JPS6153894A - サ−ビス統合加入者映像伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は、映像センタから各加入者へ一方的に出力する
片方向同報型映像情報伝送と、各加入者相互間で授受さ
れる双方向映像情報伝送とを統合して行なうためのサー
ビス統合加入者映像伝送装置に関する。

従来技術 従来、サービス統合加入者映像伝送装置として、第４図
に示すような構成が考えられている。

これは、加入者線路６．６′を介してそれぞれ加入者４
，４′等に接続された複数の加入者伝送端局５，５′等
および映像センタ２から入力される片方向同報型映像情
Ｉｇ（複数チャネル）、並びに他局の広帯域交換装置１
０との間に配設された双方向映像伝送路（中継線）をす
べて広帯域交換装置３に収容し、共通制御装置１２で各
加入者の要求に従って広帯域交換装置３の接続を制御す
るようにして、任意の加入者間の双方向映像情報通信お
よび、任意の複数加入者のセンタからの映像情報の同時
受信を可能とする。

各加入者は、それぞれ加入者回線終端装置７゜映像受信
端末８．映像送信端末９およびキーバッド１１を備えて
おり、キーバッドｌｌから要求信号を送出すると、サー
ビス統合加入者映像伝送装置ｌ側で共通制御装置１２が
要求に応じて広帯域交換装置３の接続制御を行なうこと
により、加入者側では映像受信端末８によって映像セン
タ２からの任意のチャネル信号を受信し、または映像送
信端末９と映像受信端末８によって他の任意の加入者と
の間で双方向映像信号を送受することができる。

なお、サービス統合加入者映像伝送装置ｌおよび他局に
設置された広帯域交換装置１０を介して、他の交換局に
収容されている任意の加入者と双方向映像情報を授受す
ることが可能である。

しかし、］二述の構成は、広帯域交換装置３によって片
方向同報型映像情報通信と、加入者相互間の双方向映像
情報通信を両方共交換接続する構成であるため以下に述
べるような欠点がある。すなわち、広帯域交換装置３を
双方向通信用に、ｌ・ラフイックに見合った呼損率を許
容するように構成した場合は、映像センタ２の出力する
片方向同報型映像通信にも同様な呼損率が発生するため
サービス性が低下するＪ映像センタ２からの片方向同報
型映像通信は、無呼損が原則であり、任意の加入者は何
時でも任意チャネルの片方向同報型映像情報を受信でき
ることが望ましい。逆に、片方向同報型映像通信のサー
ビス条件（無呼損）に合せて、広帯域交換装置３をノン
ブローツク構成とすると、そのスイッチ素子数および布
線数が、（映像センタ２のチャネル数＋広帯域交換装置
１０との中継回線数）×（サービス統合加入者映像伝送
装置ｌに収容した加入者数）に応じて増大し、双方向映
像通信情報サービスに対して過剰設備となり、経済性の
点から不利になる。さらに、装置規模の増大に伴なって
装置間を接続する布線長が長くなるため、シールドの良
好なケーブルが必要となって布線が大束化して輻幀する
という問題を生じる。

発明の目的 本発明の目的は、−ヒ述の従来の欠点を解決し、リンク
ブロックを許容する広帯域交換装置とノンブロック構成
の映像選択装置または一部マルチ接続可能な空間分割型
通話路装置とを結合して使用することにより片方向同報
型映像通信に対してはノンブロックで接続し、加入者相
互間の双方向映像通信に対してはある呼損率を許容する
経済的なサービス統合加入者映像伝送装置を提供するこ
とにある。

発明の構成 本発明のサービス統合加入者映像伝送装置は、複数の加
入者端末から送出された上り映像情報を集線する集線装
置と、映像センタから各加入者へ送出される片方向同報
型映像情報および自局または他局の広帯域交換装置から
入力される各加入者への下り映像情報を入力して多重化
出力する映像多重化装置と、該映像多重化装置の出力信
号から各加入者に必要な映像情報を分離抽出して各加入
者に配分する映像選択装置と、各加入者からの要求によ
り前記集線装置、映像選択装置、広帯域交換装置等の制
御を行なう共通制御装置とを備えたことを特徴とする。

なお、上記映像多重化装置および映像選択装置に代えて
、自局または他局の広帯域交換装置から入力される加入
者相互間の下り映像情報および映像センタから供給され
る片方向同報型映像情報とを入力して上記片方向同報型
映像情報は各チャネルごとにそれぞれ複数の任意加入者
に並列に出力し前記加入者相互間の下り映像情報はそれ
ぞれ任意の加入者に１：ｌに接続できる空間分割型通話
路装置を備えても同様な目的を達成することができる。

