JPS6157518A - 新規ペプチド - Google Patents

新規ペプチド

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JPS6157518A
JPS6157518A JP59178503A JP17850384A JPS6157518A JP S6157518 A JPS6157518 A JP S6157518A JP 59178503 A JP59178503 A JP 59178503A JP 17850384 A JP17850384 A JP 17850384A JP S6157518 A JPS6157518 A JP S6157518A
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Tamotsu Honma
保 本間
Hidenari Adachi
足立 英斎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、新規ペプチドの採取法に関し、更に詳しくは
、ニワトリ総後体由来の血中Ca  濃度を低下させる
生理活性を有する新規ペプチドの採取法に関するもので
ある。
〔従来技術〕
カルシトニン(以下rCTJと称する)は、鳥類、魚類
、同口類などの妃後体、哺乳類などの甲状腺に存在する
ペプチドホルモンである。このホルモンは、副甲状腺ホ
ルモンと拮抗する作用を示し、骨などに作用し血中01
  濃度を低下させる作用が知られている。従来知られ
ているCTは、32個のアミノ酸よりなる単鎖のペプチ
ドで、アミノ基末fllAc以””Fr’N末fmJと
称fる)より x番目とr番10システィンがジスルフ
ィド結合をし、カルボキシル基末端(以下「C末端」と
称する)がプロリンアミドである点で共通している。現
在までのととる、ブタ、ウシ、ヒツジ、ヒト、ラット、
サケ、ウナギからCTが抽出精製され、前記の構造上の
共通点を有しながら、動物種によジペプチド構造が少し
ずつ異なることが明らかにされている。
また、CTのN末端より1番目と7番目のジスルフィド
結合を切断するとその生物活性がほとんど消失しく H
,B、 Brew@r、 Jr、、  C4ml、、 
FederationProo、、  27,690 
(196B)、  28.383(1969)、)、こ
のジスルフィド結合をアミノスペリン酸を用いてエチレ
ン結合とすることによって生物活性が保持され(特公昭
53−41677)、CTの1,7位の環状立体構造が
生物活性に必須であることが報告されている。
最近、本発明者らはニワトリ妃後体からCTを抽出精製
し、得られたニワトリCTが、次式(I): H−Cy a−Al a−8a r−L(+ 11−3
 e r−’ph r−Cy a−Va l −LQ 
u−Q l y−Lys−Leu−8or−Gln−G
lu−L6u−H4s−Lyg−Lou−Gln−Th
r−Tyr−Pro−Arg−Thr−Asp−Vat
−Gly−Ala−Gly−Thr−Pro−NH。
(式中、Cysはシスティンを、AI&はアラニンを、
F3erはセリンを、Lenはロイシンを、Thrはス
レオニンを、valはバリンを、Glyはグリシンを、
L7”はリジンを、Glnはグルタミンを、Qluはグ
ルタミン酸を、)(isはヒスチジンを、Tyrはチロ
シンを、proはプロリンを、Argはアルギニンを、
A’Pはアスパラギン酸を表す)で示される新規な構造
を有することを見い出し、特願昭58−230593号
として既に出願している。
更に1本発明者らはニットvB後体の抽出精製の過程に
おいて抽出鞘部条件を種々検討した結果、ニワトリ鰓後
体を酸性水溶液で抽出した後、特定の処理を施すことに
よシ前記式CI)で示されるCT(以下「ニワトリCT
IJと称する)と異なる今一つの0丁様の新規ペプチド
(以下[ニワトリCTI[Jと称する)が単離され、こ
のニワトリCTI[は、ジスルフィド結合が開裂されて
いるといり、従来知られているCTとは全く異なる構造
