立
作用片64から離れる。したがつて、テープ引出
し用突片63は、コイルバネ66の弾性力により
第2の支軸59を回転中心として回動するため、
いままで下部位置に下降していた第1の先行ガイ
ド装置54のテープ引出しピン62はV字状に引
き出されているテープ17の内側に挿入される。
これにてテープ17は、第1の先行ガイド装置
54に受け渡たされる。
このあと、引き続いて上記第1の先行ガイド装
置54がガイドレール53上をその終端53b方
向に移動するので、上記テープガイドピン62は
テープ17を受けてそれを順次テープカセツト1
8内から引き出すが、上述したようにガイドレー
ル53の高さ位置は第6図に示すように上記テー
プ走行路11bの高さ位置と対応して変化し、第
10図に示すようにガイドレール53の上面とテ
ープ17のエツジ部分17aとの間の間隔Hが常
に一定となるように形成されているので、テープ
案内ドラム11のドラム外周面11aに形成した
テープ走行路11b上にテープ17を正しく摺接
させながら引き出すことができる。
また、上記ガイドレール53の上面と平行なテ
ープ引出し用突片63上にそれと直交するように
植設されたテープ引出しピン62は、テープ17
の長手方向中心部a(テープセンター)に対し第
1の先行ガイド装置54の第2の支軸59を回動
中心として自動的に調芯し得るように構成されて
いるので、ローデイング動作中にテープテンシヨ
ン等によりテープ17がテープ引出しピン62の
長手方向(上下方向)に移動したり、あるいはテ
ープ17がテープ引出しピン62の上端に乗り上
げそのためテープ17を折り曲げたりするような
ことはない。
このようにテープ17は、第15図に示すよう
にテープ案内ドラム11側のテープ部分が、カセ
ツト装着部19の方向に向うに従つて下降するよ
うな所定の傾斜角を有するテープ案内ドラム11
のドラム外周面11aと、上記テープ案内ドラム
11のドラム中心軸11cを含む平面でかつ本体
Tの平面と直交するようなドラム傾斜軸面11d
とが交わる部分Aに至る特定の巻付き範囲まで第
1の先行ガイド装置54によつて引き出される。
すなわち、テープ17は、テープ案内ドラム11
のドラム外周面11aへの全巻付き範囲のうち
略々ドラム傾斜軸面11dを直交するように横切
るドラム外周面11aまで第1の先行ガイド装置
54により装架案内される。
上記第1の先行ガイド装置54がテープ17を
上述した状態に至るまでテープ案内ドラム11の
ドラム外周面11aに装架案内すると、上記第1
の先行ガイド装置54は、第16図に示すように
ガイドレール53の終端53bの位置まで移動す
ることとなるが、上記ガイドレール53の終端5
3bには、突片70が形成されているため、上記
ガイドレール53の前面部の移動ローラー56a
がこの突片70に当接してその位置で上記先行ガ
イド装置54は停止する。しかし、ローデイング
リング12は引き続き回転駆動を継続するので、
第16図に示すようにローデイングリング12上
の押圧ピン24aが引張りスプリング67の弾性
力に抗してガイド突片61を外側に押し込み、上
記ガイド突片61を有する回動板58を第1の支
軸57を中心として第16図中反時計方向に回動
させる。したがつて上記押圧ピン24aは、上記
ガイド突片61を通過する。なお、このときテー
プ17は第1の先行ガイド装置54のテープ引出
しピン62により保持されたままの状態となる。
ローデイングリング12がさらに回転駆動する
と、今度は上記第1の先行ガイド装置54からこ
のローデイングリング12上面に配設された第2
の先行ガイド装置13のテープ引出しガイドピン
71に引き渡たされることとなる。上記テープ引
出しガイドピン71に引き渡たされたテープ17
は、このテープ引出しガイドピン71によりテー
プカセツト18側に大きく引き出され、第17図
に示すようにローデイングリング11上のストツ
パ部材72が本体T上に固着された係止片73に
衝き当たりそのためローデイングリング12の回
転が停止されるまでテープ17は引き出される。
所定位置までテープ17を引き出した第2先行ガ
イド装置13上のピンチローラ74は、その位置
で押圧板75によりキヤプスタン76側に押圧さ
れ、支軸77を中心としてバネ(図示せず)の弾
性力に抗して上記キヤプスタン76に圧接され
る。そのためテープ17は上記ピンチローラ74
とキヤプスタン76との間ではさまれ、これにて
ローデイングリングの全工程が完了する。
なお、ローデイング動作完了時には、第2の先
行ガイド装置54のガイド突片61は、ローデイ
ングリング12上に配設された押圧板78の突起
78aにより第1の支軸57を回動中心として外
側に押圧されているので、テープ17への不要な
テンシヨンの防止を行なうことができる。
次に、アンローデイング動作について説明する
が、この動作は上述のローデイング動作とは逆の
動作をする。
すなわち、まずモータ42を逆転駆動すること
によりウオーム40、ウオーム歯車39、第1の
