JPS6159133B2 - - Google Patents

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JPS6159133B2
JPS6159133B2 JP53148560A JP14856078A JPS6159133B2 JP S6159133 B2 JPS6159133 B2 JP S6159133B2 JP 53148560 A JP53148560 A JP 53148560A JP 14856078 A JP14856078 A JP 14856078A JP S6159133 B2 JPS6159133 B2 JP S6159133B2
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JP
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contrast
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JP53148560A
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JPS54141094A (en
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Toriraa Adorufu
Niirusen Nirusu
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OPUTEITSUSHE UERUKE GEE ROODENSUTOTSUKU
Original Assignee
OPUTEITSUSHE UERUKE GEE ROODENSUTOTSUKU
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Filing date
Publication date
Application filed by OPUTEITSUSHE UERUKE GEE ROODENSUTOTSUKU filed Critical OPUTEITSUSHE UERUKE GEE ROODENSUTOTSUKU
Publication of JPS54141094A publication Critical patent/JPS54141094A/ja
Publication of JPS6159133B2 publication Critical patent/JPS6159133B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/103Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for determining refraction, e.g. refractometers, skiascopes

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、通常の測定値である球面、円柱、及
び軸の値を自動的なプログラムの流れによつて光
学=電子的方法で測定し且つ表示する、特許請求
の範囲1の上位概念にもとづく、人間の眼の屈折
を客観的、自動的に測定する為の装置に関する。
例えばドイツ国特許第2262886号に記載の眼の
屈折計は眼の網膜の上のテスト像の映像のシヤー
プさを調節の規準として利用しており、その際、
網膜像の最良のシヤープさの為のこの規準が直接
像のコントラストから導き出され、これが網膜像
の横方向の明るさの配分を調べる事によつて行な
われる。しかしながら、コントラストの瞬間値は
その場所に於ける最大の像のシヤープさ以外には
何らの、調べられたコントラストの最大値の状態
についての言及をももたらさない。コントラスト
の動きの最大値を正確に確定することはここでは
簡単には出来ない。
本発明の課題は、測定値である球面、円柱、及
び軸位置を直接測定し且つ表示する、眼の屈折を
自動的に測定する装置である。その際、調節規準
は簡単なやり方で、既知の装置を用いて求められ
た結果と比べて本質的に精確でなければならず、
又シヤープさ或いはコントラストの最大値の非常
に精確な測定が望まれている。
上記の課題は本発明によれば、特許請求の範囲
