JPH06500311A - ヒスチジン置換されたヒト成長ホルモン放出因子類縁体 - Google Patents

ヒスチジン置換されたヒト成長ホルモン放出因子類縁体

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JPH06500311A
JPH06500311A JP3513314A JP51331491A JPH06500311A JP H06500311 A JPH06500311 A JP H06500311A JP 3513314 A JP3513314 A JP 3513314A JP 51331491 A JP51331491 A JP 51331491A JP H06500311 A JPH06500311 A JP H06500311A
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ハイマー,エドガー・フイリツプ
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エフ・ホフマン―ラ ロシュ アーゲー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒスチジン置換されたヒト成長ホルモン放出因子類縁体本発明はヒト成長ホルモ ン放出因子類縁体及びその断片に関する。本発明の薬学的組成物はヒトにおける 種々の成長ホルモンが関連する問題を処置するため、及び動物における成績(p erformance)増進のために用いることができる。
成長ホルモン放出因子(GRF)はヒト小島細胞腫瘍(human 1slet cell tuIIor)から単離され、構造的にはGuilleminら[5 cience、218.585−587 (1982)コ及びRivierら[ Nature、300 。
276−278 (1982)]により特定された。数十年間探究されてはいた が、GRFの単離と特定化(characterization)はそれが極く 微量しか存在しないためにそれ迄成功していなかった。ヒト視床下部(hypo thala■ic)成長ホルモン放出因子(hGRF)は小島細胞腫瘍から単離 されたGRFと同じ構造を有することが見出された[Bohlenら。
Rivierら(s、 a、 )はGRF (1−44)及びGRF (1−4 0)の構造をそれぞれ記載し、モしてGRFは成長ホルモンの放出について特異 的であることを示した。GRFのこれら2個の形状はそれらのアミノ(NH2) 末端においては同一であるが、それらのカルボキシ(Co。
H)末端の終点で異なっている。GRF (1−44)はそのカルボキシ末端に アミド基を有する点において更に区別される。
Rivierら(s、 a、 )はGRFの生物学的活性が分子のNH2末端部 に存在し、且つ完全な固有の活性と効力はin vitroでGRF (1−2 9)−NH,で発現されることを明らかにした。
Lanceら[Biochem、 Biophys、 Res、 Comm、、  119 (1) 、 265−272 (1984)]は、1.2及び3の位 置において、選ばれたアミノ酸で置換されたGRF (1−29) NH2が豚 (pig)及びラットの双方においてin vivoで成長ホルモン(GH)の 放出増進を引き起すことを明らかにした。
動物の成長はおそらく生理的規制分子(bio−regulatory mol ecule)のカスケードにより制御されている。視床下部は脳下垂体での成長 ホルモン放出を誘起するGRFを産生ずる。少量のGRFは脳下垂体で血中への 相当量の成長ホルモン放出を引き起すことが見出された。このようにGRFは成 長ホルモンを必要とするこれらの例において大いなる治療的有用性を有する。例 えばGRFは脳下垂体性小人症及び成長ホルモン産生異常による糖尿病の処置、 傷害治癒の増進、火傷の処置、老化過程又はオステオポローシス(osteop orosis)の遅延又は骨治癒において用い得る。同様にGRFは農業分野に おける有用性を有する。農業的利用の具体例には、家禽や豚、牛その他の如き食 用に飼育された動物の肉生産を増進し、早期の市販を可能とし、或いは飼料を与 えて同じ時間でより大きい動物を作り出し、或いは赤身対脂身の比率を改善する ことが含まれる。GRFはまた乳牛のミルク生成及び鶏の弁製造を刺激する。
GRFの単離の成功は、部分的には末端肥大症を併う膵臓の腫瘍が異常に(ec topically)大量のGRFを生産するということの発見によるものであ った。アミノ末端から同じアミノ酸配列であるところの44.40及び37アミ ノ酸の3種の状態のGRFが単離された。
アミド化された状態の44アミノ酸GRFが親分子(parent molec ule)であると考えられる。種々のアミノ酸置換を行った、原ポリペプチドの 生物学的に活性な断片を有する広範な合成類縁体が製造されてきた。これらの変 更は親分子よりもすぐれた生物学的特性をもつ合成類縁体をしばしば生み出すよ うに特別に設計されてきた。一般的に線状ペプチドは非常に柔軟な分子であり、 しつかり決った構造を欠いている。線状ペプチド中の個々のアミノ酸は周囲の環 境に曝されており、酵素的及び化学的劣化に対し非常に敏感になっている。従っ て、酵素的及び化学的劣化に対する抵抗を有しつつ、例えば効力、効果及び安定 性の如き項目において最大の生物学的活性を発現するGRF類縁体を設計するこ とが望まれている。
本発明は下記式: %式% 但し、式中R1はHi s、 3−MeHi s、 d e 5NH2Hi s 。
Tyr又はdesNHzTyrであり、R2はVatSLeu又は11eであり 、R11はAlaであり、R4はMe t、Leu、I I e又はNleであ り、R5はSer又はAsnであり;R6はArg−Gln−Gin−Gay− Glu−8er−Asn−Gln−Glu−Arg−Gly−Aha−Arg− Ala−Arg−Leu又はそのカルボキシ末端から1〜15のアミノ酸残基が 除去された配列を有するその断片から選ばれたアミノ酸配列であり:XはOH又 はNH2である、 で表わされる化合物及びその薬学的に許容しつる酸又は塩基付加塩に関する。
本発明による薬学的組成物は、薬学的に又は獣医学的に許容される液体又は固体 担体中に分散された、長さが29と44残基の間であるかかる類縁体を包含する 。かかる薬学的組成物は治療及び/又は診断目的のために、ヒト及び獣の両方の 臨床薬において用いることができる。特にそれらは温及び冷血動物の成長を促進 するために用いることができる。
それらはまた温及び冷血動物において成長関連疾患の治療及び成長成績の改善の ために用いることもできる。
本発明のGRFペプチドは、ヒトの成長ホルモン欠損症により特徴づけられる成 長関連疾患の処置のため、又は成長成績を改善するための動物の処置のために有 用である。
本明細書においては、“GRF”という語は、下記アミノ酸配列[5ciH−T yr−Ala−Asp−Ala−I l e−Phe−Thr−Asn−3e  r−Tyr−Arg−Lys−Va I−Leu−Gly−Gin−Leu−3 er−Ala−Arg−Lys−Leu−Leu−Gln−Asp−11e−M et−3er−Arg−Gin−Gin−Gly−Glu−8er−Asn−G ln−Glu−Arg−cty−Ala−Arg−Ala−A r g−L e  u−NH2 を有するポリペプチド、又は少くとも全配列の初めの29アミノ酸を有し、且つ 成長ホルモン放出活性を発現する生物学的に活性な断片である、ヒト成長ホルモ ン放出因子を意味する。通常の定められた表現方法(conventional  representations)に従い、N末端のアミノ基は左に現れ、C 末端のカルボキシ基は右に現れる。アミノ酸とは天然のアミノ酸′ を意味し、 017%Al a、Va 1、Leu、Lle、Ser、Thr。
