JPS6153178A - 多孔質セラミツク構造体の製造方法 - Google Patents

多孔質セラミツク構造体の製造方法

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JPS6153178A
JPS6153178A JP17552784A JP17552784A JPS6153178A JP S6153178 A JPS6153178 A JP S6153178A JP 17552784 A JP17552784 A JP 17552784A JP 17552784 A JP17552784 A JP 17552784A JP S6153178 A JPS6153178 A JP S6153178A
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JP
Japan
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ceramic
foam
porous ceramic
filter
mold
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Pending
Application number
JP17552784A
Other languages
English (en)
Inventor
均 吉田
浩史 渡辺
岡本 康英
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばディーゼルエンジンの排気ガス中の微
粒子を捕集するのに用いる多孔質セラミック構造体の製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、有機物発泡体(例えばポリウレタンフォーム)の
骨格にセラミックスラリ−を付着させ、乾燥、焼成する
工程よりなる多孔質セラミック構造体の製造方法におい
て、第7図は、セル膜のない有機物発泡体10、例えば
発泡ポリウレタンフオームの三次元網目状骨格の一部で
ある。骨格の多くは、円弧で3方向から囲んだようなく
びれた三角形の断面11を有している。これにセラミッ
クスラリ−を付着して乾燥、焼成したセラミ・ツク骨格
の断面は、第8図に示すように中心部に有機物発泡体1
0の焼失した跡が空洞21となって残っている。そのた
め、セラミック骨)各20にクランク22が入りやすく
、強度を下げていることがわかっている。
そこで、特開昭57−149862号公報に記載されて
いるごとく、セラミック骨格の空洞を埋める方法がある
。これば、一度焼成によって得たセラミック構造体に再
度セラミックスラリ−を浸入させるのである。
一方は、特開昭54−3110号公報に記載されている
ごと、有機物発泡体の出発材料にセラミック混合して発
泡し、こうして得た発泡体を焼成する方法がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記前者の方法はセラミック化の工程が2度必要である
とともに、材料の選択が必要であり、製造方法そのもの
が複雑である。
一方、後者の方法では、発泡体原料に混合するセラミッ
クの母を多くする必要があるため、発泡倍率が小さくな
って連通孔が少な(なる。
本発明は、上記の諸問題を解決しようとするものである
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、予め内部にセラミックを含有した有機物発泡
体を用い、この発泡体にセラミックスラリ−を付着させ
、乾燥、焼成するものである。
(実施例) まず、第2図において、本発明のフィルタを用いた微粒
子捕集装置について説明する。その装置は内燃機関特に
ディーゼル機関4の排気集合管5に接続され、排気集合
管5に連通ずる排気ガス流入口3a及び同流出口3bを
持った金属容器3を具備し、その内部に微オ立子捕集用
のフィルタ1とこのフィルタ1の排気ガス入口側端面に
結合した電気ヒータ2とを有する。電気ヒータ2はフィ
ルタ1に捕集された微粒子を燃焼させてフィルタ1を再
生するもので、バッテリ6による通電が制御回路7によ
り制御される。制御は、フィルタ1の圧力損失、燃料消
費量、走行距離などを測定する各種センサからの入口信
号により行われる。
機関4からの排気ガスは流入口3aを通って補集装置の
容器内に流入し、フィルタ1を通過して流出口3bによ
り流出する。排気ガスがフィルタ1を通過する際、同排
気ガス中のカーボン微粒子はフィルタ1に捕集され除去
される。
フィル1は、第3図(a)、 (b)に示す如く、三次
元網目状骨格をもつ多孔質セラミック51よりなる多数
の隔壁52に隔置された多数の通路53,55を有し、
全体として筒状のハニカム構造をもち、その両端に開口
する通路を交互に閉塞することにより通路内に流入した
排気ガスが前記三次元網目状骨格の空間54を経て隣接
する他の通路55へ流出するような構造となっている。
次に、上記構造のフィルタの具体的な本発明製造方法を
示す。
第4図は本発明に使用される成形型容器部を図示したも
のであり第4図(a)は平面図、第4図(b)は軸断面
図である。成形型容器部60は基盤状に区画した1つ置
きの区画においてその区画面桓よりも小さな新面を有す
る。柱状部材61を垂直に固着した端面62と側壁63
とからなり、他のajjJ面は開口されている。一方、
第5図は、本発明に使用される成形型蓋部を図示したも
のであり、第5図(a)は平面図、第5図(b)は軸断
面図である。成形型蓋部70は、前記成形型容器部60
と同様に柱状部材61を垂直に固着した平板蓋62から
なる。柱状部材61の取付位置は、成形型容器部60に
おいて柱状部材61が取付けられてない格子状区画に取
付ける。また成形型蓋部60の平板には各区画に連通穴
74が設けられ、平板の側周には組付穴75が設けられ
ている。そして成形型容器部60と成形型蓋部70とを
組合せて成形型を作成する。
第6図は組合わされた成形型の軸断面を示したものであ
る。成形型の内部は製造されるべきハニカム型多孔質セ
ラミックと同一形状のキャビティ80が形成される。成
形型蓋部70と成形型容器部60とは所定の組合せがな
されるべく成形型1部70の例年に設けた組付穴75を
通してビス81によって取り“はずし自在に固着される
予め離形剤が内部に塗布された第6図に示す組み合わさ
れた成形型に1つ置きに選択された連通孔74からキャ
ビティ80内にウレタンフオーム原料液を注入する。こ
