JPS6157200A - 補聴器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、増幅器、イヤホン、マイクロホン及び電池を
収納し且つノズルを備えるケースを有し、外耳にほぼ完
全に挿入される補聴器に関する。

〔従来の技術〕

難聴者用補聴器は近年いよいよ小型化し、目立たないよ
うにしたいという難聴者の要望にますます添うようにな
ってきた。最新技術を使用して、最近では、外耳内に挿
入出来るほど小さい補聴器さえ製造されるようになりた
。

従来は、小型化するための絶対的な条件は、患者−人一
人の外耳の形状に応じて中空の「外耳挿入部」を製造し
これに補聴器を挿入することであった。このような方法
でのみ、確かなはめあいと、音響効果上必要である十分
な防音が達成された。この結果、実際、あらゆる補聴器
がそれぞれ異なった形を有し、顧客−人一人に合った補
聴器を製造しなければならなかったので、時間もコスト
もかなシ掛かった。

本発明の目的は、合理的に量産が出来、使用者にとり正
確に調整可能で、効果的な耳道の防音が容易で経済的な
補聴器を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段、作用、発明の効果〕本
発明に基づき、ケースに結合された耳挿入部とこれと着
脱自在に結合する防音部材とをイヤホンのノズルの領域
に設け、この防音部材を、耳挿入部に固着されている内
筒部とこの内筒部の、ケースと反対側の端部で外側に折
シ返えされた外筒部とによって形成して補聴器を構成す
ることによシ、上記の目的が達成される。

多数の入間の耳を検査したところ、大多数の耳に適合し
、従りて、量産できる標準形を見付けることが出来るこ
とが明らかになった。耳道に挿入して用いる補聴器を本
発明に基づいて実施すると、量産の補聴器を特に容易な
方法を用いて、使用者の耳に適合させることが出来る。

即ち、種々のサイズのある防音部材のうちから適轟なサ
イズを選び出し、耳挿入部に挿′嵌するのである。本発
明に基づく防音部材を発明を”用いることにより、内筒
部と防音゛部材との固い結合又はこれらの確かなはめあ
いが達成出来るだけでなく、最善の音響上の条件を獲得
するため苑゛部から耳道の正確な防音も達成出来る。

好ましい実施例に基づいて、防音部材が、スナップ止め
、取付け、螺着又は差込継手によって耳挿入部に固定さ
れ、これによシ、素早く且つ容易な結合が得られる。

有利な他の実施例は、耳挿入部の外筒部が内筒部に比べ
て薄い点にある。これにより、茸形の外部が耳道に接触
する。

防音部材を、７０度以下のショア硬さを有する軟質ポリ
塩化ビニル、ゴム又はシリコンゴム製にすると、耳挿入
部の解放だけでなく、正確な防音による耳道の保護にも
適したものとすることができる。

本発明の他の実施例では、耳挿入部がケースの中央位置
に設けられているか、この耳挿入部動して設けて左耳用
又は右耳用補聴器にするようになっているが、これによ
り、補聴器を一層適応し易く、携帯上よシ便利にするこ
とができ　　　　□暮。

本発明の他の実施例ではケースの形がほぼ扇形であシ、
扇形の２辺が互いに約８５度乃至□１１０度の角度αを
形成していることをミーとする。本発明に基づいて以上
のように形成された補聴器は、人間□の耳の大部分に適
合する。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明を実施例に基づ補聴器用装
置を収納する出来るだけ薄手のグラスチック製乃至は金
属製ケース１の下端部に、耳挿入部２が取シ付けられて
いる。これらの結合は、はんだ付け、びょう接、接着等
によってなされる。もつとも、耳挿入部２をケース１と
一体的に製造することも出来る。第３図に示すように・
ケース１に収納されたイヤホン３のノズルが、耳挿入部
２へ嵌入された管４によって乃至は他の適切な方法によ
って前記耳挿入部２と結合している。マイクロホン、増
幅器等といった他の側御の装置は、図示されていない。

耳挿入部２は、例えば、第１図に示されたように、スナ
ツグ止め可能な円錐形であるか、乃至はシリンダ形であ
る。しかも、細い溝によって摩擦が高められる（第１＆
図）。耳挿入部２の他の実施例は、中空のねじ付きスピ
ゴットとして第１ｂ図に図示されている。

出来るだけ多くの耳に適合するように、ケース１は、大
きな面を有する側面に平行な縦断面に対してほぼ扇形で
あシ、その扇形の２辺が互いに約８５度乃至１１０度の
角度αをなすとよい。通常の如くケース１の上面に被さ
るカバーグレート５が、音量調節装置６と電池収納部用
１　　カバー７を有する。

第１図に示される様に、第２図の防音材１１が耳挿入部
２に固定されている。耳挿入部２での十分な安定性とは
めおいとを保証する為、内又、固く且つ着脱自在な結合
を可能にする為、内筒部８の内壁９は、耳挿入部２の形
に倣うよ′うに設計されている。これに対し、茸形の防
音部材１１の外筒部１０は、耳道Ｑ壁に密着するように
薄手でなければならない。種々の耳道に適合するのに必
要な、防音部材１１の種々のサイズは、主に外径りによ
って決められる。