LysSArg、Asp、Asn、GluSGlu、Cys、Me t。
ロイシン(norleucine)を意味する。アミノ酸残基が異性体の形を有 する場合、特に記さないかぎりし一型のアミノ酸を表わす。“GRF”につづく サフィックス“−OH”及び“−NH,”はそれぞれポリペプチドの遊離の酸及 びアミド形を示す。いずれのサフィックスも用いられていない場合は、その表現 は両方の形を含んでいることを意図する。GRFの類縁体は“GRF”の前のカ ギカッコ([])に置換アミノ酸を示すことにより表わされ、例えば“[His ”、Al a”] −GRF”は1位のタイロシン残基がヒスチジン残基により 置換され、15位のグリシン残基がアラニン残基で置換された、GRFに対応す るアミノ酸配列を有するポリペプチドを表わす。“GRF“につづくカッコ(( ))内の数はアミノ酸残基の位置数を付与することにより、完全ペプチドの断片 を示し、例えばGRF (1−29)は完全配列のはじめの29アミノ酸を有す る断片を表わす。
本発明は、GRF分子の1位のタイロシン残基及び/又は2位のアラニン残基及 び15位のグリシン残基を、他の適切に選ばれたアミノ酸で置換し、脳下垂体か らの成長ホルモンの放出を刺激するための増進した生物学的効力を有するGRF 類縁体を製造することができることを見出したことに基づいている。更に27位 のメチオニン残基及び/又は28位のセリン残基も同様に置換することができ、 そして増進した生物学的効力を有するGRF類縁体を生成する。
当技術分野で周知の種々の基準が、特定の位置においてGRFの置換のための特 定のアミノ酸を選択するために用いることが可能であり、例えば1つのこのよう な基準はらせん性(helicity)及びハイドロパシシティ(hydrop athici ty)分析で示されるように、得られるポリペプチドの両親媒性 的特性(amphiphilic character)及びらせん構造を増進 させるため特定のアミノ酸を選ぶことである。得られるポリペプチドはレセプタ ーにより効率的に結合しうるし、また蛋白分解に対しより安定であり得、それに より生物学的効力が増進する。らせん性及び親水性分析は当該技術分野で公知の 慣用手段により行なわれる。
本発明に従い、GRF (1−29)の1及び/又は2及び15位における適切 に選択されたアミノ酸残基の置換は、生物学的活性と対酵素抵抗性を増進した。
1及び/又は2及び15位の置換と共に、更にGRF分子の27及び/又は28 位における適切に選ばれたアミノ酸残基の置換は、多置換GRF類縁体を生成し 、脳下垂体によるGRF放出を行なわせることにおいて増大した生物学的効力を 有するペプチドを生み出す。
このような置換のために選ばれるアミノ酸は、タイロシン、デスN H2−タイ ロシン、アラニン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、バリン、アスパラギ ン、セリン、ノルロイシン、ヒスチジン、デスNH2−ヒスチジン、及び3−メ チル−ヒスチジンを含むが、これに限定されない。
本発明の代表的化合物には、 [Hi s’SVa 12、A l a ” ]−G RF (1−29)−N  H2[His’、Leu2、A l a ” ]−G RF (1−29)− N H2[3−MeHi s’、Va ]”、A 1 a ” ]−G RF  (1−29)−N H2[His’、Ile”、A I a”]−GRF(1− 29)−NH2[desNH,His’、Va 1”、A I a”]−GRF (1−29)−NHz[Leu”、A l a ” ]−G RF (1−29 )−N H2[11e2、A I a ” ]−G RF (1−29)−N  H2[Hi s ’、Va I2、Ala”、L e u ”]−G RF ( 1−32)−0H[His’、Val2、Ala”、L e u ”、A s  n ”]−G RF (1−32)−0H[Val”、 Ala”、 Leu2 )]−G RF (1−32)−0H[His’、Ile”、Ala”、L e  u ”]−G RF (1−32)−0H[His’ 、 Val 2、 A ha” 、 L e u ”]−G RF (1−40)−0H[H4s’、L eu2、Ala”、L e u 27]−G RF (1−32)−0H[Hi s’、Leu”、Ala+5、L e u 27]−G RF (1−40)− 08[Hi s ’、l1e2、Ala”、L e u ”]−G RF (1 −40)−08が含まれる。
記載された改変はヒト成長ホルモン放出因子(hGRF)を扱っているが、同様 の改変がブタ成長ホルモン放出因子(pGRF) 、中成長ホルモン放出因子( bGRF) 、ヒツジ(ovine)成長ホルモン放出因子(oGRF) 、及 びヤギ(caprine)成長ホルモン放出因子(cGRF)にも行うことがで きよう。
本発明のポリペプチドは、組換えDNA法、固相ペプチド合成技術、又は溶液相 ペプチド合成技術を含む(しかし、これに限定されない)多くの方法で製造する ことができる。
組換えDNA技術の公知手法を用いて、本発明の化合物をコードする配列を含有 するDNA配列を、適当な制御要素、例えばプロモーター/オペレーター配列及 びリポソーム結合部位をコードする配列の制御下に、複製可能な発現担体(ve hicle)中に挿入することができるであろう。
該発現担体は次いでバクテリアの如き宿主微生物を形質転換するために用いるこ とができ、それを所望の蛋白を発現するための条件下で成長させることができる であろう。本発明のGRF類縁体の製造のために非天然型のアミノ酸が用いられ るような例においては、組換えDNA技術は天然型のアミノ酸残基からなるフラ グメントを製造するために用いることができ、そしてそれを当技術分野で公知の 方法により非天然型のアミノ酸を含有するフラグメントと合体させることができ るであろう。
当該技術者に既知の他の同等の化学的合成方法を用いることもできるが、ペプチ ドは例えばメリフィールド(MerriHeld) [J、^m、 Chew。
Sac、 、85.2149. (1963)]により記載された如き固相合成 法で製造することができる。固相台或は、クロルメチル化樹脂又はヒドロキシメ チル樹脂に結合したベンジルエステル架橋を介して、又はベンズヒドリルアミン (BHA)樹脂又はメチルベンズヒドリルアミン(MBHA)樹脂に結合したア ミド結合を介して、保護されたアミノ酸をカップリングさせることにより合成さ れるべきペプチドのC−末端から開始される。該樹脂は商業的に入手可能であり 、それらの製法は当該技術者に既知である。
本発明の化合物の酸形態は、固相担体としてベンジルエステル樹脂又はフェニル アセトアミドメチル樹脂を用いて固相ペプチド合成により製造することができる 。該ポリペプチドは製造用高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で精製され 、そして分析用HPLC,等電焦点化高圧(isoelectric forc using and high voltage)薄層電気泳動により均一(h omogeneous)であることを示すことができる。アミノ酸分析を予期し たアミノ酸組成であることを確認するために実施することができる。