発明の実施例 次に、本発明について、図面を参照して詳細に説明する
。

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

すなわち、サービス統合加入者映像伝送装置ｌは、各加
入者４，４′にそれぞれ接続された複数の加入者伝送端
局５，５′と、加入者伝送端局５，５′の双方向映像情
報の上りを集線して広帯域交換装置１７に入力させる集
線装置１６と、集線装置１Ｂの出力および他局の広帯域
交換装置１０間の中継線を収容して各加入者への下り双
方向映像情報を出力する広帯域交換装置１７と、広帯域
交換装置１７の出力する下りの映像情報と映像センタ２
から入力される片方向同報型映像情報とを入力して各入
力信号を時分割的にタイムスロット上に配列出力する映
像多重化装置１３と、映像多重化装置１３の出力バスに
接続されそれぞれ所要のタイムスロット上の映像情報を
分離抽出して加入者伝送端局５，５′等に供給する複数
の映像多重分離回路１５．１５’等を内蔵する映像選択
装Ｎ１４と、加入者伝送端局５，５′等から供給される
各加入者４゜４′からの要求信号によって前記集線装置
１Ｂ、広帯域交換袋Ｎ１７および映像選択装３１１４の
動作を制御する共通制御袋Ｎ１２とを備えている。

各加入者４，４′等は、それぞれ加入者回線終端装置７
．映像受信端末８．映像送信端末９およびキーバッド１
１を備えており、例えば加入者４のキーバッド１１から
送出された要求信号が、加入者線路６および加入者伝送
端局５を介して共通制御装置ｔ１２に伝達され、共通制
御袋Ｍ１２の制御によって目的とする相手加入者間の相
互双方向映像情報通信が接続され、又は加入者４の欲す
る映像センタ２の任意チャネルの片方向同報型映像情報
を選択受信することができる構成である。

第２図（Ａ）は、映像多重化装置１３の出力する多重信
号の配列を示す図であり、５３個のタイムスロットのそ
れぞれに１つの映像情報が乗せられており、例えばタイ
ムスロッ）１−４３を加入者相互間の双方向映像情報通
信の下りに割当て、タイムスロット４４〜５３は、それ
ぞれ映像センタ２から入力されるＩＯチャネルの片方向
同報型映像情報に対して固定的に割当てられている。従
って、映像センタ２から入力される任意チャネルの片方
向同報型映像情報は、第１図の複数の映像多重分離回路
１５．１５’等で選択されて任意の複数加入者４゜４′
等へ出力することができ、加入者相互間の双方向映像情
報通信の下りは、任意のタイムスロットによって相手加
入者に１＝１に接続される。すなわち、加入者相互間の
双方向映像情報通信の上りは、例えば加入者伝送端局５
から集線装置１Ｂへ入力され、東線装置１Ｂで集線され
て広帯域交換装置１７を介して映像多重化装置１３に入
力され、所定のタイムスロットに配列されて映像多重化
装置１３から出力され、上記タイムスロットが共通制御
装置１２が指定する例えば映像多重分離回路１５′で分
離抽出されて相手加入者４′への双方向映像情報通信下
りとして送出される。

なお、第１図において、広帯域交換装置１７は、複数の
集線装置１８および他局の広帯域交換装置！０からの中
継線を収容して、任意の加入者間の交換接続を行なうこ
とが可能であり、他局の広帯域交換装置１０間の中継線
の節減を行なうために有効である。しかし、集線装置１
Ｂが１台のみのときは、広帯域交換装置１７を省略して
、集線装置１８の出力を直接他局の広帯域交換装置ｉ１
０に接続してもよい、この場合他局の広帯域交換装置ｌ
Ｏから入力される中継線は直接映像多重化装置１３に接
続される。また、集線装置１Ｂにはすべての加入者を収
容する必要はなく、双方向通信を必要とする加入者のみ
を収容すればよいことは勿論である。

本実施例では、映像センタ２から入力されるｌＯチャネ
ルの片方向同報型映像情報については、無呼損で複数の
任意加入者に供給することができる。また、加入者相互
間の双方向映像情報通信の上りについては集線装置ＩＢ
で集線することにより、下りについては映像多重化装置
１３の任意のタイムスロットを選択することによって集
線効果を持たせることが可能である。すなわち、集線装
置１Ｂの出線数および映像多重化装置１３のタイムスロ
ット数は、許容された呼損率に見合った数を用意すれば
よく、経済的に構成することが可能であるという効果が
ある。また、布線数の削減により。

映像センタ２のチャネル数および収容加入者数の制限が
緩和されるとう利点もある。

また、映像多重化装置１３は、時分割的ではなく、周波
数多重によって広帯域交換装置１７および映像センタ２
からの入力を多重化することも可能である。この場合は
１例えば第２図（Ｂ）に示すように、周波数ｆ　ｔ　（
９０ＭＨｚ）　〜ｆ　２　（３４２ＭＨｚ）に４２チヤ
ネルの双方向映像情報を割当て、周波数ｆ２−　ｆ　ａ
　　（３４２〜４０２ＭＨｚ）に１０チヤネルの片方向
同報型映像情報を固定的に割当てることができる。