であるにもかかわらず、高いCT活性を有することを見
い出し本発明を完成するに至った。
〔発明の構成〕
本発明のニワトリCTnは、 次式(6): %式% )[ (式中、7−Gluはr−グルタミル基を表し、C75
1Ala、  Sar、 Leu、 Thr、 Val
、 G17゜L7’ % Gin % Gin s H
k85T7r 5pro、Arg及びAspは、前記と
同義である) で示されるものである。
本発明1のニワ;ト、IJ CT nの化学的性質は次
の如くである。
■ 物質の性状:白色粉末 ■ 溶媒に対する溶解性:水、特に、酸性水溶液ニ可溶
、クロロホルム、四塩化炭素、ペン上Xヘキサンなどに
不溶 ■ 分子量:3.985 ■ 塩基性度二本発明のニワトリCT If <ニワト
  リ  CT   I ■ −欠講造式:前記式([I) ■ 免疫学的性質;抗つナギCT血清−及び抗サケCT
 I血清を用いて、本発明のニワトリCT■が前記抗血
清と交差することを利用して検出し得る ■ 生物活性:3,000〜7,000  MRCU/
η性物活性測宝物活 性測定法1%酢酸ナトリウム(pH4,0;0.1袋牛
血清アルブミン含有)水溶液を用いて適当に希釈後、更
に希釈した液数種を雄幼若うツ) (1002前後)1
匹当シo、 i−を尾静脈に注射し、注射1時間後に心
臓より血液を採取し、遠心分離して血清を採取し、血清
中のC11濃度を分光学的方法(試薬:フコ−カルシウ
ム測定用キット)ニて測定し、Ca 濃度を10%低下
させるのに必要な量を10mMRC(Medical 
Re5earch Council )Uと定義する。
■ 薬効持続性:本発明のニワトIJCTn>ブタCT (測定法) 6pmolCT相当のCT水溶液をラットに静注し血清
中C^ 濃度の経時変化を測定する。
本発明のニワトリCTnは、次のようにしてFIJ l
ff1後体から採取することができる。
即ち、トリ館後体を酸性水溶液で抽出した後、次の処理
(a)及び(b)二 (a)  抽出液をカチオン交換樹脂に接触せしめ、吸
着した塩基性画分を水溶液で溶出させる(b)  ゲル
クロマトグラフィーによシ分子量3500〜6000の
両分を回収する のうち、少なくとも1糎の処理を施すことによシ採取す
ることができる。
抽出原料としては、ニワ) +7の庵後体を用いる。
鰓後体は貯化前後からその存在が認められ、甲状腺及び
上皮小体の下方において総頚動脈に隣接し、成鶏では直
径1筒径度の球状の臓器である。ニワトリの週今により
、n後体の重量、CT含量は変化する。大量・均質なニ
ワトリが入手可能なこと、蝿後体が適度な大きさであり
摘出が容易なことなどを考慮すると、ニワトリとしては
、ブロイラ一種6〜80週令のものを用いることが好ま
しい。
出発原料か・らのCTの抽出は、次のようにして行うこ
とができる。
例えば、出発原料をその約5〜10倍量(重量比)の酸
性水溶液、好ましくは、揮発性の酸性水溶y<例えば、
酢酸、ギ酸などの水溶液)中で破砕・混和し、ニワトリ
CTI及び■を含む憑濁液を得る。この場合、用いる酸
性水溶液は、声1〜5であることが好ましい。次いで、
この溶液を遠心することKより、中間層にやや透明なC
T抽出液が形成される。ここで、沈澱物は、主に鰐後体
の組織片及び不溶物であり、上層部は、主に脂肪の白色
のかたまりである。中間層を採取し、次の処理工程に供
する。
以上のようにして得られる抽出物の精製は、前述の処理
(乳)又は(b)によシ行うことができるが、(lL)
及び(b)を組み合わせることが好ましく、処理(b)
を施した後、処理(a)を行うことが更に好ましい。
処理(a)においては、抽出液又はその処理液を、カチ
オン交換樹脂、例えばSP−セファデックス又はカルボ
キシメチルセルロースを用いたクロマトグラフィーに付
して、塩基性画分を回収する。
該クロマトグラフィーは、好ましくは水溶媒にて行われ
るが、低級アルコール、アセトンの如き親水性有機溶媒
の添加された水溶液においても行うことができる。
