JPS6154631B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6154631B2
JPS6154631B2 JP2453181A JP2453181A JPS6154631B2 JP S6154631 B2 JPS6154631 B2 JP S6154631B2 JP 2453181 A JP2453181 A JP 2453181A JP 2453181 A JP2453181 A JP 2453181A JP S6154631 B2 JPS6154631 B2 JP S6154631B2
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JP
Japan
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suspension
wheel
link rod
lever
suspension lever
Prior art date
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Expired
Application number
JP2453181A
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English (en)
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JPS57138475A (en
Inventor
Hiroyoshi Myagawa
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Individual
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Publication date
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Publication of JPS57138475A publication Critical patent/JPS57138475A/ja
Publication of JPS6154631B2 publication Critical patent/JPS6154631B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/06Endless track vehicles with tracks without ground wheels
    • B62D55/075Tracked vehicles for ascending or descending stairs, steep slopes or vertical surfaces

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は階段等を車椅子等を載せて自動的に昇
降することが出来る階段自動昇降車に関するもの
である。
例えば1例として車椅子について述べると、車
椅子の階段昇降は事実上不可能であり、そのため
これまでにも車椅子を載せて階段を昇降する昇降
車が利用されてきたが、これらはいずれも介添者
が必要であり、身体障害者が車椅子に乗つたまま
1人で操作し得る自動昇降車が望まれていた。
本発明はこうした要求に応えるもので、1人で
操作可能な階段自動昇降車の提供を目的とする。
以下、本発明を図示の実施例により説明する。
第1図は本発明になる階段自動昇降車の1実施
例を示す側面図、第2図は足廻り部分の拡大詳細
図、第3図は動力駆動説明図である。ここで、1
0は一般的に身体障害者に利用されている車椅子
で、脚部を形成するフレーム11によつて各々1
対の大径の後輪12と小径の旋回型前輪13とを
備えている。20は自動昇降車の載物台本体で、
車椅子10の後輪12と前輪13の内幅より狭い
板状部材よりなり、両側には車椅子10の後輪1
2と前輪13を支持案内するレール21が固設さ
れている。22はレール21の後端部に軸支され
た開閉レール、23は載物台20の前端部に固設
された第1支持軸、24は第1支持軸23に中央
部を揺動可能に支持された第1懸架レバー、25
は第1懸架レバー24の前端に固定された前輪懸
架軸、26は前輪懸架軸25に中央部を揺動可能
に支持された前輪フレームで、前後端にプーリー
27a,27bが支持されており、これに無限軌
道帯28がかけ合わされて周回され、これらによ
つて前輪29が形成されている。
30は第1懸架レバー24の後端に固定された
中輪懸架軸、31は中輪懸架軸30に中央部を揺
