JPS6159938B2 - - Google Patents
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- JPS6159938B2 JPS6159938B2 JP2432477A JP2432477A JPS6159938B2 JP S6159938 B2 JPS6159938 B2 JP S6159938B2 JP 2432477 A JP2432477 A JP 2432477A JP 2432477 A JP2432477 A JP 2432477A JP S6159938 B2 JPS6159938 B2 JP S6159938B2
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- belt
- ground
- wheels
- tire
- brake
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 claims description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000009172 bursting Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は緊急ブレーキ装置、特に、車軸の各
端に各二つの車輪、すなわち二車輪ユニツトを有
する車に使用するための安全ドロツプブレーキに
関する。
端に各二つの車輪、すなわち二車輪ユニツトを有
する車に使用するための安全ドロツプブレーキに
関する。
緊急時に、通常のブレーキが確実に使用できる
ようにするための安全ブレーキ回路及び類似の回
路に依存する多くの緊急ブレーキ装置が発明され
た。
ようにするための安全ブレーキ回路及び類似の回
路に依存する多くの緊急ブレーキ装置が発明され
た。
しかしながら、従来の緊急ブレーキ装置は全
て、たとえフエイルセーフ(failsafe)にしよう
としても共通の不利益、つまり、通常のブレーキ
ライニングあるいはバツドを作動させるという欠
点があつた。従つて、このブレーキライニングが
過熱したり、摩擦係数が大幅に減少されたときは
車を効果的に制動することができなかつた。ま
た、油圧ブレーキ系路あるいはシール等がしばし
ば破裂してブレーキを作動できなくすることがあ
る等の欠点があつた。
て、たとえフエイルセーフ(failsafe)にしよう
としても共通の不利益、つまり、通常のブレーキ
ライニングあるいはバツドを作動させるという欠
点があつた。従つて、このブレーキライニングが
過熱したり、摩擦係数が大幅に減少されたときは
車を効果的に制動することができなかつた。ま
た、油圧ブレーキ系路あるいはシール等がしばし
ば破裂してブレーキを作動できなくすることがあ
る等の欠点があつた。
従つて、この発明の目的は、通常のブレーキ手
段から独立したブレーキング装置を提供すること
にある。
段から独立したブレーキング装置を提供すること
にある。
この発明は、広い意味では、少なくとも地面と
車のタイヤの交点から車上の適当な連結点まで延
びている十分な長さの適当な材料からなるベルト
またはシートと、上記ベルトまたはシートの支持
部材と、作動したとき上記ベルトまたはシートの
自由端を解放するための解放可能な保持手段を含
むドロツプブレーキを提供することにある。
車のタイヤの交点から車上の適当な連結点まで延
びている十分な長さの適当な材料からなるベルト
またはシートと、上記ベルトまたはシートの支持
部材と、作動したとき上記ベルトまたはシートの
自由端を解放するための解放可能な保持手段を含
むドロツプブレーキを提供することにある。
このブレーキの主要な長所は、車に取付けられ
たとき、ブレーキライニング及び通常のブレーキ
装置から独立の付加的なブレーキを具備し、緊急
時に、たとえ、通常のブレーキ装置が作用しなく
ても容易にブレーキをかけることができる点にあ
る。
たとき、ブレーキライニング及び通常のブレーキ
装置から独立の付加的なブレーキを具備し、緊急
時に、たとえ、通常のブレーキ装置が作用しなく
ても容易にブレーキをかけることができる点にあ
る。
この発明のブレーキは容易に製造できるので本
ブレーキがもつ人命救助の可能性を考えるとコス
トは非常に安くなる。
ブレーキがもつ人命救助の可能性を考えるとコス
トは非常に安くなる。
このブレーキの概要は次の通りである。車また
はトレーラー本体に取付けられたベルトを、車軸
の両端部にそれぞれ設けられた各二つの車輪、す
なわち二車輪ユニツトのタイヤのうちの一方と地
面との間に位置させることである。車軸の両端に
ある各二つの車輪は、一方の車輪だけが地面に接
触しているときでもベルトに乗つた他方の車輪が
回転し続けるように両車輪は互いに連結されてい
る。ベルトに乗つた車輪のタイヤとベルトとの間
には摩擦力が働くので、この車輪はその摩擦力に
