JPS6153254A - 2,6,2′−トリイソシアネ−トエチルヘキサノエ−トの製造方法 - Google Patents
2,6,2′−トリイソシアネ−トエチルヘキサノエ−トの製造方法Info
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- JPS6153254A JPS6153254A JP17504484A JP17504484A JPS6153254A JP S6153254 A JPS6153254 A JP S6153254A JP 17504484 A JP17504484 A JP 17504484A JP 17504484 A JP17504484 A JP 17504484A JP S6153254 A JPS6153254 A JP S6153254A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は2.6.2’ −トリイソシアネートエチルヘ
キサノエートの製造方法に関する。
キサノエートの製造方法に関する。
[従来の技術]
2.6.2’ −1−リアミノエチルヘキサノエート・
三塩酸塩をホスゲン化することによって、2゜6.2’
−トリイソシアネートエチルヘキサノエートが得られ
ることは従来から知られており、これはポリウレタン原
料などとして用いられている。
三塩酸塩をホスゲン化することによって、2゜6.2’
−トリイソシアネートエチルヘキサノエートが得られ
ることは従来から知られており、これはポリウレタン原
料などとして用いられている。
2.6.2’ −トリイソシアネートエチルヘキサノエ
ートの製造方法としては、特公昭57−77656に提
案された方法がある。この方法は、2.6.2’ −ト
リアミノエチルヘキサノエート・三塩酸塩をホスゲン化
することにより、2,6゜2′−トリイソシアネートエ
チルヘキサノエートを製造するに当り、ホスゲン化の反
応温度を100〜150℃とするものである。
ートの製造方法としては、特公昭57−77656に提
案された方法がある。この方法は、2.6.2’ −ト
リアミノエチルヘキサノエート・三塩酸塩をホスゲン化
することにより、2,6゜2′−トリイソシアネートエ
チルヘキサノエートを製造するに当り、ホスゲン化の反
応温度を100〜150℃とするものである。
2.6.2’ −)−リアミノエチルヘキサノエート・
三塩酸塩は、リジン・塩1!lj!!iとエタノールア
ミン・塩酸塩とからのニスデル化反応によりつくること
ができ、反応物からの分離、′v#’lにはアルコール
系溶媒を使用した再結晶が一般的である。
三塩酸塩は、リジン・塩1!lj!!iとエタノールア
ミン・塩酸塩とからのニスデル化反応によりつくること
ができ、反応物からの分離、′v#’lにはアルコール
系溶媒を使用した再結晶が一般的である。
本発明者らは、合成したα−アミノカプロラクタムから
の2.6.2’ −トリイソシアネートエチルヘキサノ
エート製造ブOセスについて、最適製造条件を検問した
結果、中間体の2.6.2’−トリアミノエチルヘキサ
ノエート・三塩酸塩に結晶構造の異なる2種類の結晶形
態があることを発見した。この21類の結晶は、X線回
折からの結晶形の相違が確認できるが、融点も異なって
おリ、一方は162℃であるのに対し、もう一方は14
2℃である。我々は区別のために、便宜上、融点162
℃の結晶を0品、142℃の結晶を0品と呼ぶことにし
た。0品の存在は反応pA4Qを大きくした段階での合
成条件の検討中に発見したものである。
の2.6.2’ −トリイソシアネートエチルヘキサノ
エート製造ブOセスについて、最適製造条件を検問した
結果、中間体の2.6.2’−トリアミノエチルヘキサ
ノエート・三塩酸塩に結晶構造の異なる2種類の結晶形
態があることを発見した。この21類の結晶は、X線回
折からの結晶形の相違が確認できるが、融点も異なって
おリ、一方は162℃であるのに対し、もう一方は14
2℃である。我々は区別のために、便宜上、融点162
℃の結晶を0品、142℃の結晶を0品と呼ぶことにし
た。0品の存在は反応pA4Qを大きくした段階での合
成条件の検討中に発見したものである。
