JPS6158779A

JPS6158779A - プリンタの自動給紙装置

Info

Publication number: JPS6158779A
Application number: JP18185484A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Nishimoto; 西本　清
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-08-31
Filing date: 1984-08-31
Publication date: 1986-03-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、プリンタの自動給紙装置に係り、特に印字後
の用紙を排出する排紙ガイド部の改良に関する。

［発明の技術的背景］従来、プリンタに於いて、印字Ｒ溝及び自動給紙機構は
例えば第４図及び第５図に示すような構造となっていた
。第４図及び第５図に於いて、印字機構１１はプラテン
２１、インクリボンカセット２２及び印字ヘッド２３か
らなり、また自動給紙装置１２は用紙１３送りのガイド
となる排紙ガイド２４、この排紙ガイド２４に対向して
設置された後方排紙ガイド２５、駆動排紙ローラ２６、
及びこの駆動排紙ローラ２６に圧接して従動する従動排
紙ローラ２７により構成される。

すなわち、このプリンタに於いては、先ず自動給紙装置
の図示しないフィードローラ及びプリンタ側のプラテン
２１に圧接したフィードローラにより指定した印字位置
まで送られてきた用紙１３に対し印字ヘッド２３により
印字が行われる。この用紙１．３は、ざらにプラテン２
１及び上記フリクションローラにより排紙ガイド２６及
び後方排紙ガイド２７により案内されて駆動排紙ローラ
２６と従動排紙ローラ２７との間隙に送り込まれる。そ
して、最終行まで印字が行われると、用紙１３は駆動排
紙ローラ２６及び従動排紙ローラ２７により外部に完全
に排出されるまで送り出される。

［背碩技術の問題点］ところで、このようなプリンタに於いては、インクリボ
ンカセット２２が使用不可となった場合、このインクリ
ボンカセット２２を交換する必要があり、また、排紙す
る用紙１３が排紙ガイド２４と後方排紙ガイド２５との
間で詰まった場合にはこの用紙１３を取り出す必要があ
る。

しかしながら、従来の自動給紙装置に於いては、排紙ガ
イド２４はインクリボンカセット２２のプラテン２１側
の一部を覆って固定されているため、インクリボンカセ
ット２２の交換あるいは詰まった用紙１３の取り出しの
際には、自動給紙装置１２を−Ｈプリンタ本体より取り
外さなければならないという欠点があった。

［発明の目的］本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は
、プリンタ側のインクリボンカセットの交換、あるいは
排紙ガイド内で詰まった用紙の取り出しを、プリンタ本
体から取り外すことなく行することにある。

［発明の概要］本発明は、プリンタの給紙装置に於いて、印字機構によ
り印字された後の用紙を排紙ローラへ案内するための排
紙ガイドを開閉自在とするものである。この開閉排紙ガ
イドは、通紙時に於いて閉じられ、インクリボンカセッ
トのプラテン側の一部を覆う位置に設定される。また、
インクリボンカセットを交換する際、あるいは印字部と
排出ローラ部との間に於いて用紙が詰まり、これを取り
出す必要が生じた場合には開けられ、所定の位置まで待
避するものである。

［発明の実施例］以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図に於いて、４１は自動給紙装置の本体であり、この
本体４１には複数の駆動排紙ローラ５１゜５１・・・及
びこれら駆動排紙ローラ５１．５１・・・に圧接して従
動排紙ローラ５２．５２・・・が設置されている。また
、この駆動排紙ローラ５１．５１・・・及び従動排紙ロ
ーラ５２．５２・・・部の下方には、第２図に示すよう
に印字後の用紙を駆動排紙ローラ５１．５１・・・及び
従動排紙ローラ５２．５２・・・部まで案内するための
後方排紙ガイド５３及びこの後方排紙ガイド５３に対向
して固定排紙ガイド５４が取り付けられている。さらに
、この固定排紙ガイド５４には、当該固定排紙ガイド５
４と共に、用紙を案内する開閉排紙ガイド５５が取り付
けられるようになっている。すなわち、固定排紙ガイド
５４側の両端部にはそれぞれビン孔５６を有するビン取
付部５７が設けられ、これに対応して開閉排紙ガイド５
５側の基端側にもビン孔５８を有するビン取付部５９が
設けられている。そして、これらビン取付部５７．５９
の各ビン孔５６．５８にそれぞれ支点ビン６０が挿通さ
れ、これら支点ビン６０．６０の各両端部がビン止め６
１により支持されることにより、開閉排紙ガイド５５が
回動可能となっている。