そして、複数の映像選択装置１４はそれぞれ共通制御装
置１２からの指示で周波数選択によって必要な信号を分
離抽出するように構成する。

第３図は、本発明の他の実施例を示すブロック図である
。すなわち、加入者相互間の双方向映像情報通信の下り
および情報センタから入力される片方向同報型映像情報
を入力して複数の加入者伝送端局５，５′等に選択接続
するための空間分割型通話路装置１８を備え、各加入者
伝送端局５゜５′等から出力される双方向映像情報通信
の上りについては、集線装置１６で集線して広帯域交換
装置１７を介して中継線に送出し、または空間分割型通
話路装置１８に入力させる。他局から入力される双方向
映像情報の下りは、広帯域交換袋Ｊｉｌ１７を介して空
間分割型通話路装置１日に入力させる。

空間分割型通話路装置１８は、例えば、入力線と出力線
間でマトリックスを組み、映像センタ２から入力される
Ｍ１チャネルの片方向同報型映像情報については、その
交点部分にマルチ接続可能なスイッチ素子を配置してあ
って、それぞれマルチ接続によって任意の複数加入者に
送出することかできるように構成されている。広帯域交
換装置１７から入力されるＭ２チャネルの映像情報通信
の下りについては、任意の加入者にｌ＝１接続すること
は勿論である。空間分割型通話路装置１８の出線数は、
加入者の数だけ必要であるが、加入者相互間の双方向映
像情報通信の上り回線については、双方向通信の必要な
加入者のみを集線装置１Ｂに収容することにより交換機
規模を縮小し、また空間分割型通話貼装ｆｉｌｅの入線
数を削減することが可能である。また片方向同報型映像
情報のサービスはマルチ接続により無呼損で提供するこ
とができ、片方向同報型映像情報のサービスと加入者相
互間の双方向映像情報通信サービスとをそれぞれのサー
ビス基準に適合させて統合することが可能である。

発明の効果 以」二のように、本発明においては、加入者相互間で双
方向映像情報通信の必要のある回線の−Ｌりを集線装置
で集線し、各加入者への下りについては、複数チャネル
の片方向同報型映像情報と加入者相互間の下り回線とを
空間分割型通話路装置または映像多重化装置に入力させ
、映像センタから入力される複数チャネルの片方向同報
型映像情報については、それぞれマルチ接続またはタイ
ムスロット等の固定的割当てによって無呼損で複数の任
意加入者に送出し、加入者相互間の双方向映像情報通信
については一定の呼損率を許容する接続形態としたから
、片方向同報型映像情報を提供するサービスと加入者相
互間の双方向映像情報通信サービスの双方を統合して、
それぞれのサービスに適合した経済的な統合サービスを
提供できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図（
Ａ）、（Ｂ）はそれぞれ上記実施例の多重化構成の一例
を示す図、第３図は本発明の他の実施例を示すブロック
図、第４図は従来考えられているサービス統合加入者映
像伝送装置の一例を示すブロック図である。 図において、１：サービス統合加入者映像伝送装置、２
：映像センタ、３：広帯域交換装置、４．４’：加入者
、５．５’：加入者伝送端局、６．６’：加入者線路、
７：加入者回線終端装置、８：映像受信端末、９：映像
送信端末、１０：広帯域交換装置、１１：キーパッド、
１２：共通制御装置、１３：映像多重化装置、１４：映
像選択装置、１５．１５’：映像多重分離回路、１６：
東線装置、１７：広帯域交換装置、１８：空間分割型通
話路装置。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の加入者端末から送出された上り映像情報を
   集線する集線装置と、映像センタから各加入者へ送出さ
   れる片方向同報型映像情報および自局または他局の広帯
   域交換装置から入力される各加入者への下り映像情報を
   入力して多重化出力する映像多重化装置と、該映像多重
   化装置の出力信号から各加入者に必要な映像情報を分離
   抽出して各加入者に配分する映像選択装置と、各加入者
   からの要求により前記集線装置、映像選択装置、広帯域
   交換装置等の制御を行なう共通制御装置とを備えたこと
   を特徴とするサービス統合加入者映像伝送装置。
2. （２）複数の加入者端末から送出された上り映像情報を
   集線する集線装置と、自局または他局の広帯域交換装置
   から入力される加入者相互間の下り映像情報および映像
   センタから供給される片方向同報型映像情報とを入力し
   て上記片方向同報型映像情報は各チャネルごとにそれぞ
   れ複数の任意加入者に並列に出力し前記加入者相互間の
   下り映像情報はそれぞれ任意の加入者に１：１に接続で
   きる空間分割型通話路装置とを備えたことを特徴とする
   サービス統合加入者映像伝送装置。