[発明が解決しようとする問題点]
ホスゲン化原料としてα、0晶を比較した結果、0品が
好ましいことを見出した。即ち、ホスゲン化工程では、
結晶を不活性溶媒中に分散させ、ホスゲンを通じながら
加熱反応することによりトリイソシアネート化合物とす
るが融点の低し1β晶を用いた場合には、ホスゲン化m
aを125℃以上とすると結晶の半溶融による塊状化が
生じ、反応が進行しにくくなり、低い反応率で頭打ちに
なる。
好ましいことを見出した。即ち、ホスゲン化工程では、
結晶を不活性溶媒中に分散させ、ホスゲンを通じながら
加熱反応することによりトリイソシアネート化合物とす
るが融点の低し1β晶を用いた場合には、ホスゲン化m
aを125℃以上とすると結晶の半溶融による塊状化が
生じ、反応が進行しにくくなり、低い反応率で頭打ちに
なる。
またこれをill!けるために反応m1ffを低くする
と、反応速度が遅くなるという問題がある。したがって
高収率でホスゲン化する原料としては、融点の高いα晶
を用いることが必要である。
と、反応速度が遅くなるという問題がある。したがって
高収率でホスゲン化する原料としては、融点の高いα晶
を用いることが必要である。
一般的には0品が保証されないが、0晶を確実に取得す
る一つの方法として、晶析溶媒としてメタノールとイソ
プロパツールの混合液を用い、種晶として0晶を用いる
ことが有効であることを見出した。
る一つの方法として、晶析溶媒としてメタノールとイソ
プロパツールの混合液を用い、種晶として0晶を用いる
ことが有効であることを見出した。
即ち、本発明は粗2.6.2’ −1−リアミノエチル
ヘキサノエート・二塩酸塩から、2,6.2’−トリイ
ソシアネートエチルヘキサノエートを高能率、高収率で
製造する方法の提供である。
ヘキサノエート・二塩酸塩から、2,6.2’−トリイ
ソシアネートエチルヘキサノエートを高能率、高収率で
製造する方法の提供である。
[問題を解決するための手段]
本発明は上述の問題を解決するため、2,6゜2′−ト
リアミノエチルヘキサノエート・二塩酸塩のα晶をホス
ゲン化し、2,6.2’ −トリイソシアネートエチル
ヘキサノエートを製造するものである。
リアミノエチルヘキサノエート・二塩酸塩のα晶をホス
ゲン化し、2,6.2’ −トリイソシアネートエチル
ヘキサノエートを製造するものである。
本発明の実施にあたって用いる2、6.2’ −トリア
ミノエチルヘキサノエート・二塩酸塩は、シクロへキチ
ン−α−アミノオキシムのベックマン転位により合成し
たα−アミノカプロラクタムを加水分解して合成したリ
ジン・塩酸塩とエタノールアミン・lI!!?III塩
に、塩化水素を吸収させ、加熱反応1J゛ることにより
得られるエステル化反応物を晶析し゛て得ることができ
る。そしてα晶を得るには、晶析溶媒としてメタノール
とイソプロパツールの混合液を用い、種晶として0晶を
用いることが好ましい。晶析溶媒としてはこの他に、1
〜5%の水を含むメタノールとイソプロパツール、ある
いは同様に1〜5%の水を含むメタノールとエタノール
の混合液を用いてもよい。含水系の溶媒では種晶に0晶
を用いても0晶を得ることができる。
ミノエチルヘキサノエート・二塩酸塩は、シクロへキチ
ン−α−アミノオキシムのベックマン転位により合成し
たα−アミノカプロラクタムを加水分解して合成したリ
ジン・塩酸塩とエタノールアミン・lI!!?III塩
に、塩化水素を吸収させ、加熱反応1J゛ることにより
得られるエステル化反応物を晶析し゛て得ることができ
る。そしてα晶を得るには、晶析溶媒としてメタノール
とイソプロパツールの混合液を用い、種晶として0晶を
用いることが好ましい。晶析溶媒としてはこの他に、1
〜5%の水を含むメタノールとイソプロパツール、ある
いは同様に1〜5%の水を含むメタノールとエタノール
の混合液を用いてもよい。含水系の溶媒では種晶に0晶
を用いても0晶を得ることができる。
0品は他の晶析溶媒、たとえば水を含まないメタノール
とエタノールの混合液でも、0晶を種晶として用いるこ
とにより得ることができるが、エステル化反応の条件次
第ではβ晶または、α、0品の混合物が生成することが
ある。それに反して前述の溶媒系では安定して0晶を得