カチオン交換樹脂としてSP−セファデックスを用いる
場合、溶離液としては、−8〜11の塩基性水溶液、通
常、ピリジン水溶液、アンモニア水溶液などを用いる。
カチオン交換樹脂としてカルボキシメチルセルロースを
用いる場合、溶離液と し゛ては、声3.〜6の・酸性
水溶液、 通常、ギ酸水溶液、ギ酸アンモニウム水溶液
、酢酸アンモニウム水溶液などを用いる。
処理(b)のゲルクロマトグラフィーは、例えば酢酸、
炭酸水素アンモニウム、ギ酸アンモニウムの如き揮発性
緩衝液中で行うことが好ましい。カラムの例としては、
Bio−gel P 10及びセファデックスG50が
挙げられる。
本°発明の採取法には、前記処理に、 次の処理(C)及び/又は(d): (O)  目的物含有水溶液に親水性有機溶媒を添加し
て高分子量体を沈澱せしめ除去する (d)  高速液体クロマトグラフィーによ、9CT様
生理活性を有する両分を回収する を組み合わせることが更に好ましい。
処理(0)においては、本発明のニワトリcTII(分
子量3,985)を沈澱させず、それ以上の高分子量を
沈澱させるに足る充分量の親水性有機溶媒(例えば、低
級アルコール、アセトンなど)を前記抽出液に添加して
、高分子量体を除去する。
処理(d)の高速液体クロマトグラフィー(以下「HP
LCJと称する)は、常法に従って行うことができ、ギ
酸アンモニウム(1omM〜1.OM)−アセトニトリ
ル、水−アセトニトリル−10%トリフルオロ酢酸(T
FA)(90: 10二1〜40:60:1)(体蹟比
)などの溶媒を用いて直線型濃度勾配溶出し、カルシト
ニン様生理活性を有する両分を回収する。
本発明の採取法においては、前述の処理を全て組み合わ
せ、(C)、(a)、0)、(d)の順に行うことが最
も好ましい。
以上の各精製工程における各画分の検定は、抗つナギC
T血清が本発明のニワトリCTnと交差反応すること利
用して、放射性免疫検定法を用い、適宜、生物活性測定
法を併用した。
放射性免疫検定法では、抗原であるウナギCTを用いて
、ウサギに数回免疫し、免疫後、採血して抗血清を得る
。ここで、本放射性免疫検定法とは、ウナギCTの抗体
(抗血清)に対し、本発明のニワトリcTIIと放射線
標識抗原との競争反応によシ本発明のニワトリCT■量
を検出する方法である。一方、標識抗原は、ウナギCT
のチロシン部分に放射性ヨウ素(I)を結合するクロラ
ミンT法又はペルオキシダーゼ法によシ作製できる。
次に、本発明のニットIJCTn抽出液又は各工程の各
両分(被検体)を適宜希釈した数種の溶液と前記で得ら
れた抗つナギCTm清とを良く反応させ(4℃、1夜)
、抗体と結合していない ニーウナギCT及び抗体と結
合した ニーウナギCTを分離後、どちらかの量をr−
カウンターで測定することによシ、被検体中に含まれる
相対的なα活性が求められる。この放射性免疫検定法に
よれば、検定によって消費されるCT量が生物活性検定
法に比し、約1/100に低減されるばかりか、手技が
簡単である、定量性・再現性が優れている、検定の所要
時間が短かい、などの利点を有し、放射性免疫検定法は
本発明のニット!jcTnの分離・精製を容易、かつ、
迅速ならしめることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、新規ペプチドを提供するととができ、
この新規ペプチドは、ジスルフィド結合が開裂されてい
るという、従来知られているCTとは全く異なる構造で
あるにもかかわらず、高いCT活性を有することから、
医薬品として有用であると考えられる。即ち、CTは強
力な骨吸収抑制作用を有することから、高Ca血症、骨
ベージェット病、骨粗鋲症の治療、胃酸分泌及び膵液分
泌抑制作用を有することから、消化性潰瘍、急性膵炎に
対する効果、抗炎症作用を有することから慢性関節リウ
マチに対する効果など広範な薬効が期待されている。
〔発明の実施例〕
次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらによシ制限されるものではない。
