JPS6157151B2 - - Google Patents

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JPS6157151B2
JPS6157151B2 JP1014479A JP1014479A JPS6157151B2 JP S6157151 B2 JPS6157151 B2 JP S6157151B2 JP 1014479 A JP1014479 A JP 1014479A JP 1014479 A JP1014479 A JP 1014479A JP S6157151 B2 JPS6157151 B2 JP S6157151B2
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JP
Japan
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tool
measuring
numerical control
diameter correction
workpiece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1014479A
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English (en)
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JPS55106750A (en
Inventor
Hideo Nishimura
Kyosuke Haga
Tetsuo Yamakage
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP1014479A priority Critical patent/JPS55106750A/ja
Publication of JPS55106750A publication Critical patent/JPS55106750A/ja
Publication of JPS6157151B2 publication Critical patent/JPS6157151B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は接触検出機能を利用して工具径の寸法
変化を補正する工具径補正装置を備えた数値制御
工作機械に関するもので、その目的とするところ
は、工具径の寸法変化による測定誤差あるいは加
工誤差を補償することである。 数値制御工作機械の主軸に測定工具を装着して
工作物の穴径等の寸法を測定するものにおいて
は、測定工具の径寸法が摩耗等によつて変化する
と直接測定精度に影響する。同様に工作物を加工
する加工工具の径寸法が変化した場合には加工誤
差をもたらす。 よつて本発明は、接触検出機能を利用して工具
の径寸法補正値を測定し、この補正値を工作物の
寸法測定時あるいは加工時に補正することによ
り、工具径の変化による測定誤差あるいは加工誤
差を補償するようにしたものである。 以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は数値制御工作機械の全体図を示し、この
工作機械は主として、機械本体1と、数値制御装
置本体2と、接触検出装置3と、工具径補正装置
4とによつて構成されている。 前記機械本体1のベツド10上には、サドル1
1が図の左右方向(Z軸方向)に摺動可能に載架
され、このサドル11上に工作物Wを載置するテ
ーブル12が図の前後方向(X軸方向)に摺動可
能に載架されている。ベツド10上に立設された
コラム13には主軸頭14が図の上下方向(Y軸
方向)に摺動可能に装架され、この主軸頭14に
駆動モータ15によつて回転駆動される主軸16
が回転可能に軸承されている。テーブル12、主
軸頭14およびサドル11はそれぞれサーボモー
タ17,18,19によつてX軸、Y軸およびZ
軸方向に移動されるようになつている。これらサ
ーボモータ17,18,19はドライブユニツト
5を介して数値制御装置本体2に接続され、数値
制御装置本体2から出力される分配パルスにより
回転駆動され、これによつて主軸16と工作物W
との相対位置が制御される。 前記主軸16には工作物Wの加工を行う場合に
は図略の工具交換装置によつて加工工具が装着さ
れ、また工作物Wの加工寸法を測定する場合には
測定工具20が装着される。かかる測定工具20
あるいは加工工具の寸法変化を測定するために、
前記テーブル12上には基準ブロツク21が設置
されている。基準ブロツク21には第2図に示す
ようにプログラム上のある基準点POよりX軸
方向に一定距離Lだけ隔てた位置に基準面22が
形成されている。 また前記主軸頭14の先端外周部には、電流検
出抵抗R1を介して交流電源23に接続された接
触検出用のコイル24が配設されており、主軸1
6の周囲を取巻くような磁束を発生している。こ
のため、接触検出用の測定工具20の外周面が工
作物Wおよび基準ブロツク21に接触すると、第
1図に破線で示す誘導電流路を介して誘導電流が
流れ、コイル24のインピーダンスを低下させ
る。コイル24のインピーダンスが低下すると励
磁電流が増大して抵抗R1の両端に発生する電圧
