JPS6153241B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6153241B2 JPS6153241B2 JP54003760A JP376079A JPS6153241B2 JP S6153241 B2 JPS6153241 B2 JP S6153241B2 JP 54003760 A JP54003760 A JP 54003760A JP 376079 A JP376079 A JP 376079A JP S6153241 B2 JPS6153241 B2 JP S6153241B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- holder
- stopper
- protrusion
- setting load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 19
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 10
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/02—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
- B60G17/021—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means the mechanical spring being a coil spring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/124—Mounting of coil springs
- B60G2204/1242—Mounting of coil springs on a damper, e.g. MacPerson strut
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/90—Maintenance
- B60G2206/93—Tools used for adjustments
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/20—Spring action or springs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/30—Height or ground clearance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主としてオートバイなどの後輪懸架
装置において、シヨツクアブソーバの相対的な可
動部材間に介装する懸架スプリングの初期設定荷
重調整装置に関する。
装置において、シヨツクアブソーバの相対的な可
動部材間に介装する懸架スプリングの初期設定荷
重調整装置に関する。
従来、懸架装置において、シヨツクアブソーバ
と組合せられる懸架用スプリングは、シヨツクア
ブソーバ本体とピストンロツドとの間に介装され
るのだが、本体側は下面にカム面を形成したスリ
ーブに圧接し、このカム面は本体に突設したスト
ツパと係合するようになつていて、スリーブを回
動してカム面とストツパとの相対位置を変えるこ
とにより、スリーブを昇降させスプリングの初期
設定荷重を調整できるようになつている。
と組合せられる懸架用スプリングは、シヨツクア
ブソーバ本体とピストンロツドとの間に介装され
るのだが、本体側は下面にカム面を形成したスリ
ーブに圧接し、このカム面は本体に突設したスト
ツパと係合するようになつていて、スリーブを回
動してカム面とストツパとの相対位置を変えるこ
とにより、スリーブを昇降させスプリングの初期
設定荷重を調整できるようになつている。
ところが、このスリーブを回動させるには、ス
リーブに固設され外方に突出した操作レバーによ
つて行うのが普通であつた。このため、上記のよ
うにオートバイの後輪懸架装置として用いるとき
は、操作レバーの位置によつては、同乗者の身体
あるいは車体、車輪などと干渉することがあつ
て、はなはだ好ましくない結果をもたらしてい
る。
リーブに固設され外方に突出した操作レバーによ
つて行うのが普通であつた。このため、上記のよ
うにオートバイの後輪懸架装置として用いるとき
は、操作レバーの位置によつては、同乗者の身体
あるいは車体、車輪などと干渉することがあつ
て、はなはだ好ましくない結果をもたらしてい
る。
かかる対策として先に、本出願人により、スリ
ーブを回動させる操作レバーを、カム面とストツ
パ位置と無関係に、任意に移動させうるようにし
た初期設定荷重調整装置が提案された(特開昭53
―32535号)。
ーブを回動させる操作レバーを、カム面とストツ
パ位置と無関係に、任意に移動させうるようにし
た初期設定荷重調整装置が提案された(特開昭53
―32535号)。
これを詳述すると第1図に示すように、懸架用
スプリング7の一端を担持し操作レバー20を有
するホルダ5に係合し、かつ下面に係合突起部1
6を有するスリーブ15と、シヨツクアブソーバ