さらに、後方排紙ガイド５３の下端側と開閉排紙ガイド
５５の先端側との間にはその両端部に引張りコイルばね
６２．６２が取り付られ、この引張りコイルばね６２．
６２の復帰力により開閉排紙ガイド５５を開閉の再位置
に於いて固定するようになっている。

開閉排紙ガイド５５側のビン取り付は部５９には係止部
５９ａが設けられ、この係止部５９ａが固定排紙ガイド
５４側の下端部に当接することにより、開閉排紙ガイド
５５が閉じられている際、これを所定の位置に停止させ
るようになっている。さらに、本体４１にはこの開閉排
紙ガイド５５が開かれた際にこれを所定の位置に停止さ
せるための排紙ガイドストッパ６３が設けられている。

次に、上記自動給紙装置の動作を第２図及び第３図によ
り説明する。ここで、プリンタの印字医構については第
４図及び第５図と同様であるので、同一符号を付すもの
とする。すなわち、この自動給紙装置に於いては、開閉
排紙ガイド５５の先端側（Ａで示す箇所）を第２図に矢
印で示すように持ち上げると、この開閉排紙ガイド５５
は支点ビン６０を中心に右回りに排紙ガイドストッパ６
３に当接するまで回転し、当接すると引張りコイルばね
６２の復帰力により固定される。

このように開閉排紙ガイド５５が開状態になると、イン
クリボンカセット２２のプラテン２１側はこの開閉排紙
ガイド５５により覆われていないので、インクリボンカ
セット２２の交換、ざらには詰まった用紙１３の取り出
しが容易にできるものである。

このインクリボンカセット２２の交換あるいは用紙１３
の取り出しが終了する一ζ、第３図に示すように開閉排
紙ガイド５５の先端側（Ｂで゛示す箇所）を矢印で示す
方向に押し下げるものである。これにより、開閉排紙ガ
イド５５は支点ビン６０を中心に左回りにその係止部５
９ａが固定排紙ガイド５４の下端面に当接するまで回転
し、当接すると引張りコイルばね６２の復帰力により固
定される。この状態に於いて、開閉排紙ガイド５５は印
字後の用１ｆ１１３を駆動排紙ローラ５１及び従動排紙
ローラ５２方向に導くものである。

［発明の効果］以上のように本発明によれば、開閉自在の排紙ガイドを
設けたことにより、自動給紙装置をプリンタ本体から取
り外すことなくインクリボンカセットを交換することが
できる。また、プリンタ側の印字位置付近と、自動給紙
装置の排出ローラ付近との間で用紙が詰まった場合でも
、この用紙を容易に取り出すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るプリンタの自動給紙装
置の分解斜視図、第２図は第１図の装置に於ける開閉排
紙ガイドが閉じたときの状態図、第３図は同じく開閉排
紙ガイドが開いたときの状態図、第４図は従来の自動給
紙装置の構成を示す斜視図、第５図は第４図の装置に於
ける排紙部の構成図である。１３・・・用紙、２１・・・プラテン、２２・・・イン
クリボンカセット、２３・・・印字ヘッド、４１・・・
本体、５１・・・駆動排紙ローラ、５２・・・従動排紙
ローラ、５３・・・後方排紙ガイド、５４・・・固定排
紙ガイド、５５・・・開閉排紙ガイド、５７、５９・・
・ビン取付部、５９ａ・・・係止部、６２・・・引張り
コイルばね、６３・・・排紙ガイドストッパ。

Claims

【特許請求の範囲】

印字ヘッドとプラテンとの間に用紙を送り込むと共に、
印字後の用紙を排紙するプリンタの自動給紙装置に於い
て、本体と、この本体に取り付けられ、プリンタにより
印字された後の用紙を排紙する排紙ローラと、開閉自在
に構成され、閉時に於いて前記印字後の用紙を前記排紙
ローラ部に導き、かつ開時に於いて所定の位置まで待避
する開閉排紙ガイドとを具備したことを特徴とするプリ
ンタの自動給紙装置。