JPS6155857A - 極薄ボタン型アルカリ電池 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 タン型アルカリ電池の改良に関する。

１〔、従来の技術〕 従来、第２図に示すように、ボタン型アルカリ電池に対
しこれを使用する′旺子機器側の要求事項として、負極
リード１に金層１ａが設けられているものが知られてい
た。かつ又これらに使用されるｉＥ池は、厚さが極めて
薄いものであることが要求されるものが多い。電池の厚
さが薄いほど、封口部分が小さくなり、耐漏液性が低下
する。その対応策としてガスケットを介して封止される
部分に金層を設けると耐漏液性が向上することが知らう
＼ れており、Ｕ３Ｏ社の４５９２等の古くおら市販“。

されている電池に使用されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記金属は封止されている部分１ｔの面積に対し７０チ
以上あることが望ましく、少くとも缶の内側である銅等
の氷化されやすい金属の表面積との和が、１ｔの面積の
７０−以上ないと効果は期けると、ボタン型アルカリ電
池の負極活物質の腐食防止Ω為に添加されている木鐸が
１．金層をアマルガム化させながら缶の外側に出て来る
現象を生じる。水銀のｔ池外部への漏出は、電解液の漏
出同様許容し得ない問題である。耐漏液性が良好で、負
極リード面に金層を有するボタン型アルカリ電池を提供
するためには、前記の水銀漏出の解決が必要である。又
、極Ｎ、型であるために、通常のボタン型アルカリ電池
に使用されている電極缶の折返し構造をとることができ
ない。この折返し構造は、電極缶の軸直角方向の強度を
向上ぢせると共に漏液の経路を長くし、漏液進行に時間
をかからせることにより笑用上の使用可能期間を長くさ
せる効果を有しているさ極薄電池にはその代替手段が必
要である。

〔間ｉ繁決の方法〕

正極缶５、正極活物質４、電極缶１、氷化亜鉛を主剤と
する負極活ｍＨｚ、セパレータ５お：び５ａ、ガスケッ
ト６およびアルカリ電解液により電池を構成せしめ、電
極缶１には外側から少なくとも封口部分１ｔの７０％以
上まで缶の表面に金ｊ＠　１　ａ　ｆ設け、ガスケット
により封止でれている部分の金層の＝部分ｉ１ｂのよう
にリング状に除去することにより、漏液および水銀の外
側への漏出を防止した。又、電極缶１の形状を、缶の中
心軸１Ｃに直角な平面１ｄに対し平行、又は４０゜以下
の角度１ｆで交わる範囲のつば部１ｍを設ける、いわば
ハント型の形状とすることにより、缶強度、漏液径路の
長さに対する問題点を解決した。

この電極缶１の形状は、つば部分１ｍの角度が、缶の中
心軸１ｃに直角であれば、正極缶をかしめて封止する際
に生じる、軸直角方向の圧縮力に対して強い。つげ部分
１ｍが缶の中心軸１Ｃに直角の方向からずれるにつれＳ
］前記の圧縮力に対して弱くなる。従って、つばの角度
１ｆは缶の中心軸１ｃに直角の方向１ｄに対し４０°　
以内であることが望ましい。

前記の電極缶１に金ｆ１１ａを形成させる方法としては
、メンキを用いることが可能である。又、あらかじめリ
ング状に被覆を施した上でメンキレ、メッキ終了後被覆
を除去するいわゆるマスクメッキ法により封口部分のメ
ッキ層に切れ目１ｂをつくることが可能である。メッキ
を施した上で、金層を除去すムことも可能であシ、その
場合、缶に溝切加工を施すことが最も容易な方法である
。溝の寸法は、金被覆を取シすぎず、かつ缶強度に対す
る影響を小さくおさえるために、幅１１はっは部の幅１
ｈの２分の１以下、深さ１にも同様つげ部の厚さ１ｊの
２分の１以下でなければならない。

〔作用〕　　　゛ 電極缶１の表面に形成された金層１ａのガスケット６に
封止される部分１ｔに、リング状のＦｅ。

Ｎ１．ステンレス鋼等の氷化されにくい金属の帯状部分
１ｂを設けることにより耐漏液性を損うことなく水銀の
外部への漏出を除くことは、水銀の漏出が、表面に金層
を形成しである電池以外では生じていないことから、水
銀の漏出経路の金層を不連続とすることで可能であるこ
とは明らかである。

その金層の切れ目１ｂは、負極活物質２の存在するｔ池
内部では役に立たない。又、缶の外側１Ｑでは、金層の
切れ目の一端まで水銀が達するのでこれも役に立たない
。従ってガスケット、又はシール剤により封止嘔れてい
る部分１ｔに存在することが必要である。