太陽歯車33、遊星歯車36、第2の太陽歯車3
4、段付歯車44、第1及び第2の従動歯車4
5,46をそれぞれ介してローデイングリング1
2を逆転させると共に、テープ17をテープカセ
ツト18内に巻き取る。
なお、この場合、モータ42の回転駆動力は上
述したように遊星歯車36にも伝達されるため、
第1及び第2の回動板31,32はローデイング
リング12の方向に回動しようとするものの、作
用カバー47のストツパー部52の一端52aに
よりそのカム部51の移動が阻止されるため(第
13図参照)、この第1及び第2の回動板31,
32と連動する引出しアーム21は案内ガイド板
29及びガイド板55に固定された状態のままで
あり、それらがローデイングリング12の回転に
伴つて第1の支軸22を中心として第11図中時
計方向に回転してしまうようなことはない。ロー
デイングリング12が逆転し始めると、まず先行
ガイド装置13のピンチローラ74をキヤプスタ
ン76側へ押圧していた押圧板75の押圧が解除
されると共に、第1の先行ガイド装置54のガイ
ド突片61を押圧していたローデイングリング1
2上の押圧板78の突起78aも上記ガイド突片
61から離れ、したがつて回動板58は第1の支
軸57を中心として回動して元の位置に戻る。
引き続いてローデイングリング12が逆転を継
続すると、第2の押圧部15の押圧ピン15aが
第1の先行ガイド装置54のガイド突片61に当
接してこのガイド突片61を押圧するため上記ガ
イド装置54は押圧ピン15aの押圧力によつて
ガイドレール53の始端53aの位置にまで押し
戻される。ガイドレール53の始端53aの位置
まで押し戻されると第1の先行ガイド装置54の
係合突片65は、固定されている直立作用片64
上に乗り上げ、したがつて第12図に示すように
テープガイドピン62は下部位置に下降してテー
プ17を解放する。
第1の先行ガイド装置54のテープガイドピン
62が所定位置まで下降すると同時に、第2の回
動板32のカム部51の押圧力によりローデイン
グリング12側に押圧されている作用レバー47
の位置決めローラ50はローデイングリング12
の溝部49内に落ち込み、したがつて上記ローデ
イングリング12はその位置で停止する。位置決
めローラ50が上記溝部49内に落ち込むと、い
ままで上記作用レバー47のストツパ部52によ
つてローデイングリング12側への回動を阻止さ
れていた第2の回動板32のカム部51はその阻
止を解放されるため、遊星歯車36が第1及び第
2の太陽歯車33,34の外周を遊星運動しなが
ら回動し始める。このため上記第2の回動板32
のカム部51は作用レバー47のストツパー部5
2の内側に沿いながら第1の支軸22を回転中心
として第4図中時計方向に回動する。したがつて
この第1の回動板31上に突出した突出部32a
の押圧より第1の回動アーム23も同じ方向に回
動するため、第2の回動アーム24は上記第1の
支軸22とテープ案内ドラム21との間の空間部
分を通過しながらカセツト装着部19の方向に移
動する。このため第2の回動アーム24の先端の
テープガイドピン28はカセツト装着部19側に
設けられたガイド板83のガイド壁に沿つてカセ
ツト18側に順次ガイドされながら上記カセツト
18の前方部にまで移動する。一方、この引出し
アーム21と同期して第1の回動板31に軸支さ
れた第1の連結リンク26が案内ガイド板29側
に移動するため、このリンク26に軸支された第
2の連結リンク80は軸支部81を回転中心とし
て時計方向に回動する。そのため第2の連結リン
ク80の一端に植設したテープガイドピン82は
上記引出しアーム21のテープガイドピン28の
近傍位置まで移動される。
上記引出しアーム21と第2の連結リンク80
の各テープガイドピン28,82が第4図に示す
ような所定位置まで来ると、上記第1の連結リン
ク26の移動に関連して作動する例えばマイクロ
スイツチ等によりアンロードエンド状態が検出さ
れモータ42が停止する。これにてアンローデイ
ング動作が完了する。
以上の説明から明らかなように、本発明は、テ
ープ案内ドラムのドラム外周面へ巻き付けられる
テープの所定の巻付き範囲のうち、ローデイング
リング上の先行ガイドピンとテープカセツト内か
ら引き出されたテープとのなす角(アジマス角)
が無視できない程度に存在する、テープ案内ドラ
ムのドラム外周面とドラム傾斜軸面との交差点ま
での特定の巻付き範囲までは、上記アジマス角が
全く生じないように構成した第1の先行ガイド装
置を構成するテープ引出しピンによりテープをテ
ープ案内ドラムのドラム外周面に装架案内し、そ
れ以降は上記第1の先行ガイド装置を構成するテ
ープ引出しピンに代わつてローデイングリング上
に設けた第2の先行ガイド装置を構成するテープ
引出しガイドピンがテープをテープ案内ドラムの
ドラム外周面に装架案内するようにしたことによ
り、テープのテープエツジがテープ引出しガイド
ピンのローラフランジに強圧されてテープを損傷