対応するアミド形は固相担体としてベンズヒドリルアミン−又はメチルベンズヒ ドリルアミン−樹脂を用いる方法により製造できる。BHA−又はMBHA−樹 脂を用いる場合、固相担体から該ポリペプチドをとりはずすための無水HFを用 いる処理は末端アミド基を有するポリペプチドをもたらすことを、当業者は認識 するであろう。
C末端アミノ酸、例えばArgはN −アミノ及び側鎖グアニジノ位において、 それぞれt−ブチロキシカルボニル(Boc)及びp−トルエンスルホニル(T os)のような適切に選択された保護基で保護される。該Boc−Arg (T os)−OHは、ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)を用いて約25℃ で2時間撹拌しながら該ベンズヒドリルアミン樹脂に初めに合体(couple d)させることができる。Boc保護されたアミノ酸の樹脂担体へのカップリン グに次いで、メチレンクロライド中のトリフルオロ酢酸(T F A)又はTF A単独を用いてアミノ保護基を除去する。該脱保護は約0℃と室温との間の温度 で実施する。
アミノ保護基を除去した後、残余のBoc保護されたアミノ酸を所望の順序で段 階的に合体させる。いくつかのアミノ酸は固相合成機において用いる前に活性化 することができる。適当なカップリング試剤の選定は当業者には公知である。特 に好ましいのはDCCである。
それぞれの保護されたアミノ酸又はアミノ酸配列を過剰に固相合成器に仕込み、 そしてカップリングをジメチルホルムアミド(DMF)又はメチレンクロライド (CHzCL)又はそれらの混合物の媒地中で実施することができる。カップリ ングが不完全であった場合、次のアミノ酸のカップリングに先立つN−アミノ保 護基の除去の前に該カップリング操作を繰返す。合成の各々の段階でのカップリ ング反応の成功は当該技術分野で周知の方法で監視することができる。該合成を 監視する好ましい方法はニンヒドリン反応によるものである。該カップリング反 応は、例えばベガ(Vega) 1000.250又は296ペプチドシンセサ イザー (Peptide 5ynthesizer)又はアプライドバイオシ ステムズ(AppliedBiosystea+s)モデル430A又は431 Aペプチドシンセサイザーを用いて自動的に達成することができる。
樹脂からのペプチドの開裂はペプチド化学において周知の手法を用いて達成する ことができる。p−クレゾールの如き消却剤(scavenger)及びジメチ ルスルフィドの存在下、0℃で1時間フッ化水素と反応させ、次いでp−クレゾ ールの存在下0℃で2時間フッ化水素と第二回目の反応を行うことができる。
従って、 (a) 溶液相ペプチド合成により合成された、対応するアミノ酸配列の適格に 保護されたポリペプチドの保護基を従来の方法を用いて切り離す、又は (b) 固相ペプチド合成により合成された、対応するアミノ酸配列の適格に側 鎖保護された樹脂結合ポリペプチドを脱保護し、従来の方法を用いて樹脂から切 り離し、そして所望ならば薬学的に許容しうる酸又は塩基付加塩に転換する、 ことを特徴とする方法も本発明の対象である。
本発明のポリペプチドの精製は、ペプチド化学において周知の手順を用いて達成 することができる。先に示した如(、このようなポリペプチドは製造用HPLC を用いて精製することができる。しかし、ゲルパーミェーション−、イオン交換 −及び分配クロマトグラフィーの如き他の公知のクロマトグラフィー手法又は向 流分布(countercurrent distribution)もまた用 いることができる。
本発明のポリペプチドは成長ホルモン放出活性を有する。本発明の薬学的組成物 は、薬学的又は獣医学的に許容される液体又は固体担体中に分散された、かかる 化合物又はその非毒性塩を含んでいる。かかる薬学的組成物はヒト及び獣両方の 臨床薬品中で治療的又は診断的目的の為に用いることができる。例えば脳下垂体 性小人症の如き成長関連疾患及び成長ホルモン産生異常による糖尿病の処置にお いて有用である。更にそれらは肉生産のために飼育された動物の成長を刺激し、 飼料効率を高め、ミルク生産を高め、及び非生産を刺激するためにも用いること ができる。
本発明の化合物は、in vitroでGRF−(1−44) −NH2よりも 約3倍多く成長ホルモンの放出を誘起する。このように、成長ホルモン放出因子 が同一目的で与えられる場合これらの類縁体はそれより相当少い投与量で投与す ることができる。当業界で周知の如く、成長関連疾患の処置では成長ホルモン生 産の不充分さの程度によって個人個人で投与量を変化させる必要があるであろう 。一般的に患者の体重を基にして約0.04gg/kg/日〜約20.0μg/ kg/日(皮下)の投与量の範囲を成長ホルモンの放出を刺激するために用いる ことができる。家畜の成長活性を刺激するために用いられる投与量は、ヒトの脳 下垂体性小人症の如き成長ホルモン欠乏の場合に正常な成長を回復するために採 用される投与量よりも、相当高いであろう(患者体重kg当り)。家畜において は、約0.4μg/kg/日〜約30μg/kg/日の範囲の皮下投与が、脳下 垂体成長ホルモンの放出を刺激するために用いることができる。しかし当業者は 、正常な成長を伴う成長ホルモンの公知循環レベル及び該ポリペプチドの成長ホ ルモン放出活性を基準にして適当な投与量を決定することができる。
かくして、本発明により、成長ホルモンの不十分な生産を特徴とする成長関連疾 患を処置する方法が提供され、それは正常な成長を伴う水準まで成長ホルモンの 生産を刺激するのに十分な量の本発明化合物を投与することを含んでなるもので ある。
成長ホルモンの正常なレベルは個人間で相当変化し、そしていかなる個人におい ても、成長ホルモンの循環レベルは1日の間中で相当変化する。ヒト成人では成 長ホルモンの正常な血清レベルは約0〜約10ナノグラム/mlで変化すると報 告されてきた。小供では成長ホルモンの正常血清レベルは約0〜約20ナノグラ ム/mlで変化すると報告されてきた。
前記した類縁体を用いた脳下垂体機能不全(hYpopituitary)小人 症を効果的に治療する目的で、正常な成長の期間の間装置を施す。女子の場合こ の期間は一般的に月経開始からはるかに延びることはない。このように女性の処 置は個人個人によって約12〜16年の年齢から開始せねばならない。男性の場 合成長の刺激は年頃(puberty)を越えて相当長い期間可能である。この ように男性の有効な処置(治療)は通常約18〜19年齢まで、成る個人的のケ ースでは約25年齢まで可能である。
ここに、正常な成長を伴うよりも大きなレベルで成長ホルモンの生産を刺激する のに十分な量の本発明のGRF類縁体を投与することにより、動物の成長速度を 増加させる方法も提供される。
本発明のポリペプチドは従来の薬学的調製剤技術により製造することができるヒ ト又は獣用薬学的組成物の形態で投与することができる。経口、経静脈、皮下、 筋肉内、腹膜内又は経鼻投与に適した組成物が用いられる。薬学的用途のための 適切な投与形態は、約0.01〜約0.5mgの本発明の化合物であり、それは 殺菌水又は生理食塩水を用いて再構成するように凍結乾燥することができる。該 組成物は該類縁体の安定性を維持するために、約8.0以下のpHに維持されな ければならない。
処置されるべき種の血清アルブミン(例えば、人の場合ヒト血清アルブミン、牛 の場合ウシ血清アルブミン、等)を他の公知の薬学的助剤と一緒に存在させるこ ともできる。
本発明のポリペプチドは酵素(ジペプチジルペプチダーゼ−■)劣化に対して高 められた安定性を持つGRF類縁体を述べている。
