JP2004502518A - 全地形走行ボードおよび全地形走行車 - Google Patents
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
【課題】安全で、便利で、効果的で、確実で、かつ予測可能な制動ができる全地形走行ボードの制動システムを提供する。
【解決手段】乗り手18がボード10、50上に立って乗る全地形走行ボード10、50は、制動部材を備えている。この制動部材は、乗り手18が片脚で係合させることができる。これによって、制動部材は、車輪14、52と係合し制動が行われる。この制動のための係合は、車輪14のタイヤ15に直接に行われることも可能である。代替的に、制動のための係合は、車輪52に間接的に行われことも可能である。これは、ブレーキ60を制動機構74に接続するリンク機構により行われる。すなわち、制動機構74が、車輪52のリム56に作用するのである。
【選択図】図1
【解決手段】乗り手18がボード10、50上に立って乗る全地形走行ボード10、50は、制動部材を備えている。この制動部材は、乗り手18が片脚で係合させることができる。これによって、制動部材は、車輪14、52と係合し制動が行われる。この制動のための係合は、車輪14のタイヤ15に直接に行われることも可能である。代替的に、制動のための係合は、車輪52に間接的に行われことも可能である。これは、ブレーキ60を制動機構74に接続するリンク機構により行われる。すなわち、制動機構74が、車輪52のリム56に作用するのである。
【選択図】図1
Description
【0001】
[説明]
本発明は、あらゆる地形に対応できる走行ボード(all−terrain boards)に関する。
【0002】
[発明の分野]
本発明は、一般に、乗り手がボード部材上に立って乗ることができる全地形走行ボードに適用することができる。全地形走行ボードには、例えばスケートボード、マウンテンボード、グラスボード(grass board)などがあり、これらは、2輪、3輪あるいは4輪で構成されることもある。
【0003】
全地形走行ボードに設けられた制動システムとしては、例えばPCT/AU98/01007などに既に記載されたものがある。
【0004】
しかしながら、全地形走行ボードの制動システムには、安全で、便利で、効果的で、確実で、かつ予測可能な制動ができるものが要求されている。
【0005】
本発明が提供する全地形走行ボードの制動システムは、様々な条件下で、少なくとも部分的に、安全で、便利で、効果的で、確実で、および意図通りに制動できるものである。
【0006】
[発明の概要]
本発明の1つの態様では、乗り手がボード部材の上に立って乗ることができる全地形走行ボードであって、車輪手段と、前記ボードの前記車輪手段に制動力を加えるために乗り手が脚を係合させて動かす制動部材を備えた制動手段とが設けられている全地形走行ボードが提供される。
【0007】
本発明の1つの実施形態では、前記制動部材が、前記ボードの1つの車輪に直接に作用するようになっている。特に、前記制動部材は、前記車輪のタイヤに作用して、制動力を車輪に伝達することもある。
【0008】
本発明の別の1つの実施形態では、前記制動部材が、前記ボードの1つの車輪に間接に作用するようになっている。特に、前記制動部材は、制動装置が前記車輪のリムに作用して、制動力を前記車輪に伝達するように配置されている。
[発明の説明]
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、本発明を例示的に説明する。
【0010】
図1〜図4には、全地形走行ボード10が示されている。全地形走行ボード10には、前輪12と、後輪14と、これら車輪12,14を相互に接続するフレーム16が設けられている。各車輪12および14には、タイヤ15が設けられている。さらに、ボード部材17は、車輪12,14との間に位置するフレーム16の上に取付けられている。ボード10には、制動手段19が設けられている。
【0011】
図1および図2に示すように、全地形走行車10は、乗り手18がボード部材17上に立って乗るようになっている。
【0012】
