JPS6155603B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6155603B2 JPS6155603B2 JP4601779A JP4601779A JPS6155603B2 JP S6155603 B2 JPS6155603 B2 JP S6155603B2 JP 4601779 A JP4601779 A JP 4601779A JP 4601779 A JP4601779 A JP 4601779A JP S6155603 B2 JPS6155603 B2 JP S6155603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- steam
- turbine
- accumulator
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 73
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 238000005191 phase separation Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000005514 two-phase flow Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱水発電プラントにおける熱水タービ
ンの変圧運転法に関する。
ンの変圧運転法に関する。
熱水タービンは熱水発電プラントに用いられる
熱水原動機の一種であり、熱水の有する熱エネル
ギを有効に機械エネルギ、さらには電気エネルギ
に変換する装置である。
熱水原動機の一種であり、熱水の有する熱エネル
ギを有効に機械エネルギ、さらには電気エネルギ
に変換する装置である。
熱水タービンのノズルには通常、飽和熱水ある
いは若干加圧された熱水が導入される。部分負荷
時に熱水タービンに導入される熱水量を加減する
ために熱水加減弁を絞ると熱水加減弁を通過した
後減圧されて熱水がフラツシユし、熱水入口管内
は二相流となる。このとき熱水入口管に鋭い曲り
部があると遠心力によつて気相と液相が分離し、
そのまま熱水タービンノズル入口に到達する。熱
水タービンノズルは高圧の熱水に対して効率がよ
いことが実証されているが、このような低圧かつ
気液二相が分離した流体に対しては高性能が発揮
できない。また熱水加減弁を絞り運転すると弁出
口あるいは熱水入口管のエロージヨンを招く危険
性がある。
いは若干加圧された熱水が導入される。部分負荷
時に熱水タービンに導入される熱水量を加減する
ために熱水加減弁を絞ると熱水加減弁を通過した
後減圧されて熱水がフラツシユし、熱水入口管内
は二相流となる。このとき熱水入口管に鋭い曲り
部があると遠心力によつて気相と液相が分離し、
そのまま熱水タービンノズル入口に到達する。熱
水タービンノズルは高圧の熱水に対して効率がよ
いことが実証されているが、このような低圧かつ
気液二相が分離した流体に対しては高性能が発揮
できない。また熱水加減弁を絞り運転すると弁出
口あるいは熱水入口管のエロージヨンを招く危険
性がある。
本発明は上述の問題点を改善せんとしてなされ
たもので、熱水タービンの部分負荷運転時にも高
いノズル効率を得、かつ熱水加減弁を全開状態で
運転し絞りをなくすることを目的とする。
たもので、熱水タービンの部分負荷運転時にも高
いノズル効率を得、かつ熱水加減弁を全開状態で
運転し絞りをなくすることを目的とする。
本発明によれば、熱水タービンの入口圧力を下
げることにより、熱水加減弁全開状態でも熱水流
入量を低下させ、部分負荷に応ずることができ
る。また圧力を下げることにより発生する蒸気は
アキユムレータで分離し、蒸気アシスト式熱水タ
ービンノズルのアシスト蒸気として用いるのでノ
ズル効率が高く保たれる。
げることにより、熱水加減弁全開状態でも熱水流
入量を低下させ、部分負荷に応ずることができ
る。また圧力を下げることにより発生する蒸気は
アキユムレータで分離し、蒸気アシスト式熱水タ
ービンノズルのアシスト蒸気として用いるのでノ
ズル効率が高く保たれる。
すなわち本発明は、熱水タービン入口にアキユ
ムレータを設け発生熱水量に応じて前記アキユム
レータの圧力を変えることにより熱水加減弁全開
のまま熱水タービン流入熱水量を変え、同時に前
記アキユムレータで発生する蒸気を熱水タービン
の蒸気アシスト型ノズルのアシスト蒸気入口に導
くことを特徴とする、熱水タービンの変圧運転法
にある。
ムレータを設け発生熱水量に応じて前記アキユム
レータの圧力を変えることにより熱水加減弁全開
のまま熱水タービン流入熱水量を変え、同時に前
記アキユムレータで発生する蒸気を熱水タービン
の蒸気アシスト型ノズルのアシスト蒸気入口に導
くことを特徴とする、熱水タービンの変圧運転法
にある。
以下本発明を添付図面に例示したその好適な実
施例について詳述する。
施例について詳述する。
第1図に示す本発明方法の好適な1実施例にお
いては、熱水発生器1の出口側に熱水温度制御弁
2を設け、この温度制御弁2の後にアキユムレー
タ3を設けてある。アキユムレータ3の下部には
熱水出口5を設け、この熱水出口5を、熱水止弁
6、熱水加減弁7を介して熱水タービン13の蒸
気アシスト式ノズルの熱水側入口8に連結してあ
る。
いては、熱水発生器1の出口側に熱水温度制御弁
2を設け、この温度制御弁2の後にアキユムレー
タ3を設けてある。アキユムレータ3の下部には
熱水出口5を設け、この熱水出口5を、熱水止弁
6、熱水加減弁7を介して熱水タービン13の蒸
気アシスト式ノズルの熱水側入口8に連結してあ
る。
またアキユムレータ3の上部には蒸気出口9が
設けてあり、この蒸気出口9を蒸気止弁10、蒸
気加減弁11を介し前記蒸気アシスト式ノズルの
アシスト蒸気入口12に連結してある。
設けてあり、この蒸気出口9を蒸気止弁10、蒸
気加減弁11を介し前記蒸気アシスト式ノズルの
アシスト蒸気入口12に連結してある。
なお、参照番号14はフラツシヤ15からフラ
ツシユ蒸気を供給されるフラツシユ蒸気タービ
ン、16は発電機、17は復水器を示す。
ツシユ蒸気を供給されるフラツシユ蒸気タービ
ン、16は発電機、17は復水器を示す。
この構成のプラントにおいて、今熱水発生器出
口熱水量(温度、圧力一定)をGt、アキユムレ
ータ内部の圧力をp、熱水タービン入口熱水量を
Gw、熱水タービン入口蒸気量をGsとすると、熱
水加減弁の開度が一定のときGtとpはつぎのよ