以下の実施例は本発明の実際的応用を説明するために提供されているのであり、 いかなる点でも本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきでない。特に述べ ない限り、全ての「部」及び「%」は重量基準であり、全ての温度は「℃」であ る。特に述べない限り(現在形の如く)、以下の実施例は実際に記載された如〈 実施されたものである。
実施例においては、特に注記しないかぎり、L−配置の光学活性な保護されたア ミノ酸を用いた。保護されたアミノ酸はシリカゲルGプレートでの薄層クロマト グラフィーで試験し、塩素化−TDMで展開した。
アミノ酸分析はウォーター・アミノアシッド・アナライザー(Water Am 1no Ac1d Analyzer)で実施した。
実施例においては種々の保護基や試剤を示すために、以下の略号を用いる。
BOC=t−ブチロキシカルボニル Tos =p−トルエンスルホニル DCC=ジシクロへキシルカルボジイミドBHA =ベンズヒドリルアミン 樹脂F =ジメチルホルムアミド TFA =l−リフルオロ酢酸 EtOAc −酢酸エチル CH,Cl2=メチレンクロライド Bzl =ベンジル cHex =シクロへキシル 2Cz =2−クロロベンジロキシカルボニルDcb =2.6−ジクロロベン ジル BOP =ベンゾトリアゾルー1−イロキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニ ウムへキサフルオロホスフェートPAM =フェニルアセトアミドメチル本発明 の類縁体は手作業(manual mode)で、或いは商業的に入手しつる自 動化された固相ペプチド合成装置(例えば、ベガ1000.250又は296ペ プチド・シンセサイザー又はアプライド・バイオシステムズ・モデル431A又 は430Aペプチドシンセサイザー)を用いて、アミノ酸の連続的カップリング により製造した。
3官能アミノ酸は、N −Boc−Arg(Tos)−OH,N −Boc−H is(Tos)−0H,N −Boc−Lys(2Cz)−OH。
α N −Boc−Ser(Bzl)−0H,N −Boc−Thr(Bzl)−O H,N−Boc−Asp(cHex)−OH及びN−Boc−Tyr(Dcb) −OHとして保護された。
[実施例1] [Hi s’、 Va I”、A1 a”] −GRF(129)NHtの製造 米国特許第4,622.312において製造された如き、Boc−Arg(To s)−ベンズヒドリルアミン樹脂(350,0g、0.43mmol/g)を、 ペプチド合成装置(Vega 296 )の反応槽に仕込み、そして固相ペプチ ド合成をシーハン・ジェー・シー(Sheehan、 J。
C,)及びヘス・ジー・ピー(Bess、 G、 P、) [J、 Al1er 、Chem、 Soc。
77.1067 (1955)]に従いジシクロへキシルカルボジイミド・カッ プリング手法により全体で26サイクル実施し、保護された[AI a”] − GRF (3−29)−BHA−樹脂を得た。該ペプチド−樹脂の1gを取り、 反応槽に仕込み、そしてBoc−Va 1−OHとBoc−Hi 5(Tos) −OHをBOP試剤で活性化し、連続的に手動固相法で添加し、[His’、V at!、Ala+5] −GRF (1−29)−BHA−崩脂(1,02g) を得た。保護されたペプチド樹脂(1g)を無水HF(10%プロパンチオール を含有)で0℃で2時間処理し、0℃(高真空HCaOt−ラップ)で蒸発し、 EtOAeでくだき、TFAで抽出した。溶媒を蒸発し、残渣を無水エーテルで (だき、乾燥して490mgの粗ペプチドを得た。
該粗材料(490mg)を25mA’の0.025%TFA/H!Oに溶かし、 濾過(0,45ミクロンのHAミリポア・フィルター)し、シンクロパック(S ynchropak) RP −Pカラム(2,0cmX 50 cm)(Al tech As5ociates、 Deerfield、 IL、 USA) にかけた。該カラムを(A)H2O(0,025%TFA)−(B)CH3CN  (0,025%TFA)を用い、20%(B)−45%(B)の直線勾配で、 90分間流速12m11分で溶出した。画分を集め(1分/画分)、各少量を分 析用HPLC系: (A) O,IM Na Cl 04 (pH2,5) ( B) CHsCN;1mi’/分で20分間に40%(B)−55%(B)、カ ラム: LichrosorbRP−85ミクロンで分析した。画分32−35  (半純粋)及び画分36−51 (サイドカット)に出てきた生成物を一緒に し、蒸発し、凍結乾燥して半純粋の[Ht s ’、Val”、Al a”]  −GRF (1−29) −NH,を得た。収量:各々19mgと55 m g  。
半純粋の材料(19mg)を5mlの0. O25%TFA/H2Oに溶かし、 遠心し、濾過(0,35mのHAミリボア・フィルター)シ、lX50cmのN ucleosilカラム(Altech As5ociates、 s、 a、 )にかけた。該カラムを3m11分の流速で120分間20%(B) −40% (B)の直線勾配で、(A) I20 (0,O25%TFA)−(B)CH, CN (0,O25%TFA)を用いて溶出した。両分を集め(1分/画分)、 各少量を分析用HPLC系で分析した。両分74−86に溶出した生成物を集め 、蒸発し、凍結乾燥して純粋な[Hi s’、Va I”、AI a”] GR F (129) −NH2を得た。収量: 10mg。
該生成物は分析用HPLCにより均一であることが示され、酸加水分解の後予想 のアミノ酸組成を与えた(加水分解:6N HCI、110℃、72時間):A sp 2.96 (3);Yhr O,85(1);Ser 2.92 (3) ;Glu 2.30 (2);Ala 3.00 (3);Val 1.84  (2);Met 1.05 (1):11e 1.90 (2);Leu 4. 43 (4);Tyr O,83(1):Phe O,88(1);Lys 2 .19 (2);Hi s O,92(1);Arg 3.19 (3)。
構造の確認はFABマススペクトロスコピーで与えられた: (M+H)″33 74、0゜実測:3373.7゜ [実施例2] [His’、Leu”、Ala”] GRF(129)NH2の製造保護された [Ala”] −GRF (3−29)−BHA−樹脂の1gを実施例1の固相 ペプチド合成に2サイクルかけ、1.12gの保護された[Hi s’、Leu ”、Ala”] −GRF (1−29)−BHA−樹脂を得た。0.6g部分 を無水HFで切り取り、245mgの粗ペプチドを得、それを(実施例1におけ る如く)精製し、25.4mgの純粋な[Hi s’5Leu”、AlaI11 ] −GRF (1−29) NHtを得た。 該生成物は分析用HPLCで均 一であることが示され、酸加水分解により予期したアミノ酸組成が得られた(加 水分解:6NHCI、150℃、lh):Thr O,95(1);Ser 2 .92 (3);”l”yr 1.12 (1)、 (加水分解:6NHCI、 110℃、24 h):Asp 2.91 (3);Glu 2.14 (2) ;Ala 3.00 (3);Met 0.99 (1):Leu 4.97  (5):His O,92(1);Lys 1.99 (2);Arg 3.0 4 (3)。(加水分解二6NHCI、110℃、72h):Val 1..0 2 (1): I Ie 2.05(2);Phe O,97(1)。構造の確 認はFABマス・スペクトロスコピーでなされた。計算値: (M+H)”33 89. O0実測値=3388.8゜ [実施例3] [3−MeHi s’、 Va I2、Ala15] −GRF (1−29) −NH2の製造 実施例1における如(製造された、保護された[A I aIs] −GRF( 3−29)−BHA−樹脂の1gを、実施例1に従い2サイクルの固相ペプチド 合成に賦し、1.08gの保護された[3−MeHi s’、Val2、Ala ”] −GRF (1−29)−BHA−樹脂を得た。0,5g部分を切り取り 、実施例における如く抽出及び精製し、11.5mgの純粋な[3−MeHi  s’、Va I”、Al a”] −GRF (1−29)−NH,を得た。