1の特徴の中に述べられた装置によつて解決され
る。
本発明にもとづく装置によればすべての測定
値、即ち、球面、円柱、及び軸位置はそれぞれそ
れ自身の形で測定されるので、何らの計算も行な
われない。
焦点面の測定は非常に選択的な規準をを用い最
大彎曲線の両側の急勾配の側面を知ることにより
行なわれる。
測定誤差が生じた場合には円柱決定のプログラ
ムコントロールを繰返す。
本発明にもとづく装置が図面に従つて詳しく説
明され、 第1図の装置の略図からわかる通り光学の原理
がプリズム屈折計から導き出されており、眼のバ
ツクグラウンドへの小さなマークの投影、方向転
換プリズム(調節プリズム)の移動による屈折値
の調節、並びに屈折計の原理の厳密な保持、等の
プリズム屈折計の特徴がここでも見い出される。
白熱灯1のコイルがコンデンサー2によつて、
レンズ5の焦点に配置されている絞り4の上に焦
点合わせされる。その結果、光学軸に沿つて振れ
る格子マーク6が生まれ、この格子マークは移動
可能の調節プリズム7a及びレンズ8及び9を介
して眼の網膜の上へ投影される。フイルター3は
光路の中に赤外線の光だけを送り込む。レンズ8
の次には幾何学的光ビーム分割器10が続き、こ
の光ビーム分割器の同心円状の分割面はレンズ9
によつて眼の瞳孔の上へ映される。3枚の反射鏡
面から成る光学的回転システム11は分割器10
と眼12との間の光路全体を回転させる。眼から
戻つて来た光は光線分割器10迄は同じ道をたど
り、この分割器の分割面によつて反射されてレン
ズ13へと送られてゆく。レンズ13は網膜の像
を第2の格子マーク14の上に描き、この時の調
節はプリズム7aと同調して第2の調節プリズム
7bによつて行なわれる。この設備は、網膜の格
子像が正確に格子マーク14の中へ当たる様に調
整されている。通過して来た光線の束はレンズ1
5によつて光検出器16の上へ集められる。格子
マーク14の前の光線分割器17は捕捉された光
の1部をレンズ18を介して、補正の目的に用い
られる第2の光検出器19に向ける。
固定及び観察用の光路も又白熱灯1から光を受
ける。コンデンサー20と熱保護フイルター21
を通して照明された固定マーク22はサーボモー
ター23によつて光学軸に沿つて移動させる事が
出来る。この固定マークの眼の中の投写はレンズ
24及び凹面鏡25、並びに幾つかの方向転換鏡
を介して行なわれる。鏡26は赤外線を通過させ
る冷光鏡である。
同じ光路の中には更に瞳孔の状態の観察機構が
挿入されている。上述の諸部分の他に更に2つの
ステツプモーターと幾つかの光線スイツチが組込
まれている。
ステツプモーター27は2つの調節プリズム7
a及び7bによるジオプトリー(焦点距離)調整
装置のスリツト7を制御する。光線スイツチ28
a/b/cは移動領域の終りと中間とをマークす
る。光線スイツチ29は屈折を測定する為の基準
パルスを送り出す。ステツプモーター30は基準
光線スイツチ31と共に光学的回転システムに所
属している。
第2図には機能の説明の為に測定信号の発生が
示されている。
眼には静止した線形格子を投射し、この格子の
網膜像は同じ形の『隙間のある線』格子によつて
正確にカバーする。格子の穴を通る光線を光検出
器によつて測定する事によつて光電流JFを得
る。この光電源が像のコントラストの関数となつ
ている。
プリズム7a/bを持つジオプトリー調整装置
のスリツト7の格子マークと眼との距離の逆数値
を調節値DEによつてプロツトすると、釣鐘形の
曲線が得られる(第2図の部分a)。このコント
ラスト分布の最大値は、調節値DEが眼の瞬間調
節屈折AEに等しい時に得られる。瞬間調節値DE
の際、ジオプトリー調整装置を送り且つ格子マ
ークを振幅△Dで光学軸に沿つて振ると、第2図
の部分bに示された関係が生まれる。光電流信号
F(t)は既にはつきりと基本周波数から高調
波への移行を示している。
基本周波数が釣鐘形の曲線の両方の変曲点でほ
とんど高調波無しであるのに対して、純粋の高調
波(格子マークの振れの2倍の周波数)は曲線の
頂部、即ち、網膜像の焦点位置にだけに現われ
る。信号JF(t)の情報内容は調節屈折AEを見
つけ出す為の優秀なインジケータであり、その際
最適の結果は格子マークの2倍の振動振幅がコン
トラストの釣鐘形曲線の2分の1の値の幅に等し
い時に得られる。