よつて回転が抑止されるから、この車輪と連結さ
れている地面に接触している車輪の回転も抑止さ
れて急ブレーキがかけられる。一方、ベルトが車
輪のタイヤと地面との間にはさまれ、ベルトの上
の車輪が回転すると、両者の間の摩擦力と、地面
とベルトの間の摩擦力と、車体がさらに前進しよ
うとする力とによつて、ベルトにその長さ方向、
すなわち地面に向つて斜め下方向の張力を生じ、
従つて、垂直方向の分力を生じ、その分力によつ
てばねを介して車軸に乗つている車体は、ばねの
弾力に抗して下方に引き下げられる。そのため車
軸は、ばねを介して下方に押圧され、地面に接し
ている車輪はさらに地面に強く押圧され、この車
輪と地面との間の摩擦力が大きくなるから、ブレ
ーキが効果的にかかる。なお、二つの車輪の代り
に、車軸の端部に一つの幅広いタイヤを有する車
輪を用いてもよいが、この場合には、ベルトがタ
イヤと地面との間にはさまれたときベルトがタイ
ヤの幅の一部分を占め、タイヤの他の部分が地面
に接触するように設計される。タイヤの他の部分
は固定されたベルトを押しているタイヤを駆動さ
せるように地面に接触させられ、ベルトとタイヤ
との間の摩擦力によつて車の速度を減少させ、停
止させる。
はトレーラー本体に取付けられたベルトを、車軸
の両端部にそれぞれ設けられた各二つの車輪、す
なわち二車輪ユニツトのタイヤのうちの一方と地
面との間に位置させることである。車軸の両端に
ある各二つの車輪は、一方の車輪だけが地面に接
触しているときでもベルトに乗つた他方の車輪が
回転し続けるように両車輪は互いに連結されてい
る。ベルトに乗つた車輪のタイヤとベルトとの間
には摩擦力が働くので、この車輪はその摩擦力に
よつて回転が抑止されるから、この車輪と連結さ
れている地面に接触している車輪の回転も抑止さ
れて急ブレーキがかけられる。一方、ベルトが車
輪のタイヤと地面との間にはさまれ、ベルトの上
の車輪が回転すると、両者の間の摩擦力と、地面
とベルトの間の摩擦力と、車体がさらに前進しよ
うとする力とによつて、ベルトにその長さ方向、
すなわち地面に向つて斜め下方向の張力を生じ、
従つて、垂直方向の分力を生じ、その分力によつ
てばねを介して車軸に乗つている車体は、ばねの
弾力に抗して下方に引き下げられる。そのため車
軸は、ばねを介して下方に押圧され、地面に接し
ている車輪はさらに地面に強く押圧され、この車
輪と地面との間の摩擦力が大きくなるから、ブレ
ーキが効果的にかかる。なお、二つの車輪の代り
に、車軸の端部に一つの幅広いタイヤを有する車
輪を用いてもよいが、この場合には、ベルトがタ
イヤと地面との間にはさまれたときベルトがタイ
ヤの幅の一部分を占め、タイヤの他の部分が地面
に接触するように設計される。タイヤの他の部分
は固定されたベルトを押しているタイヤを駆動さ
せるように地面に接触させられ、ベルトとタイヤ
との間の摩擦力によつて車の速度を減少させ、停
止させる。
以下に、図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。
について説明する。
この発明による安全ドロツプブレーキは適当な
材料、例えば三重ナイロンまたはコアの各側面に
張り付けたラバーを持つたスチールコードコアか
らなるベルト9を使用する。このベルト9は車の
車体5に堅固に取付けられた支持部材10にその
一端が取付けられている。ベルトの自由端は、作
動されたときにその自由端を解放する保持手段に
解放可能に取付けられている。ベルト9の自由端
は解放されたとき、地面8上に落下し、車輪4の
タイヤにひかれる。保持手段はベルト9の端部に
設けた穴17を通して突出するピン12を有す
る。ピン12の両端部は受け部材13と駆動手段
11に支えられている。この保持手段は解放でき
るグリツプ手段を有するものでもよい。駆動手段
11は電気的及び(または)機械的なものでよく
緊急時に車の運転手により作動される。作動手段
は好ましくは運転手の席に近い位置にあるスイツ
チを有している。
材料、例えば三重ナイロンまたはコアの各側面に
張り付けたラバーを持つたスチールコードコアか
らなるベルト9を使用する。このベルト9は車の
車体5に堅固に取付けられた支持部材10にその
一端が取付けられている。ベルトの自由端は、作
動されたときにその自由端を解放する保持手段に
解放可能に取付けられている。ベルト9の自由端
は解放されたとき、地面8上に落下し、車輪4の
タイヤにひかれる。保持手段はベルト9の端部に
設けた穴17を通して突出するピン12を有す
る。ピン12の両端部は受け部材13と駆動手段
11に支えられている。この保持手段は解放でき
るグリツプ手段を有するものでもよい。駆動手段
11は電気的及び(または)機械的なものでよく
緊急時に車の運転手により作動される。作動手段
は好ましくは運転手の席に近い位置にあるスイツ
チを有している。
ベルト9はその準備位置が第1図に点線14
で、使用中のブレーキング位置が実線で示されて