該生成物は分析用HP L Cで均一であることが示され、酸加水分解により予 期されたアミノ酸組成が得られた(加水分解:6NSHCI、110℃、24h ):Asp 2.90 (3):Thr O,85(1):Ser 3.00  (3):Glu 2.34 (2)+Ala 3.00 (3):Val 1. 69 (2):Met 1.03 (1); I Ie 1.84 (2);L eu 4.47 (4):Tyr O,91(1):Phe O,82(1): 3−MeHis 1.09 (1)+Lys 2.13 (2):Arg 3. 26(3)。構造の確認はF A Bマス・スペクトロスコピーで行った。計算 値: (M+H)”3389. O0実測値:3388.5゜[実施例4] [Hi s’、Va 1”、Ala”5Leu”] −GRF (1−32)− OHの製造 Bo c −G I V−PAM−樹脂(Bachea+ Inc、、 Tor rance、 CA、 USA)(0,7g、0.5mmoI)をアプライド・ バイオシステムズ・モデル430Aペプチド合成器の反応槽に仕込み、31サイ クルの固相ペプチド合成に賦し、1.8gの保護された[His’、Val2、 Ala15、Leu”] −GRF (1−32) −PAM−樹脂を得た。0 .5g部分をHFで処理し、得られた粗ペプチド(420mg)を実施例1にお ける如<HPLCで精製し、34mgの純粋な[Hi s’、Va 12、Al a+6、Leu”] −GRF (1−32)−OHを得た。
該生成物は分析用HPLCで均一であることが示され、酸加水分解により予期さ れたアミノ酸組成が得られた(加水分解:5NHC1,150℃、lh):As p 3.23 (3);Thr O,94(1):Ser 2.83 (3); Glu 4.23 (4):Gly 1.06 (1):Ala 3.06 ( 3);Leu 4.91 (5);Tyr O,98(1);His O,93 (1);Lys 1.92 (2):Arg 3.22 (3)。
(6NHC]、110℃、72h):Val 2.01 (2); I Iel 、98 (2):Phe 1.00 (1)、構造の確認はFAByス・:Z。
ペクトロスコピーで行った。計算値: (M+H)“3671.2゜実測値=3 671.2゜ [実施例5] [His’、l1e2、Ala”] GRF(129)NHtの製造保護された [AI a15] −GRF (3−29)−BHA−樹脂のIg部分を実施例 1における如く2サイクルの固相ペプチド合成に賦し、11gの保護された[H is’、I le”、Ala”] −GRF (1−29)−BHA−樹脂を得 た。該保護されたペプチド樹脂を無水HFで解裂し、540mgの粗ペプチドを 得た。該粗材料(540mg)を25m/の0.1%TFA/H20に溶かし、 濾過し、そしてPrep−Pak YMC−塩基性(Basic)カラム(4, 8Cmx 30 cm) (YMC,Morris Plains、 NJ。
USA)にかけた。該カラムを50m//分の流速、20%(B)−50%(B )の直線勾配、90分で、(A)H20(0,1%TFA)−(B)CHsCN  (0,1%TFA)を用いて溶出した。0.5分毎に画分をとり、分析用HP  L C系で分析した。半純粋生成物を含有する両分を集め、蒸発し、凍結乾燥 した。
半純粋材料を01%TFA/H20に溶かし、遠心し、濾過し、そして2.5  X 50 c m Nucleosilカラムにかけた。該カラムを(A)H2 0(0,1%TFA) −(B)CH3CN (0,1%TFA)を用い、流速 10rr+l/分、90分、25%(B)−45%(B)の直接勾配で溶出した 。両分を集め(1mlZ画分)、小部分を分析用HPLCで分析した。生成物は 画分50−54に溶出しており、それを合体して、蒸発及び凍結乾燥し、純粋な [Hi s’、 I I e”、Ala”] −GRF (1−29)−NH2 を得た。収量:37mg0該生成物は分析用HP L Cで均一であることが示 され、酸加水分解により予期されたアミノ酸組成が得られた(6N HCI、1 50℃、1h):AST)2.82 (3);Thr O,95(1);Ser  3.07(3):Glu 2.02 (2)+Ala 3.00 (3);M et O,94(1);Leu 3.71 (4):Tyr O,97(1); His 1.10(1); (110°、24h):Val O,86(1);  I Ie 2.46(3);Phe O,82(1);Lys 1.92 ( 2);Arg 2.87(3)。構造の確認はFABマス・スペクトロスコピー で行った。計算値: (M十H)”3389.0゜実測値:3389.Oo[実 施例6コ [11e”、A1 a”] −GRF (129) NH2の製造保護された[ AI alS] −GRF (3−29)−BHA−樹脂の1g部分を実施例1 における如く2サイクルの固相ペプチド合成に賦し、0゜92gの保護された[ 11e2、A I a′5] −GRF (1−29) −BHA樹脂を得た。
0.5g部分を無水HFで解裂し、0.215gの粗[11e”、AI aIs ] −GRF (129) NH2を得た。粗生成物(0,215g)を25m 1の0.1%TFA/H20に溶かし、遠心し、濾過し、lx25cm Nuc leosil C−18カラム(Altech As5ociates。
s、 a、 )にかけた。該カラムを(A)H20(0,1%TFA)−(B) CH3CN (0,1%TFA)を用いて、流速15m1/分、90分、20% (B)−45%(B)の直線モードで溶出した。1分毎に両分を集め、小部分を 分析用HPLC系で分析した。画分48−49 (半純粋生成物を含有)を合体 し、蒸発し、凍結乾燥した。半組製凍結乾燥品を蒸留水に溶かし、Waters  Phenyl Co1u+sn (0、78X 30 c m)にかけた。
該カラムを、(A)H,O(0,1%TFA)−(B)CH8CN (0,1% TFA)を用いて、流速3m//分、50分、30%(B)−50%(B)の直 線モードで溶出した。
画分を分析用HPLCで分析し、純生成物を含有する画分41を蒸発し、凍結乾 燥して4mgの生成物を得た。
該生成物は分析用HPLCで均一であることが示され、酸加水分解により予期さ れたアミノ酸組成が得られた(6NHCI、150℃、1110℃、72h)+ Asp 2.86 (3);Glu 2.40 (2);Ala 3.00 ( 3):Val 1.11 (1);Met 1.04 (1):I Ie 2. 60 (3):Leu 4.57 (4);Tyr 1.60 (2);Phe  O,83(1);Lys 2.39 (2) :Arg 3.45 (3)。
構造の確認はFABマス・スペクトロスコピーで行った。計算値: (M+H) ”3415.03゜実測値+3415.8゜[実施例7] [Leu”、Ala”コーGRF (1−29) −NH2の製造保護された[ AI a”] −GRF (3−29)−BHA−樹脂の1gを実施例1におけ る如く2サイクルの固相ペプチド合成に賦し、1.1gの保護された[Leu2 、Ala+5コーGRF (1−29)−BHA−樹脂を得た。保護されたペプ チド樹脂(1,1g)を無水HFで解裂し、571mgの粗ペプチドを得、それ を実施例1における如く精製した。全体で34mgの純粋な[Leu2、A l  a15] −GRF (1−29)NH,が得られた。