第3図には軸位置測定の為の信号の発生が示さ
れている。2つのコントラストの釣鐘形曲線32
及び33が両方の乱視の主要断面の調節屈折AE1
又はAE2に割当てられている。2つの曲線の間隔
は測定値《円柱(Zylinder)》に対応している。
格子マークを最適の調節値DAを中心にして振る
(振幅は丁度第1の主要断面の第1の変曲点に到
達する)間に光学的回転システムが回転すると図
に示した2つの極端の位置の間に於けるコントラ
ストの釣鐘形曲線の間の往復運動に相当する。こ
れによつて格子の振れの振幅信号34は角度に応
じた眼の屈折値によつて変調される。
第4,5、及び6図は基本周波数foの識別と、
ジオプトリーの送りを制御する為の論理信号の導
出とを示している。
送り格子の振れ運動の結果としての対称形の、
正弦波形の基本周波数foは格子マークのゼロ位置
がコントラストの釣鐘形曲線の両側面のどちらか
の直線部分にある時に生まれる(第4図)。この
事は、格子マークの運転振幅が上記の側面の直線
部分をオーバーしない事を前提としている。今や
格子マークの最大偏向をしかるべく調節する事に
よつて、上記の側面の特徴点(中点)の上だけに
対称形の基本周波数が現われる様にする事が出来
る。基本周波数のプラスとマイナスのピーク値か
ら、同じ周波数をもつ矩形の基準波に対してそれ
ぞれ1つの直流電圧が得られ、又これらの電圧の
絶対値から和が作られる。
この基準=矩形から、プラスの側面からもマイ
ナスの側面からも離れて一定の幅のパルスが導き
出される(第5図)。このパルスは側面の極性に
応じて別々にサンプル・アンド・ホールド増巾器
(第6図)を次の様に、即ち、はじめに自由に一
緒に走つているサンプル・アンド・ホールド増巾
器がこのパルスの長さだけ作動を止められる様
に、制御するので振幅の最大値がパルス幅の間だ
け保持される。はじめにブロツクされていた次の
サンプル・アンド・ホールド増巾器はこの間に開
かれ、第1の増巾器から記憶されていた値を受け
取り、この値の出力端に直流電圧で低抵抗で送り
出す。従つて今や基準波のプラスとマイナスの側
面の上にあつた振幅の最大値が分離されて直流電
流の値として出てくる。これらの両方の直流電圧
の値が和増巾器に送られる。和がゼロでなければ
格子マークはコントラスト曲線の側面の中点には
ない。これに対して格子マークが側面の中点にあ
れば、ピーク値の和はゼロとなる。この和増巾器
の後ろには、上記の和信号がゼロであるか否かと
云う質的な判断だけを行なうウインドー比較器が
続いている。この比較器の出力端には、和信号が
ゼロの時に論理信号Hが送り出されて来る。比較
器のこの論理信号はステツプモータの制御電子装
置によつてジオプトリーの送りを行なわせ、基本
周波数を《認知》するとこの送り運動をストツプ
させる。
第7図は本装置の中に於ける全測定及び制御過
程の時間的流れをフローチヤートによつて示した
ものである。測定過程をスタートさせると先ず捜
査作業がはじまる(プログラム段階S1)。ジオ
プトリーの送りと、これに平行してこれと同じ送
り速度で固定マークがコントラストの釣鐘形曲線
の側面の中点迄動いてストツプする。この為の規
準は基本波foの認知である。ジオプトリーの送り
とは無関係に、スタートの後は回転システムも
又、場合によつては存在する乱視(非点収差)を
検出する為に作動する。プログラムが更にどの様
に流れてゆくかと云う判断は分岐回路B1(プロ
グラム段階2)の中で行なわれる。乱視(非点収
差)が全く存在していない場合には、プログラム
ループを介して制御装置は直接測定《球》(プロ
グラム段階10)へ接続される。この場合には回
転システムは更に測定の終了までコンスタントに
作動する。これに対して乱視(非点収差)が存在
する場合には回転システムは第1の主要断面の大
体の軸位置でストツプする。ジオプトリーの送り
は、軸位置信号を得る為のより良い条件を獲得す
る為に、自動的におよそ0.75dptだけ戻される。
続いて《軸位置》が個別測定として(プログラム
段階S3)確定される。回転システムは更にもう
1回転した後、この測定された軸位置でストツプ
する。その後で再びジオプトリーの送りと固定マ
ークとが運動をはじめ、第1の主要断面の捜査作
業が行なわれる(プログラム段階S4)。停止さ
せる為の基準は今度は2倍の基本周波数2fo或い
は又高調波の認知である。今度は固定マークはそ