が増加するため、接触検出装置3に高い電圧信号
が与えられるようになる。接触検出装置3はこの
電圧信号の増加によつて工作物W等と工具20と
が接触したことを検出するようになつており、接
触が検出されると接触検出信号TDSが送出され
る。 数値制御装置本体2は、テープリーダTRにて
読込まれる紙テープ25にプログラムされたNC
データに基づいて各軸へパルス分配を行い、これ
によつて工作物Wの加工を行う公知の数値制御装
置で、この数値制御装置本体2には、NCデータ
としてプログラムされているMコード等のデータ
を出力するデータ出力端子と、外部からの手動操
作指令を受入れるための手動操作端子とが設けら
れている。この数値制御装置本体2は、NCデー
タとしてMコードのデータを読込むと、Mコード
のデータを出力端子から出力した後でNC制御を
停止して待機状態となり、外部から補助機能完了
信号MFINが与えられると待機状態を解除して
NC制御を再開するようになつている。 Mコードデータの多くは図略の強電制御回路に
与えられてクーラント供給の制御等が行われる
が、M90〜M94までのMコードは工具径補正
装置4に与えられて工具径の測定および補正等を
指令するようになつている。 前記工具径補正装置4は数値制御によつて送り
制御される測定工具20あるいは加工工具の寸法
変化を補正するもので、マイクロコンピユータに
よつて構成されている。この工具径補正装置4は
数値制御装置本体2からM90〜M94の補助機
能命令コードが与えられると、数値制御装置本体
2を手動モードに切換え、しかる後手動操作端子
に軸指定用のデータと正負のパルス分配指令を送
出して数値制御装置本体2から各軸へパルスを分
配せしめ、これによつて工具径の測定および補正
のための送り制御を行うようになつている。な
お、MコードM90〜M94の内容を下記表1に示
す。
【表】 工具径の寸法変化を測定するために下記に示す
NCデータが紙テープ25にプログラムされてい
る。 N100 GO1X−250000 M90 …(i) N101 X250000 …(ii) かかるプログラムに基いて測定工具20の寸法
径を測定する動作を第3図のフローチヤートを参
照して説明する。測定工具20がプログラム上の
ある基準点POに位置決めされている状態で、上
記のNCデータが読出されると、テーブル12
がX軸方向に所定量l移動され、測定工具20
が基準ブロツク21の基準面22に対面される。
ここでX軸移動量lは、前記基準点POから基準
面22までの距離Lから、予め定められた工具半
径D/2と所要のギヤツプ量Gとを減算した値に
設定されている。 続いて前記NCデータの補助機能M90に基
いて第3図のフローチヤートで示す工具径測定動
作が実行される。すなわち前記補助機能M90が
読出されると、まずステツプ30において、数値
制御装置本体2の運動モードをテープ運転から手
動運転に切換え、これにより数値制御装置本体2
は外部から与えられる指令パルスを指定された軸
へ分配するようになる。ステツプ31は測定工具
20の移動量を検出する移動量カウンタMVCを
零にリセツトし、続くステツプ32でX軸の軸指
定を行い、このステツプ32で軸指定されたX軸
に次段のステツプ33でパルスを1パルス発振
し、テーブル12を駆動する。そしてステツプ3
4で前記移動量カウンタMVCに1を加算し、ス
テツプ35で測定工具20の外周面が基準ブロツ
ク21の基準面22に接触したか否かを接触検出
装置3からの信号に基いて判別し、未だ接触が検
出されなかつた場合には、前記ステツプ33へ戻
つて上記動作を繰返す。つまり測定工具20は基
準面22に接触するまで基準ブロツク21と相対
的に1パルスづつ移動され、この移動量は移動量
カウンタMVCにより計数される。 このような繰返し動作により前記ステツプ35
において測定工具20が基準面22に接触したこ
とが判別されると、ステツプ36において移動量
カウンタMVCの計数値Nを読出してこれが所定
の記憶エリアに一時記憶される。ステツプ37で
は工具径補正装置4のデジタルスイツチ(図示せ
ず)に予め設定されたギヤツプ量Gを読出し、ス
テツプ38で前記記憶エリアに記憶された移動量
カウンタMVCの計数値Nよりギヤツプ量Gを減
算し、その結果の値α(N−G)をステツプ39
で測定工具20の径補正値として所定の記憶エリ
アに記憶し、この補正値αが予め定められた測定
工具20の半径寸法と実際の半径寸法との変化分
となる。 続いてステツプ40でパルスを1パルス発振
し、ステツプ41で移動量カウンタMVCの計数
値Nから1を減算し、ステツプ42で移動量カウ
ンタMVCの計数値が零になつたか否かを判別
し、未だ零になつていない場合には前記ステツプ
40に戻つて同様な動作を繰返し、測定工具20
を前記測定基準点POに復帰させる。測定工具2
0が測定基準点POに復帰されると、すなわち、
前記ステツプ42において移動量カウンタMVC
の計数値が零になつたことが判別されると、ステ
ツプ43において手動運転指令の送出を停止して
数値制御装置本体2の運転モードをテープ運転に
切換え、さらにステツプ44で補助機能完了信号
MFINと起動信号を数値制御装置本体2に送出す
る。 次に上述したように測定した補正値αを用いて
測定工具20を第4図に示す如くある点P1から
P2に位置決めする場合の補正動作を第5図のフ