本体1に突設したストツパ10との間に、一端に
高さが段階的に変わりかつ一定方向に係合するカ
ム段面14をもち、他端に一定方向にのみ回動を
許容する同一高さのカム面13をもつカム筒12
を介装し、ホルダ5の操作レバー20を介してス
リーブ15を回動することにより、その突起部1
6を任意のカム段面14a〜14dに移し換えて
懸架用スプリング7の初期設定荷重を自由に調整
できる一方、その逆方向に操作レバー20を回動
することによりこのスプリング初期設定荷重を変
えることなく(即ち、カム段面14に対するホル
ダ5の相対位置が変わらない。)操作レバー20
を任意の位置に移動できるようにしたものであ
る。
スプリング7の一端を担持し操作レバー20を有
するホルダ5に係合し、かつ下面に係合突起部1
6を有するスリーブ15と、シヨツクアブソーバ
本体1に突設したストツパ10との間に、一端に
高さが段階的に変わりかつ一定方向に係合するカ
ム段面14をもち、他端に一定方向にのみ回動を
許容する同一高さのカム面13をもつカム筒12
を介装し、ホルダ5の操作レバー20を介してス
リーブ15を回動することにより、その突起部1
6を任意のカム段面14a〜14dに移し換えて
懸架用スプリング7の初期設定荷重を自由に調整
できる一方、その逆方向に操作レバー20を回動
することによりこのスプリング初期設定荷重を変
えることなく(即ち、カム段面14に対するホル
ダ5の相対位置が変わらない。)操作レバー20
を任意の位置に移動できるようにしたものであ
る。
本発明はこれを更に改良したもので、同一思想
に基づき、構造の簡素化とコストの低減及び操作
性の向上等をはかつた懸架装置の初期設定荷重調
整装置を提供することを目的とする。
に基づき、構造の簡素化とコストの低減及び操作
性の向上等をはかつた懸架装置の初期設定荷重調
整装置を提供することを目的とする。
以下、本発明の実施例を添附図面に基づいて説
明する。
明する。
第2図は本装置の正面図であるが、第1図に示
したものと同一部材には同一符号を附して説明す
る。
したものと同一部材には同一符号を附して説明す
る。
シヨツクアブソーバ本体1にはピストンロツド
2が摺動自在に挿入され、図示しないピストン、
シリンダ室、オリフイスなどにより減衰作用を発
揮する一方、本体1の下端には車輪側に連結する
アンダーブラケツト3が、またピストンロツド2
の先端には車体側に連結するアツパーブラケツト
4が各々設けられる。
2が摺動自在に挿入され、図示しないピストン、
シリンダ室、オリフイスなどにより減衰作用を発
揮する一方、本体1の下端には車輪側に連結する
アンダーブラケツト3が、またピストンロツド2
の先端には車体側に連結するアツパーブラケツト
4が各々設けられる。
そして、本体1とピストンロツド2との間に
は、ホルダ5,6を介して懸架用スプリング7が
介装され、車輪側に作用する衝撃を吸収する。筒
状の本体1の外周には、割溝9を有するガイド筒
8が嵌挿され、本体1に突設したストツパ10に
係止溝11を介して係合し、ガイド筒8の回転を
阻止されている。
は、ホルダ5,6を介して懸架用スプリング7が
介装され、車輪側に作用する衝撃を吸収する。筒
状の本体1の外周には、割溝9を有するガイド筒
8が嵌挿され、本体1に突設したストツパ10に
係止溝11を介して係合し、ガイド筒8の回転を
阻止されている。
ガイド筒8の外側からカム筒12が相対回転自
由に挿入され、このカム筒12はその上下端面に
カム面13と14が形成され、そのうち上方のカ
ム面13は後述するホルダ5の突起部5aが係合
するにあたり、高さが一定で、しかも一方向にの
み間欠的に回転しうるようにラチエツト爪状に形
成してある。
由に挿入され、このカム筒12はその上下端面に
カム面13と14が形成され、そのうち上方のカ
ム面13は後述するホルダ5の突起部5aが係合
するにあたり、高さが一定で、しかも一方向にの
み間欠的に回転しうるようにラチエツト爪状に形
成してある。
また、下方のカム面14は、段階的に高さが異
つたカム段面14a,14b,14c,14dに
形成してあり、前記ストツパ10が、このカム段
面14a〜14dに係合するにあたり、カム筒1
2は低い谷の段面14dから高い谷の段面14a
に向けては移動できるが、逆方向には回動不可能
なように、ちようど前記上方カム面13のラチエ
ツト爪と同じようになつている。
つたカム段面14a,14b,14c,14dに
形成してあり、前記ストツパ10が、このカム段
面14a〜14dに係合するにあたり、カム筒1
2は低い谷の段面14dから高い谷の段面14a
に向けては移動できるが、逆方向には回動不可能
なように、ちようど前記上方カム面13のラチエ
ツト爪と同じようになつている。
そして、両カム面13と14との関係は、スト
ツパ10に対するカム段面14a〜14dを変更
すべく方向にカム筒12を回動させる時は、突起
部5aに対してカム面13が固定的に係合し、ホ
ルダ5とカム筒12とは一体的に回動するが、逆
にストツパ10とカム段面14a〜14dが係合
する方向には、突起部5aがカム面13を乗り越
えホルダ5のみの回動を許容するようになつてい
る。
ツパ10に対するカム段面14a〜14dを変更
すべく方向にカム筒12を回動させる時は、突起