第１ｃ図は本発明に基づく補聴器の正姑図である。ケー
ス１の側面はほぼ扇形である。耳挿入部２は、対称的な
構造を維持するため、好ましくは補聴器の中実軸線上に
ある。しかし、この耳挿入部は２ａで示すように幾らか
゛横方向へ水平移動されて設けられる場合もめ、り得る
。当然それは、耳挿入部２をケース１の「右側」又は「
左側」に備えた補聴器である。

【図面の簡単な説明】

第１図は補聴器の側面図の部分断面図、第１ａ図及び第
１ｂ図はそれぞれ、他の実施例の耳挿入部の拡大詳細図
、第１ｃ図は第１図の矢印Ａの方向から見た補聴器の正
面図、第２図は防音部材の拡大縦断面図である。 ！・・・ケース、２．２ｈ・・・耳挿入部、３・・・イ
ヤホン、４・・・管、５・・・カバーグレート、６・・
・音量調節装置、−・・・電池収納部用カバー、８・・
・内筒部、９・・・内壁、１０・・・外筒部、１１・・
・防音部材、Ｄ・・・外径、α・・・角度。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦二を万１２ 手続補正書 □Ｉｎ　４＋”””′７１．２６Ｆ＋ 特許庁長官　　宇　賀　道　部　殿 １、事件の表示 特願昭６０−１７１２７２号 ２、発明の名称 補聴器 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 ビーナトーネ・グゼルシャフト・エム・ベー・バー４、
代理人 明細書　　　　　　　　　　　　　　、・′７、補正の
内容 特許請求の範囲を別紙の通シ訂正する。 ２、特許請求の範囲 υ　増幅器、ノズルを具備するイヤホン、マイクロホン
及び電池鴨備えるケース本を有し、外耳にほぼ完全に挿
入される補聴器において、該ノズルの領域に該ケース（
１）に結合される耳挿入部（２）とこの耳挿入部（２）
に着脱自在に結合される防音部材（１１）とを設け、こ
の防音部材（１１）は、該耳挿入部（２）に固着される
内筒部（８）とケース（１）と反対側の端部から外側へ
折シ返えされた外筒部（１０）とで形成されていること
を特徴とする補聴器。 の　前記防音部材（１１）が、スナップ止め、取付け、
螺着又は差込継手によって前記耳挿入部（２）に固定さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
補聴器。 ３）　前記耳挿入部（２）の、前記外筒部（１０）が前
記内筒部（８）よシも薄く形成されている　　　　１こ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載の
補聴器。 →　前記防音部材（１））が、７０度以下のシ璽ア硬さ
を有する軟質４す塩化ビニル、コ９ム又はシリコンがム
から成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第
３項のいずれかの１に記載の補聴器。 の　前記耳挿入部（２）は、前記ケース（１）の中央部
に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項乃至第４項のいずれかの１に記載の補聴器。 ６）　前記耳挿入部（２ａ）は前記ケース（１）の中央
部から右又は左方に片寄らせられて設けられていること
を特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれ
かの１に記載の補聴器。 η　前記ケース（１）の側面形状はぼ扇形であシ、扇形
の２辺が互いに約８５度乃至１１０度の角度αを成すこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第６項のいず
れかの１に記載の補聴器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）増幅器、イヤホン、マイクロホン及び電池とノズル
   を備えるケースとを有し、外耳にほぼ完全に挿入される
   補聴器において、該ノズルの領域に該ケース（１）に結
   合される耳挿入部（２）とこの耳挿入部（２）に着脱自
   在に結合される防音部材（１１）とを設け、この防音部
   材（１１）は、該耳挿入部（２）に固着される内筒部（
   ８）とケース（１）と反対側の端部から外側へ折り返え
   された外筒部（１０）とで形成されていることを特徴と
   する補聴器。 ２）前記防音部材（１１）が、スナップ止め、取付け、
   螺着又は差込継手によって前記耳挿入部（２）に固定さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   補聴器。 ３）前記耳挿入部（２）の前記外筒部（１０）が前記内
   筒部（８）よりも薄く形成されていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項又は第２項記載の補聴器。 ４）前記防音部材（１１）が、７０度以下のショア硬さ
   を有する軟質ポリ塩化ビニル、ゴム又はシリコンゴムか
   ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３
   項のいずれかの１に記載の補聴器。 ５）前記耳挿入部（２）は、前記ケース（１）の中央部
   に設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項乃至第４項のいずれかの１に記載の補聴器。 ６）前記耳挿入部（２ａ）は前記ケース（１）の中央部
   から右又は左方に片寄らせられて設けられていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか
   の１に記載の補聴器。 ７）前記ケース（１）の側面形状ほぼ扇形であり、扇形
   の２辺が互いに約８５度乃至１１０度の角度αを成すこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第６項のいず
   れかの１に記載の補聴器。