図3および図4に最も良く示されているように、制動手段19の直立制動部材20は、フレーム16から上方へ延びている。制動部材20は、横断方向に位置し旋回可能な取付物22の付近に取付けられ、ボード10のフレーム16に接続されている(図3および図4参照)。さらに、制動部材20が有する凹面は、後輪14のタイヤ15に面している。好ましくは、制動部材20の凹面の内部には、制動接触面24が形成されている。制動接触面24は、適切な摩耗特性および摩擦特性を有する材料で形成されている。すなわち、制動によりタイヤが受ける圧力および温度に耐えることができるものである。好ましくは、ばね手段(図示せず)が設けられている。力が制動手段20に加えられていないときに、ばね手段は、図3の非係合位置に制動手段20を戻すようになっている。
【0013】
使用中、乗り手18は、図1に示すように全地形走行ボード10に乗っている。しかしながら、運動中に乗り手18が全地形走行ボード10の速度を低くしたいとき、乗り手18は、図2に示すように、ただ後方へ体を傾けるだけでよいようになっている。これは、乗り手18が、制動時に前方へ投げ出されるのを防ぐことになる。さらに、全地形走行ボード10が減速するときに、乗り手18にとって自然で安全な体勢になっている。ところで、図2に示すように、本発明の配置では、乗り手18は、制動部材20に圧力を加えることができる。これは、乗り手18の後方にある脚のふくらはぎで行うようになっている。これによって、制動部材20が、制動接触面24を介して後輪14のタイヤ15に接触するようになる。その結果、制動力が後輪14に加えられるようになり、全地形走行ボード10は減速されることになる。制動部材20は、スチール、アルミニウム、プラスチック材料、あるいは複合材料を使用して形成されている。制動接触面24は、ゴム、金属、複合材料、あるいは適切なプラスチック材料を使用して形成されている。すなわち、これらは、制動によりタイヤ15に加わる熱、圧力および摩擦に耐え得るものである。これに関連し、比較的低い摩擦係数プラスチック材料が発見されており、低コストで適切な性能が得られるようになった。
【0014】
図5〜図8には、全地形走行車50の後部の一部分が示されている。この部分は、図1〜図4に示されているものと類似である。
【0015】
車50の後輪52は、フレーム54に取付けられている。車輪52のリム56の周りには、タイヤ58が延びるように設けられている。車50には、制動手段59が設けられている。
【0016】
制動手段59の制動部材60は、横断方向に位置し旋回可能な取付物62によって、フレーム54に取付けられている。さらに、図5および図6に示すように、直立プレート部材64が、フレーム54に固定して取付けられており、制動部材60の取付物62のすぐ前方に位置している。
【0017】
直立プレート部材64にはアパーチュア(図示せず)が形成されており、可撓性ケーブル66が、このアパーチュアを通って突出している。ケーブル66にはニップル68が設けられており、このニップル68は、ケーブルの外側端部に取付けられ、プレート部材64に隣接して配置されている。ニップル68は、直立プレート部材64に形成された前記アパーチュアより大きいものが使用されており、これによって、ケーブル66の外側端部は、このアパーチュアを通過することができないようになっている。
【0018】
ケーブル66は、導管70を通っており、この導管70には、長さ調整手段72を設けることもできる。
【0019】
図7および図8に示すように、ケーブル66は、自転車に用いられるタイプのV形ブレーキ74に接続されている。V形ブレーキ74には、1対のアーム76が設けられている。1対のアーム76は、旋回点78に旋回可能に取付けられており、旋回点78から前方に延びている。導管70は、第1のアーム76の前端に接続されている。これは、第1のアーム76の前端から遠ざかるように旋回する旋回かご82を介して行われることとなる。ケーブル66は、旋回かご82の一端の個所で導管70から出ており、他方のアーム76の前端の個所のケーブル締付けねじ84まで横切って延びている。さらに、旋回点78の前方の隣接する位置において、各アーム76には、ブレーキパッド80が設けられている。
【0020】
図面から分かるように、操作中、図2に示す乗り手が、制動部材60に圧力を加えるには、後方にある脚のふくらはぎで行うようになっており、制動部材60は、ピボットすなわち取付物62を中心として旋回することとなる。制動部材60は、ニップル68から遠ざかるように動くため、一方のアーム76の前端と、他方のアーム76の前端との間のケーブル66の有効長が短くなることとなる。これらの前端は、旋回点78を中心として旋回して、互いへ向かって引寄せられることとなり、ブレーキパッド80がリム56と係合するようになる。これによって、制動力が車輪52に加えられるようになり、全地形走行車50が、運動中に減速することとなる。