該生成物は分析用HPLCで均一であることが示され、酸加水分解により予期さ れたアミノ酸組成が得られた(6NHCI、150℃、lh):Thr O,9 4(1);Ser 3.01 (3);Tyr 2.04(2)、(110℃、 24h):Asp 2.74 (3):Glu 2.03(2);Ala 3. 00 (3);Val O,90(1)+Met 0.96(1); I Ie  1.80 (2):Leu 4.84 (5); Phe O,86(1): Lys 1.83 (2):Arg 2.96 (3)、構造の確認はFABマ ス・スペクトロスコピーで行った。計算値+ (M十H)′″3415゜0゜実 測値:3415.5゜ [実測値8] [desNH,His’、Val”、Ala”] −GRF (1−29)−N H,の製造 (実施例1かラノ)保護された[A1 a”] −GRF (3−29)−BH A−樹脂の1gを2サイクルの固相ペプチド合成に賦し、1gの保護された[d esNH2His’、Va 1”、Al a”] −GRF (1−29)−B HA−樹脂を得た。0.5g部分を無水HFで解裂し、240mgの粗[des NH,His’、Val”、A 1 a”] −GRF (1−29)−NH, を得た。Prep−Pak YMC塩基性(Basic) HP L Cカラム を用いて、(実施例7における如く)精製し、全体で19mgの純粋な[des NH,His’1Va12、Ala+53−GRF (1−29)−NH2が得 られた。
分析用HPLCにより該生成物は均一であることが示され、酸加水分解で予期し たアミノ酸組成が得られた(6N HCI、150℃、1h):Asp 3.0 6 (3);Thr O,94(1);Ser 3.03(3):Glu 2. 22 (2);Ala 3.28 (3):Val 1.85(2):Met  1.05 (1) : I Ie 1.93 (2) :Leu 4.38(4 );Tyr 1.03 (1);Phe O,90(1):Lys 2.00( 2);Arg 3.30 (3)、構造の確認はFABマス・スペクトロスコピ ーで行った。計算値: (M+H)“3359.9゜実測値:3359゜9゜ [実施例9] [Val”、Ala”、Leu”] −GRF(1−32)−OHの製造Bo  c−G I y−PAM−樹脂(10g; 0.68mmoI/g)を400m Aの反応槽に配置し、1円形振動器(shaker in the round )″装置(Glas−Col^pparatus Co、 ; Terre H aute、 IN)を用いて全体で23サイクルの固相ペプチド合成を実行し、 保護された[Ala”、Leu”] −GRF (9−29)PAM−樹脂(1 9,8g)を得た。保護されたペプチド樹脂の1部(10g)を更に6サイクル の固相ペプチド合成に賦し、9.6gの保護された[A1 a”、Leu”]  −GRF(3−32)PAM−樹脂を得た。該保護された[A I alsSL  e u”]−GRF (3−32)PAM−樹脂の1gを最終的に更に2サイ クルの固相ペプチド合成に賦し、保護された[Val”、Ala13、L e  u ”]−GRF (3−32)PAM−樹脂(1g)を生成した。該保護され たペプチド樹脂を無水HFを用いて解裂し、540mgの粗[Val2、Ala ”1Leu”)] −GRF (1−32)−OHを生成した。
該粗ペプチド混合物(540mg)をYMC−Prep Pakカラムを用い( 実施例5における如<)HPLCで精製し、15mgの純粋な[Val2、Al a”、Leu27] −GRF (1−32)−OHが得られた。
該生成物は分析用HP L Cで均一であることが示され、酸加水分解で予期さ れたアミノ酸組成が得られた(6N HCI ; 150℃、1h):Asp  2.98 (3);Thr 1.03 (1);Ser 2.96 (3);G lu 4.17 (4);Gly 1.09 (1);Ala 3.00 (3 );Val 1.82 (2): I le 1.83 (2);Leu 5. 14 (5);Tyr 2.00 (2);Phe O,74(1):Lys  2.00 (2);Arg 3.09 (3)。構造の確認はFABマス・スペ クトロスコピーで行った。計算値: (M+H)”3696.3゜実測値:36 96.2゜[実施例10] [His’、ValζAla”、Leu”、Asn”] −GRF (1−32 )−OHの合成 りoc−G1 y−PAM−樹脂をペプチド合成器の反応槽に仕込み、31サイ クルの固相ペプチド合成に賦し、保護された[His’、Val2、AlaIs s Leu”、Asn”] −GRF (1−32)−PAM−樹脂を得ること ができる。該PAM−樹脂を実施例2における如くHFで処理し、粗[His’ 、Va 1”、Ala”s Leu”、A s n ”]−GRF (1−32 )−OHを生成することができる。そしてこの粗生成物の1部を実施例1におけ る如<HPLC精製に賦することができる。
いくつかの両分に出て(る所望の生成物を合体し、蒸発し、凍結乾燥することが できる。生成物は分析用HPLCで均一であることを示すことができ、またアミ ノ酸分析で確認できる。
[実施例11] [His’、Leu”、Ala’ζLeu”] −GRF (1−32)−OH の合成 りo c −G l y−PAM−樹脂をペプチド合成器の反応槽に仕込み、3 1サイクルの固相ベビチド合成に賦し、保護された[His’、Leu2、Al aI5、Leu”l −GRF (1−32)−PAM−樹脂を得ることができ る。該PAM−樹脂を実施例2における如<HFで処理し、粗[His’、Le u”、Ala′5、Leu”] −GRF (1−32) −OHを生成するこ とができる。そしてこの粗生成物の1部を実施例1における如<HPLC精製に 賦することができる。いくつかの両分に出てくる所望の生成物を合体し、蒸発し 、凍結乾燥することができる。生成物は分析用HP L Cで均一であることを 示すことができ、またアミノ酸分析で確認できる。
[実施例12] [His’、Ile”、Ala15、Leu”] −GRF (1−32)−O Hの合成 りo c−G I y−PAM−樹脂をペプチド合成器の反応槽に仕込み、31 サイクルの固相ペプチド合成に賦し、保護された[His’、Ile2、Ala ”、Leu”] −GRF (1−32)−PAM−樹脂を得ることができる。
該PAM−樹脂を実施例2における如<HFで処理し、粗[His’、l1e2 、Ala+5、Leu”] −GRF (1−32) −OHを生成することが できる。そしてこの粗生成物の1部を実施例1における如<HPLC精製に賦す ることができる。いくつかの画分に出て(る所望の生成物を合体し、蒸発し、凍 結乾燥することができる。生成物は分析用HPLCで均一であることを示すこと ができ、またアミノ酸分析で確認できる。
[実施例13コ [Hi s’、 Va 12、Ala”、Leu”] −GRF (1−40) −OHの合成 りo c −A I a−PAM−樹脂をペプチド合成器の反応槽に仕込み、3 9サイクルの固相ペプチド合成に賦し、保護された[His’、Va1!、Al a+5、Leu”] −GRF (1−40)−PAM−樹脂を得ることができ る。該保護されたPAM−樹脂を実施例2における如くHFで処理し、粗[Hi  s’、 Va I”、Ala”、Leu27] −GRF(1−40)−OH を生成することができる。そしてこの粗生成物の1部を実施例1における如<H PLC精製に賦することができる。い(つかの両分に出て(る所望の生成物を合 体し、蒸発し、凍結乾燥することができる。生成物は分析用HPLCで均一であ ることを示すことができ、またアミノ酸分析で確認できる。