の後の測定作業の間プログラム段階S10迄停止
したまゝとなつている。
プログラム段階S5は回転システムに+90゜の
回転を行なわせる。続いて更に第2の主要断面の
捜査作業が行なわれる(プログラム段階S6)。
ジオプトリーの送りを停止させる為の基準はここ
でも又2倍の周波数2foの認知である。プログラ
ム段階S7と共に回転システムの、前以つて測定
された第1の主要断面の軸位置への回転が行なわ
れ、続いてジオプトリーの送りの戻り運動及び第
1の主要断面の再捜査が行なわれる(プログラム
段階S8)。プログラム段階S4……S8の間の
ジオプトリーの送りの第1の主要断面から第2の
主要断面への並びに逆に第2の主要断面から第1
の主要断面への処理過程から円柱の値の2回の捕
捉が行なわれる。これらの2つの測定値の平均が
表示されるが、表示される円柱の値は常に第1の
主要断面に関する値である(マイナス円柱)。プ
ログラムの流れの組立てに際しては、円柱測定の
為のプログラム段階S4……S8の間に遠近調節
の変化が生じ、円柱の値として誤つたデータが出
てしまう事が考慮された。プログラム段階S9に
は調節の可能性が用意されている。この調節は、
第1と第2の主要断面の間の第2と第1の主要断
面の間でそれぞれ測定された円柱の値を互いに比
較する事によつてなされる。前以つて定めておい
た±0.2dptの許容範囲がオーバーされるや否や、
プログラムループのスイツチが入れられ、円柱測
定の為の段階S4……S8が繰返される。許容範
囲内にあればプログラム段階S10のスイツチが
入れられる。固定マークはこの時点には第1の主
要断面の中にあつて、被検者によつてシヤープに
見られなければならない。今や固定マークは第1
の主要断面から再びシヤープな領域から出て《+
無限大》の方向へ動いてゆく。被検者はその際、
出来るだけ長くこのマークに遠近調節を合わせる
様に努めなければならない。遠近調節の変化が示
されるや否や、上記の固定マークの戻り運動と平
行してジオプトリーの送りのずれの調節が行なわ
れる。遠近調節の変化は一般に、第1の主要断面
で測定されたものよりも明確なジオプトリーの屈
折力に向つて行なわれる。ここでおよそ10秒の時
間内で生じる極値が《球》として表示される。
第8図から14図迄は軸位置の早期の認知と軸
位置の評価とを示している。
捜査作業の間に、乱視の眼の場合には第1の主
要断面の中で軸位置を認知する為に、既に回転シ
ステムが一緒に回転している。第1の主要断面が
把捉されるや否や先ず、格子マークの駆動周波数
によつて変調された基本信号が生まれる。これは
格子マークがコントラストの釣鐘形曲線の側面に
達した時の純粋な球形の眼の場合も同様である。
乱視の眼の場合には、この信号に更に回転システ
ムの回転によつて包絡線が重ね合わされて変調さ
れる。この包絡線の極値はそれぞれ第1の主要断
面をマークしている。この包絡線はおよそ2Hzの
周波数で繰返され、且つ回転システムの為のステ
ツプモータの回転数と正比例している。乱視の程
度が低い場合(cyl≦0.5dpt)にはこの包絡線
は、基本信号が20〜30%変調される程迄には目立
つていない(第9図)。円柱の働きが強くなるに
従つて包絡線は明確となり、中間時には基本信号
は全く消えてしまう(第10図)。
今や電子回路によつて捜査作業の間に、プログ
ラム制御装置がこの場合に正規の軸位置測定を行
なわせる事が出来る様に乱視があるかないかを調
べる事が必要である。乱視がなければ、直ちに球
又はその極値が測定される様に、プログラム制御
装置が働かされなければならない。
基本信号は包絡線を含めて、搬送周波数として
働く変調周波数から解放されるので、軸位置信号
と調子を合わせて変動する直流電圧が得られる。
包絡線の最大値が軸位置を示している。第8図、
9図、及び10図は包絡線を含む又包絡線を含ま
ない、基本信号の例を示している。捜査作業の
間、先ず軸位置を前以つて認知する為の回路だけ
が働く。基本信号は平滑フイルターを介してピー
ク値記憶器へ送られる。ピーク値記憶器で送られ
て来た最高の信号値が記憶される(第14図)。
乱視がある場合にはこの記憶値は基本信号に包絡
線の最大値を合わせたものである。比較器K2が
今や入力信号を記憶された値の1部と比較する。
入力信号が記憶された値の上記の部分を下廻つて
いる場合には比較器のスイツチが入つて信号を後