いる。支持部材10の位置は車輪4の車軸7を通
る垂直面より前方にあり、ベルトが解放されたと
き、ベルトの自由端が落下し、地面8とタイヤの
間に位置するようにタイヤにひかれる。
で、使用中のブレーキング位置が実線で示されて
いる。支持部材10の位置は車輪4の車軸7を通
る垂直面より前方にあり、ベルトが解放されたと
き、ベルトの自由端が落下し、地面8とタイヤの
間に位置するようにタイヤにひかれる。
代表的なベルト9は、第3図に示すように、き
ざみを持つた踏み面19を有し、この踏み面19
が路面及び(または)タイヤと接触する表面とな
つている。雪または氷状態で使用するために、踏
み面部分19に金属ビヨウまたはチエーンをつけ
てもよい。ベルト9は中空円筒部材20の周辺に
該円筒部材を巻くようにして、金属板18および
ビヨウ等によつて円筒部材に留められている。円
筒部材20は使用されたベルトを容易に交換でき
るように支持部材10上に簡単に同心的に嵌装さ
れるようになつている。従つて、もし部材20と
部材10の間に十分の間隔が得られるならば、ベ
ルトが解放されるときに部材20は回転できる。
ざみを持つた踏み面19を有し、この踏み面19
が路面及び(または)タイヤと接触する表面とな
つている。雪または氷状態で使用するために、踏
み面部分19に金属ビヨウまたはチエーンをつけ
てもよい。ベルト9は中空円筒部材20の周辺に
該円筒部材を巻くようにして、金属板18および
ビヨウ等によつて円筒部材に留められている。円
筒部材20は使用されたベルトを容易に交換でき
るように支持部材10上に簡単に同心的に嵌装さ
れるようになつている。従つて、もし部材20と
部材10の間に十分の間隔が得られるならば、ベ
ルトが解放されるときに部材20は回転できる。
ブレーキが使用されていないときには、第1図
に点線14で示すように、また第2図に示すよう
に保持されている。本ドロツプブレーキは車軸上
の車輪のタイヤの一つまたは複数と共に使用する
ことができるが、好ましくは、第2図に示すよう
に各端に各二つの車輪を有する軸の各内側タイヤ
に適用される。
に点線14で示すように、また第2図に示すよう
に保持されている。本ドロツプブレーキは車軸上
の車輪のタイヤの一つまたは複数と共に使用する
ことができるが、好ましくは、第2図に示すよう
に各端に各二つの車輪を有する軸の各内側タイヤ
に適用される。
トラツク運転手がトラツクの運転室内で眠ると
きに、本ブレーキのベルトを開放しておけば、た
とえ運転手がハンドブレーキを蹴飛ばしてハンド
ブレーキをオフにしたとしてもトラツクは停止す
るまでにほんの数フイート進むだけにすぎない。
きに、本ブレーキのベルトを開放しておけば、た
とえ運転手がハンドブレーキを蹴飛ばしてハンド
ブレーキをオフにしたとしてもトラツクは停止す
るまでにほんの数フイート進むだけにすぎない。
また、運転中、ブレーキが損傷して車を停止さ
せることができないような場合に、運転手は運転
位置の近くにあるボタン、スイツチケーブルまた
は他の作動手段により、ドロツプブレーキを解放
することができる。ピン12は作動手段11によ
りベルト9の自由端にある穴17から引き抜かれ
る。従つて、ベルト9は地面8に落下し、第1図
に矢印Aで示される方向に回転する内側車輪にひ
かれる。ベルト9が車輪4と車路との間にはさま
れ、ベルト9の上の車輪4が回転すると、ベルト
9とタイヤの間の摩擦力と、地面8とベルト9の
間の摩擦力力と車体5がさらに前進しようとする
力とによつて、ベルト9にその長さ方向すなわち
地面8に向かつて斜め下方向の張力Pを生じ、従
つて、垂直方向の分力Fを生じ、その分力Fによ
つて、ばね6を介して車軸7に乗つている車体5
は、ばね6の弾力に抗して下方に引き下げられ
る。そのため車軸7はばね6を介して下方に押し
下げられ、地面8に接している車輪15はさらに
道路に強く押圧され、その車輪15と地面8との
間の摩擦力が大きくなるから、急ブレーキが有効
にかかる。一方、外側車輪は地面8と接触してい
るので、車輪は回転し続ける。このようにして、
車輪4と15の横滑りと過度に急激な車輪のロツ
キングが阻止されるとともに、車輪4と15は共
に同一速度で回転するので、ベルト9に乗つた車
輪4とベルト9との間に摩擦力が働く。従つて、
車輪4はその摩擦力によつて回転が抑止されるか
ら、この車輪4に連結されている道路に接触して
いる車輪15の回転も抑止されて急ブレーキがか
けられる。更に、ベルト9と地面8との間に摩擦
力によつて付加的ブレーキが与えられる。
せることができないような場合に、運転手は運転
位置の近くにあるボタン、スイツチケーブルまた
は他の作動手段により、ドロツプブレーキを解放
することができる。ピン12は作動手段11によ
りベルト9の自由端にある穴17から引き抜かれ
る。従つて、ベルト9は地面8に落下し、第1図
に矢印Aで示される方向に回転する内側車輪にひ
かれる。ベルト9が車輪4と車路との間にはさま
