JPS6154831A - 電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電動機、特にステッピングモータや同期電動
機に関する。

（従来例の構成とその問題点） 近年、ステッピングモータはマイクロコンピュータの発
達と共に益々犬量に使用される様になってきておシ、こ
れに伴ってモータ製造上の合理化が強く要望され、組立
ミスのよυ少い構造のものが必要とされている。

ところで、従来のステッピングモータは、ｆ！５図に示
す様な構造である。第３図において、（１１（２）は中
間ヨーク、（３）（４）は端面ヨーク、（ｌａ）（２ａ
）（３ａ）（４ａ）は各ヨークの極歯、（５）は固定子
巻線、（６）は中間ヨークの位置決め用突起、（７）は
端面ヨークの位置決め用切欠き、（ロ）は固定子の中央
空間に配、直された回転子、Ｑカは回転子軸である。次
にこの様な構成のステッピングモータの中間ヨーク（１
）（２）と端面ヨーク（３）　（４）の位置決め手段に
ついて第４図乃至第６図によりさらに説明する。第４図
及び第５図の中間ヨーク（１）において、中心軸ｙ−ｙ
は隣接する極歯（ｌａ−Ｊ）、（ｌａ−２）とそれぞれ
θｌ、θ２の角度を有しておシ、ここでθ１１θ２は七
−夕のステップ角をθｏ、ｎを整数としたとき、 ａｌ＋θｚｘ４ｎθＧ　　・’・（１）θ１−θ２１１
１Ｉ±θＯ・・・拳・（２）の式を満足する値である。

この中心軸ｙ−ｙを中心として対称位置に突起（８）と
この突起（８）が嵌入する穴若しくは凹部（９）が形成
されている。また、中心軸ｙ−ｙの線上及びこれを中心
として対称位置に突起（６ａ）（６ｂ）（６ｃ）が設け
られている。かかる構成の中間ヨーク（１）と同一構成
の中間ヨーク（２）を突起（８）及び穴（９）を含む平
面（１ｂ）で重ね合わせて磁気回路の一部と成し、その
とき突起（８）と穴（９）とが互いに嵌合して中間ヨー
ク（１）　（２１同志の位置決めがなされる。前記端面
ヨーク（３）は、第６図に示す様に、極歯（３ａ）と外
周の立上り周壁（３ｂ）を有している。

この立上シ周壁（３りは中間ヨークと共に磁気回路を構
成すると共に固定子巻線（５）を収めるものであシ、そ
の端縁には前記中間ヨーク（１）の突起（６ａ）（６ｂ
）（６０）と係合して中間ヨークとの位置決め舎するた
めの切欠き（７ａ）（７ｂ）（７ｃ）が設けられている
。端面ヨーク（４）も同一の構成である。

この様な構成のステッピングモータは、中間ヨーク（１
）　（２３及び端面ヨーク（３３（４）の組合せが全て
突起と穴、凹部又は切欠きとの嵌め合いによるものであ
）、部品の構造によって決定され、治工具に依る必要が
ないため、精度及び組立能率の上で優れたものである。

しかしながら、従来の構造のものでは、中間ヨーク（１
）　（２）の突起（６）及び端面ヨーク（３）（４）の
切欠き（７）が全て同一の幅寸法であわ、なおかつ前記
式（１）　（２）を満たす位置に突起（６）及び切欠き
（７）の対称軸が存在するため、中間ヨーク（１）　（
２）と端面ヨーク（３）　（４）の位置関係が１８ｏ０
ずれても嵌合し得るのである。これは、中間ヨークの中
心軸ｙ−ｙ上に位置する突起（６ａ）の反対側にはリー
ド線引出し部（ｌｏａ）が存在し、端面ヨーク側にこれ
と対応する切欠き（ｌｏｔ））が設けられているため、
１８ｆずれた場合突起（６ａ）がこの切欠き（ｌｏｔ）
）に嵌合し得るからである。この様に従来構造のものは
１８ｏＯずれても中間ヨークに端面ヨークを嵌合し得る
ため組立てミスを生ずる惧れが多分にあったのである。

（発明の目的） 本発明は従来のかかる問題点に鑑み、組立ミスの生じ難
い構造の電動機を提供することを目的とする。

（発明の構成） 本発明はこのため、前記中間ヨークの外周縁の前記中心
軸ｙ−ｙを中心とする対称位置に複数の突起を設けると
共に前記端面ヨー゛り忙これら突起が係合する切欠きを
設け、かつこれら複数の突起と切欠きの一部若しくは全
部の幅を互いに異ならしめ、中間ヨークと端面ヨークが
１８０°位置ずれした場合に互いに嵌合し得ない様にし
て組立てミスを無くした電動機を提供する。