続のフリツプフロツプFF1へ送り出す。記憶さ
れた値の比較器K2のスイツチを入れさせるパー
セント部分は、ピーク値記憶器の出力端にある分
圧器によつて調節される。これによつて、比較器
K2がわずかな妨害変調に早くも反応してしまう
のを防止し、乱視の場合には包絡線による明確な
変調によつてはじめてスイツチが入る様になつて
いる。比較器K2のスイツチが入ると−従つてこ
の場合には乱視がある−フリツプフロツプFF1
がセツトされ、これによつてAND結合が解放さ
れる。包絡線が更に進んでゆくと今度は比較器K
1が記憶された値の最大値を解放されて流れて来
る測定信号(基本信号プラス包絡線)と比較す
る。比較器K1は、記憶値と再び降下して来た包
絡線との間に測定可能の差異を認めるや否やスイ
ツチを入れ、且つ後続の単安定形フリツプフロツ
プMFF1を始動させる。短かいパルスがほゞ軸
位置(包絡線の最大値)に現われ、この間にフリ
ツプフロツプFF1によつて解放されたAND結合
を介して回転システムのステツプモータを停止さ
せる。比較器K1が切換えられるスイツチ・ポイ
ントは比較的大まかに且つ時間的に遅れながら軸
位置を示す。これは主として、比較器が、極くわ
ずかの妨害に早くも反応してしまわない様にする
為に、ヒステリシスを必要としている事に起因し
ている。調節されたヒステリシスが大きくなれば
なる程、記憶値と基本信号とが互いにずれた時に
比較器はそれだけ遅れて反応する。この遅れは乱
視が弱くなればなる程重要となる。何故なら乱視
が弱くなれば包絡線の最大値をそれだけ波が小さ
くなるからである(第11図)。従つて、これま
で説明して来た回路原理は、その時々の軸位置を
認知し、ステツプモーターを先ず第1の主要断面
の大体の軸位置でストツプさせる為にだけ用いら
れた。以下の回路原理は軸位置のはるかに精確な
把捉を可能にする。即ち、分離制御されたクラン
プ回路が、包絡線が基本信号から解放されてゼロ
に対する信号を表わす事を、目的としている。プ
ログラム制御装置による本来の軸位置の測定が機
能をはじめた時に、回転プリズムの前進の中でも
う1つの包絡線が生み出され、この包絡線が再び
比較器K1と単安定形フリツプフロツプFF1と
を介して軸位置パルスを作り出す。この軸位置パ
ルスは、クランプ回路からの包絡線の振幅の値の
およそ50%を記憶するサンプル・アンド・ホール
ド増巾器を始動させる。比較器K3は記憶されて
いた値をクランプ回路からの包絡線信号と比較す
るので、この比較器K3は、包絡線信号が記憶さ
れていた値を上廻わるか或いは下廻わる度毎にス
イツチを入れる。従つて包絡線の半分の高さの所
でこの比較器によつてウインドー(窓)が作り出
される。このウインドーは包絡線の上の軸位置に
対して対称の位置にある(第12図)。ウインド
ーの側面のスイツチ・ポイントははるかに安定し
ている。何故ならこの比較器は包絡線のより勾配
の大きな側面でスイツチングを行なうからであ
る。その上、ヒステリシスもはるかに小さくする
事が出来る。ウインドーの負の側面は再び単安定
形フリツプフロツプMFF2を始動させる。この
フリツプフロツプのパルスはいわゆる軸位置を示
すのではなく、単に軸位置の為のカウント過程を
終了させるだけである。
カウントは、回転プリズムの上の光ゲートから
導出されて前進カウンターへのゲートを開くいわ
ゆるゼロパルスによつてはじめられる。先ず、回
転プリズムを直接駆動するステツプモーターの整
数のステツプ数がカウントされる。比較器K3の
《ウインドー》が包絡線の存在によつて存在する
や否や、カウンターはデジタル回路を介して第2
のステツプパルス毎にのみ記憶を行なう。ウイン
ドーの下降側の側面はMFF2によつて、既に説
明された通り、1つの短かいパルスを発出し、こ
のパルスがカウンターへのゲートを再び閉じて、
カウント過程又は軸位置の測定を終了させる。こ
の停止パルスは本来の軸位置の後ろではじめて生
起されてカウントを終了させるが、カウンターの
中に含まれているステツプ数はゼロパルスから真
正の軸位置、即ち、包絡線の中点、迄を包含して
いる。何故ならばウインドーの中では第2のステ
ツプパルス毎にしかカウントが行なわれないの
で、その結果カウントはウインドーの半分の幅だ
け遅れてカウントを終了させるからである(第1
3図)。回転システムの為の駆動装置のステツプ