【0021】
各対のブレーキアーム76は、内部ばね手段を内蔵している。内部ばね手段は、制動が終わり、制動部材60に加わる圧力が無くなったときに、図7に示す位置にアーム76を戻す動作を行っている。
【0022】
制動手段を説明するための例として、V形ブレーキを用いて行った。しかしながら、注意すべきは、乗り手が体を傾け、ふくらはぎをレバーに当てて、レバーを作動させ、これによって、ケーブルにより操作されるブレーキ、あるいは液圧式ブレーキを作動させるという原理は、その他のタイプの制動機構、例えばディスクブレーキおよびハブブレーキなどにも適用できる。
【0023】
当業者に明らかな変更および変形は、本発明の範囲内にあるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による全地形走行ボードの側面立面図である。
【図2】乗り手が制動手段を作動しているところを示す、図1に類似の図である。
【図3】図1の全地形走行ボードの後部を拡大して示す図である。
【図4】制動手段が作動されている、図3に類似の図である。
【図5】制動手段を示す、本発明の第2の実施形態による全地形走行車の後部の一部分の側面立面図である。
【図6】制動手段が車輪のリムに押付けられているところを示す、図5に類似の側面立面図である。
【図7】図5の第2の実施形態の平面図である。
【図8】制動手段が車輪のリムに押付けられているところを示す、図7に類似の平面図である。
[説明]
本発明は、あらゆる地形に対応できる走行ボード(all−terrain boards)に関する。
【0002】
[発明の分野]
本発明は、一般に、乗り手がボード部材上に立って乗ることができる全地形走行ボードに適用することができる。全地形走行ボードには、例えばスケートボード、マウンテンボード、グラスボード(grass board)などがあり、これらは、2輪、3輪あるいは4輪で構成されることもある。
【0003】
全地形走行ボードに設けられた制動システムとしては、例えばPCT/AU98/01007などに既に記載されたものがある。
【0004】
しかしながら、全地形走行ボードの制動システムには、安全で、便利で、効果的で、確実で、かつ予測可能な制動ができるものが要求されている。
【0005】
本発明が提供する全地形走行ボードの制動システムは、様々な条件下で、少なくとも部分的に、安全で、便利で、効果的で、確実で、および意図通りに制動できるものである。
【0006】
[発明の概要]
本発明の1つの態様では、乗り手がボード部材の上に立って乗ることができる全地形走行ボードであって、車輪手段と、前記ボードの前記車輪手段に制動力を加えるために乗り手が脚を係合させて動かす制動部材を備えた制動手段とが設けられている全地形走行ボードが提供される。
【0007】
本発明の1つの実施形態では、前記制動部材が、前記ボードの1つの車輪に直接に作用するようになっている。特に、前記制動部材は、前記車輪のタイヤに作用して、制動力を車輪に伝達することもある。
【0008】
本発明の別の1つの実施形態では、前記制動部材が、前記ボードの1つの車輪に間接に作用するようになっている。特に、前記制動部材は、制動装置が前記車輪のリムに作用して、制動力を前記車輪に伝達するように配置されている。
[発明の説明]
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、本発明を例示的に説明する。
【0010】
図1〜図4には、全地形走行ボード10が示されている。全地形走行ボード10には、前輪12と、後輪14と、これら車輪12,14を相互に接続するフレーム16が設けられている。各車輪12および14には、タイヤ15が設けられている。さらに、ボード部材17は、車輪12,14との間に位置するフレーム16の上に取付けられている。ボード10には、制動手段19が設けられている。
【0011】
図1および図2に示すように、全地形走行車10は、乗り手18がボード部材17上に立って乗るようになっている。
【0012】