ることができる。
とエタノールの混合液でも、0晶を種晶として用いるこ
とにより得ることができるが、エステル化反応の条件次
第ではβ晶または、α、0品の混合物が生成することが
ある。それに反して前述の溶媒系では安定して0晶を得
ることができる。
工業的実施の上では、メタノールとイソプロパツールの
混合液が好適である。
混合液が好適である。
ホスゲン化は、かくして1qた2、6.2’ −トリア
ミノエチルヘキサノエート・二塩酸塩のα晶を不活性溶
媒中に分散させ、ホスゲンを通じながら100〜150
℃で加熱反応さけることにより、塩酸アミノ基をイソシ
アネート化し、2.6.2’−トリイソシアネートエチ
ルヘキサノエートとすることができる。この反応におい
ては、反応温度を100〜150℃の範囲に調節するこ
とが必要であり、好ましくは110〜150℃であり、
更に125〜145℃の範囲が最も好ましい。0晶をこ
のような温度範囲でホスゲン化することにより、0晶を
用いた場合により反応時間が短縮され、ホスゲン化収率
が向上し、工業的実施の上では生産性の向上あるいは反
応設備の小型化および原料薬品費の節減という大きな経
済性向上効果がある。
ミノエチルヘキサノエート・二塩酸塩のα晶を不活性溶
媒中に分散させ、ホスゲンを通じながら100〜150
℃で加熱反応さけることにより、塩酸アミノ基をイソシ
アネート化し、2.6.2’−トリイソシアネートエチ
ルヘキサノエートとすることができる。この反応におい
ては、反応温度を100〜150℃の範囲に調節するこ
とが必要であり、好ましくは110〜150℃であり、
更に125〜145℃の範囲が最も好ましい。0晶をこ
のような温度範囲でホスゲン化することにより、0晶を
用いた場合により反応時間が短縮され、ホスゲン化収率
が向上し、工業的実施の上では生産性の向上あるいは反
応設備の小型化および原料薬品費の節減という大きな経
済性向上効果がある。
また125℃以上で0晶をホスゲン化すると塊状化して
しまうが、α晶の場合には、反応速度も速くなり最も好
ましいのである。
しまうが、α晶の場合には、反応速度も速くなり最も好
ましいのである。
ここで用いる不活性溶媒としては、たとえば芳香族、脂
肪族、脂環族炭化水素およびこれらの塩素化体などが通
常使用される。それらはたとえば、キシレン、モノクロ
ルベンゼン、ジクロルベンゼン、シクロドデカン、1.
2.3−トリクロロプロパン、クロロシクロオクタンな
どであり、好ましくはジクロルベンゼンである。
肪族、脂環族炭化水素およびこれらの塩素化体などが通
常使用される。それらはたとえば、キシレン、モノクロ
ルベンゼン、ジクロルベンゼン、シクロドデカン、1.
2.3−トリクロロプロパン、クロロシクロオクタンな
どであり、好ましくはジクロルベンゼンである。
ホスゲンについては、アミノ基に対し当用以上50倍当
m1好ましくは10〜40倍当世くらいを通じながら反
応させる。
m1好ましくは10〜40倍当世くらいを通じながら反
応させる。
実施例1
α−7ミノカブロラクタム(60%水溶液)214Q(
1モル)を濃塩酸(35%) 417Q(4モル)と混
合し、100℃で5時間反応し、加水分解してリジン・
二塩酸塩とした。ついでエタノールアミン122g(2
モル)を添加し、80〜90℃の浴温で加熱しながら減
圧下に水分を留去して、溶融状態の反応混合物を15だ
。このものをかきまぜ機を付けた1αの密閏フラスコに
入れ、内温を120℃に加熱し、減圧下で残存水を留去
したのも塩化水素ガスで常圧に戻し、さらに塩化水素を
15分間吸収させた。その後は30分間120’Cで攪
拌のみを行なった。ついで反応により副生じた水を5〜
1011+1H(lの減圧下に留去した。塩化水素ガス
の吸収、反応、水の留去を繰返すことにより、エステル
化率的80%の反応物が得られた。この反応物をメタノ
ール840Qとイソプロパツール3609の混合液に溶
解し、2゜6.2’ −トリアミノエチルヘキサノエー
ト・二塩酸塩のα晶を種晶として加えて晶析し、結晶を
戸別し、同様の組成のメタノール/イソプロパツールで
洗浄し、真空乾燥(3〜5u+l−(g、40〜80’
C124時間)として、融点162℃のα晶の2.6.