ローチヤートに基いて説明する。位置決め用の
NCデータN200 G01 X150000 M92が読出される
と、まずテーブル12がX軸方向に所定量移動
される。続いて補助機能M92(前記表1参照)
に基いて、測定工具20の補正方向がX軸方向
かX軸方向か、あるいはY軸方向かY軸方
向であるかをステツプ50からステツプ53で判
別し、ステツプ54からステツプ57で補正の方
向に応じた移動フラツグをセツトする。例えば前
記NCデータのようにM92の場合にはステツプ5
5においてX軸方向移動フラツグがセツトされ
る。 ステツプ58では数値制御装置本体2の運転モ
ードをテープ運転から手動運転に切換え、ステツ
プ59では前述したように測定された工具径補正
値αを所定の記憶エリアから読出し、ステツプ6
0でその補正値αを移動量カウンタMVCにセツ
トする。続いてステツプ61で前記移動フラツグ
の状態に基いて軸指定を行い、その指定軸すなわ
ちX軸方向にステツプ62においてパルスを1
パルス発振する。そしてステツプ63で移動量カ
ウンタMVCより1を減算し、ステツプ64で移
動量カウンタMVCの計数値が零になつたかどう
かを判別し、未だ零になつていない場合には、前
記ステツプ62に戻り、これを移動量カウンタ
MVCが零になるまで繰返す。ステツプ64にお
いて移動量カウンタMVCの計数値が零になつた
ことが判別されると、次段のステツプ65で手動
運転指令の送出を停止して数値制御装置本体2の
運転モードをテープ運転に切換え、さらにステツ
プ66において補助機能完了信号MFINと起動信
号を数値制御装置本体2に送出してテープ運転を
再開する。 このように測定工具20の位置決め点P2は補
正値α分だけ自動補正されることにより、測定工
具20の外周の接触ポイントP3が工具径の変化
に拘らず一定に補償されるようになる。 上述した説明においては、測定工具20の位置
決め点を工具径補正値αだけ自動補正して測定精
度を確保する例について述べたが、同様にして加
工工具の径補正値αを求めて加工工具の位置決め
点を自動補正することにより、工具径の変化に拘
らず高精度な加工を行い得る。 以上述べたように本発明によれば、接触検出機
能を利用して工具径の寸法変化を測定し、測定し
た補正値だけ工具の位置決め点を自動補正する工
具径補正装置を備えた構成であるので、摩耗等に
よる工具径の寸法変化に拘らず、常に高精度な測
定あるいは加工が行い得る特徴がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
工具径補正装置を備えた数値制御工作機械の側面
図、第2図は工具径の寸法を測定する原理を説明
するための図、第3図は工具径の寸法測定動作を
説明するためのフローチヤート、第4図は工具を
位置決めする動作を説明するための図、第5図は
工具径補正動作を説明するためのフローチヤート
である。 1……機械本体、2……数値制御装置本体、3
……接触検出装置、4……工具径補正装置、5…
…ドライブユニツト、12……テーブル、14…
…主軸頭、16……主軸、17,18,19……
サーボモータ、20……工具、21……基準ブロ
ツク、22……基準面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 数値制御によつて工作物を加工する数値制御
    工作機械において、主軸に対して相対移動可能な
    テーブル上に設けられプログラム上の基準点より
    一定距離L隔てて設けられた基準面と、前記主軸
    に装着された測定工具あるいは加工工具が前記基
    準面に接触したことを検出する接触検出手段と、
    前記工具を前記基準点より接触検出手段によつて
    工具と基準面との接触が検出されるまで移動させ
    るに必要なパルス数を計数する計数手段と、この
    計数手段にて計数された値に基いて工具の径補正
    値を測定する測定手段と、前記工具による工作物
    の加工寸法測定時あるいは加工時に工具の位置決
    め点を前記測定手段にて測定された径補正値だけ
    補正する工具径補正手段とによつて構成したこと
    を特徴とする工具径補正装置を備えた数値制御工
    作機械。
JP1014479A 1979-01-31 1979-01-31 Numerical control machine tool with tool diameter compensator Granted JPS55106750A (en)

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JPS55106750A JPS55106750A (en) 1980-08-15
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JP2011516137A (ja) * 2008-04-03 2011-05-26 シロナ・デンタル・システムズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 個別の拡大率を利用して生材を加工する方法及び前記方法のための生材

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