[実施例14] [Hi s’、Leu”、Ala”、Leu27] −GRF (1−40)− OHの合成 りoc−A1 a−PAM−樹脂をベピチド合成器の反応槽に仕込み、39サイ クルの固相ペプチド合成に賦し、保護された[His’、Leu2、Aha+5 、Leu”)] −GRF (1−40)−PAM−樹脂を得ることができる。
該保護されたPAM−樹脂を実施例2における如くHFで処理し、粗[His’ 、Leu2、A 1 a”、Leu”] −GRF(1−40)−OHを生成す ることができる。そしてこの粗生成物の1部を実施例1における如<HPLC精 製に賦することができる。いくつかの画分に出てくる所望の生成物を合体し、蒸 発し、凍結乾燥することができる。生成物は分析用HPLCで均一であることを 示すことができ、またアミノ酸分析で確認できる。
[実施例15] [His’、Ile 2、 Ala”、 Leu”コ −GRF (1−40)  −OHの製造 Boc−Ala−PAM−樹脂をペプチド合成器の反応槽に仕込み、39サイク ルの固相ペプチド合成に賦し、保護された[His’、IIe2、Ala”、L eu”フ] −GRF (1−40)−PAM−樹脂を得ることができる。該保 護されたPAM−樹脂を実施例2における如くHFで処理し、粗[His’、l ie”、Ala”、Leu”)] −GRF(1−40)−OHを生成すること ができる。そしてこの粗生成物の1部を実施例1における如(HPLC精製に賦 することができる。いくつかの画分に出て(る所望の生成物を合体し、蒸発し、 凍結乾燥することができる。生成物は分析用HPLCで均一であることを示すこ とができ、またアミノ酸分析で確認できる。
し実施例16] 該新規ペプチドの生物学的活性を、先端肥大症にかかっている人のヒト膵臓腫瘍 から単離された天然配列のGRF (144) NHtの合成標準品の活性と比 較した(Salk In5titute標準hp−GRF NHz(NL−A− 10))。組繊培養物中のラット脳下垂体細胞中での成長ホルモンの生成を刺激 する能力に基づく、生物学的活性についての分析は以下のように行った。
30−40のスブラージ・ダーク−・ラット(Sprague−Dawley  rat)(175g)からの脳下垂体を斬首後無菌的に(asepticall y)取り出シタ。前葉(anterior 1obe)を集め、無菌のへバス・ バッファー(Bepesbuffer) (0,025M) (pH7,35) 中で3回洗い、コラゲナーゼ(4mg/ml)とジスパーゼ(Dispase)  (プロテアーゼ級■、2mg/mz)を含有するへバス・バッファー2020 −3O中中子7で分散した。静かに80分かき回し、パスツールピペットで砕い た後、分散した細胞を遠心(150Xg、4分)で分離し、再びノイラミニダー ゼ(neuraminidase) (4μg/m/) 、及び200gg/m /のエチレンジアミン四酢酸(EDTA)二ナトリウム塩を含有するヘペス・バ ッファーpH7,35中で10分間分散させる。該細胞を以下に定義する媒地: 2g BSA/1..2.38gヘペス/1..50mgゲンタマイシン/ l  (Schering co、 )を有するF−12/DMEM/BGJ (6 :3:1)(ギブコニ 430−1700/430−1600/320−259 1)を用いて、該被覆用媒地(plating medium)で2回洗い、そ して多ウェルプレートに被覆した(plated) (1,5X10’細胞/m /) 。各々のウェル中の媒体に、3.1〜200 f mo//mJ媒地の濃 度範囲の該新規ペプチド又は天然GRF (1−44)−NHzを補充した。対 照ウェルには補充しなかった。被覆(plating)は細胞の迅速な固定を確 実にするため2%牛脂児血清(Fe2)を添加したこの媒地を用いて行った。4 日目に該細胞を牛胎児血清を有さない上記定義の媒地で2回洗った。最終的に9 00m1の上記定義の媒地を各ウェルに加え、各々の個々の処置を含有する10 0mA’の同−媒地を3回加えた。
3時間のインキュベーションの後、該媒地を集め、ラット成長ホルモンについて 放射免疫分析(RI A)を実施するため必要に応じ希釈した。
RIAは、抗原抗体複合体を沈降させるためにプロティンAを用いるナショナル ・ビチュイタリー・エージエンシー(the National Pituit aryAgency) (U S A )による手順、及び5inhaの抗ネズ ミGH免疫血清を用いて実施した。結果を表1にまとめる。
G RF (1−29)−N H20,71G RF (1−44)−N Hz  1.00[Hi s’、T I e2、A I a ”]−G RF (1− 29)−NHz 1.24[desNH2His’、Val”、Ala”]−G RF(1−29)−NHz 1.21[His’ 、 Va I ”、A l  a”]−GRF(1−29)−NHz 2.5g[His’、Val”、Ala ”、L e u ”]−G RF (1−32)−0H2,40GRF類縁体の in vitroプラズマ安定性は、37℃でのブタプラズマ・インキュベーシ ョンにより測定した。対照ブタから合体ブタプラズマを集め、−20℃で保存し た。注目のGRF類縁体は上記のようにして製造した。該プラズマをまず解かし 、4℃で20分間3000rpmで遠心した。そして該プラズマを温度37℃の 振盪バス中に置き、10分間平衡になるに任せた。GRF類縁体は0.1%TF A含有水に2μg/mlの濃度で溶かした。初期の平衡化が完結するとすぐに、 類縁体を該プラズマ試料に終濃度100μg/ml迄添加した。GRF類縁体の 添加後直ちに、プラズマ試料の1m1分割を取り出し、0.2mlの0.1M  TFA/HzOで酸性化し、後の固相抽出のために0℃に維持した。残りのプラ ズマ試料はウォーターバス中でインキュベートし、異なる時間で1m1分割を取 り出し、上記と同じ方法で酸性化した。
プラズマ試料は5EP−PAKオクタデシル・カラム(Waters Mill ipore Gmbl’l、 Eschborn、 BRD)で抽出した。該カ ラム容器は、2mlの80%酢酸で、次いで4mlの0.OIMTFAで洗った 。プラズマ試料をかけた後、該カラムを3mlの0.IMTFAで洗い、過剰の 非結合生物物質を除去した。容器に残っている溶媒をIQml注射器から空気を 2回流して押し出した。そして結合物質を80%酢酸で溶出し、3mlの溶出液 をクロマトグラフィー分析のために採取した。2つの高速液クロ系を用いた。系 A:波装置Perkin E1mer系4液体クロマトグラフィー・マイクロプ ロセッサ−制御溶媒分配システム、Watersインテリジェント・サンプル・ プロセッサー(WISP)型71Q (WatersAssociates)  、及びHewlett−Packard 1040M Diode As5ay  Detection 5ystets、カラム−Delta Pak C18 ,3,5x150mm、5μm球状(Nihon faters Ltd、 )  。移動相−(A)0.1%TFA/水、(B)0.1%TFA/(95%アセ トニトリル+5%H20)。勾配は34−50%(B)で、60分、流速1m1 1分、検出は215nm0系B:装置−waters 600 フルチ溶媒分配 システム(Millipore Corporation。