2’ −トリアミノエチルヘキサノエート・二塩酸塩1
70Q、構造式: %式% この0品の30gにO−ジクロルベンゼン150gを加
え、気密撹拌棒、温度計、ガス導入管および先端にガス
導出管をつけた還流冷却器を装着した300rllの4
ツロフラスコ中で、ホスゲンガスを0.25〜0.3モ
ル/時間の流速で通じながら140℃で12.5時間ホ
スゲン化を行なった。
1モル)を濃塩酸(35%) 417Q(4モル)と混
合し、100℃で5時間反応し、加水分解してリジン・
二塩酸塩とした。ついでエタノールアミン122g(2
モル)を添加し、80〜90℃の浴温で加熱しながら減
圧下に水分を留去して、溶融状態の反応混合物を15だ
。このものをかきまぜ機を付けた1αの密閏フラスコに
入れ、内温を120℃に加熱し、減圧下で残存水を留去
したのも塩化水素ガスで常圧に戻し、さらに塩化水素を
15分間吸収させた。その後は30分間120’Cで攪
拌のみを行なった。ついで反応により副生じた水を5〜
1011+1H(lの減圧下に留去した。塩化水素ガス
の吸収、反応、水の留去を繰返すことにより、エステル
化率的80%の反応物が得られた。この反応物をメタノ
ール840Qとイソプロパツール3609の混合液に溶
解し、2゜6.2’ −トリアミノエチルヘキサノエー
ト・二塩酸塩のα晶を種晶として加えて晶析し、結晶を
戸別し、同様の組成のメタノール/イソプロパツールで
洗浄し、真空乾燥(3〜5u+l−(g、40〜80’
C124時間)として、融点162℃のα晶の2.6.
2’ −トリアミノエチルヘキサノエート・二塩酸塩1
70Q、構造式: %式% この0品の30gにO−ジクロルベンゼン150gを加
え、気密撹拌棒、温度計、ガス導入管および先端にガス
導出管をつけた還流冷却器を装着した300rllの4
ツロフラスコ中で、ホスゲンガスを0.25〜0.3モ
ル/時間の流速で通じながら140℃で12.5時間ホ
スゲン化を行なった。
このように行なったホスゲン化反応の時間的経過をみた
。反応率は2.5時間で46%、5時間で74%、7.
5時間で90%、10時間で93%、12.5時間で9
4%を示した。
。反応率は2.5時間で46%、5時間で74%、7.