部5aに対してカム面13が固定的に係合し、ホ
ルダ5とカム筒12とは一体的に回動するが、逆
にストツパ10とカム段面14a〜14dが係合
する方向には、突起部5aがカム面13を乗り越
えホルダ5のみの回動を許容するようになつてい
る。
このようにカム筒12に対して作用する突起部
5aは第3図及び第4図に示すように、操作レバ
ー20を一体的に有するホルダ5と一体成形され
ている。
5aは第3図及び第4図に示すように、操作レバ
ー20を一体的に有するホルダ5と一体成形され
ている。
即ち、突起部5aはホルダ5の内周面5bから
突設された舌片5a′(図中鎖線で示した部分)を
内側下方へプレスすることにより成形されると共
に、突起部5aがガイド筒8外周と摺接する内周
面5bより突出しないよう肉厚分だけ外方へ切欠
いた部分5cより成形される。
突設された舌片5a′(図中鎖線で示した部分)を
内側下方へプレスすることにより成形されると共
に、突起部5aがガイド筒8外周と摺接する内周
面5bより突出しないよう肉厚分だけ外方へ切欠
いた部分5cより成形される。
なお、本実施例ではカム筒12は軸方向からみ
ると対称的に形成され、これに伴つてストツパ1
0及び突起部5aも同じく対称的に2個づつ形成
されている。また、カム面14は4つの段面14
a〜14dとしたが、必要に応じて任意に増減で
きるのは当然である。
ると対称的に形成され、これに伴つてストツパ1
0及び突起部5aも同じく対称的に2個づつ形成
されている。また、カム面14は4つの段面14
a〜14dとしたが、必要に応じて任意に増減で
きるのは当然である。
次に本発明の作用について説明する。
図示状態は、懸架用スプリング7の初期設定荷
重の最も大きいときの、ストツパ10とカム筒1
2のカム面14との位置関係を示している。
重の最も大きいときの、ストツパ10とカム筒1
2のカム面14との位置関係を示している。
そして、スプリング初期設定荷重は、ホルダ5
と6との初期間隔が大きくなるほど減少する。
と6との初期間隔が大きくなるほど減少する。
いま、このスプリング初期設定荷重を小さくす
るには、ストツパ10に対するカム段面14aが
図示しない裏側に対称的に形成されたカム段面1
4dに移動するようにカム筒12を回動させれば
よく、この時突起部5aとカム面13とは係合関
係にあるため操作レバー20に追従してカム筒1
2が一体的に回動しカム段面14dにストツパ1
0が移行する。
るには、ストツパ10に対するカム段面14aが
図示しない裏側に対称的に形成されたカム段面1
4dに移動するようにカム筒12を回動させれば
よく、この時突起部5aとカム面13とは係合関
係にあるため操作レバー20に追従してカム筒1
2が一体的に回動しカム段面14dにストツパ1
0が移行する。
このようにしてカム筒12の回転でカム段面1
4dに乗り換われば、カム段面14aとの高さの
差だけホルダ5は下方に移動し、この結果、スプ
リング7の初期設定荷重を弱めることができる。
4dに乗り換われば、カム段面14aとの高さの
差だけホルダ5は下方に移動し、この結果、スプ
リング7の初期設定荷重を弱めることができる。
尚、第1図に示した従来装置にあつては、カム
筒12のカム段面14がホルダ5の突起部16と
対向しており、ストツパ10により常時一定の高
さに保持されるカム筒12に対してホルダ5の回
動量に応じてスプリング7の設定荷重を変化させ
る構成となつているため、ホルダ5とストツパ1
0とのあいだの間隔はカム筒12の最大長相当よ
りも小さくすることができず、それだけ荷重調整
装置の軸方向寸法が長くなるので、スプリング7
の全長や特性についての設計自由度が小さくなつ
てしまうという問題が生じるが、この点本発明で
はカム段面14とストツパ10とのあいだの位置
関係に応じてホルダ5を上下に移動させるように
したので、ホルダ5とストツパ10とのあいだの
最小間隔をカム筒12の最短部分相当にまで近付
けられ、従つて前述の問題を解消することができ
る。
筒12のカム段面14がホルダ5の突起部16と
対向しており、ストツパ10により常時一定の高
さに保持されるカム筒12に対してホルダ5の回
動量に応じてスプリング7の設定荷重を変化させ
る構成となつているため、ホルダ5とストツパ1
0とのあいだの間隔はカム筒12の最大長相当よ
りも小さくすることができず、それだけ荷重調整
装置の軸方向寸法が長くなるので、スプリング7
の全長や特性についての設計自由度が小さくなつ
てしまうという問題が生じるが、この点本発明で
はカム段面14とストツパ10とのあいだの位置
関係に応じてホルダ5を上下に移動させるように
したので、ホルダ5とストツパ10とのあいだの
最小間隔をカム筒12の最短部分相当にまで近付
けられ、従つて前述の問題を解消することができ
る。
一方、操作レバー20はこの段階においては、
少なくとも最初の位置とは異ることになり、仮に
これを元に戻すには、前記操作時と逆方向に回動
してやる。このとき、カム面14はストツパ10
に対してこの方向には係合関係を保ち、逆に上方
のカム面13は突起部5aにこの方向の移動を許
容すると共に、カム面13の高さが同一であるの
で、カム面14に対するホルダ5の相対位置を変