パルスと角度の調節との間にはステツプ/角度の
正比例関係が存在しているから、ステツプパルス
をカウントする事によつて、測定された軸位置を
直接表示する事が出来る。
第15図、16図、及び17図は遠近調節が変
化した時のジオプトリーの送りの遅れの調節に関
している。
送り格子のゼロ位置がコントラストの釣鐘形の
曲線の中央にあるとすると、既に説明された通り
この格子の振れ運動と釣鐘形の曲線の中央領域に
於ける矩形状の動きとの為に、格子の駆動の為の
変調周波数のコントラスト変調と同様の、2倍の
周波数を持つコントラスト変調(高調波)が生じ
る。その他の変調条件は等しく保ちながら格子の
位置がコントラストの釣鐘形の曲線の内部でいず
れか1方の側に向つて変化すると、第15図に示
されている様なコントラスト変調のグラフが生み
出される。矩形の周波数の側面は格子の変調周波
数に対して同調してコントラスト変調の変化に対
して影響を与える(第15図の中央及び下の
図)。それに従つて、1方の側への格子の移動は
基準矩形波の正の側面上のコントラストの最小値
の減少をもたらす。基準矩形波の負の側面上のコ
ントラストの最小値は大きくなる。もう1方の側
への格子の移動の際にはこれと逆の関係が生じ
る。基準波の正の側面上には小さな、又負の側面
上には大きなコントラストの最小値がある。適当
な電子回路によつてコントラストの最小値を次の
様に、即ち、基準波の側面に関してコントラスト
の最小値が相異する際には遅れ調節を制御し又遠
近調節が変化した場合のジオプトリーの送りを調
節エレメントとして働かせしめる信号が利用出来
る様に評価する事が出来る。以下の過程では最早
コントラストの最小値については述べられず、こ
の振幅の最大値の電気信号について述べられる。
基準矩形波からは、正の側面からも負の側面か
らも分離されて一定の幅のパルスが導き出される
(第16図)。このパルスは側面の極性に応じて
別々にサンプル・アンド・ホールド増巾器(第1
7図)を次の様に、即ち、はじめに一緒に自由に
作動していたサンプル・アンド・ホールド増巾器
がこのパルスの長さの間ブロツクされ且つこれに
よつて振幅の最大値がこのパルス幅の長さの間保
持される様に、制御される。はじめにブロツクさ
れていた後続のサンプル・アンド・ホールド増巾
器はこの時間の間に開かれて第1の増巾器から記
憶されていた値を受け取り、この値を出力端に低
抵抗で直流電圧として送り出す。従つて今や基準
波の正の側面上と負の側面上の振幅の最大値が
別々に直流電圧の値として提示される。これらの
両方の電流電圧の値が差増巾器に送り込まれる。
送りゲートのゼロ位置がコントラストの釣鐘形曲
線の中心にあると、すべての振幅の最大値は等し
く、差増巾器の出力電圧はゼロである。コントラ
ストの釣鐘形曲線の内部に於ける送り格子のすべ
ての位置変化は、第2b/c図に示されている様
に、互いの振幅の最大値の変化となつて表わされ
る。しかしながらこれと共に差電圧の大きさも変
つて来る。送り格子の位置変化の方向と差電圧の
極性との間には明確な関連が認められる。差増巾
器の後には、差信号がずれているか及びその極性
はいずれであるかと云う事を単に質的にのみ判断
するウインドー比較器が続いている。この比較器
は論理信号の為の2つの別々の出力A+Bを有し
ている。出力Aは差信号が負である時にはHポテ
ンシヤルの上にあり、第2の出力BはLの上にあ
る。逆の場合で差信号が正である時には第2の出
力BがHポテンシヤルの上にあり、第1の出力は
Lの上にある。更に、差信号がゼロである時には
比較器の出力からの論理結合の出力端CにH信号
が現われる。比較器のこれらの3つの論理信号は
すべてジオプトリーの送りの為のステツプモータ
ーの制御電子装置へ導かれる。論理信号A及びB
はステツプモーターの回転又は作動方向に影響を
与え、これによつてジオプトリーの送りを遠近調
節に変化があつた場合には遅れ調節の方向に次の
様に、即ち、送り格子のゼロ位置が常に釣鐘形曲
線の中点に来る様に、調節する。従つて、アナロ
グ信号のすべての振幅の最大値が等しい場合に
は、論理信号A及びBは論理的にLポテンシヤル
に又Cは論理的にHポテンシヤルとなり、ステツ
プモーターは停止される。A又はBが論理的にH
に切り換わるや否や、ステツプモーターのスイツ
チが再び入つてジオプトリーの送りが送り格子の
光学的位置をコントラストの釣鐘形曲線に従つて