動可能に支持された中輪フレームで、前後端にプ
ーリー32a,32bが支持されており、これに
無限軌道帯33がかけ合わされて周回され、これ
らによつて中輪34が形成されている。35は第
1懸架レバー24の前端部に載置されたバツテリ
ーで、後述するように自動昇降車の動力エネルギ
ーを供給するものである。36は第1支持軸23
に固定されたレバー、37は前輪懸架軸25に揺
動可能に支承されレバー36と等しい腕長さを有
するレバーで、前記前輪フレーム26に一体に固
定されている。38は第1支持軸23と前輪懸架
軸25を結ぶ直線に平行に配置され載物台20の
前部と前輪29とを連結する第1リンク棒で、レ
バー36,37の先端に軸支されている。またこ
の第1リンク棒38は中央部で2分され、対向す
る端部に反対巻方向の雄ねじが設けられ、これに
調整ナツト38aが螺合しており、これを回動す
ることで伸縮自在となるように構成されている。
39は中輪懸架軸30に揺動可能に支承され、か
つ前記中輪フレーム31に一体に固定されたレバ
ー、40はレバー36,39の先端に軸支され載
物台20の前部と中輪34を連結する第2リンク
棒である。
41は中輪懸架軸30によつて1端を揺動可能
に支持された第2懸架レバー、42は第2懸架レ
バー41の後端に固定された後輪懸架軸、43は
後輪懸架軸42に中央部を揺動可能に支持された
後輪フレームで、前後端にプーリー44a,44
bが支持されており、これに無限軌道帯45がか
け合わされて周回され、これらによつて後輪46
が形成されている。47は第2懸架レバー41の
中央部に揺動可能に支持されたアーム47aを有
する第1扇形歯車、48は第1扇形歯車47と噛
み合い同様に第2懸架レバー41に揺動可能に支
持されたアーム48aを有する第2扇形歯車、4
9は第1懸架レバー24とアーム47aを連結す
る第3リンク棒、50は後輪46とアーム48a
を連結する第4リンク棒である。
51は第2図に示すように第2懸架レバー41
に固定されたブラケツトで、支持軸52を支持し
ている。そして支持軸52には揺動自在に減速機
箱53が支持されている。減速機箱53は、第4
図に示すように電動機54を備え、これにより歯
車55,56を径て回転するナツト57を支持し
ている。そしてこのナツト57には1端を載物台
20の後部に揺動自在に連結したねじ付リンク棒
58のねじ部58aが螺合している。
59は第2懸架レバー41の後端部に設けられ
た前輪29、中輪34、後輪46の動力駆動用電
動機で、第3図に示すようにウオーム減速機60
を備えて第1プーリー61を回転させる。第1プ
ーリー61とプーリー44aと同軸上に設けられ
た第2プーリー62とにはベルト63がかけ合わ
されて回転を伝動し、これによつてプーリー44
aが回転し、無限軌道帯45が周回運動を行い後
輪46が動力駆動される。さらに第1プーリー6
1と中輪懸架軸30に支持された第3プーリー6
4とにはベルト65がかけ合わされている。6
6,67はベルト65の周回径路を第2懸架レバ
ー41に沿わせるためのアイドルプーリー、68
はプーリー32aと同軸上に設けられた第4プー
リーで、第3プーリー64との間にはベルト69
がかけ合わされて回転が伝動され、これによつて
プーリー32aが回転し、無限軌道帯33が周回
運動を行い中輪34が動力駆動される。さらに第
3プーリー64と前輪懸架軸25に支持された第
5プーリー70とにはベルト71がかけ合わされ
ている。72,73はベルト71の周回径路を第
1懸架レバー24に沿わさせるためのアイドルプ
ーリーである。74はプーリー27aと同軸上に
設けられた第6プーリーで、第5プーリー70と
にはベルト75がかけ合わされて回転が伝動さ
れ、これによつてプーリー27aが回転し、無限
軌道帯28が周回運動を行い前輪29が動力駆動
される。
76は載物台20の傾斜に感応する振り子スイ
ツチで、載物台20に設けられており、第5図に
示すように振り子77に設けられた可動接点78
が載物台20の傾斜に感応した振り子77の動作
により上側固定接点79が下側固定接点80のい
ずれかに接し、載物台20の傾斜方向を検知す
る。この場合、載物台20が前上りになると可動
接点78と固定接点79との間が閉じ、逆に後上
りになれば可動接点78と固定接点80との間が
閉じる。81は車椅子10に座つた人が直接、自
動昇降車の前進、後退、左右旋回を制御する操作
スイツチ、82は同じく車椅子10に座つた人が
車椅子10を載物台20に固定するための操作レ
バーで、その操作によりクランプ爪83がフレー
ム11を係止するものである。
次に、以上のような構成になる階段自動昇降車
の作用について説明する。初めに昇降しようとす