えることなく、換言するとスプリング設定荷重を
変えることなく、操作レバー20を任意の位置に
移すことができる。つまり操作レバー20をじや
まにならない位置に自由に移動できるのである。
少なくとも最初の位置とは異ることになり、仮に
これを元に戻すには、前記操作時と逆方向に回動
してやる。このとき、カム面14はストツパ10
に対してこの方向には係合関係を保ち、逆に上方
のカム面13は突起部5aにこの方向の移動を許
容すると共に、カム面13の高さが同一であるの
で、カム面14に対するホルダ5の相対位置を変
えることなく、換言するとスプリング設定荷重を
変えることなく、操作レバー20を任意の位置に
移すことができる。つまり操作レバー20をじや
まにならない位置に自由に移動できるのである。
ちなみに、従来装置では操作レバー20を任意
の位置に移動させる際に、ホルダ5と係合したカ
ム筒12をストツパ10に対して空転させる構成
となつており、つまりホルダ5とカム筒12とが
一緒になつて回動する構成であるためそれだけ操
作力が重くなるのであるが、本発明ではストツパ
10に係合したカム筒12に対してホルダ5が空
転するので、操作レバー20の操作力が比較的軽
くなるという利点がある。
の位置に移動させる際に、ホルダ5と係合したカ
ム筒12をストツパ10に対して空転させる構成
となつており、つまりホルダ5とカム筒12とが
一緒になつて回動する構成であるためそれだけ操
作力が重くなるのであるが、本発明ではストツパ
10に係合したカム筒12に対してホルダ5が空
転するので、操作レバー20の操作力が比較的軽
くなるという利点がある。
尚、カム筒12及びホルダ5の内部にガイド筒
8を挿入してあるが、このガイド筒8は割溝9に
より半径方向に若干の拡がりが可能で、本体1の
端部1′が多少膨径としてあつても、組立時に本
体1に容易に挿入できるので、このため膨径端部
1′に干渉することなくカム筒12やホルダ5を
挿入でき、かつこれらと本体1との間のガタツキ
も防ぐことができる。さらに、このガイド筒8は
本体1の外周の保護にも役立ち、カム筒12やホ
ルダ5の回動時に本体表面の塗装面の損傷を防
ぐ。また、上記カム筒12のカム段面14a〜1
4dは、カム筒12の全周にわたつて次々に形成
されているので、同一方向に回転させていけば、
元の設定位置に戻すことができるのであり、この
ようにして、いつたん強くしたスプリング荷重を
元に戻すこともできる。
8を挿入してあるが、このガイド筒8は割溝9に
より半径方向に若干の拡がりが可能で、本体1の
端部1′が多少膨径としてあつても、組立時に本
体1に容易に挿入できるので、このため膨径端部
1′に干渉することなくカム筒12やホルダ5を
挿入でき、かつこれらと本体1との間のガタツキ
も防ぐことができる。さらに、このガイド筒8は
本体1の外周の保護にも役立ち、カム筒12やホ
ルダ5の回動時に本体表面の塗装面の損傷を防
ぐ。また、上記カム筒12のカム段面14a〜1
4dは、カム筒12の全周にわたつて次々に形成
されているので、同一方向に回転させていけば、
元の設定位置に戻すことができるのであり、この
ようにして、いつたん強くしたスプリング荷重を
元に戻すこともできる。
更に、本実施例によれば前述した出願のものに
於ける突起部16が形成されたスリーブ15を廃
止し、ホルダ5に突起部を一体成形して、スプリ
ング受けとカム筒12の回転の両機能を持たせた
ので、構造の簡略化と部品点数の削減でコストの
低減化が図れる。
於ける突起部16が形成されたスリーブ15を廃
止し、ホルダ5に突起部を一体成形して、スプリ
ング受けとカム筒12の回転の両機能を持たせた
ので、構造の簡略化と部品点数の削減でコストの
低減化が図れる。
以上説明したように本発明によれば、操作レバ
ーを回動することによりストツパ10を任意のカ
ム段面に移し換えて懸架用スプリング初期設定荷
重を自由に調整できる一方、その逆方向に操作レ
バーを回動することによりこのスプリング初期設
定荷重を変えることなく、操作レバーを任意の位
置に移動できるので、操作レバーが車体、車輪な
どと干渉するのを確実に防止できるという効果が
ある。
ーを回動することによりストツパ10を任意のカ
ム段面に移し換えて懸架用スプリング初期設定荷
重を自由に調整できる一方、その逆方向に操作レ
バーを回動することによりこのスプリング初期設
定荷重を変えることなく、操作レバーを任意の位
置に移動できるので、操作レバーが車体、車輪な
どと干渉するのを確実に防止できるという効果が
ある。
また本発明は、ホルダに突起部を一体成形しス
プリング受けとカム筒の回転の両機能を持たせた
ので、装置の簡略化とコストの低減が図れるとい
う利点がある。
プリング受けとカム筒の回転の両機能を持たせた
ので、装置の簡略化とコストの低減が図れるとい
う利点がある。
さらに本発明によれば、調整装置としての全長
が従来装置よりも短縮するので、それだけ懸架ス
プリングの設計自由度が増し、また操作レバーを
任意の位置に移動させる際にカム筒に対してホル
ダを空転させるようにしたので、移動操作の際の
操作力を従来よりも軽減できるという利点もあ
る。
が従来装置よりも短縮するので、それだけ懸架ス
プリングの設計自由度が増し、また操作レバーを