案内する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にもとづく方法を実施する為の
装置の略図、第2図及び3図はテスト信号の振れ
から得られる電気信号のグラフ図、第4図は基本
周波数発生のグラフ図、第5図は第4図に於ける
振幅の最大値の捕捉図、第6図は第4図及び5図
に対するブロツク図、第7図は本発明にもとづく
方法のフローチヤート図、第8図、9図、及び1
0図は乱視の大きさによつて変つて来る包絡線の
種々の形を示す図、第11図は乱視を早く認知す
る為の軸位置の導出、第12図は包絡線からの
《ウインドー(窓)》の導出を示す図、第13図は
軸位置のカウント過程に於けるパルスのグラフ
図、第14図は軸位置測定の為のブロツク図、第
15図は高調波の発生と、テスト格子の空間的位
置に応じて変つて来る種々の信号波形の導出のグ
ラフ図、第16図は基準矩形波の正の側面につい
て表わされた高調波の振幅の最大値のグラフによ
る捕捉図、第17図はジオプトリーの送りの為の
ブロツク図、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定マークを眼球の網膜上に投射し、網膜上
    の線を自動ユリメーターで同形の第2の格子マー
    ク上に投射して前記マークの一方を光軸の方向に
    振動し、上記第2の格子マーク上に戻つて投射し
    たことによる光の洩れの変動を光検知により相似
    の対応する電気信号に変換する眼の屈折率を測定
    する装置において、上記マーク振動の最大振幅と
    一致する時間と共に変化する電気信号の最大値を
    基準インパルスで検知してその振幅を知る手段
    と、相互に続く測定値の和で光学軸を評価し、そ
    の差で網膜像の焦点距離を評価する手段とを設け
    たことを特徴とする眼の屈折率を測定する装置。
JP14856078A 1978-04-20 1978-11-30 Method of measuring automatically and objectively eye refraction Granted JPS54141094A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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DE2817377A DE2817377C3 (de) 1978-04-20 1978-04-20 Gerät zur automatischen objektiven Augenrefraktion

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Publication Number Publication Date
JPS54141094A JPS54141094A (en) 1979-11-01
JPS6159133B2 true JPS6159133B2 (ja) 1986-12-15

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JP14856078A Granted JPS54141094A (en) 1978-04-20 1978-11-30 Method of measuring automatically and objectively eye refraction

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WO2020162246A1 (ja) 2019-02-04 2020-08-13 株式会社堀場製作所 放射線検出素子、放射線検出器及び放射線検出装置

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IT7948774A0 (it) 1979-04-18
FR2423203A1 (fr) 1979-11-16
DE2817377A1 (de) 1979-10-31
JPS54141094A (en) 1979-11-01
IT1115144B (it) 1986-02-03

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