る階段の傾斜に合わせ、第1リンク棒38を調整
ナツト38aによつて伸縮せしめ、前輪29を前
起しの状態に調節する。次に車椅子10を開閉レ
ール22に沿つて進めレール21に載せ上げ操作
レバー82を操作してクランプ爪83でフレーム
11を係止し、車椅子10を載物台20に固定す
る。しかる後、開閉レール22を2点鎖線で示す
ように起台させ、操作スイツチ81を操作し電動
機59を起動させ、前輪29、中輪34、後輪4
6を動力駆動させ自動昇降者を任意方向に移動さ
せた後、これを前進させながら昇降しようとする
階段に向つて前進する。
今、階段を昇る場合について述べると、第1図
に示すように前輪29が階段の第1ステツプに接
触すると、キヤタピラ28が第1ステツプに係合
してこれに乗り上げていく格好になる。その運動
につれて載物台20は前上りに傾斜し始めるが、
これを振り子スイツチ76が感知して可動接点7
8と固定接点79を閉じると、その信号により電
動機54が起動し、ナツト57に対してねじ付リ
ンク棒58を伸長させ載物台20の水平を保とう
とする。この動作で載物台20が水平に戻れば、
振り子スイツチ76の感応信号が切れて電動機5
4が停止する。しかし、実際は一方で前輪29は
さらに乗り上げ運動を続けているため、電動機5
4は自動昇降車が階段の傾斜に一致する傾斜をと
るまで載物台20の水平を保つため断続的に回転
し続ける。
さて、前輪29が乗り上げ運動を続けると、前
輪29の上昇によつて第1懸架レバー24は第1
支持軸23を中心として図中反時計方向に揺動す
る。また前記したように載物台20が水平を保つ
ように時計方向に回動させられるので、載物台2
0に固定されたレバー36によつて第2リンク棒
40は結果的には中輪懸架軸30に固定されたレ
バー39を下方に押す作用をすることになる。こ
れにより、レバー39は反時計方向に回転し、中
輪34は前上りに傾斜し始める。そして、自動昇
降車が更に前進して第2図に示すように中輪34
が階段の第1ステツプに乗り上げていく。
こうして中輪34が乗り上げ運動を続けると、
前記した第1懸架レバー24の反時計方向の揺動
とレバー36が垂直位置を保とうとすることによ
つて、前輪29は階段の傾斜に沿つた傾きを保ち
ながら乗り上げ運動を続け、やがて中輪34も同
じ傾きを持つようになる。そして、更に階段を乗
り上がつていくと、載物台20の水平を保とうと
するねじ付リンク棒58の伸縮運動によつて第2
懸架レバー41に取付けられた支持軸52が下方
に押されるので、中輪34が階段を上ることによ
る中輪懸架軸30の上昇に伴つて第2懸架レバー
41が中輪懸架軸30に対して反時計方向に揺動
を始める。第2懸架レバー41が反時計方向に揺
動すると、第3リンク棒49も時計方向に揺動
し、アーム47aを介して第1扇形歯車47が時
計方向に回動し、従つて第2扇形歯車48は反時
計方向に回動し、アーム48a及び第4リンク棒
50を介して後輪フレーム43が後輪懸架軸42
を中心として反時計方向に揺動する。即ち、後輪
46は前上りに傾斜を始め、次第にその傾斜を強
めて階段の第1ステツプに乗り上げる。こうして
自動昇降車の前輪29、中輪34、後輪46は全
て階段に沿つた同一の傾きをとりながら階段を乗
り上つて行くことになる。
このようにして階段を昇りきると、まず前輪2
9が上昇運動から水平運動に移り、第1懸架レバ
ー24が時計方向に揺動しながら次に中輪34が
水平運動に移る。この状態は第6図に示すように
前輪29が前起しになつて階段を昇る前と同じ状
態である。そして、後輪46が最終ステツプにか
かると、第2懸架レバー41が中輪懸架軸30に
対して時計方向に揺動し、この結果、第3リンク
棒49に反時計方向の回動によつて前記動作と逆
に第1扇形歯車47が反時計方向に回動し、従つ
て第2扇形歯車48が時計方向に回動し、アーム
48a及び第4リンク棒50を介して前記動作と
逆に後輪46が時計方向に揺動し、次第に水平に
なつてやがて水平運動に移り、これによつて自動
昇降車は完全に階段を昇りきる。また階段を下り
る場合には上記動作を反対に順に行うことでよ
い。
以上の様に、本発明によれば、車椅子に乗つた
人が一人で操作し得る階段自動昇降車を提供する
ことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる階段自動昇降車の1実施
例を示す側面図、第2図は足廻り部分の拡大詳細
図、第3図は動力駆動部を示し、aは平面図、b
は側面説明図、第4図は動力部の詳細断面図、第
5図は傾斜感知部の詳細図、第6図は動作状態図
である。 10……車椅子、20……載物台、23……第
1支持軸、24……第1懸架レバー、25……前
輪懸架軸、28,33,45……キヤタピラ、2