5時間で90%、10時間で93%、12.5時間で9
4%を示した。
各時点のサンプルの分析は、溶媒を減圧下に留去し、最
後は0.01+1111HQの真空下に100℃に加熱
し、揮発分を留去したものをトルエンで溶解し、通常の
NCO分析方法(N/10−ジブチルアミン−トルエン
溶液を加え、十分反応させた後、イソプロパツールを加
え、ブロムフェノールブルーを指示桑どして、N/1O
−HCuで過剰のジプチルアミンを逆滴定して、消費悉
からNGO基を定量する)によった。
後は0.01+1111HQの真空下に100℃に加熱
し、揮発分を留去したものをトルエンで溶解し、通常の
NCO分析方法(N/10−ジブチルアミン−トルエン
溶液を加え、十分反応させた後、イソプロパツールを加
え、ブロムフェノールブルーを指示桑どして、N/1O
−HCuで過剰のジプチルアミンを逆滴定して、消費悉
からNGO基を定量する)によった。
また、反応&I間12.5時皿のホスゲン化物は残渣を
一過し、amを留去したのち、蒸留して沸点115〜1
35℃10.01〜0.03111HQの2.6.2’
−トリイソシアネートエチルヘキサノエート、構造式
: %式% を得た。収率は90%であった。
一過し、amを留去したのち、蒸留して沸点115〜1
35℃10.01〜0.03111HQの2.6.2’
−トリイソシアネートエチルヘキサノエート、構造式
: %式% を得た。収率は90%であった。
実施例2
反応装置として容13 m”のグラスライニング反応槽
を用い、合成したα−7ミノカプロラクタム(60%水
溶液)85゛3に9(4にモル)、35%塩j1167
01C’l (16にモル) t−仕込ンテ、1゜0℃
で5111IFSl加水分解反応し、リジン・二塩酸塩
とした。ついでエタノールアミン488に−i (8に
モル)を仕込んで、エタノールアミン・1B2塩して、
水を留去、濃縮した。そのあと*施例1に示したと同様
のエステル化反応を行ない、反応率80%のエステル化
反応物約1600klを1qた。この反応物的800−
を容It 5 m”の晶析槽に移し、メタノール156
0kv、イソプロパツール840−の混合液で溶解し、
種晶として0晶を加えて晶析した。遠心分離機で固液分
離して得た結晶を、同様組成のアルコール混合液で洗浄
したのち、乾燥して融点162℃の0品の2.6.2’
−1すアミノエチルヘキサノエート・三1!Ma塩約
700−を得た。
を用い、合成したα−7ミノカプロラクタム(60%水
溶液)85゛3に9(4にモル)、35%塩j1167
01C’l (16にモル) t−仕込ンテ、1゜0℃
で5111IFSl加水分解反応し、リジン・二塩酸塩
とした。ついでエタノールアミン488に−i (8に
モル)を仕込んで、エタノールアミン・1B2塩して、
水を留去、濃縮した。そのあと*施例1に示したと同様
のエステル化反応を行ない、反応率80%のエステル化
反応物約1600klを1qた。この反応物的800−
を容It 5 m”の晶析槽に移し、メタノール156
0kv、イソプロパツール840−の混合液で溶解し、
種晶として0晶を加えて晶析した。遠心分離機で固液分
離して得た結晶を、同様組成のアルコール混合液で洗浄
したのち、乾燥して融点162℃の0品の2.6.2’
−1すアミノエチルヘキサノエート・三1!Ma塩約
700−を得た。
このα晶を用いて実施例1と同一条件でホスゲン化を行
なった。その結果は実施例1に示したと同様の反応速度
、反応収率であった。
なった。その結果は実施例1に示したと同様の反応速度
、反応収率であった。
比較例1
反応装置として容ff145(lのグラスライニング槽
を用い、合成したα−アミノカプロラクタム(50%水
溶液>167h (650モル)および35%塩酸27
2kv(2600モル)を仕込み、100”Cに加熱攪
拌して加水分解し、リジン・二基i[とし、ついでエタ
ノールアミン79.4に−1(1300モル)を仕込み
、エタノール塩酸塩とし、水を留去濃縮した。実施例1
.2と同様の操作によりエステル化反応を行ない、エス
テル化反応率72%の反応物的260−を得た。
を用い、合成したα−アミノカプロラクタム(50%水
溶液>167h (650モル)および35%塩酸27
2kv(2600モル)を仕込み、100”Cに加熱攪
拌して加水分解し、リジン・二基i[とし、ついでエタ
ノールアミン79.4に−1(1300モル)を仕込み
、エタノール塩酸塩とし、水を留去濃縮した。実施例1
.2と同様の操作によりエステル化反応を行ない、エス
テル化反応率72%の反応物的260−を得た。
この反応液を容ff11.7−の晶析槽に移し、メタノ
ール236に+1、エタノール537−の混合液に溶解
し、α晶の種晶を加えて晶析した。固液分離して得た結
晶を同林組成のアルコール混合液で洗浄して(qられた
湿潤結晶を乾燥した。乾燥後の結晶f11は約57−で
あった。結晶の融点は142℃であ5す、2.6.2’
−t−リアミノエチルへキナノエート・三塩酸塩のα
晶を種晶に用いたにもかかわらず0品が得られたことを
示・していた。
ール236に+1、エタノール537−の混合液に溶解
し、α晶の種晶を加えて晶析した。固液分離して得た結
晶を同林組成のアルコール混合液で洗浄して(qられた
湿潤結晶を乾燥した。乾燥後の結晶f11は約57−で
あった。結晶の融点は142℃であ5す、2.6.2’
−t−リアミノエチルへキナノエート・三塩酸塩のα
晶を種晶に用いたにもかかわらず0品が得られたことを
示・していた。
なお同じニスデル化反応生成物を用い、メタノールとイ
ソプロパツールの混合液を晶析溶媒として用いた数回の
晶析実験では、例外なくα晶の種晶からα晶を取1qで
きた。
ソプロパツールの混合液を晶析溶媒として用いた数回の
晶析実験では、例外なくα晶の種晶からα晶を取1qで
きた。
このβ晶をInい、て実施例1に示したと同一条件で、