任意の位置に移動させる際にカム筒に対してホル
ダを空転させるようにしたので、移動操作の際の
操作力を従来よりも軽減できるという利点もあ
る。
追加の関係
この発明は、特許第1296607号(特願昭51―
106400号)の発明の懸架用スプリングの一端を担
持し操作レバーを有するホルダに係合したスリー
ブと、シヨツクアブソーバ本体に突設したストツ
パとの間に位置して、前記本体に回動可能にカム
筒を介装し、該カム筒の一周端は高さが段階的に
変化しかつ一方向に係合するカム段面を、他周端
は一方向にのみ回動を許容する一定高さのカム面
をそれぞれ有することを特徴とする懸架装置の初
期設定荷重調整装置の発明を主たる構成として同
一の目的を達成する懸架装置の初期設定荷重調整
装置の発明である。
106400号)の発明の懸架用スプリングの一端を担
持し操作レバーを有するホルダに係合したスリー
ブと、シヨツクアブソーバ本体に突設したストツ
パとの間に位置して、前記本体に回動可能にカム
筒を介装し、該カム筒の一周端は高さが段階的に
変化しかつ一方向に係合するカム段面を、他周端
は一方向にのみ回動を許容する一定高さのカム面
をそれぞれ有することを特徴とする懸架装置の初
期設定荷重調整装置の発明を主たる構成として同
一の目的を達成する懸架装置の初期設定荷重調整
装置の発明である。
第1図は従来装置の要部正面図、第2図は本発
明の正面図、第3図はホルダの平面図、第4図は
その側面図である。 7…懸架用スプリング、20…操作レバー、5
…ホルダ、5a…突起部、1…シヨツクアブソー
バ本体、10…ストツパ、12…カム筒、14…
カム段面、13…カム面、9…割溝、8…ガイド
筒、5c…切欠き部分。
明の正面図、第3図はホルダの平面図、第4図は
その側面図である。 7…懸架用スプリング、20…操作レバー、5
…ホルダ、5a…突起部、1…シヨツクアブソー
バ本体、10…ストツパ、12…カム筒、14…
カム段面、13…カム面、9…割溝、8…ガイド
筒、5c…切欠き部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 懸架用スプリングの一端を担持し操作レバー
を有するホルダに係合用突起部を一体形成し、該
ホルダとシヨツクアブソーバ本体に突設したスト
ツパとの間に位置して、前記本体に回動可能にカ
ム筒を介装すると共に該カム筒の、前記ストツパ
と係合する側の一周端を高さが段階的に変化しか
つ一方向に係合するカム段面に、ホルダの係合用
突起部と係合する側の他周端を一方向にのみ回動
を許容する一定高さのカム面にそれぞれ形成した
ことを特徴とする懸架装置の初期設定荷重調整装
置。 2 シヨツクアブソーバ本体に挿入した割溝を有
するガイド筒に、前記カム筒及びホルダを回動自
在に挿入してなる特許請求の範囲第1項に記載の
懸架装置の初期設定荷重調整装置。 3 前記突起部はホルダ内周面より突出しないよ
うにその肉厚分だけ外方へ切欠いた部分より成形
される特許請求の範囲第1項または第2項の何れ
かに記載の懸架装置の初期設定荷重調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP376079A JPS5594808A (en) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | Initial setting load adjuster of suspension system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP376079A JPS5594808A (en) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | Initial setting load adjuster of suspension system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5594808A JPS5594808A (en) | 1980-07-18 |
JPS6153241B2 true JPS6153241B2 (ja) | 1986-11-17 |
Family
ID=11566124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP376079A Granted JPS5594808A (en) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | Initial setting load adjuster of suspension system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5594808A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6444847U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | ||
JPH0277149U (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-13 | ||