したり、あるいはテープに折れ傷を作るなどの事
態が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気記録再生装置を示す概略正
面図、第2図は上記第1図の右側面図、第3図は
先行ガイドピンとテープとのなすアジマス角を説
明するためのテープ案内ドラムを示す概略斜視図
である。第4図は本発明が適用された磁気記録再
生装置のローデイング動作開始前の状態を示す平
面図、第5図は上記第4図の正面図、第6図はテ
ープ案内ドラムとガイドレールとの配置関係を示
す斜視図、第7図はガイドレール上に配置された
第1の先行ガイド装置と直立作用片との位置関係
を示す斜視図、第8図は上記第7図の平面図、第
9図は上記第8図におけるA―A線を示す正面
図、第10図は上記第1の先行ガイド装置により
引き出された磁気テープとこの磁気テープが装架
されるテープ案内ドラムとの位置関係を示す概略
正面図、第11図は引出しアームによる磁気テー
プの引き出し終了時の状態を示す磁気記録再生装
置の平面図、第12図は第1の先行ガイド装置の
係合突片に直立作用片が係合した状態を示す正面
図、第13図はローデイングリングが回転駆動を
開始した状態を示す要部平面図、第14図はロー
デイングリング上に設けた第1の押圧部の押圧ピ
ンが第1の先行ガイド装置のガイド突片に当接し
た状態を示す磁気記録再生装置の平面図、第15
図は上記第1の先行ガイド装置がガイドレールの
終端位置まで押圧移動された状態を示す磁気記録
再生装置の平面図、第16図は上記第1の先行ガ
イド装置がガイドレールの終端位置においてロー
デイングリング上の押圧板により押圧される状態
を示す平面図、第17図はローデイング動作が完
了した状態を示す磁気記録再生装置の平面図であ
る。 T…本体、11…テープ案内ドラム、11a…
ドラム外周面、11c…ドラム傾斜軸面、12…
ローデイングリング、13…第2の先行ガイド装
置、14,15…第1及び第2の押圧部、17…
テープ、18…テープカセツト、21…引出しア
ーム、22…第1の支軸、53…ガイドレール、
54…第1の先行ガイド装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気テープを回転磁気ヘツドが設けられたテ
    ープ案内ドラムのドラムの外周面に対して斜めに
    所定の巻付き範囲にわたつて装架する自動テープ
    装架装置を備えた磁気記録再生装置において、 上記磁気テープを上記巻付き範囲のうち略ドラ
    ム傾斜軸面を横切るドラム外周面まで先行して巻
    付けを行うテープ引出しピンと、 上記案内ドラムに巻回させて走行する磁気テー
    プのガイドを行うに必要な傾きをもつてローデイ
    ングリング上に設けられ、上記テープ引出しピン
    による上記テープ案内ドラムへのテープ巻付け操
    作が完了した後、上記ドラム傾斜軸面を横切るド
    ラム外周面より上記テープ引出しピンより引き継
    いで上記磁気テープの上記テープ案内ドラムへの
    巻付けを行う引出しガイドとを備えてなる磁気記
    録再生装置。
JP7632679A 1979-06-06 1979-06-19 Magnetic recorder/reproducer Granted JPS563462A (en)

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CA000353281A CA1147460A (en) 1979-06-06 1980-06-03 Magnetic tape loading apparatus
US06/156,412 US4357639A (en) 1979-06-06 1980-06-04 Magnetic tape loading apparatus
GB8018323A GB2054942B (en) 1979-06-06 1980-06-04 Magnetic tape loading apparatuses
DE3021196A DE3021196A1 (de) 1979-06-06 1980-06-04 Bandladevorrichtung fuer ein magnetbandgeraet
AT0296780A AT369913B (de) 1979-06-06 1980-06-04 Magnetbandladegeraet
NL8003289A NL8003289A (nl) 1979-06-06 1980-06-05 Magneetbandlaadinrichting.
FR8012681A FR2458871B1 (fr) 1979-06-06 1980-06-06 Dispositif de chargement automatique de bande pour un magnetoscope a cassette

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