9……前輪、30……中輪懸架軸、34……中
輪、38……第1リンク棒、40……第2リンク
棒、41……第2懸架レバー、42……後輪懸架
軸、46……後輪、47……第1扇形歯車、48
……第2扇形歯車、54……電動機、58……ね
じ付リンク棒、59……動力駆動用電動機、76
……振り子スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 載物台の前部に設けられた第1支持軸に揺動
    可能に中央部を支持された第1懸架レバーと、こ
    の第1懸架レバーの前端に設けられた前輪懸架軸
    によつて揺動可能に支持された無限軌道帯式の前
    輪と、前記第1懸架レバーの後端に設けられた中
    輪懸架軸によつて揺動可能に支持された無限軌道
    帯式の中輪と、前記第1支持軸と前記前輪懸架軸
    とを結ぶ直線に平行に配置され載物台前部と前輪
    とを連結する伸縮可能な第1リンク棒と、前記載
    物台前部と前記中輪とを連結する第2リンク棒
    と、前記中輪懸架軸によつて揺動可能に1端を支
    持された第2懸架レバーと、この第2懸架レバー
    の後端に設けられた後輪懸架軸によつて揺動可能
    に支持された無限軌道帯式の後輪と、前記載物台
    と前記第2懸架レバーとを連結する伸縮可能な水
    平調整リンク棒と、この水平調整リンク棒を自動
    的に伸縮せしめる第1モーター手段と、前記載物
    台に設けられその傾斜に感応動作するスイツチ手
    段と、このスイツチ手段の出力信号により前記第
    1モーター手段を正逆いずれかの方向に回転させ
    る第1モーター制御手段と、前記第2懸架レバー
    に回動自在に軸支され互いに噛み合つてなる1対
    の第1、第2歯車と、前記第1懸架レバーと前記
    第1歯車とを連結する第3リンク棒と、前記第2
    歯車と前記後輪とを連結する第4リンク棒と、前
    記前輪、中輪、後輪を同時に回転駆動するための
    動力手段とを備えた階段自動昇降車。
JP2453181A 1981-02-20 1981-02-20 Automatic stairway elevator Granted JPS57138475A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2453181A JPS57138475A (en) 1981-02-20 1981-02-20 Automatic stairway elevator

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JP2453181A JPS57138475A (en) 1981-02-20 1981-02-20 Automatic stairway elevator

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Publication Number Publication Date
JPS57138475A JPS57138475A (en) 1982-08-26
JPS6154631B2 true JPS6154631B2 (ja) 1986-11-22

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ID=12140731

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JP2453181A Granted JPS57138475A (en) 1981-02-20 1981-02-20 Automatic stairway elevator

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024684U (ja) * 1983-07-27 1985-02-20 日立造船株式会社 移動車
JPH0355507Y2 (ja) * 1985-10-04 1991-12-10
CN103863437B (zh) * 2014-03-14 2016-03-30 昆明理工大学 一种车辆模拟驾驶器
JP3218029U (ja) * 2018-01-29 2018-09-20 三郎 瀬下 車椅子一体ゴム系ローラー機械。

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JPS57138475A (en) 1982-08-26

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