ただし反応温度120℃で15時間ホスゲン化を行ない
、時間的経過をみた。反応率は2.5時間で21%、5
時間で44%、7.5時間で60%、10時間で74%
、15時間で87%であった。
ただし反応温度120℃で15時間ホスゲン化を行ない
、時間的経過をみた。反応率は2.5時間で21%、5
時間で44%、7.5時間で60%、10時間で74%
、15時間で87%であった。
また、反応時間15時間のホスゲン化物を実施例1と同
一操作により蒸留して得られた2、6゜2′−トリイソ
シアネートエチルヘキサノエートは収率81%であった
。
一操作により蒸留して得られた2、6゜2′−トリイソ
シアネートエチルヘキサノエートは収率81%であった
。
比較M2
比較例1で得た0晶を用いて、実施例1に示したと同−
条+t、 <反応温度140℃)でホスゲン化を行なっ
た。この結果は、結晶の溶融が生じて塊状化し、反応は
ほとんど進行しなかった。
条+t、 <反応温度140℃)でホスゲン化を行なっ
た。この結果は、結晶の溶融が生じて塊状化し、反応は
ほとんど進行しなかった。
[発明の効果]
本発明による2、6.2’ −1−リアミノエチルヘキ
サノエート・三J!!1ljlilのα晶を用いてホス
ゲン化することにより、ホスゲン化に好適な120〜1
45℃の反応温度とすることができ、反応速度が速くな
る結果、反応時間が短縮される。また目的物の2.6.
2’ −トリイソシアネートエチルヘキサノエートの反
応収率も向上する。特に0品では不可能な140℃付近
でのホスゲン化が可能であり、反応速度を向上させるこ
とができる。
サノエート・三J!!1ljlilのα晶を用いてホス
ゲン化することにより、ホスゲン化に好適な120〜1
45℃の反応温度とすることができ、反応速度が速くな
る結果、反応時間が短縮される。また目的物の2.6.
2’ −トリイソシアネートエチルヘキサノエートの反
応収率も向上する。特に0品では不可能な140℃付近
でのホスゲン化が可能であり、反応速度を向上させるこ
とができる。
Claims (1)
- 2,6,2′−トリアミノエチルヘキサノエート・三塩
酸塩のα晶をホスゲン化することを特徴とする2,6,
2′−トリイソシアネートエチルヘキサノエートの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17504484A JPS6153254A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 2,6,2′−トリイソシアネ−トエチルヘキサノエ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17504484A JPS6153254A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 2,6,2′−トリイソシアネ−トエチルヘキサノエ−トの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6153254A true JPS6153254A (ja) | 1986-03-17 |
JPH039098B2 JPH039098B2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=15989236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17504484A Granted JPS6153254A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 2,6,2′−トリイソシアネ−トエチルヘキサノエ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6153254A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10968168B2 (en) | 2017-05-15 | 2021-04-06 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Isocyanate production method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53135931A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-28 | Toray Ind Inc | Lysine ester triisocyanate |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP17504484A patent/JPS6153254A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53135931A (en) * | 1977-04-28 | 1978-11-28 | Toray Ind Inc | Lysine ester triisocyanate |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10968168B2 (en) | 2017-05-15 | 2021-04-06 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Isocyanate production method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039098B2 (ja) | 1991-02-07 |
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