JPH0314743A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-23 | Takumi Sugiura | 車両用ヘッドランプ装置 |
JPH0373238U (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-24 | ||
JPH04146830A (ja) * | 1990-10-08 | 1992-05-20 | Gensho Ri | 前照灯の回動方法及びその装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5332535A (en) * | 1976-09-06 | 1978-03-27 | Kayaba Industry Co Ltd | Initial set load regulator for suspension |
-
1979
- 1979-01-16 JP JP376079A patent/JPS5594808A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5332535A (en) * | 1976-09-06 | 1978-03-27 | Kayaba Industry Co Ltd | Initial set load regulator for suspension |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6444847U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-17 | ||
JPH0277149U (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-13 | ||
JPH0314743A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-23 | Takumi Sugiura | 車両用ヘッドランプ装置 |
JPH0373238U (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-24 | ||
JPH04146830A (ja) * | 1990-10-08 | 1992-05-20 | Gensho Ri | 前照灯の回動方法及びその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5594808A (en) | 1980-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4186905A (en) | Retractable truck mirror | |
US3984119A (en) | Suspension for two-wheeled vehicle | |
US4399857A (en) | Roller assembly fitting device for use in a roller blind | |
US5009533A (en) | Propelling pencil with cushion sleeve | |
US7000972B2 (en) | Sun visor for use with vehicles | |
JPS6078667U (ja) | 手押車のハンドル高さ調整機構 | |
JPS6153241B2 (ja) | ||
US5836707A (en) | Side knock type mechanical pencil | |
US3750492A (en) | Energy absorbing shift lever | |
GB2188371A (en) | Connection of acceleration pedal to a vehicle engine regulator | |
US4786197A (en) | Twist actuated writing instrument | |
US4669904A (en) | Writing instrument with weight actuation | |
JPH0624236Y2 (ja) | 固定装置 | |
JPS6018594B2 (ja) | 懸架装置の初期設定荷重調整装置 | |
JPS627001B2 (ja) | ||
JPS6210842B2 (ja) | ||
US4223951A (en) | Mounting structure for a hub cap or a wheel cap | |
JPS6112436Y2 (ja) | ||
JPS6116216Y2 (ja) | ||
JPH0527338Y2 (ja) | ||
JPH0412270Y2 (ja) | ||
JP2507350Y2 (ja) | 油圧緩衝器のばね荷重調整装置 | |
JPS6367055B2 (ja) | ||
JPH0615751Y2 (ja) | 筆記具のクリップ取付構造 | |
JP2561592Y2 (ja) | シャープペンシル |