Milford、 MA、 USA) 、WI S P型712 (Milli pore Corporation。
Milford、 MA、 USA)及びLDCスペクトロモニターm (LD C,RivieraBeach、 FL、 USA)。カラム−Vydac 2 01TP54、C184,6x250 mm、 10 am (The 5ep arations Group、 He5peria、 CA、 USA)。
移動相−系Aと同じ。勾配は10分間で30%(B)平坦(isocratic )であり、次いで60分間で30−50%(B)勾配であり、流速は1rsl/ 分であり、検出は215nmであった。アミノ酸分析は上記の如〈実施した。プ ラズマ半減期の結果を表2に示す。
G RF (1−29)−N H213[A l a ”]−GRF (1−2 9)−NHz 1?[His’、Va I2、A 1 a ” ]−G RF  (1−29)−N Ht 60[His’、 Val 2、 Ala”、 Le u”コーGRF(1−32)−0H60[Val”、 Ala”、Leu”)] −GRF(1−32)−0H70−際調査報告 w″″″′−にT/US9110/1606

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記式 1              5 R1−R2−Asp−Ala−Ile−Phe−Thr−Asn−    10                    15Ser−Tyr−Arg−Lys −Val−Leu−R3−Gln              20 −Leu−Ser−Ala−Arg−Lys−Leu−Leu−    25 Gln−Asp−Ile−R4−R5−R6−X式中R1はHis、3−MeH is、desNH2His、Tyr又はdesNH2Tyrであり;R2はVa l、Leu又はIleであり;R3はAlaであり;R4はMet、Leu、I le又はNleであり;R5はSer又はAsnであり;R6はArg−GIn −Gln−GIy−Glu−Ser−Asn−Gln−Glu−Arg−Gly −Ala−Arg−Ala−Arg−Leu又はカルボキシ末端から総数で1〜 15のアミノ酸残基を減じた配列であるその断片から選ばれるアミノ酸配列であ り;XはOH又はNH2のいずれかである、 で示される化合物及びその薬学的に許容されうる酸又は塩基付加塩。
  2. 2.R3がAlaであり、R8がArgである請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 3.R2がValである請求の範囲第2項記載の化合物。
  4. 4.[His1、Val2、Ala15]−GRF(1−29)−NH2である 請求の範囲第3項記載の化合物。
  5. 5.[3−MeHis1、Val2、Ala15]−GRF(1−29)−NH 2である請求の範囲第3項記載の化合物。
  6. 6.[desNH2His1、Val2、Ala15]−GRF(1−29)− NH2である請求の範囲第3項記載の化合物。
  7. 7.R2がLeuである請求の範囲第2項記載の化合物。
  8. 8.[His1、Leu2、Ala15]一GRF(1−29)一NH2である 請求の範囲第7項記載の化合物。
  9. 9.[Leu2、Ala15]−GRF(1−29)一NH2である請求の範囲 第7項記載の化合物。
  10. 10.R2がIleである請求の範囲第2項記載の化合物。
  11. 11.[His1、Ile2、Ala15]−GRF(1−29)−NH2であ る請求の範囲第10項記載の化合物。
  12. 12.[Ile2、Ala15]−GRF(1−29)−NH2である請求の範 囲第10項記載の化合物。
  13. 13.R3がAlaであり、R6がArg−Gln−Gln−Glyである請求 の範囲第1項記載の化合物。
  14. 14.R2がValである請求の範囲第13項記載の化合物。
  15. 15.[His1、Va12、Ala15、Leu27]−GRF(1−32) −OHである請求の範囲第14項記載の化合物。
  16. 16.[Val2、Ala15、Leu27]−GRF(1−32)−OHであ る請求の範囲第14項記載の化合物。
  17. 17.[His1、Val2、Ala15、Leu27、Asn26]−GRF (1−32)−OHである請求の範囲第14項記載の化合物。
  18. 18.R2がLeuである請求の範囲第13項記載の化合物。
  19. 19.[His1、Leu2、Ala15、Leu27]−GRF(1−32) −OHである請求の範囲第18項記載の化合物。
  20. 20.R2がIleである請求の範囲第13項記載の化合物。
  21. 21.[His1、Ile2、Ala15、Leu27]−GRF(1−32) −OHである請求の範囲第20項記載の化合物。
  22. 22.R3がAlaであり、R6がArg−Gln−Gln−Gly−Glu− Ser−Asn−Gln−Glu−Arg−Gly−Alaである請求の範囲第 1項記載の化合物。
  23. 23.R2がValである請求の範囲第22項記載の化合物。
  24. 24.[His1、Val2、Ala15、Leu27]−GRF(1−40) −OHである請求の範囲第23項記載の化合物。
  25. 25.R2がLeuである請求の範囲第22項記載の化合物。
  26. 26.[His1、Leu2、Ala15、Leu27]−GRF(1−40) −OHである請求の範囲第25項記載の化合物。
  27. 27.R2がIleである請求の範囲第22項記載の化合物。
  28. 28.[His1、Ile2、Ala15、Leu27]−GRF(1−40) −OHである請求の範囲第27項記載の化合物。
  29. 29.ヒトにおける成長ホルモン欠乏を特徴とする成長関連の病気の処置(治療 )のための、請求の範囲第1−28項のいずれかに記載された化合物。
  30. 30.成長成績(growthperfomance)を促進するために動物を 処置(治療)するための、請求の範囲第1−28項のいずれかに記載された化合 物。
  31. 31.(a)溶液相ペプチド合成により合成された対応するアミノ酸配列を有す る正しく保護されたポリペプチドの保護基を、通常の方法を用いて、切り離すこ と、又は (b)固相ペプチド合成により合成された対応するアミノ酸配列を有する、正し く側鎖保護された樹脂結合ポリペプチドを、通常の方法を用いて脱保護し、そし て樹脂から切り離すこと、そして、もし所望ならば薬学的に許容される酸又は塩 基付加塩に転換することを特徴とする請求の範囲第1−28項のいずれかに記載 された化合物の製造方法。
  32. 32.請求の範囲第1−28項記載の少くとも1つの化合物の有効量、及びもし 所望なら非毒性の薬学的に許容しうる液体又は固体担体を含有する薬学的組成物 。
  33. 33.ヒトにおける成長ホルモン欠乏を特徴とする成長関連の病気の処置、又は 成長成績を促進するための動物の処置における請求の範囲第1−28項のいずれ かに記載された化合物の利用。
  34. 34.請求の範囲第31項に記載された方法に従って製造された、請求の範囲第 1−28項のいずれかに記載の化合物。
  35. 35.以上に記載された発明。
  36. 36.請求の範囲第1−28項のいずれかに記載された化合物を動物に投与する ことから成る、温及び冷血動物における成長ホルモン欠乏を特徴とする成長関連 の病気の処置又は成長成績の改善のための方法。
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