の材料はポリオール100部、イソシアネート30〜4
0部、および合成コーディエライト粉末5〜40部を均
一に混合攪拌して得られるものである。この原料を上記
キャビティ80で発泡させ、120℃で20〜60分加
熱し硬化させる。その後に成形型容器部60と成形型蓋
部70を取りはずしてハニカム構造のウレタンフオーム
成形体を得る。
以上の手段によって作成したハニカム構造のウレタンフ
オーム成形体は三次元網目状をなす骨格間にセル膜とよ
ばれるN、膜を有するのでこのウレタンフオーム成形体
を容器中に設置し可燃性ガスと空気又は酸素を導入して
これに火花点火しセル膜を燃焼させて除去あるいは、水
酸化ナトリウムなどの強アルカリ溶液にウレタンフオー
ム成形体を浸漬して、セル膜を劣化させて除去した。次
に、燃焼によりコージェライト組成となるMgO。
Aβ203,5i02を含む粉末100部と水60〜8
0部とポリビニルアルコール6〜10部とを混合攪拌し
たセラミックスラリの中に前記成形体を含浸し、余分な
スラリーを遠心分離などの操作により除いた後、100
〜200″Cで加熱乾燥させ、この浸漬、乾燥を1回ま
たは複数回繰り返した。
次に、前述した、スラリー含浸のウレタンフオームを1
300〜1470℃の温度で2〜6時間焼成した。これ
により三次元網目状構造のセラミック骨格より成るハニ
カム構造の多孔質セラミックフィルタを得た。
このように製造されたものは第1図に示す如く、骨格の
中に少なくとも90%以上の突孔を有する部分31を作
成することができる。例えば、ウレタン原料、ポリオー
ル、イソシアネートを混合したウレタン原料140部に
対し合成コープイライト40部を混合させたとき、体積
%では合成コープイライトがおよそ10%しか占有しな
いものである。それを焼成してもこの割合は殆ど変化し
ない。そのため形成された31の部分は90%以上の空
孔を有するものである。
また、このときウレタン原料にセラミックスラリ−を付
着したものが燃焼されるとき、ウレタン原料中に含有さ
れたセラミック材料はセラミックスラリ−が付着してい
た側に移動し、焼結割合が大きい層32を形成する。そ
の結果、31の突孔を有するにも拘わらず、31の周囲
が強固に補強されたものとなり、その結果、焼成体の強
度が向上するものである。30は骨格を示している。
ところで、上述した実施例のごとく発泡体原料中にコー
ディエライトを用いたもの、S i 3 N 4ウイス
カー、SiCウィスカーを用いたもののアイソスタティ
ック強度試験を行った。この結果を表1に示す。なお、
この強度試験の容量は次のようである。
表1 円柱状の構造体のまわりを、ポリエチレンフィルムとゴ
ムシートで順次包み、上記構造体の両端面に形状の合致
する全屈治具を固定して、構造体を密封した。次にこれ
を水中に決めて周囲がら水圧を加えていき、構造体が破
壊される時の静水圧を読みとった。
本発明は上述の実施例に限定されず、次のような種々の
変更が可能である。
(1)柱状部材61の断面形状は実施例に限定されるこ
とな(、種々の形状が考えられる。
(2)キャビティ80内にて成形される有機物発泡体は
ウレタンフオームに限らず、種々の発泡材料を用いるこ
とができる。
(3)フィルタ部材1の材質もコーディエライトに限ら
ず、種々のセラミック材料を用いることができる。
(4)母材となるウレタンフオームとして自由空間にて
発泡させたバルク状発泡体を用いて、この発泡体に線状
ヒータ、シース型柱状発熱体、レーザ光などの熱的な作
用を加えて、所望の外観形状、入口側、出口側通路の成
形を行ない実施例と同一構造のウレタンを得てもよい。
(5)バルク状の三次元網目状構造セラミック体の各端
面より例えばダイヤモンド粉末で表面を被覆したドリル
など硬度の高いものを内部に向けて進行させ、物理的な
力により所望の入口側、出口側進路を形成してもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明においては、製造工程が比較
的簡単な上に、強度の高い多孔質セラミック構造体を得
ることができる。また、有機物発泡体原料に多量のセラ
ミックを混合する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって得られた構造体の骨格を示す斜
視図、第2図は本発明の説明に供する微粒子捕集装置を
示す断面図、第3図は第2図のフィルタを示すもので、
第3図(alは断面図、第3図(b)は第3図(a)の
骨格部分の模式図、第4図および第5図は本発明の説明
に供する型を示すもので、各図ta)は平面図、山)は
各A−A、B−B断面図、第6図は第4.5図を組合せ
た状態を示す断面図、第7図及び第8図は従来の説明に
供する斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機物発泡体にセラミツクスラリーを付着させ、乾
    燥、焼成して得られる多孔質セラミツク構造体の製造方
    法であつて、 前記有機物発泡体として、予め内部にセラミツクを含有
    した有機物発泡体を用いた多孔質セラミツク構造体の製
    造方法。 2 前記有機物発泡体は、該発泡体材料とセラミツクと
    を均一に混合して発泡させることにより作成される特許
    請求の範囲第1項記載の多孔質セラミツク構造体の製造
    方法。
JP17552784A 1984-08-22 1984-08-22 多孔質セラミツク構造体の製造方法 Pending JPS6153178A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040233A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Nippon Tsushinki Kk ラベルシート
JP2009180599A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Ngk Insulators Ltd 挿入孔を有するハニカム構造体の強度測定方法

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JP2008040233A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Nippon Tsushinki Kk ラベルシート
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