実施例I A)出発原料 10週会食肉用二ワ173,384匹を放血し、直ちに
、門後件を摘出した。脂肪をできる限シ除去し、ドライ
アイスで凍結した。得られたn後件は約179.11f
であった。
B)抽出工程 前記方法で得られた鯰後件を小分けしく約500匹分)
、それぞれについてIN酢酸(鯰後件重量の5倍fl(
重量比・))に浸漬し、ポリトロンでホモジナイズし、
遠心分離(9,000rpLn30分間)した。次に、
脂肪を含まないように、中間層を採取し、この抽出液の
一部を凍結乾燥した。
この凍結乾燥粉末の一部を0.1Nギ酸に溶解し、生物
活性を測定したところ、1.0〜1.2 MRCU/匹
にニワトリ)であった。
C)精製工程 前記のようにして得た目的生理活性物質を含む酢酸水溶
液900 mtにアセトン1800mgを徐々に添加後
、−夜放録し、高分子量体を沈澱させた。
遠心分離(9,00Orpm、 30分間)後、上精液
を採取した。
この上清液を、SP−セファデックスC−25を充填し
、IN酢酸で平衡化したカラム(直径3、2 cm X
高さ22cIn)上に注入した。このとき、SP−セフ
ァデックスに吸着しない酸性画分は除去され、目的生理
活性物質を含む塩基性画分はsp−セファデックスC−
25にイオン的に吸着される。次いで、2Mピリジン水
溶液(pH10) 300m1でsp−セファデックス
に吸着した塩基性画分からニワ)lJcTnを含む両分
を溶出した。この溶出液はCTの生理活性が認められた
これ以後の実験では、前記溶出液を濃酢酸で中和し、凍
結乾燥して用いた。この凍結乾燥粉末500りをIN酢
酸15−に溶解し、予めセファデックスG −50(F
in@)を充填し、IN酢酸で平衡化したカラム(直径
3.0cntX高さ150cIn)上に、この溶液を注
入した。このとき、溶出条件は溶離液IN酢酸、溶出速
度27 ml/ hであった。溶出液を15mt1本ず
つ分画採取し、放射性免疫検定法による活性画分(画分
陳48〜53)t−回収した。
これを凍結乾燥し、粉末17.4 rPIを得た。
前記検定法から算出された免疫学的に反応した本発明の
ニワトリcTn量は219μ?(3384匹相当)であ
った。
溶液を以下の測定条件に従いI(PLOに付した。
測定条件: カラム;東洋曹達工業■製TSK GEL CM 25
W(4,6箇φX250sm) 流 速; 2. Ome/min 差 圧: a 5 Kq/cy4 溶離液二A液(10mMギ酸アンモニウム:アセトニト
リル=9 : 1 ) (+)84.O)B“液(1,
0Mギ酸アンモニウム:アセトニトリル=9 :  1
 ) (pH4,0)をサンプル注入1分後、A液から
B液 へ直線型濃度勾配溶出(140分) 得られた結果に訃いて、放射性免疫検定法に基づく活性
と吸光測定法による280℃mにおけるペプチド由来の
吸光度とが一致した。更に、同様に以下の条件にて試料
を三つに分けてHPLCを緑シ返した。
測定条件: カラム:ケムコ社製Chemeogorb 50DS−
If(4,6同φX250m) 溶出液: 0.5 me1本 流速; 1. Om/mtn 差 圧:140Kq/i4 溶離液;A液(水ニアセトニトリル=10%TFA=9
0:10:1) B液(水ニアセトニトリル:10チ TFA=40:60:1) をサンプル注入8分後、A液からB液 へ直線型濃度勾配溶出(160分) その結果、活性画分(保持時間84分)にペプチドに基
づく強い吸光度(AN80 * A、、。)が認められ
た。この活性画分を凍結乾燥して活性粉末36.1μ2
を得た。この粉末の生物活性は、53.00MRCU/
ηであった。
以上のようにして得られた活性粉末のアミノ酸分析値を
表1に示す。
測定法は活性粉末3.5μ?を゛6N塩酸を用いて11
0℃で22時間加水分解し、脱塩酸後50μtの0.2
 Nクエン酸緩衝ti、(〆l 3.25 )に溶解し
、全量を分析に供した。
更に、主としてニワトリCT Iとの類似性を利用し、
公知の蛋白決定法により前記式(6)に示す新規ペプチ