うに1対1の対応をする。
口熱水量(温度、圧力一定)をGt、アキユムレ
ータ内部の圧力をp、熱水タービン入口熱水量を
Gw、熱水タービン入口蒸気量をGsとすると、熱
水加減弁の開度が一定のときGtとpはつぎのよ
うに1対1の対応をする。
Gs/Gt=X Xはアキユムレータにてフラツシ
ユして発生する蒸気の割合。
ユして発生する蒸気の割合。
X=f1(p) f1(p)は蒸気の性質によつて決
まる関数。
まる関数。
Gw=f2(p) f2(p)は熱水加減弁の開度によ
つて決まる関数。
つて決まる関数。
Gt=Gs+Gw
これより
Gt=Gs+Gw=XGt+Gw
=f1(p)Gt+f2(p) ∴Gt=f2(p)/{1−f1(p)} したがつて熱水発生器の発生熱水量Gtに応じ
てアキユムレータ内の圧力pを上の式の関係を用
いて制御することにより、熱水発生器にて発生し
た熱水をアキユムレータ内で所定の流量比、すな
わちGs/Gwの割合で蒸気と熱水に分けることが
できる。このうちの蒸気量Gsは蒸気加減弁を通
つて熱水タービンへ流入し、熱水量Gwは全開の
熱水加減弁を通つて熱水タービンへ流入する(ア
キユムレータ内圧力pは熱水加減弁全開でGwが
流れる圧力である)。よつて熱水タービンの変圧
運転ができることになる。
=f1(p)Gt+f2(p) ∴Gt=f2(p)/{1−f1(p)} したがつて熱水発生器の発生熱水量Gtに応じ
てアキユムレータ内の圧力pを上の式の関係を用
いて制御することにより、熱水発生器にて発生し
た熱水をアキユムレータ内で所定の流量比、すな
わちGs/Gwの割合で蒸気と熱水に分けることが
できる。このうちの蒸気量Gsは蒸気加減弁を通
つて熱水タービンへ流入し、熱水量Gwは全開の
熱水加減弁を通つて熱水タービンへ流入する(ア
キユムレータ内圧力pは熱水加減弁全開でGwが
流れる圧力である)。よつて熱水タービンの変圧
運転ができることになる。
すなわち熱水加減弁全開のまま、蒸気加減弁に
てアキユムレータ内部の圧力を発生熱水量に対応
する値に保つことによつて熱水タービンの変圧運
転ができるのである。
てアキユムレータ内部の圧力を発生熱水量に対応
する値に保つことによつて熱水タービンの変圧運
転ができるのである。
本発明方法によれば、蒸気アシスト式熱水ター
ビンノズルを使用することにより部分負荷時でも
ノズルの高性能を維持できる。また熱水加減弁を
全開状態で運転するので絞りによる二相流体の発
生がなく弁出口部、熱水入口管のエロージヨンが
生じないという大さな利点が生れるのである。
ビンノズルを使用することにより部分負荷時でも
ノズルの高性能を維持できる。また熱水加減弁を
全開状態で運転するので絞りによる二相流体の発
生がなく弁出口部、熱水入口管のエロージヨンが
生じないという大さな利点が生れるのである。
第1図は本発明方法を実施する熱水発電プラン
トの系統図、第2図は本発明による熱水発電プラ
ントの変圧運転特性を示すグラフである。 1……熱水発生器、2……温度制御弁、3……
アキユムレータ、5……熱水出口、6……熱水止
弁、7……熱水加減弁、8……熱水側入口、9…
…蒸気出口、10……蒸気止弁、11……蒸気加
減弁、12……アシスト蒸気入口、13……熱水
タービン、14……フラツシユ蒸気タービン、1
5……フラツシヤ、16……発電機、17……復
水器。
トの系統図、第2図は本発明による熱水発電プラ
ントの変圧運転特性を示すグラフである。 1……熱水発生器、2……温度制御弁、3……
アキユムレータ、5……熱水出口、6……熱水止
弁、7……熱水加減弁、8……熱水側入口、9…
…蒸気出口、10……蒸気止弁、11……蒸気加
減弁、12……アシスト蒸気入口、13……熱水
タービン、14……フラツシユ蒸気タービン、1
5……フラツシヤ、16……発電機、17……復
水器。
Claims (1)
- 1 熱水タービン入口にアキユムレータを設け発
生熱水量に応じて前記アキユムレータの圧力を変
えることにより熱水加減弁全開のまま熱水タービ
ン流入熱水量を変え、同時に前記アキユムレータ
で発生する蒸気を熱水タービンの蒸気アシスト型
ノズルのアシスト蒸気入口に導くことを特徴とす
る、熱水タービンの変圧運転法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4601779A JPS55139905A (en) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | Variable pressure operation method of hot water turbine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4601779A JPS55139905A (en) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | Variable pressure operation method of hot water turbine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55139905A JPS55139905A (en) | 1980-11-01 |
JPS6155603B2 true JPS6155603B2 (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=12735273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4601779A Granted JPS55139905A (en) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | Variable pressure operation method of hot water turbine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55139905A (ja) |
-
1979
- 1979-04-17 JP JP4601779A patent/JPS55139905A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55139905A (en) | 1980-11-01 |
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