図3および図4に最も良く示されているように、制動手段19の直立制動部材20は、フレーム16から上方へ延びている。制動部材20は、横断方向に位置し旋回可能な取付物22の付近に取付けられ、ボード10のフレーム16に接続されている(図3および図4参照)。さらに、制動部材20が有する凹面は、後輪14のタイヤ15に面している。好ましくは、制動部材20の凹面の内部には、制動接触面24が形成されている。制動接触面24は、適切な摩耗特性および摩擦特性を有する材料で形成されている。すなわち、制動によりタイヤが受ける圧力および温度に耐えることができるものである。好ましくは、ばね手段(図示せず)が設けられている。力が制動手段20に加えられていないときに、ばね手段は、図3の非係合位置に制動手段20を戻すようになっている。
【0013】
使用中、乗り手18は、図1に示すように全地形走行ボード10に乗っている。しかしながら、運動中に乗り手18が全地形走行ボード10の速度を低くしたいとき、乗り手18は、図2に示すように、ただ後方へ体を傾けるだけでよいようになっている。これは、乗り手18が、制動時に前方へ投げ出されるのを防ぐことになる。さらに、全地形走行ボード10が減速するときに、乗り手18にとって自然で安全な体勢になっている。ところで、図2に示すように、本発明の配置では、乗り手18は、制動部材20に圧力を加えることができる。これは、乗り手18の後方にある脚のふくらはぎで行うようになっている。これによって、制動部材20が、制動接触面24を介して後輪14のタイヤ15に接触するようになる。その結果、制動力が後輪14に加えられるようになり、全地形走行ボード10は減速されることになる。制動部材20は、スチール、アルミニウム、プラスチック材料、あるいは複合材料を使用して形成されている。制動接触面24は、ゴム、金属、複合材料、あるいは適切なプラスチック材料を使用して形成されている。すなわち、これらは、制動によりタイヤ15に加わる熱、圧力および摩擦に耐え得るものである。これに関連し、比較的低い摩擦係数プラスチック材料が発見されており、低コストで適切な性能が得られるようになった。
【0014】
図5〜図8には、全地形走行車50の後部の一部分が示されている。この部分は、図1〜図4に示されているものと類似である。
【0015】
車50の後輪52は、フレーム54に取付けられている。車輪52のリム56の周りには、タイヤ58が延びるように設けられている。車50には、制動手段59が設けられている。
【0016】
制動手段59の制動部材60は、横断方向に位置し旋回可能な取付物62によって、フレーム54に取付けられている。さらに、図5および図6に示すように、直立プレート部材64が、フレーム54に固定して取付けられており、制動部材60の取付物62のすぐ前方に位置している。
【0017】
直立プレート部材64にはアパーチュア(図示せず)が形成されており、可撓性ケーブル66が、このアパーチュアを通って突出している。ケーブル66にはニップル68が設けられており、このニップル68は、ケーブルの外側端部に取付けられ、プレート部材64に隣接して配置されている。ニップル68は、直立プレート部材64に形成された前記アパーチュアより大きいものが使用されており、これによって、ケーブル66の外側端部は、このアパーチュアを通過することができないようになっている。
【0018】
ケーブル66は、導管70を通っており、この導管70には、長さ調整手段72を設けることもできる。
【0019】
図7および図8に示すように、ケーブル66は、自転車に用いられるタイプのV形ブレーキ74に接続されている。V形ブレーキ74には、1対のアーム76が設けられている。1対のアーム76は、旋回点78に旋回可能に取付けられており、旋回点78から前方に延びている。導管70は、第1のアーム76の前端に接続されている。これは、第1のアーム76の前端から遠ざかるように旋回する旋回かご82を介して行われることとなる。ケーブル66は、旋回かご82の一端の個所で導管70から出ており、他方のアーム76の前端の個所のケーブル締付けねじ84まで横切って延びている。さらに、旋回点78の前方の隣接する位置において、各アーム76には、ブレーキパッド80が設けられている。
【0020】
図面から分かるように、操作中、図2に示す乗り手が、制動部材60に圧力を加えるには、後方にある脚のふくらはぎで行うようになっており、制動部材60は、ピボットすなわち取付物62を中心として旋回することとなる。制動部材60は、ニップル68から遠ざかるように動くため、一方のアーム76の前端と、他方のアーム76の前端との間のケーブル66の有効長が短くなることとなる。これらの前端は、旋回点78を中心として旋回して、互いへ向かって引寄せられることとなり、ブレーキパッド80がリム56と係合するようになる。これによって、制動力が車輪52に加えられるようになり、全地形走行車50が、運動中に減速することとなる。