ドのアミノ酸配列が決定された。
表1 本発明のニワトリα■のアミノ酸組成* チロシ
ン(Tyr)を1.OOに換算して求めた。
**  C7Mの測定法二過ギ酸酸化後のアミノ酸分析
(S、Moore、 J 、 Blol、Cham、 
238.235(1963))実施例2 実施例1と同様にして、ニワ) IJ fmm鉢体50
0匹)よシ本発明のニワトIJcTII金含む抽出酢酸
水溶液625ゴを得た。
この溶液を、予めIN酢酸で平衡化したsp −セファ
デックスC−25カラム(直径Z、 Oan X高さ1
7d)に注入した。次いで、2Mピリジン溶液で溶出し
た。この溶出骸中に本発明のニワトリCTnが含まれて
いた。
この溶出液120mにアセトン240−を添加′し、−
夜放置後、遠心分離(9,00Orpm、  30分間
)シ、上清液を採取し、凍結乾燥して粉末100キを得
た。
この凍結乾燥粉末をIN酢酸に溶解して約1−の溶液と
し、セファデックスG −50(Fin・)カラム(直
径1.2 cm X高さ103 cm )に注入したこ
のとき、溶出条件は溶離液IN酢酸、溶出速度5、7 
ml/ h であった゛。放射性免疫検定法による活性
画分を回収し、これを凍結乾燥して凍結乾燥粉末z、 
o qを得た。前記検定法から算出された免疫学的に反
応した本発明のニワ)IJCTn−iは55μ?であっ
た。 この粉末を実施例1と同様の方法にて高速液体ク
ロマトグラフィー操作を実施し、ニワ1JcTHの活性
粉末5μmを得た。この粉末の生物活性は4,800M
RCU/Wであった。
更に、アミノ酸分析を行うとともに、常法のアミノ酸配
列決定法に基づいてアミノ酸配列を決定し、この活性粉
末が本発明のニワトリCTIIであることを確認した。
実施例3 実施例1と同様にして、ニワトリ鯰後件(500匹)よ
シ、本発明のニワトリCTnを含む抽出酢酸溶液625
−を得、凍結乾燥して粉末1.52を得た。
この粉末をIN酢酸15−に溶解した後、遠心分離(3
,00Orpm、 20分間)して、その上清液をセフ
ァデックスG −50(Fine)カラム(直径1、2
 cm X高さ103 crfI)に注入した。
この活性画分をSP−セファデックスC−25カラムに
注入し、実施例1と同様にして、CT活性を有する粉末
1.0岬を得な。
この粉末を実施例1と同様の方法にて高速液体クロマト
グラフィー操作を実施し、CTの活性粉末4μt を得
た。この粉末の生物活性は5.100MRCU/岬であ
った。
更に、アミノ酸分析を行うとともに、実施例1と同様に
してアミノ酸配列を決定し、この活性粉末が本発明のニ
ワトリCTIrであることを確認した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 トリ鰓後体を酸性水溶液で抽出した後、 次の処理(a)及び(b): (a)抽出液をカチオン交換樹脂に接触せしめ、吸着し
    た塩基性画分を水溶液で溶出させる (b)ゲルクロマトグラフィーにより分子量3500〜
    6000の画分を回収する のうち、少なくとも1種の処理を施すことを特徴とする 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Cysはシステインを、Alaはアラニンを、
    Serはセリンを、Leuはロイシンを、Thrはスレ
    オニンを、Valはバリンを、Glyはグリシンを、L
    ysはリジンを、Glnはグルタミンを、Gluはグル
    タミン酸を、Hisはヒスチジンを、Tyrはチロシン
    を、Proはプロリンを、Argはアルギニンを、As
    pはアスパラギン酸を、γ−Gluはγ−グルタミル基
    を表す) で示される新規ペプチドの採取法。
JP59178503A 1984-08-29 1984-08-29 新規ペプチド Expired - Lifetime JPH0678357B2 (ja)

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