れ、ベルト9の上の車輪4が回転すると、ベルト
9とタイヤの間の摩擦力と、地面8とベルト9の
間の摩擦力力と車体5がさらに前進しようとする
力とによつて、ベルト9にその長さ方向すなわち
地面8に向かつて斜め下方向の張力Pを生じ、従
つて、垂直方向の分力Fを生じ、その分力Fによ
つて、ばね6を介して車軸7に乗つている車体5
は、ばね6の弾力に抗して下方に引き下げられ
る。そのため車軸7はばね6を介して下方に押し
下げられ、地面8に接している車輪15はさらに
道路に強く押圧され、その車輪15と地面8との
間の摩擦力が大きくなるから、急ブレーキが有効
にかかる。一方、外側車輪は地面8と接触してい
るので、車輪は回転し続ける。このようにして、
車輪4と15の横滑りと過度に急激な車輪のロツ
キングが阻止されるとともに、車輪4と15は共
に同一速度で回転するので、ベルト9に乗つた車
輪4とベルト9との間に摩擦力が働く。従つて、
車輪4はその摩擦力によつて回転が抑止されるか
ら、この車輪4に連結されている道路に接触して
いる車輪15の回転も抑止されて急ブレーキがか
けられる。更に、ベルト9と地面8との間に摩擦
力によつて付加的ブレーキが与えられる。
この発明により提供されるドロツプブレーキは
非常に簡単であつて誰にでも取り扱うことができ
しかも有効な装置である。このドロツプブレーキ
は一旦使用された場合でも、ベルト9をピン12
に再度装着することが容易であり、また、ベルト
がすり切れたときには取換えも極めて容易であ
る。
非常に簡単であつて誰にでも取り扱うことができ
しかも有効な装置である。このドロツプブレーキ
は一旦使用された場合でも、ベルト9をピン12
に再度装着することが容易であり、また、ベルト
がすり切れたときには取換えも極めて容易であ
る。
多くの場合、各車軸の前部及び後部の両方にド
ロツプブレーキを設けることが望ましく、それに
よつて、前方方向及び後方方向の両方における車
の緊急停止のための準備が行われる。
ロツプブレーキを設けることが望ましく、それに
よつて、前方方向及び後方方向の両方における車
の緊急停止のための準備が行われる。
ベルトの最適の厚さは0.93cm(3/8インチ)で
あることが解つた。
あることが解つた。
この装置は車の運転手が容易にブレーキの状態
を見ることができ、しかも通常のブレーキ装置と
は独立であるから、通常のトラツク等に容易に装
置できる。
を見ることができ、しかも通常のブレーキ装置と
は独立であるから、通常のトラツク等に容易に装
置できる。
点線14の準備位置にあるベルト9は前方どろ
よけ片として作用する。
よけ片として作用する。
車がどろ、雪、氷または類似の状態で使用され
るときには、ビヨウは接触位置にあるベルトの少
なくとも一方の側面に取付けられるように設計さ
れる。ビヨウはタイヤ上のチエーンと同じ原理で
働いて特別のブレーキ力を与える。
るときには、ビヨウは接触位置にあるベルトの少
なくとも一方の側面に取付けられるように設計さ
れる。ビヨウはタイヤ上のチエーンと同じ原理で
働いて特別のブレーキ力を与える。
このベルトはラバー成分を有するかまたは有し
ないメツシユまたはチエーン型片からなつてい
る。
ないメツシユまたはチエーン型片からなつてい
る。
ベルトは車が停止するときに発生する熱を分散
させるための穴の列を有していてもよい。
させるための穴の列を有していてもよい。
ドロツプブレーキが作動したことを指示するた
めの危険警告燈を車の後部に付加させてもよい。
めの危険警告燈を車の後部に付加させてもよい。
以上の通りであるから、本発明は次のような優
れた効果を奏するものである。
れた効果を奏するものである。
(1) ベルトとその上に乗つた車輪との間、および
ベルトと地面との間の摩擦力、および前進を続
けようとする車体の慣性とによつて、ベルトに
斜め下方への張力を生じ、その垂直方向への分
力によつて車体がばねの弾力に抗して下方に引
き下げられるから、地面と地面に接触している
車輪との間の押圧力、およびベルトならびに地
面と車輪との間の押圧力が増加し、ブレーキが
効果的にかかる。
ベルトと地面との間の摩擦力、および前進を続
けようとする車体の慣性とによつて、ベルトに
斜め下方への張力を生じ、その垂直方向への分
力によつて車体がばねの弾力に抗して下方に引
き下げられるから、地面と地面に接触している
車輪との間の押圧力、およびベルトならびに地
面と車輪との間の押圧力が増加し、ブレーキが
効果的にかかる。
(2) ベルトに乗つた車輪とベルトとの間の摩擦力
によつて、ベルトに乗つた車輪の回転が抑止さ
れるので、その車輪に連結されている地面と接
触している車輪が急速にブレーキをかけられ、
急速に回転が停止する。
によつて、ベルトに乗つた車輪の回転が抑止さ
れるので、その車輪に連結されている地面と接
触している車輪が急速にブレーキをかけられ、
急速に回転が停止する。
(3) 上述の各効果の結果、二つの車輪がすべてベ