（実施例の説明） 次に本発明の一実施例を第１図及び第２図によ〕説明す
る。なお、第４図乃至第６図の従来例で説明したものと
同じ構成費、素については、同じ参照符号を付してその
説明を援用する。本発明においては、第２図に示す様に
、中間ヨーク（１）の端面ヨーク（３）との位置決め用
突起（１６ａ）（１６ｂ）（１６ｃ）の内の１つ又は複
数の幅を変更しておシ、図示例では中心軸ｙ−ｙを中心
にして対称位置にある突起（１６１））の幅Ｔ１と突起
（１６ｃ）の幅Ｔ２とを異ならしめてあシ、これら突起
（１６ｂ）（ｌＩ３ｃ）が係合する端面ヨーク（３）の
切欠き（１７ｂ）（１７ｃ）もこの幅に合わせて設定し
である。この様に位置決め用突起（１６ａ）（１６ｂ）
（１，６ｃ）とこれに対応する切欠きを構成すれば、中
間ヨーク（１）と端面ヨーク（３）との１８０°の位置
決め誤シはこれら突起と切欠きの嵌合が不可能となシ、
防止される。

なお、中間ヨーク（２）と端面ヨーク（４）についても
全く同様に構成されている。

また、第１図及び第２図に示す様に、中心軸ｙ−ｙに対
して対称位置にある突起（１６ｂ）と（１６ｃ）の幅を
異ならしめる場合に、突起（１６ｃ）の幅Ｔ２を突起（
１６ｂ）の幅ＴＩＶＣｔを和した寸法とすると共に１ｔ
を片側に寄せて増加させ、端面ヨーク（３）の切欠きも
これに合わせて形成すると、モータの組立状態において
、第１図に示す様に中間ヨーク（１）　（２１同志の相
隣接する位置法め用突起（１６ｂ）と（１６ｃ）間にず
れ（１）が生ずる。モータを組立てる際には、端面ヨー
ク（１）と（２）の接触線上の数個所を溶接等で固定す
ることが多いが、このときこのずれ（１）の部分で溶接
すれば、中間ヨーク（１）　（２１と端面ヨーク（３）
（４）の固定を一度になし得る。なお、第３図に示す如
くずれ（１）がない状態で中間ヨークと端面ヨークの固
定を一度にしようとすると、突起（６）２枚と切欠き（
７）周縁部との溶接を一度にすることになり、不良が出
易いのである。

（発明の効果） 本発明の′Ｆｒ、動機（でよれば、以上の説明から明ら
かな様に、中間ヨークの位置決め用突起及び端面ヨーク
の位置決め用切欠きの＠を一部異なるものとすることに
より、中間ヨークと端面ヨークとが１８０°位゛置ずれ
した組立てミスを確実に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示し、第１図は
一部破断全体斜視図、第２図は中間ヨークの平面図、第
６図乃至第６図は従来例を示し、第６図は一部破断全体
斜視図、第４図は中間ヨークの平面図、第５図は同一部
破断斜視図、第６図は端面ヨークの一部破断斜視図であ
る。 （１）（２）・・・中間ヨーク、（３）（４）・・・端
面ヨーク、（５）・・・固定子巻線、（１６ａ）（１（
３ｂ）（１／３Ｃ）　−・・突起、（１７ｂ）（１７ｃ
）・切欠き。 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 円環状に巻かれた固定子巻線を、内周に櫛歯状極歯を突
   設した端面ヨークと中間ヨークにより囲繞して構成した
   一対の固定子を、前記中間ヨーク同志を当接させて重ね
   合せ、これら固定子の中央空間に永久磁石を含む回転子
   を配置して成り、前記中間ヨークには、下式を満足する
   中心軸ｙ−ｙを中心とする対称位置の一方に突起を、他
   方にこの突起が嵌入する穴若しくは凹部を形成し、かつ
   前記中間ヨークの外周縁の前記中心軸ｙ−ｙを中心とす
   る対称位置に複数の突起を設けると共に前記端面ヨーク
   にこれら突起が係合する切欠きを設け、これら複数の突
   起と切欠きの一部若しくは全部の幅を互いに異ならしめ
   た電動機。 式：θ＿１＋θ＿２＝４ｎθ＿０ θ＿１−θ＿２＝±θ＿０ ここで、θ＿１、θ＿２は中心軸ｙ−ｙに対して時計方
   向及び反時計方向に最も近い極歯の中心と中心軸ｙ−ｙ
   との角度。θ＿０はステップ角。ｎは整数。