極薄電池ｆ、製造する上において、電極缶の外周が折返
し構造１ｎでなく、つば部分１ｍをつけた形状とするこ
とが有利であることは、封止部分の必要な厚さを小さく
できることにより明らかである。このつけ部分１ｍを有
する電極缶の形状は、マスクメッキ、溝加工いずれに対
しても、加工しゃすい第１１点を有する。金層の形成方
法は、素材としてクランド板全使用する方法、蒸着方法
等も考えられるが、メッキによる方法がもつとも安価か
つ容易な方法でらる。

電極缶１の金層１ａに切れ目＋ｂ’（Ｈ設ける手段とし
ては、マスクメッキ、溝加工が有効であることは自明で
ある。

〔実施例および発明の効果〕

本発明を用いて、外径５．８　ｍ、厚さ１．２１Ｍｎの
極薄ボタン型アルカリ電池を製造した。電極缶１はステ
ンレス鋼と銅のクランド板を母材とし、金メッキにより
雀層を設け、つば部分１ｍの正極対向面の一部に切削に
よｆ）溝切加工を行ない、リング状に金層を除去した。

以下、金メッキを施さない負極缶内側面および電極缶全
体に金メッキを施した従来品との比較データを示す。方
法は４０℃、９０％相対湿度の環境下に２０００時間保
存した後の漏出有無を調べることによった。

第１表　本発明と従来品の比較 な゛お、厚さ１．２ｍを達成するために、電極缶は外周
に折返しを有する構造をとることができなかった。

上記データよシ、不発明が、漏液に関しては、電極缶全
体に金）ｔｉを設けたものと同等であシ、かつ、水銀の
缶外部への漏出に関しては、格別すぐれていることが分
かる。

設けた構造の電池にも応用することができること・は言
うまでもない。

【図面の簡単な説明】

＄１図は不発明の一実施例を示す半断面図、第２図は従
来の折返し部を有する電極缶を用いた電池の半断面図、
第５図は不発明の電極缶のつば部分の形成し得る範囲全
示す半断面図、第４図は不発明の電極缶のつげ部分が第
３図の場合と反対方向に曲っている場合の、使用可能な
範囲全示す半断面図、第５図は本発明の、ガスケットに
封止される部分の一部に溝を設けた電極缶の一実施例を
示す半断面図、第６図は正極構造が第１図の場合と異な
る不発明の他の実施例を示す半断面図である。 １・・・・・・電極缶 １ａ・・・電極缶の表面に形成した金層１ｂ・・・電極
缶の表面の金層が存在しないリング状の母材露出部分 １ｃ・・・電極缶の中心軸 １ｄ・・・電極缶中心軸に直焚する平面１ｅ・・・電極
缶のつば部の方向 １ｆ・・・１ｄと１ｅの交わる角度 １ｇ・・・電極缶のつば部分に設けた溝１ｈ・・・電極
缶のつば幅 １１・・・１ｇの幅 １ｊ・・・つば部分の浮式 ％式％ １ｔ・・・電極缶のガスケットにより封止される部分 １ｍ・・・電極缶のつば部分 １ｎ・・・電極缶外周の折返し部分 １０・・・電極缶の外側部分 １ｐ・・・負極缶内側面の銅等の汞化されやすい金属 ２・・・・・・負極活ｖ！Ｊ買　　　６・・・・・・正
極缶４・・・・・・正極活物質　　　５・・・・・・セ
パレータ５ａ・・・電解簡含浸林　　６・・・・・・ガ
スケット第１図 第２図 第３図 手続補正書（自発） 昭和５９年８月３０８ ２、発明の名称 極薄ボタン型アルカリ電池 ３、補正をする者

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）正極リードを兼ねる正極缶、正極活物質、負極リ
   ードを兼ねる負極缶、汞化亜鉛を主剤とする負極活物質
   、セパレータ、ガスケット及び電解液を主たる構成要素
   とし、前記負極缶の表面の全面もしくは、電池に組込ん
   だ場合に外側となる部分からガスケット及びアスファル
   ト等のシール剤により封止される部分の少くとも一部に
   金層を設け、この金層のガスケット及びアスファルト等
   のシール剤により封止されている部分の一部、又は負極
   缶の内側の負極活物質に接する汞化され易い金属との間
   に１本以上のリング状のＮｉ、Ｆｅ、ステンレス鋼等の
   汞化されにくい金属の層があることを特徴とする極薄ボ
   タン型アルカリ電池。
2. （２）前記負極缶の形状が、缶の中心軸に対して直角に
   交わる平面に対し、平行もしくは４０°以内の角度範囲
   にあるつば部分を有することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の極薄ボタン型アルカリ電池。
3. （３）前記の負極缶の金層が、メッキにより缶母材に付
   着形成されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の極薄ボタン型アルカリ電池。
4. （４）前記の負極缶のＮｉ、Ｆｅ、ステンレス鋼等の汞
   化されにくい金属の帯が、溝切加工により形成され、そ
   の溝が負極缶のつば部分の長さの２分の１以下、深さが
   負極缶のつば部分の厚さの２分の１以下であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の極薄ボタン型アル
   カリ電池。