ルトの上に乗る従来のドロツプブレーキ装置
(ベルトと地面との間の摩擦力によるブレーキ
だけである)よりも急速にブレーキがかかる。
ルトの上に乗る従来のドロツプブレーキ装置
(ベルトと地面との間の摩擦力によるブレーキ
だけである)よりも急速にブレーキがかかる。
(4) 車輪が地面に接しているので、操縦が安定で
ある。
ある。
第1図はこの発明を具体化した車の一部分の側
面図、第2図はこの発明を具体化した車の一部分
の平面図であるが、第1図には対応していない。
第3図はこの発明で使用される代表的なベルトの
平面図である。 4……内側車輪、5……車体、6……ばね、7
……車軸、8……地面、9……ベルト、10……
支持部材、11……駆動手段、12……ピン、1
3……受け部材、15……外側車輪、17……
穴、20……中空円筒部材。
面図、第2図はこの発明を具体化した車の一部分
の平面図であるが、第1図には対応していない。
第3図はこの発明で使用される代表的なベルトの
平面図である。 4……内側車輪、5……車体、6……ばね、7
……車軸、8……地面、9……ベルト、10……
支持部材、11……駆動手段、12……ピン、1
3……受け部材、15……外側車輪、17……
穴、20……中空円筒部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 地面と車のタイヤの接触点から車上の適当な
連結点まで延びている十分な長さの適当な材料か
らなるベルトまたはシートと、上記ベルトまたは
シートの支持部材と、作動したとき上記ベルトま
たはシートの自由端を解放するための解放可能な
保持手段を包含するドロツプブレーキにおいて、
上記ベルトまたはシートは、作動した際、車軸の
両端の各互いに連結された二車輪ユニツトのうち
の一方の車輪のタイヤと地面との間に置かれ得る
ように配置されていることを特徴とするドロツプ
ブレーキ。 2 前記ベルトが三重ナイロンまたはコアの各側
面に張付けたラバーを持つたスチールコードコア
を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のドロツプブレーキ。 3 前記ベルトのタイヤと接触する部分に一連の
穴を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のドロツプブレーキ。 4 少なくとも前記ベルトの地面とタイヤとの間
にはさまれる部分の一部にチエーンを有すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のドロツ
プブレーキ。 5 前記ドロツプブレーキが車の両側にそれぞれ
設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のドロツプブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2432477A JPS53109331A (en) | 1977-03-05 | 1977-03-05 | Drop brake |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2432477A JPS53109331A (en) | 1977-03-05 | 1977-03-05 | Drop brake |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53109331A JPS53109331A (en) | 1978-09-25 |
JPS6159938B2 true JPS6159938B2 (ja) | 1986-12-18 |
Family
ID=12134988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2432477A Granted JPS53109331A (en) | 1977-03-05 | 1977-03-05 | Drop brake |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS53109331A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04328062A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-17 | Masaru Fujiwara | 自動車ブレーキ用シート及び自動車のブレーキ装置 |
-
1977
- 1977-03-05 JP JP2432477A patent/JPS53109331A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53109331A (en) | 1978-09-25 |
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