【0021】
各対のブレーキアーム76は、内部ばね手段を内蔵している。内部ばね手段は、制動が終わり、制動部材60に加わる圧力が無くなったときに、図7に示す位置にアーム76を戻す動作を行っている。
【0022】
制動手段を説明するための例として、V形ブレーキを用いて行った。しかしながら、注意すべきは、乗り手が体を傾け、ふくらはぎをレバーに当てて、レバーを作動させ、これによって、ケーブルにより操作されるブレーキ、あるいは液圧式ブレーキを作動させるという原理は、その他のタイプの制動機構、例えばディスクブレーキおよびハブブレーキなどにも適用できる。
【0023】
当業者に明らかな変更および変形は、本発明の範囲内にあるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による全地形走行ボードの側面立面図である。
【図2】乗り手が制動手段を作動しているところを示す、図1に類似の図である。
【図3】図1の全地形走行ボードの後部を拡大して示す図である。
【図4】制動手段が作動されている、図3に類似の図である。
【図5】制動手段を示す、本発明の第2の実施形態による全地形走行車の後部の一部分の側面立面図である。
【図6】制動手段が車輪のリムに押付けられているところを示す、図5に類似の側面立面図である。
【図7】図5の第2の実施形態の平面図である。
【図8】制動手段が車輪のリムに押付けられているところを示す、図7に類似の平面図である。
Claims (10)
- 乗り手がボード部材の上に立って乗ることができる全地形走行ボードにおいて、車輪手段と、前記ボードの前記車輪手段に制動力を加えるために乗り手が脚を係合させて動かす制動部材を備えた制動手段とが設けられていることを特徴とする全地形走行ボード。
- 前記制動部材には、乗り手がふくらはぎを係合させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の全地形走行ボード。
- 前記ボードには、前輪手段および後輪手段が設けられ、前記制動部材は前記後輪手段と係合できるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の全地形走行ボード。
- 前記制動部材は、前記ボードの1つの車輪に直接に作用するようになっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の全地形走行ボード。
- 前記制動部材は、旋回可能に取付けられた直立部材であり、該直立部材は、通常は前記車輪から遠ざかるように偏らせてあるが、乗り手が脚を当てることにより旋回させて前記車輪と係合させることができるようになっていることを特徴とする請求項4に記載の全地形走行ボード。
- 前記制動部材は、前記ボードの1つの車輪に間接に作用するようになっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の全地形走行ボード。
- 前記制動部材は、前記ボードの前記車輪のリムに間接に作用するようになっていることを特徴とする請求項6に記載の全地形走行ボード。
- 前記制動部材は、旋回可能に取付けられた直立部材であり、該直立部材は、通常は前記車輪から遠ざかるように偏らせてあるが、乗り手が脚を当てることにより旋回させて前記車輪と係合させることができるようになっていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の全地形走行ボード。
- 固定された直立プレートが前記制動部材に隣接する前方の位置に配置され、可撓性ケーブル手段が前記固定直立プレートに係留され、前記ケーブル手段が前記制動部材に操作可能に接続されており、これによって、前記制動部材を動かすと、前記ケーブル手段が作用して、制動力が前記車輪に加わるようになっていることを特徴とする請求項8に記載の全地形走行ボード。
- 前記ケーブルは、互いに対向して位置するブレーキパッド部材および互いに対向して位置する可動アームが設けられたブレーキに操作可能に接続され、前記制動部材を動かすと、前記ケーブル手段によって前記可動アームが動かされ、これによって、前記ブレーキパッドが前記車輪と係合して制動力を前記車輪に加えるようになっていることを特徴とする請求項9に記載の全地形走行車。
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